JPS6129091B2 - - Google Patents

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JPS6129091B2
JPS6129091B2 JP53069068A JP6906878A JPS6129091B2 JP S6129091 B2 JPS6129091 B2 JP S6129091B2 JP 53069068 A JP53069068 A JP 53069068A JP 6906878 A JP6906878 A JP 6906878A JP S6129091 B2 JPS6129091 B2 JP S6129091B2
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Japan
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switch
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fixed
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JP53069068A
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English (en)
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JPS54159632A (en
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Kazuya Furukawa
Katsuaki Ito
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS54159632A publication Critical patent/JPS54159632A/ja
Publication of JPS6129091B2 publication Critical patent/JPS6129091B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空スイツチを電流開閉要素として採
用した負荷時タツプ切換装置の切換開閉器に関す
るものである。
真空スイツチを切換開閉器の電流開閉要素とし
て採用する際に考慮しなければならない主たる条
件には次の4点がある。
(1) 万一真空スイツチに真空漏れが生じてしや断
不能になつても、これを即座に検出してタツプ
間短絡に到ることを防止する必要がある。
(2) 真空スイツチが開極している状態での電極間
のインパルス絶縁耐力は比較的低いので、雷サ
ージ電圧などの異常電圧によつて真空スイツチ
が放電することによつてタツプ間短絡に発展す
ることを予防しなければならない。
(3) 真空スイツチは本来しや断器用として開発さ
れたものであるため、連続通電容量に対して、
通常その1.0倍ないし20倍の電流をしや断する
ことができるので、切換開閉器の電流開閉要素
として使用する場合には連続通電は別の機械的
接点でおこない、真空スイツチはその高いしや
断能力を生じて電流しや断にのみ使用するよう
に構成すればより小形の真空スイツチで切換開
閉器を構成でき経済的である。
(4) 真空スイツチは比較的高価なものであるため
なるべく少ない使用個数で切換開閉器を構成す
ることが経済的である。
本発明は以上の条件を満たすような実用信頼度
が高くかつ安価な真空スイツチ式負荷時タツプ切
換装置の切換開閉器を提供しようとするものであ
る。
以下図面について本発明の一例を詳述するに、
第1図に切換開閉器の1相分の構成を示す。1は
変圧器またはリアクトルなどの巻線の一部、2は
その上に設けられたタツプのうち偶数順番にあた
るタツプより導出されたタツプリード、3はタツ
プリード2と互いに隣接して導出された奇数順番
のタツプリード、4は奇数順番にあたるタツプを
選択する図示しないタツプ選択器の可動接点に接
続された切換開閉器の入力端子、5は偶数順番に
あたるタツプを選択する図示しないタツプ選択器
の可動接点に接続された切換開閉器の入力開閉器
の入力端子を示す。またAおよびBは電流開閉用
真空スイツチで、その一端を切換開閉器の入力端
