JPS6129302B2 - - Google Patents

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JPS6129302B2
JPS6129302B2 JP55173878A JP17387880A JPS6129302B2 JP S6129302 B2 JPS6129302 B2 JP S6129302B2 JP 55173878 A JP55173878 A JP 55173878A JP 17387880 A JP17387880 A JP 17387880A JP S6129302 B2 JPS6129302 B2 JP S6129302B2
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signal
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motor control
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Haaman Deingaa Edowaado
Maikeru Ritaa Aren
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General Electric Co
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General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPS6129302B2 publication Critical patent/JPS6129302B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/10Mechanisms in which power is applied to web-roll spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/18Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web
    • B65H23/195Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web in winding mechanisms or in connection with winding operations
    • B65H23/1955Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by controlling or regulating the web-advancing mechanism, e.g. mechanism acting on the running web in winding mechanisms or in connection with winding operations and controlling web tension
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/90Specific system operational feature
    • Y10S388/902Compensation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/917Thyristor or scr

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般的にウエブをコイルに巻取る作
業で張力を制御する様に作用し得る電動機駆動装
置、更に具体的に云えば、この種の装置で、加速
並びに減速している時の装置の慣性効果を補償す
る様な装置に関する。
製紙及び金属圧延の様な多くの産業で、最終的
な作業の1つは、ウエブ材料を別の製造又は処理
の為に運搬し易くする為に、ウエブ材料をコイル
又はリールに巻取ることである。ウエブをコイル
に巻取る作業で使われるごく普通の1つの電動機
駆動装置は、電機子巻線及び界磁巻線の両方の励
磁を制御する様にした分巻直流電動機を使う。こ
ういう装置では、巻取リールに供給されるトルク
を制御することにより、ウエブの張力を制御す
る。このトルク制御は、電機子巻線の電流を制御
することによつて行うのが普通である。こういう
装置では、ウエブが正しくコイル状に巻取られ、
装置が加速又は減速する時に、伸びたり或いは切
れたりしない様に、装置の慣性に対する何等かの
形の補償を含めるのが普通である。
装置の2つの慣性が特に重要であることが知ら
れている。その1番目の慣性は、最終的なコイル
の最大半径に対する、コイルに巻取られたウエブ
材料の半径の比(R)の自乗に比例して変わる。
問題になる2番目の慣性は、ウエブ材料を除く装
置の他の可動部分によるものであり、これは比R
の自乗に反比例して変化する。数学的に云えば、
電機子電流に対する補償は次の様に表わされる。
A-CO=K1R2+K2/R2 ………(1) こゝで項K1及びK2は装置の定数であり、数学
的に計算することは出来るが、普通は問題の特定
の装置に対し経験的な方法によつて導き出す。
従来の普通の方法では、上の式をそのまゝ電気
的に適用して、慣性の補償を行なつている。即
ち、最大半径を定め、次にウエブ材料の線速度
