JPH0799663A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents
動きベクトル検出装置Info
- Publication number
- JPH0799663A JPH0799663A JP6072026A JP7202694A JPH0799663A JP H0799663 A JPH0799663 A JP H0799663A JP 6072026 A JP6072026 A JP 6072026A JP 7202694 A JP7202694 A JP 7202694A JP H0799663 A JPH0799663 A JP H0799663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- motion vector
- sub
- panning
- vector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013598 vector Substances 0.000 title claims abstract description 162
- 238000004091 panning Methods 0.000 claims abstract description 78
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 16
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000005314 correlation function Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/144—Movement detection
- H04N5/145—Movement estimation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/20—Analysis of motion
- G06T7/223—Analysis of motion using block-matching
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/527—Global motion vector estimation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10016—Video; Image sequence
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ディジタル映像圧縮システ
ムで用いるための改善された動きベクトル検出装置を提
供することである。 【構成】 ディジタルビデオ信号の現在フレームと以前
フレームとの間の動きベクトルを検出する動きベクトル
検出装置であって、現在フレーム内のパンニングブロッ
ク内に含まれたサブブロック各々に対するサブブロック
動きベクトルを検出するサブブロック動きベクトル検出
器20と、パンニングブロックに対するパンニングベク
トルを検出するパンニングベクトル検出器30と、以前
フレームがパンニングベクトルにより動き補償されるか
否かを判断して制御信号を発生する動きベクトル判定部
40と、制御信号に応答して、サブブロック動きベクト
ル検出器からのサブブロック動きベクトルまたはパンニ
ングベクトル検出器からのパンニングベクトルを動きベ
クトル検出装置の出力として選択する手段とを備える構
成。
ムで用いるための改善された動きベクトル検出装置を提
供することである。 【構成】 ディジタルビデオ信号の現在フレームと以前
フレームとの間の動きベクトルを検出する動きベクトル
検出装置であって、現在フレーム内のパンニングブロッ
ク内に含まれたサブブロック各々に対するサブブロック
動きベクトルを検出するサブブロック動きベクトル検出
器20と、パンニングブロックに対するパンニングベク
トルを検出するパンニングベクトル検出器30と、以前
フレームがパンニングベクトルにより動き補償されるか
否かを判断して制御信号を発生する動きベクトル判定部
40と、制御信号に応答して、サブブロック動きベクト
ル検出器からのサブブロック動きベクトルまたはパンニ
ングベクトル検出器からのパンニングベクトルを動きベ
クトル検出装置の出力として選択する手段とを備える構
成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル映像圧縮シス
テムで用いる為の動きベクトル検出装置に関するもの
で、特に、連続の同画像内で大きいパンニング区域に対
して一つのパンニングベクトルを検出し、伝送される圧
縮データ量を軽減する動きベクトル検出装置に関するも
のである。
テムで用いる為の動きベクトル検出装置に関するもの
で、特に、連続の同画像内で大きいパンニング区域に対
して一つのパンニングベクトルを検出し、伝送される圧
縮データ量を軽減する動きベクトル検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】映像電話器、映像会議および高鮮明テレ
ビジョンシステムのようなディジタル処理システムにお
いて、ビデオ信号の各映像フレームを規定するには、映
像フレームの各ラインが画素という一連のディジタルデ
ータからなっているので、多量のデータが必要である。
しかし、ディジタルデータを伝送する通常の伝送チャン
ネルの有用な周波数帯域幅は制限されている。したがっ
て、種々のデータ圧縮技術を用いて相当量のデータを減
らす必要がある。
ビジョンシステムのようなディジタル処理システムにお
いて、ビデオ信号の各映像フレームを規定するには、映
像フレームの各ラインが画素という一連のディジタルデ
ータからなっているので、多量のデータが必要である。
しかし、ディジタルデータを伝送する通常の伝送チャン
ネルの有用な周波数帯域幅は制限されている。したがっ
て、種々のデータ圧縮技術を用いて相当量のデータを減
らす必要がある。
【0003】インターフレームコーディング(interfram
e coding) 技術は、ビデオシーケンス内のデータを圧縮
する効果的なコーディング方法の一つである。特に、動
き補償(motion-compensated)コーディングは圧縮された
データの伝送のための映像コーディングの効率をさらに
増進させ得る。この技術は現在フレームと以前フレーム
との間の動き推定に基づいて、現在フレームデータを以
前フレームデータから予測する。かかる推定された動き
は、前記以前フレームと現在フレームとの間の画素など
の変位を表す2次元動きベクトルとして説明され得る。
e coding) 技術は、ビデオシーケンス内のデータを圧縮
する効果的なコーディング方法の一つである。特に、動
き補償(motion-compensated)コーディングは圧縮された
データの伝送のための映像コーディングの効率をさらに
増進させ得る。この技術は現在フレームと以前フレーム
との間の動き推定に基づいて、現在フレームデータを以
前フレームデータから予測する。かかる推定された動き
は、前記以前フレームと現在フレームとの間の画素など
の変位を表す2次元動きベクトルとして説明され得る。
【0004】ビデオシーケンスで、オブジェクトの変位
を推定する種々の方法が提案されているが、これは一般
に二つの類型、即ち、画素再帰アルゴリズム(Pixel Rec
ursiveAlgorithm)とブロック整合アルゴリズム(Block M
