JPS61285528A - マウス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は表示装置などの入力指示装置に使用されるマ
ウス装置に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は従来のマウス装置を示す回路図であり、図にお
いて（１）は移動検知機構、（２）は前記移動検知機構
（１）からの信号をＹ軸に関するＵＰまたはＤＯＷＮの
パルスに変換するＸ軸検知回路、（３）はＹ軸に関する
ＵＰまたはＤＯＷＮのパルスに変換するＹ軸検知回路、
（４）はＸ＠ＵＰパルス、（５）はＸｉ！！ｌＩＤ０Ｗ
Ｎパルス、（６）Ｇｉｌｔ　Ｙ　＠　ＬＪ　Ｐ　ハ）Ｉ
、、ス、（７）はＹＩＩＩＩＤＯＷＮパルス、（８）は
Ｙ軸のｔＪＰ／ＤＯＷＮパルスにより計数値が変化する
Ｘ軸カウンタ、くっ）はＹ軸のｔＪＰ／ＤＯＷＮパルス
により計数値が変化するＹ軸カウンタ、（１０）はＸ軸
カウンタ（８）またはＹ軸カウンタ（９）の計数値（Ｘ
軸方向への移！ＩｌｌまたはＹ軸方向への移動量）のい
ずれか一方を選択して送信回路（１１）へ出力するセレ
クタ、（１１）はセレクタ（１０）によって選択された
計数値を図示していない上位システムへ送信する送信回
路、（１２）は図示されない上位システムからの指令を
受信する受信回路、（１３）は全体を制御する制御回路
、（１４）はＸ軸カウンタ（８）、Ｙ軸カウンタ（９）
をクリアするクリア信号、（１５）はＸ軸カウンタ（８
）およびＹ軸カウンタ（９）の計数値を決められた手順
で送信回路（１１）に伝えるための制御を行うセレクト
信号である。

次に動作について説明する。まず、移動検知機構（１）
によって検知したマウス本体部の移動を表す信号はＸ軸
検知回路（２）およびＹ軸検知回路（３）によってＸ軸
方向のＵＰパルス（４）およびＤＯＷＮパルス（５）、
Ｙ軸方向のｔＪＰパルス（６）およびＤＯＷＮパルス（
７）にそれぞれ変換される。

これらのＵＰ／ＤＯＷＮパルスはそれぞれの軸方向のカ
ウンタ（８）、（９）に接続されているので、各カウン
タの計数値は入力されたＵＰ／ＤＯＷＮのパルスの数に
比例して増減する。これらのカウンタ（８）、（９＞の
計数値は制御回路（１３）の指令によりセレクタ（１０
）を通って送信回路（１１）にセットされ、上位システ
ムに送られる。制御回路（１３）はＸ軸カウンタ（８）
とＹ軸カウンタ（９）の計数値を上位システムに送ると
、クリア信号（１４）を発生し、各カウンタの内容をク
リアし、次の送信に備える。

受信回路（１２）は、例えばＸ、Ｙ軸方向の計数値を送
出す８インタ一バル時間を指令するコマンドを上位シス
テムから受信して制御回路（１３）に伝え、このインタ
ーバル時間に応じてクリア信号（１４）およびセレクト
信号（１５）を制御回路（１３）から出力させる。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来のマウス装置は以上のように、Ｘ軸およびＹ軸方向
の移動量の両方を同時に出力するように構成されていた
ので、作図によく使用される水平線、垂直線および４５
°線を上位システムに指示するときに正確に指示できな
いという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、水平線、垂直線および４５゜線を上位システ
ムに正確に指示することができるマウス装置を提供する
ことを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係るマウス装置は、Ｘ軸検知回路およびＹ軸
検知回路とＸ軸カウンタおよびＹ軸カウンタとの間に、
外部からの作図指令に応じて、Ｘ軸検知回路の出力パル
スのみをＸ軸カウンタに供給する動作と、Ｙ軸検知回路
の出力パルスのみをＹ軸カウンタに供給する動作と、Ｘ
軸およびＹ軸検知回路の出力パルスが一致した時のみこ
れら両検知回路の出力パルスをＸ軸カウンタおよびＹ軸
カウンタにそれぞれ供給する動作を行うゲート回路を設
けたものである。

