JPS61282589A - 掘削リグのフイ−ド装置 - Google Patents
掘削リグのフイ−ド装置Info
- Publication number
- JPS61282589A JPS61282589A JP12401785A JP12401785A JPS61282589A JP S61282589 A JPS61282589 A JP S61282589A JP 12401785 A JP12401785 A JP 12401785A JP 12401785 A JP12401785 A JP 12401785A JP S61282589 A JPS61282589 A JP S61282589A
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- JP
- Japan
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- swivel head
- turret
- drilling rig
- feed cylinder
- transmission means
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、掘削リグのフィード装置に係り、特にトラッ
クマウントタイプの作井機等に用いられる掘削リグのフ
ィード装置に関する。
クマウントタイプの作井機等に用いられる掘削リグのフ
ィード装置に関する。
トラックマウントタイプの作井機ではトラック上にポン
プや掘削機械並びに櫓を起伏自在に搭載し、この櫓を起
立した状態でスイベルヘッドに掘管を保持させ、このス
イベルヘッドにより掘管に回転力を与えると共にスイベ
ルヘッドを降下させて掘削するようにしている。このス
イベルヘッドの昇降動作は、櫓に設けられスイベルヘッ
ドの上下端にワイヤロープ等を介して連結されたフィー
ドシリンダによって行われており、従来のトラックマウ
ントタイプの作井機ではフィードシリンダの作動ロッド
とスイベルヘッドとは作動ロッドの押出時(ピストン大
断面)にスイベルヘッドの下ワイヤロープが引下げられ
、作動口・ノドの引戻時(ピストン小断面)にスイベル
ヘッドの上ワイヤロープが引上げられるようにワイヤロ
ープを介して連結されている。
プや掘削機械並びに櫓を起伏自在に搭載し、この櫓を起
立した状態でスイベルヘッドに掘管を保持させ、このス
イベルヘッドにより掘管に回転力を与えると共にスイベ
ルヘッドを降下させて掘削するようにしている。このス
イベルヘッドの昇降動作は、櫓に設けられスイベルヘッ
ドの上下端にワイヤロープ等を介して連結されたフィー
ドシリンダによって行われており、従来のトラックマウ
ントタイプの作井機ではフィードシリンダの作動ロッド
とスイベルヘッドとは作動ロッドの押出時(ピストン大
断面)にスイベルヘッドの下ワイヤロープが引下げられ
、作動口・ノドの引戻時(ピストン小断面)にスイベル
ヘッドの上ワイヤロープが引上げられるようにワイヤロ
ープを介して連結されている。
しかしながら、掘削深度が深くなるに従って掘管を継足
して掘削する為、掘管の自重も相当大きくなりスイベル
ヘッドを下降させる力よりもスイベルヘッドを吊上げる
力即ちスイベルヘッドを吊り下げる為に支持する力が大
きく必要とされる。
して掘削する為、掘管の自重も相当大きくなりスイベル
ヘッドを下降させる力よりもスイベルヘッドを吊上げる
力即ちスイベルヘッドを吊り下げる為に支持する力が大
きく必要とされる。
掘削においても孔曲りを起さないためや、ビット荷重を
調整するために吊り下げた状態で掘削する。つまり自重
が大きい場合、自重と反対の上向きの力を付与し、その
差の荷重をビットに与えて掘削するため深堀りになる程
スイベルヘッドの吊上げ力の増大が要求される。従って
実際の掘削時には、スイベルヘッドの上部ワイヤロープ
に引上げ力を加えて自重を軽くしてバランスをとりなが
らスイベルヘッドを下降させて掘削している。しかしな
がら従来のスイベルヘッドとフィードシリンダの作動ロ
フトとの連結態様は、作動力の弱い作動ロッドの引戻時
にスイベルヘッドの上部ワイヤロープが引上げられるよ
うに連結されている為、従来のフィードシリンダでは掘
削深度が深くなるに従って充分に自重を保持するための