atching Algorithm)(J.R.Jain et al., “Displacement
Measurement and Its Application in Interframe Ima
ge Coding ”,IEEE Transactions of Communications C
OM-29,No.12(December1981)参照)に分類され得る。本
発明は基本的にブロック整合アルゴリズムに関連され
る。
を推定する種々の方法が提案されているが、これは一般
に二つの類型、即ち、画素再帰アルゴリズム(Pixel Rec
ursiveAlgorithm)とブロック整合アルゴリズム(Block M
atching Algorithm)(J.R.Jain et al., “Displacement
Measurement and Its Application in Interframe Ima
ge Coding ”,IEEE Transactions of Communications C
OM-29,No.12(December1981)参照)に分類され得る。本
発明は基本的にブロック整合アルゴリズムに関連され
る。
【0005】ブロック整合アルゴリズムによれば、現在
フレームは多数の探索(search)ブロックなどに分割され
る。前記探索ブロックの大きさは、典型的に8 x 8 ない
し32x 32 画素の範囲である。現在フレーム内で探索ブ
ロックに対する動きベクトルを決定するために、類似性
計算(similarity calculation)が現在フレームの探索ブ
ロックと以前フレーム内の、一般にさらに大きい探索領
域内に含まれた同じ大きさの各々の候補(candidate) ブ
ロックなどの間で行われる。絶対平均エラーまたは二乗
平均エラーのようなエラー関数が現在フレームの探索ブ
ロックと前記探索領域内の各候補ブロックなどの間の類
似性測定(similarity measurement)を行うように用いら
れる。定義された動きベクトルは最少エラーまたは最少
差を発生させる候補ブロックと探索ブロックとの間の変
位を表す。各々の動きベクトルは符号化(coded) された
後、伝送チャンネルを通じて受信機へ伝送され、受信機
では前記伝送された動きベクトルが用いられて現在フレ
ームが復帰される。
フレームは多数の探索(search)ブロックなどに分割され
る。前記探索ブロックの大きさは、典型的に8 x 8 ない
し32x 32 画素の範囲である。現在フレーム内で探索ブ
ロックに対する動きベクトルを決定するために、類似性
計算(similarity calculation)が現在フレームの探索ブ
ロックと以前フレーム内の、一般にさらに大きい探索領
域内に含まれた同じ大きさの各々の候補(candidate) ブ
ロックなどの間で行われる。絶対平均エラーまたは二乗
平均エラーのようなエラー関数が現在フレームの探索ブ
ロックと前記探索領域内の各候補ブロックなどの間の類
似性測定(similarity measurement)を行うように用いら
れる。定義された動きベクトルは最少エラーまたは最少
差を発生させる候補ブロックと探索ブロックとの間の変
位を表す。各々の動きベクトルは符号化(coded) された
後、伝送チャンネルを通じて受信機へ伝送され、受信機
では前記伝送された動きベクトルが用いられて現在フレ
ームが復帰される。
【0006】かかる動き補償コーディング技法におい
て、ビデオシーケンスで動きが背景の動きなくオブジェ
クトだけに限られるかまたはその動きがカメラパンニン
グのような単純な平行移動である場合がある。この場
合、ビデオシーケンスの実際値と予測された値との間の
差は殆どない。したがって、背景または全体場面内で変
位が同一な多数の動きベクトルが検出され得る。しか
し、動き補償コーディングシステムでは変位が同一な動
きベクトルを含む全動きベクトルを符号化して伝送する
ので、圧縮させるデータ量が増加することになり、デー
タ圧縮システムの効率を低下させることになる。
て、ビデオシーケンスで動きが背景の動きなくオブジェ
クトだけに限られるかまたはその動きがカメラパンニン
グのような単純な平行移動である場合がある。この場
合、ビデオシーケンスの実際値と予測された値との間の
差は殆どない。したがって、背景または全体場面内で変
位が同一な多数の動きベクトルが検出され得る。しか
し、動き補償コーディングシステムでは変位が同一な動
きベクトルを含む全動きベクトルを符号化して伝送する
ので、圧縮させるデータ量が増加することになり、デー
タ圧縮システムの効率を低下させることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、ディジタル映像圧縮システムで用いるための改
善された動きベクトル検出装置を提供することである。
目的は、ディジタル映像圧縮システムで用いるための改
善された動きベクトル検出装置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、ビデオシーケンスで
パンニング区域に対して一つのパンニングベクトルを決
定することによって、ディジタル映像圧縮システムのデ
ータ圧縮効率を改善させ得る動きベクトル検出装置を提
供することである。
パンニング区域に対して一つのパンニングベクトルを決
定することによって、ディジタル映像圧縮システムのデ
ータ圧縮効率を改善させ得る動きベクトル検出装置を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ディジタルビデオ信号の現在フレームと以
前フレームとの間の動きベクトルを検出し、前記現在フ
レームが多数のパンニング(panning) ブロックに分割さ
れ、各々のパンニングブロックは多数のサブブロックを
有する動きベクトル検出装置であって、前記現在フレー
ム内のパンニングブロック内に含まれたサブブロック各
々に対するサブブロック動きベクトルを検出するサブブ
ロック動きベクトル検出器と、前記パンニングブロック
に対するパンニングベクトルを検出するパンニングベク
トル検出器と、前記以前フレームが前記パンニングベク
トルにより動き補償されるか否かを判断して制御信号を
発生する動きベクトル判定部と、前記制御信号に応答し
て、前記サブブロック動きベクトル検出器からの前記サ
ブブロック動きベクトルまたは前記パンニングベクトル
検出器からのパンニングベクトルを前記動きベクトル検
出装置の出力として選択する手段とを備えることを特徴
とする。
に本発明は、ディジタルビデオ信号の現在フレームと以
前フレームとの間の動きベクトルを検出し、前記現在フ
レームが多数のパンニング(panning) ブロックに分割さ
れ、各々のパンニングブロックは多数のサブブロックを
有する動きベクトル検出装置であって、前記現在フレー
ム内のパンニングブロック内に含まれたサブブロック各
々に対するサブブロック動きベクトルを検出するサブブ
ロック動きベクトル検出器と、前記パンニングブロック
に対するパンニングベクトルを検出するパンニングベク
トル検出器と、前記以前フレームが前記パンニングベク
トルにより動き補償されるか否かを判断して制御信号を
発生する動きベクトル判定部と、前記制御信号に応答し
て、前記サブブロック動きベクトル検出器からの前記サ
ブブロック動きベクトルまたは前記パンニングベクトル
検出器からのパンニングベクトルを前記動きベクトル検
出装置の出力として選択する手段とを備えることを特徴
とする。
【0010】前記パンニングベクトル検出器は、前記サ
