JPS61291691A - 表面活性剤の製造 - Google Patents

表面活性剤の製造

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JPS61291691A
JPS61291691A JP61137341A JP13734186A JPS61291691A JP S61291691 A JPS61291691 A JP S61291691A JP 61137341 A JP61137341 A JP 61137341A JP 13734186 A JP13734186 A JP 13734186A JP S61291691 A JPS61291691 A JP S61291691A
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JP
Japan
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water
reaction
carbon atoms
formula
halogenated
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JP61137341A
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ネビン ジョン ステュワート
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BP PLC
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の要約〕 アルキル−1了り−ルーもしくはアルキルアリール−ア
ルコキシエタンスルホン酸は、対応のハロゲン化物をハ
ロゲン化アルコキシエタンに対し50重量%未満の量の
水の存在下で亜硫酸カリウムもしくはアンモニウムと反
応させて製造される。
反応混合物の水含有量を低レベルまで減少させれば、生
産量および収率が増大すると共に、反応が進行する際の
反応混合物の粘度上昇を低下させる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、表面活性剤として使用するのに通したアルキ
ル−、アリール−もしくはアルキルアリール−アルコキ
シエタンスルホン酸の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
石油回収の向上に使用するための表面活性剤組成物を開
発すべく多くの試みがなされ、特許文献にはこれら組成
物の記載が充満している〔たとえば米国特許第4,42
4.135号、第4.159.037号、第4,1)0
,228号、第4,066.124号および第4.01
8.278号参照〕。
当分野における有益な概要は、カーク−オスマーのエン
サイクロペジア・オプ・ケミカル・チクロッジ−1第3
版、第17巻、第168−182頁に示されている。こ
れは、大抵の組成物が(a1石油または合成ヒドロカル
ビルスルホン酸化合物のいずれかである主表面活性剤と
、(bl単純アルコール、エトキシル化アルコールおよ
び硫酸エトキシル化アルコールを包含する補助表面活性
剤とを含有することを示している。
さらに、アルキルおよびアルキルアリールポリアルコキ
シエタンスルホン酸を補助表面活性剤として使用しうろ
ことも開示されている。これらの化合物は、一般に3工
程で製造される。
典型的な方法の第1工程においては、アルコールもしく
はアルキルフェノールを水酸化ナトリウムもしくはカリ
ウムの存在下で酸化アルキレンと縮合させて、アルコキ
シアルコールを生成させる0次いで、これを一般に触媒
の不存在下で塩化チオニルもしくはスルフリルで処理し
てハロゲン化する。最後に、このハロゲン化物を、ここ
でも一般に触媒の不存在下で亜硫酸ナトリウム水溶液と
反応させることによりスルホン酸化合物に変換させる。
このスルホン化反応は、米国特許第2.1)5.192
号公報に開示されている。反応は、一般に全反応混合物
に対し約70重量%の水性媒体中で行なわれ、水と塩化
エタンとの重量比は3〜4:1の範囲である。一般に、
反応速度を維持するには連続攪拌が必要である。
この種の反応においては、反応混合物が粘性となり、か
つ粘度が増加するにつれて反応混合物の攪拌が困難とな
