JPS61286016A - 伸線機 - Google Patents
伸線機Info
- Publication number
- JPS61286016A JPS61286016A JP12659985A JP12659985A JPS61286016A JP S61286016 A JPS61286016 A JP S61286016A JP 12659985 A JP12659985 A JP 12659985A JP 12659985 A JP12659985 A JP 12659985A JP S61286016 A JPS61286016 A JP S61286016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capstans
- wire
- slip
- wire drawing
- capstan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
この発明は金属線等の伸線機、特にコーンキャプスタン
を用いた連続式多段スリップ型伸線機に関するものであ
る。
を用いた連続式多段スリップ型伸線機に関するものであ
る。
口、従来技術
従来のコーンキャプスタンを用いた連続式多段スリップ
型伸線機は第3図に示すように伸線機本体(1)に2〜
3対の段付きコーン型のキャプスタン2〜5を回転自在
にもうけ、その間に固定された多くのダイス(6)をお
いて順次に素線02)を減面して伸線し、仕上がシ線(
13)を巻取釜(7)に巻き取るようになっている。コ
ーン型キャプスタンと巻取釜はモーター(11)によっ
て駆動され、一対のコーン型キャプスタン+4+ 、
(51及び+21 、 (3)は駆動装置+8) 、
[+01によって連結されて線の減面率に合った回転比
で駆動され、また各対のキャプスタン間は同様に駆動装
置(9)によって連結されている。
型伸線機は第3図に示すように伸線機本体(1)に2〜
3対の段付きコーン型のキャプスタン2〜5を回転自在
にもうけ、その間に固定された多くのダイス(6)をお
いて順次に素線02)を減面して伸線し、仕上がシ線(
13)を巻取釜(7)に巻き取るようになっている。コ
ーン型キャプスタンと巻取釜はモーター(11)によっ
て駆動され、一対のコーン型キャプスタン+4+ 、
(51及び+21 、 (3)は駆動装置+8) 、
[+01によって連結されて線の減面率に合った回転比
で駆動され、また各対のキャプスタン間は同様に駆動装
置(9)によって連結されている。
スリップ型の伸線機では、通過する線の線速、は巻取釜
で巻き取られる仕上線の速度で決定されるが、部分的に
は第5図に示すように線(23)は前段のダイスからキ
ャプスタン(20)によって引き出され、次ぎのダイス
(22を通してキャプスタン(21)によって引き抜か
れて減面され線(24)となる。この場合に伸線された
線例の線速v2は線が細くなった分だけ伸線前の線(2
3)の線速V1よシ速くなるのでキャプスタン(21)
の周速v2はキャプスタン(3)の周速V1よシ速くし
である。しかし実際にはダイスの摩耗等により線速Vl
、 V2の比率は一定ではなく従つてキャプスタン
の周速v】、v2を常に線速Vエ V2と全く同じにす
ることはできない。すなわち各段毎にキャプスタンの周
速V1.V2は線速Vl、V2よシ速くして線とキャプ
スタンの間で滑るようにしている。すなわちキャプスタ
ン周速は各ダイス毎に線の減面率に比し0.5〜1.0
%大きな比率で速くしである。
で巻き取られる仕上線の速度で決定されるが、部分的に
は第5図に示すように線(23)は前段のダイスからキ
ャプスタン(20)によって引き出され、次ぎのダイス
(22を通してキャプスタン(21)によって引き抜か
れて減面され線(24)となる。この場合に伸線された
線例の線速v2は線が細くなった分だけ伸線前の線(2
3)の線速V1よシ速くなるのでキャプスタン(21)
の周速v2はキャプスタン(3)の周速V1よシ速くし
である。しかし実際にはダイスの摩耗等により線速Vl
、 V2の比率は一定ではなく従つてキャプスタン
の周速v】、v2を常に線速Vエ V2と全く同じにす
ることはできない。すなわち各段毎にキャプスタンの周
速V1.V2は線速Vl、V2よシ速くして線とキャプ
スタンの間で滑るようにしている。すなわちキャプスタ
ン周速は各ダイス毎に線の減面率に比し0.5〜1.0
%大きな比率で速くしである。
ハ8発明が解決しようとする問題点
前記従来の多段のスリップ型伸線機では各ダイス毎にス
リップ率を一定に大きくなるようにしであるので、第4
図に示すように仕上がり線側のスリップ率を小さくして
もダイス枚数に従って入線側のキャプスタンでスリップ
率が大きくなシ、仮に1バス当たシのスリップ率の増加
を1%としても20枚のダイスを通すと最初のキャプス
タンでは20%のスリップが生ずることになる。ところ
が伸線中の線とキャプスタン間のスリップが大きいとキ
ャプスタンの摩耗が大きくまた線表面の潤滑材、あるい
はメッキが剥がれたシ疵が着いたシして製品の品質上問
題があり、スリップ率はできるだけ小さくする必要があ
る。
リップ率を一定に大きくなるようにしであるので、第4
図に示すように仕上がり線側のスリップ率を小さくして
もダイス枚数に従って入線側のキャプスタンでスリップ
率が大きくなシ、仮に1バス当たシのスリップ率の増加
を1%としても20枚のダイスを通すと最初のキャプス
タンでは20%のスリップが生ずることになる。ところ