(linear speed)とコイル又はリールの回転速度
(rotational speed)との間の関係から、コイル
の瞬時的な実際の半径を決定する。この為には、
各々の部品に対してタコメータの様な適当な速度
測定装置が必要である。例えば、ウエブ送りロー
ラに1つのタコメータを付設し、コイルに別のタ
コメータを付設する。両者の相対的な速度を取出
し、2つの乗数K1、K2が判つていれば、上に挙
げた式(1)を純粋に電気的に実現したアナログ割算
器、掛算器及び加算器を使つて、補償電機子電流
A-COが導き出される。
この従来の装置は非常によく作用し、補償作用
は非常に正確である。この装置は適切に実現する
には非常に費用がかゝる。前に述べた様に、2つ
の速度測定装置が必要であり、前述の計算を行う
アナログ回路を使う為に非常に高価な装置にな
る。正確な計算並びに補償を行う為に必要な高級
な部品を使う時、特にそうである。
従つて、この発明の目的は、慣性を補償する形
式の正確で比較的低廉な電動機駆動装置を提供す
ることである。
別の目的は、電動機駆動形のコイル巻取装置
に、装置全体の慣性効果に対する補償回路を設け
ることである。
別の目的は、最小限の費用で許容し得る程度の
精度が得られる様な慣性補償を電動機駆動形コイ
ル巻取装置に設けることである。
別の目的は、ウエブ材料をコイルに巻取ること
に関連して、加速並びに減速の際の慣性効果を補
償する低廉で経済的な装置を提供することであ
る。
この発明では上記並びにその他の目的を達成す
る為、ウエブのコイルを駆動又は制御するのに、
別々に励磁し得る電機子巻線及び界磁巻線を持つ
直流分巻電動機を使う。ウエブ材料の線速度及び
電動機の電機子電圧に応答する第1の帰還ループ
を用いて、これらの2つの電動機パラメータの間
の関係を一定に保つ。ウエブの張力は電動機電機
子電流を制御することによつて制御する。この目
的の為、電機子電流を表わす信号を所望のウエブ
の張力を表わす基準値と比較する第2の帰還ルー
プを設けて、ウエブの張力を主に制御する。加速
並びに減速時に装置内の慣性効果を補償する補償
回路が、界磁巻線に関連した電動機トルクを表わ
す信号と共にウエブの線速度を表わす信号を用い
る。速度信号を使つて、装置が加速しているか減
速しているか或いは速度が一定のまゝであるかど
うかの表示を求め、トルク信号を経験的に導き出
した装置の定数と共に用いて、基本的な電機子電
流帰還制御を修正する為に使われる実際の補償信
号を発生する。
この発明は特許請求の範囲に具体的に記載して
あるが、この発明は以下図面について説明する所
から、更によく理解されよう。
第1図は従来技術と、この発明を全体的に表わ
すものとの両方を表わす制御装置全体を示してい
る。図示の様に、ウエブ材料10を適当なリール
又はコイル12に巻取る。遊動ロール14をウエ
ブと接触する様に設け、ウエブは適当な電動機1
8から動力を受ける1対の駆動ローラ16によつ
てコイル12に送出される。コイル12の回転
が、電機子巻線22及び界磁巻線24を持つ直流
分巻電動機20によつて行われ且つ制御される。
電機子巻線22には適当な電力変換装置30から
電力が供給される。この電力変換装置30が点弧
制御装置32によつて制御されて、電機子巻線2
2に供給される電圧及び電流を制御する。装置3
0,32が具体的にどういうものであるかはこの
発明にとつて重要でないが、典型的には電力変換
装置30はサイリスタ6個の3相交流から直流へ
の整流器であつて、これが周知の位相制御方式で
動作する。この種の装置は、線33から供給され
る入力信号の大きさに従つて、適当な位相制御装
置(例えば点弧制御装置32)から、個別の整流
器に対する点弧パルスを受取る。線33の信号を
どの様に取出すかは後で説明する。
同様に、点弧制御装置36から制御信号を受取
る電力変換装置34の様な適当な源から、界磁巻
線24に電力が供給される。電力変換装置34及
び制御装置36は、夫々装置30,32と同様で
あつてよい。点弧制御装置36が、線50から、
界磁巻線24に対する電力を制御する入力信号を
受取る。
線50の信号は第1の制御帰還ループから来
る。この帰還ループが、装置34,36を通じ
て、界磁巻線に供給される電流を制御する様に作
用する。この目的の為、ウエブ材料10の線速度
を決定する適当な手段を設ける。第1図では、こ
れが駆動ローラ16を駆動する電動機18に接続
されたタコメータ40とてし示してある。タコメ
ータ40の出力である信号NLが、図示の実施例
では、電動機18の回転速度、従つてウエブ10
の直線速度に比例する大きさを持つ電圧信号であ
る。信号NLが線44を介して差動増幅器46の
一方の入力に供給される。差動増幅器46に対す
る2番目の入力は、電動機20の電機子巻線22
の電機子電圧(VA)に比例する線48からの信
号である。差動増幅器46の出力が線50の信号
である。
この第1の帰還ループの目的は、ウエブの線速
度に比例して電機子電圧を一定の関係に保つこと
である。その理由は以下述べる所から理解されよ
う。ウエブの張力を一定に保ちたい場合、ウエブ
の線速度が一定の時、装置の機械的な馬力に一定
の需要がある。このことから、電動機20に供給
すべき電気的な馬力を予測することが出来、これ
は第1次近似では必要な機械的な馬力に等しい。
電気的な馬力を一定にしたいのであるから、電機
子電圧と電機子電流の積(即ちVA・IA)が一定
であることが必要である。この為、VAをNLに比