［作用コ 水平線の作図の場合には、Ｘ軸検知回路の出力パルスの
みがＸ軸カウンタに供給される。また、垂直線の作図の
場合には、Ｙ軸検知回路の出力パルスのみがＹ軸カウン
タに供給される。さらに、４５°線の作図の場合には、
Ｘ軸およびＹ軸検知回路の出力パルスが一致した時のみ
これら両検知回路の出力パルスがＸ軸カウンタおよびＹ
軸カウンタにそれぞれ供給され、そのカウント値すなわ
ち移動量の計測値が上位システムに送られる。

［発明の実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す回路図であり、図に
おいて、（１）は移動検知機構、（２）は移動検知機構
（１）からの出力信号をＸ軸に関するｔＪＰまたはＤＯ
ＷＮのパルスに変換するＸ軸検知回路、（３）はＹ軸に
関するＵＰまたはＤＯＷＮパルスに変換するＹ軸検知回
路、（４）はＸ＠ＵＰパルス、（５）はＸ軸ＤＯＷＮパ
ルス、（６）はＹｆｌｌｔＪ　Ｐパルス、（７）はＹＩ
ＩＩＩＤＯＷＮパルス、（４ａ）（５ａ＞、（６ａ）（
７ａ＞は後で説明するゲート回路（１６）の出力パルス
である。

（８）はＸ軸方向のＬＪＰパルス（４ａ）およびＤＯＷ
Ｎパルス（５ａ）により計数値が変化するＸ軸カウンタ
、（９）はＹ軸方向のＵＰパルス（６ａ）およびＤＯＷ
Ｎパルス（７ａ）により計数値が変化するＹ軸カウンタ
、（１０）はＸ軸カウンタ（８）およびＹ軸カウンタ（
９）の計数値を決められた手順で選択して送信回路（１
１）へ出力するセレクタ、（１１）はセレクタ（１０）
によって選択された計数値を図示していない上位システ
ムへ送信する送信回路、（１２）は図示していない上位
システムからの作図指令等を受信する受信回路、（１３
）は全体を制御する制御回路、（１４）はＸ軸カウンタ
（８）、Ｙ軸カウンタ（９）をクリアするクリア信号、
（１５）はＸ軸カウンタ（８）、Ｙ軸カウンタ（９）を
決められた手順で送信回路（１１）に伝えるための制御
を行うセレクト信号、（１６）は作図信号（１７）によ
りＵＰ／ＤＯＷＮパルス（４）、（５）。

（６）、（７）のうちいずれを出力するかを制御するゲ
ート回路、（１７）は作図信号であり、水平、垂直およ
び４５°方向の３種の線の指定が可能であり、作図指定
のときはいずれか１つの種類の線が指定される。

次に動作について説明する。受信回路（１２）は、予め
ＸＹ軸の各移動量の計測値を送出するインター／＜ル時
間を指定するコマンドとともに、作図指定のコマンド、
例えば水平線作図コマンドを上位システムから受信し、
制御回路（１３）に伝える。この様な状態において、マ
ウス装置の本体部を操作者が移動させると、その移動量
に比例してＸ軸ＵＰ／ＤＯＷＮパルス（４）、（５）お
よびＹ軸ＬＪＰ／ＤＯＷＮパルス（６）、（７）がＸ軸
検知回路（２）およびＹ軸検知回路（３）から出力され
るが、水平線作図コマンドが与えられているため、ゲー
ト回路（１６）の論理動作により、Ｘ軸ｔＪＰ／ＤＯＷ
ＮパルスのみがＸ軸カウンタ（８）に供給される。この
ため、Ｘ軸カウンタ（８）のみが動作し、Ｘ軸方向の移
動量の計測値のみがセレクタ（１０）および送信回路（
１１）を経由して上位システムに送られる。

垂直線作図コマンドが与えられた場合においても、水平
線作図と同様な動作により、Ｙ軸カウンタ（９）のみが
動作し、Ｙ軸方向の移動量の計測値のみがセレクタ（１
０）および送信回路（１１）を経由して上位システムに
送られる。

