JPS61286506A - 弁トリツプ装置 - Google Patents

弁トリツプ装置

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Publication number
JPS61286506A
JPS61286506A JP12635585A JP12635585A JPS61286506A JP S61286506 A JPS61286506 A JP S61286506A JP 12635585 A JP12635585 A JP 12635585A JP 12635585 A JP12635585 A JP 12635585A JP S61286506 A JPS61286506 A JP S61286506A
Authority
JP
Japan
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trip
piston
hydraulic
valve
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP12635585A
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English (en)
Inventor
Yasushi Mori
靖 毛利
Masao Watanabe
渡辺 雅男
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種油圧駆動式弁のトリップ装置、殊に火力
発電分野において使用されている主蒸気止め弁(主塞止
弁)のための油圧式トリップ装置に関する。
従来の技術 従来の主蒸気止め弁トリップ装置として、例えば第3及
び4図に示すようなものがある。
これらの図において、1は主蒸気止め弁をまた2はその
油圧式トリップ装置をそれぞれ総括的に示す。
主蒸気止め弁1は、トリップ時、弁軸3がばね4の力に
より下降し、この弁軸の上端に設けている弁体5が弁本
体6の蒸気式ロアと蒸気出口8との間の結合部分に形成
している弁座9に当接することにより閉じられ、これに
よりタービンへの蒸気10の流れが遮断されるようにな
っている。
そして、トリップ時における弁軸3の下降は、油圧式ト
リップ装置2により行われる。すなわち、トリップ油圧
ライン11の圧力低下により主油室12をドレンライン
13に連通し、この主油室内の油15をドレンライン1
3を通して油圧室14及び油タンク(図示せず)へ流し
、ばね4の力により弁軸3を下降させるものである。
しかして、従来例によれば、弁トリップ装置2における
主油室12とドレンライン13との間の連通の開閉は、
トリップピストン16の動キによって行われている。す
なわち1通常運転時には。
第3図に示すように、トリップピストン16はトリップ
油圧ライン11にかけられている正規の圧低下によりト
リップピストン16を弁座17側に押す油圧力よりもば
ね18の力が大きくなり、これによりトリップピストン
16は弁座17から離れるように動いて、主油室12を
ドレンライン13に連通する。
的に閉じる機能を要求されるものであるが、第3及び4
図に示した従来例では、トリップピストン16を弁座1
7から離れるように動かすためにトリップ油圧ライン1
1及びこのラインに通じている油圧室19の中の油が抜
けるのにかなり長い時間がかかり、したがって弁を迅速
にトリップできない問題があった。
また、この従来例では、トリップ油圧ライン11に加え
、主油室12に連通するピストン駆動油圧ライン20も
必要とし、したがって2本の油圧ラインが必要とされる
などの問題があった。
そこで、本発明は、弁トリップ装置において、トリップ
時におけるトリップピストンのストローク時間を短縮化
し、あわせて油圧ラインを簡素化することを目的とする
問題点を解決するための手段 本発明は、トリップ油圧ラインの圧力低下によプ装置に
おいて、 一端閉止の中空状とされ、その閉止端が前記主油室と前
記ドレンラインとの間の連通な開閉する弁部分及び中空
部により限定したピストン油圧室と前記主油室とを連通
ずる複数の油圧バランス穴を有するトリップピストンと
、 一端閉止の中空状とされ、その閉止端が前記トリップピ
ストン中空部の途中まで挿入されていると共にこのトリ
ップピストン中空部の内壁に摺動自在に密接するシール
部分を有する固定ブシュと、一端がこの固定ブシュの中
空部に摺動自在に′挿入され、また他端がこの固定ブシ
ュの閉止端及び前記ピストン油圧室を貫通して前記トリ
ップピストンの閉止端に係合されているピストン軸と、
このピストン軸の内部を軸方向に貫通して穿孔され、一
端が前記トリップ油圧ラインに通じると共に他端が前記
主油室に通じる給油通路と、前記固定ブシュの中空部に
おいてこの固定ブシュと前記ピストン軸との間に介装さ
れ、前記トリップ油圧ラインの圧力低下によりこのピス
