JPS61284696A - 原子炉 - Google Patents

原子炉

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JPS61284696A
JPS61284696A JP60126109A JP12610985A JPS61284696A JP S61284696 A JPS61284696 A JP S61284696A JP 60126109 A JP60126109 A JP 60126109A JP 12610985 A JP12610985 A JP 12610985A JP S61284696 A JPS61284696 A JP S61284696A
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reactor
core
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修 横溝
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柏井 進一
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桜井 三紀夫
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正 藤井
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C15/00Cooling arrangements within the pressure vessel containing the core; Selection of specific coolants
    • G21C15/02Arrangements or disposition of passages in which heat is transferred to the coolant; Coolant flow control devices
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/322Means to influence the coolant flow through or around the bundles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、燃料支持金具及び原子炉に関するものである
〔発明の背景〕
沸騰水型原子炉は、炉心で蒸気を発生し、この蒸気をタ
ービンに供給している。
沸騰水型原子炉では、炉心内を蒸気のボイドが上昇する
ために、核熱水力安定性を向上させることが検討されて
いる。特開昭57−52897号公報は、沸騰水型原子
炉における核熱水力安定性を向上させる一構成を第5図
に示している。その構成を以下に説明する。沸騰水型電
子炉は、原子炉圧力容器内に設けられた下部炉心支持板
に燃料支持金具を設置し、燃料集合体の下端部を燃料支
持金具内に設けられた冷却水通路の上部開口内に挿入し
、燃料集合体を燃料支持金具にて支えている。
燃料支持金具内の冷却水通路の入口部に、丸い1つの開
口を有するオリフィスが取付けられている。
燃料集合体が配置された炉心のボイド量を測定し、その
ボイド量に応じてオリフィスしゃへい板を操作してオリ
フィスの開口面積を調節する。核熱水力不安定が生じる
と燃料集合体内のボイド量が増加するので、ボイド量が
所定量以上になった場合にオリフィスしゃへい板を下降
させることによってオリフィスの開口面積を増加して一
時的に流量を増加させ、ボイド量の増加を防止する。こ
れによって核熱水力不安定が解消される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、可動部を用いることなく冷却材流量の
低流量状態での流動不安定を防止できるとともに炉心流
量による原子炉出力制御範囲を増大できる燃料支持金具
及び原子炉を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、スロート部が形成される冷却材流路を
有する抵抗装置を、燃料支持金具に設置し、その冷却材
流路の流路断面積を、スロート部より上流側及び下流側
に向って連続的に増大するように構成するとともに、そ
の冷却材流路の側壁を、スo −)部の上流側からその
下流側にわたって角部のない滑らかな連続した面で構成
することにある。
本発明は、従来の沸騰水型原子炉の不安定現象を検討し
、その結果に基づいてなされたものである。その検討内
容を以下に説明する。
沸騰水型原子炉の不安定現象は、第19図において曲線
Uより上方の領域にて生じる。すなわち、不安定現象は
、炉心を通過する冷却水の流量c以下、炉心流量という
