JPS63275703A - かつら - Google Patents

かつら

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JPS63275703A
JPS63275703A JP10938487A JP10938487A JPS63275703A JP S63275703 A JPS63275703 A JP S63275703A JP 10938487 A JP10938487 A JP 10938487A JP 10938487 A JP10938487 A JP 10938487A JP S63275703 A JPS63275703 A JP S63275703A
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JP
Japan
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fibers
fiber
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powder
natural
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JP10938487A
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正勝 高橋
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘアライラグ及びヘアピースを含むかつらで
、特に人工毛髪を備えたかつらに関するものである。
〔従来の技術〕
かつらは、人工毛髪或いは天然毛髪と人工頭皮部、即ち
、人頭に被せてかつらを固定すると共にこの部分に植毛
する部分とから構成されている。
従来、人工毛髪としては、ポリエステルやレーヨン、木
綿等の繊維状体を用いて構成している。
人工頭皮部は、ヘアライラグの場合は、通常ナイロンで
ネット状に構成され、ヘアピースの場合は、同様のネッ
ト状構造又は伸縮自在とするべく菱形に縫い込む構造と
している。− 又、最近では、スナップ式で頭部に止め付けできるよう
に柔軟な合成樹脂の薄膜状の頭皮部を作成したものが見
られるようになった。
こうした人工頭皮部への植毛については、手で植える方
法、ミシン纏いの方法或いはこれらを併用した方法が採
られている。
人工毛髪は、製造上の容易性、低コスト、所望の髪色を
出し安い、洗髪や手入れが容易等の理由により、最近で
は殆どが各種の合成繊維で構成されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕本発明では、上
述した種々の利点をもつ合成繊維の人工毛髪を用いるこ
とを前提としている。
ところが、このような合成繊維の人工毛髪は、艶が有り
すぎるという欠点、更に、全て熱伝導性が悪く、為に、
頭部の熱が発散しにくく、皮膚からの水分蒸発と相まっ
て頭部と人工頭皮部との間で蒸せていた。
特に、整髪料等を付けて整髪をすると人工毛髪間の通気
性は殆ど無くなり、更に、夏のように外気温が上昇し、
場合に、よっては直射日光を受ける等すると非常に高温
となる。 また、冬でも暖房の入れられた部屋でトレー
ニングしたり、劇場の舞台稽古等で運動したりすると頭
部が発汗する程度に温度上昇するので、放熱し難い合成
繊維の人工毛髪では、頭部の異常温度上昇を招く問題が
あった。
加えて、上述したスナップ式で頭部に止め付けできるよ
うに構成した柔軟な合成樹脂の薄膜状の頭皮部を用いる
と、上記合成繊維の人工毛髪のみならず、この人工頭皮
部内体の放熱性の悪さから、なお一層高温化を招くと言
う問題があった。
本発明は、人工毛髪自体が最も外気との接触面積(表面
積)の大きなことに着眼し、人工頭皮部内体の熱伝導性
の改善を行うとともに、この人工頭皮部から人工毛髪へ
熱をスムースに運搬してやって、全体として効率のよい
放熱を行わしめることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明にかかるかつらは、上述した従来技術の
問題点を解消し、その目的を達成するべく、放熱特性の
優れた単一又は複合の無機物或いは有機物の微粉末と合
成繊維、天然繊維又は天然毛及びそれらの再生繊維とか
ら繊維の細糸状体を構成し、該繊維の細糸状体を編成し
て人工頭皮部と人工毛髪とを構成したのである。
この人工頭皮部は、前記繊維の細糸状体をネット状体に
でも薄膜状体にでも編成してよく、人工毛髪は、所定径
の単一繊維でも、微小径の繊維を1本の毛髪の太さに編
み込んだ(撚りあわせた)ものでもよい。
(作用) 従って、上記構成のかつらを頭部に被せれば、先ず、人
