JPS61289105A - かつらベ−ス用基布 - Google Patents

かつらベ−ス用基布

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JPS61289105A
JPS61289105A JP12650085A JP12650085A JPS61289105A JP S61289105 A JPS61289105 A JP S61289105A JP 12650085 A JP12650085 A JP 12650085A JP 12650085 A JP12650085 A JP 12650085A JP S61289105 A JPS61289105 A JP S61289105A
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JP
Japan
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base
wig
resin
wig base
moisture permeability
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JP12650085A
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JPH032963B2 (ja
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中西 輝美
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Aderans Co Ltd
Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Aderans Co Ltd
Japan Vilene Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はかつらベース用基布に関するもので特に高い透
湿性を有しかつ成型性が高く、聾〈ずれがしないからベ
ースを得ようとするφ ものである。
(従来技術とその問題点) 従来かつら用ベースは石膏等により頭部形状く形成した
型の外表面にナイロンストッキングの様な薄い二、)生
地を貼り吋け、その外表面にフレタン系の樹脂を、気泡
や凹凸が生じないように5〜8回塗工し乾燥架橋すると
とくより樹脂膜を形成していた。このようにして得られ
るかつらベースに人毛又は人工毛を植毛することにより
、かつらがつくられる。しかしながら、このようなかつ
らベースが植毛の強度に耐えられるようにする為には樹
脂の膜厚を200〜300μとかなり厚くする必要があ
った。その為、透湿性を有する樹脂を使用しても充分な
透湿性が得られず、かつらを装着すると重くて非常に蒸
れやすいという不快感があった。
(発明の目的) 本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、高い透IM性を有すると共に軽くてすぐれた成型
安定性を有するかつらベース用基布を提供しようとする
ものである。
(発明の構成) 本発明の一実施例を示すかつらベース用基布の断面図に
より説明する。
本考案はアクリル繊維を主体としてなる薄手のニット生
地3の片面に、透湿性を有する伸縮性樹脂層1,2を他
面1に透湿性を有するセット性樹脂層4を形成してなる
かつらベース用基布5である。
本発明において、ニット生地3はアクリル繊維を主体と
する糸を編糸として用い、伸縮性を有する様に纒み立て
たものである。
本発明では、50〜75デニール、20〜40フイラメ
ントのアクリル繊維の糸全18〜40ゲージの丸編又は
平編した表面平滑な薄手のニット生地で、少なくともタ
テ30%以上、ヨコ50%以上の伸度を有するものが好
ましい。
本発明では、熱又は蒸気によって容易に成型できるアク
リル繊維を主体く用いているので、かつらベース用基布
として所望の成型を;行なう際KWiめて成型性がよい
が、必要に応じて池の繊維も含まれていてもよい。
本発明における透湿性、を有する伸縮性樹脂層1.2を
形成するための伸縮性樹脂としてはポリウレタン樹脂、
ポリアミド樹脂等あるいはこれらの共重合体、混合物等
が用いられん本発明のより好ましい樹脂配合〔固型分換
算〕としてはポリウレタン樹脂100重量部に対して熱
硬化性ポリアミド樹脂を1〜20重量部含むものが伸縮
性を有し、成形性もあるので好ましい。
本発明において、透湿性を有するセット性樹脂層4を形
成するためのセット性樹脂としては熱硬化性ポリアミド
樹脂、メラミン樹脂、工lキシ樹脂及びこれらと他の樹
脂との混合物等が用いられ、特に熱硬化性ポリアミド樹
脂が好ましく、この樹脂膜は20μでs、oo。
〜6,0OOJ’/−・24hrと高い透湿性を有し、
形■安定性がよいので好ましす。
加熱により硬化させるが本発明ではせいぜい120’C
,2分間程度の乾燥しか行わないので、完全な硬化が行
われず充分な伸度を有するのである。
以下、本発明のかつらベース用基布の製造方法及びこれ
を用−たかつらベースの製造方法【ついて説明する。 
                 マ・3) 1、′ (実施例)                    
  :パ□ 離型紙上にポリウレタン樹脂100部に変成ポリアミド
樹脂10部を配合したDMF溶液を塗布し、加熱して1
0μの表面層を形成し、その上に、ボリウVタン樹II
! 100部に変成ポリアミド樹脂5郁配合したDMF
溶液     1、を塗布し、60℃で2分間加熱して
、15μ      (の伸縮性樹脂層を形成し、この
上に40デニ      [−″・2部本″7 IJ 
/I/繊維”ら′″″′を[、。
いた20ゲージの平編のニット生地をラミネートし、1
20°Cで2分間乾燥した。
この池面にット面)に熱硬化性の変成ポリアミド樹脂の
エタノール溶液を固型分で2〜15g/−塗布し、50
°01分間乾燥した。
このようにして得られたかつらベース用基布の塗布面を
頭部形状の型に貼りつけてシワをなくした後、150°
Cで6分間加熱した後、十分に放冷し型から取りはずす
と、頭部形状にフィツトした所望のかつらベースが得ら
れた。このかつらベースは透湿性を有すると共に成型安
定性が良好で、ソフトで軽く、人工毛等を植毛しても十
分く高い植毛強度のかつらが得られた。
なお、本発明では二、)面に熱硬化性の変性ポリアミド
樹脂のエタノール溶液を塗布し50〜70’Cの湿度で
溶剤のみを蒸発させるが、頭部形状の型に貼りつけて成
形する際、予じめ、セット性樹脂を塗布した側に該樹脂
の溶剤のエタノールを噴多シ、50〜60℃で加熱する
と、塗布された父性ポリアミド樹脂が膨潤し、再び基布
の伸縮性が発現するので、型によ〈フィツトし、この状
顛て120〜150℃で5〜10分間加熱した後、充分
に放冷して型からはがせば、よりフィツトしたかつらベ
ースが得られる。
(発明の効果) 本発明は高い透湿性を有すると共に1軽くてしかも、ポ
リウレタン被膜及びニットの伸縮を防止してすぐれた成
型性を有するかつらベース用基布を用いると型によくフ
ィツトし成型安定性の極めて高く充分な植毛強度をもう
たかつらベースが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
本発明の一実施例を示すかつらベース用基布の断面図で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリル繊維を主としてなる薄手のニット生地の
    片面に、透湿性を有する伸縮性樹脂層を、他面に透湿性
    を有するセット性樹脂層を形成してなるかつらベース用
    基布。
  2. (2)伸縮性樹脂層がポリウレタン樹脂を主体とし、該
    樹脂100重量部に対して熱硬化性ポリアミド樹脂を1
    〜20重量筋含む配合からなる特許請求の範囲第1項記
    載のかつらベース用基布。
  3. (3)セット性樹脂層が熱硬化性ポリアミド樹脂からな
    る特許請求の範囲第1項及びまたは第2項記載のかつら
    ベース用基布。
JP12650085A 1985-06-10 1985-06-10 かつらベ−ス用基布 Granted JPS61289105A (ja)

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JPH032963B2 (ja) 1991-01-17

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