JPS61282661A - 密閉容器用回転導入機構 - Google Patents

密閉容器用回転導入機構

Info

Publication number
JPS61282661A
JPS61282661A JP12587785A JP12587785A JPS61282661A JP S61282661 A JPS61282661 A JP S61282661A JP 12587785 A JP12587785 A JP 12587785A JP 12587785 A JP12587785 A JP 12587785A JP S61282661 A JPS61282661 A JP S61282661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
revolution
rotation
crank
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12587785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yozo Nakamura
中村 庸蔵
Naoyuki Tanaka
直行 田中
Muneo Mizumoto
宗男 水本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12587785A priority Critical patent/JPS61282661A/ja
Publication of JPS61282661A publication Critical patent/JPS61282661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は真空蒸着装置の如き密閉容器内に回転動力を導
入するために用いられる密閉容器用回転導入機構に関す
る。
〔発明の背景〕
一般に、真空容器等の密閉容器に回転機構が内蔵されて
いる場合、外部からの回転動力は気密を保持しながら導
入する必要がある。
従来のこの種の回転導入機構として、密閉性に優れ、ト
ルク容量の大きいものとして、第1図に示されたものが
知られている。この機構は、密閉容器1の壁体にケース
2を取付け、ケース2に出力軸3を回転支持させて容器
1内に貫通させている。出力軸30ケ一ス内端部には傾
斜クランク3Aが形成され、このクランク3Aに回転自
在に取付けた傾斜角の等しい回転伝達板4を設けている
一方、ケース2には出力軸3に対向して同軸上に入力軸
5が回転支持されており、この入力軸5にはケース2内
に延在する湾曲軸5Aが一体に設けられ、その軸端を前
記回転伝達板4のクランク3Aく対する回転中心に向け
ている。湾曲軸5Aと回転伝達板4とは球体継手6を介
して連結され、回転伝達板4に形成した円錐座6人に球
体6Bを当接させている。そして密閉を図るため、湾曲
軸5Aをベローズ7によって包囲し、ベローズ7の一端
を回転伝達板4の外周部に、他端を入力側ケース内壁面
に取付けているものである。
斯かる機構によって、入力軸5に回転動力を与えると、
湾曲軸5人は旋回運動をなし、傾斜クランク3人を介し
て出力軸3に回転を伝える。このとき1回転伝達板4は
湾曲軸5Aに対して球体継手6をもって連継し、傾斜ク
ランク3Aに回転自在に支承されているので、自転運動
が許容されている。したがって回転伝達板4に取付けら
れたベローズ7には捩れが生じることはなく、入力軸3
側と出力軸5側とはベローズ7によって完全に気密が保
たれて回転を伝達できるのである。
しかしながら、上記従来の機構では、ベローズ捩れ防止
のために球体継手6を用いているため、球体6Bと接す
る湾曲軸5Aおよび回転伝達板4との間に滑りが発生し
、早期摩耗が生じ易く、摩耗により回転伝達不能となる
問題があった。また、入力軸5の軸受部から回転伝達板
4の軸受部間の取付寸法長さやベローズ7の取付寸法長
さは高〜・精度が要求され、しかも組付時の位置決めも
正確としなければならない。これらが正規の位fK組付
けられていない場合には、トルク伝達が不可能となった
り、異常摩耗の原因となる等の不具合を生じてしまうの
である。更に、各取付部に隙間か発生すると入力軸5の
回転に対し、出力軸30回転が1対IK対応しなくなる
問題があり、かつ回転比を与えることができない構造と
なっている欠点もあった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点に着目し、回転伝達部に滑
り運動がなく、かつ一定の回転比で回転伝達をなさしめ
ることができる構造とした密閉容器用回転導入機構を提
供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明に係る密閉容器用回
転導入機構は、密閉容器内に回転自在に支持される第1