例する様に保ち、IAを所望の張力に比例する様
に保てば、所定の関係が充たされる。この為、2
つの制御装置が必要である。電機子巻線22に給
電する1個の制御装置では、IA及びVAの両方を
独立に制御することは出来ないし、張力を制御す
る為に電機子電流を使おうとすれば、論理的に装
置30を選択することになるので、界磁磁束(ψ
F)を制御する界磁電流を通じて電機子電圧を制
御することが必要である。電動機の分野で周知の
様に、電動機が廻つている時、界磁電流を変えれ
ば、電機子電圧は、第1次近似では(I2R損失を
無視すると)、次の式 VA=ψF(KV)RPM ………(2) に従つて電機子電圧が変わるので、こういうこと
が可能である。こゝでKVは電動機定数であり、
RPMは毎分回転数で表わした電動機の速度であ
る。
第1図に示す第2の帰還ループは、ウエブ材料
10の張力を制御する為に電機子電流を制御する
ものである。装置30から電機子22への給電線
の途中に分路装置52を設けて、電機子電流に比
例する信号を線54に出力する。この信号が加算
点56の一方の入力になる。この加算点は、線6
0を介して加算点に接続されたワイパを持つポテ
ンシヨメータ58として示す、所望の張力を表わ
す適当な基準源から第2の入力を受取る。ポテン
シヨメータ58が正の電圧源(+V)と大地との
間に接続されていて、図示の実施例では、所望の
張力レベルに従つて手で設定する様に設計されて
いる。勿論、この基準信号を発生するこの他の方
法を用いてもよい。差し当つて加算点56に対す
る3番目の入力を無視すると、線54,60から
加算点56に供給された2つの信号が加算され
て、線62に出力が発生され、該出力に適当な倍
率増幅器64で倍率を掛けて、点弧制御装置32
に対する線33の信号とする。
第1図に示した他の回路は、装置の慣性補償に
関するものである。前に述べた様な従来技術で
は、慣性の補償には2つの信号を用いている。1
番目の信号はウエブの線速度に比例する信号、即
ちタコメータ40からの信号NLである。2番目
の信号はコイル速度に比例する信号である。第1
図では、この信号をNCと記してあり、タコメー
タ42から来るものとして示してあり、それが線
72に供給される。タコメータ42及びそれに関
連した線72を破線で示したのは、これらの素子
が従来の装置には存在するが、これから説明する
この発明では存在しないからである。従来の場
合、2つの信号NL及びNCをブロツク70で示し
た適当な補償回路に印加すると、この回路が線7
8を介して加算点56に信号を出力し、こうして
線54,60の他の2つの信号の比較を修正す
る。従来の装置では、2つの信号NL又はNCのど
ちらを用いて、装置が加速状態又は減速状態にあ
るかを判定してもよく、線78に出力される補償
信号は、前に式(1)で表わた計算の結果である。
第2図はとりわけ式(1)の計算結果を示すグラフ
である。第2図では、縦軸に最大補償電流(IA-
CO nax)に対する瞬時的な補償電流(IA-CO
の比をとつてある。横軸はコイルの最大半径に対
する瞬時的な半径の比(R)である。式(1)によ
り、K1R2及びK2/R2と記した2本の線を加え
て、装置内の慣性に対する理論的な所望の補償を
表わす線K1R2+K2/R2を示してある。第2図の
他の線は、この発明によつて行われる補償に関係
するもので、後で説明する。
第1図に戻つて説明すると、図示の全体的な装
置は、以下述べる様な変更を加えれば、この発明
にも適用し得る。この発明について云うと、補償
回路70が、前と同じく、タコメータ40から線
66を介して線速度信号NLを受取る。然し、こ
の発明はリール速度信号NCを使わず、この為タ
コメータ42は必要ではない。然し、この発明で
は、界磁電流(IF)に比例する信号を使う。図
では、これが変換装置34から界磁巻線24に給
電する線の途中に設けた適当な分路装置から取出
されるものとして示してある。分路装置74が界
磁電流に比例する信号を線76を介して補償回路
に供給する。この発明では、補償回路70が信号
L及びIFを使つて、加速並びに減速時に、ウエ
ブ10に一定の張力を保つ為の電機子電流補償信
号を線78に発生する。
この発明による補償回路がどういうものである
かが、第3図及び第4図に示されている。然し、
これらの図面について説明する前に、界磁電流信
号IFを使うことに関する理論を簡単に説明して
おくのがよいと思われる。従来は、並びにこれま
での物理的な原理では、一定のウエブ張力を保つ
のに必要な補償が、コイル材料の質量の関数であ
ることは明らかである。この質量は、勿論半径の
関数である。前に式(2)で述べた様に電動機電機子
電圧(VA)は界磁磁束及び電動機速度に比例す
る。更に、差動増幅器46(第1図)を含む上側
の制御ループが、電機子電圧(VA)をウエブの
線速度に対して一定の関係に保つ作用があること
を述べた。ウエブの線速度及びコイルの回転速度
はコイルの半径の関数として直接的に比例するか
ら、界磁磁束はコイル12の半径に一定の関係を
もつて比例することになる。慣性効果を補償した
場合、コイル12に加えられるトルクが変わらな
ければならないし、リールに加えられるトルクが
電動機電流の関数であるから、界磁電流もこのト
ルクに対して一定の関係を持つ。
上に述べたことを前提として、この発明の補償
回路を示した第3図及び第4図について説明す
る。最初に第3図について説明すると、この図は
この発明の補償回路をブロツク図で示しており、
ウエブの線速度を表わす信号NLが微分回路80
