JPS61293023A - アナログ−デイジタル変換器 - Google Patents
アナログ−デイジタル変換器Info
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- JPS61293023A JPS61293023A JP13477085A JP13477085A JPS61293023A JP S61293023 A JPS61293023 A JP S61293023A JP 13477085 A JP13477085 A JP 13477085A JP 13477085 A JP13477085 A JP 13477085A JP S61293023 A JPS61293023 A JP S61293023A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアナログ−ディジタル(以下、A/Dという)
変換器に関し、特に電圧分圧器を用いた並列比較型A/
D変換器に関する。
変換器に関し、特に電圧分圧器を用いた並列比較型A/
D変換器に関する。
並列比較型A/D変換器は、基準電圧■を2分割する電
圧分圧器のそれぞれ異なった出力電圧を比較基準とした
2N−1個の比較器に同時にアナログ入力電圧Vsを印
加し、各々の比較器で基準値との大小を判定し、その結
果を符号化してディジタル変換出力とするものでAnd
rept G、F、Dingvrall著の論文’Mo
nolithic Expandable 6Bit
20MHzCMO8/808 A/D Co
nverter’ IEEE Journalof
5olid −8tat C1rcuits
、 Vol 、 8C−14、Nb2 。
圧分圧器のそれぞれ異なった出力電圧を比較基準とした
2N−1個の比較器に同時にアナログ入力電圧Vsを印
加し、各々の比較器で基準値との大小を判定し、その結
果を符号化してディジタル変換出力とするものでAnd
rept G、F、Dingvrall著の論文’Mo
nolithic Expandable 6Bit
20MHzCMO8/808 A/D Co
nverter’ IEEE Journalof
5olid −8tat C1rcuits
、 Vol 、 8C−14、Nb2 。
Dec、1979等で知られている。
この並列比較方式は、A/D変換器の持つビット数をN
とすると2N−1個の比較器を有し、Nを増して分解能
を上げるに従ってより多くの、例えばNを1増すごとに
以前の約2倍の比較器を必要とする。このため、比較器
の数を削減するだめの工夫が必要である。
とすると2N−1個の比較器を有し、Nを増して分解能
を上げるに従ってより多くの、例えばNを1増すごとに
以前の約2倍の比較器を必要とする。このため、比較器
の数を削減するだめの工夫が必要である。
第3図は比較器の数をS+」減した従来の並列比較型A
/D変換器の構成の一例でN=3の場合である。ここで
N#′i、A/D変換器の有するビット数である。同図
中IOは電圧分圧器で複数の抵抗11〜15で構成され
、それら抵抗間の接続点はそれぞれ出力20〜23を形
成している。抵抗11と抵抗15はそれぞれ可変抵抗で
、抵抗11の抵抗値はR/2とRとに可変することがで
き、抵抗19の抵抗値はR/2とOとに可変することが
でき、しかも抵抗11と抵抗19のそれぞれの抵抗値の
和は常にRとなるように可変される。他の抵抗12〜1
4の抵抗値はすべてRである。また、電圧分圧器lOは
第1の基準電圧V、と第2の基準電圧GNDとの間に接
続されている。さらに、電圧分圧器10の複数の出力2
0〜23は複数の比較器3゜〜33の比較基準入力端子
にそれぞれ接続されている。位置検出論理回路150は
複数のロジックゲート40〜43で構成され、その出力
はゲイジタル出力510〜512を持つ符号変換回路1
51に接続されている。また、アナログ入力信号をサン
プリングするサンプリング回路110はサンプリングク
ロックf、に従って動作する。
/D変換器の構成の一例でN=3の場合である。ここで
N#′i、A/D変換器の有するビット数である。同図
中IOは電圧分圧器で複数の抵抗11〜15で構成され
、それら抵抗間の接続点はそれぞれ出力20〜23を形
成している。抵抗11と抵抗15はそれぞれ可変抵抗で
、抵抗11の抵抗値はR/2とRとに可変することがで
き、抵抗19の抵抗値はR/2とOとに可変することが
でき、しかも抵抗11と抵抗19のそれぞれの抵抗値の
和は常にRとなるように可変される。他の抵抗12〜1
4の抵抗値はすべてRである。また、電圧分圧器lOは
第1の基準電圧V、と第2の基準電圧GNDとの間に接
続されている。さらに、電圧分圧器10の複数の出力2
0〜23は複数の比較器3゜〜33の比較基準入力端子
