JPS6129336Y2 - - Google Patents

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JPS6129336Y2
JPS6129336Y2 JP14627583U JP14627583U JPS6129336Y2 JP S6129336 Y2 JPS6129336 Y2 JP S6129336Y2 JP 14627583 U JP14627583 U JP 14627583U JP 14627583 U JP14627583 U JP 14627583U JP S6129336 Y2 JPS6129336 Y2 JP S6129336Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組み起し折り畳み、変形の自在な陳列
具に関する。
従来、絵葉書、絵カード、封筒、写真、観光案
内書、その他の比較的扁平或いは細長い形状の
種々の商品の展示販売用の陳列具には、品物を平
面的に並べる並列式のものと立体的或いは階段状
に並べる重複形式ものがあり、これらは合成樹
脂・金属・木材・厚紙等の比較的硬い素材を用い
て一体的或いは組立自在に作られているが、陳列
した場合、前者は占有面積が大きく、また後者は
占有する底面積及び空間が大きいが、その割に比
し展示出来る品数が制約されて陳列効率が悪く、
また展示や販売の場所が狭くなり制約を受けた。
また一体的に形成された階段重複形式のもので
は、製作・運搬・移動・保管・収納の何れの場合
も嵩ばり、それらに関連して諸費用がかかり、ま
た厚紙製のものでも製作に手数を要し、4枚を合
紙し、且つ貼り合せの精密性を求められ、生産効
率が悪い等の欠点があつた。
本考案は従来の欠点を除去するため、厚紙若し
くはそれに近い強度を有する板状の素材の所定部
分に、折り目・切込みを設けた2枚を重合固定
し、組み起すと並列形式と階段重複形式とを兼ね
備え且つ変形自在の陳列具が形成されてあらゆる
展示環境に対応可能となると共に陳列場所に於い
て占有される面積及び空間を最小限にし且つ品数
を最大限に展示可能にして陳列効率を高め、更に
堅牢で耐久性に富み、製作時或いは不使用時に折
り畳んだ場合も扁平状となり、製作・運送・保管
の時にも占有面積及び空間が従来に比べ著しく減
少させることが出来、製作・組み起し、折り畳
み・変形の容易性、製作費の削減を計ることを目
的としたものである。
本考案の実施の一例を厚紙を用いて形成した図
面について説明すると、本案は表紙Aと裏紙Bと
から構成され、表紙Aの横方向に間隔を介して外
方向へ折曲する折目イを上下方向に平行に複数本
附して表紙Aを複数に区劃aし、各々の区劃a内
の左右に内方向へ折曲する折目ロ,ロを上下方向
に附して区劃a内の中央に基部1と左右に袖部2
とを設ける。そして基部1から袖部2にかけて水
平方向に設ける上切込3と該上切込3の左右に続
けた上左右切込4とを、少くとも基部1に形成す
る受部5の高さHと該受部5に折目ハを介して連
設した底部6の奥行Fとに相当する間隔Gを介し
区劃aに複数本平行に設ける。
夫々の区劃aの基部1及び袖部2,2に設けた
上切込3と上左右切込4に関して形成又は附設さ
れる他の切込及び折目は次の通りである。即ち、
基部1に、上切込3と既存の折目ロ,ロと受部5
の高さHに相当する長さ分、上切込3より下つた
位置に上切込3と平行に外方へ折曲する折目ハと
によつて囲まれた受部5を設け、折目ハの両端に
続いて袖部2,2上に上左右切込4よりやゝ短い
下左右切込7を上左右切込4と平行に設けると共
に上左右切込4と下左右切込7の夫々の外側両端
を縦方向に結んだ折目ニ,ニに附して袖部2,2
に側部8,8を形成し、更に折目ハの両端と折目
