JPS61295779A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JPS61295779A
JPS61295779A JP60137517A JP13751785A JPS61295779A JP S61295779 A JPS61295779 A JP S61295779A JP 60137517 A JP60137517 A JP 60137517A JP 13751785 A JP13751785 A JP 13751785A JP S61295779 A JPS61295779 A JP S61295779A
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Japan
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block
difference
frame
circuit
inter
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JP60137517A
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Inventor
Shinichi Maki
新一 牧
Kiichi Matsuda
松田 喜一
Toshihiro Honma
敏弘 本間
Yutaka Fukuda
福田 裕
Takeshi Okazaki
健 岡崎
Takashi Ito
隆 伊藤
Osamu Kawai
修 川井
Toshitaka Tsuda
俊隆 津田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野(第10図、第11図)従来の技術(
第11図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (1)発明の第1実施例 ■第1実施例の構成(第2図〜第4図)■第1実施例の
動作 (2)発明の第2実施例(第5図〜第9図)発明の効果 〔概要〕 画像信号を送信する場合、フレーム間差分値や複合差分
値等の複数の手段による圧縮を並行して行い効率的な方
を採用するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数の予測符号化、方式により最適な予測符号
化を行う様にした符号化装置に関する。
画像信号を伝送する場合、伝送量を圧縮するため種々な
伝送方式があるが、例えばΦフレーム間差分値を伝送す
る方式、■フレーム内差分値を伝送する方式、■複合差
分値を伝送する方式などがある。
■は、第10図に示す如く、画像フレームF1を伝送す
るとき、その1つ前の画像フレームF拳を保持しておき
、各画像フレーム間の同一ブロック例えばP、とPl’
+7とPア′の差を送出する方式である。1ブロフクは
例えば7×7画素で構成され、ブロック内の同一位置の
画素間の差分が送出されるものであり、動きのあまり速
くない場合には大部分の差分が零となるので、この零を
ビット数の小さいデータに変換することにより効率的に
転送することが可能となる。一方、動きが速いときは、
ブロックP、′を上下左右に例えば±3の範囲を移動さ
せた36のブロックと比較してもっともマツチングのよ
いものを使用することになる。
■は、フレーム間の差分てはなくブロック内の隣接画素
部分との差を求めるもので、第11図(8)の場合には
、オール零となる(もっとも最初の値は必要であるが)
、このときも動きが早いときはブロックは上下左右に移
動することになる。
■は■で得られたフレーム間差分値について各ブロック
毎に■の如く隣接画素との差分を求めるものである。
(従来の技術〕 ところで、従来このように画像信号を高能率符号化伝送
する場合、通常は前記■がもっとも効率的なため、最適
ブロックはフレーム間差分値をブロック内で累積した累
積値により前記36の参照ブロック集合中から選んでい
た。
そして前記多数の参照ブロックより最適ブロックを選択
するとき、各ブロック内の累積値のうちもっとも小さな
ものを選んでいた。
ところが、第11図(alに示す如き画像データがあり
、岡山)及び同fQlに示す如き参照ブロックが存在す
るとき、フレーム間差分の値を求めると、同(ト))に
対しては同telの如き状態となり、同(C1に対して
は同+dlの如き状態となる。従ってフレーム間差分の
累積値で参照ブロックを選択すれば(C1が選ばれる。
しかし第11図telを更にそのフレーム内差分をとれ
ば同(flとなり、こちらの方がはるかによいことがわ
かる。それ故、このような場合、フレーム間差分方式よ
りも複合差分方式の方が最適ブロックも(C1より(b
lの方が好ましいことがわかる。
また、第11図(alに示す如きものに対してはフレー
ム内差分をとればオール零となりこちらの方がフレーム
間差分方式より効率的であることがわかる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は、フレーム間差分符号化方式又は複合差分方式の
いずれか一方を固定的に行っているため、必ずしも最適
な符号化にはなっていなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。第1図に於い
て、lはフレーム間差分符号化部1a、複合差分符号化
部1bを含む圧縮データ作成手段、2は符号化方式決定
部であって、フレーム間差分符号化及び複合差分符号化
による圧縮データとを比較し、最適な符号化方式を選択
する。3は符号化部であって、減算器13.14、加算
器16.17、セレクタ19.19′、メモリ9、量子
化器15、フレームメモリ12を有し、セレクタ19.
