JPS61293552A - 成形担持触媒の製法 - Google Patents
成形担持触媒の製法Info
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- JPS61293552A JPS61293552A JP14310886A JP14310886A JPS61293552A JP S61293552 A JPS61293552 A JP S61293552A JP 14310886 A JP14310886 A JP 14310886A JP 14310886 A JP14310886 A JP 14310886A JP S61293552 A JPS61293552 A JP S61293552A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/06—Halogens; Compounds thereof
- B01J27/08—Halides
- B01J27/122—Halides of copper
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/15—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens with oxygen as auxiliary reagent, e.g. oxychlorination
- C07C17/152—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens with oxygen as auxiliary reagent, e.g. oxychlorination of hydrocarbons
- C07C17/156—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens with oxygen as auxiliary reagent, e.g. oxychlorination of hydrocarbons of unsaturated hydrocarbons
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化銅(II)及び/又はオキシ塩化銅を含
有する成形された担持触媒の製法に関する。
有する成形された担持触媒の製法に関する。
エチレンのオキシ塩素化法は、既知で工業的に実施され
ている。工業的には特に2種の方法が行われており、そ
の場合は触媒を固定床として配置するか、あるいは反応
を流動床で行っている。この方法では、本質的に塩化銅
(II)及び促進剤例えばアルカリ金属塩化物好ましく
は塩化カリウムを、担体例えば酸化アルミニウムの上に
含有する触媒が用いられる。
ている。工業的には特に2種の方法が行われており、そ
の場合は触媒を固定床として配置するか、あるいは反応
を流動床で行っている。この方法では、本質的に塩化銅
(II)及び促進剤例えばアルカリ金属塩化物好ましく
は塩化カリウムを、担体例えば酸化アルミニウムの上に
含有する触媒が用いられる。
固定床−でオキシ塩素化反応を行うための前記触媒の製
法は、例えば英国特許1104666号、西独特許出願
2656549号及び西独特許3113179号各明細
書に記載されている。
法は、例えば英国特許1104666号、西独特許出願
2656549号及び西独特許3113179号各明細
書に記載されている。
これらの技術水準の公知事実によれば、例えば粘土、シ
リカゲル、珪酸、珪藻土、珪酸塩、珪酸アルミニウム、
好ましくはγ−酸化アルミニウムから成る担体を、直径
1〜20mmの小片例えば錠剤、球、環その他の成形体
として、塩化銅(If)及び添加物例えばアルカリ金属
塩化物を含有する水溶液を用いて浸漬する。浸漬後、含
浸された成形体を普通は300°Cまでの温度で乾燥す
る。
リカゲル、珪酸、珪藻土、珪酸塩、珪酸アルミニウム、
好ましくはγ−酸化アルミニウムから成る担体を、直径
1〜20mmの小片例えば錠剤、球、環その他の成形体
として、塩化銅(If)及び添加物例えばアルカリ金属
塩化物を含有する水溶液を用いて浸漬する。浸漬後、含