にそれぞれ接続されている。位置検出論理回路150は
複数のロジックゲート40〜43で構成され、その出力
はゲイジタル出力510〜512を持つ符号変換回路1
51に接続されている。また、アナログ入力信号をサン
プリングするサンプリング回路110はサンプリングク
ロックf、に従って動作する。
以下第3図に従ってその動作を説明する。
まず、電圧分圧器10を構成する抵抗列の両端の抵抗、
すなわち抵抗11の抵抗値をR/2、抵抗15の抵抗値
をR/2にそれぞれ設定する。次にアナログ入力信号V
sをサンプリング回路110でサンプリングして一定期
間ホールドし、ホールドされたアナログ電圧がそれぞれ
異なった比較基準を持つ複数の比較器30〜33に同時
に印加さ ゛れる。その結果、ホールドされたア
ナログ電圧が比較基準より大きい比較器の出方は低レベ
ル、すなわち′01となり、逆にホールドされたアナロ
グ電圧が比較基準より小さい比較器の出方は扁レベル、
すなわち”11となる。従って複数の比較器3゜〜33
はホールドされたアナログ電圧の値によって、その出力
が“0′になる比較器とIl“になる比較器とに分けら
れる。そこで位置検出論理回路150は、出力が101
になっている比較器とl 11になっている比較器の境
界を検出し、ロジックゲート40〜43のうち境界に対
応したゲートの出力をMl″とする。この位置検出論理
回路150の出力を符号変換回路151で符号化し、2
ビツトの分解能を持つ第1の変換結果を得る。このとき
の変換特性は第4図aに示すようにアナログ入力の(2
n−t )/s (n=t 、 2−4 )の各点で
ディジタルコードが変化する第1の変換特性となる。
すなわち抵抗11の抵抗値をR/2、抵抗15の抵抗値
をR/2にそれぞれ設定する。次にアナログ入力信号V
sをサンプリング回路110でサンプリングして一定期
間ホールドし、ホールドされたアナログ電圧がそれぞれ
異なった比較基準を持つ複数の比較器30〜33に同時
に印加さ ゛れる。その結果、ホールドされたア
ナログ電圧が比較基準より大きい比較器の出方は低レベ
ル、すなわち′01となり、逆にホールドされたアナロ
グ電圧が比較基準より小さい比較器の出方は扁レベル、
すなわち”11となる。従って複数の比較器3゜〜33
はホールドされたアナログ電圧の値によって、その出力
が“0′になる比較器とIl“になる比較器とに分けら
れる。そこで位置検出論理回路150は、出力が101
になっている比較器とl 11になっている比較器の境
界を検出し、ロジックゲート40〜43のうち境界に対
応したゲートの出力をMl″とする。この位置検出論理
回路150の出力を符号変換回路151で符号化し、2
ビツトの分解能を持つ第1の変換結果を得る。このとき
の変換特性は第4図aに示すようにアナログ入力の(2
n−t )/s (n=t 、 2−4 )の各点で
ディジタルコードが変化する第1の変換特性となる。
次に、電圧分圧器10を構成する抵抗列の両端の抵抗、
すなわち抵抗11の抵抗値をR1抵抗19の抵抗値をO
にそれぞれ設定する。このとき複数の比較器30〜33
には前記ホールドされたアナログ電圧が印加されたまま
であるから、それぞれの比較器の比較基準だけが変化し
たことになる。
すなわち抵抗11の抵抗値をR1抵抗19の抵抗値をO
にそれぞれ設定する。このとき複数の比較器30〜33
には前記ホールドされたアナログ電圧が印加されたまま
であるから、それぞれの比較器の比較基準だけが変化し
たことになる。
この状態で前回と同様の変換動作をくシかえして2bi
tの分解能を持つ第2の変換結果を得る。このときの変
換特性は第4図すに示すようにアナログの2n/8 (
n =1 、2・・・4)の各点でディジタルコードが
変化する第2の変換特性となる。符号変換回路151は
これら第1の変換結果と第2の変換結果とを合成するこ
とによって、第4図Cに示す変換特性を持つ3ビツトの
ディジタル信号を出力端子510〜512に出力する。
tの分解能を持つ第2の変換結果を得る。このときの変
換特性は第4図すに示すようにアナログの2n/8 (
n =1 、2・・・4)の各点でディジタルコードが
変化する第2の変換特性となる。符号変換回路151は
これら第1の変換結果と第2の変換結果とを合成するこ
とによって、第4図Cに示す変換特性を持つ3ビツトの
ディジタル信号を出力端子510〜512に出力する。
以上のように電圧分圧器を構成する抵抗列の両端の抵抗
の抵抗値を可変とすることにより、同じ分解能を持ちな
がら比較器の数を2N−1個から2N〜1個と約1/2
とすることができる。
の抵抗値を可変とすることにより、同じ分解能を持ちな
がら比較器の数を2N−1個から2N〜1個と約1/2
とすることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の並列比較型A/D変換器では、電圧分圧
器を構成する抵抗列の両端の抵抗の抵抗値を2値の可変
とするために、抵抗11は第5図1a)に、抵抗15は
第5図tb)にそれぞれ示すように、他の抵抗12〜1
4と同じ抵抗値Rを持つ抵抗rとスイッチSWとで構成
される回路を用いている。
器を構成する抵抗列の両端の抵抗の抵抗値を2値の可変
とするために、抵抗11は第5図1a)に、抵抗15は
第5図tb)にそれぞれ示すように、他の抵抗12〜1
4と同じ抵抗値Rを持つ抵抗rとスイッチSWとで構成
される回路を用いている。
このような並列比較型A/D変換器をモノリシック集積
回路化する場合、抵抗11及び抵抗156一 を構成するスイッチSWには半導体スイッチが用いられ
る。ところがモノリシック集積回路化された半導体スイ
ッチのオン抵抗は数十オームから数百オームと大きいた
め、スイッチがオンしてもスイッチのオン抵抗のために
抵抗11及び抵抗15は正確にR,/2とならずに誤差
を生ずる。従って、従来の並列比較型A/D変換器では
第1の変換特性及び第2の変換特性は論理値通りの特性
を得ることができず、合成された変換特性には変換誤差
を生ずるという欠点があった。
回路化する場合、抵抗11及び抵抗156一 を構成するスイッチSWには半導体スイッチが用いられ
る。ところがモノリシック集積回路化された半導体スイ
ッチのオン抵抗は数十オームから数百オームと大きいた
め、スイッチがオンしてもスイッチのオン抵抗のために
抵抗11及び抵抗15は正確にR,/2とならずに誤差
を生ずる。従って、従来の並列比較型A/D変換器では
第1の変換特性及び第2の変換特性は論理値通りの特性
を得ることができず、合成された変換特性には変換誤差
を生ずるという欠点があった。
本発明の目的は、基準電圧を供給するだめの電圧分圧器
を構成する抵抗列の両端の抵抗を可変とすることな(A
/D変換器の必要とする比較器の数を削減し、構成も簡
単でしかもMOS)ランジスタ構造だけで構成されたモ
ノリシック集積回路化に適した高精度の並夕1j比較型
A/D変換器を提供することにある。
を構成する抵抗列の両端の抵抗を可変とすることな(A
/D変換器の必要とする比較器の数を削減し、構成も簡
単でしかもMOS)ランジスタ構造だけで構成されたモ
ノリシック集積回路化に適した高精度の並夕1j比較型
A/D変換器を提供することにある。
本発明による並列比較型A/I)変換器は、アナログ入
力信号の入力手段と、第1の基準電圧と第2の基準電圧
との間に接続された電圧分圧器と、前記電圧分圧器の複
数の出力を入力として選択的に出力する複数のアナログ
マルチプレクサと、前記アナログマルチプレクサの出力
を受けて比較基準値とする複数の比較器と、前記比較器
の出力を入力とする位置検出論理回路と、前記位置検出
論理回路の出力を受けてディジタル値に変換する符号変
換回路とを含み、比較器に供給する比較基準を複数のア
ナログマルチプレクサで切換えて複数回のA/D変換を
行ない、それら複数回のA/D変換結果を符号変換回路
で合成することにより最終A/D変換結果を得るため、
A/D変換器の有するビット数に対して従来の並列比較
型A/D変換器よシ少ない比較器で済ませることができ
、しかも電圧分圧器に従来の並列比較型A/D変換器が
持っていたアナログスイッチを使わないためアナログス
イッチのオン抵抗による変換誤差が生じ ゛ない
という特徴を有する。
力信号の入力手段と、第1の基準電圧と第2の基準電圧
との間に接続された電圧分圧器と、前記電圧分圧器の複
数の出力を入力として選択的に出力する複数のアナログ
マルチプレクサと、前記アナログマルチプレクサの出力
を受けて比較基準値とする複数の比較器と、前記比較器
の出力を入力とする位置検出論理回路と、前記位置検出
論理回路の出力を受けてディジタル値に変換する符号変
換回路とを含み、比較器に供給する比較基準を複数のア
ナログマルチプレクサで切換えて複数回のA/D変換を
行ない、それら複数回のA/D変換結果を符号変換回路
で合成することにより最終A/D変換結果を得るため、
A/D変換器の有するビット数に対して従来の並列比較
型A/D変換器よシ少ない比較器で済ませることができ
、しかも電圧分圧器に従来の並列比較型A/D変換器が
持っていたアナログスイッチを使わないためアナログス
イッチのオン抵抗による変換誤差が生じ ゛ない
という特徴を有する。
第1図は本発明による並列比較型A/D変換器の構成の
一例でN=3の場合である。ここでNはA/D変換器の
有するピット数である。同図中100は電圧分圧器で複
数の抵抗11〜19で構成され、それらの抵抗間の接続
点はそれぞれ出力20〜27を形成している。抵抗11
と抵抗19の抵抗値はR/2で、他の抵抗12〜18の