り、熱移動が低下し、さらに反応の制御が困難になるこ
とが判明している。
今回、スルホン酸原料として亜硫酸カリウムもしくはア
ンモニウムを使用し、かつ水含有量を低レベルまで減少
させることにより、生産量および収率を増大させうろこ
とが見出された。
さらに、利点としては、反応が進行する際の反応混合物
における粘度上昇が低下することである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって本発明の目的は、上記利点を有するようなア
ルキル−、アリール−もしくはアルキルアリール−アル
コキシエタンスルホン酸の製造方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、一般式: %式% 〔式中、Rは1〜24個、好ましくは8〜20個の炭素
原子を有するアルキル基、または1〜12個、好ましく
は8〜20個の炭素原子を有する少なくとも1個のアル
キル基で置換されたフェニル基であり、 Mはカリウムもしくはアンモニウム陽イオンであり、 mは0〜5の範囲の数値、好ましくはOであり、 nは1〜50、好ましくは1〜15、特に好゛ましくは
4〜10の範囲の数値であり、かつm+Hの合計は1〜
50の範囲の数値である〕のアルキル−1了り−ルーも
しくはアルキルアリール−アルコキシエタンスルホン酸
の製造方法が提供され、この方法は一般式: %式%) 〔式中、R,mおよびnは上記の意味を有しかつXはハ
ロゲン原子である〕 のハロゲン化アルコキシエタンをこのハロゲン化アルコ
キシエタンに対し50重量%未満の量の水の存在下で亜
硫酸カリウムもしくはアンモニウムと反応させることか
らなっている。
r m Jおよび「n」は、先駆体アルコキシアルコー
ルの合成に際しガウス分布を有する範囲。
のアルコキシレートが生成されるため、平均値を示す。
したがって、mおよびnの平均値は整数または分数であ
る。
反応は、前記のような低い水含有量で進行しうると思わ
れる。何故なら、亜硫酸カリウムおよびアンモニウムは
、反応が進行するにつれて析出する傾向を示す生成ハロ
ゲン化物のため、対応化合物よりも可溶性であるからで
ある。より一般的に使用される亜硫酸ナトリウムの場合
、この溶解関係は逆転し、その結果亜硫酸塩を溶液中に
維持するには比較的高い水含有量が必要となる。
亜硫酸塩は、好ましくは化学量論量の1〜2倍、好まし
くは2〜1.3倍の量で使用される。
水は、好ましくはハロゲン化アルコキシエタンに対し5
〜40重量%の量で使用される。
反応は、好適には80〜220℃の範囲、好ましくは1
40〜190℃の範囲の温度で行なわれる。
亜硫酸カリウムもしくはアンモニウムは、純粋物として
使用することができ、或いはたとえば亜硫酸ナトリウム
のような他の物質を少量含有することもできる。
反応は自生圧力下で行なわれる。比較的少量の水を使用
する他の利点は、反応の過程で発生する圧力が減少する
ことである。
本出願人によるヨーロッパ特許出願第0156601号
明細書は、予備生成させたスルホン酸化合物を反応混合
物に添加する技術を開示している。
この方法も、本発明による方法に有利に使用することが
できる。
本発明のスルホン化反応は、反応混合物からの水および
反応生成物の分離を促進しうる希釈剤の存在下で行なう
ことができる。
水含有量が極めて低い場合、希釈剤の存在は必要でない
水含有量が増大するにつれて反応速度が増大するが、反
応混合物の粘度をも上昇させ、これに伴なって問題が生
ずる。これらの条件下で、特にゲル形成を低下させるよ
うな希釈剤を使用するのが有利である。希釈剤は反応体
と一緒に最初に添加し、或いは特に必要とされる反応の
過程で後に添加することもできる。一般に、反応器には
攪拌器を装着し、所要に応じて攪拌器に対するトルクが
25Ncmを越えないように希釈剤を添加するのが有利
である。
適する希釈剤はC7−C,、、好ましくはCi−Cg脂
肪族アルコール、特に線状アルコールを包含する。これ
らのうちn−ヘキサノールが特に好適である。たとえば
n−ヘキサノールのようなアルコールの存在は、反応混
合物からの水のストリフピングを容易化させる。何故な
ら、これは共沸混合物を形成するからである。さらに、
水不混和性のアルコールを使用すれば、室温まで冷却し
た際の共沸蒸留物が水層とアルコール層とに分離して、
再使用に対するアルコールの循環を容易化させる。
