JPS61292262A - 集合形情報記憶装置 - Google Patents

集合形情報記憶装置

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Publication number
JPS61292262A
JPS61292262A JP13364385A JP13364385A JPS61292262A JP S61292262 A JPS61292262 A JP S61292262A JP 13364385 A JP13364385 A JP 13364385A JP 13364385 A JP13364385 A JP 13364385A JP S61292262 A JPS61292262 A JP S61292262A
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JP
Japan
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cartridge
section
picker
recording
wire
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Pending
Application number
JP13364385A
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English (en)
Inventor
Masaji Kuwabara
桑原 正次
Akitake Osumi
大住 明毅
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクや磁気ディスク等の平板状の記録
媒体を保護容器に収容したカートリッジを複数個格納し
、上位装置からの指令によってそれらのうちの任意の1
個のカートリッジを取り出して記録再生部に装着して情
報の書込みや読出しを行う果合形情報記憶装置に関し、
特に表裏両面に記録可能な記録媒体のカー) IJッジ
を格納する集合形情報記憶装置に関する。
〔従来の技術〕
記録媒体を記録再生装置に交換して装着して情報の書込
みや読出しを行ういわゆる媒体交換型の情報記憶装置は
、媒体の交換によって記憶容量を増加させることができ
るため従来から広く使用されているが、記録媒体の装着
や交換を人手によって行わなければならないためシステ
ムの無人化上難点がある。このため、特に数百枚程度以
上のカートリッジを夏用する大型システム用として、こ
れらのカートリッジを複数枚並列に並べた収納棚を複数
段積重ねたカートリッジ格納庫を有し、この格納庫に収
容されたカートリッジのうちの任意の1個を上位装置か
らの指令によって自動的に抜き出して記録再生装置に装
着することによシ、無人で多数のカートリッジに対して
情報の書込みや読出しを行うことのできる集合形情報記
憶装置が提案されている(特開昭59−117755号
、昭59・9・7)。
しかしながら、上述の集合型情報記録装置は、カートリ
ッジの格納数が多いため装置が大型でありしかも高価で
あるため、カートリッジ数が100枚程度以下のOAシ
ステム等の中小規模のシステムに使用するには不向きで
あった。従って、比較的小型で廉価であり、しかも媒体
変換のための処理時間が短く操作性のすぐれた中規模シ
ステムに適した集合型情報記録装置が要望されるように
なってきている。
〔発明が解決しようとする問題一点〕
本発明の目的は、小型でその設置面積が小さく、価格も
廉価で処理速度が高く、操作性のすぐれ、しかもカート
リッジの格納数が中規模程度のシステムに適した集合形
情報記憶装置を提供することにあシ、特に表裏両面に記
録可能な媒体を使用する場合に適する集合形情報記憶装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の集合形情報記憶装置は、平板状の記録媒体を保
護容器に収容したカーリッジを水平にして上下方向に積
重ねて収納するカートリッジ格納部と、前記カートリッ
ジ格納部の上方または下方に配置された記録再生装置 上位装置からの指令によって前記カートリッジを把持す
るカートリッジ把持機構と、上位装置からの指令を受け
て前記カートリッジ把持機構によって把持した前記カー
トリッジを前記カートリッジ格納部または前記記録・再
生部に対して挿抜する水平直線運動機構と、上位装置か
らの指令を蛍けて前記カートリッジ把持機前によって把
持した前記カートリッジの表裏を反転させる反転機構と
を有するピッカー部と、 前記ピッカー部を支持し上下運動を案内するボールスプ
ライン軸と、上位装置からの指令を受けて前記ピッカー
部の上下運動を駆動する垂直運動駆動機構とを有する垂
直搬送部とを備えて構成される。
〔実施例〕
以下本発明について図面に基すいて詳細に説明する。
第3図は交換型記録媒体の代表的な例である光ディスク
を保護容器に収容した光デイスクカートリッジの一例を
示す斜視図である。
第3図において、光ディスク11は円盤状の外形を有し
、その両面に情報を記録することが可能である。光ディ
スク11は保持部材(リティナ)13によってその外周
を保持されて保護容器12に挿入されてカートリッジl
を構成している。記録再生装置に媒体を装着するときは
、カートリッジ1の状態で挿入したのち、保護容器12
のみを抜き出す(保護容器を抜き出さずにそのままの状
態で書込みや読出しのできる記録再生装置もある)。
以下上述のカートリッジを対象とした本発明の実施例に
