JPS61291794A - ロ−リングピストン式回転機械 - Google Patents

ロ−リングピストン式回転機械

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Publication number
JPS61291794A
JPS61291794A JP13118985A JP13118985A JPS61291794A JP S61291794 A JPS61291794 A JP S61291794A JP 13118985 A JP13118985 A JP 13118985A JP 13118985 A JP13118985 A JP 13118985A JP S61291794 A JPS61291794 A JP S61291794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
fiber
rolling piston
reinforced aluminum
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP13118985A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Hasegawa
順 長谷川
Kenichi Akutagawa
芥川 憲一
Hiroshi Otsuki
浩 大槻
Hideo Otsu
大津 日出男
Nobuaki Ishihara
宣昭 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP13118985A priority Critical patent/JPS61291794A/ja
Publication of JPS61291794A publication Critical patent/JPS61291794A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はローリングピストン式回転機械に関するもので
、例えばディーゼルエンジン車に用いられる負圧源、あ
るいはブレーキブースターに負圧を供給する負圧ポンプ
として用いられて有効テする。
〔従来の技術〕
従来ローリングピストン式回転機械は部品点数が少なく
構造が簡単であるため小型軽量であり、耐久性が高いな
ど種々の利点を有する回転機械としてコンプレッサ、バ
キュームポンプ等に適している。
その構造は円筒状内周面を有するシリンダ内をシリンダ
の軸心に対して所定の偏心量をもってシリンダ内周面に
沿ってロータが回転し、このロータ外周面に摺動しロー
タの半径方向に往復動しながらシリンダとロータとの間
の空間を吸入室と吐出室とに区画するベーンによって圧
力差を生じさせる構造を有している。
従来このロータは鉄又は特開昭58−70088号公報
に開示されているようにポリイミド樹脂等の樹脂材料を
用いていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ロータの材料が鉄である場合は、ロータ
が偏心して回転するためエネルギー損失が大きく、また
偏心による振動の発生、それに伴って騒音が発生する上
に、偏心を調和させるために設けられるバランスウェイ
トが大きくなるために全体が大型化するという問題があ
った。
そこで軽量化のためにロータを樹脂材料で構成した場合
は、樹脂材料の熱膨張係数がケーシングや軸受部の鉄材
よりも大きいために回転作動等による温度上昇のため樹
脂製ロータが膨張してケーシングに接触して発熱損傷し
たり、変形したりするという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は上記の如き問題点を解決するためにロー
タを繊維強化アルミニウムで構成するというものである
〔作 用〕
上記手段によれば、繊維強化アルミニウムは鉄に比較し
て1/3程度の重量であるために、ロータの偏心回転に
よる振動の発生や回転エネルギー損失が大幅に低減され
る。また繊維強化アルミニウムは含有させる強化材の含
有量を変化させることによって熱膨張係数を調節するこ
とができるため、他の構成部品との熱膨張率を調和させ
ることができる。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば、軽量小型でかつ低騒音という非
常に高性能なローリングピストン式回転機械を提供でき
るという優れた効果がある。
〔実施例〕
次に本発明をブレーキブースタ用バキュームポンプとし
て用いた場合の実施例について説明する。
第1図及び第2図において、主軸lは玉軸受2を介して
フロントハウジング3、リヤハウジング4に軸支されて
いる。この主軸lの中央部には、主軸lの回転を滑らか
にするためのバランサー5が設けられ、このバランサー
5の両側には軸心より所定量偏心した偏心軸6が形成さ
れている。そして、この偏心軸6には玉軸受7を介して
円筒状のロータ8が軸支されている。前記フロントハウ
ジング3及び前記リヤハウジング4の間には、円筒状内
面9aを有するケーシング9が挟持されており、この円
筒状内面9aの中心と前記ロータ8の中心とは所定量偏
心している。さらに、ロータ8の側面には前記フロント
ハウジング3及びリヤハウジング4の各々の間に側板1
0.11が配されており、前記ケーシング9、側板10
.11によってシリンダが形成されている。
前記ケーシング9には軸方向に開口するベーン室12が
