JPS61284137A - 通信回線の多重化方法 - Google Patents

通信回線の多重化方法

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JPS61284137A
JPS61284137A JP12585785A JP12585785A JPS61284137A JP S61284137 A JPS61284137 A JP S61284137A JP 12585785 A JP12585785 A JP 12585785A JP 12585785 A JP12585785 A JP 12585785A JP S61284137 A JPS61284137 A JP S61284137A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一つの通信回線に複数種類の通信信号を時分
割的に多重化する通信回線の多重化方法に関する。
〔概 要〕
本発明は、二地点の間に施設された一つの通信回線に複
数種類の通信信号を時分割的に多重化する通信回線の多
重化方法において、 二地点にそれぞれ収容する通信信号に優先順位を設け、
切換装置を介して多重化する通信回線に優先順位の低い
通信信号を常時接続し、優先順位の高い通信信号が到来
したときに、その信号に伴って伝送される信号を検出し
て優先順位の高い通信信号に切り換えることにより、 複数種類の通信信号の多重化を容易に実現でき、しかも
切換装置はその通信信号に伴って伝送される信号を検出
するだけでよ(、その構造が簡単になるとともに、制御
方法も極めて容易にできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、通信回線の多重化は周波数多重化方式や時分割多
重化方式により行われている。このような多重化方式は
、多重化のための装置が複雑でありしかも高価である。
また、周波数や時間帯(タイムスロット)を割り当てて
多重化を行うので、各通信回線に与えられる周波数帯域
やダイナミックレンジが自由に設定することができない
最近、電話回線を利用したテレメータリング信号により
、各家庭に設置されているメータ類の値を読み取り、自
動的にたとえば電気使用量などを算出する装置が用いら
れるようになっている。
また、警備会社などの安全監視装置と各家庭の安全監視
装置装宜とを同様に電話回線で接続し、集中的に安全監
視を行う方式も実用化されてきている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような従来の通信回線の多重化方法では
、上記の例のようなテレメータリング信号や安全監視信
号などを電話回線に多重化する場合、その信号は上記の
ように周波数帯域やダイナミックレンジが制限されるこ
とになり、さらにその使用頻度を考慮すると必ずしも経
済的とは言えないなど問題点があった。
そこで従来技術では、このような場合には信号をその都
度切り換えて時分割的に多重化を行う切換装置を備える
方法が用いられている。すなわち、通常は主通信信号の
方に接続しておき、切換信号の到来により従通信信号の
方へ切り換えることにより時分割的に多重化を行ってい
る。
ところが、多重化する通信信号が多数になった場合には
、切換装置の切換信号検出が複雑になり、その切換制御
も容易に行うことができず、取り込む通信信号の数に応
じて大幅にコストが上昇する欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点を解決するもので、安
価で電気的な制限が少なく、しかも複数種類の通信信号
を容易に多重化できる通信回線の多重化方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、二地点の間に施設された一つの通信回線に複
数種類の通信信号を時分割的に多重化する方法において
、上記複数種類の通信信号にあらかじめ優先順位を設定
しておき、上記二地点の各々に複数種類の通信信号を切
換えて上記通信回線に接続する切換装置を設け、この切
換装置の接続制御方法は、自動的に優先順位の低い通信
信号を上記通信回線に接続し、優先順位の高い通信信号
が到来したときに限り自動的に上記通信回線にその優先
順位の高い通信信号を接続する方法であることを特徴と
する。
〔作 用〕
本発明は、二地点にそれぞれ取り込まれる通信信号に優
先順位を設け、切換装置を介して多重化する通信回線に
優先順位の低い通信信号を常時接続し、優先順位の高い
通信信号が到来したときに、その通信信号に伴って伝送
される信号を検出してその優先順位の高い通信信号に切
り換えることによりζ多数の通信信号の多重化を容易に
行・うことができる。
すなわち、切換装置はその通信信号に伴って伝送される
信号を検出するだけでよく、その構造が簡単になるとと
もに、制御方法も極めて容易なものにすることができる
〔実施例〕
以下、電話回線における本発明の適用例を具体的な実施