ブブロック動きベクトル検出器から印加される各々のサ
ブブロック動きベクトルを受信して、前記パンニングブ
ロックに対して同じ変位を有るサブブロック動きベクト
ルの数を計数して変位が同一なサブブロック動きベクト
ルの最大計数値を決定する手段と、前記最大計数値が決
定される時のサブブロック動きベクトルを貯蔵する手段
と、前記最大計数値を既設定臨界値と比較する手段と、
前記最大計数値が前記既設定臨界値より大きいと判断さ
れる時前記貯蔵手段内の前記サブブロック動きベクトル
を前記パンニングベクトルとして割当する手段とを備え
ることができる。
ブブロック動きベクトル検出器から印加される各々のサ
ブブロック動きベクトルを受信して、前記パンニングブ
ロックに対して同じ変位を有るサブブロック動きベクト
ルの数を計数して変位が同一なサブブロック動きベクト
ルの最大計数値を決定する手段と、前記最大計数値が決
定される時のサブブロック動きベクトルを貯蔵する手段
と、前記最大計数値を既設定臨界値と比較する手段と、
前記最大計数値が前記既設定臨界値より大きいと判断さ
れる時前記貯蔵手段内の前記サブブロック動きベクトル
を前記パンニングベクトルとして割当する手段とを備え
ることができる。
【0011】また、前記既設定臨界値は、前記パンニン
グブロック内に含まれた前記サブブロックの総数の少な
くとも30% に対応する数値をとることができる。
グブロック内に含まれた前記サブブロックの総数の少な
くとも30% に対応する数値をとることができる。
【0012】また、前記動きベクトル判定部は、前記パ
ンニングベクトルにより前記以前フレームを補償して動
き補償された以前フレームを生成するパンニングベクト
ル動き補償器と、前記現在フレームを前記動き補償され
た以前フレームから減算して、前記現在フレームと前記
以前フレームとの間の差分信号を生成する手段と、前記
差分信号の平均絶対値を計算する平均絶対値回路と、前
記平均絶対値を既設定基準値と比較して前記選択手段へ
前記制御信号を供給し、前記平均絶対値が前記既設定基
準値より大きい時、前記選択手段が前記サブブロック動
きベクトルを選択するようにし、前記平均絶対値が前記
既設定基準値より小さい時、前記選択手段が前記パンニ
ングベクトルを選択するようにする比較器とを備えるこ
とができる。
ンニングベクトルにより前記以前フレームを補償して動
き補償された以前フレームを生成するパンニングベクト
ル動き補償器と、前記現在フレームを前記動き補償され
た以前フレームから減算して、前記現在フレームと前記
以前フレームとの間の差分信号を生成する手段と、前記
差分信号の平均絶対値を計算する平均絶対値回路と、前
記平均絶対値を既設定基準値と比較して前記選択手段へ
前記制御信号を供給し、前記平均絶対値が前記既設定基
準値より大きい時、前記選択手段が前記サブブロック動
きベクトルを選択するようにし、前記平均絶対値が前記
既設定基準値より小さい時、前記選択手段が前記パンニ
ングベクトルを選択するようにする比較器とを備えるこ
とができる。
【0013】
【実施例】本発明を添付図面を参照して次のように詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】動き補償コーディングを用いるディジタル
映像圧縮システムにおいて、ディジタルビデオ信号の現
在フレームは動きベクトル検出装置へ供給される。ま
た、同時に、前記現在フレームより1フレーム周期だけ
先行するディジタルビデオ信号の以前フレームが、前記
動き検出装置へ供給される。前記動きベクトル検出装置
は、前記現在フレームと前記以前フレームとの比較によ
り動きベクトルを規定する。前記動きベクトル検出装置
の出力信号として表現される動きベクトルは、映像圧縮
システム内の動き補償器( 図示せず) により動き補償さ
れたビデオ信号を生成するのに用いられる。
映像圧縮システムにおいて、ディジタルビデオ信号の現
在フレームは動きベクトル検出装置へ供給される。ま
た、同時に、前記現在フレームより1フレーム周期だけ
先行するディジタルビデオ信号の以前フレームが、前記
動き検出装置へ供給される。前記動きベクトル検出装置
は、前記現在フレームと前記以前フレームとの比較によ
り動きベクトルを規定する。前記動きベクトル検出装置
の出力信号として表現される動きベクトルは、映像圧縮
システム内の動き補償器( 図示せず) により動き補償さ
れたビデオ信号を生成するのに用いられる。
【0015】本発明を説明するために、前記現在フレー
ムを図1に例示的に示す。示した通り、前記現在フレー
ムは大きい多数のパンニングブロック(PH X PV) に分割
され、各々のパンニングブロックは一つのセットのサブ
ブロックまたは探索ブロックを有する。
ムを図1に例示的に示す。示した通り、前記現在フレー
ムは大きい多数のパンニングブロック(PH X PV) に分割
され、各々のパンニングブロックは一つのセットのサブ
ブロックまたは探索ブロックを有する。
【0016】本発明によれば、サブブロック動きベクト
ルは前記現在フレーム内の前記パンニングブロックに含
まれた各々のサブブロックに対する動きベクトルを示
し、パンニングベクトルは前記パンニングブロックに対
する動きベクトルを称する。
ルは前記現在フレーム内の前記パンニングブロックに含
まれた各々のサブブロックに対する動きベクトルを示
し、パンニングベクトルは前記パンニングブロックに対
する動きベクトルを称する。
【0017】本発明の動きベクトル検出装置は、本発明
の望ましい実施例による動きベクトル検出装置のブロッ
ク図を示す図2を参照して説明すれば、次の通りであ
る。図2を参照すれば、現在フレームデータはラインL2
を通じて、サブブロック動きベクトル検出器20に入力
され、以前フレームデータはラインL4を通じて前記サブ
ブロック動きベクトル検出器20に入力される。
の望ましい実施例による動きベクトル検出装置のブロッ
ク図を示す図2を参照して説明すれば、次の通りであ
る。図2を参照すれば、現在フレームデータはラインL2
を通じて、サブブロック動きベクトル検出器20に入力
され、以前フレームデータはラインL4を通じて前記サブ
ブロック動きベクトル検出器20に入力される。
【0018】実際に、入力ディジタルビデオ信号は入力
メモリ( 図示せず) からブロック単位で判読され、前記
メモリ内にはビデオ信号の各フレームがブロック単位で
処理のための連続の画素データブロックとして貯蔵され
ている。前記入力ディジタルビデオ信号のブロックの大
きさは典型的に8 x 8 画素ないし32 x 32 画素を範囲と
する。
メモリ( 図示せず) からブロック単位で判読され、前記
メモリ内にはビデオ信号の各フレームがブロック単位で
処理のための連続の画素データブロックとして貯蔵され
ている。前記入力ディジタルビデオ信号のブロックの大
きさは典型的に8 x 8 画素ないし32 x 32 画素を範囲と
する。
【0019】前記サブブロック動きベクトル検出器20
は前記現在フレームからの各々のサブブロックに対する
サブブロック動きベクトルを検出するように構成され
る。検出された各々のサブブロック動きベクトルは遅延
回路26を通じてマルチプレクサ28の一入力へ供給さ
れるとともに、ラインL6を通じてパンニングベクトル
検出器30へ供給される。前述のサブブロック動きベク
トル検出器20の動作は図3を参照して詳細に説明す
る。
は前記現在フレームからの各々のサブブロックに対する
サブブロック動きベクトルを検出するように構成され
る。検出された各々のサブブロック動きベクトルは遅延