抵抗値はすべて几である。従って電圧分圧器100の全
体の抵抗値は2 R,すなわち8Rとなるように設定さ
れている。また、電圧分圧器lOOは第1の基準電圧V
aと第2の基準電圧GNDとの間に接続されている。電
圧分圧器100の出力20〜27にはアナログスイッチ
50〜53及びアナログスイッチ55〜58がそれぞれ
接続され、アナログスイッチ50とアナログスイッチ5
5はアナログマルチプレクサlを酵成し、アナログスイ
ッチ51と56、アナログスイッチ52と57、アナロ
グスイッチ53と58はそれぞれアナログマルチプレク
サ2.アナログマルチプレクサ31アナログマルチプレ
クサ4を構成している。アナログマルチプレクサ1〜4
は、制御信号ψ□とψ8とにより複数の入力のうちいず
れか1つを選択的に出力する。′アナログマルチプレク
サlの出力は比較器30の比較基準入力端子に接続され
、アナログマルチプレクサ2の出力は比較器31の、ア
ナログマルチプレクサ3の出力は比較器32の、アナロ
グマルチプレクサ4の出力は比較器33の比較基準入力
端子にそれぞれ接続されている。150は位置検出論理
回路で、複数のロジックゲート40〜43で構成され、
位置検出論理回路150の出刃はディジタル出力端子5
10〜512とオーバレンジ出力513とを持つ符号変
換回路151に接続されている。また、110はアナロ
グ入力信号をサンプリングするサンプリング回路で、サ
ンプリングクロックfsに従って動作する。
一例でN=3の場合である。ここでNはA/D変換器の
有するピット数である。同図中100は電圧分圧器で複
数の抵抗11〜19で構成され、それらの抵抗間の接続
点はそれぞれ出力20〜27を形成している。抵抗11
と抵抗19の抵抗値はR/2で、他の抵抗12〜18の
抵抗値はすべて几である。従って電圧分圧器100の全
体の抵抗値は2 R,すなわち8Rとなるように設定さ
れている。また、電圧分圧器lOOは第1の基準電圧V
aと第2の基準電圧GNDとの間に接続されている。電
圧分圧器100の出力20〜27にはアナログスイッチ
50〜53及びアナログスイッチ55〜58がそれぞれ
接続され、アナログスイッチ50とアナログスイッチ5
5はアナログマルチプレクサlを酵成し、アナログスイ
ッチ51と56、アナログスイッチ52と57、アナロ
グスイッチ53と58はそれぞれアナログマルチプレク
サ2.アナログマルチプレクサ31アナログマルチプレ
クサ4を構成している。アナログマルチプレクサ1〜4
は、制御信号ψ□とψ8とにより複数の入力のうちいず
れか1つを選択的に出力する。′アナログマルチプレク
サlの出力は比較器30の比較基準入力端子に接続され
、アナログマルチプレクサ2の出力は比較器31の、ア
ナログマルチプレクサ3の出力は比較器32の、アナロ
グマルチプレクサ4の出力は比較器33の比較基準入力
端子にそれぞれ接続されている。150は位置検出論理
回路で、複数のロジックゲート40〜43で構成され、
位置検出論理回路150の出刃はディジタル出力端子5
10〜512とオーバレンジ出力513とを持つ符号変
換回路151に接続されている。また、110はアナロ
グ入力信号をサンプリングするサンプリング回路で、サ
ンプリングクロックfsに従って動作する。
以下第1図に従って動作を説明する。
まず、アナログ入力信号Vsをサンプリング回路110
でサンプリングして一定期間ホールドする。
でサンプリングして一定期間ホールドする。
ホールドされたアナログ電圧は複数の比較器30〜33
にそれぞれ印加される。次にアナログスイッチの開閉を
制御する制御信号ψAにより、アナロlO− グマルチプレクサを構成する複数のアナログスイッチ5
0〜53が閉じられて電圧分圧器100から出力される
それぞれ異なった比較基準電圧が複数の比較器30〜3
3の比較基準入力端子にそれぞれ印加される。この場合
、ホールドされたアナログ電圧が比較基準より大きい比
較器の出力は低レベル、すなわち論理10″となり、節
にホールドされたアナログ電圧が比較基準より小さい比
較器の出力は高レベル、すなわち論理”l″となる。従
って、複数の比較器30〜33はホールドされたアナロ
グ電圧の値によって、その出力が10″になる比較器と
811になる比較器とに分けられる。位置検出論理回路
150は、出力が101になっている比較器と111に
なっている比較器の境界を検出し、ロジックゲート40
〜43のうち境界に対応したゲートの出力をJlとする
。この位置検出論理回路150の出力を符号変換回路1
51で符号化し、2bitの分解能を持つ第1の変換結
果を得る。ところで、この時の変換特性はマルチプレク
サを構成する複数のアナログスイッチ50〜53が閉じ
られていることから、第2図Aに示すようにアナログ入