ついて説明する。
第2図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図で、本装
置の斜め前方から見た状態を示す。
第1図は第2図の実施例の内部構成を示すため、筐体の
後部カバーと上部カバーとを取シはすし、側板の一部を
切シ欠いて後方(第2図矢印B)から見た斜視図である
第1図および第2図を参照すると、カートリッジ格納部
2aおよび2bは、第3図に示したようなカートリッジ
を水平状態にして縦に積重ねて格納できるように、複数
枚の棚板で等間隔に仕切られた箱型の容器である(詳細
については後述する)。
2個の記録再生部3は、カートリッジ格納部2bの下方
に配置されており、それらのカートリッジ押入口3aは
ほぼ水平(カートリッジ格納部2aまたは2bに格納さ
れているカートリッジとほぼ平行)で、その前面はカー
トリッジ格納部の谷棚板の前面21aと同一鉛直面内に
ある。なお第1図の実施例は記録再生部を2個設けてい
るが、目的や所要性能に合わせて1個または3個以上と
してもよい。またその配置位置も設計上の都合によりカ
ートリッジ格納部の上方や中間等任意の位置を選択して
もよい。
2個のカー) IJJツジ納部2aおよび2bの間には
カートリッジ装填部4が配置されている。このカー) 
IJッジ装装填部上、本装置にカートリッジを格納した
り、交換したりするとき、外部から容易に操作をするこ
とができるように設置したものであり、装置の前方(第
2図矢印A)からカートリッジを水平状態にして挿抜可
能である。このカートリッジ装填部4に挿入されたカー
トリッジは、後述するピッカー部および垂直搬送部によ
ってカートリッジ格納部の指定された位置へ格納され、
また交換すべきカートリッジはピッカー部および垂直搬
送部によってカートリッジ格納部から取シ出されてカー
トリッジ装填部に挿入されるので、装置の前方からこれ
を取シ除くことができる。
なお第1図の実施例において、カートリッジ装填部4の
設置位置を2個のカートリッジ格納部2aおよび2bの
間としたのは、カー) IJJツジ挿抜する際、立った
ままの姿勢で最も操作しやすい位置に設置するためで、
装置の高さによって上方または下方の適宜の位置に設定
できることは当然である。カートリッジ装填部4の詳細
については後述する。
カートリッジ格納部2aおよび2bならびに記録再生部
3の後方には、カートリッジをその両面で挾持するカー
トリッジ把持機構(詳細は後述する)と、そのカートリ
ッジ把持機構を水平に前進または後退させるための水平
直線運動機構と、カートリッジ把持機構が把持したカー
トリッジの表裏を反転させるための反転機構とを有する
ピッカー部5が設けられている(ピッカー部5の詳細に
ついても後述する)。
ピッカー部5の上下運動を駆動するため、本装置の一隅
に垂直搬送部6が設けられている。垂直搬送部6は、鉛
直に支持されているボールスプライン軸と、これに平行
に張架された複数本のワイヤ(ワイヤを複数本としたの
は、万一そのうちの1本が切れても本装置の機能を損な
いように安全性を配慮したためであり、通常2本が使用
される)を有するワイヤ搬送機構と、ワイヤ搬送機構を
駆動するモータ機構とを備えて構成されており、ピッカ
ー部5はその一端に設けられているボールスプライン軸
受によってボールスプライン軸と上下運動自在に係合し
、またその枠体の側面においてワイヤ搬送機構と結合さ
れている。従ってモータに正または逆方向の回転を与え
ることによって、ワイヤ搬送機はに結合されているピッ
カー部5は、ボールスプライン軸を案内として上下方向
の運動を行うことができる。垂直搬送部6の詳細につい
て後述する。
次に上述の構成を有する集合形情報処理装置の動作につ
いて説明する。
まず、カートリッジ格納部2aまたは2b(以下2aま
たは2bを総括して2とする)にカートリッジを格納す
るために、1個のカートリッジをカートリッジ装填部4
の挿抜口から手操作で挿入する。カートリッジが所定の
位置まで挿入されると、ピッカー部5は上位装置からの
指令信号を受け、垂直搬送部6によって駆動されてカー
) IJッジ装装填部上後方に移動して停止する。続い
てピッカー部5は水平直線運動機構が働き、カートリッ
ジ把持機構を前進させてその先端に設けられている把持
部材(ハンド)をカートリッジの所定の位置の側方まで
移動させて停止する。更に続いてカートリッジ把持機構
が動作させられると、ハンドはカートリッジの両側面を
挾持する。この状態のまま再び水平直線運動機構が動作
させられて後退させられると、カートリッジ把持機構は
ハンドでカートリッジを挾持したまま後退し、カートリ
ッジをカートリッジ装填部4から抜き出す。カートリッ
ジがカートリッジ装填部から完全に抜き出された時点に
おいて水平直線運動機構の運動が停止され、続いて垂直
搬送部6の動作が開始される。
垂直搬送部6は、カートリッジを把持したピッカー部5
を上方または下方に移動させ、カートリッジ格納部2の
所定の棚位置の後方で停止する。この位置で再度ピッカ
ー部5の水平直線運動機構が駆動されると、カートリッ
ジはカートリッジ格納部2の所定の棚へカートリッジを
挿入する。カートリッジの挿入が終了した時点でカート
リッジ把持機構の動作が解除され、カートリッジはその
把持が解かれてカートリッジ格納部に格納される。
この動作を必要回数繰返すことによってすべてのカート
リッジを格納することができる。なおこれらの動作は上
位装置からの指令によって行われる。
カートリッジ格納部2に格納されているカートリッジに
