JPS6129360B2 - - Google Patents

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JPS6129360B2
JPS6129360B2 JP6892878A JP6892878A JPS6129360B2 JP S6129360 B2 JPS6129360 B2 JP S6129360B2 JP 6892878 A JP6892878 A JP 6892878A JP 6892878 A JP6892878 A JP 6892878A JP S6129360 B2 JPS6129360 B2 JP S6129360B2
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JP
Japan
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ene
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epoxy
epoxycholest
dibenzoyloxy
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JP6892878A
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Nobuo Ikegawa
Masuo Morizaki
Naoyuki Koizumi
Tooru Takeshita
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、24・25−エポキシ−3β・26ジヒド
ロキシコレスト−5−エンまたはその水酸基の保
護誘導体に関する。
更に詳しくは、ビタミンD3の代謝産物である
25・26−ジヒドロキシコレカルシフエロールに導
き得る有用な中間体である24・25−エポキシ−3
β・26−ジヒドロキシコレスト−5−エンまたは
その水酸基の保護誘導体に関する。
従来、25・26−ジヒドロキシコレカルフエロー
ルは知られており、最近、25・26−ジヒドロキシ
コレカルシフエロールの中間体である25・26−ジ
ヒドロキシコレステロール3β・26−ジアセテー
トから分離して得られた2つの25位エピマーの立
体構造をX線回折により決定した報告がなされて
いる(テトラヘツドロン・レターズ
(Tetrahedron Letters)No.12(1978)、1097〜
1098参照)。
本発明者が今回提案する発明は、25・26−ジヒ
ドロキシコレカルシフエロール、あるいはその25
位のエピマーを製造するための有用な中間体を提
供するものである。
すなわち、本発明によれば、 下記式〔〕 〔式中、R1、R2は同一若しくは異なり、水素原子
または水酸基の保護基である。〕 で表わされる24・25−エポキシ−3β、ジヒドロ
キシコレスト−5−エンまたはその水酸基の保護
誘導体が提供される。
24・25−エポキシ−3β・26−ジヒドロキシコ
レスト−5−エンとは、〔24R・25S〕−24・25−
エポキシ−3β・26−ジヒドロキシコレスト−5
−エン、〔24S・25R〕−24・25−エポキシ−3
β・26−ジヒドロキシコレスト−5−エンまたは
これら2つのエピマーの混合物を表わしている。
上記式〔〕中、R1、R2は同一若しくは異な
り水素原子若しくは水酸基の保護基である。水酸
基の保護基とは、公知の加水分解反応あるいは還
元分解反応等により容易に脱離して水酸基を再生
するようなものであり、例えば、アセチル基、プ
ロピオニル基、ピバロイル基あるいはベンゾイル
基の如きアシル基、メトキシエチレン基、エトキ
シメチル基、テトラヒドロピラニル基の如きエー
テル酸素を有するアルキル基、トリメチルシリル
基、t−ブチルジメチルシリル基の如きトリアル
キルシリル基等である。それ故、かかる保護基を
有する本発明の保護誘導体をあげれば、例えば、
次のようである。
3β・26−ジアセトキシ−24・25−エポキシコ
レスト−5−エン、〔24R・25S〕−3β・26−ジ