)が少なくて原子炉出力の高い領域で生じる。第19図
においてA点とB点を結ぶ曲線(実線)は、炉心流量が
自然循環で供給される状態で制御棒を操作した場合の原
子炉出力の変化を示している。B点と0点を結ぶ直線は
、制御棒の炉心への挿入度を一定に保持して炉心流量を
変えた場合の原子炉出力の変化を示している。
この場合は、再循環ポンプによシ強制的に冷却水が炉心
に供給されている。第19図の破線の特性は、再循環ポ
ンプによって定格の20憾の炉心流量が供給されている
場合の原子炉出力変化を示す。
定格状態rioon原子炉出力)である0点は、不安定
領域から十分能れているため、安定余裕は確保されてい
る。しかし、曲線ABの自然循環状態(炉心で発生した
ボイドの浮力で冷却水が循環する状態)は、不安定領域
に近いので、安定余裕が小さい。
従来の沸騰水型原子炉では、自然循環状態での安定性余
裕を増すために、第20図に示すように燃料集合体1の
下端部を支持している燃料支持金具3の冷却水入口にオ
リフィス4を設けている。
自然循環状態でのオリフィス4の効果を第21図に示す
。第21図の横軸はオリフィス4の流動抵抗を示すオリ
フィス係数、その縦軸は安定性の指標である減幅比を示
している。減幅比は、#c22図に示すように、隣シあ
う正弦波の振幅の比(X2/XO)であり、流量等の変
動減衰率を表す。(X2/xO)1 )の式を満足して
いる第22図(A)の状態は、不安定な状態を示してい
る。また(X2/XO>1)の式を満足している第22
図(B)の状態は、安定な状態を示している。この減幅
比によシ、オリフィス4の効果を検討すると、第21図
に示すように、オリフィス係数が増すCオリフィス4に
よる流動抵抗が増加する)と安定性が向上する。安定性
が問題となるのは、第23図(Blに実線で示すように
減1嘔比が1.0に近づく自然循環状態、特に第19図
のB点の近傍である。従来の燃料支持金具3のオリフィ
ス4は、第23図(C)の実線の如く炉心流量の増大に
伴って原子炉出力が変化しても第23図(A)の実線の
如くオリフィス係数が一定である。
このようなオリフィス係数を有するオリフィス4では、
前述した第23図(B)の実線のように減幅比が変化す
る。第23図に示すように従来の燃料支持金具3のオリ
フィス4としては、自然循環状態での不安定状態を回避
することを前提にして定めたオリフィス係数を有するオ
リフィスを用いていた。このオリフィス係数は、第23
図(Alに示すように常に一定である。
発明者等は、可動部を用いないで炉心流量が少ない冷却
水の自然循環時には圧力損失が大きくなるとともに炉心
流量が多い時には圧力損失が小さくなる機構を燃料支持
金具に設けることによって、炉心流量が少ない時(自然
循環時)における不安定状態の防止及び炉心流量による
原子炉出力の制御範囲の増大が図れることに着目し、前
述の機構の具体的な構造を見い出すべく種々の検討及び
実験を行った。その検討及び実験によって第24A図及
び第24B図に示す開口形状を有するオリフィス5が、
上記の条件を満足することがわかった。
オリフィス5は、リング6内に3本の丸棒7を相互間に
間隙8を設けて並行に配列し、丸棒70両端をリング6
に取付けたものであシ、間@5を矢印PL方向に冷却材
が流れる。間隙8、すなわち冷却材流路の矢印PL方向
における断面形状は、最も幅の狭いスロート部8人より
上流側で流れ方向に断面積が徐々に減少し、スロート部
8Aより下流側で流れ方向に断面積が徐々に増加し、間
隙8を形成する両側の壁面(丸棒7の表面)が角部のな
い連続した面になっている。丸棒7の軸方向における間
隙8の形状、特にスロート部8Aの形状は、対向する一
対の丸棒7の側面の軸方向形状によって定まる細長いも
のになっている。オリフィス5の流動特性は、第25図
に示す実験装置9を用いて得られた。実験装置9の概略
構造を説明する。実験装置9は、水が充填されたタンク
10、ポンプ11、流11調節弁13及び試験体14を
配管15にて接続している。配管15の一端は、タンク
10上で開放している。ポンプ11は、モータ12にて
駆動される。第24A図に示すオリフィス5は、試験体
14内に設置されている。試験体14内に供給される水
の流量及び温度は、流量計16及び温度計17によって
測定される。試験体14の上流側と下流側との間の差圧
は、差圧計18によって測定される。
オリフィス5の流動試験は、ポンプ11を駆動してタン
ク10内の水を配管15を通して試験体14内のオリフ
ィス5に供給する。供給する水の流量は、流量調節弁1
3によって制御する。
この実験によって得られた流量、差圧及び温度の測定デ
ータを整理したところ、第26図の特性が得られた。第
26図の横軸はレイノズル数Rex縦軸はオリフィス係
数K atを示している。オリフィス5のオリフィス係