に印加されることが判る。微分回路が、信号NL
を微分し、ウエブが加速しているか減速している
か又は速度が一定のまゝであるかを表わす信号を
出力線81に発生する。線81のこの信号を比較
器又はデイジタル化回路82に印加すると、この
回路はリール12が加速しているか減速している
か又は一定速度で運転されているかに応じて、大
きな正の値、大きな負の値又はゼロの値を持つ信
号を出力線83に発生する。線83の信号が±ク
ランプ回路84の一方の入力となり、この回路の
出力(線78)が加算点56(第1図参照)に印
加される。±クランプ回路84は、線78の信号
として、2つのクランプ限界信号の内のどちらを
使うかを決定する。クランプ限界信号が、回路8
4に対する他の2つの入力として作用し、これは
後で説明する。
第2図にブロツクで示した補償回路70に対す
る第2の入力は界磁電流信号IFである。この信
号が絶対値回路86の入力になり、この回路がこ
の電流信号の絶対値に比例する信号を出力する。
この絶対値信号が2つの比例回路又は掛算器8
8,92に対する一方の入力になる。線90に現
われる回路88の出力は、比例定数K1及び界磁
電流信号の絶対値の両方の関数となる信号であ
る。第2の掛算器又は比例回路92が、比例定数
K2及び界磁電流信号の関数となる信号を出力線
94に発生する。線94の信号が適当なインバー
タ96に供給され、インバータの出力(線98)
が回路92の出力の反転になる様にする。線9
0,98の2つの信号が前に述べたクランプ限界
信号であり、±クランプ回路84に印加される。
この回路がこれらの信号を比較器82からの信号
と共に利用して、線78に補償信号を出力する。
第3図から更によく理解される様に、線90,9
8の2つの信号が線78の信号の大きさを決定
し、線83に出る比較器の出力が、この信号の相
対的な極性を決定する。この為、線78の信号は
或る大きさ及び相対的な極性を持ち、従来と同様
に慣性補償として役立つ。同様に、従来は、2つ
の比例定数又は乗数K1、K2は装置の定数であつ
て、問題の特定の装置に対して経済的に導き出す
ことが出来るが、巻取るウエブ材料の慣性並びに
装置の他の可動部分の慣性に夫々比例する定数で
ある。勿論、これらの定数は従来と同じ性質のも
のであるが、必ずしも同じ値ではないことをはつ
きりと理解されたい。
第4図は第3図にブロツクで示したこの発明の
補償回路を実現した1つの方法を示す。第4図
で、線66の信号NLが微分回路80に印加され
る。図示の様に、信号NLが入力抵抗100を介
して演算増幅器102の反転入力に印加され、こ
の増幅器の出力及び入力の間にコンデンサ104
及び抵抗106の並列の組合せが接続されてい
る。演算増幅器102が高利得反転増幅器として
動作する。その出力と入力の間の第2の帰還通路
が抵抗108を含み、これが増幅器102の出力
信号を演算増幅器110の反転入力に印加する。
増幅器110は並列にコンデンサ112が接続さ
れている。この様に接続された増幅器110は積
分作用をし、この増幅器の出力、即ち増幅器10
2の出力の積分が、適当な入力抵抗114を介し
て、反転演算増幅器116の反転入力に印加され
る。増幅器116の出力と入力の間に抵抗118
が接続されている。この反転増幅器の出力が抵抗
120を介して増幅器102の入力に印加され
る。線81に現われる回路80の出力は、線66
の入力NLの微分である。そうなることは、増幅
器の積分出力が入力と釣合い、従つて、増幅器の
出力は必然的に微分でなければならないことから
明らかであろう。
この微分信号が線81を介して比較器又はデイ
ジタル化回路82に印加される。回路82は入力
抵抗122を持つていて、これが線81の信号を
演算増幅器124の反転入力に接続する。増幅器
124の非反転入力は大地に接続されている。コ
ンデンサ126を含む第1の帰還通路が増幅器1
24の出力とその反転入力の間に接続され、こう
して接続された第2の帰還通路が直列接続の1対
の抵抗128,130を含む。抵抗128,13
0の接続点が逆並列に接続された1対のダイオー
ド132,134を介して大地に接続される。こ
のデイジタル化回路は、反転入力から見た入力が
ダイオード132,134の内の1個の電圧降下
より小さい電圧である時、略ゼロの電圧信号をそ
の出力節136に発生する。線81の電圧が更に
大きな大きさである時、回路82は、線81の信
号の極性に応じて、大きな正又は負の信号を発生
する。図示の特定の回路では、装置が加速してい
る時、線81に負の信号が現われ、この結果、節
136に大きな正の出力信号が出る。逆に、装置
が減速している時、線81の信号は正になり、節
136には大きな負の出力信号が出る。節136
の信号が適当な抵抗138を介して節140に印
加される。節140が線78の出発点になる、即
ちこの信号が慣性補償信号である。
第4図で、線76の界磁電流信号IFが抵抗1
42を介して、演算増幅器144の反転入力に対
する入力となり、この増幅器の出力がダイオード
148及び抵抗146を介してその入力に接続さ
れていることが判る。ダイオード148の陰極が
演算増幅器150の非反転入力に接続され、その
出力は反転入力に接続されている。これは標準的
な絶対値回路であり、回路86の出力である節8
7には、界磁電流の絶対的に比例する信号、即ち
|IF|が現われる。節87が掛算器又は比例回
路88を介して大地に接続される。この発明の好
ましい実施例では、比例回路又は掛算器88は単