ロ,ロの下端との交点に続け且つ折目ハから底部
6の奥行Fに相当する長さ分下つた位置に器形
の下切込9を設ける。そして、表紙Aの左右端部
の区劃a,aに於ける左の袖部2及び右の袖部2
には小孔16を複数穿設する。
次に表紙Aに貼り合せる裏紙Bは、表紙Aの基
部1よりやゝ巾広で、表紙Aの折目ロ,ロと対向
した位置に折目ホ,ホを上下方向に設けて、表紙
Bを背部10と該背部10の左右の接合縁11,
11に区劃する。背部10には各々の受部5の下
部の折目ハと対向した位置で且つ中央に切残部1
7を残して左右に水平方向に折目ヘ,ヘと該折目
ヘ,ヘに続いた切込12,12を設け、折目ヘ,
ヘと切込12,12の夫々の両端に続いて、底部
6の奥行Fと同長の高さKにした畧アーチ形の切
込13,13を中央の切残部17の左右に設ける
と共に折目ヘ,ヘと切込12,12との接点より
上方に向けて切込13と交叉する折目ト,トを附
して支部14,14と補強部15,15を形成す
る。そして表紙Aの各々の区劃aの後に裏紙Bを
夫々配設し、横方向の位置関係では表紙Aと裏紙
Bの夫々の上下方向の折目ロ,ロ及びホ,ホとを
一致させ、また縦方向の位置関係では表紙Aの各
区劃aの基部1に設けた受部5と底部6との間の
折目ハと裏紙Bの背部10に設けた折目ヘ,ヘと
を一致させた位置で、表紙Aの各区劃aの基部1
の裏面1bに裏紙Bの背部10を重合貼着する。
図中18は夫々の受部5を背後より押して組み
起す際に指等を差し込むため、夫々の受部5に対
向して裏紙Bの背部10に穿設した指孔である。
次に、本考案の組み起し及び折り畳みを、表紙
Aに横方向の間隔を介して並設した折目イに沿つ
て表方向に折曲して表紙Aに形成される複数の区
劃の何れの区劃についても同様に行われるのでそ
のうちの一つの区劃を例示して説明する(第5図
乃至第11図)。
組み起しについて述べると、一つの区劃aに於
いて折目ロ,ロに沿つて袖部2,2を表方向に折
曲げて次第に互に対向させると、側部8,8は上
左右切込4及び下左右切込7を境に夫々袖部2,
2から離れ折目ニ,ニに沿つて表方向に自動的に
連動して折り起され、これに伴つて受部5は上切
込3を境に基部1から離れ、側部8,8に対して
折目ロ,ロを境に折り曲げられ表方向に次第に連
動して突出変位するが、下左右切込7の長さは上
左右切込4の長さよりやゝ短く切込んであるた
め、袖部2,2より突出する左右の側部8の上縁
8aは下縁8bより長く、側部8,8に連設して
いる受部5の上部は下部に比べやゝ前方に突出し
て傾斜した状態となる。これと同時に受部5に連
なつている底部6も前方に変位する。次に、底部
6を折目ハに沿つて受部5の裏側に向けて折り上
げておき、裏紙Bの補強部15,15を背部10
の後面10bより押すと、補強部15,15は切
込12と切込13の一部とを境に背部10より離
れるので折目ト,トに沿つて背部10と直交する
角度まで前方に折曲し、更に裏紙Bの支部14,
14を背部10の後面10bより前方に向けて押
すと切込13,13を境に背部10より離れ、下
部は折目ヘ,ヘに沿つて水平に折り倒され、背部
10には左右の支部14及び補強部15に相当す
る面積の窓孔19が左右に生ずるが、窓孔19,
19の間の中央部分には切残部17が残される。
これと同時に前方に背部10及び支部14,14
に対して直角方向に折曲されていた補強部15,
15の下縁15a,15aは背部10の前面10
aに衝合し、支部14,14はそれ以上下方に折
り曲げられることなく水平を保ち、底部6を水平
に折り戻すと底部6は水平となつた左右の支部1
4,14上に重合し確固に水平に支持され、表紙
Aの前方に受部5・左右側部8,8・底部6によ
つて囲まれた空間に、物品を収容して陳列出来る
受容部5aが形成され、当該区劃の他の受部5そ