19′によって、減算器13.14、加算器16.17
、量子化器15によるフレーム間及びフレーム内符号化
方式の切替を行う、一方、フレームメモリ12からの参
照データをフレーム間差分符号化部1a及び複合差分符
号化部1bに人力するとともに、加算器16からの出力
を、フレーム内差分出力として複合差分符号化部1. 
bに接続入力する。
〔作用〕
本発明に於いてフレーム間差分符号化部1aはフレーム
メモリ12の出力と入力信号から各ブロックのブロック
内フレーム間差分符号化を行いブロック内の差分累積値
を求める。
一方、複合差分符号化部1bは、入力信号とフレームメ
モリ12の出力と加算器16の出力により複合差分符号
化を行いブロック内の差分累積値を求める。
符号化方式決定部2では、これらの符号化部1a、■b
からの累積値を比較し累積値が小さい符号化方式を決定
する。
その結果によりセレクタ19.19′を制御する、即ち
、フレーム間符号化を行う場合セレクタ19′はメモリ
9の出力を選ぶ様にすると共に、セレクタ19は「0」
を選ぶ様にする。
複合差分を行う場合は、セレクタ19は加算器16の出
力、19′はメモリ9の出力を選択する。
フレーム内符号化のみを行う場合、セレクタ19′は「
0」をセレクタ19は加算器16の出力を選択する。
更に、フレーム間差分符号化及び複合差分符号化を行う
場合はメモリ9に対しそれぞれの符号化方式の最適の参
照ブロックを選択する様なアドレス信号をメモリ9に与
える。
この様に最適な符号化を行うことで、効率の良い符号化
が出来る。
〔実施例〕
(1)発明の第1実施例 ■第1実施例の構成 本発明の第1実施例を第2図〜第4図により説明する。
第2図は第1実施例構成図、第3図はその最適ブロック
検出部の詳細図、第4図は量子化状態説明図である。
第2図において、10は遅延回路、11は最適ブロック
検出部、12はフレームメモリ、13.14は減算回路
、15は量子化部、16は加算回路、17は遅延保持部
、18は加算回路、19はセレクタ、20は最適ブロッ
クデータ発生部、21は符号化回路、27は参照ブロッ
クデータ発生回路である。
遅延回路10は、最適ブロックを検出するための演算に
必要な時間をかせぐためのものである。
最適ブロック検出部11は、画像信号を伝送するときど
の方式で伝送すべきかということと、最適ブロックを選
択するための最適ブロック位置信号及び複合差分信号を
出力するものであって、第3図に示す如く、フレーム間
差分値累積部22、複合差分値累積部23、フレーム内
差分値累積部24、入力データ累積部25および比較回
路26を備えている。そして、フレーム間差分方式また
は入力データ方式が選択されたときオフになり、複合差
分方式またはフレーム内差分方式が選択されたときオン
になる複合差分信号を出力する。またフレーム内差分方
式と入力データ方式が選択されたとき、最適ブロック位
置信号はブロック位置を示さない。
フレーム間差分値累積部22は入力データと参照データ
とのフレーム間差分を求めて1ブロツク内の累積値を求
めるものであり、複合差分値累積部23は同じく複合差
分を求めて1ブロツク内の累積値を求めるものであり、
フレーム内差分値累積部24は同じくフレーム内差分を
求めて1ブロツク内の累積値を求めるものであり、人力
? −夕累積部25は同じく−ブロック内の入力データ
の累積値を求めるものである。そして比較回路26は前
記各部で求められた累積値のうちもっとも小さなものを
検出し、そのときの最適ブロック位置と累積値種別が記
入された最適ブロック位置信号と、セレクタ19を制御
する複合差分信号を出力する。なお前記最適ブロックを
検出する場合、入力データのブロックを固定し、参照ブ
ロックを前記の如(例えば36通りに移動させてその累
積値のもっともよいものを出力する。
フレームメモリ12は、第9図のToに示す如き1フレ
ーム前の画像信号が格納されるものである。
量子化部15はデータを量子化して伝送量を圧縮するた
め、例えば第4図に示す如く、0〜3までを0.4〜7
までを4.8〜11までを8というように変換するもの
である。
加算回路16は量子化部15の出力とセレクタ】9の出
力を加算するものであり、減算回路13の出力とほぼ同
一の差分出力を発生するものである。
遅延保持部17はフレーム内差分、複合差分を演算する
ために必要な前の画素が保持されるものである。
加算回路18は、加算回路16の出力と最適ブロックデ