数Keyは、沸騰水型原子炉の自然循環状態(第19図
のB点)に対応するRe=13X10’付近で約77と
なり、沸騰水型原子炉の原子炉出力が10(1(第19
図の0点)に対応するRe=45X10’で約60に々
る。第19図の0点でのオリアイス係数Km Wは、4
19図のB点でのそれよりも約22チ低下する。
このため、0点での主力損失は、B点のそれよりも約2
2優低下する。オリフィス5のオリフィス係数に、、は
、Rleが13X10’ 〜30X10’の範囲で約7
7とほぼ一定であ!>、eeが30×104を越えると
ゆるやかに減少する。Re=30X10’の点は、第1
9図において炉心流量が約601の時に対応する。
このように複数の丸棒を取付けたオリフィス5は、可動
部を有していな゛く、シかも流量の増加によってオリフ
ィス係数が減少する(すなわち、流量増加によって圧力
損失が低下する)機能を有している。
第26図に示す特性が生じる理由を第27図及び第28
図に基づいて説明する。第27図は、第26図の自然循
環状態のRe=13X10’でのオリフィス5の隣接し
ている丸棒7の間における水の流動状態を示している。
水は、矢印FLの方向に流れている。この場合、丸棒7
に沿って形成される境界層は、層流境界層になっている
。はく離点は、境界層が丸棒7の表面から剥れる位置で
あり、丸棒7の軸心を通る垂線よりも流れの上流側に形
成される。はく離領蛾は、はく離点の下流側に形成され
る。丸棒7の下流側に形成されるは〈噛領域内の圧力は
、丸棒の上流側での境界層のはく離がない領域の圧力よ
りも低くなる。従って、隣接している丸棒7の相互間に
形成される間隙8の上流側と下流側で圧力差が生じ、間
隙8の上流側とその下流側との間で圧力損失が生じる。
第28図は、第26図の0点のRe=45X104での
オリフィス5の隣接している丸棒70間における水の流
動状態を示している。この場合、丸棒7に沿って形成さ
れる境界層は、乱流境界層になっている。はく離点は、
丸棒7の軸心を通る垂線よりも流れの下流側に形成され
る。はく離点の下流側に形成されるはく離領域は、第2
7図の場合に比べて減少する。従って、流れ方向におい
て丸棒7の後方に形される低圧力領域(はく離領域)が
第27図の場合に比べて減少し、間隙8の上流側と下流
側との間の圧力差も小さくなる。第28図における間隙
8の上流側と下流側との間での圧力損失は、第27図に
おけるその圧力損失よシも減少する。
丸棒7に沿って形成される境界層内の流動は、間隙8の
流速の増大、すなわち間隙8でのレイノルズ数Reの増
大によって層流から乱流に変化する。丸棒7に沿って形
成される境界層の層流境界層から乱流境界層への変化は
、第26図でいえばオリアイス係数Kitが77から遷
移し始める点、すなわちRe’v33X10’の点で生
じる。この33X10’のレイノルズ数を臨界レイノル
ズ数几ecという。Re (Rec の領域では丸II
7の境界層が層流境界層であって間隙8の上流側と下流
側の間の圧力損失は大きく、几e)lecの領域では境
界層が乱流境界層であって間l!I8の上流側と下流側
の間の圧力損失は小さくなる。
オリフィス25のオリフィス係数は、傾向として第23
図(人)の破線に示すように炉心流量の増加によってオ
リアイス係数が減少する(オリフィス係数がB点の自然
循環状態よシ下がると仮定)。このようなオリフィス係
数の減少によってオリフィス25の減幅比は、第23図
(B)に示すようにオリフィス4よ9本増加する。しか
し、その増加割合は小さく、オリフィス250減幅比が
1.0を越えることはない。
オリフィス5の丸棒7の代シに第29図に示すような断
面形状を有する棒7A〜7Cを用い、第29図(A)〜
(F)のように組合せてリング6に取付けた各々のオリ
フィスに対しても、オリフィス5と同様な流動実験を行
った。これらのオリフィスにおいても、棒7人〜7Cに
沿って形成される境界層が、オリフィス5と同様K R
e (Re cでは層流境界層になシ、几e)Recで
は乱流境界層になる。臨界レイノルズ数几ecは、第2
9図の(A)〜(F)においてそれぞれ異っている。第
29図に示す各棒の組合せに対して、水は矢印PLの方
向に流し−た。第29図(A)は、断面が楕円でおる棒
7人を、楕円の長軸が矢印PL力方向対して垂直方向に
なるように配置している。第29図(B)は、棒7Aを
楕円の長軸が矢印FL力方向なるように配置している。
第29図(C1は、断面が正方形である棒7Bを、正方
形の一辺が矢印FL力方向なるように配置している。第
29図(D)は、棒7Bを正方形の一辺が矢印F’L方
向に対して45°傾斜する゛ように配置している。第2
9図(F、)は、断面が正三角形の棒7Cを、断面の1
つのコーナ部が上流側に向くように配置している。第2