例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明の多重化方法の第一実施例を示すブロッ
ク構成図である。地点Aは電話局Aであり、地点Bは加
入者宅内Bである。電話局Aの切換装置T S W a
の端子αには信号検出器DETb’を介して加入者回線
SLが接続され、端子βには信号検出器DETaを介し
て交換機SWが接続される。端子γにはテレメータリン
グ装置TMRaが接続される。加入者宅内Bの切換装置
TSWbの端子αには、信号検出器DETa’を介して
加入者回線SLが接続され、端子βには信号検出器DE
Tbを介して電話機TEが接続され、端子γにはテレメ
ータリング装置TMRbが接続される。
テレメータリング装置TMRbは電気メータMのデータ
を取り込み、通信線に送信する。
ここで電話通話信号はテレメータリング信号より優先順
位が高く設定されている。
この多重化方法の特徴とするところは、切換装置TSW
aおよびTSWbが、通信の行われないときに、優先順
位の低いテレメータリング側に接続されていて、電話通
話が行われるときに限り、電話通話信号が伝送されるよ
うに構成されたところにある。これは、従来方式で通信
が行われないときには優先順位の高い側に接続されてい
たものと根本的に異なる。
この切換装置T S W aおよびTSWbの信号検出
機DETaおよびDETa’は16Hzのベル鳴動信号
(TR)を検出して、端子αを端子βの側に切り換える
。また切換装置T S W aおよびTSWbの信号検
出機DETbおよびDETb’は、電話機TEが閉成す
る回線の直流ループ(D CL)を検出して端子αと端
子βとを接続させる。したがって、交換機SWから呼出
信号(TR)が到来し、電話機TEが応答すると、通話
が終了して直流ループ(D CL)がなくなるまで、交
換機SWと電話機TEが接続されている。通話が終了す
ると自動的に切換装置が作動してテレメータリングの側
に切り換えられる。
この構成により、切換装置はきわめて簡単化される。す
なわち、テレメータリングを行うために先立って、通信
回線をテレメータリングの側に切り換えるための信号お
よび制御回路をいっさい必要としない。電話通話を行う
ときには、従来から用いられている呼出信号(TR)お
よび直流ループ(D CL)の閉成を利用して、優先的
にかつ自動的に電話通話に回線を利用することができる
このための切換装置は簡単であり安価である。
また、テレメータリング信号の伝送が行われているとき
に電話通話信号が割り込んだ場合には、テレメータリン
グ信号により伝送されるデータなどは不完全なものにな
るので、あらためてデータを取りなおせばよい。
第2図は、本発明の多重化方法の第二実施例を示すブロ
ック構成図である。第2図において、地点Aは電話局A
であり、地点Bは加入者宅内Bである。電話局Aの切換
装置T S W 1 aの端子βには、信号検出器DE
T1aを介して交換機SWが接続され、端子αには信号
検出器DET1b’を介して加入者回線SLが接続され
、端子Tには次の切換装置T S W 2 aの信号検
出器2b’を介して端子αが接続される。切換装置T 
S W 2 aの端子βには、信号検出器DET2aを
介して安全監視装置SEMaが接続され、端子γにはバ
ンクグランドミュージック送出装置BGMaが接続され
る。
優先順位は電話通話信号が最も高く、安全監視信号、バ
ックグランドミュージックの順に低くなる。
加入者宅内Bの切換装置TSW1bの端子βには、信号
検出器DETlbを介して電話機TEが接続され、端子
αには信号検出器DET1a’を介して加入者回wAS
Lが接続され、端子γには次の切換装置TSW2bの信
号検出器DET2a’を介して端子αが接続される。切
換装置TSW2bの端子βには、信号検出器DET2b
を介して安全監視宅内装置SEMbが接続され、端子γ
にはバックグランドミュージック宅内装置BGMbが接
続される。安全監視宅内装置SEMbには、たとえば火
災センサFSなどとキーバッドKPが接続される。バッ
クグランドミュージック宅内装置BGMbにはスピーカ
SPが接続される。
信号検出器DET1aおよびDETI−a’は、交換機
SWから送られてくる16Hzの呼出信号(TR)を検
出し、信号検出器DETIbおよびDETlb’ は、
電話機TEの受話器のオフフックによる直流ループ(D
 CL)の閉成を検出し、信号検出器DET2aおよび
DET2a’は、安全監視装置SEMaから送出される
88.5Hzの連続キャリア信号(CC)を検出し、信
号検出器DET2bおよびDET2b ’ は、キーバ
ッドKPの操作により送出される#信号(高群1477
Hz+低群941Hz)のマルチフレケンシ信号(MF
)を検出し、端子αの接続先を端子γから端子βへの切
り換えを行う。
電話通話信号および安全監視信号が伝送されない状態で
は、バックグランドミュージック送出装置BGMaと、
バックグランドミュージック宅内装置BGMbが加入者
回線SLを介して接続され、バックグランドミュージッ
クが加入者宅内Bに供給される。
