JPS61288690A - カラ−画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はカラー画像処理方法に関し、特に入力系の色再
現範囲に対して出力系の色再現範囲が異なる場合のカラ
ー画像処理方法に関する。

〈従来技術〉 以下インクジェットビデオプリンタを例にとって説明す
る。

一般にこの種の装置では入力系の色再現範囲と、出力系
の色再現範囲は異っている。例えば第２図のｘ、ｙ色度
図（ＣＩＥ色度図）に示すように、テレビジョンにおけ
る色再現範囲外Ｙは、インクジェットプリンタにおける
色再現範囲ＲＩＪよりも広く々っている。尚、Ｒ全は全
色範囲である。

従来は、特に、このような問題に対する解決方法が々か
っただめ例えば第１図Ａ、Ｂのようなインクジェットプ
リンタで再現不能彦色を再現しようとすると、等測的に
Ａ’、Ｂ’として再現されてしまうので、本来ＡとＢの
間にあった彩度差１階調差が失くなって［、まり。

このような現象は、特に純度の高い色□例えば赤いバラ
の色や深い青の海の色などにあられれ再現された画像品
位と著しく低下させてしまっていた。

〈目　的〉 本発明は上述の如き問題点に鑑み、入力系と出力系の色
再現範囲が異なる場合にも高品位の画像を再現し得るカ
ラー画像処理方法の提供を目的としている。

〈実施例〉 第１図は本発明の概念を示すものである。色空間は本来
３次元であるが説明を簡単にするために、２次元の色度
度数で説明する。

今、Ｗを白色点とし、色Ｐ、Ｑを再現することを考える
。色Ｗ、Ｐ、Ｑけ一直線上に存在する。即ち、Ｐ、Ｑの
色相は同じである。直線ＷＰが、テレビジョンの色再現
範囲を示す限界線Ｉ’ｈｖと交わる点をＴ１インクジェ
ットプリンタの色再現範囲を示す限界線”ＩＪと交わる
点をＳとする。

このとき、Ｑはそのまま色再現しようとしても可能であ
るがＰけそのままでは色再現不可能である。そこで、ｄ
け、同一直線上のｗｇ；＝険ＸＷ８／曾を満たすＱ′に
、ＰはＷ　Ｐ’＝　Ｗ　Ｐ　ｘＷ８／ＷＴを満たすＰ′
に、各々変換して色再現を行なうようにすると、Ｐ及び
Ｑの色相は変わらず、しかもＰとＱの間の彩度の差も自
然な感じで再現することが可能になる。

もし、第３図のように、インクジェットプリンタの色再
現範囲の方が一部飛び出ている場合でも同様の考え方が
出来る。

Ｐを再現しようとする場合はやけり前と同様に、Ｐ’Ｗ
＝ＷＳｘＷＰ／ＷＴを満たすｘ、ウナＰ’に変換してか
ら色再現を行えばよい。

実際に３次元の場合も同様にして行々うことができる。

白色点の座標を””　（Ｘｗ　、　ＹＷ　、　Ｚｗ　）
とする。テレビジョンの場合の色再現範囲を示す立体を
Ｖ’ｌ’Ｖ　、インクジェットの色再現範囲を示す立体
をＶＴＪとする、ある色Ｐ−（ＰＸ、Ｐ、。

ＰＺ）を再現する場合を考える。

ｗｐと、ｖ’ｒｖ及びＶＴＪが交わる点を、Ｔ及びこの
とき、再現する色Ｐ′は、 で与えられる。

このようにすることによって、入出力間の色再現範囲の
違う場合でも、色相が一定で、明度及び彩度が自然な形
に圧縮され、品位の高い画像が得られる。

第５図に、本発明を実現する信号処理回路の実施例を説
明する。

色圧縮部５１け、ビデオ信号Ｒ，，’Ｇ、８の６ｂｉｔ
ｓデジタル入力を受けて後述する方法で述べるような色
圧縮をほどこしたデータＲ’　、　Ｇ’　、　Ｂ’に変
換される。ここでは、２１８バイトのＲＯＭによるテー
ブル変換法によっており、これは２５６ＫｂｉｔのＲＯ
Ｍ３コで構成することができる。

濃度変換部５２では、とのＲ’　、　Ｇ’　、　Ｂ’を
テーブル変換法により各々シアン、マゼンタ、イエロー
の濃度Ｃ，Ｍ、Ｙに変換する。例えばＲ′はＣ′＝−１
！ＯｇＲ′のように変換する。