作動力をスイベルヘッドに付与することはできないので
、シリンダ径や油圧力を大きくしなければならない欠点
があった。また、そのために櫓が大形化し重量も大きく
なってトラックマウントの搭載重量が過大になるという
欠点もあった。
調整するために吊り下げた状態で掘削する。つまり自重
が大きい場合、自重と反対の上向きの力を付与し、その
差の荷重をビットに与えて掘削するため深堀りになる程
スイベルヘッドの吊上げ力の増大が要求される。従って
実際の掘削時には、スイベルヘッドの上部ワイヤロープ
に引上げ力を加えて自重を軽くしてバランスをとりなが
らスイベルヘッドを下降させて掘削している。しかしな
がら従来のスイベルヘッドとフィードシリンダの作動ロ
フトとの連結態様は、作動力の弱い作動ロッドの引戻時
にスイベルヘッドの上部ワイヤロープが引上げられるよ
うに連結されている為、従来のフィードシリンダでは掘
削深度が深くなるに従って充分に自重を保持するための
作動力をスイベルヘッドに付与することはできないので
、シリンダ径や油圧力を大きくしなければならない欠点
があった。また、そのために櫓が大形化し重量も大きく
なってトラックマウントの搭載重量が過大になるという
欠点もあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、スイ
ベルヘッドに大きな吊上げ力を与えることができる掘削
リグのフィード装置を提案することを目的としている。
ベルヘッドに大きな吊上げ力を与えることができる掘削
リグのフィード装置を提案することを目的としている。
本発明は前記目的を達成する為に、櫓と、櫓にガイドさ
れて昇降自在に設けられ回転駆動装置を備えたスイベル
ヘッドと、スイベルヘッド下部に取付けて回転並びに昇
降が与えられ先端にビットを備えた掘管とからなる掘削
機において、そのシリンダが櫓に連結されると共にその
作動ロッドの先端に一対の回転車が設けられたフィード
シリン。
れて昇降自在に設けられ回転駆動装置を備えたスイベル
ヘッドと、スイベルヘッド下部に取付けて回転並びに昇
降が与えられ先端にビットを備えた掘管とからなる掘削
機において、そのシリンダが櫓に連結されると共にその
作動ロッドの先端に一対の回転車が設けられたフィード
シリン。
ダと、一端が前記スイベルヘッドの上端に取付けられる
と共に櫓に固定された回転車を介して他端が該フィード
シリンダの作動ロッド先端に設けた一方の回転車を介し
て櫓に取付けられる第1伝達手段と、一端が前記スイベ
ルヘッドの下端に取付けられると共に櫓に固定された回
転車を介して他端が該フィードシリンダの作動ロッド先
端に設けた他方の回転車を介して格に取付けられる第2
伝達手段と、を備え、該作動ロッド押出時にはスイベル
ヘッドを上昇させ、また作動ロッド引戻時にはスイベル
ヘッドを降下させることを特徴としている。
と共に櫓に固定された回転車を介して他端が該フィード
シリンダの作動ロッド先端に設けた一方の回転車を介し
て櫓に取付けられる第1伝達手段と、一端が前記スイベ
ルヘッドの下端に取付けられると共に櫓に固定された回
転車を介して他端が該フィードシリンダの作動ロッド先
端に設けた他方の回転車を介して格に取付けられる第2
伝達手段と、を備え、該作動ロッド押出時にはスイベル
ヘッドを上昇させ、また作動ロッド引戻時にはスイベル
ヘッドを降下させることを特徴としている。
以下添付図面に従って本発明に係る掘削リグのフィード
装置の好ましい実施例を詳説する。
装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図ではトラックマウントタイプの作井機の概略構造
が示され、10はトラック架台、12はトラック架台上
に設置されたポンプ、14はオイルユニット、16は起
伏自在に架台10上に設けられた櫓、18は作動ロッド
を押出すことにより第1図で示すように櫓16を起立さ
せ、引戻すことにより櫓16を架台10上に伏臥させる
櫓起倒シリンダである。櫓16にはスイベルヘッド20
が後述するガイド溝を介して昇降自在に支持されている
。このスイベルヘッド20にはオイルモータ等の回転駆
動源22が設けられ、この駆動源22によってスイベル
ヘッド20の下部にジヨイントされた掘管24は回転力
が与えられる。又スイベルヘッド上のスイベル21には