浸された成形体を普通は300°Cまでの温度で乾燥す
る。
西独特許3113179号では、触媒活性成分(塩化銅
)と担体との混合物を造り、これを希望の形に成形する
ことが提案されている。
)と担体との混合物を造り、これを希望の形に成形する
ことが提案されている。
技術水準により製造された触媒を使用するオキシ塩素化
法の実施においては、時間の経過と共に装置への負荷が
次第に減少することが知られている。この負荷減少は触
媒を時間の経過に伴って変形させ、そして次第に崩壊さ
せて粉末にする。この粉末は流通ガスに、最初の大きい
容積の触媒の場合と較べてより大きい抵抗を与えるので
、反応器の入口と出口との間で大きい圧力低下を生じる
。しかしこの圧力差は限られているので、結局ガス流通
を減少せねばならず、それは負荷の減少を来たすことに
なる。
法の実施においては、時間の経過と共に装置への負荷が
次第に減少することが知られている。この負荷減少は触
媒を時間の経過に伴って変形させ、そして次第に崩壊さ
せて粉末にする。この粉末は流通ガスに、最初の大きい
容積の触媒の場合と較べてより大きい抵抗を与えるので
、反応器の入口と出口との間で大きい圧力低下を生じる
。しかしこの圧力差は限られているので、結局ガス流通
を減少せねばならず、それは負荷の減少を来たすことに
なる。
1段階又は数段階で行われるオキシ塩素化法においては
、普通は反応帯域の活性の低い触媒を配置し、次いで触
媒の活性を段階的に又は連続的に流れの方向に従って高
められる。こうして触媒堆積中の熱点をかなり減少させ
ることができ、これは生成物の収率及び触媒の寿命のた
めにきわめて有利である。
、普通は反応帯域の活性の低い触媒を配置し、次いで触
媒の活性を段階的に又は連続的に流れの方向に従って高
められる。こうして触媒堆積中の熱点をかなり減少させ
ることができ、これは生成物の収率及び触媒の寿命のた
めにきわめて有利である。
活性を低下させた触媒の製造法は既知である、それは担
体上の塩化銅(II)の濃度を低くすること、あるいは
触媒にアルカリ金属塩好ましくは塩化カリウムを添加す
ることによって可能である。
体上の塩化銅(II)の濃度を低くすること、あるいは
触媒にアルカリ金属塩好ましくは塩化カリウムを添加す
ることによって可能である。
活性を低下させた触媒の製造は、反応器中で触媒を不活
性物質を用いて希釈することによっても可能である。反
応器入口すなわち最も有利な触媒帯域においては低活性
の触媒を使用するが、物質の流れの方向に沿って触媒の
活性を上昇し、反応関与体の低い分圧により熱点を生ず
るおそれの少ない反応器末端では、それを最高にして、
使用物質の変化率をできるだけ最高にする。
性物質を用いて希釈することによっても可能である。反
応器入口すなわち最も有利な触媒帯域においては低活性
の触媒を使用するが、物質の流れの方向に沿って触媒の
活性を上昇し、反応関与体の低い分圧により熱点を生ず
るおそれの少ない反応器末端では、それを最高にして、
使用物質の変化率をできるだけ最高にする。
本発明の課題は、既知の触媒と比較してより長い耐用期
間及び/又は改善された活性及び選択率を有する、塩化
銅(II)又はオキシ塩化銅を含有する成形された担持
触媒を開発することであった。
間及び/又は改善された活性及び選択率を有する、塩化
銅(II)又はオキシ塩化銅を含有する成形された担持
触媒を開発することであった。
本発明はこの課題を解決するもので、多孔質担体材料を
、触媒の全重量に対し2〜15重量%の塩化銅(I[)
及び/又はオキシ塩化銅の形の銅イオン及び0〜5重量
%のアルカリ金属イオンで含浸し、こうして含浸された
担体材料を成形することを特徴とする、塩化銅(II)
及び/又はオキシ塩化銅を含有する担持触媒の製法であ
る。
、触媒の全重量に対し2〜15重量%の塩化銅(I[)
及び/又はオキシ塩化銅の形の銅イオン及び0〜5重量
%のアルカリ金属イオンで含浸し、こうして含浸された
担体材料を成形することを特徴とする、塩化銅(II)
及び/又はオキシ塩化銅を含有する担持触媒の製法であ
る。
本方法により得られる触媒は、担体をまず成形し、これ
に活性成分を含浸させた技術水準の触媒と比較して、予
想外に改善された耐用期間及び/又は活性又は選択率を