形成されており、このベーン室12内には板状のベーン
13が挿入されている。このベーン13にはスプリング
受は穴13aが形成されており、このスプリング受は穴
13aと前記ベーン室の床面との間にはスプリング14
が配されている。そして、このスプリング14の付勢力
によってベーン13は常に前記ロータ8の外周面に当接
しており、ロータ8がシリンダ内を偏心運動すると、こ
のロータ8の運動に供なってベーン13はベーン室12
内を往復運動する。また、このベーン13は前記シリン
ダ内面と前記ロータ8の外周面とによって形成されるシ
リンダ室を吸入室Aと吐出室Bとに区画している。そし
て、前記ケーシング9には、前記吸入室Aに空気を導く
吸入口I5が形成され、吐出室B内の空気を吐出するた
めの吐出口16が前記ベーン室12の近傍のケーシング
9に開口して設けられている。また、吐出口16には吐
出口16から外部に向かう空気のみを通過させるチェッ
クバルブ17がパルプ受け18によって設けられている
。尚、フロントハウジング3、ケーシング9、リヤハウ
ジング4は互いにボルト20によって締結されている。
次に各構成部品の材料について述べる。ケーシング9は
、たとえば鉄にテフロンコーティングしたもの、ベーン
13は、樹脂含浸の焼結カーボン、側板10.11は金
属含浸の焼結カーボンから成る。
ロータ8は炭素繊維を縦横方向に織りなした炭素繊維織
布を第3図に示すごとく巻付積層して形成させた第4図
のような円筒状予成形体30にアルミニウム(JIS 
 ADC12i熱膨張係数24 X 10−’/℃を複
合化させた炭素繊維強化アルミニウムよりなる。
このロータの製造方法についてさらに詳細に説明すると
、第3図に示すように円筒型ボビン31の軸に平行方向
に織りなした縦糸32aとボビン31の円周方向に織り
なした横糸32bの密度比が10:13となるように織
りなした炭素繊維織布をロータの内径と同一外径を有す
るボビン31に巻付は予成形体30を製作した。次にこ
の予成形体30を第5図に示すような金型40内に収納
し、金型40および予成形体30を400t’に予熱し
ておいて溶融アルミニウム(約800t)を金型40内
に注入し、その後すばや(プランジャ41によって50
0kg/−の成形圧力でプレスし冷却固化して、ロータ
の原料ブロックを製作した。
次にこのブロックから前記予成形体30に一致するロー
タを加工製作した。このとき製作したロータの外周面に
は炭素繊維が表出しており、焼結カーボンよりなるベー
ン13との摺動摩擦抵抗や摩耗が非常に低減できるよう
構成されている。またこの繊維強化アルミニウムの繊維
含有量(単位体積中に繊維の占める割合、以後Vfで表
す)が35±5%になるように予成形体30を製作して
おり、強化材である繊維の熱膨張率に対する効果はロー
タ8の軸方向よりも周方向すなわちロータ8径方向のほ
うが小さいため、縦糸32aと横糸32bの密度比を1
013で構成したことによってロータ8の円周方向およ
び軸方向の熱膨張係数をいずれも12 X 10−’/
℃とハウジング9およびベアリング7に用いられる鉄材
とほぼ等しくすることができた。なお、縦糸と横糸の比
は1(112〜14であればほぼ前記の目的は達せられ
、本発明の効果を奏することが判った。また、このロー
タ8の比重は2.3と鉄材の3分の1以下に低減できた
。また本発明においてロータの熱膨張係数は、鉄の熱膨
張係数12 X l O−h/’Cに対して±I X 
10−”/l:すなわち、11〜13XlO−’/℃の
範囲が有効であることが確かめられた。
次に本実施例の作動について説明する。
原動機(図示せず)により駆動される主軸lの回転に伴
い偏心軸6は主軸1の周囲を偏心回転する。この時、偏
心ロータは、玉軸受7を介して偏心軸6に対し回転自在
に支承されているため、ケーシング9内部で第1I!l
中矢印R方向に回転揺動運動を行う、この時、ベーン1
3はスプリング!4の押付は力により、偏心ロータ8の
外周部に当接し、偏心ロータ8の回転揺動運動に伴いベ
ーン室12内の往復動を行う。これにより、吸入室A及
び吐出室Bは拡大、縮小を繰り返し、ポンプ作   ”
用を行う。すなち、主軸lの回転に伴い、吸入室Aが最
大となるまではブレーキブースタの真空タンク(図示せ
ず)内の空気を吸入口15を通じて吸入室Aに吸入する
。その後、吸入させた空気は吐出室8の縮小により吐出
口16を通り大気に放出される。
上記の如き作動において、炭素繊維強化アルミニウム製
ロータ8は比重が2.3と軽量であり、また熱膨張係数
が鉄製の玉軸受7と等しくなるよう構成されているため
熱膨張の相違によるガタ等が発生する心配はなく、また
鉄製のハウジング9との熱膨張係数の差も非常に小さい
ためロータ8とハウジング9との隙間が小さくなって接
触したり、あるいは隙間が広がりすぎて空気もれにより
性能が低下することがなくなる。またロータ8の外周面
へは自己潤滑性を有する炭素繊維が表出しているためベ
ーン13との摩擦係数が小さくなり回転の摩擦損失によ
るエネルギー効率の低下も低減されると同時にベーン1
3の摩耗量も小さくなり耐久性が向上する。
また軽量であるため全体の重量低減ができると同時に偏
心によるロータ半径方向の慣性力が小さくなるためバラ
ンサ5を小さくできエネルギー効率が高められる上に全
体を小型化できるという優ぐれた効果も有する。
次に本発明のロータ8に用いられる繊維強化アルミニウ
ムは炭素繊維織布にかえて炭化ケイ素ウィスカを使用し
てもよく、炭化ケイ素ウィスカを水ガラス、リン酸アル
ミニウム等の無機バインダを用いて予成形体を形成させ
