JPS61292478A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ等に使用され、非蓄積型イメー
ジセンサを用いた画像読取装置に係り、特にガンマ補正
を良好に行える画像読取装置に関する。

従来の技術 従来、この種の装置は、第２図に示すように、光源２０
１によって照射された原稿２０２の反射光を集光するレ
ンズ２０３と、これ全光電変換するためにＣｄ−５等の
固溶体が用いられた非蓄積型のイメージセンサ（以下Ｃ
ａ−５センサという）２０４と、Ｃａ−５センサ２０４
の電流出力を電圧値に変換するＩ−４変換器２０５と、
Ｉ−Ｖ変換器２０５に接続された増幅器２９６と、増幅
器２０６に接続され、原稿２０２の地色による出力信号
に基づき原稿２０２の読取信号を補正するムＢＣ回路２
０７と、ムＢｅ回路２０７のアナログ出力をディジタル
化するム／Ｄ変換器２０８と、一定のガンマ変換率を有
し、このガンマ変換率に基づいて、ム／Ｄ変換器２０８
の出方をガンマ補正し、出力２１０を送出するガンマ（
以下、ｒと略記する）変換回路２０９とを備えている。

コ（７）装置では、（、ｉ−Ｓセン？２０４にＣｄ−８
等の固溶体を用いており、Ｃａ−５センサ２０４の出力
６１は、入力光の強さに比例せず、−えば第３図「・」
印に示すようにγカーブを有し、非直線的特性を示す。

このような非直線的特性を示す出力６１は、γ変換回路
２０９に入力し、このγ変換回路２０９に格納されｆｃ
ｒＫ換率に基づいて、第３図ｒＯＪ印に示すような直線
的な出力２１０に変換され、このγ変換回路２０９から
送出される。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる装置によれば、原稿の地色が白の場合は
良好にγ補正が行なわれるが、原稿が青コピーや黄コピ
ー等のように色地であった場合、良好にγ補正が行なわ
れないという問題がある。

この問題は、地色が異なる毎に、γカーブも異なった特
性を示すにもかかわらず、この装置が一定のγ変換率に
基づいてγ補正しているために生じる。

即ち、原稿２０２の画情報や地肌が黒の時、イメージセ
ンサ２０４への入力光の強さＩｏ％、又、原稿２０２の
画情報及び地肌が白色の時、イメージセンサ２０４への
入力光の強さを１００％とすると、原稿２０２の地肌が
白色の時はこの地肌が一番明るく、この時、イメージセ
ンサ２０４への入力光の強さは１００チとなり、ムＢＣ
回路２０７の出力６２は一定値（例えば、ＳＶ）となる
。そして、明るさがそれ以下の原稿２０２の画情報によ
るムＢＣ回路２０７の出力６２は、第４図の「・」印に
示す曲線６２１となる。

これに対し、原稿２０２の地肌による反射光が、例えば
白色の反射光に対してｅｏ％である場合で、かつ画情報
に地肌よりも明るい情報がない時、イメージセンサ２０
４ぺの入力光′の強さはピークが６０チとなる。そして
、この時のムＢＯ回路２０７の出力６１のピーク値を６
ｖとする０又、明るさがこれ以下の画情報は、第４図の
ｒＸＪ印に示す曲線５２２となる。

上述した曲線５２１．５２２をム／Ｄ変換器２０８へ入
力した時、ム／Ｄ変換器２０８の出力５３は、それぞれ
、第６図の「・」印「×ｊ印で示す曲線５３１．５３２
で表わされる。

そして、ム／Ｄ変換器２０８の出力５３である曲線５３
１．５３２がγ変換回路２０９へ入力すると、それぞれ
の曲線５３１，５３２は同一のγ変換率がかけられて、
第６図ｒｏＪ印、「口」印で表わされる直線５４１９曲
線５４２に変換される。即ち、原稿２０２の地肌が白色
の時のγ変換回路２０９の出力２１０Ｆｉ、直線的特性
を示し良好なγ補正がかけられる一方、原稿２ｏ２．の
地肌が白色でない時（上記例では６０チの時）のγ変換
回路２０９の出力２１０は非直線的特性を示しており良
好なγ補正が行なわれていないことになる。

本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、原稿が
色地であっても、白地であっても良好なγ補正のかかる
画像読取装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を達成するために、非蓄積型イメ
ージセンサの出力増幅手段の出力側と、あらかじめ複数
のガンマ変換率を格納したガンマ変換回路との間にガン
マ変換率選定回路が接続されている。ガンマ変換回路は
増幅手段の出力のピーク値をホールドする回路と、増幅
手段の出力を異なる割合でアッティネートし、これをホ
ールドする複数の回路（以下、サンプルホールド回路と
いう）と、ホールド回路のピーク値および複数のサンプ
ルホールド回路のそれぞれの値とを比較する複数のコン
パレータとを有している。