マスキング部５３では、各色インクの不斉色成分を補正
してＣ，Ｍ、Ｙの濃度を紙面に実現するだめに、マスキ
ングを行なう。

例えば、Ｃ’　””　ａｌｌ　Ｃ十ａ１２ｍ　十ａ１３
　ｙ（ＤようにＱ′。

Ｍ’、Ｙ’をＣ，Ｍ、Ｙの一次式で補正すればよく、こ
れはテーブル変換を用いて実施される。

次に、出力すべき濃度値Ｃ’　、　Ｍ’　、　Ｙ’はヘ
ッド駆動部５４で各々ヘッドの駆動電圧に変換されこれ
に応じてインクジェットヘッドが駆動される。

次に、色圧縮部５１に予め格納するＲＯＭデータについ
て説明する。色立体の座標を３刺激値ｘ、ｙ、ｚの直交
系とする。

まずテレビジョンで表現可能な色立体ｖＴＶは次のよう
に与えられる。

ＮＴＳＣの規格により である。ここで、０≦Ｒ≦１．０≦Ｇ≦１゜０≦Ｂ≦１
の条件を入れると、これは、ＸＹＺ系での直方体をあら
れす。この場合は６つの平面の方程式　ｆ、（Ｘ、Ｙ、
Ｚ）−〇、・・・・・・Ｔ６（Ｘ、Ｙ。

Ｚ）＝０で領界ｓ’ｒｖが決定される。

また、インクジェットの色再現領域ＶＩＪの領界ＳＩＪ
は一般的にｆ　（Ｘ、　Ｙ、　’Ｚ　）−〇とかけルカ
、例えば次のように近似できる。

明るさＹ方向にゅぐに従って、半径がかわる第６図のよ
う々立体き考えて、 ａＸ２＋ｂＺ”＝　ｆ　（Ｙ）２（２）と仮定できる。

今、入力Ｒ，Ｇ、ＢＭ対１．て、ＮＴＳＣの規格により と変換する。

の方程式は とかける。

（４）式を（Ｊ）式に代入して解くと、２つの解Ｔ１と
ものをＴとする。

又、（４）式を（２）式に代入して解くと、２つの解Ｓ
１と８２が得られる。このうち、ＷＰの方向にあるもの
を８とする。これらは、−意に定寸る。

ここで を満足するよう々Ｘ’　、　Ｙ’　、　Ｚ’が求まる。

これが色圧縮された点Ｐ′である。これを再びＮＴＳＣ
の規格の式（６）によってＲ’　、　Ｇ’　、　Ｂ’を
求めて、このデータを この様にしてＲ，Ｇ、Ｂから定まるＲ、’　、　Ｇ’　
、　Ｂ’の値を、入力をアドレスとするＲＯＭ５１に格
納しておけばよい。

ここでは、色立体の座標として三刺激値ＸＹＺを考えた
が、他にＬａＶ系、Ｌｕｖ”５　などを採用してもよい
。

このように、入力系の色再現範囲を色相をかえることな
く出力系の色再現範囲に圧縮できるから、入出力系の色
再現範囲が異なるカラー画像形成を行なう場合でも、良
好なカラー画像が得られる。

尚、本実施例においては入力系の信号としてテレビジョ
ン信号を用いたが、他の固体撮像素子等から直接入力の
信号等も用いることができる。又、出力系としてインク
ジェットプリンタを選んで説明しだが他のカラープリン
タ、例えば電子写真プリンタ、サーマルプリンタ等モ使
用できる。

〈効　果〉 以上の如く、本発明に依れば、入力系と出力系の色再現
範囲が異なる場合でも、色相を変えることなく、彩度或
は明度を自然な形で圧縮写像することが可能となり、高
品位のカラー画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概念を示す色度図、第２図は従来例を
説明する色度図、第３図は本発明の詳細な説明する色度
図、第４図は３次元色空間の例を説明する色度図、第５
図は本発明を実現する信号処理回路の一例を示す回路図
、第６図は３次元色空間におけるインクジェットプリン
タによる色再現範囲を示す図である。 図において％■、　ＶＴＶ　ｔｒｉカラーテレビジョン
の色再現範囲、ＲＩＪ　、　ｖｒ、ｒけインクジェット
プリンタの色再現範囲を夫々示す。 １トＮ１ 〕） 囚 肺　　゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力系に対して出力系の色再現範囲が異なる場合、色度
   図上の白色点を中心として色相を一定として出力系の色
   再現範囲外の点を前記範囲内の点に圧縮写像することを
   特徴とするカラー画像処理方法。