、己の予成形体に上記実施例に説明したと同様の方法で
アルミニウムを複合化させることができた。繊維含有量
をvr30%とすることによって熱等方的に膨張係数が
12 X 10−”/’Cとなり、また比重が2.85
の炭化ケイ素ウィスカ強化アルミニウムからなるロータ
8が製作でき前記実施例と同様の効果を達成することが
できた。なお、このときの炭化ケイ素ウィスカの含有率
Vfは25〜35%で本発明のローリングピストン式回
転機械に適用可能であった。
また、この繊維強化アルミニウムに用いられる強化繊維
は長さ0.05〜b 短繊維という)であってもよく、Vf=35〜45%の
短繊維を水等の溶媒に分散させた後沈降させて圧縮乾燥
するか、又は単にプレスによって圧縮して製作したフェ
ルト状強化材を円筒形状にし、アルミニウムを複合化さ
せて製作することができる。この場合は、フェルト状に
短繊維が形成されたとき表面方向は短繊維が二次元無配
向となっており、厚み方向では配向している。この短繊
維を用いる方法は短繊維が炭素繊維織布やウィスカに比
べて安価であるため非常に安価に製作することができる
という利点を有している。
さらに本発明の繊維強化アルミニウムの強化材としては
、窒化ケイ素ウィスカ、チタン酸カリウム繊維が有効に
使用でき、前記炭化ケイ素ウィスカを用いる方法と同様
の製造方法が適用できる。
またそれらの含有率は、窒化ケイ素ウィスカではVf2
5〜゛35%、チタン酸カリウム繊維ではvr35〜4
5%で効果がある。
また、ロータ表面にテフロンコーティングを施したりま
たは表面に二硫化モリブデン、グラファイト等の固体潤
滑剤をコーティングまたは、表面をこれらの成分で構成
することにより一層摩耗特性を向上することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のローリングピストン式回転機械の半径
方向断面図、第2図は第1図における軸方向断面図、第
3図は本発明のロータの予成形体の製造方法を説明する
斜視図、第4図は本発明のロータの予成形体の形状を説
明する斜視図、第5図は本発明のロータの製造方法を説
明する模式図である。 8・・・ロータ、9・・・シリンダ、13・・・ベーン
、A・・・吸入室、B・・・吐出室。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状内周面を有するシリンダと、 前記内周面に沿って回転するよう前記シリンダ軸心に対
    して所定の偏心量をもって該シリンダ内に配され、繊維
    強化アルミニウムよりなるロータと、 該ロータ外周面に摺接し、該ロータの半径方向に往復動
    しながら前記シリンダと前記ロータとの間の空間を吸入
    室と吐出室に区画形成するベーンとを備えたことを特徴
    とするローリングピストン式回転機械。
  2. (2)前記ロータを構成する繊維強化アルミニウムが炭
    素繊維、炭化ケイ素ウィスカ、窒化ケイ素ウィスカ、チ
    タン酸カリウム繊維より選ばれたひとつよりなる強化繊
    維を含んでなる繊維強化アルミニウムであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のローリングピストン
    式回転機械。
  3. (3)前記ロータを構成する繊維強化アルミニウムが炭
    素繊維を縦横方向に織りなした炭素繊維織布を巻付積層
    した強化繊維を含んでなる繊維強化アルミニウムである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のローリン
    グピストン式回転機械。
  4. (4)前記炭素繊維織布において前記ロータの軸方に配
    列された炭素繊維と、前記ロータの円周方向に配列され
    た炭素繊維との密度比が10:12〜10:14の範囲
    にあることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のロ
    ーリングピストン式回転機械。
JP13118985A 1985-06-17 1985-06-17 ロ−リングピストン式回転機械 Pending JPS61291794A (ja)

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ID=15052097

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818590A (ja) * 1981-07-23 1983-02-03 Matsushita Refrig Co 回転式圧縮機
JPS59213961A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 Nippon Piston Ring Co Ltd 回転式流体ポンプ用ロ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818590A (ja) * 1981-07-23 1983-02-03 Matsushita Refrig Co 回転式圧縮機
JPS59213961A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 Nippon Piston Ring Co Ltd 回転式流体ポンプ用ロ−タ

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