9図(F)は、117cを、断面の1つのコーナ部が下
流側に向くように配置している。棒7B及び7Cは、断
面の各コーナ部が角ではなく任意の曲率をもった滑らか
な曲面になっている。
第24A図及び第29図(A)〜(F)に示す棒、すな
わち抵抗体の間に形成される冷却材流路の側壁(抵抗体
の側面)は、第27図及び第28図に示すようにはく離
点がスロート部8Aの上流側から下流側に移動するよう
に、流体の流れ方向に角部のない連続した滑らかな面に
よって形成されている。上記冷却材流路の側壁に流体の
流れ方向に角部が形成されていると、その角部にはく離
点が生じ、しかも流速が増大してもはく離点はその角部
より下流側に移動しなくなる。このため、第26図に示
す特性、すなわち、Re > Recの領域で圧力損失
が低下するという現象が得られない。
抵抗体C第24A図、第29図(A)〜(F’)に示す
棒)の断面形状及び寸法を変えるととくよって遷移する
冷却材流量を、また抵抗体により絞られた流路面積によ
り圧力損失を調節することができる。抵抗体の間に形成
される70一ト部8Aの幅Wlは、冷却材の流れ方向P
Lに垂直な方向での抵抗体の幅Wt よりも狭くなって
いる。
このような検討結果により、発明者等は、燃料支持金具
に設けた抵抗装置(例えば前述のオリフィス5)の冷却
材流路(スロート部を有する)を、冷却材流路の流路断
面積がスロート部より上流側及び下流側に向って連続的
に増大するように構成するとともに、その冷却材流路の
側壁を、はく離点がスロート部の上流側とその下流側と
の間で移動可能に、角部のない滑らかな連続した面で構
成すればよいとの結論に達した。このような条件を溝足
する本発明の実施例を以下に述べる。
〔発明の実施例〕
沸騰水型原子炉に適用しt本発明の好適な一実施例を以
下に説明する。
第4図〜第4図は、燃料支持金具の実施例を示している
。燃料支持金具20は、内部に4つの冷却水通路22を
有する金具本体21と、冷却水通路22の入口開口部2
3に取付けられたオリフィス25とを有している。オリ
フィス25は、抵抗装置である。オリフィス25は、第
3図及び第4図に示すようにリング26に断面が円であ
る13本の丸棒(円管でもよい)27を互いに間隔をお
いて並行に取付けたものである。隣接する丸棒27相互
間には、冷却水流路となる間隙28が形成されている。
8Aは、間隙28の幅が最も狭くなるスロート部である
。本実施例の間隙28は、スロート部8人より上流側及
び下流側に向って断面積が徐々に増大しており、角部の
ない連続した面で構成される1対の側壁(隣接している
丸棒27の側面)にて画定されている。オリフィス25
は、そのような間隙28を複数有している。
金具本体21は、その中央部で軸心方向に貫通する十竿
状の貫通孔29を有している。この貫通孔29は、図示
されていないが制御棒が挿入される孔である。各冷却水
通路22は、貫通孔29の周囲に配置される。
第5図は、燃料支持金具20を適用した沸騰水型原子炉
の実抱例を示している。
沸騰水型原子炉30は、燃料支持金具20.原子炉容器
31、炉心下部支持板33及び燃料集合体37を有して
いる。炉心シュラウド32が、原子炉容器31内に配置
されて原子炉容器31に取付けられている。ジェットポ
ンプ35が、原子炉容器31と炉心シュラウド32との
間に設置される。炉心下部支持板33は、炉心シュラウ
ド32の下端部に取付けられ、しかも炉心シュラウド3
2内に配置される。複数の燃料支持金具20が、炉心下
部支持板33を貫通して炉心下部支持板33に設置され
る。オリフィス25は、炉心下部支持板33よシ下方に
位置し、下部プレナム36に開口している。炉心シュラ
ウド32内に配置された多数の燃料集合体37は、第1
図に示すようにその下部タイプレート38を燃料支持金
具の冷却水通路22の出口開口部24に挿入することに
よって支持されている。燃料集合体37の上端部は、炉
心シュラウド32内に設置され念上部格子板34にて支
持される。炉心シュラウド32内の燃料集合体37が配
置された部分が、炉心である。
下部プレナム36が、原子炉容器31内で炉心下部支持
板33よシ下方に形成される。この下部プレナム36内
には、多数の制御棒案内管39が設置される。制御棒駆
動装置ハウジング40は、制御棒案内管39の下端に接
合され、原子炉容器31を貫通してその下方に延びてい
る。制御棒41は、制御棒案内管41内を上下方向に移
動し、燃料支持金具20の貫通孔29を介して炉心内の
燃料集合体37間に出し入れされる。制御棒41は、制
御棒駆動装置ハウジング40内に設置されている制御棒
駆動装置C図示せず)にて操作される。
沸騰水型原子炉30の起動は、以下のようにして行われ
る。制御棒41を炉心から引抜いて臨界状態になった沸
騰水型原子炉30は、さらに制御棒41を引抜きなから