力の(4n+1 )/16 (n=0 、1 。
にそれぞれ印加される。次にアナログスイッチの開閉を
制御する制御信号ψAにより、アナロlO− グマルチプレクサを構成する複数のアナログスイッチ5
0〜53が閉じられて電圧分圧器100から出力される
それぞれ異なった比較基準電圧が複数の比較器30〜3
3の比較基準入力端子にそれぞれ印加される。この場合
、ホールドされたアナログ電圧が比較基準より大きい比
較器の出力は低レベル、すなわち論理10″となり、節
にホールドされたアナログ電圧が比較基準より小さい比
較器の出力は高レベル、すなわち論理”l″となる。従
って、複数の比較器30〜33はホールドされたアナロ
グ電圧の値によって、その出力が10″になる比較器と
811になる比較器とに分けられる。位置検出論理回路
150は、出力が101になっている比較器と111に
なっている比較器の境界を検出し、ロジックゲート40
〜43のうち境界に対応したゲートの出力をJlとする
。この位置検出論理回路150の出力を符号変換回路1
51で符号化し、2bitの分解能を持つ第1の変換結
果を得る。ところで、この時の変換特性はマルチプレク
サを構成する複数のアナログスイッチ50〜53が閉じ
られていることから、第2図Aに示すようにアナログ入
力の(4n+1 )/16 (n=0 、1 。
2.3)の各点でディジタルコードが変化する第1の変
換特性となる。
換特性となる。
次にアナログスイッチの開閉を制御する制御信号ψAに
よりアナログマルチプレクサを構成する複数のアナログ
スイッチ50〜53を開き、かわりに制御信号ψBによ
りアナログスイッチ55〜58が閉じられる。従って、
前回と異なった比較基準電圧が複数の比較器30〜33
の比較基準入力端子にそれぞれ印加される。このとき複
数の比較器30〜37には以前ホールドされたアナログ
電圧が印加されたままであるからそれぞれの比較器の比
較基準だけが変化したことになる。この状態で前回と同
様の変換動作をくりかえして2ビツトの分解能を持つ第
2の変換結果を得る。この時の変換特性はマルチプレク
サを構成する複数のアナログスイッチ55〜58が閉じ
られていることから、第2図Bに示すようにアナログ入
力の(4n+3)/16 (n=0.■、2,3)の各
点でディジタルコードが変化する第2の変換特性となる
。符号変換回路151はこれら第1の変換結果と第2の
変換結果を合成することによって、第2図Cに示す変換
特性を持つ3 bitのディジタル信号を出力端子51
0〜512に出力する。また、符号変換回路151は第
2の変換結果を受けた時に比較器33の出力が低レベル
、すなわち論理10“になっていたらホより大きいと判
断し、オーバレンジ信号を出力端子513から出力する
。
よりアナログマルチプレクサを構成する複数のアナログ
スイッチ50〜53を開き、かわりに制御信号ψBによ
りアナログスイッチ55〜58が閉じられる。従って、
前回と異なった比較基準電圧が複数の比較器30〜33
の比較基準入力端子にそれぞれ印加される。このとき複
数の比較器30〜37には以前ホールドされたアナログ
電圧が印加されたままであるからそれぞれの比較器の比
較基準だけが変化したことになる。この状態で前回と同
様の変換動作をくりかえして2ビツトの分解能を持つ第
2の変換結果を得る。この時の変換特性はマルチプレク
サを構成する複数のアナログスイッチ55〜58が閉じ
られていることから、第2図Bに示すようにアナログ入
力の(4n+3)/16 (n=0.■、2,3)の各
点でディジタルコードが変化する第2の変換特性となる
。符号変換回路151はこれら第1の変換結果と第2の
変換結果を合成することによって、第2図Cに示す変換
特性を持つ3 bitのディジタル信号を出力端子51
0〜512に出力する。また、符号変換回路151は第
2の変換結果を受けた時に比較器33の出力が低レベル
、すなわち論理10“になっていたらホより大きいと判
断し、オーバレンジ信号を出力端子513から出力する
。
ところで、されまでの説明では並列比較型A/D変換器
の有するビット数Nを3として説明してきたが、Nを任
意の整数とすることができるのはいうまでもなく、その
時にはアナログマルチプレクサの数及び比較器の数は2
ト1個となる。
の有するビット数Nを3として説明してきたが、Nを任
意の整数とすることができるのはいうまでもなく、その
時にはアナログマルチプレクサの数及び比較器の数は2
ト1個となる。
以上説明したように本発明は、比較基準電圧を発生する
電圧分圧器の複数の出力をアナログマルチプレクサを介
して選択的に比較器の比較基準入力端子に入力し、比較
基準を変えて複数回のA/D変換を行ない、これら複数
回のA/D変換結果を合成することによって最終A/D
変換結果を得ることにより、Nb1tの分解能を持つ並
