JPS61290774A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS61290774A
JPS61290774A JP60131887A JP13188785A JPS61290774A JP S61290774 A JPS61290774 A JP S61290774A JP 60131887 A JP60131887 A JP 60131887A JP 13188785 A JP13188785 A JP 13188785A JP S61290774 A JPS61290774 A JP S61290774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semi
insulating layer
substrate
semiconductor region
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP60131887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Hatta
八田 康
Kazumichi Mitsusada
光定 一道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60131887A priority Critical patent/JPS61290774A/ja
Publication of JPS61290774A publication Critical patent/JPS61290774A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、半導体装置に関するものであり、符に、半絶
縁基板を用いた半導装置に適用して有効な技術に関する
ものである。
C背景技術] 半導体素子をガリュウムとヒ素との混晶からなる半絶縁
性基板に構成する技術がある。キャリアの移動度の大き
な半導体素子を得るためである。
本発明者は、半絶縁性基板に設けた半導体素子であって
も、ソフトエラーを生じることを見出した。アルファ線
によって発生した少数キャリアが、ドリフトシて半導体
領域中に入込むからである。
なお、半絶縁性基板に半導体素子を構成する技術につい
ては、例えば1日経マグロウヒル社発行、「日経エレク
トロニクス4 1983年12月19日発行、P129
〜p142に記載されている。
[発明の目的コ 本発明の目的は、半導体素子の電気的特性を向上するこ
とが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、基板中の不要な少数キャリアが半
導体素子中に侵入するのを抑制することが可能な技術を
提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、半絶縁性基板を用いる半導体装置において、
半導体領域の下部に前記基板よりも大きな禁止帯幅を有
する半絶縁層を設けるものである。
以下、本発明の構成について、実施例とともに説明する
なお、実施例を説明するための全回において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、そのくり返し
の説明は省略する。
[実施例] 、  第1図は半絶縁性基板に構成した半導体素子の断
面図であ2゜ 1はガリュウム(Ga)とヒ素(As)との混晶からな
る半絶縁性基板であり、lX10’[Ωl]程度の抵抗
値を有している。2は半絶縁性基板1より大きな禁止帯
幅を有する半絶縁層であり、    −この半絶縁層2
の上にガリュウムとヒ素との混晶からなる半絶縁層3が
設けである。これら半絶縁性基板1及び半絶縁層2.3
のそれぞれは、MBE (molecular  be
am  epitaxy)法、あるいはMOCVD (
me t a l o rgantc  chemic
al  vapor  deposition)法によ
って形成する。4はn+型半導体領域であり、n型半導
体領域5およびゲート電極6とともにMESFET (
Me t aI  Samico、nductor  
FET)を構成している。前記半導体領域4及び5は、
半絶縁層3にシリコン(Si)を導入して形成したもの
である。ゲート電極6は、例えばタングステン(W)、
モリブデン(Mo)−チタン(Ti)等の高融点金属の
シリサイド層によって形成するか。
又はチタン、白金(Pt)、金(Au)を順次積層して
構成したものを用いる。ゲート電極6はn型半導体領域
5に被着して設けられている。半導体領域4の上面に被
着して設けた電極7は1例えば金とゲルマニュウム(G
e)の混晶の上にニッケル(Ni)を積層しこの上にさ
らに白金を積層して構成したものを用いる。MESFE
Tを動作するには、ソース領域として用いる半導体領域
4へ基準電位Vss、例えばO[V] 、 ドレイン領
域として用いる半導体領域4へVdd、例えば2[V]
程度、そしてゲート電極6へVg、例えば0.0〜0.
6 [V]程度を印加する。この、ゲート電極6の電圧
又は半導体領域4上の電極7に印加された電圧によって
半導体領域4.5の周囲に点線で示したような空乏層が
生じる。
一方、半絶縁性基板1であっても、その内にアルファ線
等の高エネルギー粒子が飛び込むと、ホール(正孔)と
エレクトロンが多量に発生する。
これら不要なキャリアの内、特にエレクトロンは移動度
が6000[crI/v−9ecコ程度と大きく、前記
空乏層によってn+型半導体領域4中に引込まれ易すい
。半導体領域4中にエレクトロンが入込むと、半導体領
域4の電位が変動してソフトエラーを生じる。また、M
ESFETは、ゲート電極6からn型半導体領域S中に
延びる空乏層を変化させることによって電気的動作の制
御を行う、特に、非導通状態にするには空乏層を半導体
領域5の底まで延ばさなければならない。ところが、空
乏層中に半絶縁性基板1内の不要なエレクトロンが入込
むと、空乏層の延びが小さくなってしまう。すなわち、
ゲート電極6によるMESFETの制御が劣化する。一
方、ホールの移動度は。
400[d/v−8ec]程度と遅いが、しかしn型半
導体領域5の下にホールが発生すると、半導体領域5の
下部から正電圧が印加されたことになる。すなわち、ホ
ールによってもMESFETの動作が悪化する。そこで
、本実施例では、前記ように基板1より大きな禁止帯幅
を有する半絶縁層2を設けたものである。
第2図は基板1、半絶縁層2及びその上の半絶縁層3の
禁止帯幅を示す図である。第2図におけるAの部分が半