対して情報の書込みまたは読出し動作を行うとき本同様
な動作を行う。すなわち垂直搬送部6によってピッカー
部5をカートリッジ格納部2の指定されたカートリッジ
の後方に移動させ、水平直線運動機構とカートリッジ把
持機構とによってカートリッジを挾持して抜き出し、再
び垂直搬送機構によって挾持したカー) IJッジを記
録再生部3の後方に移動させ、水平運動機構とカートリ
ッジ把持機構とによって挿入する。取シ出すときはこれ
と逆の手順によって行う。なお媒体の裏面に対して書込
みまたは読出し動作を行う必要があるときは垂直搬送運
動中に反転機構を動作させることによって行う。カート
リッジの交換のときも全く同様な動作によって行うこと
ができる。
第4図(a)は第1図の実施例に使用するのに適するカ
ートリッジ格納部の一例を示す斜視図である。
第4図(a)に示すように、本例のカートリッジ格納部
2は、箱形の外形を有し、複数枚の水平に配置された棚
板21によって等間隔に仕切られて前方が開口し、この
開口部からカートリッジの挿抜が行われる。棚板間の間
隔は、カー) IJッジが自由に出し入れできる程度に
その厚さよりやや大きくなっており、その平面形状はI
H1字の形状となっている。開口部側の中央の切欠きは
、ピッカー部のハンドを挿入するだめの空間であり、後
方の背板23側の切欠きはばね部材24を装着する丸め
の空間を形成するために備けられているものである。ば
ね部材24は、挿入されたカートリッジが外部からの振
動等によって飛び出るのを防止するため、そのばね力に
よってカートリッジを挿入位置に保持しておくためのも
のである。
第4図(b)は、ばね部材240作用を示すだめの断面
図である。
第4図(b)に示すように、ばね部材24はその先端が
■“字形に折曲げられた扉状を有しており、このs y
 a字の底部がカートリッジ保持部材(リティナ)13
に設けられたgi3aと係合する′ことによってその保
持動作を行う。カートリッジの抜き出しのときはこのば
ね力を上弓る力を加えることによってその保合が解かれ
る。ばね部材13は背板23に取付けられておシ、棚板
間の間隔数またはその整数倍だけ設けられている。
第5図は、第1図の実施例の垂直搬送部6の詳細を示す
斜視図である。
本垂直搬送部6は、本装置の筺体8にその上下端を固定
されて鉛直に配置されたボールスプライン軸61 ト、
このボールスプライン@61に平行に設けられたワイヤ
搬送機構62と、ワイヤ搬送機構62を駆動するモータ
機構とを備えて構成されている。
モータ機構は、本装置の筺体の下部に取付けられている
モータ63と、その主軸の先端に装着されているプーリ
64と、プーリ64の回転運動を伝達するベルト64と
から構成されておシ、ベルト66はワイヤ搬送機構62
の下部に設けられている下部ワイヤ用プーリ67と同軸
上に設けられているプーリ65に巻回されている。
ワイヤ搬送機構62は、下方において下部ワイヤ用プー
リ67に巻回され、上方において上部ワイヤ用プーリ6
2(本装置の筺体に取付けられている)に巻回されてボ
ールスプライン@61と平行に張架されてループを形成
している2本のワイヤ62aおよび62bと、これらの
上下のワイヤ用ブーりとを有して構成されており、ワイ
ヤの一部においてビーカ一部5の枠体51が結合されて
いる。ピッカー部5の枠体51の側部には、上下に貫通
する穴が設けられておシ、この穴の上部および下部には
、ボールスプライン41161と係合するボールスプラ
イン軸受51が嵌装されている。
第6図はボールスプライン軸およびボールスプライン軸
受の詳細を示す図である。
第6図に示すボールスプライン軸61は、その外周に軸
の延長方向と平行に設けられた突起状の3条のスプライ
ン61ae肩している〇一方、ボールスプライン軸受5
2は、この3条のスプライン61aに対応して複数の鋼
球52bからなる6組の鋼球群を有している。これらの
鋼球群は保持部材(リティナー)52Cに保持されてノ
・ウジング52aの円筒状の内面に嵌装されている。リ
ティナー52Cには、鋼球52bを連続して整列し、そ
れらの循環運動が可能なように形成した6個のレースト
ラ、り状の溝があり、その直線部分はスプライン61a
と平行になっている。この溝に保持された鋼球群は、2
組が対となって1条のスプラインをその両側面から挾持
するように構成されている。従って上述のように構成さ
れてたボールスプライン軸受52にボールスプライン軸
61を挿入してボールスプライン軸受52を上下運動さ
せると、鋼球群はスプライン61aを挾持しながら上下
方向に転動して滑らかな運動を行う0このとき鋼球群が
スプライン軸を両側から挾持しているため、スプライン
軸受52は、ボールスプライン軸61の軸方向に対して
直角な面内における回転運動は完全に阻止され、上下運
動のみが行われる0 第7図はボールスプライン軸とボールスプライン軸受と
の他の構成例を示す図である。
第7図の例では、ボールスプライン61−1は3条の溝
状のスプライン61−12を有しておシ、鋼球52−1
bはこの溝に入って上下方向に転勤運動を行うと同時に
軸方向と直角な面内の回転運動を阻止している。鋼球群
がリティナ−52−ICに保持されてハウジング52−
13の内面に嵌装されてボールスプライン軸受52−1
を構成していることは第6図の例の場合と同様である◇ 再び第5図を参照して垂直搬送部6の動作について説明
する。モータ63が右回転するように上位装置から指令
信号が与えらnると、下部ワイヤ用プーリ67も右回転