列比較型A/D変換器において、従来のA/D変換器が
2N−1個の比較器を必要とするのに対し、2N−1個
の比較器で済ませることができ、同じ分解能を保ちなが
ら比較器の数を約1/2に削減することができる。
電圧分圧器の複数の出力をアナログマルチプレクサを介
して選択的に比較器の比較基準入力端子に入力し、比較
基準を変えて複数回のA/D変換を行ない、これら複数
回のA/D変換結果を合成することによって最終A/D
変換結果を得ることにより、Nb1tの分解能を持つ並
列比較型A/D変換器において、従来のA/D変換器が
2N−1個の比較器を必要とするのに対し、2N−1個
の比較器で済ませることができ、同じ分解能を保ちなが
ら比較器の数を約1/2に削減することができる。
さらに本発明では電圧分圧器を構成する抵抗列がN b
itの分解能を持つように構成されているため、抵抗列
の両端の抵抗の抵抗値を可変とする従来の方法のように
、アナログスイッチのオン抵抗が抵抗列に加わって変換
特性に誤差を生ずることもなく、しかも特殊な回路を必
要としないため比較的構成の簡単な、モノリシック集積
回路として構成することが容易な、精度の良い並列比較
型A/D変換器を提供でき、本発明のも友らす効果は非
常に大きい。
itの分解能を持つように構成されているため、抵抗列
の両端の抵抗の抵抗値を可変とする従来の方法のように
、アナログスイッチのオン抵抗が抵抗列に加わって変換
特性に誤差を生ずることもなく、しかも特殊な回路を必
要としないため比較的構成の簡単な、モノリシック集積
回路として構成することが容易な、精度の良い並列比較
型A/D変換器を提供でき、本発明のも友らす効果は非
常に大きい。
第1図は本発明の一実施例による並列比較型A/D変換
器の回路図、第2図は第1図に示す並列比較型A/D変
換器の変換特性図、第3図は従来の並列比較型A/D変
換器の回路図、第4図は第3図に示す並列比較型A/D
変換器の変換特性図、第5図は可変抵抗の構成を示す回
路図である。 10.100・・・・・・電圧分圧器、11−19・・
・・・・抵抗、30〜33・・・・・・比較器、50〜
53.55〜58・・・・・・アナログスイッチ、15
0・・・・・・位置検出論理回路、151・・・・・・
符号変換回路、110・・・・・・サンプリング回路。 θIMF 第 2 図 Vg VB Vc $ 3 回(仄末桐) □□□□−−■ % 第 4 図(巖釆ダ4) Vg 茅 5v!!J
器の回路図、第2図は第1図に示す並列比較型A/D変
換器の変換特性図、第3図は従来の並列比較型A/D変
換器の回路図、第4図は第3図に示す並列比較型A/D
変換器の変換特性図、第5図は可変抵抗の構成を示す回
路図である。 10.100・・・・・・電圧分圧器、11−19・・
・・・・抵抗、30〜33・・・・・・比較器、50〜
53.55〜58・・・・・・アナログスイッチ、15
0・・・・・・位置検出論理回路、151・・・・・・
符号変換回路、110・・・・・・サンプリング回路。 θIMF 第 2 図 Vg VB Vc $ 3 回(仄末桐) □□□□−−■ % 第 4 図(巖釆ダ4) Vg 茅 5v!!J
Claims (1)
- アナログ入力信号の入力手段と、第1の基準電圧と第2
の基準電圧との間に接続され、複数の出力信号を発生す
る電圧分圧器と、前記電圧分圧器の複数の出力信号を選
択的にとり出す複数のマルチプレクサと、前記マルチプ
レクサの出力を比較基準値として前記アナログ入力信号
との大小を比較する複数の比較器と、前記複数の比較器
の出力を受ける位置検出論理回路と、前記位置検出論理
回路の出力を受けてディジタル値に変換する符号変換回
路とを含む並列比較型アナログ−ディジタル変換器にお
いて、前記複数の比較器に供給する比較基準値を前記複
数のマルチプレクサで切換えて複数回のアナログ−ディ
ジタル変換を行ない、これら複数回のアナログ−ディジ
タル変換結果を前記符号変換回路で合成することを特徴
とするアナログ−ディジタル変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13477085A JPS61293023A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | アナログ−デイジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13477085A JPS61293023A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | アナログ−デイジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293023A true JPS61293023A (ja) | 1986-12-23 |
JPH0455005B2 JPH0455005B2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=15136154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13477085A Granted JPS61293023A (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | アナログ−デイジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293023A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481416A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPH02839U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-05 | ||
JP4648996B2 (ja) * | 2000-10-11 | 2011-03-09 | ローム株式会社 | アナログ−デジタル変換器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5434671A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-14 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | Analog-digital converter |
JPS5478066A (en) * | 1977-12-05 | 1979-06-21 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPS57129526A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-11 | Fujitsu Ltd | Parallel type analog-to-digital converter |
JPS58133031A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-08 | Toshiba Corp | Da変換回路 |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13477085A patent/JPS61293023A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5434671A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-14 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | Analog-digital converter |
JPS5478066A (en) * | 1977-12-05 | 1979-06-21 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPS57129526A (en) * | 1981-02-04 | 1982-08-11 | Fujitsu Ltd | Parallel type analog-to-digital converter |
JPS58133031A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-08 | Toshiba Corp | Da変換回路 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6481416A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Ad converter |
JPH02839U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-05 | ||
JP4648996B2 (ja) * | 2000-10-11 | 2011-03-09 | ローム株式会社 | アナログ−デジタル変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455005B2 (ja) | 1992-09-02 |
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