ータ発生部20の出力を加算することにより入力データ
とほぼ同一のデータを出力するものである。すなわち量
子化部15で量子化されたデータのため、厳密には同一
ではないが、はぼ同一であり、前記フレームメモリ12
に1フレーム前の画像信号が格納されてと説明している
が、これは説明の簡略化のためである。
セレクタ19は、最適ブロック検出部11の複合差分信
号に応じて「0」か、遅延保持部17のデータを選択出
力するものである。前記複合差分信号がONのときセレ
クタ19は遅延保持部17のデータを出力し、OFFの
とき「0」を出力する。
最適ブロックデータ発生部20は、最適ブロック検出部
11から出力された最適ブロック位置情報にもとづきフ
レームメモリ12に格納されている1フレーム前の画像
信号を読み出してこれを出力するものである。
符号化回路21は量子化部15からの出力信号を、零に
近いものほど短いビット長で、大きな値のものには長い
ビット長で、符号化して出力するものである。このとき
、最適ブロック検出部11から出力された最適ブロック
位置情報つまり前記4つのパターンの選択データとブロ
ック位置データ及び複合差分信号が伝達される。
参照ブロックデータ発生回路27は、フレームメモリ1
2より参照ブロックを前記36通りにシフトさせて読み
出すものである。
■第1実施例の動作 第1実施例の動作について説明する。
a、第2図において入力データが最適ブロック検出部1
1に入力されると、最適ブロック検出部11は、第3図
に示すフレーム間差分値累積部22、複合差分値累積部
23、フレーム内差分値累積部24及び入力データ累積
部25が同時に動作し、それぞれの方式でしかも前記3
6のブロックとの演算を行いこれを出力する。比較回路
26はフレームメモリ12内に保持されたデータに対し
てそのもつ番もすぐれたものを検出して、そのときの方
式の種類とブロック位置を示す最適ブロック位置信号と
、その選択された方式に応じてオンまたはオフに制御さ
れる複合差分信号を出力する。
bo例えばフレーム間差分方式がベストなものとして比
較回路26にて判定されたとき、そのベストのブロック
位置とフレーム間差分方式が選択されたことを示す最適
ブロック位置信号が出力される。このとき複合差分信号
はオフになりセレクタ19は「0」を出力する。この最
適ブロック位置信号により最適ブロックデータ発生部2
0は1フレーム前の画像信号の格納されているフレーム
メモリ12よりその指示されたブロックを読み出し、こ
れを減算回路13に送出する。
C2このとき入力画像信号は、遅延回路10を経由して
、前記最適ブロック検出部11における最適ブロック検
出演算時間だけ遅延されて減算回路13に伝達されるの
で、減算回路13からはフレーム間差分信号FDが出力
される。このとき前記の如くセレクタ19に印加される
複合差分信号はオフなのでセレクタ19より0が出力さ
れるので、減算回路14からは減算回路13から出力さ
鶴たフレーム間差分信号FDがそのまま出力される。こ
のフレーム間差分信号FDは量子化回路15で量子化さ
れ、符号化回路21に伝達され、符号化回路21はその
フレーム間差分信号FDのうち0に近い値はど短いビッ
ト長のデータに符号化し、このデータがフレーム間差分
方式であること及びこのブロックの位置データを付加し
、符号化出力として送出する。
d、ところで、前記Cにおける量子化回路15で量子化
されたフレーム間差分信号は加算回路16にて0が加算
されたのち加算回路18により最適ブロックデータ発生
部20から出力される1フレーム前の画像信号に加算さ
れて入力画像信号に復元されてフレームメモリ12に保
持されることになる。
e、ところで最適ブロック検出部11から複合差分方式
が選択されると複合差分信号はオンとなりセレクタ19
は遅延保持部17にて保持されている隣接差分値を出力
することになる。従って複合差分方式が選択されたとき
、減算回路13よりまずフレーム間差分信号FDが出力
される。このフレーム間差分信号FDは減算回路14に
おいて遅延保持部17に保持されている隣接差分値と減
算されて複合差分信号CDが出力される。この複合差分
信号CDは量子化部15で量子化され、符号化回路21
により前記の如く符号化出力として送出される。また前
記量子化部15で量子化された複合差分信号CDは加算
回路16にて隣接差分値が加算されるのでこれにより加
算回路16からフレーム間差分信号FDが出力される。