の回転軸とこの第1の回転軸に対向して支持される第2
の回転軸とを有し、前記第2の回転軸にはクランクを設
けるとともに該クランクに回転自在に支持された公転部
材を取付けし、この公転部材に対向して前記第1の回転
軸と一体にされた自転部材を設け、前記公転部材と自転
部材とを内接歯車により噛合させ、かつ前記公転部材に
は密閉容器と連結されろベローズを取付けた構成とした
。また望ましくは、公転部材および自転部材は各回転軸
への取付部材と歯輪部との二部材から形成するものとす
ればよい。
上記構成により、第2の回転軸を出力軸として回転動力
を与えることにより公転部材は公転運動をなし、この運
動が第1の回転軸と一体の自転部材の内又は外を円軌跡
尤沿う運動をなす。公転および自転部材相互は内接歯車
機構による歯車噛合となっているので、公転部材の運動
が自転部材に対し噛合伝達をなし、自転運動を与えるこ
とになる。この結果、噛合歯車の歯数比に応じて定めら
れる回転比で回転が伝達されるのである。この伝達は歯
車機構にのみ依存するので正確な回転比が常に得られ、
歯相互の滑り以外の滑りは生じないため、異常摩耗の問
題やトルク伝達不能の問題はなくなるのである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明に係る密閉容器用回転導入機構の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
第2図は本発明の第1実施例を示す断面図である。図に
示されるように、真空容器等の密閉容器10には回転動
力の導入窓11が形成され、この導入窓11を被うよう
にケース12が取付けられている。ケース12の密閉容
器10への取付部には中間フランジ13が設けられ、更
に中間フランジ13と密閉容器10との間には出力軸支
持7ランジ14が設けられている。前記中間7ランジ1
3の内周縁にはケース12内に延在する筒状部13Aが
設けられ、該筒状部13Aの内方に出力軸支持7ランジ
14のボス部14Aを配役せしめている。ボス部14A
には第1の回転軸たる出力軸15が軸受16により回転
自在に取付けられ、密閉容器10内の回転機器に連継さ
せるべく導入窓11から容器10内に導かれている。
一方、ケース12の先端カバー中心部には、前記出力軸
15と同一軸心上に第2の回転軸たる入力軸17を支持
するボス部12Aが形成され、やはり軸受18を介して
入力軸17を回転自在に支持している。入力軸17は外
部の駆動装置によって回転駆動されるものである。
ケース12内において、前記入力軸17の端部にはその
直径方向の一端側にカウンタウェイト19が、他端側に
クランク20が設けられている。
クランク20は半径方向に延設されるクランクアーム2
0Aと、その前面部から突出されるクランクビン20B
から構成され、入力軸17の回転によりクランクビン2
0Bが円運動をなすようにしている。そして、クランク
ビン20Bには公転部材たる内歯車を構成するリング歯
車21がニードルベアリング22を介して取付けられて
いる。このため、入力軸17の回転駆動により、リング
歯車21は公転運動をなすが、ニードルベアリング22
と後述するベローズ24により自転運動が生じない構成
となっている。一方、入力軸17に対向している出力軸
15の端部には自転部材たる外歯車23が同心的かつ一
体的に取付けられて〜・る。
この外歯車23は前記リング歯車21と内接して噛合さ
れるように出力軸15を延長してリング歯車21に内包
配置されている。リング歯車21の歯数は外歯車23の
歯数より大とされ、歯数比に応じた減速機構を構成させ
ている。
なお、密閉容器10の内外を気密遮断するために、歯車
噛合部を密閉包囲するベローズ24が設けられ、これは
出力軸15の外周に位置して、一端をリング歯車21の
外周面に固着し、他端を中間7ランジ13の筒状部13
Aの先端外周面に固着して取付けられる。このとき、リ
ング歯車21の外径寸法と筒状部13Aの外径寸法とを
同じくすることで、ベローズ24を一様な外径寸法とし
て形成することができる。
このように構成された回転導入機構の作用は次のように
なる。図示しない駆動装置によって入力軸17を回転さ
せることにより、クランクビン20Bは入力軸17を中
心とする円運動を行う。
クランクビン20Bにはリング歯車21がニードルベア
リング22によって回転自在に支持されているが、リン
グ歯車21自身はベローズ24によって密閉容器10に
対する回転は拘束されているので、結局リング歯車21
は入力軸17の中心口りに自転せず、公転運動のみを行
う。このとき、リング歯車21とこれに噛合う外歯車2
3の各歯数Zle Zz をZz =Zt  4とする
と、外歯車23はリング歯車21が1回公転運動する間
にリング歯車21の公転方向と反対の方向に(4/Z2
)×360度自転するので、入力軸170回転速度が(