昇温昇圧運転を行う。この時、炉心には冷却水が供給さ
れる。この冷却水の供給は、再循環ポンプ(図示せず)
を駆動して冷却水をノズルからジェットポンプ35内に
噴出することによって行われる。噴出され友冷却水は、
原子炉容器31と炉心シュラウド32間にある冷却水を
ジェットポンプ35内に吸込む。ジェットポンプ35か
ら吐出された冷却水は、下部ブレナム36内に流入し、
オリフィス25を介して燃料支持金具20の冷却水通路
22円に流入し、出口開口部24よシ燃料集合坏37に
供給される。冷却水は、オリフィス25を通過する際、
関wt28を通る。
原子炉容器31内の圧力及び温度が所定値(約70Kg
/i及び約280CIになると、再循環ポンプから吐出
される冷却水流量が20チボ/プ運転状態の流量に保持
されて制御11m41が炉心よシ引抜かれる。この時、
原子炉出力は、第19図の破線で示す特性に分って上昇
する。原子炉出力がD点に達した時に制御#141の引
抜き操作を停止する。原子炉出力がD点を越え、る領域
で制御棒41の引抜きを行なりfc場合には、燃料集合
体37内の燃料婦が、ペレット対被覆管の機械的相互干
渉によシ破損する危険性がある。原子炉出力をD点上9
高い状態にまで上昇させる場合には、制御棒41を停止
し比状態のまま保持して動かさず、代りに炉心に供給す
る冷却水gf(炉心流量)を増加することによって行う
。炉心流量の増加は、再循環ポンプの回転数を増大させ
ることによって達成できる。炉心流量の増加によって原
子炉出力は、第19図に示す直aBCに沿ってD点よシ
C点まで上昇する。原子炉出力が0点に達すると、炉心
流量の増加は、停止される。燃料が消費されるに伴って
原子炉出力は、1001よシ低下する。これを補償して
原子炉出力を100%に保持するために、炉心流量が増
加される。炉心流量の増加による原子炉出力の補償は、
再循環ポンプの容量との関係で限界がある。この限界に
達した場合には、炉心流量を下げて原子炉出力をD点以
下に下げ、制御1m41の引抜き操作にて原子炉出力を
D点まで上げる。以下、直線BCに沿って前述したよう
にCI#、まで原子炉出力を上昇させる。
オリフィス25も、オリフィス5と同様に間隙28のレ
イノルズ数が増加すると第26図に示すようにオリフィ
ス係数に、、が減少する。オリフィス25の臨界レイノ
ルズ数Rec(オリフィス係数Kitの遷移開始点)は
、40X10’である。オリフィス250間隙28は、
Re(40X10’の領域で第27図に示すような層流
境界層が形成され、Re>40x104の領域で第28
図に示すような乱流境界層が形成される。なお、オリフ
ィス25の丸棒27の直径りは0.735c*、リング
26に取付けられた丸棒27の全投影面積Aobは89
.3CI!及び丸棒27間に形成される間隙−28の全
投影面積Arは13.2mであって、リング26の内側
の面積は10Z5cn (Aob+Ay )である。
沸騰水型原子炉30においては、炉心流量が増えてレイ
ノルズ数Reが臨界レイノルズ数Recを越えると、オ
リフィス25の圧力損失が減少し始める。原子炉出力が
10(lの時点(第19図の0点)での圧力損失は、D
点の時点での圧力損失よりも約22チ減少する。このた
め、本実施例では、第19図C点において再循環ポンプ
から吐出される冷却水流量は、オリフィス25の圧力損
失が減少する分だけ、従来の燃料支持金具3を用いた沸
騰水型原子炉における第19図C点において再循環ポン
プから吐出される冷却水流量よりも減少する。本実施例
における再循環ポンプの容量は、従来の沸騰水型原子炉
におけるその容量に等しい。
従って、本実施例は、第19図の0点の状態になった後
における炉心流量の増加量が従来よシも多くなる。すな
わち、本実施例では、炉心流量を第23図(C)の破線
LIの如〈従来よシも多くすることができる。このため
、本実施例では、燃料消費による原子炉出力低下の補償
を炉心流量の増加によって実施できる割合、すなわち炉
心流量による原子炉出力の制御範囲を、従来よシも増加
できる。これは原子炉出力をD点より下げて制御棒41
の引抜き操作を行う回数の著しい低減につながり、本実
施例における原子炉の設備利用率を従来のそれよシも著
しく高くすることができる。
原子炉出力が100%で運転されている時に、もし再循
環ポンプがトリップした場合は、炉心流量が減少して炉
心内の冷却水は自然循環状態になる。炉心流量の減少に
伴って原子炉出力は、第19図の直線BCに沿って低下
し、B点の出力まで低下する。このように炉心流量が自
然循環状態の流量になると、オリフィス25の間@28
内の流動状態は第27図に示すようになシ、オリフィス
25のオリフィス係数Korは増加する。従って、本実
施例では、炉心流量が自然循環状態で不安定現象を防止
できる。
このように、可動部をまったく有していないオリフィス