ホース26が連結され、このホース26を介して掘管2
4内に送水し、ビット25の先端から排出され掘削スラ
イム等を除去することができる。
が示され、10はトラック架台、12はトラック架台上
に設置されたポンプ、14はオイルユニット、16は起
伏自在に架台10上に設けられた櫓、18は作動ロッド
を押出すことにより第1図で示すように櫓16を起立さ
せ、引戻すことにより櫓16を架台10上に伏臥させる
櫓起倒シリンダである。櫓16にはスイベルヘッド20
が後述するガイド溝を介して昇降自在に支持されている
。このスイベルヘッド20にはオイルモータ等の回転駆
動源22が設けられ、この駆動源22によってスイベル
ヘッド20の下部にジヨイントされた掘管24は回転力
が与えられる。又スイベルヘッド上のスイベル21には
ホース26が連結され、このホース26を介して掘管2
4内に送水し、ビット25の先端から排出され掘削スラ
イム等を除去することができる。
次にスイベルヘッド20と櫓16に設けられるフィード
シリンダ28との連結構造について第2図乃至第6図に
従って説明する。フィードシリンダ28の下端部30は
ピンジヨイント31を介して櫓16に取付けられている
。またフィードシリンダ28の作動ロッド32の先端部
にはスプロケット又はシープ等の回転車36.38が枢
支され、この回転車36には例えばチェーン40が巻回
されている。即ちチェーン40の一端42は櫓16に固
定され、回転車36を巻回して下方に降り、更に櫓16
の下端部に固定された回転車44を巻回して上方に延び
、櫓16の上端部に固定された回転車46.48を巻回
してスイベルヘッド20の上端部40Aに固着されてい
る。従ってフィードシリンダ28が作動して作動ロッド
32を押出すと、スイベルヘッド20はチェーン40を
介して引き上げ力を受けることになる。
シリンダ28との連結構造について第2図乃至第6図に
従って説明する。フィードシリンダ28の下端部30は
ピンジヨイント31を介して櫓16に取付けられている
。またフィードシリンダ28の作動ロッド32の先端部
にはスプロケット又はシープ等の回転車36.38が枢
支され、この回転車36には例えばチェーン40が巻回
されている。即ちチェーン40の一端42は櫓16に固
定され、回転車36を巻回して下方に降り、更に櫓16
の下端部に固定された回転車44を巻回して上方に延び
、櫓16の上端部に固定された回転車46.48を巻回
してスイベルヘッド20の上端部40Aに固着されてい
る。従ってフィードシリンダ28が作動して作動ロッド
32を押出すと、スイベルヘッド20はチェーン40を
介して引き上げ力を受けることになる。
一方ワイヤロープ50はその一端52が櫓16に固定さ
れ、作動ロッド32の先端に設けられた回転車38に巻
回され、更に櫓16に固定された回転車54に巻回され
て下方に伸び、更に櫓16の下端部に固定された回転車
56に巻回されて上方に伸び、スイベルヘッド20の下
端部50Aに固着されている。従ってフィードシリンダ
28が作動し、作動ロッド32を引戻すとスイベルヘッ
ド20はワイヤロープ50を介して引き下げ力を受ける
ことになる。このように構成されたスイベルヘッド20
とフィードシリンダ28との連結構造は第2図並びに第
4図に示すように各々同一構造のものが一対設けられて
いる。スイベルへラド20とワイヤロープ50との連結
部50Aはスイベルヘッド20とチェーン40との連結
部40Aより第3図に示すようにその取付位置が若干ず
らして設けられている。この結果スイベルヘッド20の
下方に於いてワイヤロープ50がその中心より位置をず
らして配置されているため掘管の継ぎ足し、取り外し等
の交換作業の為のスペースが確保でき、作業効率が向上
する。
れ、作動ロッド32の先端に設けられた回転車38に巻
回され、更に櫓16に固定された回転車54に巻回され
て下方に伸び、更に櫓16の下端部に固定された回転車
56に巻回されて上方に伸び、スイベルヘッド20の下
端部50Aに固着されている。従ってフィードシリンダ
28が作動し、作動ロッド32を引戻すとスイベルヘッ
ド20はワイヤロープ50を介して引き下げ力を受ける
ことになる。このように構成されたスイベルヘッド20
とフィードシリンダ28との連結構造は第2図並びに第