工頭皮部を構成している前記繊維の細糸状体の熱伝導性
に優れた上記粉末が、人頭の熱を吸収し、この人工頭皮
部に植毛された人工毛髪の上記粉末がこの熱を各人工毛
髪の全長に運搬することになり、これによって、人頭か
ら人工頭皮部を経て、全体として多大の表面積を持つ人
工毛髪の全体から効率よく放熱させることができるので
ある。 そして、こうした人工頭皮部と人工毛髪の構成
素材の熱伝導を利用するので、人工毛髪が梳かされて整
髪料等で寝かし付けられて相互に間隔のない通風性の悪
い状態であっても、充分な放熱効果を挙げることができ
るのである。
又、こうした作用は、上記繊維への上記粉末混入酸いは
上記繊維に対する上記粉末のコーティングと言う手段で
得られるので、合成繊維等を用いた人工毛髪本来の持つ
作用が損なわれることなく行われるのである。
(実施例) 以下、本発明のかつらの実施例について説明する。
この実施例におけるかつらは、放熱特性の優れた単一又
は複合の無機物或いは有機物の微粉末と合成繊維、天然
繊維又は天然毛及びそれらの再生繊維とから繊維の細糸
状体を構成し、該繊維の細糸状体を編成して人工頭皮部
と人工毛髪とを構成したのであ荊、る、 更に詳しく言
えば、放熱特性の優れた単一又は複合の金属粉末と合成
繊維とから繊維状体を構成し、該繊維状体を編成して人
工頭皮部と人工毛髪とから構成されている。
先ず、ベースとなる合成繊維としては、戸外の日光に対
する耐久力に優れ、易洗濯性にも優れているポリアミド
系のナイロンの繊維状体が用いられるが、その他、次の
合成繊維が用いられる。
(1)ポリビニル系、例えば、ポリ塩化ビニル系合成繊
維では、合成繊維としての基本的性質に加え、電気絶縁
性に冨んでいるところから人工毛髪として好ましい。
(2)ポリエステル系、これは、速乾性を持つ故に洗濯
後の処理がし易く、この点において人工毛髪に通してい
る。
(3)ポリエチレン系、ポリプロピレン系、これは、本
来、ローブや手芸糸に用いられるもので、製造上人工毛
髪として応用し易い。
(4)ポリウレタン系、これは大きな弾性を有する点に
特徴があり、人頭を保護する人工頭皮部の構造材として
好ましい。
次に、放熱特性の優れた単一又は複合の金属粉末として
、ここでは、艶消し効果があって人工毛髪として好まし
い糸状体(dull yarn)が得られること、及び
、所望のカラーに着色が容易でもある酸化チタンを用い
たが、その他に次の金属粉末を用いることができる。
(1)  鉄、これは熱伝導性に優れているとともに安
価に供することが出来るので、製造上の利点がある。
(2)銅、これは非常に熱伝導性がよいものであるから
、放熱効果を高めるという観点からすると最も好ましい
(3)アルミニウム、やはり、放熱特性の良い素材であ
るので、また、比重も小さきところから、人頭に被せる
かつら芒構造材として用いると、かつらを軽く構成でき
る利点がある。
(4)亜鉛、ジルコニウム等も使用できる。
そこで、前記酸化チタンの粉末をナイロン繊維中に混入
させる方法について述べると、これは、窒素気中で重合
して得た溶融ポリマーの状態において、前記酸化チタン
の粉末を添加混入し、紡糸口金(ノズル)から押し出し
て空気中で冷却固化させた後、水洗乾燥させて繊維状に
する(溶融紡糸法)によって行うことができる。
この場合、酸化チタンの粉末の混入量は、上記溶融紡糸
法に必要な流動性が保てる程度の粘性が確保される範囲
適宜の比率とすればよい。
この酸化チタンの混入によって、人工毛髪の艶清しがで
きるが、所望の色を付けたいときにも、この酸化チタン
は、着色が容易であるので便利である。
次に、前記繊維の細糸状体が、前記合成繊維の製造後に
おいて該合成繊維の表面に前記金属粉末を合成樹脂接着
剤を用いてコーティングして構成される場合について述
べる。
このコーティングのための合成樹脂接着剤としては、熱
可塑性接着剤及び熱硬化性接着剤或いはゴム系接着剤等
何れを用いてもよい。
従って、前記合成繊維の表面に樹脂を塗布しておき、こ
れへ所定のカラーに着色された酸化チタンの微粉末を接
着してコーティングすればよいのである。
上述したその他の単−或いは複合金属粉末とその他の合
成繊維との組み合わせについても上述した方法に準じて
繊維状体に仕上げられる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明にかかるかつらによれば、人工頭皮
部を構成している前記繊維の細糸状体の熱伝導性に優れ
た粉末が、人頭の熱を吸収し、この人工頭皮部に植毛さ
れた人工毛髪の前記粉末がこの熱を各人工毛髪の全長に
運搬し、全体として多大の表面積を持つ人工毛髪の全体
から効率よく放熱させることができ、これによって、体
を動かす職業の人でも、又、外気温の高い風通しの悪い