アセトキシ−24・25−エポキシコレスト−5−エ
ン、〔24S・25R〕−3β・26−ジアセトキシ−
24・25−エポキシコレスト−5−エン、3β・26
−ジピバロイルオキシ−24・25−エポキシコレス
ト−5−エン・3β、26−ジベンゾイルオキシー
24・25−エポキシコレスト−5−エン、〔24R・
25S〕−3β・26−ジベンゾイルオキシ−24・25
−エポキシコレスト−5−エン、〔24S・25R〕−
3β・26−ジベソンゾイルオキシ−24・25−エポ
キシコレスト−5−エン、3β・26−テトラヒド
ロピラニルオキシー24・25−エポキシコレスト−
5−エン、3β・26−ジ(トリメチルシリルオキ
シ)−24・25−エポキシコレスト−5−エン、3
β・26−ジ(tevt−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−24・25−エポキシコレスト−5−エン。
しかして、本発明において提供されるこれらの
24・25−エポキシ−3β・26−ジヒドロキシコレ
スト−5−エンおよびこれらの水酸基保護誘導体
は、例えば、下記の如き方法により製造される。
すなわち、下記式〔〕 〔式中、R3、R4は、同一若しくは異なり水酸基の
保護基、Tsはトシル基である。〕 で表わされている3β・24・25・26−テトラヒド
ロキシコレスト−5−エン類を、炭酸カルシウム
により処理して、24・25−エポキシ環を形成せし
め、次いで得られた生成物を必要によりクロマト
グラフイー分離または加水分解せしめることを特
徴とする下記式〔〕 〔式中R1、R2の定義は前記に同じ〕 で表わされる24・25−エポキシ−3β・26−ジヒ
ドロキシコレスト−5−エンまたはその水酸基の
保護誘導体の製造法である。
この製造法は新規な方法であり、それ故、本発
明はかかる新規な製造方法をも提供するものであ
る。
上記式〔〕中、R3、R4を表わす水酸基の保
護基としては、具体的には上記R1、R2であげた
水酸基の保護基と同様のものをあげることができ
る。R3、R4は同一でも異つていてもよい。
上記式〔〕で表わされる化合物の具体例とし
ては、例えば、3β・26−ジアセトキシ−25−ヒ
ドロキシ−24−トシルオキシコレスト−5−エ
ン、3β・26−ジベソンゾイルオキシー25−ヒド
ロキシ−24−トシルオキシコレスト−5−エン等
があげることができる。
反応は、例えば、これらの化合部を水系溶媒中
で炭酸カリウムと接触せしめることにより行なわ
れる。水に可溶性な炭酸カルシウムと有機溶媒に
可溶な上記式〔〕で表わされる化合物との接触
を良くするために、例えば、水−テトラヒドロフ
ラン−メタノールの水系混合溶媒中で、しかも撹
拌下に反応を行うのが望ましい。
反応は、格別に冷却しなくとも、加混しなくと
も進行し、通常、室温において数10分程度の短時
間で進行する。
かくして、下記式〔I〕′ 〔式中、R3、R4の定義は上記に同じ〕で表わされ
る24・25−エポキシ−3β・26−ジ保護ヒドロキ
シコレスト−5−エンが得らる。このものは
〔24R・25S〕−エポキシ体と〔24S・25R〕−エポ
キシ体との混合物であり、それ故、これらのうち
の一方のみのエポマーを得ようとすれば、上記の
得られたエピマー混合物をクロマトグラフイーに
かけ分離に付せばよい。例えば、シリカゲルを担
体とした薄層クロマトグラフイーにかけることに
より、2つのエピマーに分離することができる。
また、24・25−エポキシ−3β・26−ジ保護ヒ
ドロキシコレスト−5−エン、または、上記の如
くして分離して得られたエピマーは、通常の条件
下でアルカリ条件下に加水分解反応に付すること
により、保護された水酸基が遊離となつた24・25
−エポキシ−3β・26−ジヒドロキシコレスト−
5−エン、または相当するそのエピマーに変換す
ることができる。
それ故、上記本発明によれば、下記式〔〕 〔式中、R1、R2は同一若しくは異なり、水素原子
または水酸基の保護基である。〕 で表わされる24・25−エポキシ−3β・26−ジヒ
ドロキシコレスト−5−エンまたはその水酸基の