このフレーム間差分信号FDは遅延保持部17に保持さ
れ、また加算回路18において、1フレーム前の画像信
号が加算されて新しい入力画像信号に復元され、フレー
ムメモリ12に保持される。
フレーム内差分方式が選択された場合及び入力データ方
式が採用された場合も、それぞれこの第2図の回路で所
定の符号化が行われるが、これらの動作については第2
図より容易に理解できるので、その詳細は省略する。
なお、この第2図の例では、最適ブロック検出部に第3
図に示す如く、フレーム間差分累積部22、複合差分値
累積部23、フレーム内差分値累積部24及び入力デー
タ累積部25を具備し、これら4つの方式により最適の
方式を選択する場合について説明したが、勿論本発明は
これにのみ限定されるものではない。
通常の場合は、フレーム間差分値累積部22と複合差分
値累積部23を具備しておきこれらによるフレーム間差
分方式と複合差分方式のいずれかにもとづく選択を行え
ば充分である。
(2)発明の第2実施例 本発明の第2実施例について説明する。複合差分方式が
もっとも効果を発揮するのはその1スキヤン方向のフレ
ーム間差分値が同一の場合である。即ち、複合差分を取
ることで極端に「0」が多くなる場合である。第2実施
例はこの点に重点をおいたものである。
入力データをブロックA、1フレーム前の参照ブロック
のデータをブロックBとし、ブロックAの構成画素をa
ij、ブロックBの構成画素をbijとすると、 ブロックA = (aij:i=1.2−n、j=1,
2−n ) と、ブロックB = (bij:i=1.
2−n、j=1.2−n l との間の差分集合りは次
式で示すことができる。
D = (aij−bij:l=1.2−’n+J=L
2−・n lこれを符号化したときの符号長の集合しは
L = (f(aiJ−bfj):t=1.2−=−n
、j=1.2−n 1となる。これが符号化回路により
フレーム間符号化されたとき、このブロックを伝送する
のに必要なビット長TBは となる。
ここでfは符号長関数で、差分値がOに近い程ビット長
は小であり、大きな値はどビット長は大である。
一般にはfがl aij−biJ  lに対して増加関
数となっているので、ブロックを伝送するのに必要なビ
ット長TBを少なくするには、前記差分集合りの各値を
小さくすればよい。即ち 一方フレーム間複合差分符号化り′は、前記りに対して
次の如く表すことができる。
D ’ = (aij−bij−(aL1+j−bL+
、j):i=1.2−・・nj=1.2−n l ・・・−・−・・−■ ただしi−1のとき、つまりブロックの最初のデータに
対するときの()内の値は、前ブロックの最後のデータ
である( a ’ nj−b ’ nj)  となる。
この前記0式で示される集合が符号化の対象となる。従
って、この場合には、ΣΣl  aij−bij lが
小さいということにより1次式 %式% が小さいほど伝送ビットは少なくなる。
即ち l aij−bij−(at−zj−bi−++D I
の分布が分散していない程伝送ビットは少なくなる。
従って1aiJ−bij lが全て零でなくとも、値が
同じであれば、ブロック伝送に必要なビット長TBは一
番受なくなる。
フレーム間符号化だけの装置の場合には、最適ブロック
の検出は、差分の累積値ΣΣl  aij−bijlだ
けを評価関数とすればよい、フレーム間差分7)分化だ
けの装置の場合には、前記0式が評価関数となる。
一方、ブロック毎にフレーム間差分とフレーム間複合差
分符号化を切換えて行う装置においては、ΣΣl  a
ij−bjj Iと前記0式の2つが評価関数となる。
一般に最適ブロックを検出する回路は、実際に符号化を
行うところとは別のループにあり、各ブロックについて
どちらの差分符号化を行うかは、最適ブロックの検出よ
り後に決定されるので、2つの評価関数のどちらを使用
して最適ブロックを検出すべきかは判断できない、さら
に最適ブロックを検出する回路で、フレーム間符号化と
フレーム間複合差分符号化を決定する方式を考えられる
が、別々の回路で2つの評価関数を求める必要があるの
で、ハード規模が大きくなってしまう。
これを解決するため評価関数としてはΣΣ1aij−b
fj  lとl  aij−bij lがブロックの各
行のデータ全てについて同じか違うかという値にする。
これにより符号化部で2つの差分符号化がブロック単位
で選択されても、各々選択される符号化に適した最適ブ
ロックが検出されることになる。