してワイヤ62aおよび62bは時計廻シに循回動作を
行う。この動作によって、ワイヤ62a・62bと枠体
51によって結合しているピッカー部5は、ボールスプ
ライン軸61を案内として鉛直下方に運動し所定のカー
トリ。
ジの位置に到達して停止する。このときボールスプライ
ン軸61とボールスプライン軸受52との協働作用によ
シ、ピッカー部5の回転運動が阻止されるので、ピッカ
ー部5は1本のボールスプライン軸のみの案内で精度の
よい上下運動を行うことができる。なお上述の例は、ピ
ッカー部5の上下運動の駆動手段としてワイヤ搬送機構
を用いているが、ベルト搬送機構や、う、りおよびビニ
1フ機構等周知の直線運動駆動手段を利用できることは
当然でらる。
次にピッカー部5の詳細について第8図を参照して説明
する。
ピッカー部5は、カートリ、ジ格納部2や記録再生部3
あるいはカートリ、ジ装填部4に対してカートリ、ジを
挿抜するための装置であり、必要に応じて書込みまたは
読出すべき媒体の記録面の宍裏を反転させるだめの反転
動作も行う0第8図金参照するに、砕体51は前述の如
くボールスプライン軸61と係合するようにその側面に
設けられているボールスプライン軸受52によって上下
方向の運動を行う。この枠体51の前部および後部の中
央部分から水平方向に突出している支持腕51aおよび
52bには、回転軸53aおよび53bを中心とした水
平軸の姻りの回転運動が可能なように内部枠体53が支
持されている0この内部枠体53には、う、り55と案
内軸56とが水平かつ平行に設けられてお)、カートリ
ジ把持機構9はこの案内軸56を案内として前後方向に
水平に直線運動を行うことができる。カートリッジ把持
機構9の側面にはモータ9aが搭載されてお9、このモ
ータ9aの主軸の回転はベベルギヤを介して2.り55
と噛合しているピニオン9bK伝達される。従ってそ一
夕9aを右左に回転させることによシ、モータ9aとこ
れを搭載しているカートリ、ジ把持機構9とt−案内軸
56を案内とした水平直線運動を行わせることができる
0 内部枠体53の後端部の外周には大きな直径のプーリ5
7が設けてあり、一方枠体51に取付られているモータ
54の主軸には小さな直径のプーリー59が取付けられ
ている。これらのプーリー57および59をベルト58
によって連結している。従ってモータ54に駆動電流を
供給することとによって内部枠体53は回転軸53aお
よび53bを回転中心とする回転運動を行い、カートリ
ッジ把持機構9で把持しているカートリ、ジの表裏を反
転させることができる。
第9図はカートリ、ジ把持磯構9の内部の詳細を示す側
断面図で、カートリ、ジを把持する機構を主体に図示し
たものである。
第9図において、枠体91は上述のように案内軸56を
案内として、う、り55およびビニオン9bとによって
駆動されて水平直線運動を行う0枠体91の前端部には
、支持部材97aおよび97bの上下運動を案内するた
めの案内軸91aがその上下端を枠体91に固定されて
おシ、支持部材97aおよび97bは、それらの中央部
分に設けられている上下方向に貫通した貫通穴によって
案内軸91aに対して滑動自在である。枠体91と支持
部材97aおよび97b間には、案内軸91aを巻回す
るように圧縮コイルばね91bおよび91Cが設けられ
ており、それぞれ支持部材97aおよび97bに対して
それらが互に接近する方向(中央に集まる方向)に押圧
力を与えている。
支持部材97aおよび97bの先端にはそれぞれ把持部
材(ハンド)98aおよび98bが固着さnておシ、支
持部材97aおよび98bの開閉運動によって開閉運動
を行い、そ11らの相対する内面によってカートリ、ジ
1の把持・解放を行う。
支持部材97aおよび97bの前方(第9図であ左方)
には、それぞれフ、り97Cおよび97dが設けられて
おシ、これらの7.り97Cおよび97b間に引張コイ
ルばね99が張架されている。
従ってハンド98aおよび98bはこの引張コイルばね
99の弾性力によって常に互に接近する方向に力を加え
られておシ、この力がカー) IJッジ1’?挾持する
力となっている。
支持部材97aおよび97bにはまたそれぞれ軸97e
および97gならひに97fおよび97hが設けられて
おり、これらの軸にそれぞれリンク96aおよび96c
ならびに96bおよび96dの一端が回動自在に結合さ
れている。リンク96aおよび96bならびに96Cお
よび96dの他端は、枠体91の中央部分に配備されて
いる連結部材95に設けられている軸95aおよび95
bに回動自在に連結されてオシ、連結部材95が左右に
運動することによって支持部材97aおよび97bは上
下運動を行うように構成されている。
枠体91の後部の側面中央にはソレノイド92が取付け
られておりその巻線(図示せず)に電流を供給すること
によってアーマチュア93が矢印Eに示す方向に吸引さ
れる。アーマチュア93の先端に設けであるプランジャ
94の先端は球面をなしており、連結部材95の後端と
接触している。
従ってソレノイド92を動作させるとプランジャ94に
よって連結部材95を前方(第9図では左方)に押し、
これによってリンク9’6a〜96dを介して支持部材
97aおよび97bが外方に移動し、その先端に結合さ
れているハンド98aおよび98bは矢印りに示す方向
に解放運動を行う。
ソレノイド92に供給していた電流を断つと、ハンド9
8aおよび98bは引張コイルばね99の力によって矢
印Cに示す方向に把持運動してそれらの間に置かれたカ
ートIJッジ1を把持すると同時に、リンク96a〜9