安全監視装置SEMaが、宅内の状態を監視しようとす
るときには、連続キャリア信号(CC)を送出し、切換
装置T S W 2 aの信号検出器DET2aが、こ
の連続キャリア信号(CC)を検出して端子αと端子β
との接続に切り換え、この連続キャリア信号(CC)を
加入者回線SLを介して加入者宅内Bの切換装置TSW
2bの信号検出器DET2a’に送出する。切換装置T
SW2bでも端子αと端子βとの接続に切り換わり、安
全監視装置SEMaと安全監視宅内装置SEMbが接続
され、火災センサFSなどにより宅内の状態を監視する
ことができる。また、安全監視宅内装置SEMbに接続
されるキーバッドKPを操作することにより、送出され
るマルチフレケンシ信号(MF)が切換装置TSW2b
の信号検出器DET2bにより検出され、端子αと端子
βとの接続に切り換え、さらに電話局Aの切換装置T 
S W 2 aの信号検出器D’ET2b’によりマル
チフレケンシ信号(MF)が積出されて端子αと端子β
との接続に切り換わることにより、加入者宅内Bから安
全監視装置SEMaを呼び出し、上記と同様に監視状態
に設定させることができる。
このキーバッドKPから発生する#信号は、異常検知に
より自動的に発生する構成とすることにより、安全監視
に異常があるときに、バックグランドミュージックを自
動的に中断して安全監視信号を送信することができる。
安全監視状態の解除は、安全監視装置SEMaが自ら連
続キャリア信号CCC)の送出を停止するか、あるいは
加入者宅内BのキーバッドKPから再びマルチフレケン
シ信号(MF)が送出され、それに従って連続キャリア
信号(CC)の送出が停止されることにより行うことが
でき、再びバンクグランドミュージックの提供に復旧す
る。
最も優先順位の高い電話通話の着呼の場合には、電話局
Aの交換機SWから呼出信号(TR)が、切換装置T 
S W 1 aの信号検出器DETlaに到来し、端子
αと端子βとの接続に切り換える。この呼出信号(TR
)は、加入者回線SLを介して加入者宅内Bの切換装置
TSW1bの信号検出器Ja′に到来し、同様に端子α
と端子βとの接続に切り換えることにより、電話機TE
の呼び出しベルが鳴動する。留守などで受話器を取らず
、オンフック状態が継続すれば発呼者は呼び出しを止め
、呼出信号(TR)がなくなり端子αと端子γとの接続
に復旧する。受話器を取りオフフック状態になれば、直
流ループ(D CL)が閉成され、切換装置TSW1b
の信号検出器DET1bおよび切換装置T S W 1
 aの信号検出器DET1b’によりそれが検出され、
端子αと端子βとの接続を′l1Ia続する。電話通話
が終了しオンフッタになれば、直流ループ(DCL)が
開放され端子αと端子Tとの接続に復旧する。
加入者宅内Bからの発呼の場合には、受話器を取りオフ
フック状態になり直流ループ(D CL)が閉成される
ことにより、上記と同様に電話通話を行うことができる
優先順位の高い電話通話の通信回線が接続され優先順位
の低い通信が中断されてしまったときには、電話通話が
終了してから、改めてその優先順位の低い通信について
はじめから伝送手順を繰り返えすなど必要な措置をとれ
ばよい。
これら切換装置TSWの信号検出器DETが検出する通
信信号に伴って伝送される信号は、上記の例では通信回
線の使用中を表す信号として直流ループ(D CL)お
よび連続キャリア信号(CC)を示し、通信回線の使用
開始を表す信号として呼出信号(TR)およびマルチフ
レケンシ信号(MF)を示したが、その組合せは限定さ
れず、たとえば切換装置T S W 1 aおよびTS
Wlbの信号検出器DETは、いずれも直流ループ(D
 CL)の形成を検出する構成でもよい。
第3図は、本発明の多重化方法の第三実施例を示すブロ
ック構成図である。
本実施例では、加入者宅内Bの通信回線の優先順位が電
話回線と安全監視回線とで第一実施例と逆になっている
。このように接続しても第一実施例で説明した動作が矛
盾しないことは容易に理解できる。すなわち、電話通話
の着呼の場合は電話局Aの切換装置T S W 1 a
の信号検出器DET1aが呼出信号(TR)を検出する
ことにより、端子αと端子βとの接続に切り換えられ、
安全監視装置SEMaあるいはバックグランドミュージ
ック送出装置BGMaの通信回線は加入者回線SLから
切り離される。したがって、仮に安全監視装置S E 
M aと安全監視宅内装置SEMbとが接続されている
場合には、呼出信号(TR)の到来により切換装置T 
S W 1 aで端子αと端子βとの接続に切り換える
ので、安全監視装置S E M aからの連続キャリア
信号(CC)が途絶え、切換装置TSW2bで端子αと
端子γとの接続に復旧し、呼出信号(TR)が切換装置
TSW1bに到来して端子αと端子βとの接続に切り換
えられ、電話機THの呼び出しベルを鳴動させることが
できる。
以下同様である。
ただし、加入者宅内Bから電話通話の発呼を行う場合に
は、優先順位の高い安全監視のための通信が行われてい
る場合にはそれを中断させ、切換装置TSW2bを端子