保護誘導体が提供される。
本発明により提供される上記式〔〕で表わさ
れる目的物および上記式〔〕で表わされる出発
物質は、いずれも新規化合物である。
以下に参考例として載げる通り、上記式〔〕
で表わされる出発物質はコレン酸よりいくつかの
工程を経て製造することができる。
また、同様に以下に参考例として載げる通り、
本発明で提供される上記式〔〕で表わされる
24・25−エポキシ−3β・26−ジヒドロキシコレ
スト−5−エンまたはその水酸基の保護誘導体
は、ビタミンD3の代謝産物である25・26−ジヒ
ドロキシコレカルシフエロール、または、その25
位エピマーである25(R)・26−ジヒドロキシコ
レカルシフエロール、25(S)・26−ジヒドロキ
シコレカルシフエロールに導くことができる。
以下、実施例および参考例をあげて本発明を詳
述するが、本発明はこれらに何ら限定されるもの
ではない。
参考例 (a) 90mlのテトラヒドロフランにリチウムアルミ
ニウムハイドランドをサスペンドさせ、これに
200mlのテトラヒドロフランに溶解した17gの
コレン酸テトラヒドロピラニルエーテルを、0
℃において適下した。適下終了後0℃で更に90
分間撹拌し、その後25時間環流せしめた。通常
の後処理をほどこすことにより、無色の非晶質
粉末15.4mgを得た。
このものは、25・26・27−トリスノル−24−
ヒドロキシ−3β−テトラヒドロピラニルオキ
シコレスト−5−エンであることが確かめられ
た。
なお、原料として用いたコレン酸テトラヒド
ロピラニルエーテルは、p−トルエンスルホン
酸を触媒とにコレン酸とジヒドロピランとを反
応せしめて得られたものであり、ベンゼン:酢
酸エチル=4:1の混合触媒により薄層で分離
したものを用いた。コレン酸の3β−オールの
みがテトラヒドロピラニル基で保護されたもの
と3β−オールおよび24−オールが共にテトラ
ヒドロピラニル基で保護されたものに相当する
2つのスポツトを集め、一諸にして原料として
用いた。
(b) 12.5gのピリジンクロロクロメート
(pyridinium chlorochromate)を、100mlの乾
燥メチレンクロライド、25・26・27−トリスノ
ル−24−ヒドロキシ−3β−テトラヒドロピラ
ニルオキシコレスト−5−エン(13.5g)およ
び酢酸カリウム(g)の混合系中に添加した。
および3時間撹拌したのち、通常の方法で後処
理したところ、粘着性粉末が得られた。
このものは、25・26・27−トリスノル−24−
オキソ−3β−テトラヒドロピラニルオキシコ
レスト−5−エンであることが確かめられた。
(c) 20mlのジメチルスルホキシド中で、25・26・
27−トリスノル−24−オキソ−3β−テトラヒ
ドロピラニルオキシコレスト−5−エン(2.2
g)とウイチツヒ(Wittig)試薬とを、100℃
で20時間撹拌下に反応せしめた。
反応後エーテルで抽出し、通常の後処理を行
うことにより渇色の非晶性粉末が得られた。こ
れをベンゼンを展開溶媒とするシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイーにより精製することによ
り、26−エトキシ−26−オキソ−3β−テトラ
ヒドロピラニルオキシコレスタ−5・24−ジエ
ンを得た。
(d) 26−エトキシ−26−オキソ−3β−テトラヒ
ドロピラニルオキシコレスタ−5・24−ジエン
1.85gと230mlのリチウムアルミニウムハイド
ライドとを、90mlのテトラヒドロフラン中に加
え、0℃で30分間撹拌し、更にその後室温で2
時間撹拌した。
その後、反応系に水を加え、エーテル抽出、
塩酸先じようを行い濃縮して残渣を得た。この
残渣を70mlのメタノールと40mlのテトラヒドロ
フラン中に加え、溶媒量の塩酸水溶液を加えて
1時間撹拌した。塩化メチレンで抽出し、通常
の方法で後処理を行い、ベンゼン再結晶後、更
にシリカゲルカラムクロマトグラフイーにより
精製した。
このものは、3β・24−ジヒドロキシコレス
タ−5・24−ジエンであることが確かめられ
た。