有する。触媒の性質が本質的に改善されることの原因が
成形工程と含浸工程を交換することにあることは知られ
ていない。これら処理の交換がこのような触媒の性質の
改善をもたらすことは、予想外であった。
に活性成分を含浸させた技術水準の触媒と比較して、予
想外に改善された耐用期間及び/又は活性又は選択率を
有する。触媒の性質が本質的に改善されることの原因が
成形工程と含浸工程を交換することにあることは知られ
ていない。これら処理の交換がこのような触媒の性質の
改善をもたらすことは、予想外であった。
本発明方法の゛好ましい実施態様によれば、塩化銅(I
I)及び/又はオキシ塩化銅の形の銅を6〜10重量%
使用する。0.2〜6重量%のアルカリ金属イオン特に
塩化アルカリを使用することが、同様に好ましい。特に
塩化物としてのすべてのアルカリ金属イオン、例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム又はセシウ
ムの塩化物特に好ましくは塩化カリウムが用いられる。
I)及び/又はオキシ塩化銅の形の銅を6〜10重量%
使用する。0.2〜6重量%のアルカリ金属イオン特に
塩化アルカリを使用することが、同様に好ましい。特に
塩化物としてのすべてのアルカリ金属イオン、例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム又はセシウ
ムの塩化物特に好ましくは塩化カリウムが用いられる。
本発明方法の特に有利な実施態様によれば、含浸した担
体材料を水と共に練合し、そして場合により押出し助剤
を添加し、押出して成形する。
体材料を水と共に練合し、そして場合により押出し助剤
を添加し、押出して成形する。
他の好ましい実施態様によれば、含浸した担体材料を、
場合により滑剤及び/又は結合剤を添加して、錠剤にす
る。
場合により滑剤及び/又は結合剤を添加して、錠剤にす
る。
さらに他の好ましい実施態様によれば、含浸した担体材
料を、場合により粒状化助剤を添加して、粒状化する。
料を、場合により粒状化助剤を添加して、粒状化する。
本発明の成形された担持触媒は、(a)まず多孔質担体
材料を、触媒の全重量に対し2〜15重量%の塩化銅(
II)及び/又はオキシ塩化銅の形の銅及び0〜5重量
%のアルカリ金属イオンを用いて含浸し、そして(+)
)こうして含浸された担体材料を成形して成形触媒にす
ることにより製造される。
材料を、触媒の全重量に対し2〜15重量%の塩化銅(
II)及び/又はオキシ塩化銅の形の銅及び0〜5重量
%のアルカリ金属イオンを用いて含浸し、そして(+)
)こうして含浸された担体材料を成形して成形触媒にす
ることにより製造される。
本発明により得られる触媒は、オキシ塩素化法に特に好
適である。したがって本発明はこの触媒を、固定床にお
けるオキシ塩素化用触媒として使用することにも関する
。
適である。したがって本発明はこの触媒を、固定床にお
けるオキシ塩素化用触媒として使用することにも関する
。
本発明の方法において担体材料としては、普通の担体例
えば珪藻土、シリカゲル、軽石、粘土、珪酸、珪酸塩そ
の他が用いられる。担体としては、特にγ−酸化アルミ
ニウムの形の粘土が好ましく用いられる。
えば珪藻土、シリカゲル、軽石、粘土、珪酸、珪酸塩そ
の他が用いられる。担体としては、特にγ−酸化アルミ
ニウムの形の粘土が好ましく用いられる。
含浸粒子は一般に、約60〜.!、 50 m2のBE
T表面を有し、その小孔容積は約0.3〜1 cm37
gである。担体粒子の粒径分布に関しては、粒子の大
部分が0.5 mu以下の大きさを有すれば足りること
が知られた。1朋以上の大きさの粒子はできるだけ存在
すべきでないので、成形処理の前に分離し、所望により
粉砕してより小さい粒子にする。しかし粒子は本質的に
より小さい方が欠点がない。したがって粒子の大部分を
例えば0.1龍以下の大きさにすることも有利である。
T表面を有し、その小孔容積は約0.3〜1 cm37
gである。担体粒子の粒径分布に関しては、粒子の大
部分が0.5 mu以下の大きさを有すれば足りること
が知られた。1朋以上の大きさの粒子はできるだけ存在
すべきでないので、成形処理の前に分離し、所望により