トン軸を介して前記トリップピストンを動かして前記主
油室を前記ドレンラインに連通させるばねと、前記固定
ブシュの外周壁に形成され、前記トリップピストンの動
きにより生じたこのトリップピストンと前記シール部分
との間の隙間を通して前記ピストン油圧室から流れてく
る油を前記ドレンラインに逃がす油逃し溝と、 を具備してなる。
作用 このような手段によれば1通常運転時は、前記トリップ
油圧ラインに働いている正規の圧力により、前記ばねの
力に抗して、前記トリップピストンが前記ピストン軸を
介して一方向に動かされ、このトリップピストンの弁部
分が前記主油室と前記ドレンラインとの間の連通な閉じ
る位置に維持されている。そして、トリップ時には、前
記トリップピストンが前記ばねの力により反対方向に動
るが、このトリップピストンが動くと、前記ピストン油
圧室内の油が前記油逃し溝を通して前記ドレンラインに
逃がされる。
実施例 以下筒1a、lb、2a及び2b図を参照して本発明の
好適な実施例について詳述する。これらの図において、
第3及び4図に示したものと同一の部分には同一の符号
を付して、その詳細な説明は省略する。
しかして、本実施例によれば、トリップ油圧ライン11
の圧力低下により動かされて主油室12をドレンライン
13に連通するトリップピストン21は、一端閉止の段
22付き中空状とされている。そして、その閉止端23
には、主油室12とドレンライン13との間の連通な開
閉する環状の弁部分24が多少突出して形成され、この
弁部分は主油室12とドレンライン13との結合部分に
形成している弁座25に当接したり、しなかったりする
。トリップピストン21の閉止端23には、また、複数
の油圧バランス穴26が同一円周上に等間隔を置いて穿
孔され、これらの油圧バランス穴はトリップピストン2
1の大径側中空部分により限定したピストン油圧室27
と主油室12とを連通ずる。
このトリップピストン21と同様に一端閉止の中空状と
されている固定ブシュ28は、その閉止端29がトリッ
プピストン21の中空部分の段部22まで挿入されるよ
うにして、トリップ装置本体30の内壁に部分31で固
定されている。そして、その閉止端29の外周縁32は
、トリップピストン21の小径側中空部分の内壁に摺動
自在に密接してシール部分を構成している。また、この
固定ブシュ28の外周壁にはシール部分32に隣接する
円周溝33とこの円周溝から延びる複数の軸方向溝34
とが形成され、これらの溝33と34とは後述するよう
に油逃し溝を構成するものである。
以上述べたトリップピストン21と固定ブシュ28とに
は、細長いピストン軸35が取付けられている。すなわ
ち、ピストン軸35の一端は固定ブシュ28の中空部3
6に摺動自在に挿入され、また他端はこの固定ブシュ2
〆煽止端29及びトリップピストン21の油圧室27の
各中央部分を貫通して、このトリップピストンの閉止端
23の中央部外側にスナップリング37を介して係合さ
れている。
また、このピストン軸35の内部には軸方向に貫通する
給油通路38が穿孔され、この給油通路イン11に連通
し、また他端は段階的に縮径とされながらオリフィス部
材40を通して主油室12に連通している。
更に、ピストン軸35と固定ブシュ28との間にはその
中空部36に収納されているばね41が介装され、この
ばねは後述するようにトリップ時にピストン軸35を介
してトリップピストン21を動かすものである。
以上述べた固定ブシュ28とピストン軸35には、また
、半径方向穴42と43とが穿孔され、これらの穴は後
述するように油逃し穴を構成するものである。
次にその作用について説明する。
通常運転時には、第1a及びlb図に示すように、トリ
ップ油圧ライン11には正規の圧力が働いていることか
ら、その油圧がばね41の力に抗してトリップピストン
21をピストン軸35を介して一方向(本実施例では右
方向)に動かし、これによりトリップピストン21の弁
部分24がトリップ゛装置本体30の弁座25に当接し
て主油室12とドレンライン13との間の連通を遮断し
、したがって主蒸気止め弁1は開かれている。
この状態において、油はトリップ油圧ライン11からピ
ストン軸35の給油通路38及びオリフィス部材40を
通して主油室12内に供給される。
そして、トリップピストン21の弁部分24の径とトリ
ップピストン21及び固定ブシュ28間のシール部分3
2の径とが同一にされていることから、トリップピスト
ン21の閉止端230両側すなわち主油室12とピスト
ン油圧室27との油圧は穴26を通してバランスしてお
り、トリップピストン21にはピストン軸35にかかる
油圧力以外は作用しないようになって(する。
また、この状態において、ピストン軸350半径方向穴
43は、固定ブシュ28の閉止端29の中央孔部分に位
置して封鎖され、固定ブシュ28の半径方向穴42とは
連通されていない。
そして、トリップ時には、第2a及び2b図に示すよう
に、トリップ油圧ライン11の圧力が低下して、供給油