回路26を通じてマルチプレクサ28の一入力へ供給さ
れるとともに、ラインL6を通じてパンニングベクトル
検出器30へ供給される。前述のサブブロック動きベク
トル検出器20の動作は図3を参照して詳細に説明す
る。
【0020】パンニングベクトル検出器30は、前記パ
ンニングブロックに対するパンニングベクトルを検出す
る。また、前記パンニングベクトルは前記マルチプレク
サ28の他の入力へ供給されるとともに、ラインL8を通
じて動きベクトル判定部40へ供給される。前述したパ
ンニングベクトル検出器30の動作は図4を参照して詳
細に説明する。
ンニングブロックに対するパンニングベクトルを検出す
る。また、前記パンニングベクトルは前記マルチプレク
サ28の他の入力へ供給されるとともに、ラインL8を通
じて動きベクトル判定部40へ供給される。前述したパ
ンニングベクトル検出器30の動作は図4を参照して詳
細に説明する。
【0021】動きベクトル判定部40は、前記パンニン
グベクトルにより前記以前フレームが動き補償されたか
否かを判断して前記マルチプレクサ28へ制御信号を供
給する。前記制御信号は前記マルチプレクサ28が前記
サブブロック動きブロック検出器20からのサブブロッ
ク動きベクトルまたは前記パンニングベクトル検出器3
0からのパンニングベクトルを選択するために用いられ
る。
グベクトルにより前記以前フレームが動き補償されたか
否かを判断して前記マルチプレクサ28へ制御信号を供
給する。前記制御信号は前記マルチプレクサ28が前記
サブブロック動きブロック検出器20からのサブブロッ
ク動きベクトルまたは前記パンニングベクトル検出器3
0からのパンニングベクトルを選択するために用いられ
る。
【0022】図3には、通常のブロックマッチングアル
ゴリズムを用い、図2に示したサブブロック動きベクト
ル検出器20の詳細ブロック図が示される。前記PH x P
V(例えば、16画素 x 16 画素) のサブブロックなどは順
次にサブブロック分割器110へ印加される。サブブロ
ック分割器110内のサブブロックの各々一つずつは一
つのセットのブロック比較器120ないし128へ同時
に分配される。一方、ラインL4を通じて供給された以前
フレーム内探索領域は、同時に一つのセットの移動およ
びブロック化回路114ないし118へ分配される。各
々の移動およびブロック化回路114ないし118は前
記探索領域内で前記第2大きさに対応する候補ブロック
を各々規定する。各々の移動およびブロック化回路11
4ないし118により規定された候補ブロックは、各々
並列に前記ブロック比較器120ないし124へ各々供
給される。また、移動およびブロック化回路114ない
し118は、各々前記サブブロックと前記候補ブロック
各々との間の変位を表すサブブロック動きベクトルを発
生し、前記移動およびブロック化回路114ないし11
8により発生されたサブブロック動きベクトルなどは、
各々ラインL12 ないしL16 を通じてマルチプレクサ12
8へ供給される。
ゴリズムを用い、図2に示したサブブロック動きベクト
ル検出器20の詳細ブロック図が示される。前記PH x P
V(例えば、16画素 x 16 画素) のサブブロックなどは順
次にサブブロック分割器110へ印加される。サブブロ
ック分割器110内のサブブロックの各々一つずつは一
つのセットのブロック比較器120ないし128へ同時
に分配される。一方、ラインL4を通じて供給された以前
フレーム内探索領域は、同時に一つのセットの移動およ
びブロック化回路114ないし118へ分配される。各
々の移動およびブロック化回路114ないし118は前
記探索領域内で前記第2大きさに対応する候補ブロック
を各々規定する。各々の移動およびブロック化回路11
4ないし118により規定された候補ブロックは、各々
並列に前記ブロック比較器120ないし124へ各々供
給される。また、移動およびブロック化回路114ない
し118は、各々前記サブブロックと前記候補ブロック
各々との間の変位を表すサブブロック動きベクトルを発
生し、前記移動およびブロック化回路114ないし11
8により発生されたサブブロック動きベクトルなどは、
各々ラインL12 ないしL16 を通じてマルチプレクサ12
8へ供給される。
【0023】一方、前記セットのブロック比較器120
ないし128は、各々供給された前記サブブロックと前
記候補ブロックとの間の“誤差(error) ”または差(dif
ference)を計算するために前記サブブロックと前記候補
ブロックとを比較する。前記ブロック比較器による比較
は、例えば、公知のアルゴリズムNCCF(normalized cros
s-correlation function) 、NMSE(normalized mean squ
are error)またはMNAW(mean number of bits necessary
to binary code the alsolute error) を用いて行われ
得る。
ないし128は、各々供給された前記サブブロックと前
記候補ブロックとの間の“誤差(error) ”または差(dif
ference)を計算するために前記サブブロックと前記候補
ブロックとを比較する。前記ブロック比較器による比較
は、例えば、公知のアルゴリズムNCCF(normalized cros
s-correlation function) 、NMSE(normalized mean squ
are error)またはMNAW(mean number of bits necessary
to binary code the alsolute error) を用いて行われ
得る。
【0024】ブロック比較器120ないし128で計算
された誤差は、前記計算された誤差の中、最低の誤差を
決定する最低差検出器126へ供給される。前記最低差
検出器126は、最低誤差を検出して、検出信号をマル
チプレクサ128へ供給する。
された誤差は、前記計算された誤差の中、最低の誤差を
決定する最低差検出器126へ供給される。前記最低差
検出器126は、最低誤差を検出して、検出信号をマル
チプレクサ128へ供給する。
【0025】マルチプレクサ128は前記検出信号に応
答して、最低値を伴うサブブロックに対応するサブブロ
ック動きベクトルを選択して、選択されたサブブロック
動きベクトルをラインL6を通じてパンニングベクトル検
出器30へ供給する。
答して、最低値を伴うサブブロックに対応するサブブロ
ック動きベクトルを選択して、選択されたサブブロック
動きベクトルをラインL6を通じてパンニングベクトル検
出器30へ供給する。
【0026】図4には、図1に示されたパンニングベク
トル検出器30の詳細なブロック図が示される。図3に
示されたサブブロック動きベクトル検出器20からの各
々のサブブロック動きベクトルはアドレスルックアップ
テーブルを含むアドレス発生器210とラッチ回路22
0へ順次に供給される。
トル検出器30の詳細なブロック図が示される。図3に
示されたサブブロック動きベクトル検出器20からの各
々のサブブロック動きベクトルはアドレスルックアップ
テーブルを含むアドレス発生器210とラッチ回路22
0へ順次に供給される。
【0027】前記サブブロック動きベクトルは、アドレ
ス発生器210内の位置を指示するために用いられる。
即ち、各々のサブブロック動きベクトルは、アドレス発
生器210のアドレスルックアップテーブル内の対応す
る位置をアクセスする情報として用いられる。したがっ
て、サブブロック動きベクトルに応答して、アドレス発