にポテンシヨメータ152で構成されており、そ
の調節は、比例定数K1が得られる様に経験的に
設定される。従つて、回路88の出力は、K1
(|IF|)に等しい値を持つクランプ限界信号で
ある。
節87の信号が第2の比例回路92の入力にも
なる。この場合、節87が直列接続の1対の抵抗
156,158を介して端子159に接続され、
この端子には、節87に現われ得る最大信号と大
きさは等しいが、極性が反対の電圧(−V)が印
加される。この為、界磁電流が最大値にある時、
2つの抵抗156,168の間の接続点160の
電圧はゼロである。接続点160が第2のポテン
シヨメータ162を介して大地に接続され、ポテ
ンシヨメータ162は第2の比例定数K2が得ら
れる様に設定される。この為、回路92の出力
(線94)には、K2(|IF|−V)に等しい信
号が現われる。この信号がインバータ回路96に
印加される。インバータ回路は、演算増幅器16
6の反転入力に接続された入力抵抗164を持つ
ていて、帰還抵抗168が演算増幅器の出力と入
力の間に接続されている。インバータ96の出力
(線98)は、この為、線94の入力信号の反転
であり、これが第2のクランプ限界信号であつ
て、図示の回路では、K2(V−|IF|)に等し
い。
線90,98の第1及び第2のクランプ限界信
号が夫々ダイオード154,170を介して±ク
ランプ回路84の入力節172に印加される。節
172が抵抗174を介して演算増幅器176の
反転入力に接続され、この増幅器の出力はダイオ
ード178及び抵抗180を介してその入力に接
続されている。更にダイオード178の陰極が出
力節140に接続される。節172が更に演算増
幅器182の非反転入力に接続される。増幅器1
82の出力が逆の極性に接続したダイオード18
4を介してその反転入力に接続され、ダイオード
184の陽極は出力節140にも接続されてい
る。
±クランプ回路84の動作は大体次の通りであ
る。最初に、ダイオード154,170が共通の
節172に接続されているから、この節は常に線
90,98に出る2つのクランプ限界信号の正の
値の高い方の値をとることが理解されよう。即
ち、2つの値K1(|IF|)及びK2(V−|IF
|)の内の高い方になる。こゝで装置は定常速度
の動作モードにあつて、これまで説明した様に、
比較回路82の節136の信号が大体ゼロである
と仮定する。この場合、節140は大体ゼロ・ボ
ルトになり、従つて増幅器182に対する反転入
力は大体ゼロ・ボルトになる。節172の電圧が
正であつて、反転入力信号より大きいから、増幅
器182はダイオード184を逆バイアスする正
の信号を出力しようとする。この為、増幅器18
2は節140の電圧に関係なくなる。この場合、
節172の正の信号が増幅器176の反転入力に
も印加され、この為この増幅器からは負の出力が
出てダイオード178を逆バイアスし、この増幅
器も参加しなくなる様にする傾向がある。この
為、節140の電圧は略ゼロであり、従つて、第
1図で云うと、加算点56には何の補償信号も出
ない。この時、回路82の節136の出力がゼロ
であると、装置は加速も減速もしていないから、
これは所望の動作に従つている。
次に節136が、装置が加速する時の様に、か
なり正の電圧になつたと仮定する。節136に正
の電圧があると、節140は正に向う傾向を持
ち、節140の電圧は節172の電圧より高くな
る傾向がある。これらの2つの電圧が等しい時、
増幅器182の反転入力は節172の電圧と等し
くなり、増幅器182はこの為負の信号を出力
て、ダイオード184を順バイアスし、こうして
節140の電圧を節172の信号の値にクランプ
する。この場合、節172の信号が節140の信
号と同じく正であるから、増幅器176に対する
入力は正であり、この結果それから負の出力が出
て、ダイオード178を逆バイアスする。この
為、この場合に、増幅器176は参加せず、節1
40の電圧はこの為増幅器182によつて、節1
72の値にクランプされる。前に述べた様に、節
172の値は、線90,98に出る2つのクラン
プ限界信号の内の高い方の電圧レベルである。
考えられる3番目の状況は、装置が減速動作様
式にある場合である。これまでの説明から、この
時節136の信号は大きな負の電圧である。この
大きな負の電圧により、節140は負に向う傾向
を持つ。節140の信号の絶対値が節172の信
号の絶対値に等しい時、増幅器176がダイオー
ド178を順バイアスする電圧を出力し、節14
0の絶対値を節172の絶対値より低くならない
様に保つ。この時、節140の電圧が負であり、
節172の電圧が正であるから、増幅器182の
出力は正であり、ダイオード184を逆バイアス
する。こゝでは、増幅器182が回路の一部分と
して作用しない。この為、節140の信号、即ち
慣性補償信号は、装置の速度が一定である時に
は、ゼロの値であるが、装置が加速している時に
は、2つのクランプ限界信号の内の大きい方によ
つて決定される電圧の大きさを持つ相対的に正の
出力信号となり、且つ装置が減速する時には、や
はり2つのクランプ限界信号の内の大きい方によ
つて決定される相対的に負の電圧を持つ信号とな
ることが判る。
この発明の回路の作用が第2図に図解して示さ
れている。この図は、この発明の作用と従来の動
作とを比較して示している。然し、第2図につい
て考える前に、この発明と従来の論理的な比較が
出来る様に、そして第2図の記号がこの発明の実
施例についてこれまで説明した所と合う様に、前