粉砕してより小さい粒子にする。しかし粒子は本質的に
より小さい方が欠点がない。したがって粒子の大部分を
例えば0.1龍以下の大きさにすることも有利である。
担体な触媒活性成分を用いて含浸することは、普通の手
段により行われ中#る。担体を浸漬するためには、銅の
塩化物及び/又はオキシ塩化物の水溶液又は例えばアル
コール溶液を使用できる。
段により行われ中#る。担体を浸漬するためには、銅の
塩化物及び/又はオキシ塩化物の水溶液又は例えばアル
コール溶液を使用できる。
普通は担体を塩化銅(「)水溶液を用いて浸漬する。こ
の溶液はさらに1種又は数種のアルカリ化合物、例えば
塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化リチウム、塩化ル
ビジウム及び/又は塩化セシウム特に好ましくは塩化カ
リウムを、銅イオン対カリウムイオンの1:1ないLl
o:1のモル比で含有しうる。しかし浸漬液は他の添加
物、例えば塩化水素を含有することもできる。
の溶液はさらに1種又は数種のアルカリ化合物、例えば
塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化リチウム、塩化ル
ビジウム及び/又は塩化セシウム特に好ましくは塩化カ
リウムを、銅イオン対カリウムイオンの1:1ないLl
o:1のモル比で含有しうる。しかし浸漬液は他の添加
物、例えば塩化水素を含有することもできる。
塩化銅溶液の濃度及び量は、担体上の銅の希望濃度によ
って定まる。担体な塩化銅(II)及び場合によりアル
カリ金属イオン添加物の溶液で浸漬する場合は、溶液の
全量は担体の水分吸収能にほぼ相当する。他方では担体
の粒子が小さいと、それは担体の水分吸収能に一致させ
ることは必ずしも必要でない。意外にも担体の水分吸収
能より少ない溶液でも、担体を均一かつ完全に湿らせう
ることが知られた。溶液の全景は何も支障なしに、担体
の吸収能の40%にまで減少させうろことができる。
って定まる。担体な塩化銅(II)及び場合によりアル
カリ金属イオン添加物の溶液で浸漬する場合は、溶液の
全量は担体の水分吸収能にほぼ相当する。他方では担体
の粒子が小さいと、それは担体の水分吸収能に一致させ
ることは必ずしも必要でない。意外にも担体の水分吸収
能より少ない溶液でも、担体を均一かつ完全に湿らせう
ることが知られた。溶液の全景は何も支障なしに、担体
の吸収能の40%にまで減少させうろことができる。
担体の溶液による浸漬は、好ましくは回転ドラム中で行
われる。その場合は担体をまず用意して、これに溶液を
噴霧するが、あるいは溶液を先に用意して、その中で担
体をそれが溶液を完全に吸収するまで運動させることが
できる。
われる。その場合は担体をまず用意して、これに溶液を
噴霧するが、あるいは溶液を先に用意して、その中で担
体をそれが溶液を完全に吸収するまで運動させることが
できる。
浸漬処理における温度は、好ましくは+10〜+70°
Cである。
Cである。
含浸担体の乾燥は、常法により空気中で又は不活性ガス
例えば窒素の雰囲気中で、室温と約400℃の間の温度
で、好ましくは乾燥温度に徐々に加温し、この温度で多
段階の加熱をすることにより行われる。この場合1段階
の乾燥も有利である。
例えば窒素の雰囲気中で、室温と約400℃の間の温度
で、好ましくは乾燥温度に徐々に加温し、この温度で多
段階の加熱をすることにより行われる。この場合1段階
の乾燥も有利である。
含浸担体の成形は、種々の既知の方法例えば押出し、錠
剤化又は粒状化により行われる。環状成形体は普通は押
出しにより又は錠剤化により、球状成形体は普通は粒状
化により又は場合により錠剤化により製造される。
剤化又は粒状化により行われる。環状成形体は普通は押
出しにより又は錠剤化により、球状成形体は普通は粒状
化により又は場合により錠剤化により製造される。
成形体の製造においては、含浸担体を普通は水と共に、
押出し助剤例えば殿粉、メチルセルロース、グラファイ
ト、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ボリビニルピコリトン、ポリアクリルエステル、ステア
リン酸及びその金属塩、ナフタリン、アンモニア、蟻酸
、しゆう酸、あるいは多孔質改善剤として又は滑剤とし