生器210はアドレスルックアップテーブルのアクセス
された位置内に記憶されたアドレス信号を発生する。前
記アドレス発生器210から発生されたアドレス信号
は、変位が同一なサブブロック動きベクトルなどの計数
値を貯蔵する計数記憶装置212へ供給される。前記ア
ドレス信号は計数記憶装置212の対応する記憶場所を
アドレスするために用いられる。前記アドレス信号が計
数記憶装置212へ供給される時、前記アドレス信号に
対応する前記計数記憶装置212の前記記憶場所から計
数値が判読され、この判読された計数値は加算器216
により計数“1 ”ずつ増分される。この増分された計数
値は前記計数貯蔵装置212の前記記憶場所内に再貯蔵
されて前記計数値を前記増分された計数値として更新す
る。したがって、変位が同一なサブブロック動きベクト
ルは、同一な記憶場所内で続いて計数され得る。また、
前記増分された計数値は第1比較器218へ供給され
る。前記第1比較器218は前記増分された計数値を第
1ラッチ回路214内に以前にラッチされている計数値
と比較する。比較時、前記増分された計数値が前記以前
にラッチされた計数値より大きいとすれば、前記増分さ
れた計数値は前記第1ラッチ回路214内に貯蔵され
る。結果的に、以前にラッチされた計数値は、前記加算
器216からの増分された計数値に更新される。しか
し、前記増分された計数値が前記以前にラッチされた計
数値より小さいとすれば、前記以前にラッチされた計数
値はそのまま第1ラッチ回路214内に残っているよう
になる。その結果、前記第1ラッチ回路214は現在ま
での変位が同一なサブブロック動きベクトル最大計数を
常に有するようになる。
ス発生器210内の位置を指示するために用いられる。
即ち、各々のサブブロック動きベクトルは、アドレス発
生器210のアドレスルックアップテーブル内の対応す
る位置をアクセスする情報として用いられる。したがっ
て、サブブロック動きベクトルに応答して、アドレス発
生器210はアドレスルックアップテーブルのアクセス
された位置内に記憶されたアドレス信号を発生する。前
記アドレス発生器210から発生されたアドレス信号
は、変位が同一なサブブロック動きベクトルなどの計数
値を貯蔵する計数記憶装置212へ供給される。前記ア
ドレス信号は計数記憶装置212の対応する記憶場所を
アドレスするために用いられる。前記アドレス信号が計
数記憶装置212へ供給される時、前記アドレス信号に
対応する前記計数記憶装置212の前記記憶場所から計
数値が判読され、この判読された計数値は加算器216
により計数“1 ”ずつ増分される。この増分された計数
値は前記計数貯蔵装置212の前記記憶場所内に再貯蔵
されて前記計数値を前記増分された計数値として更新す
る。したがって、変位が同一なサブブロック動きベクト
ルは、同一な記憶場所内で続いて計数され得る。また、
前記増分された計数値は第1比較器218へ供給され
る。前記第1比較器218は前記増分された計数値を第
1ラッチ回路214内に以前にラッチされている計数値
と比較する。比較時、前記増分された計数値が前記以前
にラッチされた計数値より大きいとすれば、前記増分さ
れた計数値は前記第1ラッチ回路214内に貯蔵され
る。結果的に、以前にラッチされた計数値は、前記加算
器216からの増分された計数値に更新される。しか
し、前記増分された計数値が前記以前にラッチされた計
数値より小さいとすれば、前記以前にラッチされた計数
値はそのまま第1ラッチ回路214内に残っているよう
になる。その結果、前記第1ラッチ回路214は現在ま
での変位が同一なサブブロック動きベクトル最大計数を
常に有するようになる。
【0028】また、第1比較器218は現在までの最大
計数値を第2比較器222へ供給し、前記増分された計
数値が前記以前にラッチされた計数値より大きいと判断
される時ごとに、制御信号を第2ラッチ回路220へ供
給する。前記制御信号に応答して、第2ラッチ220は
ラインL6を通じて現在供給されるサブブロック動きベク
トルを受信する。結果的に、第2ラッチ220は現在ま
で変位が同一なサブブロック動きブロックベクトルの最
大計数値を伴うサブブロック動きベクトルを有する。
計数値を第2比較器222へ供給し、前記増分された計
数値が前記以前にラッチされた計数値より大きいと判断
される時ごとに、制御信号を第2ラッチ回路220へ供
給する。前記制御信号に応答して、第2ラッチ220は
ラインL6を通じて現在供給されるサブブロック動きベク
トルを受信する。結果的に、第2ラッチ220は現在ま
で変位が同一なサブブロック動きブロックベクトルの最
大計数値を伴うサブブロック動きベクトルを有する。
【0029】一方、第1比較器218により決定された
最大計数値は、第2比較器222により既設定された臨
界値と比較される。前記最大計数値が前記既設定臨界値
より大きい場合、第2比較器222は第2マルチプレク
サ224へ選択信号を供給し、前記第2マルチプレクサ
224が前記第2ラッチ220内のサブブロック動きベ
クトルを前記パンニングベクトル検出器30の出力とし
て選択することになる。前記第2マルチプレクサ224
により選択されたサブブロック動きベクトルは、前記パ
ンニングブロックに対するパンニングベクトルとして割
当され、ラインL8を通じてマルチプレクサ28と動きベク
トル判定部40へ供給される。
最大計数値は、第2比較器222により既設定された臨
界値と比較される。前記最大計数値が前記既設定臨界値
より大きい場合、第2比較器222は第2マルチプレク
サ224へ選択信号を供給し、前記第2マルチプレクサ
224が前記第2ラッチ220内のサブブロック動きベ
クトルを前記パンニングベクトル検出器30の出力とし
て選択することになる。前記第2マルチプレクサ224
により選択されたサブブロック動きベクトルは、前記パ
ンニングブロックに対するパンニングベクトルとして割
当され、ラインL8を通じてマルチプレクサ28と動きベク
トル判定部40へ供給される。
【0030】本発明の望ましい実施例によれば、前記既
設定臨界値は該当パンニングブロック内に含まれたサブ
ブロックの総数の少なくとも30% に対応する数を有する
ように設定される。したがって、前記第1比較器128
からの最大計数が前記既設定計数より小さければ、第2
マルチプレクサ224は前記パンニングブロックと関連
してパンニングベクトルがないということを表す値“0
”を選択する。
設定臨界値は該当パンニングブロック内に含まれたサブ
ブロックの総数の少なくとも30% に対応する数を有する
ように設定される。したがって、前記第1比較器128
からの最大計数が前記既設定計数より小さければ、第2
マルチプレクサ224は前記パンニングブロックと関連
してパンニングベクトルがないということを表す値“0
”を選択する。
【0031】前述した過程は、サブブロック動きベクト
ル検出が前記パンニングブロックに含まれた全サブブロ
ックに対して成される時まで繰り返され、よって、計数
貯蔵装置212および第1ラッチ214に記憶された計
数データは、前述したサブブロック動きベクトル検出が
前記パンニングブロックに対して成される時毎にクリア
される。
ル検出が前記パンニングブロックに含まれた全サブブロ
ックに対して成される時まで繰り返され、よって、計数
貯蔵装置212および第1ラッチ214に記憶された計
数データは、前述したサブブロック動きベクトル検出が
前記パンニングブロックに対して成される時毎にクリア
される。
【0032】図2をさらに参照すれば、ラインL4を通じ
て入力されたパンニングベクトル検出器30からのパン
