JPS5928708Y2 - 振動篩 - Google Patents

振動篩

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JPS5928708Y2
JPS5928708Y2 JP1976049897U JP4989776U JPS5928708Y2 JP S5928708 Y2 JPS5928708 Y2 JP S5928708Y2 JP 1976049897 U JP1976049897 U JP 1976049897U JP 4989776 U JP4989776 U JP 4989776U JP S5928708 Y2 JPS5928708 Y2 JP S5928708Y2
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JP
Japan
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sieve
mesh
frame
vertical
particles
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976049897U
Other languages
English (en)
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JPS52140476U (ja
Inventor
三哉 東倉
実 青木
Original Assignee
荏原工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 荏原工機株式会社 filed Critical 荏原工機株式会社
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発振機などにより振動させながらばらものの
篩分けを行なう振動篩に関するものである。
一般の振動篩ニア・いて、処理物の投入→拡散→成層→
篩分けの過程を経て仕事が行われる。
特に従来の篩分は方法では、広範囲の粒度構成を有する
処理物の網上粒子の層厚によって、金網の上にさらにも
う一つの障害物の層が存在することとなり、上記の篩分
は過程の大きな弊害となっていた。
特に現在使用されている容量計算には処理物の移動速度
、層厚の問題が無視されており、処理量、効率等の性能
に大きな問題を残す欠点があった。
これを解決するために任意の長さの篩網を数段急傾斜さ
せてフレームに取付け、各段の篩網への処理物負荷分布
が均等になる15に篩網を取付け、篩面上の処理物の層
厚を一層とし、ふるい分けを容易にし、さらに急傾斜に
したことにより移動速度を早めるような構造のものが用
いられているが篩分は精度が良好なものではな妙・つた
例えば最大40 mmtでの粒度のものを含む砕石を5
mよりも太きいものと小さいものとを篩分けするのに従
来の5wn分離用のメツシュの網目を備えた網篩板1枚
を用いて篩分けした場合の例を第1図aK示す。
第1図aにて実線rは篩分けを行なう前の砕石の粒度分
布を示す。
点線は篩分は後の分布を示し、点線Sにて囲1れ右下り
の・・ツチングを施した部分は網上、点線tにて囲1れ
右上りのハツチングを施した部分は網下の分の砕石粒度
分布を示す。
このように5TrrJnより大きなものが網下げt□混
入し、5wnより小さなものが可成り多く網上げrK混
入し篩分は精度は可成り悪いものである。
これは段数が1段しかないことと、網篩板の上にばらも
のが厚い層をなしており、最下層のもの以外には篩の機
能が及ばないからである。
これを改良するために、いわゆる確率篩が用いられてい
るが、これは直交した網目を持つ網篩板1.2を第3図
の如く傾斜せしめて多段に(図にお・いては2段)配設
したもので、網目は下段の方が細かくなっている。
篩分けの状況を説明するに第2図に示す如く、傾斜方向
に設けられた縦線条3とこれと直角方向の横線条4人な
いし4Eなどより成る網目に粒子が当たる場合、例えば
横線条4Bに当たる粒子はある方向から来るものはその
方向に平行な中心線5よりも4A側のものは当たった後
4A側に落ち網目より小さいものは下に落ちる。
網目より小さいものであっても中心線5より4C側のも
のは当たった後4C側にはね、すぐ4Bと4Cとの間に
落ちるものもあり、さらに4Cに当たるものもある。
横線条4Cに当たるものは同様に、例えば中心線6の方
向に来る粒子は4B側と4D側とに振り分けられる。
このようにして綱篩板1,2は傾斜しているので次々に
横線条にぶつかり、篩分けられて第3図の如く網上7と
網下8として堆積する。