4図に示すように各々同一構造のものが一対設けられて
いる。スイベルへラド20とワイヤロープ50との連結
部50Aはスイベルヘッド20とチェーン40との連結
部40Aより第3図に示すようにその取付位置が若干ず
らして設けられている。この結果スイベルヘッド20の
下方に於いてワイヤロープ50がその中心より位置をず
らして配置されているため掘管の継ぎ足し、取り外し等
の交換作業の為のスペースが確保でき、作業効率が向上
する。
次に第7図乃至第9図に於いてスイベルヘッド20のガ
イド機構について説明する。第7図に示すようにスイベ
ルヘッド20の側面にはローラ60.60が突設されて
いる。一方スイベルヘッド20の側方に位置する櫓16
のポスト16Aにはガイド板62.62が設けられ、こ
れによりガイド溝64が形成されている。スイベルヘッ
ド20の側面に形成されたローラ60はこのガイド溝6
4に遊嵌され、従ってチェーン40の引き上げ若しくは
ワイヤロープ50の引き下げによってスイベルヘッド2
0が昇降移動されると、スイベルヘッド20のローラ6
0はこのガイド溝64にガイドされながら昇降移動する
ことになる。さらにこのガイド溝64は、ボーリングセ
ンタと同一センタライン上に設けであるのでスイベルヘ
ッドにモーメントが作用せず掘削時スムーズにスイベル
が昇降出来る。
イド機構について説明する。第7図に示すようにスイベ
ルヘッド20の側面にはローラ60.60が突設されて
いる。一方スイベルヘッド20の側方に位置する櫓16
のポスト16Aにはガイド板62.62が設けられ、こ
れによりガイド溝64が形成されている。スイベルヘッ
ド20の側面に形成されたローラ60はこのガイド溝6
4に遊嵌され、従ってチェーン40の引き上げ若しくは
ワイヤロープ50の引き下げによってスイベルヘッド2
0が昇降移動されると、スイベルヘッド20のローラ6
0はこのガイド溝64にガイドされながら昇降移動する
ことになる。さらにこのガイド溝64は、ボーリングセ
ンタと同一センタライン上に設けであるのでスイベルヘ
ッドにモーメントが作用せず掘削時スムーズにスイベル
が昇降出来る。
ガイド溝64は第9図に示すように上下方向に沿っ−て
設けられているが、その途中にスイベルヘッド20の格
納機構が設けられている。即ちガイド溝64には途中で
第9図に示すように内側に傾斜した格納溝66.66が
連通し、この溝66.66の入口部には導入レバー68
.68が設けられている。スイベルヘッド20の昇降動
作時には導入レバー68.68は図の実線で示すように
上方に起立しているが、スイベルヘッド20の’J )
ラクト時には誘導レバー68.68は第9図の2点鎖線
で示すようにガイド溝64内に位置し、スイベルヘッド
20のローラ60.60を格納溝66.66内に誘導し
て格納させ、スイベルヘッド20を図の想像線で示すよ
うに櫓16の内側に位置させることができる。これによ
り掘管24を他の巻上機等を用いて昇降させる時に作業
スペースが広く取れ、作業効率が向上する。
設けられているが、その途中にスイベルヘッド20の格
納機構が設けられている。即ちガイド溝64には途中で
第9図に示すように内側に傾斜した格納溝66.66が
連通し、この溝66.66の入口部には導入レバー68
.68が設けられている。スイベルヘッド20の昇降動
作時には導入レバー68.68は図の実線で示すように
上方に起立しているが、スイベルヘッド20の’J )
ラクト時には誘導レバー68.68は第9図の2点鎖線
で示すようにガイド溝64内に位置し、スイベルヘッド
20のローラ60.60を格納溝66.66内に誘導し
て格納させ、スイベルヘッド20を図の想像線で示すよ
うに櫓16の内側に位置させることができる。これによ
り掘管24を他の巻上機等を用いて昇降させる時に作業
スペースが広く取れ、作業効率が向上する。
第10図では、本実施例で使用されるジヨイント70の
構造が示されている。ジヨイント70は、90°方向の
変ったチェーンを連結する為に使用される。ジヨイント
70は、第2図の回転車36.44間に於けるチェーン
、回転車44.46間に於けるチェーンの連結に使用さ
れる。これにより回転車36と回転車44との取付角度
が異なっていてもチェーン40を両回転車36.44に
巻回することが出来、また回転車44.46に於いても