子4および5にそれぞれ接続されている。7a,
7bはタツプ切換時のみ過渡的に流れる負荷電流
やタツプ間循環電流には十分な余裕を持つて耐え
るが、タツプ間短絡電流が流れると瞬時に熔断す
るよう計画されたフユーズで、真空スイツチAお
よびBにそれぞれ直列に接続されている。6は、
タツプ切換過程においてタツプ間橋絡電流を制限
するための限流抵抗器で、その一端は切換開閉器
の入力端子4に接続され、他端は後記の固定接点
a2に接続されている。
一方9は、切換開閉器が静止状態つまり一定タ
ツプで運転中の状態では開放し、タツプ切換のみ
閉成するよう構成され、十分な耐インパルス電圧
特性を有する機械的接点で、その一端が真空スイ
ツチBに直列に接続されたフユーズ7bに接続さ
れ、他端が後述の固定接点a2に接続されている。
さらに、a1は切換開閉器の入力端子4に接続さ
れた第1の固定接点、a2は限流抵抗器6の一端に
接続された第2の固定接点で、タツプ切換時のみ
過渡的に可動アームaを介して負荷電流を切換開
閉器の出力端子8に供給される。a3は切換開閉器
の入力端子5に接続された固定接点である。これ
に対してaは、切換開閉器の静止状態において固
定接点a1またはa3に接続して切換開閉器の出力端
子8に負荷電流を供給し、タツプ切換時には真空
スイツチAが閉成している状態で、固定接点a1
よびa2を橋絡したのちa2のみと係合し、また真空
スイツチBおよび断路スイツチ9が閉成している
状態で、固定接点a2とa3を橋絡したのちa3のみと
係合するように構成された橋絡可動アームであ
る。
第2図は、第1図に示したタツプ3からタツプ
2への切換え、その後逆にタツプ2から3へ切換
える場合の、真空スイツチAおよびBの開閉順序
と、固定接点a1,a2,a3に対する橋絡可動アーム
aの係合あるいは橋架の順序、および断路スイツ
チ9の開閉順序およびこれらの各接点の開閉順序
で相互関係を示すシーケンスダイヤフラムであ
る。なお横軸は時間軸である。また第2図では奇
数タツプから偶数タツプへの切換(例えばタツプ
3からタツプ2)および偶数タツプから奇数タツ
プへの切換(例えばタツプ2からタツプ3)を連
続して示している。
第1図においてタツプ切換動作は次のように行
われる。第1図の状態では負荷タツプ切換器はタ
ツプ3で運転されている。タツプ3から2へ切り
換えるためには、先ず真空スイツチAが閉成す
る。次に橋絡可動アームaが第1図において時計
方向に回動して固定接点a1、a2を橋絡した後、固
定接点a2のみと係合するように動作する。この動
作により負荷電流は通電接点a1より真空スイツチ
Aへ無アークで転流される。
次に真空スイツチAが開放して負荷電流を限流
抵抗6の転流する。しかるにこれまでの時間の任
意の時刻に断路接点9が閉成する。第2図におい
ては、真空スイツチAが閉成した後しばらくして
断路スイツチ9が閉成するシーケンスとして示し
たが、上記のように図示の時刻に限定されるもの
ではない。
つづいて真空スイツチBが閉成すると、負荷電
流はタツプ2より真空スイツチBと断路スイツチ
9および固定接点a2、橋絡可動アームaを介して
切換開閉器の出力端子8に供給される。このとき
限流抵抗6および断路スイツチ9および真空スイ
ツチBを介してタツプ2及び3間に橋絡電流が流
れる。
つづいて橋絡可動アームaはさらに時計方向に
回動して固定接点a2と固定接点a3を橋絡すること
により、負荷電流タツプ2と固定接点a3を接続す
る電路に転流される。
次に橋絡可動アームaは固定接点a2のみと係合
するように作動した後、真空スイツチBが開放さ
れ、タツプ2及び3間の橋絡電流をしや断する。
最後に断路スイツチ9が開放してかくして時点
t0〜t3までの間にタツプ切換は完了する。
逆にタツプ2からタツプ3へ切換えるときの真
空スイツチA、Bおよび断路スイツチ9の開閉順
序、および橋絡可動アームaと真空スイツチa1
a2、a3の係合および橋架の状態は、第2図におい
て時点t3〜t6に示すように上述の場合とまつたく
逆の順序となる。但しタツプ2からタツプ3へ切
換わるときは、真空スイツチBが第2図の時点に
おいて開放されるとき、負荷電流とタツプ間橋絡
電流とを同時にしや断して負荷電流を限流抵抗器
6を含む電路に転流し、その後真空スイツチAが
閉成し、続いて橋絡可動アームaが通電接点a1