て又は解膠剤としての硝酸を添加して成形し、あるいは
まず水と共に練合したのち成形する。この場合、練合及
びそれに続く成形特に押出しが優れている。得られた成
形品を室温と約400℃の範囲の温度で乾燥し又は焼成
する。
押出し助剤例えば殿粉、メチルセルロース、グラファイ
ト、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ボリビニルピコリトン、ポリアクリルエステル、ステア
リン酸及びその金属塩、ナフタリン、アンモニア、蟻酸
、しゆう酸、あるいは多孔質改善剤として又は滑剤とし
て又は解膠剤としての硝酸を添加して成形し、あるいは
まず水と共に練合したのち成形する。この場合、練合及
びそれに続く成形特に押出しが優れている。得られた成
形品を室温と約400℃の範囲の温度で乾燥し又は焼成
する。
その際、段階的熱処理が特に有利である。
錠剤化法による成形体の製造においては、1種又は数種
の添加物、例えば結合剤及び/又は滑剤を使用する。こ
の添加物の例は、グラファイト、ステアリン酸及びその
塩例えばステアリン酸アンモニウム又はステアリン酸マ
グネシウム、タルク、メチルセルロース又は他の変性セ
ルロース例エバ1.2−ヒドロキシメチルセルロース、
グリセリンモノステアレート、ポリエチレンクリコール
、ホリビニルアルコール、ホリビニルピロリドン、ポリ
アクリルエステル等が用いられる。
の添加物、例えば結合剤及び/又は滑剤を使用する。こ
の添加物の例は、グラファイト、ステアリン酸及びその
塩例えばステアリン酸アンモニウム又はステアリン酸マ
グネシウム、タルク、メチルセルロース又は他の変性セ
ルロース例エバ1.2−ヒドロキシメチルセルロース、
グリセリンモノステアレート、ポリエチレンクリコール
、ホリビニルアルコール、ホリビニルピロリドン、ポリ
アクリルエステル等が用いられる。
粒状化による成形体の製造においては、同様に普通の専
門家に既知の粒状化助剤を使用する。
門家に既知の粒状化助剤を使用する。
成形体として特に好ましいものは環又は錠剤であって、
これは希望の使用目的又は反応器中の仕込み場所によっ
て、次の寸法を有する。
これは希望の使用目的又は反応器中の仕込み場所によっ
て、次の寸法を有する。
外径:4〜12龍
内径(環の場合):2〜8 mN
高さ=3〜12mm
本発明により製造される触媒は、エチレンのオキシ塩素
化による1、2−ジクロルエタンの製造に用いられる。
化による1、2−ジクロルエタンの製造に用いられる。
この製造法は1段階又は多段階で行われる。多段階操作
の場合は、個々の使用物質例えば空気/酸素又は塩化水
素を分けて、各反応器に別個に供給する。反応はガス循
環法においては、反応帯域から出て来る反応混合物の一
部を、新しいエチレン、塩化水素及び空気又は酸素と混
合して、反応帯域に返送する。場合により反応混合物か
ら、返送前に1,2−ジクロルエタンの全部又は一部及
び水を分離してもよい。
の場合は、個々の使用物質例えば空気/酸素又は塩化水
素を分けて、各反応器に別個に供給する。反応はガス循
環法においては、反応帯域から出て来る反応混合物の一
部を、新しいエチレン、塩化水素及び空気又は酸素と混
合して、反応帯域に返送する。場合により反応混合物か
ら、返送前に1,2−ジクロルエタンの全部又は一部及
び水を分離してもよい。
少なくとも1個の反応器、すなわち2個の反応器を使用
する場合は好ましくは最初のものを、3個の反応器を使
用する場合は最初のもの、又は最初のものと第二のもの
を、順次に数個の反応帯域に分け、それらの帯域におい
て生成物の流れの方向に沿って触媒活性を増大する。個
々の反応器中の反応帯域の数、ならびに各帯域の比較的
の大きさは、それぞれの場合によって異なる。好ましい
条件は、原則として簡単な実験により定められる。異な
る活性を有する触媒帯域の製造は、既知の手段、例えば
塩化銅(II)の濃度の低下、アルカリの添加又は不活
性材料による触媒堆積の希釈によって行われる。
する場合は好ましくは最初のものを、3個の反応器を使
用する場合は最初のもの、又は最初のものと第二のもの
を、順次に数個の反応帯域に分け、それらの帯域におい
て生成物の流れの方向に沿って触媒活性を増大する。個