同様に取付角度が異なっていてもチェーン40で連結す
ることができる。本実施例では、スイベルヘッドの引き
上げ用に耐荷重の大きいチェーン40を用い、引き下げ
用にワイヤロープ50を用いたのであるがこれに限らず
荷重によりワイヤローブ或いはチェーンのみで使用する
ことも出来る。
構造が示されている。ジヨイント70は、90°方向の
変ったチェーンを連結する為に使用される。ジヨイント
70は、第2図の回転車36.44間に於けるチェーン
、回転車44.46間に於けるチェーンの連結に使用さ
れる。これにより回転車36と回転車44との取付角度
が異なっていてもチェーン40を両回転車36.44に
巻回することが出来、また回転車44.46に於いても
同様に取付角度が異なっていてもチェーン40で連結す
ることができる。本実施例では、スイベルヘッドの引き
上げ用に耐荷重の大きいチェーン40を用い、引き下げ
用にワイヤロープ50を用いたのであるがこれに限らず
荷重によりワイヤローブ或いはチェーンのみで使用する
ことも出来る。
前記の如く構成された本発明に係る掘削リグのフィード
装置の好ましい作用は次の通りである。
装置の好ましい作用は次の通りである。
先ず掘管24はスイベルヘッド20に取付けられ、駆動
源22によって回転させられる。この状態でフィードシ
リンダ28を作動させ、作動ロッド32を引き戻すと、
スイベルヘッド20はワイヤローブ50に引っ張られ、
下方向に移動する。また自重が大きい場合は、作動ロッ
ド32の押出方向に圧力をかけてスイベルへラドに上向
きの力を作用させ自重との差の荷重によってロッド32
を引き戻しながら下方向に移動させ掘進する。これによ
り掘管24によって第1図に示すように掘削孔80が形
成される。掘削孔80を掘削するに従って掘管24は順
次継ぎ足され、掘削孔80が徐々に形成される。スイベ
ルヘッド20の吊り下げ力は、フィードシリンダ28の
作動ロッド32の押出力によりスイベルヘッド20を支
持することができる。この場合スイベルヘッド20には
大きな荷重が加わっているが、フィードシリンダ28の
押出時に於いてはフィードシリンダ28は大きな力を支
持することができ、スイベルヘッド20を有効に支持す
ることができる。
源22によって回転させられる。この状態でフィードシ
リンダ28を作動させ、作動ロッド32を引き戻すと、
スイベルヘッド20はワイヤローブ50に引っ張られ、
下方向に移動する。また自重が大きい場合は、作動ロッ
ド32の押出方向に圧力をかけてスイベルへラドに上向
きの力を作用させ自重との差の荷重によってロッド32
を引き戻しながら下方向に移動させ掘進する。これによ
り掘管24によって第1図に示すように掘削孔80が形
成される。掘削孔80を掘削するに従って掘管24は順
次継ぎ足され、掘削孔80が徐々に形成される。スイベ
ルヘッド20の吊り下げ力は、フィードシリンダ28の
作動ロッド32の押出力によりスイベルヘッド20を支
持することができる。この場合スイベルヘッド20には
大きな荷重が加わっているが、フィードシリンダ28の
押出時に於いてはフィードシリンダ28は大きな力を支
持することができ、スイベルヘッド20を有効に支持す
ることができる。
このように本発明に係る実施例によれば、スイベルヘッ
ド20にかかる吊り下げ力はフィードシリンダ28の作
動ロッド32の押出力で支持されているので、掘削深度
が深くなり自重が増加しても、大きな吊り上刃を得るこ
とが出来る。
ド20にかかる吊り下げ力はフィードシリンダ28の作
動ロッド32の押出力で支持されているので、掘削深度
が深くなり自重が増加しても、大きな吊り上刃を得るこ
とが出来る。
又スイベルヘッド20には吊り上げ荷重をチェーン40
で受け、荷重の加わらない引き下げ時にはワイヤロープ
50で引き下げることにしているので、装置自体がコン
パクトに構成される利点がある。又チェーン40はフィ
ードシリンダ28の配置上90°ねじられることになる
がそのねじり箇所に於いてジヨイント70を用いている
のでチェーン40を使用することが可能である。
で受け、荷重の加わらない引き下げ時にはワイヤロープ
50で引き下げることにしているので、装置自体がコン
パクトに構成される利点がある。又チェーン40はフィ
ードシリンダ28の配置上90°ねじられることになる