みと係合し、断路スイツチ9が開放してタツプ切
換は完了する。
以上の動作説明から明らかなように、切換開閉
器があるタツプで運転中のときは、真空スイツチ
AまたはBをそれぞれ側路するように接続された
固定接点a1あるいはa3のいずれかと係合する橋絡
可動アームaによつて通電される。従つて真空ス
イツチAおよびBはタツプ切換時のみ短時間通電
するだけでよい。
また奇数タツプより偶数タツプへ切換えるとき
は真空スイツチA,Bがアークを発し、偶数タツ
プより奇数タツプへ切換えるときは真空スイツチ
Bのみでアークを発する。また断路スイツチ9お
よび橋絡可動アームaはいずれの切換方向にもア
ークを発することはないことは勿論である。
次にタツプ間に異状電圧が発生したときの保護
動作につき説明する。第1図に示すようり例えば
タツプ3において運転中に、タツプ2,3間に異
常サージ電圧が印加されると、切換開閉器の入力
端子5−真空スイツチB−フユーズ7b−断路ス
イツチ9−限流抵抗6−切換開閉器入力端子4か
らなる電路の両端に上記電圧が印加されることに
なり、真空スイツチBと断路スイツチ9によりこ
の電圧に耐えねばならない。しかるにこの場合真
空スイツチBの絶縁耐力が十分でなくても、断路
スイツチ9は真空スイツチBとは無関係に任意の
絶縁距離が取れるので、実用上必要にして十分な
対インパルス絶縁耐力を有した切換開閉器とする
ことが出来る。
また、切換開閉器がタツプ2で運転中のとき
に、雷サージが侵入すると、上記断路スイツチ9
のみで、この雷電圧に対して耐えなければならな
いことになるが、タツプ3のときの説明と同様に
断路スイツチ9の絶縁耐力は必要に応じて任意の
大きさに取れるので、予想される雷サージ電圧レ
ベルに対し十分な余裕を持つた絶縁構造とするこ
とが出来る。またこの断路スイツチ9にはタツプ
切換時に過渡的に電流が流れるだけでよいため、
連続定格が不要であり経済的に目的を達成でき
る。
次にタツプ間短絡保護方法について説明する。
先ずタツプ3からタツプ2へ切り換える場合に、
第2図のシーケンスダイヤフラムで時点t1におい
て前述のように真空スイツチAは負荷電流をしや
断して限流抵抗6へその負荷電流を転流させる
が、もし何らかの理由で転流に失敗すれば真空ス
イツチBが閉成するとともにタツプ間短縮とな
る。
このときタツプ2とタツプ3との間の電圧で、
真空スイツチAおよびBを介して流れる電流は、
タツプが設けられた電流の数10倍ないし100倍に
達する。従つて真空スイツチに直列に接続された
フユーズ7a,7bは非常に短時間で熔断する
が、その熔断時刻によつてその保護作用は若干異
なり、次の3つの状況に分類される。
(イ) 真空スイツチBが閉成した後橋絡可動アーム
aが固定接点a2及びa3間を橋絡するまでの間に
フユーズ7a,7bが熔断する場合(これを動
作モードAという)。
上記の時間帯にフユーズ7a,7bがタツプ
間短絡電流により熔断し、タツプ間短絡回路を
しや断すると、変圧器などの負荷電流は、タツ
プ3より限流抵抗6、固定接点a2、橋絡可動ア
ームaを介して切換開閉器の出力端子8に供給
されるようになる。
続いて橋絡可動アームaが固定接点a2及びa3
間を橋絡すると、負荷電流はタツプ2より固定
接点a3および出力端子8を介して、図示しない
変圧器などの外部回路に供給される。但しこの
ときタツプ3−限流抵抗器6−固定接点a2−橋
絡可動アームa−固定接点a3−タツプ2の電路
を介してタツプ間循環電流が流れる。この電流
値は、タツプ2及び3間の電圧と限流抵抗器6
の抵抗値により制限された値となり、通常変圧
器などの定格負荷電流とほぼ同等の値となるよ
うに限流抵抗器6の抵抗値が選定されている。
橋絡可動アームaが固定接点a2より開離する
と、この2つの電極間に、上述の循環電流によ
るアークが発生する。このアークの回復電圧は
タツプ2及び3間の電圧であり、通常この値は
変圧器などの線路電圧の0.5%〜1.5%程度であ
るので数千ボルトを越えることはない。従つて
この程度の電流電圧であれば橋絡可動アームa
には特にしや断能力を持たせずとも、例えば変
圧器油などの消弧媒体の中で開極すれば、商用
周波数の場合数サイクルもあれば、自力消弧が
可能であることは経験的に良く知られているこ
とである。依つて、橋絡可動アームa、固定接
