JPS61293729A

JPS61293729A - ワイヤ放電加工装置

Info

Publication number: JPS61293729A
Application number: JP13370585A
Authority: JP
Inventors: Motoo Yamauchi; 山内　基夫; Masaru Shinkai; 勝新開
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1985-06-19
Filing date: 1985-06-19
Publication date: 1986-12-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、刀ロエ液を備蓄あるいは回収する加工槽を
有するワイヤ放ｔ７１Ｏ工装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のワイヤ放電加工装置を示す概略構成図で
ある。図において、１はワイヤ電極２を送り出す供給ボ
ビン、２はワイヤ電極、３はワイヤ電極２に加工電流を
通電する上部給電部、４はワイヤ電極２を支持する上部
ワイヤガイド、５は被〃ロエ物、６はワイヤ電極２を支
持する下部ワイヤガイド、７はワイヤ電極２に加工電流
を通電する下部給電部、８は７１０工電源、９はワーク
取付定盤、１０は一加工槽、１１は加工部を支持するテ
ーブル、１２は動力を伝達するボールネジ、１３はテー
ブル１１を駆動する駆動モータ、１４は全体を支持する
ベッド、１５は駆動指令を出すＮＣ（数値側＃）装置、
１６は加工液を貯蔵Ｔる加工液タンク、１７は濾過ポン
プ、１８は加工液中のスラッジを除去する濾過フィルタ
、１９は加工液２０を加工部に供給する供給ポンプ、２
０は加工液である。

次に、上記第２図に示す従来のワイヤ放電加工装置の動
作について説明する。被加工物５の加工は、この被加工
物５とワイヤ電極２との間で、加工電源８より電圧が上
部給電部３及び下部給電部７を介して印加されることに
より行われる。この時、７ＦＯ工液２０は加工部を高抵
抗状態にし、かつ冷却する目的で供給ポンプ１９により
供給される。

加工部に供給された加工ｉ２０は、その後下方ｌこ設置
された加工槽１０にて収集され、加工液タンク１６に回
収される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のワイヤ放電加工装置は１以上のよう
に構成されているので、加工液２０にワーク取付定盤９
あるいは被加工物５の一部が浸るのみで、全体が同一条
件になるわけではない。このため、加工液２０が気化す
る時に気化熱がワーク取付定盤９．被加工物５あるいは
加工槽１０より奪われ、全体の熱的バランスが崩れ熱歪
が生じて被加工物５に対する加工精度に悪影響を及ぼす
という問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、熱的アンバランスを極力解消することができるワ
イヤ放’ｔ　加工装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕この発明に係るワイヤ放電加工装置は、加工槽内に常時
加工液を供給できる加工液の循環手段を設けたものであ
る。

〔作用〕

この発明のワイヤ放電加工装置においては、加工槽内に
常時加工時と同一の加工液を供給できるようにすること
により、刀ロエ部における熱的アンバランスを極力低減
させ、これにより、被加工物に対する加工精度を向上で
きる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例であるワイヤ放電加工装置
を示す概略構成図で、上記各符号１〜２０は上記第２図
に示す従来製置と同一のものである。

図において、２１は供給ポンプ１９から供給する液圧を
一定化するＩＪ　ＩＪ−フ弁“、２２は加工槽１０内に
加工液２０を循環させるための循環用パルプである。

次に、上記第１図に示すこの発明の一実施例であるワイ
ヤ放電加工装置の動作について説明する。

通常の被加工物５の加工時において、供給ポンプ１９か
ら供給する液圧は管路抵抗あるいは加工部の状況により
その圧力が変化し、加工部での液温が上昇し、また、加
工部での熱的バランスが崩れることにより、被加工物５
に対する加工精度に悪影響を与えることになる。そこで
、この発明の実施例においては、リリーフ弁２１を設け
ることにより、供給ポンプ１９から供給する液圧が一定
値以上になった場合に、その加工液２０がバイパスされ
、加工ｇ２０の液温の上昇が防止できる。さらに、刀ロ
エ槽１０においては、加工部の段取り等の非加工時に循
環用パルプ２２を開放し、加工槽１０内に加工液２０８
常時循壌させ、熱的バランスを加工時と同程度に保つこ
とにより安定した加工を実現することができる。

なお、上記実施例では、加工槽１０内への循環用配管を
設けた構成の場合について説明したが。

ワーク取付定盤９の上部に排出口を設けた構成としても
良い。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、ワイヤ放電加工装置に
おいて、加工槽内に常時加工液を供給できる加工液の循
環手段を設けた構成としたので。

加工部の温度は常時はぼ同一に保持できるため。

熱的バランスを加工時と非加工時とで同程度に保つこと
が可能となり、この結果１１　ｍ工時と非加工時の熱歪
がほぼ同じになり、被刀ロエ物に対する加工精度を向上
できるなどの優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるワイヤ放電加工装置
を示す概Ｗ＠構成図、第２図は従来のワイヤ放電加工装
置を示す概略構成図である。図において、１・・・供給ボビン、２・・・ワイヤ電極
。３・・・上部給電部、４・・・上部ワイヤガイド、５・
・・被加工物、６・・・下部ワイヤガイド、７・・・下
部給電部、８・・・加工電源、９・・・ワーク取付定盤
、１０・・・加工槽、１１・・・テーブル、１２・・・
ボールネジ、１３・・・駆動モータ、１４・・・ベッド
、１５・・・ＮＣ（数値制御）装置、１６・・・加工液
タンク、１７・・・ｐ過ポンプ、１８・・・濾過フィル
タ、１９・・・供給ポンプ、２０・・・加工液、２１・
・・ＩＪ　ＩＪ−フ弁、２２・・・循環用パルプである
。なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

加工槽内に定盤により支持された被加工物と、この被加
工物の上下にわたり近接して設けたワイヤ電極との間に
、加工液中で電圧を印加し、放電を生じさせることによ
り加工を行う装置において、前記加工液を常時、前記加
工槽内を循環させる手段を備えたことを特徴とするワイ
ヤ放電加工装置。