換言すれば、フレーム間差分値が、第7図に示す如く、
全ての1スキヤンライン方向(1行or1列)に同一で
あればフレーム間複合差分を使用した方が効率的であり
、したがって■の演算のかわりに1スキヤン方向の差分
データが全て同じか否かを調べることで前記0式を演算
するよりはるかにハード量が少なくてよいという考え方
にもとづくものである。それ故、1ブロツクにおける各
スキャン方向のフレーム間差分値が、1スキャン単位で
同一か否かを検出してこれにもとづき、最適ブロックを
求めフレーム間差分だけでなくフレーム間複合差分にも
最適なブロックが検出できる。
本発明の第2実施例の構成を第5図、第6図、第8図、
第9図にもとづき、地図を参照して説明する。
第5図は第2実施例の構成図、第6図はその最適ブロッ
ク検出回路の詳細図、第8図は第6図の差分累積回路の
詳細図、第9図は第6図の比較回路の詳細図である。
第5図において、第2図と同符号部は同一部分を示し、
30は最適ブロック検出回路であって第6図に示す如く
構成されるもの、31はフレーム間/複合差分判定回路
であって、圧縮方式の判定を行う回路である。
最適ブロック検出部30で選ばれた最適ブロックが第8
図の差分比較出力が「0」でないものでも、複合差分を
やれば「0」の発生が多くなる場合もある。フレーム間
/複合差分判定回路31ではそのようなブロックを見つ
け出し、複合差分をやるかやらないかを判定しているこ
とになる。当然フレーム間/複合差分判定回路31の機
能によって、第8図の差分比較出力が「0」のブロック
であれば、かならず複合差分が選ばれる。
フレーム間/複合差分判定回路31では、第12図に示
す様に13からの出力を減算器62とフィリップフロッ
プ63で複合差分を求める。加算器64とフィリップフ
ロップ65とゲート66で前記差分値の1ブロツクの累
積値を求める。加算器68とフィリップフロップ70で
13の出力の1ブロツクの累積値を求める。比較器71
で前記2つの累積値を比較する。比較器71の出力をフ
ィリップフロップ72でラッチする。これによって複合
差分を行うか決定する。なおフィリップフロ7プ67は
、複合差分を求める際62.63による遅れのタイミン
グをとるためのものである。
最適ブロック検出回路30は、最適ブロックの検出を行
うもので、第6図に示す如く、参照ブロックデータ発生
回路32、差分値累積回路33−1〜33−n(この実
施例では、参照ブロック数n−36である)、比較回路
34により構成される。
差分値累積回路33−1〜33−nは差分累積値と差分
比較出力信号を発生するものであって、第8図に示す如
く構成され、複合差分に最適なフレーム間差分の1行の
差分値がすべて同一のとき差分比較出力は「1」となり
、1つでも同一でないものが存在するとき「0」となる
、まずブロックの先頭データをチェックするとき、累積
リセット信号「0」をFF6に印してFF6を0出力さ
せ、アンド回路43を「0」、加算回路44も「0」出
力させ、FF4をリセットする。また差分比較リセット
信号を「0」にする。また1スキヤン毎にFF3にスキ
ャン単位の差分比較リセット信号「0」を印加する、累
積リセット信号がrlJの時、アンド回路43はオン状
態になる。
そして減算回路40に行の最初の入力ブロックのデータ
と参照ブロック(1フレーム前のもの)のデータを印加
してその差分を求める。この減算回路40の出力データ
は8ビツト同志の減算のため9ビツト出力となるので、
ハード量を小さくするためこれをD/D変換部41にて
例えば4ビット信号に変換し、FFIにセットする。こ
のFFIのデータは加算回路44を経由してFF4に保
持される。またこのときFF2に比較値ラッチ・クロフ
クが印加されてこの行の最初のフレーム間差分値を保持
する。次に減算回路40に2番目の画像データがそれぞ
れ印加されると、同様にしてその差がFF1にセットさ
れる。そしてこのFFIのデータと、FF4にセットさ
れたデータがアンド回路43を経由して加算回路44で
加算されてこの差分累積値がFF4にセットされる。と
ころで前記FFIにセントされたデータは、初めのFF
2にセットされた差分値と比較回路42で比較される。
もし一致すれば比較回路42は「1」を出力し、アンド
回路45も「1」を出力するのでFF5は「1」の状態
を保持する。このようにして減算回路40にデータが順
次印加されるとその差分が算出されて、それがFF4に
累積される。