点a2あるいはc3および限流抵抗器などが多少の
損傷をアークによつて受けるがタツプ間短絡に
よる致命的事故に至ることは防止できる。
なお上述のアークが発生したとき、切換開閉
器室内の圧力上昇を検出し、あるいは切換開閉
器を油中に置く場合はそのコンサベータなどへ
の急激な油流の発生を検知して、変圧器などを
直ちに主回路からしや断するようにして事故の
拡大を防止するようにしても良い。
またフユーズ7a,7bとしては、特にフユ
ーズとして市販されている素子のみを意味する
のでなく、例えば単に細導線を使用する等、要
はタツプ切換時に過渡的に流れる電流程度は安
全通流できるが、きわめて大きな電流値となる
タツプ間短絡電流が流れればほとんど瞬時に熔
断するように構成された素子を使用すれば良
い。
(ロ) 橋絡可動アームaが固定接点a2と固定接点a3
を橋絡している間にフユーズ7a又は7bが熔
断する場合(これを動作モードBという)。
橋絡可動アームaが固定接点a2及びa3間を橋
絡すると、タツプ間短絡電流は、タツプ3より
真空スイツチA−フユーズ7a−固定接点a2
橋絡可動アームa−固定接点a3−タツプ2を通
じて流れるようになる。けだし固定接点a3とタ
ツプ2を接続する電路は連続通電をおこなう回
路であるため通電路抵抗がきわめて低くなるよ
う製造されているためである。この状態になる
ともはやフユーズ7dには短絡電流は流れない
ため、フユース7aのみ熔断する。フユーズ7
aが熔断してタツプ間短絡回路をしや断する
と、負荷電流はタツプ2へ転流し、タツプ2よ
り固定接点a3および橋絡可動アームaを介して
変圧器などの外部回路に供給する。またタツプ
3−限流抵抗6−固定接点a2−橋絡可動アーム
a−固定接点a3−タツプ2を介してタツプ間循
環電流が流れるが、この電流は上述の動作モー
ドAと同様にしてしや断される。またその検知
方法についても同様である。
(ハ) 橋絡可動アームaと固定接点a2の係合が解か
れた後にフユーズ7a又は7bが熔断する場合
(これを動作モードcという)。
橋絡可動アームaが固定接点a2から離れて固
定接点a3とのみ係合しているときの、タツプ間
短絡電流および負荷電流の状態は次のとおりで
ある。タツプ間短絡電流は、タツプ3より、し
や断失敗した真空スイツチA−フユーズ7a−
断路スイツチ9−フユーズ7b−真空スイツチ
Bなどを介してタツプ2との間を流れている。
負荷電流は、タツプ2より固定接点a3と橋絡可
動アームaを介して変圧器などの外部回路に供
給されている。従つてこの状態でフユーズ7a
または7b、あるいは両フユーズとも熔断すれ
ば、タツプ間短絡電流がしや断され以後の各接
点の機械的シーケンスが進行しタツプ切換が完
了する。
なお以後のシーケンスにおいてタツプ間短絡
回路に挿入されている真空スイツチBおよび断
路スイツチが開放するので、タツプ間短絡電流
はさらにしや断され易くなる。
次にタツプ2からタツプ3への切換えの場合
のタツプ間短絡保護法について説明する。タツ
プ2からタツプ3への切換えでは第2図の時点
t4において、真空スイツチBが負荷電流と、限
流抵抗器6によつて制限されたタツプ間循環電
流をしや断する。もしこの状態で真空スイツチ
Bがしや断失敗をおこせば、真空スイツチAの
閉成によりタツプ間短絡となる。フユーズ7
a,7bの熔断時点と各接点および真空スイツ
チの開閉タイミングとの関連において次の動作
モードが存在する。
(ニ) 固定接点a1,a2が橋絡可動アームaによつて
橋絡されるまでにフユーズ7a及び7bが熔断
する場合(これを動作モードDという)。
このとき、フユーズ7a及び7bがタツプ間
短絡電流により熔断すれば、負荷電流は、タツ
プ3より限流抵抗器6を介して供給される。橋
絡可動アームaが固定接点a1と係合すると負荷
電流はタツプ3より固定接点a1−橋絡可動アー
ムaを介して切換開閉器の出力端子8に出力さ
れるようになり、つづいて橋絡可動アームaと
固定接点a2の係合が解かれてタツプ切換は完了
する。
(ホ) 固定接点a1,a2が橋絡された後、その橋絡が
解かれるまでの過程(これを動作モードEとい
う)。
タツプ間短絡電流は、タツプ2より真空スイ
ツチB−固定接点a2−橋絡可動アームa−固定
接点a1を介してタツプ3の回路を循環する。こ
の状態ではフユーズ7dのみが熔断する。フユ
ーズ7dが熔断すると負荷電流はタツプ3のみ