次に４５°線の作図指令が与えられた場合は、Ｘ軸方向
のＵＰパルス（４）とＹ軸方向のＤＯＷＮパルス（７）
の否定出力とのＡＮＤ条件およびＹ軸方向のＵＰパルス
（６）とＸ軸方向のＤＯＷＮパルス（５）の否定出力と
のＡＮＤ条件がとれたときのみ、Ｘ、Ｙ軸方向のＵＰパ
ルス（４ａ）（６ａ）が発生され、Ｘ軸カウンタ（８）
およびＹ軸カウンタ（９）が同時に動作し、４５°方向
の移動量が送信回路（１１）を経由して上位システムに
送られる。この場合、４５°の整数倍の角度の線のうち
水平線（Ｏｏ）および垂直線（９０°）を除く１３５°
、２２５°、３１５°の方向の線についてもゲート回路
（１６）の同様な動作によってマウス本体部の移動量の
計測値が送信回路（１１）を経由して上位システムに送
られる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、Ｘ軸検知回路およびＹ
軸検知回路とＸ軸カウンタおよびＹ軸カウンタとの間に
、外部からの作図指令に応じて、Ｘ軸検知回路の出力パ
ルスのみをＸ軸カウンタに供給する動作と、Ｙ軸検知回
路の出力パルスのみをＹ軸カウンタに供給する動作と、
Ｘ軸およびＹ軸検知回路の出力パルスが一致した時のみ
これら両検知回路の出力パルスをＸ軸カウン５　”？よ
びＹ軸カウンタにそれぞれ供給する動作を行うゲート回
路を設けたため、水平線、垂直線および４５゜線を上位
システムに正確に指示することができるようになり、精
度の高い作図が可能になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるマウス装置を示す図
、第２図は従来のマウス装置を示す図である。 （１）・・・移動検知機構、（２）・・・Ｘ軸検知回路
、（３）・・・Ｙ軸検知回路、（４）・・・Ｘ軸ＵＰパ
ルス、（４ａ）−Ｘ軸ＵＰパルス、（５）−Ｘ軸ＤＯＷ
Ｎパルス、（５ａ）−Ｙ軸ＤＯＷＮパルス、（６）・・
・Ｙ軸ＵＰパルス、（６ａ）・・・Ｙ軸ＵＰパルス、（
７）−Ｙ軸ＤＯＷＮパルス、（７ａ）−Ｙ軸ＤＯＷＮパ
ルス、（８）・・・Ｘ軸カウンタ、（９）・・・Ｙ軸カ
ウンタ、（１０）・・・セレクタ、（１１）・・・送信
回路、（１２）・・・受信回路、（１３）・・・制御回
路、（１４）・・・クリア信号、（１５）・・・セレク
ト信号、（１６）・・・ゲート回路、（１７）・・・作
図信号。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　　　大宮　増雄（外２名） 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｘ軸方向およびＹ軸方向におけるマウス本体部の移動を
   検知する移動検知機構と、この移動検知機構の出力に基
   づいてＸ軸方向およびＹ軸方向の移動量に応じたパルス
   をそれぞれ発生するＸ軸検知回路およびＹ軸検知回路と
   、これらの検知回路から発生されるパルスをカウントし
   、マウス本体部のＸ軸方向およびＹ軸方向における基点
   からの移動量を計測するＸ軸カウンタおよびＹ軸カウン
   タとを備えたマウス装置において、前記Ｘ軸検知回路お
   よびＹ軸検知回路とＸ軸カウンタおよびＹ軸カウンタと
   の間に、外部からの作図指令に応じて、Ｘ軸検知回路の
   出力パルスのみをＸ軸カウンタに供給する動作と、Ｙ軸
   検知回路の出力パルスのみをＹ軸カウンタに供給する動
   作と、Ｘ軸およびＹ軸検知回路の出力パルスが一致した
   時のみこれら両検知回路の出力パルスをＸ軸カウンタお
   よびＹ軸カウンタにそれぞれ供給する動作を行うゲート
   回路を設けたことを特徴とするマウス装置。