JPS61291718A - 内燃機関の燃焼室 - Google Patents

内燃機関の燃焼室

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Publication number
JPS61291718A
JPS61291718A JP60133032A JP13303285A JPS61291718A JP S61291718 A JPS61291718 A JP S61291718A JP 60133032 A JP60133032 A JP 60133032A JP 13303285 A JP13303285 A JP 13303285A JP S61291718 A JPS61291718 A JP S61291718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumina
combustion chamber
catalyst
coat layer
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP60133032A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiko Yoneshige
米重 哲彦
Ryoji Nakajima
良二 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60133032A priority Critical patent/JPS61291718A/ja
Publication of JPS61291718A publication Critical patent/JPS61291718A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は少くとも表面が金属である構成部品ノ表面の
少くとも一部分に触媒付アルミナコート層を備えた内燃
機関の燃焼室に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は先に特願昭59−178089号により燃焼
室壁面に触媒被着部を設けた内燃機関の燃焼室を提案し
た。この燃焼室の触媒被着部はあらかじめzro、粉末
を溶射した層にアルミナを含有する溶液をコートシ、焼
成した後、さらに貴金属化合物を含浸焼成するプロセス
により設けられている0 (発明が解決しようとする問題点) 上述の方法で設けられた燃焼室の触媒被着部は、バーナ
ー火炎吹付は法100時間後では良好な性能を示したが
、耐久時間をaOO時間まで延長すると徐々に性能が低
下し、極めて厳しい条件である500時間後では要求性
能を下回る場合も生ずることがあった。これは触媒被着
層が剥離するためであることを確かめた。すなわちコー
ト済アルミナ被着層に後から酸性の強い貴金属試薬を含
浸し乾燥、焼成するプロセスによるため、アルミナ被着
層が酸でおかされ、密着性が悪化するため、被着層の密
着性が低下し剥離して性能が徐々に低下してしまうとい
う問題点があった。
そこで発明者らは活性アルミナにあらかじめ貴金属試薬
を担持焼成したものと、硝酸で安定化したベーマイトア
ルミナゾルとを混合粉砕しスラリーとしたものを付着さ
せて改曽を図った。ところがベーマイトアルミナゾル中
のアルミナ分を増加し、密着性を向上しようとすると逆
に性能が低下してしまった。これは触媒付活性アルミナ
粒子がベーマイトアルミナゾルで被覆されてしまい、活
性が低下してしまうものと思われる。一方ペーマイトア
ルミナゾルを少量しか加えないと密着性が確保できず、
耐久性に欠は使用に耐えなかった。
(問題点を解決するための手段) しかるに、発明者らは引続く研究により、あらかじめア
ルミナに貴金属を付着させ、ベーマイトアルミナゾルと
混合粉砕した後、硝酸等のような酸を加えて熟成して得
たスラリーを用いることにより、性能を低下させること
なく触媒付アルミナコート層の密着性を向上させること
ができることを見出した。
従ってこの発明の内燃機関の燃焼室は、燃焼室の少くと
も表面が金属である構成部品の表面の少くとも一部分を
ZrO,を主成分とする溶射層で被覆し、あらかじめ貴
金属触媒を付着し焼成した活性アルミナに硝酸で安定化
したベーマイトアルミナゾルを混合し粉砕した後酸を加
えて熟成して得たスラリーを上記溶射層上に付着させ乾
燥焼成して触媒付アルミナコート層を形成して成ること
を特徴とする。
第1図は、この発明の一例の内燃機関であるディーゼル
エンジンの燃焼室部分の断面図で、1は燃焼室の主室、
2は燃焼室の副室または渦室、8はシリンダヘッド、4
はピストン、5はシリンダ、6はホットプラグ、7は噴
