JPS61292197A - 電子楽器のピツチ制御装置 - Google Patents

電子楽器のピツチ制御装置

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JPS61292197A
JPS61292197A JP60133123A JP13312385A JPS61292197A JP S61292197 A JPS61292197 A JP S61292197A JP 60133123 A JP60133123 A JP 60133123A JP 13312385 A JP13312385 A JP 13312385A JP S61292197 A JPS61292197 A JP S61292197A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子楽器におけるピッチ制御装置に関し、特
に、少数の変更量設定用スイッチを用いながら、ピッチ
変更量を所定値に即座に設定し得るようにしたものに関
する。
〔従来の技術〕
電子楽器におけるピッチ制御装置の】っlこ移調装置が
ある。従来の移調装置(例えば特開昭55−12629
6号参照)において、移調量の選択は、名調の主音名に
対応する複数の接点を有するロークリスイッチ型の移調
選択スイッチによって行われていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような移調選択スイッチは多接点型であるためコス
ト高であるという問題点があった。また、基準調(移調
量零の状態)に戻すためには、そのときの移調量に応じ
て何段階かの接点を通過させねばならないため、操作が
面倒であり、特に鍵盤演奏中(こそのような操作を行う
のは不便であった。
そこで、この発明の目的は、移調量等のピッチ変更量を
選択若しくは設定するための装置を簡単化し、低コスト
化すると共に、ピッチ変更量を所定値(例えば零)に即
座に設定することが容易に行えるようにしたピッチ制御
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によれば、第1図に示すように、ピッチ変更量
を高音側に変更するための第1の操作手段1と、ピッチ
変調量を低音側ζこ変更するための第2の操作手段2と
、これらの操作手段1,2の操作に応じて記憶データの
値が増減変更される記憶手段6とが設けられる。楽音発
生手段5では、記憶手段乙の記憶データに基づき、ピッ
チ制御された音高の楽音信号を発生する。操作手段は、
ピッチ変更量を高音側に変更する(つまり増加する)た
めのものと、低音側に変更する(つまり減少する)ため
のもの、02種類だけで済み、従来のもののように多数
の接点を設ける必要がないため、簡単化することができ
、それに伴ない低コスト化することができる。しかし、
これだけでは、ピッチ変更量を所定の基準調に戻すため
に、第1又は第2の操作手段1,2を何回か繰返し操作
する必要が生じ、面倒である。そこで、この発明によれ
ば、前記第1及び第2の操作手段1,2が同時に操作さ
れたことを検出し、この検出に基づき前記記憶手段6の
記憶データを所定値に設定する制御手段4が更に設けら
れる。
一実施例として、記憶手段6では、前記記憶データとし
てピッチ変更量を示すデータを記憶するようにするとよ
い。
別の実施例として、記憶手段6では、前記記憶データと
して発生すべき楽音の音高に対応するデータを記憶する
ようにしてもよい。
−例として、制御手段4は、前記記憶手段6の記憶デー
タを変更量零に対応する値に設定するようにするとよい
。この場合、前記記憶データがピッチ変更量を示すデー
タならば、これを0にリセットする。また、前記記憶デ
ータが音高データならば、これを所定の基準ピッチ(基
準調律)における音高を示す内容にプリセットする。
〔作用〕
第1及び第2の操作手段1,2の適宜の操作によりピッ
チ変更量が適宜に設定され、これに対応するデータが記
憶手段3に記憶される。設定された任意のピッチ変更量
を所定値(例えば零)に戻じたい場合は、第1及び第2
の操作手段1,2を同時に操作する。す名キ、制御手段
4によってこのことが検出され、記憶手段乙に記憶され
たデータのピッチ変更量が所定値に設定される。第1及
び第2の操作手段1,2を同時操作するだけでよく、該
操作手段を何回も操作する必要がないので、ピッチ変更
量のリセットを極めて容易に行うことができる。従って
、鍵盤演奏中にピッチ変更量を通常状態(ピッチ変更な
