JPS6128387Y2 - - Google Patents

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JPS6128387Y2
JPS6128387Y2 JP6790280U JP6790280U JPS6128387Y2 JP S6128387 Y2 JPS6128387 Y2 JP S6128387Y2 JP 6790280 U JP6790280 U JP 6790280U JP 6790280 U JP6790280 U JP 6790280U JP S6128387 Y2 JPS6128387 Y2 JP S6128387Y2
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JP
Japan
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battery
cover
battery body
clamp
clamp fitting
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JP6790280U
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JPS56169364U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用バツテリに関するもので断
熱性にすぐれ、温度変化による影響を受けない様
になしたバツテリを提供せんとするものである。
一般に自動車では、バツテリ液(電解液)を充
填した放充電可能なバツテリをエンジン始動時や
他の各電装品へ電気を供給する補助電源として装
着している。この様なバツテリは、通常エンジン
ルーム内にサイドパネルやダツシユパネルを利用
して露出した状態で取付けられている。その為エ
ンジンによりエンジンルーム内が加熱され、高温
になると、この高温の雰囲気にバツテリが晒され
ることになり、バツテリ液の液温が上昇して能力
が低下し、バツテリ寿命が短かくなるといつた問
題があつた。特にカーステレオやカークーラ等を
装備した自動車ではエンジンの負荷が増大し、そ
れだけエンジンルーム内の雰囲気が高温に加熱さ
れることになり、バツテリの寿命が短かくなると
共に極端な場合充填したバツテリ液が沸謄して溢
れ出るおそれもあつた。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、これを改良
除去したもので、バツテリ本体のほぼ全面をカバ
ー部材で覆いバツテリ本体とカバー部材との間に
断熱層を形成すると共にユニツト化して車体への
取付けを容易化し、バツテリ本体への高温の雰囲
気の直接的影響を防止せしめてバツテリ寿命を向
上させ、かつ、バツテリの高さの寸法のバラツキ
を吸収可能とし、バツテリからの配線に支障をき
たさず、しかも、簡単に設置できるようにしたも
のである。
以下この考案の構成を図面に示す実施例に従つ
て説明する。
第1図及び第2図に於いて、1はバツテリ本体
で、内部に電極及びバツテリ液収容室を有し、上
面に+端子2、−端子3及びバツテリ液供給口4
a、4b…4eを形成し、各供給口4a,4b…
4eにキヤツプ4a′、4b′…4e′を装着してあ
る。5はバツテリ本体1の外周のほぼ全面を適当
な間隙を有して覆うポリプロピレン等の合成樹脂
製のカバー部材で、上部カバー6と下部カバー7
とから成る。上部カバー6は、バツテリ本体1の
上半分を適当な間隙を有して十分に覆い得る大き
さの筐体に形成し、その上面6aにはバツテリ本
体1の+端子2及び−端子3を突出させる端子穴
8、9を形成し、各キヤツプ4a′、4b′…4e′に
対応させてこれらを突出(露出)させる長穴10
を形成し、更に長尺な上縁中央部に後述するクラ
ンプ金具11を取付けるクランプ受け具12,1
2′を対向させて一体に形成してある。クランプ
受け具12,12′はクランプ金具11の屈曲端
部13a、13bを嵌入保持する嵌入溝14a、
14b、14a′、14b′を夫々並設し、且つ端部
側を保持する嵌入溝14b、14b′の内端側を遮
蔽してある。クランプ金具11は棒材の両端を互
いに反対方向に屈曲させてS字状に形成してあ
る。下部カバー7はバツテリ本体1の下半分を適
当な間隙を有して十分に収容し得、且つ上部カバ
ー6の下端を嵌入し得る大きさの筐体に形成し、
上部外周を外方に膨出させてあり、下面7aには
バツテリ本体1を若干浮かせて支持すると共に漏