が伸線中の線とキャプスタン間のスリップが大きいとキ
ャプスタンの摩耗が大きくまた線表面の潤滑材、あるい
はメッキが剥がれたシ疵が着いたシして製品の品質上問
題があり、スリップ率はできるだけ小さくする必要があ
る。
二0問題点を解決するための手段 □コノ発明は多数
の対のコーン型キャプスタンを用いる多段スリップ型伸
線機においてキャプスタンの対を連動する部分に変速装
置をもうけ、従来の比率のキャプスタン周速度で線通し
を行い、全ダイスを通し終わると変速装置によシ前段の
対のキャプスタンの周速度を小さくして累積スリップ率
を小さくすることによって従来の伸線機の欠点を解消し
た伸線機である。
の対のコーン型キャプスタンを用いる多段スリップ型伸
線機においてキャプスタンの対を連動する部分に変速装
置をもうけ、従来の比率のキャプスタン周速度で線通し
を行い、全ダイスを通し終わると変速装置によシ前段の
対のキャプスタンの周速度を小さくして累積スリップ率
を小さくすることによって従来の伸線機の欠点を解消し
た伸線機である。
以下図面によって本発明を説明する。
本発明の伸線機は、例えば第1図のように2対のコーン
型キャプスタン+21 ’、 +31及び(4) 、
(b)を本体f1)にもうけてそれぞれを従来装置のよ
うに駆動するものであるが、各キャプスタン対すなわち
キャプスタン(3)と(4)の間を連結する装置(9)
に変速装置(14)をもうけである。
型キャプスタン+21 ’、 +31及び(4) 、
(b)を本体f1)にもうけてそれぞれを従来装置のよ
うに駆動するものであるが、各キャプスタン対すなわち
キャプスタン(3)と(4)の間を連結する装置(9)
に変速装置(14)をもうけである。
本伸線機を使用するには、まず従来の伸線機と同じスリ
ップ率に調整した状態で全部のキャプスタンを駆動して
ダイスに順次に線通しを行う。さもないと線通し中の累
積スリップ率が小さくなシ、線が張シ切れるからである
。全ダイスを通し終わると変速装置によって入線側に近
いキャプスタンの速度を仕上がシ線側のキャプスタンに
対して調整してスリップ率が小さくなるようにして線引
を行う。このようにすれば仕上がシ線側では従来と同様
にコーン型キャプスタンの段に応じてその間では累積ス
リップ率が増大するが、入線側のキャプスタンの最後の
段でその最後のダイスを通過した線速に対し最低のスリ
ップ率の回転に調整するので入線側のコーン型キャプス
タンでは全体トしての累積スリップ率を最小限にするこ
とができる。
ップ率に調整した状態で全部のキャプスタンを駆動して
ダイスに順次に線通しを行う。さもないと線通し中の累
積スリップ率が小さくなシ、線が張シ切れるからである
。全ダイスを通し終わると変速装置によって入線側に近
いキャプスタンの速度を仕上がシ線側のキャプスタンに
対して調整してスリップ率が小さくなるようにして線引
を行う。このようにすれば仕上がシ線側では従来と同様
にコーン型キャプスタンの段に応じてその間では累積ス
リップ率が増大するが、入線側のキャプスタンの最後の
段でその最後のダイスを通過した線速に対し最低のスリ
ップ率の回転に調整するので入線側のコーン型キャプス
タンでは全体トしての累積スリップ率を最小限にするこ
とができる。
即ち本発明の伸線機の場合には累積スリップ率は第2図
に示すようになシ、従来のものに比しスリップ率が小さ
くなる。
に示すようになシ、従来のものに比しスリップ率が小さ
くなる。
以上では2対のコーン型キャプスタンの場合を説明した
が、本発明の構造は3対以上のキャプスタン対ヲ用いた
コーン型キャプスタンの連続伸線機の場合にも応用でき
ることは勿論である。
が、本発明の構造は3対以上のキャプスタン対ヲ用いた
コーン型キャプスタンの連続伸線機の場合にも応用でき
ることは勿論である。
ホ8発明の効果
以上に詳しく説明したように本発明の伸線機はコーンキ
ャプスタンを用いた多段スリップ型伸線機において、キ
ャプスタン対間に変速装置をもうけたことを特徴とする
伸線機であシ、これによシ従来の同種の伸線機に比し累
積子リップ率を小さくすることができてキャプスタンと
線の間の摩擦量が小さくなシ、従って ■線に疵がつき難く々る。
ャプスタンを用いた多段スリップ型伸線機において、キ
ャプスタン対間に変速装置をもうけたことを特徴とする
伸線機であシ、これによシ従来の同種の伸線機に比し累
積子リップ率を小さくすることができてキャプスタンと
線の間の摩擦量が小さくなシ、従って ■線に疵がつき難く々る。
■メッキ線の場合にメッキの剥がれが少なくなる。
■潤滑剤やメッキ剥がれが少ないのでダイス寿命が長く
なる。
なる。
■キャプスタンの摩耗が少なくなる。
等の利点を有するものであシ、例えばスチールコード用
ワイヤ、バネ用ワイヤ、鋼線等の伸線に用いて非常に有
効なものである。
ワイヤ、バネ用ワイヤ、鋼線等の伸線に用いて非常に有
効なものである。
第」□図は本発明の伸線機の構造を示す平面図、第2図
はその累積スリップ率の変化を示すグラフである。第3
図は従来の伸線機の構造を示す平面図、第4図はその累
積スリップ率の変化を示すグラフであシ、第5図は線引
き工程の原理を示す正面図である。 [+1・・・伸線機本体、 +211 (at r +4) 、 (5)・・・コー
ン型キャプスタン、(6)、(2)・・・ダイス、
(7)・・・巻取釜、+8) 、 +911 tIO
)・・・駆動連結装置、(11)・・・駆動用モーター
、 α岨・・素線、(13)・・・仕上がシ線、
04)・・・変速装置、(20) 、 (21)・・・