4/Z2)だけ減速されて出力軸15に伝達されること
になる。なお、実施例ではZlとz2をZ、=:Zl−
4としたが、歯数のとり方によっては入力軸17と出力
軸15の速比を1対1で駆動することができる。
このように、本実施例では密閉容器10内に外部から回
転動力を導入する機構に歯車機構を用い、球体継手の如
き滑り機構を採用していないので、組付部位の遊び隙間
によって入力軸17と出力軸15の回転が1対1に対応
しなくなることがなく、常に一定の速比で回転伝達を行
わせることが可能となる。また、歯車歯面の理論的に計
算できる滑り量以外の滑りが発生することもなく、異常
摩耗を生じるおそれもない。更に、組立時には歯車21
.23の噛合せのみに注意を払えばよく、従来の如く、
微妙な位置調整を行う必要もなく、組立作業性が極めて
良好となる利点がある。
第3図は第1実施例に用いる公転部材たるリング歯車の
変形例を示す断面図である。このリング歯車210はク
ランクビン20Bに取付けられるボス部211を具備し
、ベローズ24の端部蓋体な構成する入力軸17への取
付部材212と、内歯を構成する歯輪部213とを別異
に形成したものである。両者は取付部材212のリング
部内周面と歯輪部213の外周面との間にキー214を
差し込んで回転方向に固定し、取付部材212のリング
部内周面に形成した溝に嵌め込んだスナツプリング21
5にて歯輪部213の端面を抜は止め支承させて軸方向
に固定して組付けられる。斯かる構成によれば、歯車形
成が極めて簡単に行い得て製作上の利点が多く、また歯
車摩耗に対して歯輪部213のみの交換で済むという利
点もある。
次に、第4図には第2実施例の断面図を示す。
この第2実施例は入力軸170回転を増速させて出力軸
15に伝達するように構成した点で前述第1実施例と異
なる。増速機構とするため、この実施例ではクランクピ
ン20Bに取付けられる公転部材を外歯車部材25とし
、他方、出力軸151C取付けられる自転部材を内歯が
形成されてなるリング歯車26として、リング歯車26
に外歯車部材25の外歯車25Aを内接させて噛合せた
構造としている。ベローズ24はクランクピン20Bへ
の取付ボス25Bを裏面に有する円板25Cの外周縁に
溶接により取付けられる。円板25Cはリング歯車26
と干渉しないようにその半径を充分大きくとっている。
その他の構成は第1実施例と略同様であるので同一部材
に同一番号を付して説明を省略する。
斯かる実施例では、入力軸17を外部の駆動装置によっ
て回転駆動することで、外歯車部材25はベローズ24
の捩れ剛性によって自転が阻止されつつ入力軸17を中
心とする公転運動をなす。
この公転運動により、外歯車25Aと噛合っている自転
部材としてのリング歯車26は公転方向上反対方向に自
転され、出力軸15を歯数に応じて増速回転させるので
ある。
第5図は第2実施例に用いた外歯車部材25の変形例で
ある。この変形例に係る外歯車部材250のボス部25
1および円板252を一体にし、外歯車を形成する歯輪
253を別部材として両者を組付けるようにしたもので
ある。このため、円板252の中心に歯輪253の取付
ビン254を突設し、歯輪253を嵌め込んでキー25
5およびスナップリング256で固定するようにしてい
る。
この例では第3図の例と同様釦製作が容易で摩耗交換が
歯輪253のみで足りる利点がある。なお、円板252
を外周を折り返してベローズ24の取付けを容易圧して
いる。
上記いずれの実施例においても公転部材の自転防止ヲペ
ローズ24の捩り剛性を利用して行っているが、ケース
12のカバー面との間にオルダム継手の如き自転防止機
構を設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によれば、密閉容器内への回転動力
の導入に内歯車と外歯車との内接噛合機構を用い、一方
の歯車を他方の歯車中心口りに公転運動させるようにし
たので、回転伝達が歯数で定められた回転比で確実に行
われ、回転比が狂ったり、各部の滑りによる損傷発生や
組付作業の困難性を解消できるというすぐれた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転導入機構の断面図、第2図は本発明
の第1実施例を示す回転導入機構の断面図、第3図は第
1実施例に用いる公転部材の変形例を示す断面図、第4
図は第2実施例の回転導入機構の断面図、第5図は第2
実施例に用いる公転部材の変形例を示す断面図である。 10・・・密閉容器、12・・・ケース、15・・・出
力軸、17・・・入力軸、2o・・・クランク、21・
・・リング歯車(公転部材)、23・・・外歯車(自転
部材)、24・・・ベローズ、25・・・外歯車部材(
公転部材)、26・・・リング歯車(自転部材)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉容器内に回転自在に支持される第1の回転軸