希釈剤の使用量は、使用する反応体に依存する。一般に
、希釈剤濃度は全反応混合物に対し2〜10重量%で変
化することができる。
上記式で示された化合物において、アルキル基の長さを
変化させかつポリオキシアルキレン基の平均数(すなわ
ち分子中のrnJの数値)を調節してエタンスルホン酸
を疏水性もしくは親水性にすることができる。たとえば
、アルキル基が12個より多い炭素原子を有しかつ5未
満の「n」 (平均)値を有するRをもったエトキシエ
タンスルホン酸は比較的疏水性となる。
アルキル基が12個未満の炭素原子を有しかっ5より大
きい「n」 (平均)値を有するRをもったエトキシエ
タンスルホン酸は比較的親水性となる。
水溶性のエタンスルホン酸は、水不溶性のものより容易
に製造されるが、後者は前者により容易に可溶化される
。したがって、本方法は単一のアルコキシエタンスルホ
ン酸を使用して行ない、比較的可溶性の化合物を生成さ
せることができ、或いは混合供給原料を使用して比較的
水溶性の化合物と比較的水不溶性の化合物とを含有する
混合物を生成させることもできる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明するが、そのうち例1
〜4および7は比較例であって、反応混合物の水含有量
が比較的多くかつスルホン化剤としテN a、 S 0
3もしくはに、SO3を使用した例であり、例5,6お
よび8〜1)は本発明の実施例であって、水含有量が比
較的低くかつに、LSO3を使用したものである。
肛 220 g (0,38モル)のオクタデシルフェノー
ル(エトキシ)+ エタンクロライドと、30.8gの
84%ノニルフェノール(エトキシ)7 エタンスルホ
ネートと、66 g (0,52モル)の純粋な亜硫酸
ナトリウムと、330gの水と、44gのヘキサノール
とを加え、かつ激しく攪拌しながら耐圧反応器中で15
5℃にて6時間加熱した。初期エマルジョンは、反応中
に粘性ゲルに変化した。
生成ゲルを破壊し、表面活性剤を可溶化させ、共沸物を
形成しかつ生成塩類による沈澱を促進するなどの多数の
機能に役立つイソプロパツールで生成物を処理した。次
いで、水を共沸蒸留除去した。ジクロルメタンを加えて
無機塩の沈澱を完結させ、次いでこれら塩類を濾過によ
り除去した。生成物は粘性液となり、純度73%(C1
3NMRで測定して、CC−3O3Na50pp )で
あり、残部は未反応の塩化エタン17%(C−Cj!4
3ppm)と初期アルコール10%(C−OH62pp
m)とであった。
220 g (0,38モル)のオクタデシルフェノー
ル(エトキシ)4 エタンクロライドと、30.8gの
84%ノニルフェノール(エトキシ)7 エタンスルホ
ネートと、95.8g  (0,57モル)の94重量
%亜硫酸カリウムと、330gの水と、44gのヘキサ
ノールとを加え、かつ激しく攪拌しながら耐圧反応器中
で155℃にて6時間加熱した。初期エマルジョンは、
反応の際に粘性ゲルに変化した。
この生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸
留除去した。ジクロルメタンを加えかつ無機塩を濾去し
た。生成物は粘性液となりかつ純度80%(C13NM
Rで測定して、C−3O3K50ppm)であり、残部
は未反応のエタンクロライド9%(C−(1!43pp
m)および初期アルコール1)%(C−OH62ppm
)であった。
涯L 220 g (0,38モル)のオクタデシルフェノー
ル(エトキシ)4エタンクロライドと、30.8gの8
4%ノニルフェノール(エトキシ)7 エタンスルホネ
ートと、71.1g (0,56モル)の純亜硫酸ナト
リウムと、165gの水と、44gのヘキサノールとを
加え、激しく攪拌しながら耐圧反応器中で155℃にて
6時間加熱した。
初期エマルジョンは、反応中に粘性ゲルに変化した。
この生成物をイソプロパツールで処理し、水を共沸蒸留
除去した。ジクロルメタンを加えかつ無機塩を濾別した
。生成物は粘性液となりかつ純度67%(C′3NMR
で測定して、C−C−5O3Na50ppであり、残部
は未反応のエタンクロライド24%(C−CA43pp
m)および初期アルコール9%(C−OH62ppm)
であった。
匠1 220 g (0,38モル)のオクタデシルフェノー
ル(エトキシ)4 エタンクロライドと、30.8gの