(e) 154mgの3β・24−ジヒドロキシコレスタ−
5・24−ジエンを4mlのピリンジ中に溶解し、
0.2mlの塩化ベンゾイルを加えて、室温で約3
時間撹拌せしめた。
反応混合物を、酢酸エチルで抽出し、通常の
後処理を行うことにより、3β・24−ジベンゾ
イルオキシコレスタ−5・24ジエンを得た。
(f) 372mgの3β・24−ジベンゾイルオキシコレ
スタ−5・24−ジエンおよび350mgのN−メチ
ルモルフイン−N−オキシドとを7mlの水とテ
トラヒドロフランとブタノールとの混合溶媒中
に加え、これに触媒量の4酸化オスミウムを加
えて室温中で一昼夜撹拌した。酸性亜硫酸ソー
ダで処理し、エチルアセテートで抽出すること
により、無色非晶性粉末の粗生成物343mgが得
られた。
このものは、3β・26−ジベンゾイルオキシ
−24・25−ジヒドロキシコレスト−5−エンで
あることが確かめられた。
(g) 3β・26−ジベンゾイルオキシ−24・25−ヒ
ドロキシコレスト−5−エン260mgをピリジン
4mlに加え、これにトシルクロライド400mgを
加えて、室温中一晩撹拌した。酢酸エチルで抽
出し、通常の方法で後処理することにより、3
β・26−ジベンゾイルオキシ−25−ヒドロキシ
ン−24−トシルオキシコレスト−5−エンを含
む粗生成物を得た。
実施例 1 3β・26−ジベンゾイルオキシ−25−ヒドロキ
シ−24−トシルオキシコレスト−5−エン 〔式中、Bzはベンゾイル基、Tsはトシル基であ
る〕を含む上記参考例1(g)で得られた粗成物を、
6mlのテトラヒドロフラン、2mlメタノールおよ
び0.5mlの水中に加え、更にこれに100mgの炭酸カ
ルウムを加えて室温下に30分間撹拌した。
酢酸エチルで抽出後、通常の方法で後処理するこ
とにより、271mgの組成物が得られた。
シリカゲルを担体とするプレパラテイング薄層
クワマトグラフイーにより(展開溶媒:ベンゼ
ン)精製した。
この精製物は、以下の物性値を示し、−3β・
26−ジベンゾイルオキシ24・25−エポキシコレス
ト−5−エンと同定された。
NMR(CDCl3)δ(ppm); 0.68(s、3H、18−CH3)、1.70(s、3H、19
−CH3)、 1.46(s 3H、27−CH3)、2.9(m、1H、24
−H)、 4.40(dd、J=3Hz、2H、26−H)、 4・9(m、1H、3−H)、5.45(m・1H、6
−H)、 実施例 2 −3β・26−ジベンゾイルオキシ−24・25−エ
ポキシコレスト−5−エンの分割は、シリカゲル
を担体とするプレパラテイブ薄層クロマトグラフ
イーにより行つた。数回のベンゼン展開溶媒によ
る展開を経て、より極性の高いものと、より極性
の低いものとに分離することができた。これらの
NMRスペクトルは実施例1の生成物と全く同じ
であつた。
これらのうちより極性の高い方のエポキサイド
の約30mgを1.5mlのテトラヒドロフラン中に加
え、15%過塩素酸の存在下に50℃に保持した。そ
の結果、3β・24−ジベンゾイルオキシ−25・26
−ジヒドロキシコレスト−5−エン(35%):
NMR(δ(ppm))3.5(AB、J=10Hz、26−メ
チレン)、5.3(24−H)、および3β・26−ジベ
ンゾイルオキシ−24・25−ジヒドロキシコレスト
−5−エン(45%):NMR(δ(ppm))、3.6
(1H、26−H)、4.28(2H、AB、J=Hz、26−メ
チレン)が得られた。
又、より高性の高い方のエポキサイドの約10mg
を0.4mlのテトラヒドロフランおよび0.1mlのH13
O中に加え、これに70%の過塩素酸1滴を加え、
50℃で4時間保持した。
その結果、18Oはベンゾイルカルボニル基に導
入されていることがわかつた。
以上の結果は、24位の立体配置は、エポキサイ
ドの場合からジヒドロキシル体に変換する場合反
転していることを推察させる。
一方、上記エポキシ開裂反応で得られた3β・
24−ジベンゾイルオキシ−25・26−ジヒドロキシ
コレスト−5−エンを、トシル化し、リチウムア
ルミニウムハイドライドでテトラヒドロフラン中
で還元することにより、26−位の水酸基を除去