    とこの第1の回転軸に対向する第2の回転軸とを有し、
    前記第2の回転軸にはクランクを設けるとともに該クラ
    ンクに回転自在に支持された公転部材を取付けし、この
    公転部材に対向して前記第1の回転軸と一体にされた自
    転部材を設け、前記公転部材と自転部材とを内接歯車に
    より噛合させ、かつ前記公転部材には密閉容器と連結さ
    れるベローズを取付けたことを特徴とする密閉容器用回
    転導入機構。
  2. (2)前記公転部材および自転部材は各回転軸への取付
    部材と歯輪部との二部材から形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の密閉容器用回転導入
    機構。
JP12587785A 1985-06-10 1985-06-10 密閉容器用回転導入機構 Pending JPS61282661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12587785A JPS61282661A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 密閉容器用回転導入機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12587785A JPS61282661A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 密閉容器用回転導入機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61282661A true JPS61282661A (ja) 1986-12-12

Family

ID=14921132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12587785A Pending JPS61282661A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 密閉容器用回転導入機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61282661A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544167A (ja) * 2005-06-08 2008-12-04 ハブレ,バード トルク伝達装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544167A (ja) * 2005-06-08 2008-12-04 ハブレ,バード トルク伝達装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9850996B2 (en) Motor incorporating reducer
JP3387935B2 (ja) 遊星歯車装置
US5697868A (en) Planetary speed reduction gear
US4491033A (en) Double eccentric wave generator arrangement
JPH0926011A (ja) 転動ボール式変速装置
US20090249918A1 (en) Finger Joint Mechanism
JPH0617900A (ja) 偏心伝動装置
JP2001221298A (ja) 偏心揺動型減速機
JPH0379584B2 (ja)
US4594918A (en) Wrist mechanism for industrial robot
JPS61282661A (ja) 密閉容器用回転導入機構
JPH05272598A (ja) 内接噛合遊星歯車構造のシリーズ
JPH0666350A (ja) 減速装置
JP3550433B2 (ja) 遊星歯車式減速装置
JPH10306854A (ja) 歯車減速機
JP2019078343A (ja) 内接式遊星歯車機構を組み合わせた回転伝達装置
JP2000179630A (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JPH0243934B2 (ja)
US20230229113A1 (en) Timepiece
CN217271680U (zh) 双联齿传动机构
JPH0777247A (ja) 駆動装置
KR102509207B1 (ko) 듀플렉스 볼을 이용한 감속기
JPH04244637A (ja) 減速装置
JPS60164045A (ja) 歯車減速装置
JPH06103059B2 (ja) 差動遊星歯車装置