れたバツテリ液や水等を流す通路を構成するリブ
15を数条突設し、且つ中央部にドレン筒16を
下方向に向けて形成してある。17は下部カバー
7を支持すると共に車体側に連結するバツテリキ
ヤリアで、下部カバー7の下部を十分に収容し得
る偏平な筐体に形成し、下面17aを若干浮かせ
て支持するボス18を数条形成し、中央部に下部
カバー7のドレン筒16を下方に突出させるドレ
ン穴19を形成し、側面17bの一方の長辺側上
縁中央部にクランプ金具11に連結されるクラン
プボルト20の下部を係止する係止片21を一体
に形成し、係止片21と対向する側面17b′に結
合部22、22′を外方に突出させて形成してあ
る結合部22、22′にはボルト孔22a、22
a′を形成してある。23は車体静止部材24に一
体に取付けられたL型の結合片で、水平面にボル
ト孔23aが形成されるとともに、ナツト31が
溶接固定されている。25、25′は結合片23
の下方で且つバツテリキヤリア17の結合部2
2、22′に対向させて車体静止部材24に一体
に取付けた山形の支持片で、頂面にボルト孔25
a、25a′を形成されるとともに、ナツト26、
26′が溶接固定されている。前記クランプボル
ト20の下端は上方への引き上げ力に対して係止
片21から外れない様にU形に屈曲させてある。
上記構成において、バツテリユニツトを車体静
止部材24に取付けるには、先ずバツテリキヤリ
ア17を車体静止部材24の所定位置に配置し、
車体静止部材24に一体に取付けた支持片25、
25′とバツテリキヤリア17の結合部22、2
2′とを重合させ、両者の各ボルト孔25a、2
5a′、22a、22a′を夫々合致させ、結合部2
2、22′側からボルト27、27′を挿通させ、
これにナツト26、26′を締結してバツテリキ
ヤリア17を車体静止部材24に取付固定する。
そして固定したバツテリキヤリア17上に下部カ
バー7を方向を揃えて載置すると共に下部カバー
7の下面のドレン筒16をバツテリキヤリア17
のドレン穴19から下方に突出させる。次に下部
カバー7内にバツテリ本体1を周囲に適当な間隙
を有する様に収容させ、続いて上部カバー6をバ
ツテリ本体1の上部に適当な間隙を有する様に被
せ、その下部を下部カバー7内に嵌入させると共
に上面6aをバツテリ本体1の上面に載置させ、
バツテリ本体1の+端子2及び−端子3を夫々上
部カバー6の端子穴8、9から突出させ、キヤツ
プ4a′、4b′…4e′を長穴10から突出させる。
そして上部カバー6の上面6a上に形成したクラ
ンプ受け具12、12′の各嵌入溝14a、14
b、14a′、14b′内にクランプ金具11の屈曲
端部13a、13bを嵌入させ、クランプ金具1
1の屈曲部13a′、13b′を上部カバー6の側方
に突出させ、その一方をバツテリキヤリア17の
係止片21上に対向配置させ、他方を車体静止部
材24に固定した結合片23上に対向配置させ
る。次にクランプボルト20の下部をバツテリキ
ヤリア17の係止片21に係止させ、上端をクラ
ンプ金具11の屈曲部13a′内を挿通させて上方
に突出させ、これにワツシヤ28を介してナツト
29を締付けるとともに、クランプ金具11の他
方の屈曲部13b′側からボルト30を挿通させ、
更に結合片23のボルト孔23aを通してナツト
31で締付けることによつて上部カバー6、バツ
テリ本体1、下記カバー7をバツテリキヤリア1
7上に固定する。また下部カバー7に形成したド
レン筒16に漏れたバツテリ液や水等を適当な場
所へ排水させるドレンパイプ32を接続する。
上記構成であればバツテリ本体1のほぼ全周
が、上部カバー6と下部カバー7とより成るカバ
ー部材5により適当な間隙33を有して覆われて
おり、バツテリ本体1は直接高温の雰囲気に晒さ
れることなく、しかもバツテリ本体1とカバー部
材5との間に形成された間隙33が断熱層とな
り、カパー部材5からの熱伝達が阻止されるの
で、エンジンルーム内の雰囲気がエンジン負荷の
増大に伴つて高温に加熱されても、バツテリ本体
1は、カバー部材5及びカバー部材5との間の断
熱層33にて保護されて加熱されず、バツテリ本
体1に内蔵されたバツテリ液が加熱されてバツテ
リ能力が低下したり、或は沸謄して溢れるような
ことはない。またバツテリ本体1とカバー部材5
とはユニツト化されておりバツテリキヤリア17
への着脱が容易である。また何らかの原因でバツ
テリ本体1内のバツテリ液が外部へ漏れたり水等
がバツテリユニツト内に侵入しても、バツテリ液
や水等は、断熱層33内を通つて降下し、バツテ
リ本体1と下部カバー7との間隙を通つてドレン