ニングベクトルに応答して、パンニングベクトル動き補
償器42は以前フレームブロックを補償して、動き補償
された以前フレームブロックを減算器44へ供給する。
前記減算器44はラインL2からの現在フレームブロック
を前記パンニングベクトル動き補償器42から動き補償
された以前フレームブロックから減算して、前記現在フ
レームブロックと前記動き補償された以前フレームブロ
ックとの間の差分信号を生成する。前記減算器44から
の差分信号は平均絶対値を計算する平均絶対値回路46
へ印加される。比較器48は前記絶対値回路46により
計算された平均絶対値を既設定された基準値と比較し
て、選択信号を前記マルチプレクサ28へ供給する。前
記平均絶対値が前記既設定基準値より大きい場合、前記
比較器48は前記マルチプレクサ28が前記動きベクト
ル検出装置の出力としてサブブロック動きベクトルを選
択するようにする。しかし、前記平均絶対値が前記既設
定基準値より小さい場合、前記比較器48は前記マルチ
プレクサ28が前記動きベクトル検出装置の出力として
パンニングベクトルを選択するようにする。前記マルチ
プレクサ28から選択された動きベクトルは符号化され
て受信側へ伝送され得る。前記動きベクトルを符号化す
るのにおいて、各サブブロック当り1ビットのインデク
スビットを割当し受信側で前記符号化された動きベクト
ルがサブブロック動きベクトルであるかまたはパンニン
グベクトルであるかを識別することもできる。
て入力されたパンニングベクトル検出器30からのパン
ニングベクトルに応答して、パンニングベクトル動き補
償器42は以前フレームブロックを補償して、動き補償
された以前フレームブロックを減算器44へ供給する。
前記減算器44はラインL2からの現在フレームブロック
を前記パンニングベクトル動き補償器42から動き補償
された以前フレームブロックから減算して、前記現在フ
レームブロックと前記動き補償された以前フレームブロ
ックとの間の差分信号を生成する。前記減算器44から
の差分信号は平均絶対値を計算する平均絶対値回路46
へ印加される。比較器48は前記絶対値回路46により
計算された平均絶対値を既設定された基準値と比較し
て、選択信号を前記マルチプレクサ28へ供給する。前
記平均絶対値が前記既設定基準値より大きい場合、前記
比較器48は前記マルチプレクサ28が前記動きベクト
ル検出装置の出力としてサブブロック動きベクトルを選
択するようにする。しかし、前記平均絶対値が前記既設
定基準値より小さい場合、前記比較器48は前記マルチ
プレクサ28が前記動きベクトル検出装置の出力として
パンニングベクトルを選択するようにする。前記マルチ
プレクサ28から選択された動きベクトルは符号化され
て受信側へ伝送され得る。前記動きベクトルを符号化す
るのにおいて、各サブブロック当り1ビットのインデク
スビットを割当し受信側で前記符号化された動きベクト
ルがサブブロック動きベクトルであるかまたはパンニン
グベクトルであるかを識別することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る動
きベクトル検出装置によれば、ビデオシーケンスでパン
ニングが発生したパンニング領域に対して、一つのパン
ニングベクトルを検出することによって、動き補償を用
いた映像圧縮システムでコーディングの効率を増進させ
得る。
きベクトル検出装置によれば、ビデオシーケンスでパン
ニングが発生したパンニング領域に対して、一つのパン
ニングベクトルを検出することによって、動き補償を用
いた映像圧縮システムでコーディングの効率を増進させ
得る。
【図1】本発明で用いられる現在フレームを例示的に示
す図面である。
す図面である。
【図2】本発明による動きベクトル検出装置のブロック
図である。
図である。
【図3】図1に示されたサブブロック動きベクトル検出
器の詳細ブロック図である。
器の詳細ブロック図である。
【図4】図1に示されたパンニングベクトル検出器の詳
細ブロック図である。
細ブロック図である。
20 サブブロック動きベクトル検出器 28 マルチプレクサ 30 パンニングベクトル検出器 40 動きベクトル判定部 42 パンニングベクトル動き補償器
Claims (4)
- 【請求項1】 ディジタルビデオ信号の現在フレームと
以前フレームとの間の動きを変位として表す動きベクト
ルを検出し、前記現在フレームが多数のパンニング(pan
ning) ブロックに分割され、各々のパンニングブロック
は多数のサブブロックを有する動きベクトル検出装置で
あって、 前記現在フレーム内のパンニングブロック内に含まれた
サブブロック各々に対するサブブロック動きベクトルを
検出するサブブロック動きベクトル検出器と、 前記パンニングブロックに対するパンニングベクトルを
検出するパンニングベクトル検出器と、 前記以前フレームが前記パンニングベクトルにより動き
補償されるか否かを判断して制御信号を発生する動きベ
クトル判定部と、 前記制御信号に応答して、前記サブブロック動きベクト
ル検出器からの前記サブブロック動きベクトルまたは前
記パンニングベクトル検出器からのパンニングベクトル
を前記動きベクトル検出装置の出力として選択する手段
とを備えることを特徴とする動きベクトル検出装置。 - 【請求項2】 前記パンニングベクトル検出器は、 前記サブブロック動きベクトル検出器から印加される各
々のサブブロック動きベクトルを受信して、前記パンニ
ングブロックに対して同じ変位を有るサブブロック動き
ベクトルの数を計数して変位が同一なサブブロック動き
ベクトルの最大計数値を決定する手段と、 前記最大計数値が決定される時のサブブロック動きベク
トルを貯蔵する手段と、 前記最大計数値を既設定臨界値と比較する手段と、 前記最大計数値が前記既設定臨界値より大きいと判断さ
れる時前記貯蔵手段内の前記サブブロック動きベクトル
を前記パンニングベクトルとして割当する手段とを備え
ることを特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出装
置。 - 【請求項3】 前記既設定臨界値は、前記パンニングブ
ロック内に含まれた前記サブブロックの総数の少なくと
も30% に対応する数値をとることを特徴とする請求項2
記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項4】 前記動きベクトル判定部は、 前記パンニングベクトルにより前記以前フレームを補償
して動き補償された以前フレームを生成するパンニング
ベクトル動き補償器と、 前記現在フレームを前記動き補償された以前フレームか
ら減算して、前記現在フレームと前記以前フレームとの
間の差分信号を生成する手段と、 前記差分信号の平均絶対値を計算する平均絶対値回路
と、 前記平均絶対値を既設定基準値と比較して前記選択手段
へ前記制御信号を供給し、前記平均絶対値が前記既設定
基準値より大きい時、前記選択手段が前記サブブロック
動きベクトルを選択するようにし、前記平均絶対値が前
記既設定基準値より小さい時、前記選択手段が前記パン
ニングベクトルを選択するようにする比較器とを備える
ことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019930005969A KR960015395B1 (ko) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 움직임벡터 검출장치 |