キャプスタン、(23) 、 (24)・・・線。 代理人 弁理士 1)中 理 夫 第3図
はその累積スリップ率の変化を示すグラフである。第3
図は従来の伸線機の構造を示す平面図、第4図はその累
積スリップ率の変化を示すグラフであシ、第5図は線引
き工程の原理を示す正面図である。 [+1・・・伸線機本体、 +211 (at r +4) 、 (5)・・・コー
ン型キャプスタン、(6)、(2)・・・ダイス、
(7)・・・巻取釜、+8) 、 +911 tIO
)・・・駆動連結装置、(11)・・・駆動用モーター
、 α岨・・素線、(13)・・・仕上がシ線、
04)・・・変速装置、(20) 、 (21)・・・
キャプスタン、(23) 、 (24)・・・線。 代理人 弁理士 1)中 理 夫 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多数の対のコーン型キヤプスタンを用いた多段スリ
ップ型伸線機において、キヤプスタンの対の間を変速装
置を介して連結駆動することを特徴とする伸線機 2、2対のコーン型キヤプスタンを用いて、その間を変
速装置を介して連結駆動することを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の伸線機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12659985A JPS61286016A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 伸線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12659985A JPS61286016A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 伸線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61286016A true JPS61286016A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14939173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12659985A Pending JPS61286016A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 伸線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61286016A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04322812A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-11-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多段スリップ型伸線機による鋼線の伸線方法 |
KR100481468B1 (ko) * | 2002-04-29 | 2005-04-08 | 하나기계(주) | 3축 신선기 |
CN102896163A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-01-30 | 江阴市华方机电科技有限公司 | 一种部分压缩率可以分组递减的水箱拉丝机传动系统 |
CN104001745A (zh) * | 2014-05-07 | 2014-08-27 | 湖北三江航天江北机械工程有限公司 | 高强度金属线材单向直进式拉拔成丝装置 |
CN109940118A (zh) * | 2017-12-21 | 2019-06-28 | 天津市永强机械科技有限公司 | 一种四周双环绕拉丝机 |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP12659985A patent/JPS61286016A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04322812A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-11-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多段スリップ型伸線機による鋼線の伸線方法 |
KR100481468B1 (ko) * | 2002-04-29 | 2005-04-08 | 하나기계(주) | 3축 신선기 |
CN102896163A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-01-30 | 江阴市华方机电科技有限公司 | 一种部分压缩率可以分组递减的水箱拉丝机传动系统 |
CN104001745A (zh) * | 2014-05-07 | 2014-08-27 | 湖北三江航天江北机械工程有限公司 | 高强度金属线材单向直进式拉拔成丝装置 |
CN109940118A (zh) * | 2017-12-21 | 2019-06-28 | 天津市永强机械科技有限公司 | 一种四周双环绕拉丝机 |
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