に設定した或る比例関係を繰返しておく必要があ
る。前に述べた様に、界磁電流はコイルの半径に
比例する。従つて、K1(|IF|)に比例する値
を持つと定義した第1のクランプ限界信号はごく
一般的に云えば、(コイルの半径)に比例する値
を持つと定義することも出来る。前に述べた様
に、端子159(第4図)の電圧(−V)は、コ
イルの最大半径の時の界磁電流を表わす値(即ち
第4図の節87の信号)に等しい絶対値を持つこ
とを述べた。この為、表式K2(V−|IF|)
は、一般的に云えば、コイルの半径を用いてK2
(1−R)と書くことが出来る。前に述べた様に
Rは半径/半径最大値である。
次に第2図について説明すると、従来技術につ
いて前に述べた線の他に、この図には、K1(半
径)及びK2(1−R)と記した他の2本の線が
示されている。これら2本の線は2つのクランプ
限界信号を表わすグラフであり、それらが直線的
に変化する関数であることが判る。その1番目は
コイルの半径の増加に伴つて増加し、2番目はコ
イルの半径の増加に伴つて減少する。更に、各各
の関数に対して1本の線しか示してないが、実際
には、比例定数又は慣性定数K1及びK2によつて
夫々決定される勾配を持つ一連のこの様な線があ
ることに注意されたい。図示の領域内では、2本
の線は従来の和の線とごく近い所にある。これら
の線は勿論従来の線程の精度はないが、大抵の場
合、これらの線が理想にごく近い所にあり、行わ
れる補償が適切であつて、非常に経済的に行われ
ることは明らかであろう。指摘しなければならな
いもう1つの点は、線K2(1−R)が約0.2の半
径の比より先まで伸びていないことである。大抵
の場合、これは重大な欠陥にはならない。それと
云うのは、大抵の巻取作業では、コイルの巻取が
始まる心棒があるからである。この為、この範囲
の比より小さい所では、材料の巻取が実際には行
われない。
従つて、直流分巻電動機を用いたコイル巻取装
置で慣性補償を行う為に、所望の数学的な理想の
補償にごく近似する比較的簡単で低廉な回路を提
供したことが理解されよう。
現在この発明の好ましい実施例と考えられるも
のを図示し且つ説明したが、当業者であれば、い
ろいろな変更が考えられよう。例えば、第4図に
示した回路はこの発明を実施する1つの手段にす
ぎず、当業者であれば全体的に同じ結果を得るの
に、他の形で実施することも容易に考えられよ
う。従つて、この発明が図示し且つ説明した特定
の構成に制限されず、この発明の範囲内に入るこ
の様な全ての変更が特許請求の範囲に含まれるも
のであることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来並びにこの発明の両方による全体
的な電動機駆動装置を示す回路図、第2図はこの
発明を理解するのに役立つグラフを示す図、第3
図はこの発明の好ましい実施例の補償方式を示す
ブロツク図、第4図は第3図のブロツク図で示し
た回路の1例を示す回路図である。 主な符号の説明、10:ウエブ材料、12:リ
ール又はコイル、22:電機子巻線、24:界磁
巻線、30,34:電力変換装置、32,36:
点弧制御装置、40:タコメータ、46:差動増
幅器、52,74:分路装置、56:加算点、5
8:基準ポテンシヨメータ、70:補償回路、8
0:微分回路、82:比較器、88,92:掛算
器、84:±クランプ回路、86:絶対値回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 別々に励磁し得る電機子巻線22及び界磁巻
    線24を持つていて、ウエブ材料10をコイルに
    巻取る様に作用し得る直流分巻電動機20に使う
    電動機制御装置に於て、前記界磁巻線に電力を供
    給する第1の可変電圧源34と、前記電機子巻線
    に電力を供給する第2の可変電圧源30と、前記
    ウエブの線速度を感知して、それに比例する速度
    帰還信号を発生する手段40と、前記電動機の電
    機子電圧に比例する信号を供給する手段48と、
    前記速度帰還信号及び前記電機子電圧信号に応答
    して、前記界磁巻線に供給される電圧を制御して
    ウエブ材料の速度及び電機子電圧の間に所定の関
    係を保つ為の、前記第1の可変電圧源に対する制
    御信号を発生する手段36,46と、前記電動機
    の所望の動作レベルに比例する基準信号を発生す
    る基準手段58と、前記電機子巻線の電流に比例
    する電機子電流帰還信号を発生する手段52と、
    前記基準信号、前記電機子電流帰還信号及び慣性
    補償信号を組合せて、前記第2の可変電圧源の動
    作を制御して前記電機子巻線に供給される電力を
    制御するための制御信号を発生する組合せ手段5
    6,32と、前記慣性補償信号を発生する手段7
    0,74とを有し、該慣性補償信号を発生する手
    段は、前記速度帰還信号に応答して、ウエブ材料
    を加速しているか、減速しているか或いは速度が
    一定であるかに応じてそれぞれ別々の値を持つ修
    正信号を発生する手段80,82、ウエブ材料の
    コイルのその時の半径を表わす別の帰還信号を発
    生する手段74、前記別の帰還信号に応答して、
    ウエブのコイルの半径の増加に伴つて増加する値
    を持つ第1のクランプ限界信号とウエブのコイル
    の半径の増加に伴つて減少する値を持つ第2のク
    ランプ限界信号を発生する手段86,88,9