射ノズルボディ、8はグロープラグ、9は触媒付アルミ
ナコート層である。図示するように燃焼室の主室1のピ
ストン4の頂面およびこの頂面に対向するシリンダヘッ
ド8の面並びに渦室2の内面には触媒付アルミナコート
層9が付着されている。
上記触媒付アルミナコート層9を付着するに当っては、
活性アルミナにあらかじめ貴金属試薬を担持、焼成した
ものと、硝酸で安定化したベーマイトゾルの少量を混合
粉砕し、スラリーとする。
このスラリーに酸を加え、熟成する。次いでこのスラリ
ーをZrO,を主成分とする溶射層上に付着させ乾燥、
焼成して触媒付アルミナフート層とする。
図示する例では触媒付アルミナコート層8は、主室1お
よび副室の渦室2の全壁面に設けられているが、必ずし
も全壁面に設ける必要がないことは勿論である。また上
記入ラリ−は前述の如く熟成することにより、活性アル
ミナおよび付着貴金属の一部が再溶解し、アルミナコー
ト層の密着性を向上し、合わせて触媒付活性アルミナ粒
子を被覆しているバインダのベーマイトアルミナゾル層
が触媒活性をもつため、高耐久性および高性能を示すも
のと思われる。
ここで使用する貴金属試薬は、800℃以下で分解する
もの、好ましくは硝酸酸性ジニトロジアミノ白金、硝酸
酸性硝酸パラジウムおよび硝酸酸性硝酸ロジウムからな
る群より選択した1種以上の混合溶液が良好な結果をも
たらす。これは低温分解による低温活性の向上が寄与し
ているものである。
また熟成する前に加える酸は硝酸が好ましい。
これは塩酸等を用いるとコート後加熱する温度を高くし
ないと塩素が残留し、触媒活性を低下させるが、加工対
象であるアル4ニウム合金等からなる機関構成部品は、
残留塩素量を十分に減少するだけの高温にすると熱的に
損傷を受ける。従って800℃以下で分解する硝酸が好
ましい。
(実施例) 以下この発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1 アルミニウム合金製ピストンのピストンクラウン表面を
クロルホルムおよびアセトンで脱脂し、サンドブラスト
で荒した。N1:ムj=95:5の重量比のNi −A
I混合粉末を50μの厚さにプラズマ溶射し、さらにl
ii −AIおよびZrO,混合粉末(N1:ムj:Z
ro、=88=2:65の重量比)を50μの厚さにプ
ラズマ溶射した。この上にZrO,−Y、08混合粉末
(ZrO,: Y、O,= 80 : 20 )重量比
)を200μの厚さにプラズマ溶射し、ZrO,−Y、
O3付表面を得た。
r−アルミナ粉末(平均粒径1μm)sopと白金とし
て509含有する硝酸酸性ジニトaジアミノ白金溶液5
00m1を混合し、十分にかきまぜた後・120℃オー
プン中で12時間乾燥した。得られた固形物を空気中8
00℃で8時間焼成した。
本焼成物100gに対して10重量%硝酸で安定化した
ベーマイトアルミナゾル(固形分として6.8重iiチ
のアルミナを含む)1009を混ぜ込み、ボールミルに
て6時間粉砕し、スラリーとした0このスラリーに10
重量%硝酸を20yd混入し、スターラーで充分混合し
た後、12時間熟成した。熟成済スラリーを前記ZrO
,−Y、O,付表面に流しかけ、不要なスラリーを流し
失った後80℃オーブン中で1時間乾燥し、さらに空気
中280℃で8時間焼成し、白金としてo、ssg付着
したアルミニウム合金製ピストンAを得た。
実施例2 実施例1においてγ−アルミナに付着させる試薬を硝酸
酸性パラジウムとした以外は全く同様に操作して、パラ
ジウムとして0.319付着したアルミニウム合金製ピ
ストンBを得た〇 実施例8 実施例1においてr−アルミナに付着させる試薬を硝酸
酸性ジニトロジアミノ白金および硝酸酸性ロジウムの混
合物(Pt+Rh= 50 ti、Pt/Rh =ルミ
ニウム合金ピストンCを得た。
比較例1 実施例1で用いたzro、−y、o、付ピストン表面に
以下の手順で触媒をつけた。
アルミナとして8重量%含む、10重量%硝酸で安定化
したベーマイトアルミナゾル979と平均粒径1μmの
γ−アルミナ粉末8gを混ぜボールミルで6時間混合粉
砕した。得られたゾルに水を加え2倍に希釈してアルミ
ナ8重量%を含むアルミナスラリーとしたものを前記z
ro、 −y、o、 表面に数回にわけて含浸および乾
燥させた後、空気中290℃で8時間加熱し、最終的に
0.5gのアルミナを付着させた。このようにして形成
したアルミナ層に白金としてo 、o 89/cc含む
硝酸酸性ジニトロジアミノ白金水溶液11CCを数回に
わけて含浸および乾燥した後、空気中280℃で8時間
加熱し、白金として0・88り付着したアルミニウム合
金製ピストン1を得た。
比較例2 実施例1において10重量%硝酸20111jを加えず