6dおよび連結部材95を介してアーマチー793を復
帰させる。
次に上述のように構成されたカートリ、ジ把持砿構9の
動作について説明する。
垂直搬送部6に駆動さnたピッカー部5が所定のカート
リ、ジが格納されているカートリ、ジ格納部2(または
記録再生部3)の直後で停止すると、カートリッジ把持
機構9はう、り55およびビニオン9bによって駆動さ
れて水平直線運動を行い指定されたカートリッジに向っ
て前進する。
このときソレノイド92が励磁されるので、ハンド92
aおよび98bは解放動作(矢印D)を行ってそれらの
間隔を広げている。
ハンド98aおよび98bがカートリッジ1の後部中央
の上下位置に到達すると、カートリ、ジ把持機構9の前
進動作が停止し、続いてソレノイド92の励磁も解かれ
る。これによってハンド98aおよび98bは引張シコ
イルばね99の力によって閉方向(矢印C)に把持動作
を行い、それらの内面でカートリ、ジ1の側面を挾持す
る。
この状態においてう、り55およびピニオygbは逆方
向の駆動動作を行うので、カートリ、ジ把持機構9は後
退運動を行い、ハンド98aおよび98bはカートリッ
ジ1を把持したまま後退してカートリ、ジ1をカートリ
、ジ格納部(または記録再生部)から抜き出す。カート
リ、ジ1を挿入するときは上述の動作と逆の手順による
動作を行う。
垂直搬送部による位置決め動作に誤差かめって、カート
リ、ジ1の中心線とハンド98aおよび98bの中心線
が一玖しないときは、カートリ、ジ1を挾持したときハ
ンド98aおよび98bとこれらに関連する部品に無理
な力がかかることになるが、本例のカートリ、ジ把持機
構は無理なく動作させることができるように構成されて
いる・すなわち、カートリ、ジとハンドとの中心線が一
致しないときは、ハンド98aまたは98bに対して上
方または下方へカが加わる。この力は支持部材97aま
たは97bに伝達されるので、これらは圧縮コイルばね
91bまたは91Cのいずれか一方を圧縮して案内軸9
1aKaって上方また下方に滑動し、力が平衡を保った
位置すなわちカートリ、ジとハンドとの中心線が一致す
る位置で静止する。このとき連結部材95の末端とプシ
ンジャ94の先端とは滑動自在となっているのでソレノ
イド92に無理な力が加わることがない。従って垂直搬
送部による位置決めの動作に多少の誤差があっても、カ
ートリ、ジ把持t!に構は無理なく滑らかに安全な動作
を行うことができる。
さて、カートリッジをカートリ、ジ格納部の6棚に路網
するには、直接装置の後部から手で挿入することも不可
能ではないが、一般には操作性が悪くまた安全上も好ま
しくないので、カートリ。
ジ装填部を装備して、装置の前方から操作できるように
するのが便利でめる。
一方、記録再生部の奥行寸法は、各種の機械装置が付属
している丸め、カートリ、ジ格納部の奥行寸法に比して
大きくなっているのが一般であシ、しかも、これら両者
の後縁部は、上述のピッカー部の説明から明らかなよう
に、はぼ同一鉛直面内にあることが必要である。従って
、カートリ、ジ装填部を使用する場合、前方からその挿
抜口近傍(以下入口位置という)に挿入したカートリッ
ジを、その後縁がビッカ一部による操作位置に到達する
ように爽に央の位置(以下実位置という)に挿入するこ
とが必要でオフ、カートリ、ジを抜出すときも央位置か
ら入口位置まで移動させる必要がある。これらの移動動
作を行わせるため、従来はモータを駆動動力とする装置
が使用されているが、このような装置は構造が複雑で重
量も大きく、従ってコストも高いという欠点を有してい
る◇第10図に示したカートリ、ジ装填部は、上述のよ
うな問題点を解決した簡易かつ小形でしかも操作性のす
ぐれたカートリ、ジ装填部の一例であシ、本装置に使用
するのに適したものである。
第10図を参照するに、本カートリ、ジ装填部は、水平
に平行に配置された2枚の側板42によってメイン7レ
ームの主要部分が構成されている。
この2枚の側板42の内面には、カートリ、ジ1の水平
運動を案内するための平行な案内溝42a(入口部分は
カートリ、ジの挿入を容易にするために漏斗状に広くな
っている)が設けられておシ、カートリ、ジ1はこの案
内溝にその両側部を案内されて水平に前後に移動できる
側板42の前方には扉(シャ、り)41が設けられてお
シ、このシャ、り41は本装置を格納する筐体に設けら
れている案内(図示省略)に従って上下運動を行うこと
ができる。シャ、り41の裏面上部の左右にはそれぞれ
1個ずつリンク43の一端が回動自在に連結されておシ
、リンク43の下端は、直角に曲げられた2辺を有する
2個の作動部材44のそれぞれの一方の端部と互に回動
自在に連結されておシ、この連結部分の外側にはそれぞ
れローラ43aが設けられている。各作動部材44の後
端は、2個のリンク46のそれぞれの一端と回動自在に
連結されていると同時に、連結棒45によって相互に連
結されて一体となって動作し、その外側にはローラ44
aが設けられている。左右の側板42のそれぞれの案内
溝42Cの下方および上方には、ローラ43aおよび4
4aに対応するローラ案内溝42Cおよび42eを有す
るリンク案内42bおよび作動部材案内42dが設けら
れておシ、ローラ43aおよび44aはこれらのローラ
案内溝内を転勤する。ローラ案内溝426は単純な水平
な溝であるが、ローラ案内溝42Cは前方が円弧状をな
しておシ、シャ、り41が上下運動をするとき、これに
伴って運動するリンク43の先端を案内して、上下運動
