JPS61296192A - 製紙用スクリ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、製紙業界において、紙料の精選。

洗滌に用いる製紙用スクリーン。詳しくけ、スクリーン
枠の運動により水の吹き上げを起させて、紙料や異物を
送らせるように改良した製紙用スクリーンに関するもの
である。

従来の技術 従来、製紙用スクリーンとして、図面第１３図に示すも
のが公知であり、このものけ槽８内に浮動的支持手段９
によりスクリーン枠ｔｏ　ｔ　吊設して、このスクリー
ン枠１０を揺振手段１１により揺振すせ、スクリーンプ
レート１２の一端へ供給された処理材料をスクリーンプ
レー）　１２の揺振における上下方向の振動により紙料
と混入物との篩分けを行わせると共に、前後方向の振動
分により紙料や異物をス々ＩＪ−ンプレ〜）　１２の他
端へ送って連続処理を行わせたものである。

発明が解決しようとする問題点 前記した従来の製紙用スクリーンけ、スクリーン枠１０
の揺振における前後方向の振動で対象物の送りを行わせ
るから、所期の送り能力を発揮させるためには、スクリ
ーン枠１０の揺振手段１１の回転数を７０　ＯＲ−Ｐ−
Ｍ以上に設定している　。

が、このような高速運転では地面を伝って遠く迄伝幡さ
れる振動が起り、この振動で近隣の住民が眠られないと
言う事態が起り、住宅地にある工場ではその設置ができ
ない問題点があった。

問題点を解決するための手段 本発明に関する製紙用スクリーンは、図面第１図〜第１
２図に示す実施例のように、槽１内に浮動的支持手段３
により吊設して、揺振手段４により揺振させるスクリー
ン枠２と、該スクリーン枠２におけるスクリーンプレー
ト６の下側に対象物の送出方向へ向う傾きで設け、前記
スクリーン枠２の昇降により送出方向への水の吹き上げ
を行わせる多数の小区画室７とを備えさせた構成のもの
である。

作　　　　用 前記のように構成される製紙用スクリーンは、スクリー
ン枠２の揺振手段４を３３　ＯＲ−Ｐ−Ｍ程度の速度で
回転させると、スクリーン枠２はこの速度で揺振され、
その上下方向の振動により紙料と異物との篩分けを行う
と共に、ス／７　Ｉ＋　−ン枠２の上下動はスクリーン
プレート６の下側に設けた小区画室７を水中において昇
降させ、各小区画室７内で水鉄砲の働きをさせるため、
ス〃す゛−ン枠２の、下降時、各小′区画室７からはス
クリーンプレート６を通って斜めに水が吹き上げ、送り
出しの対象物を持ち上げて送出方向へ送り出すから、対
象物はスクリーン枠２の揺振手段４の回転数が前述の通
り遅くても、確実な送り作用を受けてスクリーンプレー
ト６外へ排出されて、しかもこの速度の回転では遠く迄
伝幡される振動を生ずることがないものである。

実　　施　　例 以下に本発明に関する製紙用スクリーンの実”施の−例
を図面に基いて説明する。

−図面第１図において工は槽で、その中に白水又奄′水
を溜めさせる。

２はスクリーン枠で、前記した槽ｌの中へばね等の浮動
的支持手段３により、上下１前後の方向へ自由に揺振さ
れるように吊設して、偏心式等の揺振手段４により揺振
させるようにしてあり、このスクリーン枠２は、その側
面形状を第２図のように紙料の入口側は平で、出口側が
上ね傾斜とな芯ように形成するか、第３図のように全体
を紙料の入口側より出口側が高くなる□ように傾斜させ
た形状か、第４図のようにその全面が平で、後側に排出
溝５を設けた形状か、或は第Ｓ図に示すように全体を平
にして、両端に排出溝５．５を設けた形状に形成する。

′６はスクリーンプレートで、前記ス／＞　１１−　ン
枠２内に張設して、紙料の篩分けを行わせるもので、こ
のスクリーンプレート６は、紙料をス〃１】−ンプレー
ト６上に残し、インキ、クレー、灰分等をスクリーンプ
レート６を通す紙料洗滌の場谷は、第４図に示すような
金網か、合成樹脂網を用い、ごみをスフ１１−ンプレー
ト６の上に残し、紙料をスフ７１Ｊ−ンプレート６を通
す紙料の仕分けの場合は、第７図に示す穿孔板か、第ｇ
図に示すスリ、）板を用いる。

７け前記したスクリーンプレート６の下側に設けた多数
の小区画室で、第９図及び第７０図に示すように丸、四
角、その他三角、菱形、多角形等の多数のパイプａを相
互の接触部により接合して形成するか、第１／図に示す
板すを相欠き等の手段で組合せて形成するか、或は多数
の板すを第１−図のように平行に並べて形成するもので
、これら各小区画室７は図面各図に示すように対象物の
送出方向へ傾斜させて、ス〃ＩＪ−ン枠２の揺振に伴う
上下の振動により、上昇時はその中で水が下へ引かれ、
下降時は上へ突き上げられて、スクリーンプレート６の
上方へ斜めに吹き上げる水鉄砲の作用を行わせるもので
あるから、なるべく断面積は小さい方が良いが、小さい
程製造は困難で高価に々るから、なるべく効果があって
価格も安くつぐ断面積をス〃り一ンプレート６の大きさ
や紙料の濃度その他の条件を勘案して設定するものとす
る。

前記実施例に示す製紙用スクＩＪ−ンは、ス〃１】−ン
プレート６の下側に、上下運動させると水鉄砲のような
働きをする多数の小区画室７を傾けて形成したから、揺
振手段４を有害振動を生じない低速度で回転させても、
斜め方向の水の吹き上げだけで対象物を所要速度で確実
に送ることができた。

発明の効果 本発明に関する製紙用スクリーンは、スクリーンプレー
トの下側に多数設けた小区画室で斜方向の水の吹入上げ
を起させ、この吹き上げ水によってスクリーンプレート
上の対象物を送らせるものであるから、スクリーンプレ
ートの揺振手段の回転数を従来の半分以下に抑えても、
対象物の送りは確実に行われて、しかも地面を遠く迄伝
って安眠を妨害するような振動を生ずることが々いから
、住宅地の工場に設置して深夜運転することもできる特
有の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に関する製紙用スクリーンプレートの突
流の一例を示す縦断側面図。第一図〜第Ｓ図は同上にお
けるスクリーン枠の各側を示す縦断側面図。第を図〜第
ｇ図は同上におけるスクリーンプレートの各側を示す一
部分の平面図。第９図〜第７．２図は同上に診ける小区
画室の各側を示す一部分の平面図。第７３図は従来の製
紙用ス／Ｆ　Ｉ＋−ンを示す縦断側面図である。 図中１は糟、２はス〃１１−ン枠、３は浮動釣竿 早 早 第 第

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 槽内に浮動的支持手段により吊設して、揺振手段により
   揺振させるスクリーン枠と、該スクリーン枠におけるス
   クリーンプレートの下側に対象物の送出方向へ向う傾き
   で設け、前記スクリーン枠の昇降により送出方向への水
   の吹き上げを起させる多数の小区画室とを備えさせたこ
   とを特徴とする製紙用スクリーン。