がそのねじり箇所に於いてジヨイント70を用いている
のでチェーン40を使用することが可能である。
又掘削時に於いてスイベルヘッド20のガイドの中心線
と掘管の中心線とが略一致しているので、掘削時曲げモ
ーメントがかからず、掘管の掘削作業はスムーズに行え
る利点がある。
と掘管の中心線とが略一致しているので、掘削時曲げモ
ーメントがかからず、掘管の掘削作業はスムーズに行え
る利点がある。
更に降下用ワイヤロープ50はスイベルヘッド20の中
心からずらして配置されているので、スイベルヘッド2
0の下方の作業スペースが大きく確保され、作業能率が
向上する利点がある。
心からずらして配置されているので、スイベルヘッド2
0の下方の作業スペースが大きく確保され、作業能率が
向上する利点がある。
又掘管の継ぎ足し、切り離し作業に於いては、スイベル
ヘッド20を格納溝66にリトラクトし、これにより掘
管の切り離し、回収作業が容易にできるスペースが確保
できる。又フィードシリンダ28は櫓の外側に設けられ
ているので、櫓自体の厚−さが小さくでき、作業スペー
スも広くとれ、櫓がコンパクトにできる効果がある。
ヘッド20を格納溝66にリトラクトし、これにより掘
管の切り離し、回収作業が容易にできるスペースが確保
できる。又フィードシリンダ28は櫓の外側に設けられ
ているので、櫓自体の厚−さが小さくでき、作業スペー
スも広くとれ、櫓がコンパクトにできる効果がある。
以上説明したように本発明に係る掘削リグのフィード装
置によれば、フィードシリンダの作動ロッドの押出時に
掘管を保持するスイベルヘッドを上昇させ、作動ロッド
の引戻時にスイベルヘッドを降下させるようにしたので
、スイベルヘッドに大きな吊り下げ荷重が加わっても充
分にフィードシリンダが作動できるので櫓の軽量化を図
れるとともに高深度掘削に有効なトラックマウントに適
した掘削リグを提供することができる。
置によれば、フィードシリンダの作動ロッドの押出時に
掘管を保持するスイベルヘッドを上昇させ、作動ロッド
の引戻時にスイベルヘッドを降下させるようにしたので
、スイベルヘッドに大きな吊り下げ荷重が加わっても充
分にフィードシリンダが作動できるので櫓の軽量化を図
れるとともに高深度掘削に有効なトラックマウントに適
した掘削リグを提供することができる。
第1図は本発明に係るトラックマウントタイプの作井機
の概略構造が示されている斜視図、第2図はスイベルヘ
ッドとフィードシリンダとの連結構造を示す概略斜視図
、第3図は櫓の側面図、第4図は櫓の背面図、第5図は
第3図上でV−V線に沿う断面図、第6図は第3図上で
Vl−Vl線に沿う断面図、第7図はスイベルヘッドの
ガイド機構を示す平面図、第8図はスイベルヘッドのガ
イド機構を示す正面図、第9図はスイベルヘッドの格納
機構を示す側面図、第10図はチェーンのジヨイントを
示す正面図である。 10・・・トラックの架台、 16・・・櫓、 2
0・・・スイベルヘッド、 24・・・掘!、 28
・・・フィードシリンダ、 40・・・チェーン、
50・・・ワイヤロープ。 第9図 第10図
の概略構造が示されている斜視図、第2図はスイベルヘ
ッドとフィードシリンダとの連結構造を示す概略斜視図
、第3図は櫓の側面図、第4図は櫓の背面図、第5図は
第3図上でV−V線に沿う断面図、第6図は第3図上で
Vl−Vl線に沿う断面図、第7図はスイベルヘッドの
ガイド機構を示す平面図、第8図はスイベルヘッドのガ
イド機構を示す正面図、第9図はスイベルヘッドの格納
機構を示す側面図、第10図はチェーンのジヨイントを
示す正面図である。 10・・・トラックの架台、 16・・・櫓、 2
0・・・スイベルヘッド、 24・・・掘!、 28
・・・フィードシリンダ、 40・・・チェーン、
50・・・ワイヤロープ。 第9図 第10図
Claims (7)
- (1)櫓と、櫓にガイドされて昇降自在に設けられ回転
駆動装置を備えたスイベルヘッドと、スイベルヘッド下
部に取付けて回転並びに昇降が与えられ先端にビットを
備えた掘管とからなる掘削機において、そのシリンダが
櫓に連結されると共にその作動ロッドの先端に一対の回
転車が設けられたフィードシリンダと、一端が前記スイ
ベルヘッドの上端に取付けられると共に櫓に固定された
回転車を介して他端が該フィードシリンダの作動ロッド