々の反応器中の反応帯域の数、ならびに各帯域の比較的
の大きさは、それぞれの場合によって異なる。好ましい
条件は、原則として簡単な実験により定められる。異な
る活性を有する触媒帯域の製造は、既知の手段、例えば
塩化銅(II)の濃度の低下、アルカリの添加又は不活
性材料による触媒堆積の希釈によって行われる。
触媒の製造:
実施例1
0、125韮より小さい粒径及び200 m27gの比
表面積を有する粉末状γ−A120.を、CuCl2・
2 H2O及びKCIの水溶液を用いて含浸する。
表面積を有する粉末状γ−A120.を、CuCl2・
2 H2O及びKCIの水溶液を用いて含浸する。
浸漬液中のCuCl2112 H2O及びKCIの濃度
は、触媒の乾燥後に触媒の全重量に対し、銅含量が12
重量%そしてカリウム含量が0.82重量%となるよう
に選ばれる。含浸担体を続いて窒素中で、まず80℃で
10時間、次いで120°C及び210℃で各6時間乾
燥する。
は、触媒の乾燥後に触媒の全重量に対し、銅含量が12
重量%そしてカリウム含量が0.82重量%となるよう
に選ばれる。含浸担体を続いて窒素中で、まず80℃で
10時間、次いで120°C及び210℃で各6時間乾
燥する。
この含浸担体500gをグラファイト粉末20gと混合
し、製錠機により高さ5朋で直径5朋の錠剤にする。
し、製錠機により高さ5朋で直径5朋の錠剤にする。
実施例2
実施例1の含浸担体5ooyをステアリン酸アルミニウ
ム20gと混合し、圧搾して高さ5ml及び直径5 m
mの錠剤にする。
ム20gと混合し、圧搾して高さ5ml及び直径5 m
mの錠剤にする。
実施例6
実施例1の含浸担体500gをグリセリンモノステアレ
ート20gと混合し、圧搾して高さ5羽及び直径5 m
mの錠剤にする。
ート20gと混合し、圧搾して高さ5羽及び直径5 m
mの錠剤にする。
実施例4
実施例1の含浸担体500gをステアリン酸20gと混
合し、圧搾して高さ5 mx及び直径5朋の錠剤にする
。
合し、圧搾して高さ5 mx及び直径5朋の錠剤にする
。
実施例5
実施例1の含浸担体soo!jをメチルセルロース20
.9と混合し、圧搾して高さ5龍及び直径5朋の錠剤に
する。
.9と混合し、圧搾して高さ5龍及び直径5朋の錠剤に
する。
実施例6
実施例1の含浸担体500Iをタルク20.Fと混合し
、圧搾して高さ5韻及び直径5mmの錠剤にする。
、圧搾して高さ5韻及び直径5mmの錠剤にする。
実施例7
実施例1の含浸担体500gをデキストリン20gと混
合し、圧搾して高さ5龍及び直径5朋の錠剤にする。
合し、圧搾して高さ5龍及び直径5朋の錠剤にする。
比較例(技術水準の触媒)
高さ5 mmで直径5朋の寸法を有するγ−A1□03
の錠剤5001を、CuCl2 ・2H20及びKCI
を含有する溶液を用いて含浸する。浸漬液中のCuC1
□・2H,、O及びKCIの濃度は、乾燥後の触媒が1
2重量%の銅イオン含量及び0.82重量%のカリウム
イオン含量を有するように選ばれる。含浸した成形触媒
の乾燥は、本発明の方法の場合と同様に行われる。
の錠剤5001を、CuCl2 ・2H20及びKCI
を含有する溶液を用いて含浸する。浸漬液中のCuC1
□・2H,、O及びKCIの濃度は、乾燥後の触媒が1
2重量%の銅イオン含量及び0.82重量%のカリウム
イオン含量を有するように選ばれる。含浸した成形触媒
の乾燥は、本発明の方法の場合と同様に行われる。
触媒の試験:
本発明により製造された触媒、ならびに技術水準により
製造された触媒の活性を試験するため、内径64朋のス
テンレス鋼製反応器に触媒90cIn3を充填し、毎時
塩化水素0.986−11ニル、エチレン0.493モ
ル及び空気の形の酸30.246モルを含有するガス混
合物を供給する。触媒堆積から出て来るガスの一部を新
しい原料ガスと混合し、そして反応帯域に返送する。返
送反応ガス対新しい原料ガスの比率は20:1である。
製造された触媒の活性を試験するため、内径64朋のス
テンレス鋼製反応器に触媒90cIn3を充填し、毎時
塩化水素0.986−11ニル、エチレン0.493モ
ル及び空気の形の酸30.246モルを含有するガス混
合物を供給する。触媒堆積から出て来るガスの一部を新