作用 原稿の地色が白に対してどのレベルにあるかをコンパレ
ータの比較結果に工つて判定し、これに基づいてガンマ
変換率を選定する。原稿の読取信号はこのガンマ変換率
に基づいてガンマ補正される。

実施例 第１図は、本発明の一実施例の画像読取装置のブロック
図である。

この画像読取装置は、光源１によりて照射された原稿２
又は白基準板３の反射光を集光するレンズ４と、この光
を光電変換するための非蓄積型のＣａ−５イメージセン
サ（以下センサという）５と、センサ６の出力を増幅す
る手段１００とを備えている。増幅手段１００はセンサ
６の電流出力を電圧換算するＩ−Ｖ変換器６と、Ｉ−Ｖ
変換器６に接続された増幅器７とを有している。さらに
、この画像読取装置は、増幅器７に接続され、原稿２の
地色による出力信号に基づき原稿２の読取信号を補正す
る五８０回路８と、ムＢｅ回路８のアナミグ出力をディ
ジタル化するム／Ｄ変換器９と、あらかじめ複数のガン
マ変換率を格納するとともに、ム／Ｄ変換器９のデータ
を入力するガンマ変換回路１ｏと、増幅手段１０ｏの出
力側およびγ変換回路１ｏに接続されたガンマ変換率選
定回路（以下選定回路という＞１０１とを備えている。

選定回路１０１は、増幅器７の出力のピーク値をホール
ドするためのピークホールド回路１１と、増幅器７の出
力側に接続され、後述の抵抗１４１゜１４２などによっ
て増幅器７の出力が減衰しないようにするためのバッフ
ァ１６と、バッファ１６の出力側に並列接続されバッフ
ァ１６の出力をそれぞれ異なる割合でアッティネートし
、これをホールドする第１のサンプルホールド回路１４
お工び第２のサンプルホールド回路１Ｓと、ピークホー
ルド回路１１お工び第１のサンプルホールド回路１４に
接続し、両者の出力信号を比較し、この結果をγ変換回
路１０へ出力する第１のコンパレータ１２ｆ：、ピーク
ホールド回路１１お工び第２のサンプルホールド回路１
６に接続し、両者の出力信号を比較し、この結果をγ変
換回路１０へ出力する第２のコンパレータ１３とを備え
ている。

ピークホールド回路１１は、増幅器７の信号を入力する
ダイオードＤ１とダイオードＤ１に直列接続された抵抗
値Ｒ５１の抵抗１１１とを有している。抵抗１１１の他
端は、第１のコンバレー　タ１２および第２のコンパレ
ータ１３に並列接続されるとともに、抵抗値Ｒ５２の抵
抗１１２および容量Ｇ５のコンデンサ１１３で構成され
る並列回路に接続されている。なお、この並列回路の他
端は接地されぞいる。

第１のサンプルホールド回路１４は、バッファ１６に接
続する抵抗値Ｒ１１の抵抗１４１と、抵抗１４１に接続
し、制御信号１７０に工つて開閉制御されるアナログス
イッチ入１とを有し、アナログスイッチ（以下、スイッ
チと略記する）λ１の他端は第１のコンパレータ１２に
接続されている。

抵抗１４１側のスイッチ入１端部には接地された抵抗値
Ｒ１２の抵抗１４２が、また、第１のコンパレータ１２
側のスイッチ入１端部には接地された容量Ｃ１のコンデ
ンサ１４３が接続されている。

Ｍ２のサンプルホールド回路１６は、上述した第１のサ
ンプルホールド回路１４と同様に構成され１．抵抗１４
１に対応する抵抗値Ｒ２１の抵抗１６１゜抵抗１４２に
対応する抵抗値Ｒ２２の抵抗１６２゜コンデンサ１４３
に対応する容量Ｇ２　　のコンデンサ１５３．スイッチ
入１に対応するアナログスイッチ入２とを備えており、
アナログスイッチ（以下スイッチと略記する）ム２は第
２のコンパレータ１３に接続されている。

γ変換回路１０は、あらかじめ原稿２の地色に広じて設
定され、第１表に示すように、第１のコンパレータ１２
お工び第２のコンパレータ１３のそれぞれの信号に基づ
いて選定される第１．第２゜第３の３種類のγ変換率が
格納されている。

第　　　１　　　表 以上のように構成された画像読取装置について、以下そ
の動作を説明する。

まず、原稿２を読取シ走査する前に白基準板３が光源１
で照明され、この反射光は、レンλ４を介してセンサ６
に集光され、ここで光電変換され、Ｉ−Ｖ変換器６を経
由して増幅器７で増幅される。

増幅された出力は、バッファ１６を介して抵抗１４１と
抵抗１４２で分圧され、制御信号１７０によって閉じら
れているスイッチ入１を通してコンデンサ１４３に蓄え
られる。本実施例では、増幅器７の出力は、４１５（＝
８０％）にアッティネートされ、コンデンサ１４３に蓄
えられる。また、同様に、増幅器７の出力は抵抗１５１
，１５２で分圧され、本実施例では３１５　（＝６０％
　）に７クテイネートされ、コンデンサ１６３に蓄えら
れる。