から固定接点a1−橋絡可動アームaを介して出
力端子8に出力される。
(ヘ) 橋絡可動アームa−固定接点a1と係合するま
で、フユーズが熔断しないとき、(これを動作
モールドFという)。
このとき負荷電流とタツプ間短絡電流の状態
は次のようになつている。タツプ間短絡電流
は、橋絡可動アームaと固定接点a2の係合が解
かれることで、タツプ間短絡電流はタツプ2真
空スイツチB−フエーズ7b−断路スイツチ9
−フエーズ7a−真空スイツチAを介してタツ
プ3に至る回路を流れている。負荷電流はタツ
プ3より固定接点a1−橋絡可動アームaを介し
て出力端子8に出力されている。この状態でフ
エーズ7aおよびが熔断すればこれによりタツ
プ間短絡回路はしや断され、真空スイツチAお
よび断路スイツチ9が第2図のシーケンスに従
つて無電流状態で開閉動作をおこないタツプ切
換は完了する。また断路スイツチ9および真空
スイツチAが開放するまでのフユーズ7a,7
bが熔断しなければ、これらの接点の開放によ
りさらに短絡回路のしや断が容易となる。
以上の説明のように本発明によるフユーズと
橋絡可動アームの構成とその動作によつて、万
一真空スイツチがしや断失敗を起してタツプ間
短絡になるような事態に至つても、その継続時
間をごく短い時間に制限することが出来るの
で、タツプ間短絡により起り得る被害を切換開
閉器部分のみに止め、さらに切換開閉器の容器
の爆発あるいはタツプコイルの損傷といつた致
命的事故にまで拡大することを防止出来る。
第3図は本発明の他の例を示し、第4図はそ
の各接点の開聞順序を示すシーケンスダイヤグ
ラムである。この場合は第1図との対応部分に
は同一符号を附して示す如く、第1図において
入力端子4と直結された限流抵抗器6の端子を
切りはなして、先行投入可動接点hと先行投入
固定接点h2と先行投入固定接点h1を挿入し、ま
た真空スイツチAおよびBにそれぞれ直列に断
路スイツチ9aおよび9bを挿入したと同様の
構成を有する。
第4図において、先行投入可動接点hは、タ
ツプ切換に際して切換開閉器のあらゆる接点つ
まり、真空スイツチA,B、断路スイツチ9
a,9b及び橋絡可動アームaの動作に先立つ
て、あらかじめ切り換えるべきタツプに接続さ
れた先行投入固定接点と係合させるよう構成さ
れている。なおこのような構成は、真空スイツ
チA,B、断路スイツチ9a,9b及び橋絡可
動アームaを図示しない普通の発条式蓄勢機構
の解放力によつて駆動し、先行投入接点hを上
記蓄勢機構の入力軸によつて駆動するようにす
ることにより実現できる。
第3図の場合のタツプ切換順序は、第1図お
よび第2図について説明から容易に類推するこ
とができる。詳細については省略するが、要点
のみを第4図と共に述べれば次のとおりとな
る。
先ずタツプ3より2に切り換える場合につい
て説明するに、第4図のシーケンスダイヤグラ
ムの中で時点t11において、真空スイツチA、
断路スイツチ9a,9bは閉成し、先行投入ア
ームhは先行投入固定接点h2と係合し、橋絡可
動アームaは固定接点a2と係合している。従つ
て変圧器などの負荷電流はタツプ3より真空ス
イツチA−断路スイツチ9a−フユーズ7a−
固定接点a2−橋絡可動アームaを介して出力端
子8に出力されている。
またタツプ2より、先行投入固定接点h2−先
行投入アームh−限流抵抗器6−フユーズ7a
−断路スイツチ9a−真空スイツチAを介し
て、タツプ3との間で、タツプ間循環電流が流
れている。
しかるに時点t11において真空スイツチAが
開放することにより、タツプ間循環電流はしや
断され負荷電流はタツプ2に先行投入されてい
る限流抵抗器6を介する電路に転流される。次
に真空スイツチBが開成し、負荷電流は真空ス
イツチBを含む電路に転流される。つづいて橋
絡可動アームaが固定接点a3に係合すると、負
荷電流はタツプ2より固定接点a3、橋絡可動ア
ームaを介して出力端子8に出力される。さら
に引きつづき、橋絡可動アームaの固定接点a2
との係合が解かれ、真空スイツチBが開放して
タツプ切換が完了する。
逆にタツプ2より3に切換える場合も第4図
のシーケンスダイヤグラムのに従い、上述の場
合とほぼ同様のパターンぺ切換が完了する。
ところでこれら各動作においてアークをしや
断する接点はタツプ3から2のとき真空スイツ