84%ノニルフェノール(エトキシ)7 エタンスルホ
ネートと、95.8g  (0,57モル)の94重量
%亜硫酸カリウムと、165gの水と、44gのヘキサ
ノールとを加え、激しく攪拌しながら耐圧反応器中で1
55℃にて6時間加熱した。
初期エマルジョンは、反応の際に粘性ゲルに変化した。
この生成物をイソプロパツールで処理し、水を共沸蒸留
除去した。ジクロルメタンを加えかつ無機塩を濾去した
。この生成物は粘性液となりかつ純度86%(CNMR
で測定して、C−3O3に50ppm)であり、残部は
未反応のエタンクロライド5%(C−CI!43ppn
+)および初期アルコール9%(C−OH62ppm 
)であった。
邑i 330 g (0,57モル)のオクタデシルフェノー
ル(エトキシ)4 エタンクロライドと、46.2gの
84%ノニルフェノール(エトキシ)り エタンスルホ
ネートと、150.6 g  (0,85モル)の89
M量%亜硫酸カリウムと、66gの水と、66gのヘキ
サノールとを加え、かつ激しく攪拌しながら耐圧反応器
中で155℃にて6時間加熱した。反応混合物はその間
ずっと流動性を維持した。
生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留除
去した。ジクロルメタンを加えかつ無機塩を濾去した。
生成物は粘性液となりかつ純度89%(C’NMRで測
定して、C−3O7に50ppn+)であり、残部は未
反応のエタンクロライド3%(C−CI43ppm>お
よび初期アルコール8%(C−OH62ppm) であ
った。
健L 229 g (0,42モル)のオクタデシルフェノー
ル−(エトキシ)3−エタンクロライドと、190 g
 (0,32モル)のノニルフェノニル−(エトキシ)
7−エタンクロライドとを、56gのこれら塩化物に対
応するスルホン酸化合物の1.3 : 1モル混合物、
146 g (0,82モル)の89重量%の亜硫酸カ
リウムおよび42gの水と一緒に加え、かつ激しく攪拌
しながら耐圧反応器中で160℃にて6時間加熱した。
反応混合物はその際ずっと流動性を維持した。
生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留し
た。ジクロルメタンを加えかつ無機塩を濾別した。生成
物は粘性液となりかつ純度86%(C’NMRで測定し
て、C−5o、3に50 ppm )であり、残部は未
反応のエタンクロライド7%(C−Cf43ppm)お
よび初期アルコール7%(C−OH62ppm)であっ
た。
例j− 136g (0,25モル)のオクタデシルフェノール
−(エトキシ)J−エタンクロライドと138g (0
,23モル)のノニルフェノール−(エトキシ)7−エ
タンクロライドとを、42gのこれら塩化物に対応する
スルホン酸化合物の1.25: 1モル混合物、79 
g (0,63モル)の純亜硫酸ナトリウムおよび27
4gの水と共に加え、かつ激しく攪拌しながら耐圧反応
器中で180℃にて8時間加熱した。反応混合物はその
全体を通じ流動性を維持した。
生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留し
た。さらにイソプロパツールを加えかつ無機塩を濾去し
た。生成物は粘性液となりかつ純度85%(CNMRで
測定して、C−803Na 50ppm)であり、残部
は初期アルコール15%(C−OH62ppm)であっ
た。
肛 136 g (0,25モル)のオクタデシルフェノー
ル−(エトキシ)3−エタンクロライドと138g (
0,23モル)のノニルフェノール−(エトキシ)7−
エタンクロライドとを、42gのこれら塩化物に対応す
るスルホン酸化合物の1.25: 1モル混合物、88
 g (0,53モル)の96重量%亜硫酸カリウムお
よび103gの水と一緒に加え、かつ激しく攪拌しなが
ら耐圧反応器中で180℃にて4時間加熱した。15分
、20分および38分後にヘキサノールを10m1づつ
反応混合物に加えて、ゲル形成を防止した。
生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留し
た。さらにイソプロパツールを加えかつ無機塩を濾去し
た。この生成物は粘性液となり、純度86%(C”NM
Rで測定して、C−3O3K50ppm )であり、残
部は初期アルコール14%(C−OH62ppm)であ