次に、制御信号１フ０にエラて、スイッチ入１゜ム２が
開かれた後、原稿２が走査される。前記と同様にして増
幅器７で増幅された出力は、ムＢＣ回路８でピーク値を
ある一定の値（本実施例ではＳＶ）にし、この６ｖｔ−
基準にして原稿２の読取信号がム／Ｄ変換器９で量子化
された後、γ変換回路１０に人力する。

このとき、ピークホールド回路１１は、原稿２で一番明
るい部分すなわち増幅器７の出力のピーク値を時定数Ｒ
５１ＸＯｓでコンデンサ１１３に充電する。時定数Ｒ５
１Ｘ　Ｏｓをもたせるのは、ノイズ成分を無効とするた
めである。又、ダイオードＤ１　　はコンデンサ１１３
に蓄えられた電荷が、抵抗１１１を通って放電しないよ
うにするためで、抵抗１１２は原稿ごとにピーク値が異
なった場合、それに追従するため、時定数Ｒ３２ＸＣ３
で放電し・原稿ごとの運用を可能としている。

ピークホールド回路１１の電圧と、前述のように白基準
板３で読み取った第１．第２のサンプルホールド回路１
４．１５の出力が第１．第２のコンパレータ１２，１３
に入力され、ここで比較され、第２表に示す比較結果を
γ変換回路１０へ出力する。

γ変換回路１０は、この比較結果を入力し、これらの組
合せによって第１表に示すように第１゜第２．第３のγ
変換率から最適なγ変換率を選定する。そして、すでに
六方された原稿２の読取信号に対して、この選定された
γ変換率をかけてγ補正を行ない、出力する。

なお１９本実施例では、原稿のピーク（地色）が白基準
に対して、８０％以上、８０ｔｌｂ未満ｅｏ％以上、６
０％未満という３つの状態をγ変換回路で判別し、それ
ぞれの状態に対応したγ変換率を選定しでいるが、コン
パレータを増やすと共に、γ変換回路に対応する数（例
えば、γ変換回路が４個であれば、この数は６個である
）のγ変換率を格納すれば、エフ精度高くγ補正を行な
うことができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、原稿のピー
ク値（地色）を検出することによって、γ変換回路のγ
変換率を選定でき、原稿に合わせたγ補正が行なえるた
め良好な読取シデータを出力できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の画像読取装置を示すブロ
ック図、第２図は、従来の画像読取装置の一例を示すブ
ロック図、第３図は、γ変換回路のγ変換を表す説明図
、第４図はムＢＣ回路出力特性を示す図、第５図は、原
稿の地色によるγ補正のきき方の違いを示す説明図であ
る。 １・・・・・・光源、３・・・・・・白基準板、４・・
・・・・レンズ、６・・・・・・Ｃ（！−Ｓセンサ、７
・・・・・・増幅器、８・・・・・・ムＢＣ回路、９・
・・・・・ム／Ｄ変換器、１０・・・・・・γ変換回路
、１１・・・・・・ピークホールド回路、１２・・・・
・・第１のコンパレータ、１３・・・・・・第２のコン
パレータ、１４・・・・・・第１のサンプルホールド回
路、１６・・・・・・第２のサンプルホールド回路、１
ｏｏ・・・・・・増幅手段、１０１・・・・・・γ変換
率選定回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 入力光シ強さ【〃ゴ 男　４　刹 ！；２ｆ−４ｆｉａｔｔ’ｅＪＩ°１１痔のポカ５２２
−−壜ｌ高２１１゛き遮？、白＋ｆｔ灸第１゛な・１丹
っ出力入力光りｙ虫さ〔〃ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿を読取るための非蓄積型のイメージセンサと、この
   イメージセンサの出力を増幅する手段と、この増幅手段
   に接続され、前記原稿の地色による出力信号に基づき原
   稿の読取信号を補正するＡＢＣ回路と、このＡＢＣ回路
   のアナログ出力をディジタル化するＡ／Ｄ変換器と、あ
   らかじめ複数のガンマ変換率を格納するとともに、前記
   Ａ／Ｄ変換器のデータを入力するガンマ変換回路と、前
   記増幅手段の出力側と前記ガンマ変換回路とに接続され
   たガンマ変換率選定回路とを備え、このガンマ変換率選
   定回路が、前記増幅手段の出力のピーク値をホールドす
   る回路と、前記増幅手段の出力をそれぞれ異なる割合で
   アッティネートし、これをサンプルホールドする複数の
   回路と、前記ピークホールド回路の出力および前記複数
   のサンプルホールド回路のそれぞれを入力・比較する複
   数のコンパレータとを有し、これらコンパレータの出力
   信号によって前記ガンマ変換回路に格納された複数のガ
   ンマ変換率を選択することを特徴とする画像読取装置。