しの状態)に戻すことも、み盤演奏操作に悪影響を与え
ることなく即座に素速く行えるようになる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
第2図はこの発明のピッチ制御装置の一実施例を示すも
ので、該ピッチ制御装置を具えた電子楽器の電気的ハー
ド回路構成を示すブロック図である。なお、以下の説明
では、この発明のピッチ制御装置を移調装置として用い
た場合につき説明する。この電子楽器は、CPU(中央
処理ユニットの略)10、プログラムROM、(リード
オンリメモリの略)11、ワーキング及びデータRAM
(ランダムアクセスメモリの略)12を含むマイクロコ
ンピュータ部COMを具えており、鍵盤の各鍵に対応す
るキースイッチから成るキースイッチ回路16、トーン
ジェネレータ14、操作パネル部における移調用スイッ
チ及び表示器回路15、操作パネル部におけるその他の
スイッチ及び表示器回路16がバス17を介してマイク
ロコンピュータ部COMに接続されている。このマイク
ロコンピュータ部COMの制御により、キースイッチ回
路13における各キースイッチが走査され、これにより
鍵押圧あるいは離鍵が検出され、これに基づき押圧鈍の
発音を複数チャンネルのいずれかに割当てる処理が行わ
れる。また、回路15.16における各スイッチのオン
・オフ検出走査及び表示器の制御並びにスイッチオン・
オフ検出結果に応じた種々の処理(移調のための処理を
含む)が、マイクロコンピュータ部COMによって実行
される0 移調用スイッチ及び表示器回路15は、押しボタンスイ
ッチから成るアップスイッチUSW及びダウンスイッチ
DEWと、設定された移調量が所定の基準値(例えば零
)よりも高音側か低音側かを表示するアップ表示器U 
T、 D及びダウン表示器DLDとを含んでいる。表示
器ULD、T)LT)は例えばi、En (発光ダイオ
ード)から成る。アップスイッチUSWが前述の第1の
操作手段1に対応し、これを1回押圧する毎に移調量が
増加される(高音側に変更される)。ダウンスイッチD
SWが前述の第2の操作手段2に対応し、これを1回押
圧する毎に移調量が減少される(低音側に変更される)
。この例では、移調量零の通常状態に対して、移調量を
それよりも高音側にでも低音側にでも設定することがで
きるようになっている。
従って、移調量零の状態からダウンスイッチDSWが更
に押されると、移調量は負の値になる。設定された移調
量が、所定基準値(例えば零)よりも高音側のときアッ
プ表示器ULDが点灯し、低音側のときダウン表示器D
 L Dが点灯する。また、アップスイッチU、 8 
WとダウンスイッチDSWが同時に押圧された場合は、
設定された移調量が所定の基準値(例えば零)にリセッ
トされるようになっている。
第3図は、ワーキング及びデータR,AM12内のメモ
リ構成の一例を部分的に示したもので、そこに含まれて
いる移調量メモリ19は上記アップ及びダウンスイッチ
USW、D8Wの操作によって設定された移調量を示す
データTPDを記憶する。キーコードメモリ20は各チ
ャンネル(例えば第1チヤンネルCH1から第8チヤン
ネルCH8までの8チヤンネルであるとする)に発音割
当てされた鍵のキーコードKCを記憶するものである。
キーオンメモリ21は、各チャンネルに割当てられた鍵
の押圧が持続しているか否かを示すキーオン信号KON
を記憶するものである。パネルデータメモリ22は、パ
ネル部の各スイッチの操作状態あるいはこの操作によっ
て設定された各種データ等を記憶するものである。
−例として、キーコードメモリ20に記憶された各チャ
ンネルのキーコードKCの内容を移調量メモリ19に記
憶された移調量データT P T)に応じて変更し、移
調されたキーコードを各チャンネル毎に求め、これをト
ーンジェネレータ14cこ与える。トーンジェネレータ
14には、キーオンメモリ21に記憶された各チャンネ
ルのキーオン信号KON及びパネルデータメモリ22内
の必要なデータも与えられる。トーンジェネレータ14
は、与えられたキーコード、キーオン信号、及びその他
のデータをチャンネル毎に記憶し、これに基づき、各チ
ャンネル毎に楽音信号を発生し、これをサウンドシステ
ム18に与える。各チャンネルで発生する楽音の音高は
キーコードによって決定される。従って、移調量に応じ
てキーコードKCが変更され、変更されたキーコードに
基づき楽音信号が発生されることにより、移調が実現さ
れる。
次に、マイクロコンピュータ部COMによって実行され
るプログラムの一例(ごつき説明する。