この場合、横線条4A。4Bなどとぶつかつて落下する
ので落下には条件があり、この条件が確率となる。
したがって、最下段の網目は規定粒子の大きさより大き
な網目を必要とする。
この確率篩は傾斜しているので移動速度が早く、それだ
け層を小さくすることができる。
又、数段にしかも網目を下段にいくにしたがい小さくし
ているので、網の上の層を小さくすることができる。
層が小さいことはそれだけ粒子を篩い分けすることが容
易になる。
このような確率篩を用いて前述と同様な砕石の篩分けを
行なった結果を第1図すに示す。
篩分は精度は向上しているが、1だ網上、網下に互に寸
法範囲を超えた砕石がかなり混入しており、性能が良好
であるとは昔だいえないものであった。
これは確率のため網目より落下せずに大きな粒子と一緒
に網上7の中に堆積する場合があること、最下段の網目
が傾斜していることと、及び確率でおこなっているので
この網目を規定粒子より大きくせねばならないので、網
下8に粒子の大きなものも含1れることなどによるもの
である。
本案は、綱篩板の網目を横線条なしの縦線条のみで構成
したことによって従来のものの欠点を除き、篩分は精度
が高くかつ篩分は能力の犬なる振動篩を提供することを
目的とするものである。
本考案は振動可能に支えられたフレーム9の中に複数個
の篩板13,14,15,16,17が間隔を置いて傾
斜して上下に多段に配置されたものにおいて、各篩板を
枠体18内に傾斜した上方から下方に沿った方向即ち粒
子の流れ方向に平行に複数本の縦線条19を配列し、各
縦線条19゜19間にスリットを形成し、且つ傾斜方向
に並べて設けられた複数本の縦線条19.19間には横
線条がなく、複数本の縦線条19.19の間隔が下段の
篩板はど狭くなっていて傾斜角度を大きくしているとと
もに、前記枠体18を支持する前記フレーム9vc発振
機11を設けたことを特徴とする振動篩である。
本考案を実施例につき図面を用いて説明すれば第4図に
おいてフレーム9は吊金具10により弾性的に吊され、
電動あるいは電磁バイブレータ−などの発振機11によ
り振動するようになっている。
このフレーム9の左右の側板間には分散板12及び複数
個(図においては5個)の綱篩板13.14,15,1
6,17が上下に段階をなし、かつ各綱篩板13ないし
17は傾斜して設けられている。
各綱篩板は第5図1.第6図に示すように枠体18に傾
斜方行に平行に多数の縦線条19を張って網目を形成し
ており横線条はない。
また縦線条19の間隔は上段の綱篩板から下段になるに
従い狭く配列されている。
前記発振機11ば2組用い回転方向を逆にし必要な振動
条件を与えることができる。
条線としては縦条線19のほか剛体の幅の狭いバーを並
べて構成してもよい。
運転に当たっては、発振機11によりフレーム9を振動
せしめたる状態でばらものを分散板12に供給すれば、
振動により下方に進むと共に幅方向にも均一に近く分散
し、長上板の綱篩板13上に落下し、振動及び傾斜に1
2で出口側の方向に移動しながら縦線条19の間隔より
小なる粒子は落下して次の下段の綱篩板14上に落ち、
この過程が繰返されて最下段の綱篩板17を通過して落
下したものを網下としてその他を網上とする。
この場合各組篩板は傾斜角度を比較的太にとることがで
きる。
即ち、横線条がないので、網目より小さな粒子がこれに
当たって確率的に網上に送られる可能性が少ない(縦線
条に当たる場合の確率のみによることになる)ので傾斜
を急にして移動速度を犬にし目詰現象が少なく、かつ各
段の縦線条19の間隔を適宜選ぶことによって各段の処
理能力に合った量を各段に分配することができ、移動速
度が早いことと相1って同一供給量に対し綱篩板上のば
らものの層の厚さを薄ぐすることができるし、層の厚さ
を一層分の厚さとすることもでき、この場合には篩分効
率が最も良好となり、従って篩別効力が増大し、また速
度上昇によっても能力が増大するので処理能力は犬とな
り、コンパクトな設計ができまた必要以上の振動を外部
に与えることもなく据付面積も小となってコンパクト化
できる。
また各段共篩分は精度は高く、その上最下段の綱篩板1
7の縦線条19間の間隔は直交網目に比べ分離すべきサ
イズに対して確率上大きくする度合が少く殆んど同一と
することができるので、サイズを超える粒子が通過して
網下に落下する可能性が非常に小さくなって篩分は精度
は良好となる。
このような振動篩により前述の例と同様に砕石を分離し
た結果はその例を第1図Cに示すように篩分けの分離精
度は非常に向上している。
本考案は振動可能に支えられたフレーム9の中に複数個
の篩板13,14,15,16,1γが間隔を置いて傾
斜して上下に多段に配置されたものにおいて、各篩板を