し、3β・24−ジベンゾイルオキシ−25−ヒドロ
キシコレスト−5−エン(24・25−ジヒドロキシ
コレステロール−3β・24−ジベソンゾエート)
とした。
これを更に3β・24−ジベンゾイルオキシ−25
−トリメチルシリルオキシ−コレスト−5−エン
に誘導した。このものは〔24R〕−3β・24−ジ
ベンゾイルオキシ−25−トリメチルシリルオキシ
コレスト−5−エンの標準試料(Tetrahedron
Letters15(1975)と一致した。
以上の知見より、より極性の高い方のエポキサ
イドは、〔24S・25R〕−3β・26−ジベンゾオキ
シ−24・25−エポキシコレスト−5−エンと同定
され、一方、より極性の低い方のエポキサイドは
上記と同様の処理を通じ〔24R・25S〕−3β・26
−ジベンゾイル−オキシ−24・25−エポキシコレ
スト−5−エンと同定された。
実施例 3 実施例1の方法により得られた3β・26−ジベ
ンゾイルオキシ−24・25−エポキシコレスト−5
−エン100mgを5%KOH−メタノ−ル溶液10mlに
溶解させ、室温下、5時間撹拌した。
反応終了後、反応溶液に氷水及び酢酸エチルを
加え抽出を行つた。有機層を水洗後、減圧下に溶
媒を留去して粗成物66mgを得た。
このものをシリカゲルを担体とするプレパラテ
イブ薄層クロマトグラフイーにより精製し、以下
の物性を有する24・25−エポキシ−3β・26−ジ
ヒドロキシコレスト−5−エン52mg(78%)を得
た。
NMR(CDcl3)、δ(ppm); 0.67(s、3H、13−CH3)、1.05(s、3H、19
−CH3)、 1.50(s、3H、27−CH3)、 2.8〜3.1(m、3H、24−H、26−H)、 3.8(m、1H、3−H)、5.5(m、1H、6−
H)、 参考例 2 〔24R・25S〕−3β・26−ジベンゾイルオキシ−
24・25−エポキシコレスト−5−エンをテトラヒ
ドロフラン中リチウムアルミニウムハイドライド
で環元し、〔25R〕−3β・25・26−トリヒドロキ
シコレスト−5−エンを得た。次いで、このもの
に25・26−ジヒドロキシビタミンD3を製造する
方法(steroides、25247(1975)を適用すること
により、下記式、 で表わされる〔25R〕−25・26−ジヒドロキシビ
タミンD3を製造した。
同様にして、〔24S・25R〕−3β・26−ジベン
ゾイルオキシ−24・25−エポキシコレスト−5−
エンより、〔25S〕−3β・25・26−トリヒドロキ
シ−コレスト−5−エンを経て、〔25S〕−25・26
−ジヒドロキシビタミンD3を製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[]、 〔式中、R1、R2は同一若しくは異なり、水素原子
    または水酸基の保護基である。〕 で表わされる24・25−エポキシ−3β・26−ジヒ
    ドロキシ−コレスト−5−エンまたはその水酸基
    の保護誘導体。 2 [24R・25S]−24・25−エポキシ−3β・26
    −ジヒドロキシ−コレスト−5−エンまたはその
    水酸基の保護誘導体である特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。 3 [24S・25R]−24・25−エポキシ−3β・26
    −ジヒドロキシ−コレスト−5−エンまたはその
    水酸基の保護誘導体である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
JP6892878A 1978-06-09 1978-06-09 24*255epoxyy3beta * 266 dihydroxyychlestoo55ene or protected derivative of hydroxyl group thereof and production Granted JPS54163565A (en)

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