しい原料ガスと混合し、そして反応帯域に返送する。返
送反応ガス対新しい原料ガスの比率は20:1である。
触媒層中の温度は225℃、反応器中の圧力は1バール
である。定常状態に達したのち反応帯域から出て来るガ
スから試料を採り、これについて変化率及び1,2−ジ
クロルエタンの収率を測定する。変化率の尺度としては
反応した塩化水素の%量が、収率の尺度としては反応し
たエチレン(1,2−ジクロルエタンに変化している)
の%量が用いられる。
である。定常状態に達したのち反応帯域から出て来るガ
スから試料を採り、これについて変化率及び1,2−ジ
クロルエタンの収率を測定する。変化率の尺度としては
反応した塩化水素の%量が、収率の尺度としては反応し
たエチレン(1,2−ジクロルエタンに変化している)
の%量が用いられる。
本発明の触媒の耐用時間を試験するため、そ025gを
内径10mmのステンレス鋼製反応器に充填する。触媒
堆積の圧力損失は、室温において毎時6001の窒素の
供給及び堆積前の水柱1.5mの圧力において測定され
る。
内径10mmのステンレス鋼製反応器に充填する。触媒
堆積の圧力損失は、室温において毎時6001の窒素の
供給及び堆積前の水柱1.5mの圧力において測定され
る。
次いで反応器を塩溶融物を用いて250℃に加熱し、毎
時塩化水素16.97.エチレン15゜91及び空気3
2.9 lを含有するガス混合物を供給する。6日後に
反応器を窒素中で冷却し、前記条件下で圧力損失を再度
測定する。触媒の耐用時間のための尺度としては、圧力
損失の%数の上昇が用いられる。
時塩化水素16.97.エチレン15゜91及び空気3
2.9 lを含有するガス混合物を供給する。6日後に
反応器を窒素中で冷却し、前記条件下で圧力損失を再度
測定する。触媒の耐用時間のための尺度としては、圧力
損失の%数の上昇が用いられる。
試験結果は次表に示すとおりで、本発明による触媒は活
性も選択率も優れているばかりでな(、耐用時間におい
ても技術水準のものより優れている。
性も選択率も優れているばかりでな(、耐用時間におい
ても技術水準のものより優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多孔質担体材料を、触媒の全重量に対し2〜15重
量%の塩化銅(II)及び/又はオキシ塩化銅の形の銅イ
オン及び0〜5重量%のアルカリ金属イオンで含浸し、
こうして含浸された担体材料を成形することを特徴とす
る、塩化銅(II)及び/又はオキシ塩化銅を含有する担
持触媒の製法。 2、3〜10重量%の塩化銅(II)及び/又はオキシ塩
化銅の形の銅イオン及び0.2〜3重量%のアルカリ金
属イオンを使用することを特徴とする、特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 3、アルカリ金属イオンとしてアルカリ金属塩化物を使
用することを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第
2項に記載の方法。 4、含浸した担体材料を水と共に練合し、そして所望に
より押出し助剤を添加して、押出して成形体にすること
を特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
ずれかに記載の方法。 5、含浸した担体材料を、所望により滑剤及び/又は結
合剤を添加して、錠剤化することを特徴とする、特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の方法。 6、含浸した担体材料を、所望により粒状化助剤を添加
して、粒状化することを特徴とする、特許請求の範囲第
1項ないし第3項のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3522471.1 | 1985-06-22 | ||