第4図はメインルーチンを略示したものであり、[移調
スイッチ走査処理」では、移調用スイッチ及び表示器回
路15におけるアンプスイッチU8W(!:ダウンスイ
ッチDSWを走査し、これに基づき、アップスイッチU
SWがオンされたことを検出したならば第7図Iに示す
ようなアップスイッチオンイベントルーチンを実行し、
ダウンスイッチDSWがオンされたことを検出したなら
ば第8図に示すようなダウンスイッチオンイベントルー
チンを実行する。次の「キー走査及び発音割当て処理」
では、キースイッチ回路16の各キースイッチを走査し
、これに基づき、新たに鍵が押圧されたことを検出した
ならば第5図ζこ示すようなニューキーオンイベントル
ーチンを実行し、新たに鍵が離されたことを検出したな
らば第6Nに示すようなニューキーオフイベントルーチ
ンを実行する。
次のステップでは、パネル部におけるその他のスイッチ
を走査し、その走査結果に応じて所定の処理(パネルデ
ータメモリ22への配憶や表示器の制御など)を実行し
、かつパネルデータメモリ22内の必要なデータをトー
ンジェネレータ14に送出する。
ニューキーオンイベントルーチンについて第5図に従っ
て説明すると、まず「ニューキー発音割当て処理」では
、新たな押圧邂を割当てるべきチャンネルを決定し、こ
のチャンネルに対応してキーコードメモリ20に該鍵の
キーコードKCを記憶し、かつキーオンメモリ21にキ
ーオン信号KONとして信号II 111を記憶する。
次のステップ26では、上記新たな押圧鍵に係るキーコ
ードKCの内容を移調量メモリ19に記憶されている移
調量データTPDに応じて変更する演算(加減算)を行
う。次のステップ24では、上記演算によって求められ
たキーコードKCとこれに対応するキーオン信号KON
−i、その割当てチャンネルに対応して、トーンジェネ
レータ14に送出する。
ニューキーオフイベントルーチンについて第6図に従っ
て説明すると、「キーオフ処理」では、新たに離鍵され
た鍵が割当てられているチャンネルを検出し、このチャ
ンネル(こ対応するキーオンメモリ21の内容つまりキ
ーオン信号KONをQ071にすると共に、その他必要
な処理を行う。次のステップでは (I Q #にされ
たキーオン信号KONを、その割当てチャンネルに対応
して、トーンジェネレータ14に送出する。
アップスイッチオンイベントルーチンについて第7図に
従って説明すると、まずステップ25においてダウンス
イッチDSWが同時にオンされているかを調べる。アッ
プスイッチUSWだけがオンされたのならばステップ2
5はNOであり、ステップ26に進む。ここでは、移調
量メモリ19に記憶されている移調量データTPDが所
定の最大値MAXであるかどうかを調べる。まだ最大値
に到達していなければ、ステップ27に進み、メモリ1
9内の該データT’PDの値を1増加する。次のステッ
プ28では、移調量データTPDが移調量零を示してい
るか(TPD=0)、あるいは基準調(移調量零のとき
の調)よりも高音側の移調量を示しているか(TPD)
O)、あるいは基準調よりも低音側の移調量を示してい
るか(TPD(0)、を判断する。
TPD)0であれば、ステップ29に進み、アップ表示
器U T、 Dを点灯する。T P i) <、 0で
あれば、ステップ60に進み、ダウン表示器f) T、
 D i点灯する。T P T) = Oであれば、ス
テップ61に進み、画表示器U L D 、 T) T
、 l)f消灯する。
ステップ32では、キーコードメモリ20から全チャン
ネルのキーコードメモリ読み出し、各キーコードKCの
内容を移調量データT P Dに応じて変更する演算(
加減算)を行う。こうして、各チャンネルのキーコート
KCを移調したキーコードが得られる。ステップ66で
は、上記演算によって求められた移調済みのキーコード
を、各チャンネルに対応して、トーンジェネレータ14
Iこ送出する。
なお、ステップ62(第5図のステップ26も同様)に
おける演算は、キーコードKCのコードづけの仕方に応
じて所望の移調量が確実に得られるようにするものとす
る。例えば、キーコードKCのコードづけが、音名及び
オクターブに無関係に、低音側の鍵から頻に連続数が割
当てられているとすれば、単純にキーコードKCと移調
量デーりTPD(但し正負符号付きである)とを加算す
るだけで所望の移調量だけ移調したキーコードを確実に
得ることができる。他方、キーコートKCが4ビツトの
ノートコードとその上位ビットに位置する複数ビットの
オクターブコードとから成るものであるとすると、キー
