JPS61283435A

JPS61283435A - 閉塞鍛造型を備えた鍛造プレス

Info

Publication number: JPS61283435A
Application number: JP12362385A
Authority: JP
Inventors: Hiromichi Konishi; 古西　博道; Masashi Tawatari; 正史田渡; Kazuo Tsumura; 津村　一雄; Hisayuki Fujiwara; 藤原　久幸; Tadamichi Nakajima; 中嶋　忠道; Nobuyuki Harada; 信之原田; Etsuji Sano; 佐野　悦司
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd; Sumitomo Metal Industries Ltd
Current assignee: Nippon Steel Corp; Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1985-06-07
Filing date: 1985-06-07
Publication date: 1986-12-13
Also published as: JPH034289B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、閉塞鍛造型の側型サポート装置に関するもの
である。

（従来の技術）従来、溝付車輪等、外周に溝部を有する円形状製品は、
鍛造後ざらに？ｖ１部形状を切削で加工するか、或は溝
成形型を内面に備えた２分割式側型を使用し、各側型を
それぞれシリンダでサポートしながら鍛造する方法によ
り製造されていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、前者の方法では歩留まりが悪く、また後者の方
法ではシリンダ自身が鍛造荷重と同レベルの水平方向サ
ポート力を要するため、非常に大きい容量のシリンダを
使用しなければならず、鍛造プレス全体が高価でかつ大
がかりなものとなるという不都合があった。

（問題点を解決するための手段）本発明の閉塞鍛造型の側型サポート装置は、同一周面を
形成するように組合わされる割型であり、線型の外周部
に下方に向かい径が拡大又は縮小してゆくテーパ付き受
圧面が形成された側型と、該側型に対してその受圧面の
小径側から計脱可能で、受圧面と同一のテーパ付き押圧
面が内周部に形成されたサポートリングとを備え、該サ
ポートリングの押圧面を前記側型の受圧面に密着させて
制型をサポートするものであり、かかる簡単かつ安価な
付加機構により閉塞鍛造型の側型を確実にサポートシ、
溝付車輪等を閉塞鍛造で製造できるようにするものであ
る。

（実施例）以下、本発明を溝付車輪製造用閉塞鍛造型に適用した例
につき図面により説明する。

図中１は下型である。

２は下型ｌが装着され、鍛造プレスのテーブル３中心部
上に固定されている。この下型サポート２の外周面下部
には下方に拡径するテーバ付き受圧面４が形成されてい
る。

５はハウジングで、テーブル３上に複数個（実施例では
２個）固定シリンダ６によりテーブル中心に向かい前後
進可能に載置されている。

このハウジング５は、これが前記下型サポート２の外周
面と密着する形状で内周面が形成されている。

８は側型で、同一周面を形成するように組合わされる割
型となっており、側型本体８Ａとこれを内周面上部に装
着されたバツクサボ−１−８Ｂとから構成されている。

そしてバックサポート８Ｂの外周面が下方に拡径するテ
ーバ付き受圧面９に形成されており、外周面下部にはフ
ランジ状の係合部１０が形成されている。

側型８は、クランプ１１のボルト止着による係合部１０
の掴持固定によって前記ハウジング５上に装着され、側
型本体８Ａと下型１とが組合わされている。

１２はこの側型８のバックサポート８Ｂに数台するサポ
ートリングで、該リング内周面が前記バックサポート８
Ｂ外周面の受圧面９と同一のテーバ付き押圧面１３に形
成されている。このサポートリング１２下面にはウェッ
ジ２２．２２の対向方向内方（サポートリング径方向内
方でもよい。）に向すい繋次下がる傾斜面１４が形成さ
れている。

１５は鍛造プレスのスライドで、コラム１６に案内され
ながら図示しない駆動装置により上下動可能に前記テー
ブル３に対抗して配置されている。

１７は上型で、前記下型１及び側型８と溝形車輪製造用
閉塞鍛造形を構成する配置でスライド１４下部に上型サ
ポート１８を介して装着されている。

Ｊ９サポートシリンダで、上型サポート１８のり案内支
持されながら下方に向かいロッド２１を前後進できるよ
うになっている。

前記サポートリング１２は、このサポートシリンダ１９
のロッド２１先端に装着されている。

２２は、リング押上げウェッジで、前記ハウジング５上
に複数個（実施例では４個）シリンダ２３によりサポー
トリング１２下方位置へ前後進可能にして後退端位置に
載置されている。