の他の各部も同様に操作することによつて他の受
部5も表紙Aの前面に突出し、受容部5aが縦方
向に並設され、また他の区劃aにも同様に受部5
が突出して受容部5aが並設され、全体としては
互に隣接する区劃aの左袖部2と右袖部2とを接
合して前方に突出させれば、表紙の前面の縦横に
多数の受容部5aが並設され、夫々の受容部5a
に物品の下半部を差入れて陳列する。
次に、使用形態について説明する。
先づ、平面的に使用する場合は組み起した状態
で、表紙Aを拡げて直立させれば、各区劃毎に折
曲されて突出している袖部2,2及び裏紙Bの左
右の接合縁11,11によつて支えられて直立状
態を保持出来るので、直立させたまゝ使用する
か、または表紙Aに於ける左右端の袖部2,2に
孔16を設けて該孔16にネジ又は鎖を通して直
接壁に固定又は懸けて使用する。
また、立体的に使用する場合は、第12図の如
く、組み起した状態で、表紙Aの各区劃aの基部
1に夫々重合貼着した隣接した裏紙Bの隣接する
接合縁11,11を互いに接合してクリツプ等の
挾着具Dで固定すると、隣接した基部1,1は互
いに交叉する位置関係となり、表紙Aの左右端の
左の袖部2と右の袖部2とを、また左右端の夫々
の裏紙Bの夫々の一側の接合縁11,11とを、
夫々互いに接合し挾着具或いはボルト及びナツト
で固定すると全体は角柱形状となり、表紙Aの区
劃数が4・5・6と数の増大に応じて四角柱・五
角柱・六角柱・多角柱となる。そして角柱形状の
まゝ直立固定させるか又は平面的に回転する回転
台に直立させるか更にまた表紙の各区劃aの夫々
の基部1の上部に通した紐或いか鎖によつて空間
につるして使用する。また、別の台紙Cを利用し
て立体的に使用する場合は、第13図及び第14
図の如く、表紙Aに於ける隣接する各区劃aの左
の袖部2と右の袖部2及び隣接する裏紙Bの左の
接合縁11と右の接合縁11とを夫々接合固定し
た状態で互いに隣接する基部1を境目にして表紙
Aを外方向に折曲し、表紙Aの左右端の左の袖部
2と右の袖部2とを連結具Dにより台紙Cの左右
縁に固定すれば、台紙Cの前面に多数の受部5が
表出並設された半多角柱形状の陳列具が組み起さ
れ、そのまゝ直立させるか又は台紙Cの適当個所
に穿設した小孔を利用してネジ又は紐或いは鎖に
よつて壁に固定又は掛けて使用する。
尚、上記の半多角柱形状にして使用する場合、
第13図の如く台紙Cの表面に三角柱形の補強枠
20の底面20aを貼着し、側面20b,20b
の頂縁20c,20cの両端部に形成した係止片
20d,20d,20d,20dを裏紙Bの支部
14及び補強部15が折曲されてあいた上下の窓
孔19に係止して表紙Aと台紙Cとの間を連結し
て確固に保持することもある。或いはまた、第1
4図・第15図に示すように、表紙Aの高さより
長い台紙Cの下部周縁を表紙Aの区劃数と同数の
多角形に切裁すると共に台紙Cに取り付けた場合
の表紙Aの下縁と同じ位置に水平方向に折目チを
附して上方を壁部C1とし下方を支持部C2と
し、壁部C1に折目チに続いて上方に横方向の長
径R1に比べ縦方向をやゝ短径R2にした弧状切
込21とその上方端に続けて折目チと直交する縦
切込22を設けて四半楕円部23を形成し、支持
部C2に折目チに続いて下方に前記四半楕円部2
3と同じ中心Oで且つ折目チを軸とした対称位置
に、前記短径R2と同じ半径rの弧状切込24を
設けると共に弧状切込24の下方端から上方の折
目チに直交し且つ縦切込22の下端とを結ぶ折目
リを附して四半円部25を形成し、更に弧状切込
21の下端と弧状切込24の上端とを結ぶ部分の
折目チを切込んで横切込26を設ける。そして折
目チに沿つて支持部C2を前方に折曲して水平に
すると、これと同時に四半楕円部23は弧状切込