単に12時間放置した以外は全く同様にしてアルミニウ
ム合金製ピストン2を得た。
比較例8 比較例2において使用するベーマイトアルミナゾルに含
まれる固形分としてアルミナを10重量%とした以外は
全く同様にしてアルミニウム合金製ピストン3を得た。
比較例4 実施例1において熟成時間を6時間とした以外は全く同
様にしてアルミニウム合金製ピストン4を得た。
JコL匹上 実施例1において10重量%硝酸20−の代りに5重量
%塩酸20117を加えた以外は全く同様にしてアルミ
ニウム合金製ピストン6を得た。
星I且 実施例1〜8で得たピストンANCおよび比較例1〜5
で得たピストン1〜5を各々バーナー火炎状きつけ法に
て(ガスバーナーの火炎および冷空気を1分間のサイク
ルで交互に吹きつける方法)耐久し、各ピストンをそれ
ぞれ4シリンダー2000’CCIDIデイーゼルエン
ジンにセットし、回転数240Orpm、)ルク5に9
mの条件でスモークを測定し、未処理品と比較してスモ
ーク低減率を求めた。測定は各々耐、久0時間、100
時間、800時間、500時間毎に行なった。また50
0時間後のアルミナフート層の付着状況を目視で確認し
た。測定した各ピストンのスモーク低減率および密着性
を次の第1表に示す。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明においては、少くと
も表面が金属であるエンジン燃焼室構成部品の表面・の
少くとも一部分をzro、を主成分とする溶射層で被覆
し、この溶射層上に付着させた触媒付アルミナコート層
を、あらかじめ貴金属触媒を付着し焼成した活性アルミ
ナに硝酸で安定化したベーマイトアルミナゾルを混合し
粉砕した後酸を加えて熟成して得たスラリーを用いて形
成したことにより、アルミナコート層の密着性および触
媒付アルミナコート層の活性が共に向上し耐久後のスモ
ーク低減率が向上できるという効果が得られる0
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例のディーゼルエンジンの燃焼室
部分の断面図である。 1・・・燃焼室の主室  2・・・燃焼室の副室(また
は渦室)8・・・シリンダベッド 4・・・ピストン5
・・・シリンダ    6・・・ホットプラグフ・・・
噴射ノスルボデイ 8・・・グロープラグ 9・・・触媒付アルミナコート層。 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃機関の燃焼室の少くとも表面が金属である構成
    部品の表面の少くとも一部分をZrO_2を主成分とす
    る溶射層で被覆し、あらかじめ貴金属触媒を付着し焼成
    した活性アルミナに硝酸で安定化したベーマイトアルミ
    ナゾルを混合し粉砕した後酸を加えて熟成して得たスラ
    リーを上記溶射層上に付着させ乾燥焼成して触媒付アル
    ミナコート層を形成して成ることを特徴とする内燃機関
    の燃焼室。
JP60133032A 1985-06-20 1985-06-20 内燃機関の燃焼室 Pending JPS61291718A (ja)

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JP60133032A JPS61291718A (ja) 1985-06-20 1985-06-20 内燃機関の燃焼室

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JP60133032A JPS61291718A (ja) 1985-06-20 1985-06-20 内燃機関の燃焼室

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JPS61291718A true JPS61291718A (ja) 1986-12-22

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ID=15095212

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319806A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd バインダーおよび触媒用コーティング組成物
CN104100374A (zh) * 2013-04-11 2014-10-15 冯崇谦 无火焰燃烧清洁型内燃机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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