KR1993-5969 | 1993-04-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0799663A true JPH0799663A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=19353710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6072026A Pending JPH0799663A (ja) | 1993-04-09 | 1994-04-11 | 動きベクトル検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5502492A (ja) |
JP (1) | JPH0799663A (ja) |
KR (1) | KR960015395B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018107683A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 富士通株式会社 | 動画像符号化装置及び動画像復号装置 |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0799658A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-04-11 | Sony Corp | 動きベクトル検出装置 |
KR0147218B1 (ko) * | 1994-08-18 | 1998-09-15 | 이헌조 | 에이치디티브이의 고속 움직임 추정방법 |
KR0170932B1 (ko) * | 1994-12-29 | 1999-03-20 | 배순훈 | 영상의 시각적, 기하학적 특성에 따른 고속 움직임 추정장치 |
US5835138A (en) * | 1995-08-30 | 1998-11-10 | Sony Corporation | Image signal processing apparatus and recording/reproducing apparatus |
US6215910B1 (en) | 1996-03-28 | 2001-04-10 | Microsoft Corporation | Table-based compression with embedded coding |
US6571016B1 (en) | 1997-05-05 | 2003-05-27 | Microsoft Corporation | Intra compression of pixel blocks using predicted mean |
US6404923B1 (en) | 1996-03-29 | 2002-06-11 | Microsoft Corporation | Table-based low-level image classification and compression system |
KR100204478B1 (ko) * | 1996-05-09 | 1999-06-15 | 배순훈 | 전역 움직임에 의한 빈 공간 보상 방법 및 그 장치 |
US6320906B1 (en) * | 1996-05-21 | 2001-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion vector detecting circuit |
US5721595A (en) * | 1996-06-19 | 1998-02-24 | United Microelectronics Corporation | Motion estimation block matching process and apparatus for video image processing |
US5903673A (en) * | 1997-03-14 | 1999-05-11 | Microsoft Corporation | Digital video signal encoder and encoding method |
US6639945B2 (en) | 1997-03-14 | 2003-10-28 | Microsoft Corporation | Method and apparatus for implementing motion detection in video compression |
US6118817A (en) * | 1997-03-14 | 2000-09-12 | Microsoft Corporation | Digital video signal encoder and encoding method having adjustable quantization |
US6115420A (en) | 1997-03-14 | 2000-09-05 | Microsoft Corporation | Digital video signal encoder and encoding method |
US6584226B1 (en) | 1997-03-14 | 2003-06-24 | Microsoft Corporation | Method and apparatus for implementing motion estimation in video compression |
US6067322A (en) | 1997-06-04 | 2000-05-23 | Microsoft Corporation | Half pixel motion estimation in motion video signal encoding |
US6671321B1 (en) * | 1999-08-31 | 2003-12-30 | Mastsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motion vector detection device and motion vector detection method |
JP3280001B2 (ja) * | 1999-09-16 | 2002-04-30 | 富士重工業株式会社 | ステレオ画像の位置ずれ調整装置 |
US7143294B1 (en) * | 1999-10-29 | 2006-11-28 | Broadcom Corporation | Apparatus and method for secure field upgradability with unpredictable ciphertext |
KR100510137B1 (ko) * | 2003-04-30 | 2005-08-26 | 삼성전자주식회사 | 고속 움직임 추정을 위한 참조 픽쳐 및 블록 모드 결정방법, 그 장치, 블록 모드 결정 방법 및 그 장치 |
US8144247B2 (en) * | 2007-06-21 | 2012-03-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Detection and interpolation of still objects in a video sequence |
US8126063B2 (en) * | 2007-06-21 | 2012-02-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | System and method for still object detection based on normalized cross correlation |