枠体18内に傾斜した上方から下方に沿った方向即ち粒
子の流れ方向に平行に複数本の縦線条19を配列し、各
縦線条19゜19間にスリットを形成し、且つ傾斜方向
に並べて設けられた複数本の縦線条19.19間には横
線条がなく、複数本の縦線条19.19の間隔が下段の
篩板はど狭くなっていて傾斜角度を大きくしているとと
もに、前記枠体18を支持するフレーム9に発振機11
を備えたことにより、篩分は精度が良好で、かつ篩分は
効率、能力が犬で稼動率を大巾に向上し、しかも篩とし
てコンパクトで据付面積も小さい振動篩とすることがで
き、実用上極めて犬なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は篩分精度を示すグラフであり、aは従来の直交
網目の綱篩板1板の場合、bばいわゆる確率篩を用いた
場合、Cは本考案の実施例によるものを示す。 第2図、第3図は横線条を有する確率篩で第2図は詳細
部分断面図、第3図は側面図である。 第4図ないし第6図は本考案の実施例で、第4図は側面
断面図、第5図は斜視図、第6図は一枚の綱篩板の平面
図である。 1.2,13,14,1り、16.17・・・・・・綱
篩板、3・・・・・・縦線条、4A、4B、4C,4D
。 4E・・・・・・横線条、5,6・・・・・・中心線、
7・・・・・・網上、8・・・・・・網下、9・・・・
・・フレーム、10・・・・・・吊金具、11・・・・
・・発振機、12・・・・・・分散板、18・・・・・
・枠体、19・・・・・・縦線条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊金具で振動可能に支えられたフレーム9の中に複数個
    の篩板13,14,15,16,17が間隔を置いて傾
    斜して上下に多段に配置されたものにおいて、各篩板を
    枠体18内に傾斜した上方から下方に沿った方向即ち粒
    子の流れ方向に平行に複数本の縦線条19を配置1ル、
    各縦線条19゜19面にスリットを形成し、且つ傾斜方
    向に並べて設けられた複数本の縦線条19,19間には
    横線条がなく、複数本の縦線条19.19の間隔が下段
    の篩板はど挾くなっていて傾斜角度を大きくしていると
    ともに、前記枠体18を支持する前記フレーム9に発振
    機11を必要な振動条件を与えることができるように設
    けたことを特徴とする振動・篩。
JP1976049897U 1976-04-20 1976-04-20 振動篩 Expired JPS5928708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976049897U JPS5928708Y2 (ja) 1976-04-20 1976-04-20 振動篩

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976049897U JPS5928708Y2 (ja) 1976-04-20 1976-04-20 振動篩

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52140476U JPS52140476U (ja) 1977-10-25
JPS5928708Y2 true JPS5928708Y2 (ja) 1984-08-18

Family

ID=28509070

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976049897U Expired JPS5928708Y2 (ja) 1976-04-20 1976-04-20 振動篩

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JP (1) JPS5928708Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505813A (ja) * 1973-05-18 1975-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505813A (ja) * 1973-05-18 1975-01-22

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Publication number Publication date
JPS52140476U (ja) 1977-10-25

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