    2,96、及び前記修正信号の状態並びに前記第
    1及び第2のクランプ限界信号の内の大きい方の
    信号の値の関数として、前記慣性補償信号を発生
    して前記組合せ手段に供給するクランプ手段84
    で構成されている電動機制御装置。 2 特許請求の範囲1に記載した電動機制御装置
    に於て、前記速度帰還信号に応答して修正信号を
    発生する手段が、前記ウエブが加速しているか、
    減速しているか或いは速度が一定であるかを表わ
    す出力信号を発生する微分手段、及び該出力信号
    に応答して前記修正信号を発生する比較手段で構
    成されている電動機制御装置。 3 特許請求の範囲1に記載した電動機制御装置
    に於て、前記速度帰還信号に応答して修正信号を
    発生する手段が、前記ウエブが加速しているか、
    減速しているか又は速度が一定であるかを表わす
    出力信号を発生する微分手段と、該出力信号に応
    答する比較手段とで構成され、該比較手段は、ウ
    エブの速度が一定である場合、略ゼロの値を持
    ち、ウエブが加速している場合、ゼロより大きい
    一定の大きさ並びに前記ゼロの値に対して第1の
    極性を持ち、且つウエブが減速している場合、前
    記一定の大きさ及び第2の相対的な極性を持つ前
    記修正信号を発生する電動機制御装置。 4 特許請求の範囲1に記載した電動機制御装置
    に於て、前記別の帰還信号を発生する手段が、前
    記別の帰還信号として、前記界磁巻線によつて発
    生されるトルクに比例する信号を発生する手段を
    含んでいる電動機制御装置。 5 特許請求の範囲1に記載した電動機制御装置
    に於て、前記別の帰還信号を発生する手段が、前
    記界磁巻線に供給された電流に応答する手段を含
    んでいる電動機制御装置。 6 特許請求の範囲1に記載した電動機制御装置
    に於て、前記別の帰還信号に応答してクランプ限
    界信号を発生する手段が、前記別の帰還信号の絶
    対値に比例する絶対値信号を発生する手段と、第
    1の比例定数を持つていて、前記絶対値信号に応
    答して前記第1のクランプ限界信号を発生する第
    1の比例手段と、第2の比例定数を持つていて前
    記絶対値信号に応答して前記第2のクランプ限界
    信号を発生する第2の比例手段とで構成されてい
    る電動機制御装置。 7 特許請求の範囲6に記載した電動機制御装置
    に於て、前記第1及び第2の比例手段がいずれも
    調節自在のポテンシヨメータを持つている電動機
    制御装置。 8 特許請求の範囲5に記載した電動機制御装置
    に於て、前記別の帰還信号に応答してクランプ限
    界信号を発生する手段が、前記界磁巻線に供給さ
    れた電流の絶対値に比例する絶対値信号を発生す
    る手段と、第1の乗数を持つていて前記絶対値信
    号に応答して前記第1のクランプ限界信号を発生
    する第1の掛算手段と、第2の乗数を持つてい
    て、前記絶対値信号に応答して前記第2のクラン
    プ限界信号を発生する第2の掛算手段とで構成さ
    れている電動機制御装置。 9 特許請求の範囲8に記載した電動機制御装置
    に於て、前記第1及び第2の掛算手段がいずれも
    調節自在のポテンシヨメータを持つている電動機
    制御装置。 10 特許請求の範囲6に記載した電動機制御装
    置に於て、前記第1及び第2の比例手段がそれぞ
    れ調節自在の第1及び第2のポテンシヨメータを
    持つていて、K1をコイルに巻取るウエブの慣性
    に比例する定数、K2をコイルに巻取るウエブを
    除外した装置の慣性に比例する定数、(半径)を
    巻取つたウエブのコイルの瞬時半径、Rを巻取る
    コイルの最大半径に対する巻取られたウエブのコ
    イルの瞬時半径の比として、前記第1のポテンシ
    ヨメータが次の式C1=K1(半径)によつて定め
    られた値(C1)を持つ前記第1のクランプ限界信
    号を発生する様に調節され、前記第2のポテンシ
    ヨメータが次の式C2=K2(1−R)によつて限
    定された値(C2)を持つ前記第2のクランプ限界
    信号を発生する様に調節される電動機制御装置。 11 特許請求の範囲8に記載した電動機制御装
    置に於て、前記第1及び第2の掛算手段がそれぞ
    れ調節自在の第1及び第2のポテンシヨメータを
    持ち、K1をコイルに巻取るウエブの慣性に比例
    する定数、K2をコイルに巻取るウエブを除いた
    装置の慣性に比例する定数、(半径)を巻取られ
    たウエブのコイルの瞬時半径、Rを巻取るコイル
    の最大半径に対する巻取られたウエブのコイルの
    瞬時半径の比として、前記第1のポテンシヨメー
    タが次の式C1=K1(半径)によつて限定された
    値(C1)を持つ前記第1のクランプ限界信号を発
    生する様に調節され、前記第2のポテンシヨメー
    タが次の式C2=K2(1−R)によつて限定され
    た値(C2)を持つ前記第2のクランプ限界信号を
    発生する様に調節される電動機制御装置。 12 特許請求の範囲1に電動機制御装置に於
    て、前記速度帰還信号に応答して修正信号を発生
    する手段が、前記速度帰還信号に応答して、ウエ