チAのみ、タツプ2から3へ切換るときは真空
スイツチBのみとなる。
次に第3図の場合の過電圧保護作用について
説明する。第3図に示す状態では、切換開閉器
はタツプ3で運転中である。この状態でタツプ
2及び3間に雷サージが侵入すると、この電圧
は開放状態にある真空スイツチBと断路スイツ
チ9bの両端に印加される。断路スイツチ9b
は、第1図について前述したように任意の絶縁
耐力を有するよう構成できるので、真空スイツ
チBは雷サージ電圧等の異常電圧に十分耐えな
くても、断路スイツチ9により耐えることがで
きることになる。
タツプ2において運転中の場合もまつたく同
様に作用する。
次に第3図の場合のタツプ間短絡保護作用に
ついて説明する。第4図のシーケンスダイヤフ
において、タツプ3よりタツプ2へ切り換える
場合、前述のように真空スイツチAは第4図の
時点t11においてタツプ間循環電流をしや断し
て負荷電流を限流抵抗器6を含む電路に転流さ
せなければならないが、真空漏れ等の理由でし
や断に失敗し、真空スイツチBが閉成するまで
にアークがしや断できなければ、タツプ間短絡
となる。以後の作用は、フユーズの熔断時間と
その時点の開閉状態により若干異なる。
(ト) 真空スイツチBが閉成し、橋絡可動アームa
が固定接点a2及びa3間を橋絡する寸前までにフ
ユーズが熔断するときに(これを動作モードG
という)。
フユース熔断によつてタツプ間短絡回路はし
や断され、負荷電流はタツプ2より先行投入固
定接点h2−先行投入可動接点h−限流抵抗器6
−固定接点a2−橋絡可動アームaを介して出力
端子8に出力される。次に橋絡可動アームaが
固定接点a2及びa3間を橋絡すれば、負荷電流
は、タツプ2より固定接点a3−橋絡可動アーム
a−を介して出力端子8に出力されるようにな
る。
(チ) 橋絡可動アームaが固定接点a2,a3を橋絡し
ている間にフユーズが熔断するとき(これを動
作モードHという)。
タツプ間短絡電路はタツプ3より真空スイツ
チA−断路スイ9a−フユーズ7a−固定接点
a2−橋絡可動アームa−固定接点a3−タツプ2
よりなる回路を循環して流れる。従つてこのと
きはフユーズ7aのみが熔断する。フユーズ7
aが熔断すればタツプ間短絡回路はしや断さ
れ、負荷電流はタツプ2より固定接点a3、橋絡
可動アームaを介して出力端子8に出力され
る。
(リ) 橋絡可動アームaと固定接点a2との係合が解
かれた後フユーズが熔断するとき(これを動作
モードIという)。
タツプ間短絡電流はタツプ3より真空スイツ
チA−断路スイツチ9a−フユーズ7a−フユ
ーズ7b−断路スイツチ9b−真空スイツチB
を介してタツプ2に至る電路を通じて流れてい
る。フユーズ7a,7bが熔断すれば、タツプ
間短絡回路はしや断され、負荷電流はタツプ2
より固定接点a3、橋絡可動アームaを介して出
力端子8に出力される。以後の各接点の動作は
第4図のシーケンスダイヤグラムにより機械的
に進行しタツプ切換は完了する。真空スイツチ
Bの開放時点までの間にフユーズの熔断による
短絡回路のしや断がされない場合は、真空スイ
ツチBの開放によりしや断が援助される。
以上のようにして第1図の場合と同様に第3図
の場合においてもタツプ間短絡事故を最短限の時
間に制限して事故の拡大を防止することが出来
る。
またフユーズ7aあるいは7bの熔断を公知の
方法で検知し、変圧器などのしや断器を開放し変
圧器などを主回路から切り離すことが出来ること
は第1図の場合と同様である。
さらにこの第3図の場合において、第1図の場
合と較べて先行投入可動接点hおよびその固定接
点h1,h2が余分に必要であり、従つて経済的の面
からは不利ではあるが、タツプ間短絡保護作用に
おいて第1図の場合は、橋絡可動アームaにより
電流をしや断しなければならない場合があるのに
対して、第3図の場合はその必要がないという特
徴がある。
また正常なタツプ切換時における、第1図の場
合と第3図の場合での限流抵抗器への通電時間を
比較すると第3図の場合の方がきわめて短かくて
すむので、限流抵抗器は第3図の回路を採用した
場合の方が小型ですむという実用上の利点があ
る。
第1図で用いた断路スイツチ9、及び第3図で
用いた断路スイツチ9a,9bとしては、第5図
に示す如き機械的構成のものを適用し得る。
第5図において、91,92は第1図において