絶縁層3のエネルギーバンド、Bの部分が半絶縁層2の
エネルギーバンド、Cの部分が基板1のエネルギーバン
ドである。
本実施例の半絶縁層2はガリュウム、ひ素及びアルミニ
ュウム(AI)の混晶からなる。しかし、これに限定さ
れるものではなく、ガリュウムとヒ素の混晶層と、アル
ミニュウムとヒ素の混晶層とを交互に積層することによ
って構成される超格子層(第2図に点線で示すバンド構
造を有するM)を半絶縁層2に用いてもよい。又、アル
ミニュウムとヒ素の混晶のみで半絶縁層2を形成しても
よい。GaとAsの混晶の禁止帯幅が1.41〜1.4
3 [eVコ程度であるのに対して、G a 。
AL、As混晶の禁止帯幅は1.8 [eV]程度であ
り、AL、As混晶の禁止i幅は2.2CeV]程度で
ある。前記半絶縁層2によって基板1中に発生する不要
なキャリアが半導体領域4.5に入込むのを防ぐことが
できる。前記不要なキャリアが半絶縁層2の禁止帯幅を
越えることができないからである。したがって、半絶縁
層2は基板1中に発生したキャリアが越えることができ
ない程度の禁止帯幅を有する材料で形成すればよい。
膜厚は半導体領域4.5に印加される電圧によって異る
が、前記電圧程度であれば、50オングストローム(以
下、[A]と記述する。)程度あれば充分である。また
、基板1上にGa、A1.As混晶の薄い層と、Ga、
As混晶からなる薄い層を交互に積層することによって
、手締[’!2を構成することも有効である。Ga、A
l、As混晶からなる薄い層と、Ga、As混晶からな
る薄い層を交互に積層すると、第2図に点線で示すよう
に、禁止帯幅の大きな領域を増することができる。なお
、半絶縁層2は基板lと同程度の格子定数を有する材料
で形成するのが良い、同様に1MESFETを形成する
ための半絶縁層3は半絶縁層2と同程度の格子定数を有
する材料で形成するのが良い。また、n+型半導体領域
4の底と半絶縁層2の上面を離して設けてもよく、接し
て設けてもよい。
一方、第1図に示すように、n+型半導体領域4から延
びる空乏層が半絶縁層2を通して基板1の上面に現れる
ことが考えられる。この空乏層中にキャリアが入込むと
半導体領域4の電位が変化する。そこで、半絶縁層2の
膜厚を数100[A1程度に厚くすることによって、基
板1と半絶縁層2の界面に空乏層が現れるのを防ぐこと
ができる。
このようなことから、半絶縁層2の膜厚は50〜500
[A]程度にすればよい。一方、半導体領域4からは平
面方向へも空乏層が延びる。この平面方向へ延びる空乏
層を抑えるために1本実施例ではMESFETの周囲の
点線で示す領域8に水素イオンを導入しである。なお、
基板1はMESFET及び図示していない半導体素子の
動作の安定化を図るために1回路の基準電位、例えば0
[V]に固定するのが好ましい。
以上の説明から理解できるように、MESFETを構成
するための半導体領域4.5の下部に、半絶縁性基板1
より大きな禁止帯幅を有する半絶縁層2を設けたことに
より、その半絶縁層2が半導体領域4.5中に侵入する
不要なキャリアのバリアとなる。したがって、前記不要
なキャリアの侵入による半導体領域4;5の電位変動が
防止。
少なくとも低減されるので、MESFETの電気的特性
を向上することができる。なお、このような効果は、M
ESFETに限らず、半導体素子に共通したことである
[効果] 本願によって開示された新規な技術によれば、次の効果
を得ることができる。
(1)、MESFETを構成する半導体領域の下部に、
半絶縁性基板より大きな禁止帯幅を有する半絶縁層を設
けたことにより、前記基板中に発生する不要なキャリア
の侵入による半導体領域の電位変動が防止されるので、
MESFETの電気的特性を向上することができる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが1
本発明ま前記実施例に限定されるものではなくその要旨
を逸脱しない範囲において種々変形可能であることはい
うまでもない。
例えば1本発明はn型MESFETだけでなく。
p型MESFETに適用しても有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は半絶縁性基板に構成した本発明の一実施例のM
ESFETの断面図である。 第2図は半絶縁性基板の禁止帯幅を説明するためのバン
ド図である。 1・・・半絶縁性基板、2.3・・・半絶縁層、4,5
・・・半導体領域、6.7・・・電極、8・・・水素を
導入した領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半絶縁性基板の禁止帯幅より大きな禁止帯幅を有す
    る第1の半絶縁層を前記半絶縁性基板上に設け、該第1
    の半絶縁層の上に第2の半絶縁層を設け、該第2の半絶
    縁層に半導体素子を構成したことを特徴とする半導体装
    置。 2、前記第1の半絶縁層は、アルファ線等によって前記
    半絶縁基板中に発生した少数キャリアが越られない禁止
    帯幅を有している特許請求の範囲第1項に記載の半導体
    装置。 3、前記半絶縁性基板はガリュウムとヒ素の混晶からな
    る特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置。 4、前記第2の半絶縁層はガリュウムとヒ素の混晶から
    なる特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置。
JP60131887A 1985-06-19 1985-06-19 半導体装置 Pending JPS61290774A (ja)

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JP60131887A JPS61290774A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5406098A (en) * 1992-12-25 1995-04-11 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Semiconductor circuit device and method for production thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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