これらの各差分が等しければ比較回路42は「1」を出
力し、FF5は「1」のままである。したがって1行毎
の差分値が全部等しければFF5は「1」の状態である
ので、これにより複合差分方式を採用すればよいことが
わかる。ところが、FF2に保持されたものと異なる差
分値がFFIにセットされると、比較回路42は「0」
を出力し、FF5も「0」の状態を示す。このFF5の
「0」は、インバータ47から「1」が出力され、この
ときFF3もrlJを出力するので、ナンド回路46は
rOJを出力することになる。したがってそれ以降、比
較回路42から一致信号である「1」が出力されてもF
F5は「0」となる。
このようなデータが第6図の差分累積回路33−1〜3
3−nより比較回路34に伝達される。
セレクタ50は、これらのものよりトーナメント方式で
もっとも適当なものを選択する。例えば第9図において
2つの差分比較出力が「1」でA〉Bのとき比較部51
はrlJを出力し、ナンド回路52は「0」、アンド回
路53は「0」を出力する。これによりA>Bのとき、
セレクタ50はB入力を出力する。逆にB>Aならナン
ド回路52及びアンド回路51はrlJを出力し、セレ
クタ50はA入力を出力する。このときIDは選ばれた
ブロックの位置情報、COMPは選ばれたブロックの差
分比較出力、T Dは選ばれた差分累積値を示している
。これらのとき識別信号IDはフレーム間差分を示して
いる。しかし差分比較出力が「0」のものがあればセレ
クタ50はそのブロックを選択する。比較回路34から
最適ブロックデータ発生部20への出力は第9図の比較
回路で選ばれた最適ブロックの位置情報である。
なお、第5図に示す第2実施例の構成は第1実施例とほ
ぼ同一であるのでその動作説明は省略する。
〔発明の効果〕 本発明によれば、フレーム間差分方式、複合差分方式、
その他等のもののうち、そのブロックにもっとも適した
圧縮方式を選択することができると同時に各々に適した
最適ブロックが選択できるので符号化効率をはるかに向
上させることができる。
しかも第2実施例によれば複合差分に好適なブロックを
きわめて簡単に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の第1実施例、 第3図は最適ブロック検出部の詳細図、第4図は量子化
状態説明図、 第5図は第2実施例、 第6図はその最適ブロック検出部の詳細図、第7図は複
合差分が好適な差分例、 第8図は差分値累積回路の詳細図、 第9図は比較回路の詳細図、 第10図はフレーム間差分方式の説明図、第11図はフ
レーム間差分方式と複合差分方式の比較例、 第12図はフレーム間/複合差分判定回路の詳細図であ
る。 1−・−第1圧縮データ作成部 2−・・第2圧縮データ作成部 1o−−−一遅延回路 11−−−−一最適ブロック検出部 12−・−フレ゛−ムメモリ 13.14−・・・−減算回路 15−・〜量子化部 16−・・−加算回路 17−・−・・遅延保持部 18−・・−加算回路 19・−・−セレクタ 20・−・・−最適ブロックデータ発生部21−−−一
符号化回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともフレーム間差分方式による第1圧縮デ
    ータ作成手段と、複合差分方式による第2圧縮データ作
    成手段を備えた複数の圧縮データ作成手段(1)と、 該複数の圧縮データ作成手段(1)の出力を比較して符
    号化方式を決定する符号化方式決定部(2)と、 該符号化方式決定部(2)の制御信号にしたがって符号
    化を行う符号化部(3)を設けたことを特徴とする符号
    化装置。
  2. (2)前記圧縮データ作成手段として、フレーム内差分
    方式による圧縮データ作成手段および入力データ累積方
    式による圧縮データ作成手段を備えたことを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の符号化装置。
JP60137517A 1985-06-24 1985-06-24 符号化装置 Pending JPS61295779A (ja)

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ID=15200524

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