から水平運動に変換する役割を果している。
各リンク46の後端は、左右の側板42に跨座するよう
に設けられている中継部材47に回動自在に連結されて
おシ、中継部材47の折シ曲げられた両側部の前後には
ローラ47a(1個のみ図示されている)が設けられて
いる。ローラ47aは側板42の後部の外側に設けられ
ている案内部材48の水平な案内溝48aに嵌装されて
いる。
従って中継部材47はこの案内溝488に案内されて前
後に水平運動を行うことができる。中継部材47の折曲
げられた一方の側部には、更に下方に延長した7、り部
47Cがj)シ、このフ、り部47Cと対応する一方の
側板42に設けられている7、り42fとの間には引張
9ばね47bが張架され、中継部材47を前方に移動き
せる方向に張力を加えている。
中継部材47の両側部の後方において、駆動部材49が
軸47d(両側にある)を中心として回動自在に連結さ
れている。駆動部材49は、中継部材47と同様に、側
板42を跨座するようにその両側を下方に折曲げられて
おシ、その折曲げられた両側部の先端において軸47d
に連結されている。また、その中央部の後縁には、後部
下方に折曲げられた掛止部49aが設けられておシ、こ
の掛止部49aは、カートリ、ジ1の後縁と掛合するよ
うに構成されている。駆動部材49の折曲けられた側部
の一方は、軸47cの下方に延長した部分(図示省略)
があシ、この延長部分に係合しているソレノイド(側板
41に取付けられているが図示省略)の吸引動作によっ
て、駆動部材49は軸47dを回転中心として矢印Fに
示すように上方に回動する。これによって掛止部49a
′とカートリッジ1との掛合が解かれ、カートリッジ1
は案内#42aに沿って奥の方に抜き取られることがで
きる。
次に上述のように構成されたカートリ、ジ装填部の作用
について第10図および第11図を参照して説明する。
第11図は本カートリ、ジ装填部にカートリ。
ジを挿入するときの各部の態様を示すための断面−で、
(a)はシャ、り41が開放されているとき(最上位の
位置にあるとき)、(b)はシャッタ41が中間状態に
おるとき、(C)はシャブタ41が閉じているとき(最
下位の位置にあるとき)t−示している。
第11図(a)に示すように、シャ、り41が開いてい
るとき、側板42の前方は開放されているので、カート
リ、ジ1を案内溝42aに沿って挿入し、カートリ、ジ
1の後端が掛止部49aに接触する迄押し込む。続いて
シャッタ1をその前面に設けである把手(ハンドル)4
1aを持って下方に引下げると、カートリ、ジ1は動か
ずにリシク43のみ下方に押下げられ、ローラ43aが
リンク案内42bに設けられているローラ案内溝42C
の前方に低伸され、その前部の円弧部分に沿って垂直方
向の運動から水平方向の運動にその運動方向を変換する
(第11図(b)参照)0更に引続いてシャ、り41を
引下げると、ローラ43aはローラ案内11142c内
を転動しながら水平方向に後方に向って移動する。この
ようなリンク43の運動によって作動部材44も後方に
押され、ローラ44aは作動部材案内42dのロー2案
内@426内を転動しながら後方に移動する0従って作
動部材44はローラ43aと441とによってその姿勢
と運動を規制されて水平に後方に運動する。このとき作
動部材44の前方の折シ曲げられた辺はカートリ、ジl
の前縁に接触しているため、カートリ、ジ1を奥位置ま
で押し込む(第11図(C))。
作動部材44の後端はリンク46の前端に連結され、リ
ンク4”6の後端は中継部材47に連結されており、中
継部材47は案内部材48によって水平に運動するよう
に案内されているので、上述の作動部材44の運動は中
継部材47に伝達され、従って中継部材47に連結され
ている駆動部材49も同時に同じ運動を行うので、その
掛止部49aは作動部材44の運動に従って後退し、カ
ートリッジ1は支障なく奥位置へ押し込まれる。
カートリ、ジlをカートリ、ジ装填部からカートリ、ジ
格納部へ移すときは、前述のソレノイドを作動させて駆
動部材49を上方(矢印F)に回動させ、掛止部49a
をカートリ、ジ1の通路すなわち案内@42aと同一水
平面から上方にはずれた位置に移動させる。これによっ
てカートリ。
ジ1を後方に抜き出すことが可能となるので、既述のピ
ッカー部5を動作させてそのハンドによプカートリ、ジ
を挾持して抜き出してカートリ、ジ格納部の所定の棚に
格納する。
カートリッジ装頂部内あるカートリ、ジを取シ出すとき
は、上述の動作と逆の順序の動作によって行う。すなわ
ち第11図(C)の状態にあるとき、シャッタ41金持
ち上げることによシ作動部材44は前方に動き、これに
伴って掛止部49aがカートリッジlの後縁を押して入
口位置まで移動させる。このとき引張ばね47bの力に
よって中継部材47やカートリ、ジ1を動かすので、オ
ペレータは僅かな力でシャ、り41を上げることができ
る。
以上説明したように1本カートリ、ジ装填部は、構造が
簡単であ多重量も軽く、操作も簡単かつ確実であって、
中小規模の集合形情報記憶装置に使用するのに甚だ便利
である@ ところで、垂直搬送部に用いられる直線運動駆動手段は
、既述のようにワイヤ搬送機構−ベルト搬送機構・う、
りおよびビニオン機構等の周知の駆動手段を利用できる
が、これらのうちワイヤ搬送機構は軽量でしかも大きな
力を伝達でき、構造が比較的簡単でかつカの伝達方向を
任意に設定できる等の特徴を有しているため、本発明の
果合形情報記憶装置に利用するのに適した駆動手段であ
る。しかしながら、ワイヤ搬送機構によって確実に運動
