JPS61292073A - 電力ケ−ブル線路の絶縁劣化診断法 - Google Patents

電力ケ−ブル線路の絶縁劣化診断法

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Publication number
JPS61292073A
JPS61292073A JP11909985A JP11909985A JPS61292073A JP S61292073 A JPS61292073 A JP S61292073A JP 11909985 A JP11909985 A JP 11909985A JP 11909985 A JP11909985 A JP 11909985A JP S61292073 A JPS61292073 A JP S61292073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
voltage
shielding layer
cable line
insulation deterioration
Prior art date
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Pending
Application number
JP11909985A
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English (en)
Inventor
Ataru Sakanaka
坂中 中
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電力ケーブル線路の絶縁劣化診断法ノ改良に関
するものである。
〈先行技術と問題点〉 近来、電力ケーブルの絶縁劣化診断法の1つとして残留
電圧を測定する方法が提案されている。従来の残留電圧
法においては、ケーブル導体に直流高電圧を所定時間(
通常5〜10分)課電し、次いで、ケーブル導体を所定
時間(通常10秒)接地し、而るのち、ケーブル導体の
接地を開放し、この開放後にケーブル導体に回復してく
る電圧(残留電圧)を測定している。
この残留電圧の発生メカニズムは、直流課電により絶縁
体内部に空間電荷または分極が発生し、該発生後でのケ
ーブル導体の接地によりこの電荷又は分極に対応してケ
ーブル導体及びケーブル外部遮蔽層に誘導電荷が発生し
、この誘導電荷発生後にケーブル導体の接地を開放すれ
ば、その後の絶縁体内部の空間電荷または分極の移動ま
たは消滅に伴い、この電荷と上記の接地開放後のケーブ
ル導体の誘導電荷とのバランスが崩れて、ケーブル導体
とケーブル遮蔽層間に電圧が現われることにある。
ところで、ケーブル導体に直流高電圧を前課電すると、
クープル終端部も課電されるが、ケーブル終端部におい
ては、異種材料が複雑な形状で組合されているので、異
種材料の界面に界面分極に、よる空間電荷が発生する。
而るに、このケーブル終端部の界面電荷の電荷量がクー
プル絶縁体中に発生する空間電荷または分極に較べて著
しく犬であると、残留電圧測定法によるケーブル絶縁体
の劣化診断が困難となる。
〈発明の目的〉 本発明の目的はケーブル終端部での空間電荷の発生を排
除して残留電圧測定法により電力ケーブル線路の絶縁劣
化を正確に診断することにある。
〈発明の構成〉 本発明に係る電力ケーブル線路の絶縁劣化診断法は、被
測定ケーブルの外部遮蔽層を少くとも一方のケーブル終
端部のシールドから絶縁し、上記外部遮蔽層に直流電圧
を前課電し、次いで、該外部遮蔽層を接地し、而るのち
、残留電圧を測定することを特徴とする方法である。
〈実施例の説明〉 以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、1は電力ケーブル線路であり、ケーブ
ル外部遮蔽層はいわゆる、クロスボンド方式とされ、絶
縁接続部を備えている。2a、Qbはケーブル終端部を
、3a、(3b)は各ケーブル終端部jl!a、(j2
b)に最も近い位置にある絶縁接続部(両サイド絶縁接
続部)を、3c、・・・ はその他の絶縁接続部(中間
絶縁接続部)をそれぞれ示しており、各絶縁接続部のク
ロスボンドは解除し、特に中間絶縁接続部3Cはボンド
線30により導通しである。而して、両サイド絶縁接続
部3a、3b間の中間ケーブル線路部分W1のケーブル
外部遮蔽層(金属シースを有する場合は当該シースも含
む)は、ケーブル終端部を備えた両サイドケーブル線路
部分W2*W2のクープル外部遮蔽層から両サイド絶縁
接続部3a、3’bにより絶縁されている。更に、両サ
イドケーブル線路部分W2+W2のケーブル外部遮蔽層
は接地し、中間ケーブル線路部分W1のケーブル外部遮
蔽層には直流高圧電源DC,スイッチSWl並びにSW
2を連結しである。■はケーブル導体側に連結した電位
計、SW3はスイッチである。
本発明によりケーブル線路の絶縁診断を行うには、第1
図において1まず、SW3を閉にしてケーブル線路11
を接地し、SW、を閉にして中間クープル線路部分W1
のケーブル外部遮蔽層に直流高電圧D 、Qを所定時間
(通常5〜lO分)課電しくSW2は開)、而るのち、
SW、を閉にして上記のケーブル外部遮蔽層を所定時間
(通常、約10秒)接地しくSW、並びにSW3は閉の
ままに保持)、次いで、SW3を開にしてケーブル導体
11の接地を開放しくSW、並びにSW2は閉のままに
保持)、この開放後の残留電圧V (t)を電位計Vに
より測定する。
上記において、両サイドケーブル線路部分W!。
W2(合計長さ12、合計静電容量C2)には直流電圧
DCを課電せず、中間ケーブル線路部分W1(長さ11
、静電容量C□)にのみ直流電圧DCを課電しているの
で、この測定部分W1の真の残留電圧f (t)は あるいはWlとW2が同一のケーブルの場合は−r−5
− で把握できる。
第2図は本発明の別実施例を示し、一方のケーブル終端
箱2bにケーブル外部遮蔽層に対する絶縁部(絶縁筒)
30を設けたケーブル線路において、ケーブル線路のケ
ーブル外部遮蔽層をケーブル終端箱2bの接地シールド
より絶縁し、このケーブル外部遮蔽層に直流高電圧D’
Cを前課電して、第1図の場合と同様に残留電圧を測定
している。
〈発明の効果〉 本発明に係る電力ケーブル線路の絶縁劣化診断法におい
ては、上述した通り、ケーブル線路のケーブル外部遮蔽
層をケーブル終端部のシールドより絶縁し、該ケーブル
外部遮蔽層に直流電圧を前課電して、その後に現われる
残留電圧を測定しており、ケーブル終端部には直流電圧
を課電しないから、ケーブル終端部での界面電荷の発生
がなく、ケーブル線路のケーブル絶縁体を残留電圧法に
より正確に測定できる。
また、異種ケーブルが接続されている線路(例えばCV
ケーブルとOFケーブル、CvケーブルとCLケーブル
)に於いても絶縁接続箱を利用すれば他種ケーブルと独
立して対象ケーブルだけの残留電圧測定が実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図並びに第2図はそれぞれ本発明において使用する
測定装置を示す回路図である。 図において、lはケーブル線路、Qa、2bはケーブル
終端部、3a、3bは絶縁接続部、30は絶縁筒、DC
は直流高圧電源、■は電位計である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測定ケーブル線路のケーブル外部遮蔽層を少くとも一
    方のケーブル終端部のシールドから絶縁し、上記外部遮
    蔽層に直流電圧を前課電し、次いで、該外部遮蔽層を接
    地し、而るのち、残留電圧を測定することを特徴とする
    電力ケーブル線路の絶縁劣化診断法。
JP11909985A 1985-05-31 1985-05-31 電力ケ−ブル線路の絶縁劣化診断法 Pending JPS61292073A (ja)

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ID=14752880

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JP11909985A Pending JPS61292073A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 電力ケ−ブル線路の絶縁劣化診断法

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JP (1) JPS61292073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017026491A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東京電力ホールディングス株式会社 Ofケーブルの劣化診断方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017026491A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 東京電力ホールディングス株式会社 Ofケーブルの劣化診断方法

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