先端に設けた一方の回転車を介して櫓に取付けられる第
1伝達手段と、一端が前記スイベルヘッドの下端に取付
けられると共に櫓に固定された回転車を介して他端が該
フィードシリンダの作動ロッド先端に設けた他方の回転
車を介して櫓に取付けられる第2伝達手段と、を備え、
該作動ロッド押出時にはスイベルヘッドを上昇させ、ま
た作動ロッド引戻時にはスイベルヘッドを降下させるこ
とを特徴とする掘削リグのフィード装置。 - (2)第1伝達手段はチェーンで構成され、第2伝達手
段はワイヤロープで構成されることを特徴とする特許請
求の範囲第1項の掘削リグのフィード装置。 - (3)スイベルヘッドのガイド中心はボーリングセンタ
と略一致することを特徴とする特許請求の範囲第1項の
掘削リグのフィード装置。 - (4)フィードシリンダは、櫓の外面に設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項の掘削リグのフ
ィード装置。 - (5)フィードシリンダ、第1伝達手段並びに第2伝達
手段はスイベルヘッド軸線に対称に一対設けられること
を特徴とする特許請求の範囲第1項の掘削リグのフィー
ド装置。 - (6)スイベルヘッドは櫓上部においてボーリングセン
タからずれて収納できることを特徴とする特許請求の範
囲第1項の掘削リグのフィード装置。 - (7)第1伝達手段のチェーンはジョイントを介してひ
ねられていることを特徴とする特許請求の範囲第2項の
掘削リグのフィード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12401785A JPS61282589A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 掘削リグのフイ−ド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12401785A JPS61282589A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 掘削リグのフイ−ド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61282589A true JPS61282589A (ja) | 1986-12-12 |
JPH0252078B2 JPH0252078B2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=14874965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12401785A Granted JPS61282589A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | 掘削リグのフイ−ド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61282589A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938323U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-04-04 | ||
JPS53142502U (ja) * | 1977-04-15 | 1978-11-10 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12401785A patent/JPS61282589A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938323U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-04-04 | ||
JPS53142502U (ja) * | 1977-04-15 | 1978-11-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252078B2 (ja) | 1990-11-09 |
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