DE19853522471 DE3522471A1 (de) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | Verfahren zur herstellung eines geformten traegerkatalysators, nach diesem verfahren erhaeltlicher traegerkatalysator sowie dessen verwendung als oxichlorierungskatalysator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293552A true JPS61293552A (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=6273980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14310886A Pending JPS61293552A (ja) | 1985-06-22 | 1986-06-20 | 成形担持触媒の製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0209732A1 (ja) |
JP (1) | JPS61293552A (ja) |
DE (1) | DE3522471A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503536A (ja) * | 1998-01-08 | 2002-02-05 | イーヴィーシー・テクノロジー・アクチエン・ゲゼルシャフト | 触媒、その製造方法、および1,2−ジクロロエタンの合成におけるその使用 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20082333A1 (it) | 2008-12-29 | 2010-06-30 | Sud Chemie Catalysts Italia S R L | Precursori di catalizzatori di ossiclorurazione dell'etilene a dicloroetano. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1117014A (en) * | 1967-01-23 | 1968-06-12 | Shell Int Research | Process for preparing impregnated catalysts |
US4124534A (en) * | 1976-10-20 | 1978-11-07 | Diamond Shamrock Corporation | High temperature chlorination catalyst |
JPS5710336A (en) * | 1980-05-19 | 1982-01-19 | Ppg Industries Inc | Oxychlorinating catalyst for ethylene |
JPS5851933B2 (ja) * | 1981-04-06 | 1983-11-19 | 鐘淵化学工業株式会社 | エチレンのオキシ塩素化用触媒 |
-
1985
- 1985-06-22 DE DE19853522471 patent/DE3522471A1/de not_active Withdrawn
-
1986
- 1986-06-19 EP EP86108394A patent/EP0209732A1/de not_active Withdrawn
- 1986-06-20 JP JP14310886A patent/JPS61293552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503536A (ja) * | 1998-01-08 | 2002-02-05 | イーヴィーシー・テクノロジー・アクチエン・ゲゼルシャフト | 触媒、その製造方法、および1,2−ジクロロエタンの合成におけるその使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3522471A1 (de) | 1987-01-02 |
EP0209732A1 (de) | 1987-01-28 |
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