を伝達するためには、ワイヤに対して常に一定値以上の
張力を付与しておくことが必要′Cあシ、この張力によ
る負荷のためワイヤに永久歪(伸び)が生ずる。そして
この永久伸びが大きくなると張力が減少し、ワイヤとプ
ーリーとの間に滑シを生じて確実な運動の伝達が不可能
となる。
このようなワイヤ搬送機構の信頼性を高めるため、2本
のワイヤを使用するのが有効な手段であるが、単純にワ
イヤの本数を2本とするだけではこの2本のワイヤに均
等な張力を与えるのが困難であシ、いずれか一方のワイ
ヤに過重な負荷がかかってその寿命が短くなシ断線の危
険がある。
第12図は、上述のようなワイヤ搬送機構の有する欠点
を除去して2本のワイヤに対して容易に均等な張力を付
与することのできる改良されたワイヤ搬送機構の一例を
示すものである。
第12図を参照するに、2本のワイヤ62aおよび62
bは、先に固定部材62fにその末端を結合されて、上
方に延長し、上部ワイヤ用プーリ68を巻回して下降し
、更に下部ワイヤ用プーリ67を巻回して再び上方に延
長して中継板62eの位置に到達し、ここでそれぞれグ
ー’J62cまたは62dKよって再度方向転換を行っ
て上述の経路と逆の経路によシ、すなわち下部ワイヤ用
プ−り67を巻回して上方に延長し上部ワイヤ用ブー 
+768によって方向転換をして再び固定部材62fに
達し、ここで他の末端が固定部材62fに結合されてい
る。固定部材62fには、ピッカー部5の枠体51が結
合されている(第12図(b)参照)ので、下部ワイヤ
用グー’J67t−モータ63(第5図参照)で駆動す
ることによってビッカ一部5を上下に搬送することがで
きる。
上部ワイヤ用プーリ68は、その両側の中央部を軸68
dによってプーリ支持体68aに回転自在に支持されて
おプ、プーリ支持体68aはその後部のF!l@面にお
いて筺体8から突出している張出部8a(第1図参照)
の側面に回動自在に支持されているaプーリ支持体68
aの前部中央の突出部48eは、圧縮はね68bによっ
て上方に押圧されておシ、従ってこの圧縮はね68bの
圧力によってワイヤ68aおよび68bに所定の張力が
付与されている。突出部68eの上面には検出器68C
が設けてちプ、この検出器68cはワイヤが規定以上に
伸びたときまたは切断したときに作動するように構成さ
れている(詳細は後述する)。
中継板62eは、固定部材62の中央部から下方に延長
している張出部62hの下端に設けられている軸slに
′対して揺動自在に取付けられておシ、軸621の左右
にブー+762 Cおよび62dが回転自在に装着され
ている。従って、ブーIJ62Cおよび62dを巻回す
るワイヤ62aおよび62bの張力が等しいときは中継
板62eは水平位置を保っているが、それらが那しくな
いときは、中継板62eは傾斜してワイヤ62aおよび
62bの張力の均衡を保つようになっている。なお中継
板62eの中央上部には支柱部62hを両側から挾むよ
うにスト、パ62jおよび62kが設けられておシ(第
13図参照)、中継板62eの傾斜角が一定限度を越え
ないようにその動きを制限している。
ワイヤ62aおよび62bと固定部材62fとの結合部
分は張力調整ナラ)62gによってそれらの張力を個別
に調整することができるように構成されている。すなわ
ち、張力調整ナラ)62gをねじを締付ける方向に回転
させることによってワイヤの張力を増大させ、ねじをゆ
るめる方向に回転させることによって張−力を減少させ
ることができる。
上述のように構成されたワイヤ搬送機構は、張力調整す
、)62gを調整することによって中継板626の姿勢
がtlぼ水平になるようにする。これによって2本のワ
イヤに対する負荷を均等に配分することができる。負荷
に僅かな不均等があるときは中継板62が傾斜して自動
的に調整される。
従って張力調整す、トロ2gの調整は支柱部62hが2
11iilのストッパ62gおよび62にのおおむね中
央となるように調整すれば充分であシ、ワイヤ62aお
よび62bの調整は極めて容易である。
第13図は第12図に示した検出器の作用を説明するた
めの正面図である。
2本のワイヤのうちの1本(第13図に2いてはワイヤ
62b)が何らかの原因で切断する゛と、プーリ62d
にかかる張力が0となるので、中継板62eはワイヤ6
2aの張力によってその右方が下方に下るように傾斜し
、スト、バ62kが支柱部62hの左側面に接触した位
置で静止する。
これによってワイヤ62aの張力が減少するので、プー
リ支持体68aは圧縮ばね68bの力で上方に持上げら
れ、ワイヤ62aの張力が再び増大して圧縮はね68b
の力と釣合って静止する。従ってワイヤ搬送機構は2本
のワイヤのうち1本が切断しても他の1本によってその
動作を支障なく行うことができ、ワイヤが1本のみの機
構に比して格段に高い信頼性を得ることができる。
しかしながら、この状態で長期間使用を継続すると、ワ
イヤ62aには従来の2倍の張力がかかっているために
伸びが生ずる。この伸びによる張力の減少はプーリ支持
体68aが圧縮ばね68bによって持ち上げられること
によって吸収されるが、伸び蓋が一定限度を超えると切
断の危険がある。検出器68Ckこの一定限度において
作動するように調整することによって事前に危険を予′
告して必要な処置を行うことができる。これによって本
ワイヤ搬送機構の信頼性を一層高めることができる。な
お、本検出器を必要としない装置の場合には、上部ワイ
ヤ用プーリを直接張出部8aに対して回転自在に結合す