圧かばね410力よりも小さくなると、このばね41の
力によりトリップピストン21がピストン軸35を介し
て反対の方向(本実施例では左方向)に動かされ、これ
によりトリップピストン21の弁部分24がトリップ装
置本体30の弁座25から離れて、主油室12とドレン
ライン13との間を連通し、したがって主蒸気止め弁1
は閉じられる。
この際、トリップピストン21の油圧室27内の油15
は、トリップピストン21の動きにより固定ブシュ28
のシール部分32がトリップピストン21の小径側中空
部分から段部22を越えて大径側中空部分(ピストン油
圧室)27に位置してそれらの間に隙間44が生じるこ
とから、この隙間を通して流れ、それから固定ブシュ2
8の円周溝32及び軸方向溝33を通してドレンライン
13に流れる。
また、同時に、ピストン軸35の給油通路38内の油は
トリップ油圧ライン11に流れるが、その一部は、その
半径方向穴43がピストン軸35の動きにより固定ブシ
ュ28の半径方向穴42にその中空部36を通して連通
していることから、これらの穴43及び42を通して軸
方向溝34に流れ、それからドレンライン13に流れる
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、トリップ時にお
いて、トリップピストンの動きによりそのピストン油圧
室内の油が固定ブシュの油逃し溝を通してドレンライン
に逃がされるので、トリップピストンの動きが速くなっ
て、そのストローク時間が短縮化され、したがって弁を
迅速に閉じることができる。しかも、ピストン軸に設け
た給油通路を通して主油室に給油しているので、トリッ
プ油圧ラインをピストン駆動油圧ラインに兼用でき、し
たがって油圧ラインを1本にして簡素化することができ
る。
また、以上述べた実施例によれば、ピストン油圧室内の
油を逃がすと同時に、ピストン軸の給油通路を通してト
リップ油圧ラインに戻される油の一部をもドレンライン
に逃がすようにしているので、トリップピストンのスト
ローク時間をより短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明による弁トリップ装置の一例を示す通
常運転状態時の断面図、第1b図は第1a図の一部拡大
詳細図、第2a図はそのトリップ状態時を示す断面図、
第2b図は第2a図の一部拡大詳細図、第3図は従来の
弁トリップ装置を示す通常運転状態時の断面図、第4図
はそのトリップ状態を示す断面図である。 1・・弁、2・・弁トリップ装置、11・・トリップ油
圧ライン、12・・主油室、13・・ドレンライン、2
1・ψトリップピストン、23・・閉止端、24・・弁
部分、26・・油圧バランス穴、27・・ピストン油圧
室、28・・固定ブシュ 29・・閉止端、32・・シ
ール部分、33゜34・・油逃し溝、35・・ピストン
軸、38・・給油通路、41・・ばね、42.43・・
油逃し穴。 第 フα 図 第Za図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トリップ油圧ラインの圧力低下により主油室をドレンラ
    インに連通し、この主油室内の油をドレンラインへ流し
    て弁を閉じる弁トリップ装置において、 一端閉止の中空状とされ、その閉止端が前記主油室と前
    記ドレンラインとの間の連通を開閉する弁部分及び中空
    部により限定したピストン油圧室と前記主油室とを連通
    する複数の油圧バランス穴を有するトリップピストンと
    、 一端閉止の中空状とされ、その閉止端が前記トリップピ
    ストンの中空部の途中まで挿入されていると共にこのト
    リップピストン中空部の内壁に摺動自在に密接するシー
    ル部分を有する固定ブシュと、 一端がこの固定ブシュの中空部に摺動自在に挿入され、
    また他端がこの固定ブシュの閉止端及び前記ピストン油
    圧室を貫通して前記トリップピストンの閉止端に係合さ
    れているピストン軸と、このピストン軸の内部を軸方向
    に貫通して穿孔され、一端が前記トリップ油圧ラインに
    通じると共に他端が前記主油室に通じる給油通路と、前
    記固定ブシュの中空部においてこの固定ブシュと前記ピ
    ストン軸との間に介装され、前記トリップ油圧ラインの
    圧力低下によりこのピストン軸を介して前記トリップピ
    ストンを動かして前記主油室を前記ドレンラインに連通
    させるばねと、前記固定ブシュの外周壁に形成され、前
    記トリップピストンの動きにより生じたこのトリップピ
    ストンと前記シール部分との間の隙間を通して前記ピス
    トン油圧室から流れてくる油を前記ドレンラインに逃が
    す油逃し溝と、 を具備してなる弁トリップ装置。
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