αと端子γとの接続に復旧させる必要がある。
このように、通信回線の優先順位は各地点で任意に設定
することができ、状況により一部通信回線を入れ換えて
も本発明を実施することができる。
以上説明した実施例では、二地点を電話局と加入者宅内
とし、多重化する通信回線をそれらを結ぶ加入者回線と
したが、一つの建物内の任意の地点間の通信回線の多重
化を行うように構成しても本発明を実施することができ
る。
この通信方法はメタリックケーブルによる通信路に限ら
ず、光フアイバケーブルにも同様に実施することができ
る。
第4図は、本発明の一般的な構成を説明するブロック構
成図である。第4図において、地点Aおよび地点Bには
、伝送すべき通信信号の種類が異なる信号が4種類あり
、切換装置TSWによりいずれか一つの通信信号が時分
割的にA地点とB地点とを結ぶ通信回線SLに接続され
る構成である。
切換装置TSWは、端子αおよび端子βと通信回線との
間に各々挿入された信号検出器DETにより、通信回線
の使用状態を示す信号あるいは使用を開始しようとする
信号が検出されたときに、端子αを端子Tから端子βへ
の接続に切り換える動作を行う。信号検出器DETがい
ずれの信号をも検出しないとき、あるいは通信が終了し
たときには端子αは端子γと接続された状態に復旧する
すなわち、地点Aに入力する4種類の通信信号の内、通
信信号1a、2a、3aは、それぞれ切換装置T S 
W 1 aの端子βと信号検出器DET1aを介し、切
換装置T S W 2 aの端子βと信号検出器DET
2aを介し、切換装置T S W 3 aの端子βと信
号検出器DET3aを介して接続され、通信信号4aは
切換装置3aの端子γに接続される。
切換装置T S W 1 aの端子γは切換装置T S
 W 2 aの端子αに信号検出器DETib′を介し
て接続され、切換装置TSW2aの端子γは切換装置T
S W 3 aの端子Tに信号検出器DET3b’を介
して接続される。
同様に、地点Bに入力する通信信号1b、2b、3bは
切換装置TSW1b 、TSW2b 、TSW3bの端
子βに信号検出器DET1b、DET2b、DET3b
を介して接続される。通信信号4bは切換装置TSW3
bの端子γに接続される。切換装置TSW1bの端子γ
は切換装置TSW2bの端子αに信号検出器DET2a
”を介して接続され、切換装置TSW2bの端子γは切
換装置TSW3bの端子αに信号検出器DET3a ’
を介して接続される。
地点Aと地点Bとを結ぶ通信回線SLは、切換装置T 
S W 1 aおよび切換装置TSW1bの端子αに、
それぞれ信号検出器DET1b’および信号検出器DE
T1a’を介して接続される。
したがって、通信信号の優先順位は、通信信号1が最も
高く、以下通信信号2.3.4の順に低い。すなわち、
本発明の通信回線の多重化方法は、通常は通信回線SL
が最も優先順位の低い通信信号4に接続され、より優先
順位の高い通信信号の割り込みを自動的に行うことがで
きることを特徴とする。
すべての通信信号がないときには、最も優先順位の低い
通信信号4aと4bの通路が通信回線SLを介して接続
されている。このとき、より優先順位の高い通信信号、
例えば通信信号2が伝送される場合には、切換装置T 
S W 2 aの信号検出器DET2aおよび切換装置
TSW2bの信号検出器DET2a ’によって検出さ
れる信号、あるいは信号検出器DET2bおよび信号検
出器DET2b’により検出される信号を送出すること
により、切換装置T S W 2 aおよびTSW2b
では、端子αの接続先が端子γから端子βへ切り換わり
、通信信号2が伝送される。この通信が終了した時点で
、切換装置T S W 2 aおよびTSW2bの端子
αは端子Tとの接続に復旧する。
また、さらに優先順位の高い通信信号1が伝送される場
合には、この通信信号2は中断される。
一般に、通信信号na(nは正の整数)あるいは通信信
号nbには、信号検出器DETnaおよびDETna’
あるいは信号検出器DETnbおよびDETnb ’に
より検出される信号が含まれるので、この信号を検出し
て切り換え通信信号nの伝送が行われる。
したがって、両地点に各(n−1)個の切換装置TSW
を設置することにより、容易にn種類の通信信号の時分
割的な多重化を行うことができる。
また、第4図では地点Aと地点Bとで通信信号の優先順
位は同一に設定した例を示したが、第三実施例で説明し
たように、地点Aと地点Bとで通信信号にそれぞれ異な
る優先順位を設定して配置してもよい。すなわち、たと
えば地点Bにおいて、通信信号1bと通信信号2bとの
優先順位を入れ換え、通信回線SLに切換装置TSW2
bを介して通信信号2bを接続し、切換装置TSW2b
の端子γに切換装置TSW1bを介して通信信号1bを
接続しても本発明を実施することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、通常は二地点間で最も
優先順位の低い通信信号が伝送され、より優先順位の高