コードKCとデータTP Dを単純に加算しただけでは
所望の移調量に対応するキーコードを得ることができな
い。これはキーコードKCのコードづけにおいて、ノー
トコードの数値配列に非連続的な部分が含まれるからで
ある。そのような場合は、適宜の補正値を加えてキーコ
ードKCとデータT P T)の演算を行い、所望の移
調量に対応するキーコードを確実に得ることができるよ
うにする。
アップスイッチUSWとダウンスイッチDSWが同時に
押圧されている場合は、ステップ25はYESであり、
ステップ34に進み、移調量メモリ19内の移調量デー
タTPDの値をOにリセットする。次に、ステップ65
においてアップ表示器ULDとダウン表示器DLDを消
灯し、その後、ステップ62に進む。データTPDが0
の場合、ステップ32の処理を行っても、各チャンネル
のキーコードメモリ値は実質的に変更されない。従って
、移調されず、通常の音高で(基準調で)楽音が発生さ
れる。
また、データTPDが最大値MAXに到達している場合
は、ステップ26のYESから「リターン」にジャンプ
し、ステップ27〜66の処理は行わない。
第8図に示すダウンスイッチオンイベントルーチンでは
、第7図のアップスイッチオンイベントルーチンとほぼ
似たような処理を行う。まず、ステップ66では、アッ
プスイッチUSWが同時にオンされているかを調べる。
ダウンスイッチDSWが単独でオンされたならばステッ
プ66はNOであり、ステップ67に進む。ここでは、
移調量メモリ19内の移調量データT P I)が所定
の最小値MIN(これは負の値である)に到達したか否
かを調べる。YESならば「リターン」にジャンプする
が、NOならばステップ68に進み、メモリ19内の移
調量データTPDの値を1減少する。
以下のステップ28′〜33’では第7図のステップ2
8〜36と同じ処理を行う。
ダウンスイッチDSWとアップスイッチU8Wが同時に
オンされたならば、ステップ36はYESであり、第7
図のステップ34.35と同じステップ641 、!+
57を実行する。従って、前述と同様に、移調量データ
TPDが0にリセットされ、基準調に戻される。
なお、第7図、第8図のステップ32 、33 。
32’  、33’の処理は、全チャンネルについて行
わずに、発音中のチャンネルのみについて行うようにし
てもよい。
なお、キーコードメモリ20と同様の構成から成る各チ
ャンネルに対応するキーコードメモリ(移調キーコード
メモリ)を設け、この移調キーコードメモリに記憶した
各チャンネルのキーコードの値をアップ、ダウンスイッ
チUSW、DSWの操作に応じて直接増減変更するよう
にしてもよい。
この場合、該スイッチUSW、DSWが同時操作された
きき、キーコードメモリ20に配憶している各チャンネ
ルの基準調のキーコードKCを移調キーコードメモリに
プリセットするようにすればよい。
アップ、ダウンスイッチUSW、DSWは1個に限らず
、複数個有ってもよい。例えば、第9図に示すように、
夫々2個づつのアップスイッチU8W、1.USW2及
びダウンスイッチn5W1tD8W2を設け、スイッチ
U8W1 、DSW’lの1回の押圧操作当りのデータ
変更量は+1又は−1であるが、スイッチUSW2.1
)SW2の1回の押圧操作当りのデータ変更量は+2又
は−2である、というように変更量を変えてもよい。こ
の場合、アップスイッチUSW1 、USW2の少なく
とも1つとダウンスイッチD8W1.T)SW2の少な
くとも1つとが同時押圧されたとき移調量のリセット(
又はプリセット)を行うようにするきよい。
移調制御の具体例としては、上述のような移調量データ
TPT)に応じたキーコードKCのデータ変換に限らず
、他のどのような方法を用いてもよい。例えば、移調量
データTPDに応じてトーンジェネレータ内のマスタク
ロックの発振周波数を変化させることにより移調を行う
ようにしてもよむ)。また移調量データの記憶手段は、
電子的なメモリに限らず、機械的な記憶手段であっても
よい。
上記実施例ではマイクロコンピュータを用いたソフトウ
ェア処理によりこの発明が実施されているが、専用のハ
ードウェア装置によってこの発明を実施するようにして
もよいのは勿論である。
上記実施例では、この発明によるピッチ制御装置を移調
装置として用いた場合につき説明したが、この発明は移
調装置に限らず、楽音のピッチを変更制御するもの一般
に使用できるものである。例えば、アップスイッチUS
W又はダウンスイッチDSWを押圧するごとに、所定の
セント値(例えば、5セント又は10セント・・・・)