21・縦切込22・横切込26を境に壁部C1よ
り離れて壁部C1の後方に突出して支持部C2と
共に水平となる。次に四半円部25を水平となつ
ている支持部C2の下面から押し上げると、四半
円部25は弧状切込24を境に支持部C2より離
れ、水平状態の支持部C2上に起立し、同時に四
半楕円部23も起立する。そして横切込26の長
さ即ち両方の弧状切込23及び25の長径R1と
半径rの差に相当する長さだけ突出している四半
楕円部23の突縁26は壁部C1の背面に接合す
る。このため壁部C1に取り付けた表紙Aと表紙
に組み起されてて並設された受容部5aに収容し
た品物との総荷重は支持部C2にかゝるが、その
荷重は折目リに沿つて支持部C2に続いて起立し
ている四半円部25を介して四半楕円部23に伝
わり、四半楕円部23には起立したまゝ前方に牽
引される力として作用するが、その力は四半楕円
部23の突縁26が壁部C1の背面を押圧し、突
縁26は背面に強固に接合されるので、支持部C
1は傾くことなく水平状態を保持させて使用出来
る。
次に、折り畳む場合について説明する。表紙A
を展開して平面的に使用していた場合は、隣接し
た夫々の裏紙Bの隣接した接合縁11,11を固
定したクリツプを外して分離する。次に、表紙A
の基部1の前面側から2本の指で裏紙Bの補強部
15,15を互に内方向に押して折目ト,トに沿
つて折り起して支部14,14と同じ水平にし、
次に2本の指で水平な支部14,14を上方に押
圧すると、折目ヘ,ヘに沿つて補強部15,15
と共に折り起され、同時に支部14,14上に重
合支持されていた底部6も折目ハに沿つて受部5
の裏側に折り起され、支部14,14と補強部1
5,15とは共に窓孔19,19内に折り込まれ
て背部10と同一平面に復原される。折り起され
た底部6を折目ハに沿つて受部5の下方に折り下
げて受部5と同一平面にする。そして、表紙Aの
左右端の袖部2,2を持つて左右に引つ張ると互
に隣接した各区劃aの隣接接合していた袖部2,
2は折目イに沿つて扁平状に折り戻され、同時に
側部8,8も折目ニ,ニを介して左右に引つ張ら
れると共に受部5も折目ロ,ロを介して側部8,
8に連つているので底部6と一諸に扁平状に折り
戻され、表紙Aの裏面1bに裏紙Bが重合貼着さ
れた状態のまゝ、全体として扁平に折り畳まれ
る。
表紙Aを折曲して角柱形に使用している場合
は、表紙Aの左右端の左の袖部2と右の袖部2と
を接合しているネジ又はクリツプ等の連結具E及
び表紙Aの後で隣接している裏紙Bを連結するた
め隣接している接合縁11,11を接合している
クリツプ等の挾着具Dを夫々外して分離すれば平
面的に展開される。また、台紙Cに表紙Aを半多
角柱形に折曲して取り付けて使用している場合
は、表紙Aを台紙Cに固定しているネジ等の連結
具Eを外して台紙Cから分離して表紙Aを展開す
る。そして何れの場合も平面的に使用していた場
合と同様に各部を夫々の折目に沿つて折り戻せば
表紙と裏紙は扁平となる。
依つて本考案によれば、扁平な表紙を各区劃毎
の折目に沿つて前方へ折り起すと、同時に各区劃
毎の基部に対する夫々の左右の袖部・側部及び受
部・底部は表紙の前方に何れも自動的に連動して
折り起されるので特に折り起しの手数を要せず、
裏紙の支部及び補強部を折り起して底部を支える
と表紙の表面全体の受容部が並設され、それらの
受容部に種々の品物を差し入れて上部を表出した
状態で並列形式に陳列出来ると同時に側部の上左
右切込より下左右切込を短くしたことによつて組
み起された受部はやゝ前方に傾斜するので、品物
の差し入れは勿論受容部に入れた品物の頭部が前
方に傾くので取り出し易く、階段形式にも陳列出
来、全体として並列形式と階段重複形式を兼備し
たので並列的陳列時の所定面積に於ける陳列密度