25を用いて、本実施例は、低流量時における不安定の
防止及び原子炉の設備利用率の向上を図ることができる
本実施例では、複数の丸棒27を並列に配置しているの
で境界層のはく離条件が間隙28を流れる冷却水の流速
で決定され、オリフィス25よシ上流側、すなわち下部
プレナム36内の条件に左右されない。ま九、本実施例
では、燃料支持金具20の冷却水通路220入ロ開ロ部
23に複数の丸棒27を配置して複数の間隙28を有し
ているので、下部プレナム36から間隙28内に流入す
る冷却水の流れ方向が強制的に矯正されて、冷却水通路
22内での渦の発生が少なくなる。これも、流動不安定
防止の一因になっている。特に、下部プレナム36内の
冷却水は、下部プレナム36内に林立している多数の制
御棒案内管39の間を通って燃料支持金具20まで到達
するので、その間において制御棒案内管39によシ流れ
が著しく乱される。従って、冷却水は、あらゆる方向か
ら燃料支持金具20に設けたオリフィス25内に流入す
る。オリフィス25は、複数の丸棒27によって複数の
間隙28が形成されているので、あらゆる方向から流入
する冷却水流を特定方向の流れに矯正する作用が極めて
大きい。
燃料支持金具20に設置するオリフィスの形状としては
、オリフィス25以外に種々のものが考えられる。以下
に、そのオリフィスの他の実施例を説明する。
第6A図及び第6B図に示すオリフィス25Aは、抵抗
体をオリフィス25の丸棒27の代シに断面が円である
リング27Aを同心状に配置したものである。リング2
7Aは、支持部材29によってリング26に固定される
。オリフィス25Aも、オリフィス25と同じ機能を有
している。
第7A図及び第7B図に示すオリフィス25Bは、抵抗
体を九11i270代りに断面が楕円の棒27Bを用い
、それを平行に3本並べている。俸27Bは、楕円の長
径方向を矢印FL方向(流れ方向)に対して垂直に配置
している。第29図(Alの配置である。また、その楕
円の長径と短径の比は2、直径はλ8cInである。こ
のオリフィス25Bは、オリフィス25と同じ機能を発
揮でき、しかも高流量で遷移を起こしたい場合(Rec
=1.6X10’)に適用できる。また棒27Bの本数
が少ないので、オリフィス25Bの製作が簡単である。
棒2733を楕円の長径方向が流れと平行になるように
配置して用いることも可能である。
この場合の特徴として、オリフィスの圧力損失が、臨界
レイノルズ数゛近傍でゆるやかに減少する。さらに、第
8図に示す抵抗体27Cをリング26に取付けてなるオ
リフィスも、同様に圧力損失がゆるやかに減少する。抵
抗体27CのF部が流れの上流側に向って配置される。
第9A図及び第9B図に示すオリフィスは、抵抗体とし
てなめらかなコーナ部を有する三角断面の棒27Dを用
い、この禅27Dをリング26に取付けたものである。
オリフィス25Dは、第29図(F)に示すように捧2
7Dの断面の頂点の1つが上流にくるように向きを設定
する。棒27Dの底辺の長さ及び高さとも工5c1F!
である。
1127Dの断面の各コーナ部は半径が底辺の長さの4
分の1程度の曲率で丸みがつけられている。
オリフィス25Dは、1I27Dを平行に8本並べてい
る。オリフィス25Dの臨界レイノルズ数は、約6X1
05になる。本実施例には、コーナ部の曲率を変えるこ
とにより、遷移条件が可変であるという利点がある。オ
リフィス25Dは、オリフィス25と同じ機能を有する
第10A図及び第10B図に示すオリフィス25gは、
複数の丸棒を格子状に配置してなる抵抗体27Eを用い
、抵抗体27Eをリング26に取付けたものである。抵
抗体27gの斜視図を第10C図に示す。オリフィス2
5Eは、強度的にすぐれているという利点がるる。オリ
フィス25Eも、オリフィス25と同じ機能を有してい
る。さらに、オリフィス25Eは、オリフィス25と同
じ機能を有している。オリフィス25gは、第1ノフイ
ス25よりもぬれぶち長さが長くなるので、レイノルズ
数の増加が容易である。従って、よシ低流量でオリフィ
ス係数Karの遷移が発生する。
オリフィス25Bのリング26を矩形状にすることも可
能である。
第11人図及び第11B図に示すオリフィス25Fは、
オリフィス25と同じ構成要素をMしている。しかし、
オリフィス25では、丸棒27間の間1!128が、第
11B図に示すように中央部で広くその両側で狭くなっ
て一様にはなっていない。丸棒27間の間隙28を不均
一にすることにより、オリフィス25Fの流れ方向に直
角な方向でレイノルズ数に分布が生じ、なだらかに圧力
損失が低下する。オリフィス25Fを用いた原子炉は、
よシ安定な運転が可能である。オリフィス25F’も、
オリフィス25と同じ機能を有する。
第12人図及び第12B図に示すオリフィス25Gは、