った。
130 g (0,24モル)のオクタデシルフェノー
ル−(エトキシ)3−エタンクロライドと131g (
0,22モル)のノニルフェノール−(エトキシ)7−
エタンクロライドとを、41gのこれら塩化物に対応す
る1、25: 1のモル比のスルホン酸化合物、84 
g (0,51モル)の96重量%亜硫酸カリウムおよ
び99gの水と一緒に加え、かつ激しく攪拌しながら耐
圧反応器中で180℃にて2時間加熱した。ヘキサノー
ルを所要に応じて反応の期間中に加え、容器内の攪拌器
で測定して17〜2 ONcmのトルクを維持した。
反応混合物の最終ヘキサノール含有量は4.1%であっ
た。
生成物をイソプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留し
た。さらにイソプロパツールを加えかつ無機塩を濾去し
た。生成物は粘性液となりかつ純度91%(C”NMR
で測定して、C−303K59ppm)であり、残部は
初期アルコール9%(C−OH62ppm )であった
例10 136 g (0,25モル)のオクタデシルフェノー
ル−(エトキシ)3−エタンクロライドと138g (
0,23モル)のノニルフェノール−(エトキシ)クー
エタンクロライドとを、42gのこれら塩化物に対応す
る1、25: 1のモル比のスルホン酸化合物、88 
g (0,53モル)の96重量%亜硫酸カリウムおよ
び69gの水と一緒に加え、かつ激しく攪拌しながら1
80°Cにて耐圧容器中で2時間加熱した。ヘキサノー
ルを所要に応じて反応の期間中に加え、19〜21Nc
mのトルクを維持した。反応混合物の最終ヘキサノール
含有量は3.5%であった。
生成物をインプロパツールで処理しかつ水を共沸蒸留し
た。さらにイソプロパツールを加えかつ無機塩を濾去し
た。生成物は粘性液となりかつ純度87%(C/3NM
Rで測定して、C−3O3に50ppm)であり、残部
は初期アルコール13%(C−OH62ppm )であ
った。
例2は、亜硫酸ナトリウムの代りに亜硫酸カリウムを使
用すると純度の増大した生成物が得られるが、反応混合
物の水含有量が高いためまだゲル化問題が残ることを示
している。
例3は、亜硫酸ナトリウムを再び使用しかつ水含有量を
前の例の半分に減少させたが、まだ本発明の量より多い
。この場合、ゲル化問題が残存しかつ生成物の純度は例
1と比較して低下している。
例4は、亜硫酸カリウムを使用しかつ水含有量を例3の
レベルまで減少させた。この例において、生成物の純度
は例2と比較して増大したが、反応混合物はまだゲル化
し続けた。
例5は、亜硫酸カリウムを使用しかつ水含有量をハロゲ
ン化物の20重量%まで減少させた。
生成物純度は増大し続け、かつ反応混合物はもはやゲル
化しない。
例6においては、疏水性/親水性の生成物をもたらす混
合供給原料を使用し、かつ水含有量をさらに混合ハロゲ
ン化物の10重量%まで減少させた。
例7〜1)においては、定期的間隔で試料を分析するこ
とにより反応を完結させた。
これらの例は、反応混合物の水含有量を減少させること
により、どのように反応時間が短縮されるかを示してい
る。例7を例8〜1)と比較する。
例8においては、希釈剤を時間と共に漸増させた。例9
においては、希釈剤を所要に応じて加え、攪拌器に対す
るトルクを低い値に保った。
これら例の比較は、後者がより効果的な技術であること
を示している。
例9においては、水含有量は20℃にてに:LSO9を
熔解させるのに必要な量とし、例10においては100
℃において必要な量とした。
例1)は、特に低い水含有量を使用し、希釈剤の使用を
回避することができた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スルホン酸原料として亜硫酸カリウム
もしくはアンモニウムを使用しかつ水含有量を低レベル
まで減少させることにより、表面活性剤として使用する
のに適したアルキル−、アリール−もしくはアルキルア
リール−アルコキシエタンスルホン酸を製造することが
できる。
手続補正書助力 昭和61年り月/4/日 特許庁長官  黒 1) 明 雄  殿1、事件の表示 昭和61年情田第13’734.1号 2、発明の名称 表面活性剤の製造 3.1fi正をする者 事件との関係   特許出願人 代表者 ジョン ネイル ギヤセフ 0間)    暎  画 4、代理人