ることによってより簡単な構成を採用できるのは当然で
ある。
第14図は、ワイヤと中継板との結合手段の他の例を示
す図である。
本例においては、2本のワイヤ69aおよび69bは、
それらの一方の末端に結合部材69におよび691を装
着し、その先端部分に設けた穴を中継板69Cに設けた
$696および69fに回動自在に嵌装されている。中
継板69Cは軸69dを介して支柱部69jに対して指
動自在に結合されておシ、スト、パ69gおよび69h
Kよってその傾斜角が制限されることは第12図の例の
場合と同様である。ワイヤ69aおよび69bの他の一
方の末端は812図に示したのと同様な固定部材に結合
されてそれらの張力が調整できるように構成される。
上述のように構成した場合も第12図の例の場合と同様
に2本のワイヤにかかる張力が均等になるように自動的
に調節されることは明らかで、同一の目的を達成するこ
とが可能である。
なお、上述の2例とも、2本のワイヤが同じ太さの場合
は中継板の@62 i (または69d)の位置はブー
IJ 62 Cおよび62d(または軸69eおよび6
9f)の中心を結ぶ線の中央であるのがよいが、2本の
ワイヤの太さが異なるときは、それらの強度に反比対し
て分割した位置に設けることによって同一の効果が得ら
れる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の集合形情報記憶装
置を用いることにより、表裏両面に情報を記憶できる平
板形の記憶媒体を保護容器に収容したカートリ、ジを複
数個収納して、それらのうちの任意を1個を選択して情
報の記録や再生を行う場合、カートリ、ジの収納数が中
規模以下のとき、装置全体を小形にすることができるの
で装置の設置面積が少くてすむという効果があり、また
搬送動作と表裏反転動作とを同時に行うことができるの
で処理速度が早いという効果がある。更にカートリ、ジ
装填部を併用することによって安全で操作性の優れた装
置が得られるという効果もある0
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の実施例の内部を示すためカバーを取り
はずして筐体の一部を切欠いて後方からみた状態を示す
斜視図、第2図は本発明の一実施例の外観を示す斜視図
、第3図は情報記録媒体とその保膿容器との一例を示す
斜視図、第4図(a)は第1図の実施例のカートリッジ
格納部の外観を示す斜視図、第4図(b)は第4図(a
)のはね部材の作用を示す断面図、第5図は第1図の実
施例の垂直搬送部の詳細を示す斜視図、第6図(a)お
よび(b)は第5図の垂直搬送部に使用するボールスプ
ライン軸とボールスプライン軸受との一例を示すため一
部を切欠いて内部を示した正面図およびX−X断面図、
第7図(a)および(b)は第5図の垂直搬送部に使用
するボールスプライン軸とボールスプライン軸受との他
の例を示す正面図およびX−X断面図。 M8図は第1図の実施例のピッカー部の詳細を示す斜視
図、第9図はig8図のカートリ、ジ把持機構の詳細を
示す断面図、第10図は第1図のカートリ、ジ装頂部の
主要部の詳細を示す斜視図、第11図は第1O凶の媒体
装填部の動作を示す断面図で(a) 、 (b)および
(C)にそれぞれ異った状態ヲ示す図、第12図(a)
はtlc1図の垂直搬送部に使用するワイヤ搬送機構の
一例の詳細を示すfI+視図、第12図(b)は第12
図(aJのワイヤ搬送機構の構成を示す説明図、第13
図は第12図のワイヤ搬送機構の検査器の作用を示す説
明図、第14図はワイヤ結合部の他の構成例を示す正面
図である。 2a・2b・・・・・・カートリ、ジ格納部、3・・・
・・・記録・再生部、4・・・・・・カートリ、ジ装填
部、5・・・・・・ピ、刀一部、6・・・・・・垂直搬
送部、7・旧・・操作表示部、8・・・・・・筐体。 葛1図 葛2図 (α) 葛 4 図 躬乙図      87図 鴻 IO図 躬 ff  区 若/3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平板状の記録媒体を保護容器に収容したカーリッ
    ジを水平にして上下方向に積重ねて収納するカートリッ
    ジ格納部と、 前記カートリッジ格納部の上方または下方に配置された
    記録再生部と、 上位装置からの指令によって前記カートリッジを把持す
    るカートリッジ把持機構と、上位装置からの指令を受け
    て前記カートリッジ把持機構によって把持した前記カー
    トリッジ格納部または前記記録再生部に対して挿抜する
    水平直線運動機構と、上位装置からの指令を受けて前記
    カートリッジ把持機構によって把持した前記カートリッ
    ジの表裏を反転させる反転機構とを有するピッカー部と
    、 前記ピッカー部を支持しその上下運動を案内するボール
    スプライン軸と、上位装置からの指令を受けて前記ピッ
    カー部の上下運動を駆動する垂直運動駆動機構とを有す
    る垂直搬送部とを備えることを特徴とする集合形情報記
    憶装置。
  2. (2)カートリッジ格納部の上方または下方または中間
    に配置され、カートリッジを水平位置にして前方から挿
    抜する挿抜口を有するカートリッジ装填部を備えること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の集合形
    情報記録装置。
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