オリフィス25Hの抵抗体27Eの間928をオリフィ
ス25Fと同様に不均一にした抵抗体27Gを、リング
26に取付は友ものである。
第13A図及び第13B図に示すオリフィス25Hは、
オリフィス25と同じ構成要素を有している。オリフィ
ス25Hは、丸棒27の間隔を一方でせばめ、一方で広
げることにより流速分布がつくようにしている。
第14人図及び第14B図に示すオリフィス25Iは、
リング26人の内側をなめらかな曲線の断面形状を有し
、中央に1つの開口28を有する構造としている。オリ
フィス25Iは、構造が単純であシ、シかも強度的にす
ぐれ、製作が簡単であるなどの利点を持つ。オリフィス
25Iはhを変えることによシ抵抗の絶対的大きさを、
また曲率半径rを変えることによシ、レイノルズ数を変
えることが可能である。しかし、オリフィス25Iは、
オリフィス25に比べて開口28人に流入する冷却水の
流れ方向を強制的に矯正する機能が弱く、燃料支持金具
20の冷却水通路22内での渦の発生が前述し九各オリ
フィスに比べて多くなる。従って、流動の安定性が幾分
悪くなる。
オリフィス25及び25人〜25Iは、冷却水通路22
内であればどこであっても燃料支持金具20に取付ける
ことができる。その場合、各オリフィスの機能は何等変
ることがない。各オリフィスに設けられ九抵抗体は、リ
ング26を介することなく、冷却水通路22内で燃料支
持金具2oの金具本体21に直接取付けてもよい。
オリフィス25人、25E及び25Gは、構造が複雑で
ある。ま九、オリフィス25B及び25Dは、抵抗体で
ある棒の製造が面倒である。抵抗体としては丸棒が最も
製作が容易であり、しかも容易に手に入いる。この九め
1.丸棒(または円管)を抵抗体として用いたオリフィ
スの裏作が最も容易である。
以上述べた実施例は、オリフィス25を燃料支持金具2
0に取付けたものであるが、オリフィス25を燃料集合
体に取付けても、第1図に示す実施例と同じ効果を得る
ことができる。この実施例を、第15図及び第16図に
基づいて説明する。
本実施例の燃料集合体45は、チャンネルボックス56
、下部タイプレート38、上部タイプレート46、スペ
ーサ54、燃料棒47及びオリフィス25からなってい
る。燃料棒47の上下端部は、下部タイプレート38及
び上部タイプレート46にて保持嘔れる。ウォータロッ
ド53も、両端部が下部タイプレート38及び上部タイ
プレート46に保持される。スペーサ54は、燃料棒4
7の軸方向に幾つか配置され、燃料棒47相互間の間隙
を適切な状態に保持している。チャンネルボックス56
は、上部タイブレート46に取付けられ、スペーサ54
で保持された燃料棒47の束の外周を取囲んでいる。第
3図及び第4図に示されるオリフィス25が、下部タイ
プレート38内に設けられ冷却水の通路となる空間57
の下端部に配置されて下部タイプレートに取付けられる
第16図は、燃料棒47の詳細構造を示す。燃料棒47
は、下部端栓49及び上部端栓50にて両端を密封して
被覆管48内に多数の燃料ペレット51を装荷したもの
である。スプリング52が、被覆管48内のガスブレナ
ム内に配置され、燃料ベレット51を押圧している。
第17図は、燃料集合体45を炉心に配置した沸騰水型
原子炉の例である。第17図は、第5図の工部に該当す
る構造である。本実施例の沸騰水型原子炉は、この工部
の構造を除き、第5図に示す沸騰水型原子炉30の構造
と同じである。燃料支持金具3は、燃料支持金具20と
同様に炉心下部支持板33に設置される。燃料支持金具
3は、第18図に示す構造を有しており、金具本体21
の中央部に貫通孔29、貫通孔29の周囲に4つの冷却
水通路22を有している。冷却水通路22の入口開口部
23は、炉心下部支持板33よシ下方に位置し、下部ブ
レナム36に開放されている。
燃料集合体45は、下部タイプレート38の下端部が冷
却水通路22の出口開口部24に挿入されることによっ
て燃料支持金具3で保持される。
下部ブレナム36内の冷却水は、入口開口部23から燃
料支持金具3の冷却水通路22内に流入し、オリフィス
25を通って燃料集合体45内に供給される。オリフィ
ス25は、前述の実施例の如く燃料支持金具20に取付
けた場合と同様に機能する。すなわち、オリフィス25
は、炉心流量の変化に応じて第27図及び第28図に示
すような層流境界層及び乱流境界層を形成し、圧力損失
が変化する。
本実施例においても、前述し九実施例と同様な効果が得
られる。オリフィス25の代シに前述したオリフィス2
5A〜25Iを、オリフィス25と同じ位置で燃料集合
体45に取付けてもよい。
オリフィス25It−用いた場合は、他のオリフィスに
比べて冷却水の整流作用が小さくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、可動部のない抵抗体を用いて、冷却材