このリング押上げウェッジ２２の上面は前方へ噺次下が
る傾斜面２４に形成されている。

前記サポートリング１２下面に設けた傾斜面１４は、各
リング押上げウエットジ２２の前進端位置の上方に配置
され、かつ該ウェッジ２２の傾斜面２４と同一のい配及
び方向となっている。

（作用）リンク押上げウェッジ２２をシリンダ２３により後退保
持させ、且つ、材料Ｍを装入した状態で、サポートシリ
ンダ１９によりサポートリング１２を下降させて該サポ
ートリング１２の押圧面１３を側型８の受圧面９に密着
させ、さらにサポートリング１２を所定の下降端まで押
下げると、半円状の２つの側型８は、組合わされて円状
となり、且つ、各々の外周がサポートリング１２により
拘束された状態となる。次いてスライド１５を下動させ
て鍛造を開始すると、側型８には静水圧的に内圧が加わ
るが、この内圧は、側型８をサポートするサポートリン
グ１２に支えられる。鍛造終了後、サポートシリンダ１
９をロフト引き込み作動状態にしながら、シリンダ２３
によりリング押上げウェッジ２２をサポートリング１２
下面の傾斜面１４・ハウジング５間に前進挿入させると
、サポートリング１２は、くさび作用でリング押上げウ
ェッジ２２により押上げられて側型８から外れ、サポー
トシリンダ１９により元の上昇端位置まて戻る。しかる
後、スライド１５を上昇作動し、上型］７．サポートリ
ング１２を共に持上げ、且つ、固定シリンダ６によりハ
ウジング５を介して側型８を分割後退させると、続いて
作動するノックアラｌ［置（図示せず）により下型１上
から製品Ｗを取出すことができる。

尚、上記実施例では、スライド１５にサポートリング１
２を保持させ、且つ、ベッドテーブル上に側型を設置し
たが、これとは逆に、ベッドテーブル側にサポートリン
グを配置し、スライド側に昇降可能に側型を保持させて
もよく、或いは、ベッドテーブル側のみにサポートリン
グを昇降可能に、且つ、側型な水平摺動可能に装着する
ものでもよい。

（発明の効果）以上の通り本発明は、閉塞鍛造型の側型を割型とし、該
側型とこれに移動静合されるサポートリングの対向面に
テーバを付け、該サポートリングの魁合方向移動により
両テーバ面を密着させて前記側型をサポートリングで拘
束し、鍛造時制型に働く内圧をサポートリングにより確
実に支えることができるから、従来の下型・側型一体物
のように大容量のシリンダを使用せずに済み、設ｍ費を
大幅に低減できると共に、製品の取出し易さの点で従来
に比べて鍛造作業を容易化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す正断図面、第２図は
第１図のＸ矢視平面図、第３図は第１図のＹ−Ｙ線拡大
断面図、第４図は第２図のＺ−Ｚ線断面図、第５図、第
６図は材料装入後のサポートリング下降、製品取出し状
況で示す作用説明用の正断面図である。１・・・下型、２・・・下型サポート、５・・・ハウジ
ング、６・・・固定シリンダ、８・・・側型、８Ａ・・
・側型本体、８Ｂ・・・バックサポート、９・・・受圧面、１０・・
・係合部、１１・・・クランプ、１２・・・サポートリ
ング、１３・・・押圧面、１４．２４・・・傾斜面、１
７・・・上型、１８・・・上型サポート、１９・・・サポートシリンダ、２０・・・ロットガイド、２１・・・ロッド、２２・・
・リング押上げウェッジ、２３・・・シリンダ。

Claims

【特許請求の範囲】

同一周面を形成するように組合わされる割型であり、該
型の外周部に下方に向かい径が拡大又は縮小してゆくテ
ーパ付き受圧面が形成された側型と、該側型に対してそ
の受圧面の小径側から嵌脱可能で、受圧面と同一のテー
パ付き押圧面が内周部に形成されたサポートリングとを
備え、該サポートリングの押圧面を前記側型の受圧面に
密着させて側型をサポートすることを特徴とする閉塞鍛
造型の側型サポート装置。