筒16に集められ、更にドレンパイプ32を経て
適当な所へ排出され、妄りにエンジンルーム内に
落下することはない。
以上説明した様に、この考案はバツテリ本体を
その周囲に断熱層間隙を存して収納する上部が開
口した箱状の下部カバーと、該下部カバーの上部
開口部内に下部周壁を出入可能に重合被冠され、
少なくともバツテリ本体上面の電極端子を上壁の
端子穴から露出させてバツテリ本体の上部を押圧
被覆する上部カバーと、該上部カバーの上面に設
置したクランプ金具の受け部とからなり、バツテ
リ本体を上下部カバー内に被覆収納させてエンジ
ンルーム内に設置し、クランプ金具で着脱可能に
固定したから、同一規格のものでもメーカーによ
つて高さ方向の寸法に数ミリのバラツキのあるバ
ツテリを上下部カバーの出入可能な重合被冠構造
によつてどのメーカーのものでも同様に全周被覆
収納でき、断熱効果を著しく向上させることがで
きるのみならず、クランプ金具の受け部を設けて
あることにより、上部カバーをクランプ金具で押
さえるだけで上下部カバー及びバツテリの上下左
右前後の移動を防止して簡単に固定でき、さら
に、電極端子を上部カバーから露出させてあるた
め、自動車各部の電装品類への配線接続に支障と
ならず、また、バツテリ液の補充も比較的簡単化
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用バツテリの構造
を示す断面図、第2図はその自動車バツテリの構
成部材を示す分解斜視図である。 1……バツテリ本体、5……カバー本体、6…
…上部カバー、7……下部カバー、11……クラ
ンプ金具、17……バツテリキヤリア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリ本体をその周囲に断熱層間隙を存して
    収納する上部が開口した箱状の下部カバーと、該
    下部カバーの上部開口部内に下部周壁を出入可能
    に重合被冠され、少なくともバツテリ本体上面の
    電極端子を上壁の端子穴から露出させてバツテリ
    本体の上部を押圧被覆する上部カバーと、該上部
    カバーの上面に設置したクランプ金具の受け部と
    からなり、バツテリ本体を上下部カバー内に被覆
    収納させてエンジンルーム内に設置し、クランプ
    金具で着脱可能に固定したことを特徴とした自動
    車用バツテリの設置構造。
JP6790280U 1980-05-17 1980-05-17 Expired JPS6128387Y2 (ja)

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JP6790280U JPS6128387Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17

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JP6790280U JPS6128387Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17

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JPS56169364U JPS56169364U (ja) 1981-12-15
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ID=29661872

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JP6790280U Expired JPS6128387Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17

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JPH0430778Y2 (ja) * 1986-06-12 1992-07-24
KR101446148B1 (ko) * 2013-04-29 2014-10-30 주식회사 엘지화학 자동차용 배터리 팩에 포함되는 배터리 모듈 집합체

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JPS56169364U (ja) 1981-12-15

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