流量の低流量状態での原子炉の不安定を防止できる。し
かも、炉心流量による原子炉出力の制御範囲を拡大でき
、原子炉の設備利用率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第5図の工部を拡大したものであって本発明の
好適な一実施例である燃料支持金への縦断面図、第2図
は第1図の燃料支持金具の斜視図、第3図は第1図に示
すオリフィスの正面図、第4図は第3図の■−■断面図
、第5図は第1図の燃料支持金具を適用した沸騰水製原
子炉の実施例の局部縦断面図、第6A図、第7A図、第
9人図。 第10人図、第11A図、第12人図、第13A図及び
第14人図はオリフィスの他の実施例の正面図、第6B
図は第6人図のXr  Xt断面図、第7B図は第7人
図のXz  )h断面図、第8図は抵抗体の他の実施例
の縦断面図、第9B図は第9人図のx3−Xs断面図、
第10B図は第10人図0X4X4 flH1ji図、
il OC図ハgl OA図の抵抗体27gの局部斜視
図、第11B図は第11A図のx、−Xs断面図、第1
2B図は第12A図(DXs  Xam面図、第13B
図は第13人図のXr  Xr断面図、第14B図は第
14A図のXs  X@断面図、第15図は本発明の他
の実施例である燃料集合体の縦断面図、第16図は第1
5図に示す燃料棒の構造図、第17図は第15図の燃料
集合体を沸騰水屋原子炉の炉心に設置した状態を示す構
造図、第18図は第17図の燃料支持金具の斜視図、第
19図は炉心流量と原子炉出力との関係を示す特性図、
第20図は従来の燃料支持金具の局部縦断面図、第21
図はオリフィス係数と減幅比との関係を示す特性図、第
22図は減幅比の概念を示す説明図、第23図は炉心流
量に対するオリアイス係数、減幅比及び原子炉出力の変
化を示す特性図、第24A図は本発明に用いるオリフィ
スの試験体の正面図、第2+B図tri第24A図0V
−V断面図、第25図は第24人図に示すオリフィスの
流動実験を行う実験装置の構造図、第26図は第24人
図のオリアイスに対する流動実験結果に基づくオリフィ
ス係数の変化を示す特性図、第27図は第24A図のオ
リフィスの間隙におけるR e < Recの領域での
流動状態を示す説明図、第28図は第24人図のオリフ
ィスの間隙におけるR、e>Recの領域での流動状態
を示す説明図、第29図は流動実験を行った他の抵抗体
の断面である。 3.20・・・燃料支持金具、21・・・冷却水通路、
25・・・オリフィス、27・・・丸禅、28・・・間
隙、30・・・沸騰水微原子炉、31・・・原子炉容器
、32・・・炉心シュラウド、33・・・炉心下部支持
板、36・・・下部プレナム、37.45・・・燃料集
合体、38・・・下部タイプレート、46・・・上部タ
イプレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に冷却材通路を有する本体と、前記冷却材通路
    に設けられてしかもスロート部が形成された冷却材流路
    を有する抵抗装置とからなり、前記冷却材流路の流路断
    面積が前記スロート部から上流及び下流側に向つてそれ
    ぞれ連続的に増大しており、しかも前記冷却材流路の側
    壁が、前記スロート部の上流側からその下流側にわたつ
    て角部のない連続した面で構成されていることを特徴と
    する燃料支持金具。 2、前記抵抗装置が複数の抵抗部材を有しており、複数
    の前記冷却材流路が隣接している前記抵抗部材の相互間
    に形成され、前記冷却材流路の側壁が前記抵抗部材の表
    面である特許請求の範囲第1項記載の燃料支持金具。 3、原子炉容器と、炉心支持部材と、内部に冷却材通路
    を有するとともに前記冷却材通路に設けられた抵抗装置
    を有し、しかも前記炉心支持部材に設置される燃料支持
    金具と、前記燃料支持金具の前記冷却材通路内に下端部
    が挿入されて保持される燃料集合体とからなり、前記抵
    抗装置がスロート部が形成された冷却材流路を有し、前
    記冷却材流路の流路断面積が前記スロート部から上流及
    び下流側に向つてそれぞれ連続的に増大しており、しか
    も前記冷却材流路の側壁が、前記スロート部の上流側か
    らその下流側にわたつて角部のない連続した面で構成さ
    れていることを特徴とする原子炉。 4、前記抵抗装置が複数の抵抗部材を有しており、複数
    の前記冷却材流路が隣接している前記抵抗部材の相互間
    に形成され、前記冷却材流路の側壁が前記抵抗部材の表
    面である特許請求の範囲第3項記載の原子炉。
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