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは1〜24個の炭素原子を有するアルキル基
    または1〜24個の炭素原子を有する少なくとも1個の
    アルキル基で置換されたフェニル基であり、 Mはカリウムもしくはアンモニウム陽イオンであり、 mは0〜5の範囲の数値であり、 nは1〜50の範囲の数値であり、かつ m+nの合計は1〜50の範囲の数値である〕 のアルキル−、アリール−もしくはアルキルアリール−
    アルコキシエタンスルホン酸を製造するに際し、一般式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、mおよびnは上記の意味を有しかつXはハ
    ロゲン原子である〕 のハロゲン化アルコキシエタンを水の存在下で亜硫酸カ
    リウムもしくはアンモニウムと反応させる工程からなり
    、水をハロゲン化アルコキシエタンに対し50重量%未
    満の量で存在させることを特徴とする製造方法。
  2. (2)Rが8〜20個の炭素原子を有するアルキル基で
    置換されたフェニル基であり、 Mがカリウム陽イオンであり、 mが0であり、かつ nが1〜15の範囲の数値である 特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)亜硫酸塩を、化学量論量乃至化学量論量の2倍の
    範囲の量で使用する特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の方法。
  4. (4)水をハロゲン化アルコキシエタンに対し5〜40
    重量%の量で使用する特許請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれかに記載の方法。
  5. (5)反応を80〜220℃の範囲の温度で行なう特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の方法。
  6. (6)反応を予備生成したスルホン酸化合物の存在下で
    行なう特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の方法。
  7. (7)反応を希釈剤の存在下で行なう特許請求の範囲第
    1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。
  8. (8)希釈剤が、1分子当り1〜12個の炭素原子を有
    する脂肪族アルコールである特許請求の範囲第7項記載
    の方法。
  9. (9)反応器が攪拌器を備え、希釈剤を所要に応じて攪
    拌器に対するトルクが25Ncmを越えないように添加
    する特許請求の範囲第7項または第8項記載の方法。
  10. (10)供給原料が、(a)比較的疏水性のスルホン酸
    化合物を生成しうるハロゲン化エトキシエタンと、(b
    )比較的親水性のスルホン酸化合物を生成しうるハロゲ
    ン化エトキシエタンとを含有する混合供給原料であり、
    化合物(a)が少なくとも12個の炭素原子を有するア
    ルキル基で置換されかつ1分子当り5個未満のエトキシ
    基を有するフェニル基を有し、化合物(b)が12個未
    満の炭素原子を有するアルキル基と1分子当り5個より
    多いエトキシ基で置換されたフェニル基を有する特許請
    求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の方法。
JP61137341A 1985-06-15 1986-06-14 表面活性剤の製造 Pending JPS61291691A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8515225 1985-06-15
GB858515225A GB8515225D0 (en) 1985-06-15 1985-06-15 Preparation of surfactants

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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