同一符号を示した出力端子、93は切換開閉器の
一部を構成する固定された支持物、94は支持物
93に穿設された穴に軸方向に摺動自在に取り付
けられた断路スイツチの固定接点、95は支持物
93とは電気的に絶縁されてなる切換開閉器の固
定された支持物、96は支持物95に穿設された
穴に案内された軸方向に摺動自在の断路スイツチ
の可動接点、97は可動接点96に外部からの駆
動力が働かないときには可動接点96を開放状態
に保つための押しばね、98は固定接点94のワ
イプ用押しばね、99は可動接点96に軸方向に
駆動力を伝達するためのローラ、100は切換開
閉器の各接点を駆動するための発条式蓄勢機構の
出力軸に直結された駆動軸、101は駆動軸10
0に固定され、可動接点96を切換開閉器のタツ
プ切換途上の適当な時点で開成するよう軸方向に
駆動できるよう構成されたカム板である。
第5図に示した状態は断路スイツチ9の開放状
態を示す。第3図においてカム板101がいずれ
かの方向に回転すると、ローラ99はカム板10
1の凸部カム面に乗りあげるので、可動接点96
は押しばね97を圧縮しながら第5図の右方向に
駆動され、破線で示すよう固定接点94と係合
し、断路スイツチ9は開成状態となる。押しばね
98は可動接点96のオーバストロークを吸収す
る。カム板101がさらに回転し再度カム板の凹
部カム面とローラが係合すると、可動接点96は
押しばね97によつて図上で左方向に駆動され、
固定接点94との係合が解かれ断路スイツチ9,
9a,9bは開放される。
なお第5図においては、1個の断路スイツチ
9,9a,9bを示したが、開閉時刻の異なる断
路スイツチを複数個同一カム板で駆動することも
できる。また第5図ではカム板101として開放
カムのものを適用したが、その代りに円板に溝を
切つた確動カムを採用すれば押しばね97を省略
し得る。
また第5図においては、本発明で使用する断路
スイツチの実際の構成を最も簡単に説明するた
め、平面カムとその従動節による機構を採用した
例を示したが、切換開閉器の発条式蓄勢機構の出
力軸の回転運動を往復直線運動に変える機構を採
用する等種々変形し得る。
以上のように本発明に依れば、次の効果を得る
ことができる。
(イ) 真空スイツチの使用本数は1相あたり2本の
みですみ、きわめて経済的に切換開閉器を構成
できる。
(ロ) 非タツプ切換時において真空スイツチを側路
する接点を有しているので、真空スイツチの連
結通電能力は不要となり、また断路スイツチの
効果により耐電圧も低くてすむため真空スイツ
チが本来有している長接点寿命、高しや断能力
という利点を存分に発揮させることが出来る。
(ハ) 万一の真空漏れ等によるタツプ間短絡も切換
開閉器のみの被害にとどめ、タツプコイルの熔
損など致命的事故に至ることを経済的に阻止す
ることができる。
(ニ) 雷撃によりタツプ間に異常サージ電圧が発生
したときには断路スイツチによつて耐えるよう
に構成されているので、真空スイツチに過度な
負担をおこすことなく切換開閉器を構成でき
る。
(ホ) また断路スイツチは、連続通電能力を要しな
い回路位置に挿入されているので簡単な構成で
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に依る切換開閉器の一例を示す
接続図、第2図はその動作の説明に供するシーケ
ンスダイヤグラム、第3図は本発明の他の例を示
す接続図、第4図はその動作の説明に供するシー
ケンスダイヤグラム、第5図は断路スイツチの一
例を示す斜視図である。 2,3:タツプリード、4,5:入力端子、
6:限流抵抗器、7a,7b:フユーズ、8:出
力端子、9,9a,9b:断路スイツチ、a1
a2,a3:固定接点、a:橋絡可動アーム、h1
h2:先行投入固定接点、h:先行投入可動接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 切換えるべきタツプにそれぞれ接続される第
    1及び第2の入力端子と、負荷回路に接続される
    出力端子との間に、電流開閉要素としての真空ス
    イツチと、電流制御素子としての限流抵抗器とを
    有する負荷時タツプ切換器の切換開閉器におい
    て、 (a) 順次配列された第1,第2及び第3の固定接
    点と、 (b) 上記出力端子に接続され、常時は上記第1の