が大きく、これに反し階段重複的陳列時の占有面
積や占有空間は従来のものに比べ小さくなるの
で、陳列効率は向上される。また底部は、裏紙に
連なつたまゝ折曲される支部に連設されていると
ころの補強部を折曲して裏紙の背部の前面に衝合
させることによつて支部を介して支えているので
品物の重さで底部がた易く折り戻されることなく
長期に亘り確固に支持されると同時に左右の2点
支持であるため底部の水平状態と併せて品物も受
容部内で偏ることなく均衡がとれた陳列が為さ
れ、左右の支部及び補強部が組み起されて背部に
左右に窓孔を生ずるが中央に背部に続いている切
残部が残されるので、陳列物が広告紙の如く腰が
弱く自重で弯曲してしまう品質であつても品物の
下端縁が切残部に衝合して起立状態を保ち而も窓
孔から後方に抜け落ちることはない。また、組み
起して平面的にして壁掛け式に、また表紙の区劃
数に応じて角柱形・多角柱形が台紙を用いて半多
角柱等の立体的に形成して天井吊り下げ式やスタ
ンド式等に使用出来、使用形態が多様で陳列する
品物や場所等あらゆる展示環境に対する対応性に
富み、組み起し折り畳み立体的使用等の可撓性を
有することと相俟つて陳列或いは展示場所のレイ
アウトが制約されることがない。また、製作する
場合、表紙及び裏紙を夫々別に、或いは表紙の裏
面に裏紙を予め重合固定し、何れの場合も扁平の
まゝ折目附設や切込形成の加工作業が可能である
から、製作時は勿論製作後の保管・発送・輸送・
収納の時にも嵩らず、それに伴う諸作業も容易で
それらの面でのコストの軽減を計る事が出来る。
そして使用後に折り畳む場合も支部・補強部・底
部を折り戻し、或いはまた挾着具を外して表紙を
左右に引つ張ると、受部・側部・底部・袖部は自
動的に連動して折り戻されて基部と同一面に復帰
して扁平状となるので、折り畳み作業が容易であ
ると同時に収納時も嵩らず、製作時から使用後の
収納時までの必要面積及び空間を考慮するとその
経済性は頻る大であり、一枚の表紙に形成される
受容部は何れも同一の大きさに限定されるが、陳
列する品物の大きさに応じた大きさの受容部を形
成するように切込や各部の寸法を予め規定して製
作出来るので品物の大きさに対する適応性を有す
る。
また、上記の使用方法以外に、事務や家事の処
理に際しての種々の書類や書状の仕切けや整理に
も活用出来、更に一つの区劃の大きさのものや受
容部を横一列に組み起される大きさのものを適宜
選択して作成し、壁等にかけて状差しと成し、或
いは一つの受容部の大きさに作成したものを机上
に直立させてメモ用紙入れとして使用出来る等広
範囲に利用出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は表
紙の展開正面図、第2図は裏紙の展開正面図、第
3図は表紙の裏面に裏紙を貼着した一部の拡大正
面図、第4図は裏紙の一部の拡大正面図である。
第5図乃至8図は本考案を組み起す順序を側面よ
り観た説明図で、第5図は表紙の前方に受部を折
り起し底部を垂下させた状態を示し、第6図は底
部を受部の裏側に折り込んだ状態を示し、第7図
は表紙の前方の補強部を折り出した状態を示し、
第8図は支部を折り出し、補強部によつて水平に
保持した状態を示している。第9図は表紙の各部
を組み起した状態の一部の正面図、第10図は第
9図の平面図、第11図は第9図X,X線縦断側
面図、第12図は表紙を四折して四角柱形に形成
した斜視図、第13図は補強片を設けた台紙に本
案の陳列具を固定した形態の説明図、第14図は
底部を折曲・固定自在に連設した台紙に本案の陳
列具を固定した形態の説明図で、第13図及び第
14図に於ける想像線は陳列具を示している。第
15図は第14図に示された台紙で、四半楕円部
及び四半円部が畳まれている状態を後から見た斜