処でも、頭部の発熱発汗を未然に押さえることができて
、かつらとして非常に使い易くなった。
やL−c、熱伝導、利用す6 (7) ”r ;I毛髪
ヵ、整髪料等で寝かし付けられて相互に間隔のない通風
性の悪い状態であっても、充分な放熱効果を挙げること
ができるので、整髪料等の使用に気を使わなくてもよい
から、かつらの手入れを楽にできる利点もある。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放熱特性の優れた単一又は複合の無機物或いは有
    機物の微粉末と合成繊維、天然繊維又は天然毛及びそれ
    らの再生繊維とから繊維の細糸状体を構成し、該繊維の
    細糸状体を編成して人工頭皮部と人工毛髪とを構成した
    ことを特徴とするかつら。
  2. (2)前記繊維の細糸状体が、前記合成繊維、天然繊維
    又は天然毛及びそれらの再生繊維の製造工程中において
    前記無機物の粉末を該繊維中に混入させて構成してある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載のか
    つら。
  3. (3)前記繊維の細糸状体が、前記合成繊維、天然繊維
    又は天然毛及びそれらの再生繊維の製造工程中において
    前記無機物の粉末を該繊維にコーティングさせて構成し
    てあることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記
    載のかつら。
  4. (4)前記繊維の細糸状体が、前記合成繊維、天然繊維
    又は天然毛及びそれらの再生繊維の製造後において該繊
    維の表面に前記無機物の粉末を合成樹脂接着剤を用いて
    コーティングして構成してあることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項に記載のかつら。
  5. (5)前記無機物粉末が、銅を主成分とする金属粉末で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項又は第
    (3)項に記載のかつら。
  6. (6)前記無機物粉末が、酸化チタンを主成分とする金
    属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項又は第(3)項に記載のかつら。
  7. (7)前記無機物粉末が、アルミニウムを主成分とする
    金属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲第(2
    )項又は第(3)項に記載のかつら。
  8. (8)前記無機物粉末が、鉄を主成分とする金属粉末で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項又は第
    (3)項に記載のかつら。
  9. (9)前記無機物粉末が、ジルコニウムを主成分とする
    金属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲第(2
    )項又は第(3)項に記載のかつら。
  10. (10)前記無機物粉末が、セラミックを主成分とする
    金属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲第(2
    )項又は第(3)項に記載のかつら。
  11. (11)前記有機物粉末が、合成樹脂又は天然繊維を主
    成分とすることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    乃至第(3)項の何れか1項に記載のかつら。
JP10938487A 1986-05-19 1987-05-02 かつら Pending JPS63275703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006299432A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Aderans Co Ltd かつら及びその製造方法
JP2010275648A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Aderans Co Ltd かつら

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4515865Y1 (ja) * 1968-06-18 1970-07-02

Patent Citations (1)

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