    固定接点(又は上記第3の固定接点)に摺接し
    ており、タツプ切換時に動作して先ずこの第1
    (又は第3)の固定接点との摺接状態から上記
    第1及び第2(又は第3及び第2)の固定接点
    との橋絡状態に移り、次に上記第2の固定接点
    のみに摺接する状態に移り、次に上記第2及び
    第3(又は第2及び第1)の固固接点との橋絡
    状態に移り、最後に上記第3(又は第1)の固
    定接点との摺接状態に移る橋絡可動アームと、 (c) 上記橋絡可動アームの切換動作と協調して開
    閉動作する断路スイツチと、 (d) それぞれ上記真空スイツチに直列にフユーズ
    を接続してなる第1及び第2の直列回路とを具
    え、上記第1及び第2の固定接点はそれぞれ上
    記第1及び第2の入力端子に接続され、上記第
    2の固定接点及び上記第1の入力端子間に上記
    第1の直列回路と上記限流抵抗器との並列回路
    を接続すると共に、上記第2の入力端子間に上
    記第2の直列回路と上記断路スイツチとの直列
    回路を接続することも特徴とする切換開閉器。 2 上記断路スイツチは、 (a) 発条式蓄勢機で駆動されるカムと、 (b) このカムによつて直線的に揺動し得る可動接
    点と、 (c) 上記可動接点の揺動運動の一過程においてこ
    れと係合出来るように配置された固定接点を、 を具えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の切換開閉器。 3 切換えるべきタツプにそれぞれ接続される第
    1及び第2の入力端子と、負荷回路に接続される
    出力端子との間に、電流開閉要素としての真空ス
    イツチと、電流制限素子としての限流抵抗とを有
    する負荷時タツプ切換器の切換開閉器において、 (a) 順次配列された第1,第2及び第3の固定接
    点と、 (b) 上記出力端子に接続され、常時は上記第1の
    固定接点(又は上記第3の固定接点)に摺接し
    ており、タツプ切換時に動作して先ずこの第1
    (又は第3)の固定接点との摺接状態から上記
    第1及び第2(又は第3及び第2)の固定接点
    との橋絡状態に移り、次に上記第2の固定接点
    のみに摺接する状態に移り、次に上記第2及び
    第3(又は第2及び第1)の固定接点との橋絡
    状態に移り、最後に上記第3(又は第1)の固
    定接点との摺接状態に移る橋絡可動アームと、 (c) それぞれ上記真空スイツチと、フユーズと、
    上記橋絡可動アームの切換動作と協調して開閉
    動作する断路スイツチとを、直列に接続してな
    る第1及び第2の直列回路と、 (d) 第1及び第2の先行投入固定接点と、 (e) 上記橋絡可動アームの切換動作と協調して当
    該橋絡可動アームが上記第1(又は第3)の固
    定接点側から上記第3(又は第1)の固定接点
    に切換わるとき上記第1(又は第2)の先行投
    入固定接点側から上記第2(又は第1)の先行
    投入固定接点側に切換動作する先行投入可動接
    点と、 を具え、上記第1及び第2の固定接点はそれぞ
    れ上記第1及び第2の入力端子に接続され、上記
    第2の固定接点及び上記第1の入力端子間に上記
    第1の直列回路を接続しかつ上記限流抵抗器を上
    記先行投入可動接点及び上記第1の先行投入固定
    接点を介して接続し、上記第2の固定接点及び上
    記第2の入力端子間に上記第2の直列回路を接続
    しかつ上記限流抵抗器を上記先行投入可動接点及
    び上記第2の先行投入固定接点を介して接続した
    ことを特徴とする切換開閉器。 4 上記断路スイツチは、 (a) 発条式蓄勢機構で駆動されるカムと、 (b) このカムによつて直線的に揺動し得る可動接
    点と、 (c) 上記可動接点の揺動の一過程においてこれと
    係合できるように配置された固定接点と、 を具えることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の切換開閉器。
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