面図である。 符号:A……表紙、a……区劃、1……基部、
1a……表面、1b……裏面、2……袖部、3…
…上切込、4,4……上左右切込、5……受部、
5a……受容部、6……底部、7,7……下左右
切込、8,8……側部、8a…上縁、8b……下
縁、9……下切込、16……小孔、イ……折目、
ロ,ロ……折目、ハ……折目、ニ,ニ……折目、
H……高さ、F……奥行、G……間隔、K……高
さ、B……裏紙、10……背部、10a……前
面、10b……後面、11,11……接合縁、1
2,12……切込、13,13……切込、14,
14…支部、15,15……補強部、15a,1
5a……下縁、17……切残部、18……指孔、
19……窓孔、ホ,ホ……折目、ヘ,ヘ……折
目、ト,ト……折目、C……台紙、20……補強
枠、20a……底面、20b……側面、20c…
…頂縁、20d……係止片、D……挾着具、E…
…連結具、チ……折目、リ……折目、C1……壁
部、C2……支持部、R1……長径、R2……短
径、21……弧状切込、22……縦切込、23…
…四半楕円部、O……中心、r……半径、24…
…弧状切込、25……四半円部、26……横切
込。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表紙Aを縦方向に附した折目イによつて複数に
    区劃aし、各区劃aを縦方向に附した折目ロ,ロ
    によつて基部1と袖部2,2とに分け、基部1か
    ら袖部2,2にかけて水平方向に設ける上切込3
    と該上切込3の左右に続く上左右切込4,4と
    を、少くとも受部5の高さHと該受部5に折目ハ
    を介して連設する底部6の奥行Fとに相当する間
    隔Gを介して複数を平行に設け、折目ハの両端に
    続いて袖部2,2に上左右切込4,4よりやゝ短
    い下左右切込7,7を設けると共に上左右切込
    4,4と下左右切込7,7の夫々の外側両端を結
    ぶ折目ニ,ニを袖部2,2に附して側部8,8を
    形成し、更に折目ハの両端に続いて基部1に畧
    形の下切込9を設け、表紙Aの夫々の基部1の裏
    面1bに貼着する夫々の裏紙Bには折目ロ,ロに
    対応して縦方向の折目ホ,ホを附して背部10と
    接合縁11,11とに区劃し、背部10には折目
    ハに対向して折目ヘ,ヘとそれらの折目ヘ,ヘに
    続いて切込12,12を左右に設けると共に折目
    ヘ,ヘと切込12,12の夫々の外側両端に続い
    て上方向に畧形の切込13,13を設けると共
    に折目ヘ,ヘと切込12,12の接点に切込13
    と交叉する上方向に折目ト,トを設けて支部1
    4,14を補強部15,15を形成し、表紙Aの
    各区別aの折目ロ,ロと裏紙Bの折目ホ,ホを一
    致させ、また基部1の折目ハと背部10の折目
    ヘ,ヘとを一致させた位置で、表紙Aの各区劃a
    の基部1の裏面1bに裏紙Bの背部10を重合固
    定したことを特徴とする組み起し、折り畳み、変
    形の自在な陳列具。
JP14627583U 1983-09-21 1983-09-21 組み起し,折畳み,変形の自在な陳列具 Granted JPS60117760U (ja)

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JP14627583U JPS60117760U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 組み起し,折畳み,変形の自在な陳列具

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