に対応したピッチ変更量だけメモリ19内のデータTP
Dを増加又は減少させるようにする。そして、データT
PDをトーンジェネレータ14に供給し、各チャンネル
で発生する楽音のピッチを正規の基準ピッチ(鍵の音高
に対応したピッチ)から該データTPDが示すセント値
分だけ高く又は低くなるように制御する。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、少数の操作手段を用い
て移調量等のピッチ変更量の任意の設定が行われるので
、構成が簡単であり、かつ経済的である。才た、2つの
操作手段を同時操作することによりピッチ変更量を所定
値に設定することができるので、例えば、ピッチ変更し
た状態で(移調した調で)鍵盤演奏を行っている最中に
基準ピッチ(基準調)に戻す場合、鍵盤演奏操作に悪影
響を及ぼすことなく即座にこれを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を示す機能的ブロック図、 第2図はこの発明の一実施例の電気的ハード回路構成を
略示するブロック図、 第3図は第2図のワーキング及びデータRAM内のメモ
リ構成の一例を示す図、 第4図は第2図のマイクロコンピュータ部によって実行
されるプログラムのメインルーチンを示すフローチャー
ト、 第5図は第4図のキー走査及び発音割当て処理において
実行されるニューキーオンイベントルーチンの一例を示
すフローチャート、 第6図は同処理において実行されるニューキーオフイベ
ントルーチンの一例を示すフローチャート、 第7図は第4図の移調スイッチ走査処理において実行さ
れるアップスイッチオンイベントルーチンの一例を示す
フローチャート、第8図は同処理において実行されるダ
ウンスイッチオンイベントルーチンの一例を示すフロー
チャート、第9図は移調用スイッチの別の例を示す図、
である。 1・・・第1の操作手段、2・・・第2の操作手段、3
・・・記憶手段、4・・・制御手段、5・・・楽音発生
手段、USW・・・アップスイッチ、DSW・・・ダウ
ンスイッチ、ULD・・・アンプ表示器、DLD・・・
ダウン表示器、COM・・・マイクロコンピュータ部、
16・・・キースイッチ回路、14・・・トーンジェネ
レータ、19・・・移調量メモリ、20・・・キーコー
ドメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、楽音のピッチを高音側に変更するための第1の操作
    手段と、 楽音のピッチを低音側に変更するための第2の操作手段
    と、 前記第1及び第2の操作手段の操作に応じて記憶データ
    の値が増減変更される記憶手段と、前記第1及び第2の
    操作手段が同時に操作されたことを検出し、この検出に
    基づき前記記憶手段の記憶データを所定値に設定する制
    御手段とを具え、前記記憶手段の記憶データに基づき楽
    音のピッチを設定または制御するようにした電子楽器の
    ピッチ制御装置。 2、前記記憶手段は、前記記憶データとしてピッチ変更
    量を示すデータを記憶するものである特許請求の範囲第
    1項記載の電子楽器のピッチ制御装置。 3、前記記憶手段は、前記記憶データとして発生すべき
    楽音の音高に対応するデータを記憶するものである特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器のピッチ制御装置。 4、前記制御手段は、前記記憶データをピッチ変更量零
    に対応する値に設定するものである特許請求の範囲第1
    項乃至第3項の何れかに記載の電子楽器のピッチ制御装
    置。 5、前記ピッチ変更量を示すデータは移調量を示すデー
    タである特許請求の範囲第2項または第4項記載の電子
    楽器のピッチ制御装置。 6、前記第1及び第2の操作手段は、夫々押しボタンス
    イッチから成るものである特許請求の範囲第1項記載の
    電子楽器のピッチ制御装置。 7、前記第1及び第2の操作手段は、異なる変更量を指
    示する複数の押しボタンスイッチを夫々含み、前記制御
    手段は、前記各操作手段における少なくとも1つの前記
    押しボタンスイッチが両操作手段において同時に押圧操
    作されたことを検出して前記設定を行うものである特許
    請求の範囲第1項記載の電子楽器のピッチ制御装置。
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