    ブの速度が加速している場合は第1の予め設定さ
    れた値、ウエブの速度が減速している場合は第2
    の予め設定された値、及びウエブの速度が一定で
    あれば第3の予め設定された値を持つ修正信号を
    発生する手段で構成されている電動機制御装置。 13 特許請求の範囲12に記載した電動機制御
    装置に於て、前記速度帰還信号に応答して修正信
    号を発生する手段が、ウエブが加速しているか、
    減速しているか或いは速度が一定であるかを表わ
    す出力信号を発生する微分手段と、該出力信号に
    応答して前記修正信号を発生する比較手段とで構
    成されている電動機制御装置。 14 特許請求の範囲12に記載した電動機制御
    装置に於て、前記速度帰還信号に応答して修正信
    号を発生する手段が、前記ウエブが加速している
    か、減速しているか或いは速度が一定であるかを
    表わす出力信号を発生する微分手段と、該出力信
    号に応答する比較手段とで構成されており、該比
    較手段は、ウエブの速度が一定である場合、略ゼ
    ロの値を持ち、ウエブが加速している場合、ゼロ
    の値を越える一定の値並びに前記ゼロの値に対す
    る第1の極性を持ち、且つウエブが減速している
    場合、前記一定の大きさ並びに第2の相対的な極
    性を持つ前記修正信号を発生する電動機制御装
    置。 15 特許請求の範囲12に記載した電動機制御
    装置に於て、前記別の帰還信号を発生する手段
    が、前記別の帰還信号として、前記界磁巻線によ
    つて発生されたトルクに比例する信号を発生する
    手段を含んでいる電動機制御装置。 16 特許請求の範囲12に記載した電動機制御
    装置に於て、前記別の帰還信号を発生する手段
    が、前記界磁巻線に供給された電流に応答する手
    段を含んでいる電動機制御装置。 17 特許請求の範囲12に記載した電動機制御
    装置に於て、前記別の帰還信号に応答してクラン
    プ限界信号を発生する手段が、前記別の帰還信号
    の絶対値に比例する絶対値信号を発生する手段
    と、第1の比例定数を持つていて、前記絶対値信
    号に応答して前記第1のクランプ限界信号を発生
    する第1の比例手段と、第2の比例定数を持つて
    いて前記絶対値信号に応答して前記第2のクラン
    プ限界信号を発生する第2の比例手段とで構成さ
    れている電動機制御装置。 18 特許請求の範囲17に記載した電動機制御
    装置に於て、前記第1及び第2の比例手段がいず
    れも調節自在のポテンシヨメータを持つている電
    動機制御装置。 19 特許請求の範囲16に記載した電動機制御
    装置に於て、前記別の帰還信号に応答してクラン
    プ限界信号を発生する手段が、前記界磁巻線に供
    給された電流の絶対値に比例する絶対値信号を発
    生する手段と、第1の乗数を持つていて前記絶対
    値信号に応答して前記第1のクランプ限界信号を
    発生する第1の掛算手段と、第2の乗数を持つて
    いて前記絶対値信号に応答して前記第2のクラン
    プ限界信号を発生する第2の掛算手段とで構成さ
    れている電動機制御装置。 20 特許請求の範囲19に記載した電動機制御
    装置に於て、前記第1及び第2の掛算手段がいず
    れも調節自在のポテンシヨメータを持つている電
    動機制御装置。 21 特許請求の範囲17に記載した電動機制御
    装置に於て、前記第1及び第2の比例手段がそれ
    ぞれ調節自在の第1及び第2のポテンシヨメータ
    を持つていて、K1をコイルに巻取る慣性に比例
    する定数、K2をコイルに巻取るウエブを除いた
    装置の慣性に比例する定数、(半径)を巻取られ
    たウエブのコイルの瞬時半径、Rを巻取るコイル
    の最大半径に対する巻取られたウエブのコイルの
    瞬時半径の比として、前記第1のポテンシヨメー
    タが次の式C1=K1(半径)によつて限定された
    値(C1)を持つ前記第1のクランプ限界信号を発
    生する様に調節され、前記第2のポテンシヨメー
    タが次の式C2=K2(1−R)によつて限定され
    た値(C2)を持つ前記第2のクランプ限界信号を
    発生する様に調節される電動機制御装置。 22 特許請求の範囲19に記載した電動機制御
    装置に於て、前記第1及び第2の掛算手段がそれ
    ぞれ調節自在の第1及び第2のポテンシヨメータ
    を持ち、K1をコイルに巻取るウエブの慣性に比
    例する定数、K2をコイルに巻取るウエブを除い
    た装置の慣性に比例する定数、(半径)を巻取ら
    れたウエブのコイルの瞬時半径、Rを巻取られる
    コイルの最大半径に対する巻取られたウエブのコ
    イルの瞬時半径の比として、前記第1のポテンシ
    ヨメータが次の式C1=K1(半径)によつて限定
    された値(C1)を持つ前記第1のクランプ限界信
    号を発生する様に調節され、前記第2のポテンシ
    ヨメータが次の式C2=K2(1−R)によつて限
    定された値(C2)を持つ前記第2の限界信号を発
    生する様に調節される電動機制御装置。
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