US8967083B2 (en) * | 2011-10-10 | 2015-03-03 | Michael Hoey | System and method of sub clinical detecting mastitis |
US20160191945A1 (en) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | Sony Corporation | Method and system for processing video content |
CN110231968A (zh) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | 联发科技股份有限公司 | 改进图形界面的渲染的方法和处理器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2651399B1 (fr) * | 1989-08-29 | 1996-05-15 | Thomson Consumer Electronics | Procede et dispositif d'estimation et de codage hierarchise du mouvement de sequences d'images. |
US5200820A (en) * | 1991-04-26 | 1993-04-06 | Bell Communications Research, Inc. | Block-matching motion estimator for video coder |
US5235419A (en) * | 1991-10-24 | 1993-08-10 | General Instrument Corporation | Adaptive motion compensation using a plurality of motion compensators |
-
1993
- 1993-04-09 KR KR1019930005969A patent/KR960015395B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-04-08 US US08/225,223 patent/US5502492A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-11 JP JP6072026A patent/JPH0799663A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018107683A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 富士通株式会社 | 動画像符号化装置及び動画像復号装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5502492A (en) | 1996-03-26 |
KR940025333A (ko) | 1994-11-19 |
KR960015395B1 (ko) | 1996-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5502492A (en) | Motion vector detection apparatus | |
JP4001400B2 (ja) | 動きベクトル検出方法及び動きベクトル検出装置 | |
KR0178231B1 (ko) | 계층적인 움직임 추정 기법을 이용하는 움직임 벡터 검출 방법 및 장치 | |
CA1336619C (en) | Image coding and decoding device | |
US5859668A (en) | Prediction mode selecting device in moving image coder | |
US4667233A (en) | Apparatus for discriminating a moving region and a stationary region in a video signal | |
US4546386A (en) | Adaptive predictive coding system for television signals | |
KR100492127B1 (ko) | 적응형 움직임 추정장치 및 추정 방법 | |
KR950009699B1 (ko) | 움직임벡터 검출방법 및 장치 | |
KR970002967B1 (ko) | 영역 분류패턴을 이용한 움직임벡터 검출장치 | |
KR100207390B1 (ko) | 계층적인 움직임 추정기법을 이용하는 음직임 벡터 검출방법 | |
US4591908A (en) | Method and apparatus for adaptive predictive encoding/decoding of multi-level picture signals | |
US20070092007A1 (en) | Methods and systems for video data processing employing frame/field region predictions in motion estimation | |
US4613894A (en) | Method and device for detection of moving points in a television image for digital television systems providing bit-rate compression, with conditional-replenishment | |
US20060056719A1 (en) | Variable block size early termination for video coding | |
EP0577418B1 (en) | Apparatus for motion compensation coding of digital video signal | |
KR100229803B1 (ko) | 움직임 벡터 검출 방법 및 장치 | |
US6081553A (en) | Block-matching motion estimation technique for video compression of noisy source signals | |
JPH08265764A (ja) | 映像信号符号化装置 | |
KR20000055899A (ko) | 실시간 영상압축을 위한 고속 움직임 예측방법 | |
US6738426B2 (en) | Apparatus and method for detecting motion vector in which degradation of image quality can be prevented | |
KR100275542B1 (ko) | 스테레오 영상 압축방법 | |
KR0152014B1 (ko) | 화상데이타압축에서의 움직임추정방법 및 그 장치 | |
JP3941900B2 (ja) | 動きベクトル検出装置 | |
JP3505196B2 (ja) | 予測符号化回路 |