い通信信号が到来したときに、自動的にその割り込みが
できる方式であるので、信号検出手段がその通信信号に
伴って伝送される信号を検出するだけでよく、切換装置
の構造が簡単になるとともに、制御方法も極めて簡単化
することができる。
したがって、通信回線の多重化を容易にしかも安価に行
うことができ、主通信信号の空き時間を利用して従通信
信号の利用が容易に可能になり、この従通信信号を使用
した付加的なサービス(テレメータ、安全監視、データ
通信など)を安価に提供することができる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示すブロック構成図。 第2図は本発明の第二実施例を示すブロック構成図。 第3図は本発明の第三実施例を示すブロック構成図。 第4図は本発明の一般的な構成を説明するブロック構成
図。 1.2.3.4・・・通信信号、A・・・電話局、B・
・・加入者宅内、TSW・・・切換装置、DET・・・
信号検出器、SW・・・交換機、TMR・・・テレメー
タリング装置、TE・・・電話機、SL・・・加入者回
線、SEMa・・・安全監視装置、SEMb・・・安全
監視宅内装置、FS・・・火災センサ、KP・・・キー
バンド、BGMa・・・バックグランドミュージック送
出装置、BGMb・・・バンクグランドミュージック宅
内装置。 特許出願人  日本電信電話株式会社 。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二地点の間に施設された一つの通信回線に複数種
    類の通信信号を時分割的に多重化する方法において、 上記複数種類の通信信号にあらかじめ優先順位を設定し
    ておき、 上記二地点の各々に複数種類の通信信号を切換えて上記
    通信回線に接続する切換装置を設け、この切換装置の接
    続制御方法は、自動的に優先順位の低い通信信号を上記
    通信回線に接続し、優先順位の高い通信信号が到来した
    ときに限り自動的に上記通信回線にその優先順位の高い
    通信信号を接続する方法である ことを特徴とする通信回線の多重化方法。
  2. (2)複数種類の通信信号は電話通話信号およびテレメ
    ータリング信号を含み、 優先順位は電話通話信号がテレメータリング信号より高
    く設定された 特許請求の範囲第(1)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
  3. (3)複数種類の通信信号は電話通話信号および音楽放
    送信号を含み、 優先順位は電話通話信号が音楽放送信号より高く設定さ
    れた 特許請求の範囲第(1)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
  4. (4)二地点は電話局および加入者宅内である特許請求
    の範囲第(2)項または第(3)項に記載の通信回線の
    多重化方法。
  5. (5)複数種類の通信信号は電話通話信号および安全監
    視信号を含み、 優先順位は電話通話信号が安全監視信号より高く設定さ
    れた 特許請求の範囲第(1)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
  6. (6)二地点は一つの建物の中の電話ケーブル引き込み
    点およびその電話ケーブルに接続された電話機が設置さ
    れた室内である 特許請求の範囲第(5)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
  7. (7)複数種類の通信信号の優先順位は二地点で同一で
    ある 特許請求の範囲第(1)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
  8. (8)複数種類の通信信号の優先順位は二地点で一部異
    なる 特許請求の範囲第(1)項に記載の通信回線の多重化方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0279532A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Fujitsu Ltd 高効率多重化方式
JPH02105767A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Mioji Tsumura 音楽放送システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0279532A (ja) * 1988-09-14 1990-03-20 Fujitsu Ltd 高効率多重化方式
JPH02105767A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Mioji Tsumura 音楽放送システム

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