JPS61282485A - ポリエステル繊維の染色方法 - Google Patents

ポリエステル繊維の染色方法

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JPS61282485A
JPS61282485A JP60124183A JP12418385A JPS61282485A JP S61282485 A JPS61282485 A JP S61282485A JP 60124183 A JP60124183 A JP 60124183A JP 12418385 A JP12418385 A JP 12418385A JP S61282485 A JPS61282485 A JP S61282485A
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JP
Japan
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dyeing
compound
present
spinning
dyed
Prior art date
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Application number
JP60124183A
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English (en)
Inventor
潔 義田
武居 庄治
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリエステル繊維の染色方法に関する。更に
詳しくは紡速6ooom、”分取上で紡糸されたポリエ
ステル繊維からなる織編物で染色における、しわ、地割
れの発生のないメリエステル繊維の染色方法に関するも
のである。
従来の技術 ポリエステル繊維は、その優れた物理的特性、化学的特
性を有するが故に、衣料用、工業用に広く使用されてい
る。
従来よシポリエステル繊維は、ポリエステル溶融?リマ
ーを紡糸する際に、引取速度を2000 m7分以下で
紡糸されている。この溶融紡糸で得られる織糸は、その
ままでは伸度過大で強度が低く、実用上使用に適さない
。そこで繊維は普通さらに延伸することによって始めて
高強度となり、後工程でトラブルの起らない適正な伸度
をもつようになるが、延伸工程が入ることによシコスト
高となる。これに対し、この延伸工程を省く方法として
、紡糸引取速度を高めることによシ延伸工程が省ける研
究がなされている。しかし4.000〜5,000m/
分までの高速紡糸で得られるポリエステル繊維は、−次
降伏応力が低いために製織、製編する工程において摩擦
抵抗等の比較的低荷重の負荷によシ伸長が起シ、出来上
った布帛の品位低下が。頻発するという欠点を有し、実
用上の障害となっている。
またこの繊維はポリエステル繊維の特長である腰のある
風合等をも失っている。さらにa、ooom/e以上の
高速紡糸で得られるポリエステル繊維は、製織、製編工
程、風合における問題は実用上ないが、製水収縮率が4
%以下の低収縮率のために特に織物ではリードマーク、
編物では針筋が発生し、修正することが不可能でアシ、
さらに染色工程中において、しわ、地割れが発生し、品
位低下を起こすという欠点を有している。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、紡速6,000ffi/分以上で得られ
るポリエステル繊維で、このような欠点を解消し、リー
ドマーク、針筋などが修正され、かつ染色工程中におけ
る、しわ、地割れのないぼりエステル染色品を得る方法
について鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至
った。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、紡速a、ooom/分以上で紡糸
された/ IJエステル繊維からなる織編物を染色する
に際し、下記化合物の中から選ばれる少なくとも1種以
上を併用することを特徴とするぼりエステル繊維の染色
方法 (−()  フェニールフェノール系化合物←)クロル
ベンゼン系化合物 (ハ) メチルナフタリン系化合物 に) ジフェニール系化合物 (ホ)芳香族エーテル系化合物 である。
本発明でいう紡速とは、第1図に示す装置において引取
りローラー7の引取り線速度を意味する。
本発明においては、紡速6.GOOffl/分以上の紡
糸条件で作製されたポリエステル繊維を使用する。
紡速は好ましくは7,000m/分以上であシ、その上
限は1G、0OOffi/分である。さらに好ましくは
、これら紡速で得られた繊維が、測定周波数110H!
に於ける力学的損失正接(tanδ)のピーク温度(T
max)が110℃以下であシ、かつピーク値((ta
nδ)max)が0.135以下である。
本発明の方法に用いるポリエステル繊維は実質的にはポ
リエチレンテレフタレートからなり、公知の重合法で得
られるものであるが、通常ポリエステルに使用される添
加剤、例えば艶消剤、安定剤、制電剤等を含んでもよい
。また重合度については、通常の繊維形成用の範囲内で
あれば特に制限はない。
紡速6.ooom/分以上で紡糸されたポリエステル繊
維からなる織編物とは、染色工程中にしわ、地割れの欠
点が発生しやすいものであシ、例えば織物ではタフタ、
・ぞレスなどであり、編物ではトリコット々どである。
またこれら織編物は、該ポリエチレンテレフタレート繊
維100 ′y;から成る織物、編物類、または他繊維
を該ポリエチレンテレフタレート繊維と混用した織物、
編物類である。
本発明の染色時に併用する、前記化合物の使用濃度は、
一般に0.1〜10?/塁が好ましい。0.1 f/1
以下であれば地割れ防止効果がない。一方、10t7x
以上であればポリエステル繊維への染料の染着率が低下
する傾向にある。
本発明方法に用いるフェニールフェノール系化合物トハ
、オルソフェニールフェノール、ノソラフエニールフェ
ノール、メタフェニールフェノールなどをいい、それぞ
れ単独あるいは併用使用であってもよ(,0,1〜5t
/2の濃度で用いられることが好ましく、O05〜2t
/2の濃度で用いられることが更に好ましい。またこの
ものは水性乳化物とし、て使用してもよい。
本発明方法に用いられるクロルベンゼン系化合物トハ、
ジクロルベンゼン、トリクロルベンゼンなどをいい、そ
れぞれ単独あるいは併用使用であってもよく、0.1〜
5f/2の濃度で用いられることが好ましく、0.5〜
2t/1の濃度で用いられることが更に好ましい。また
このものは水性乳化物として使用してもよい。
本発明方法に用いられるメチルナフタリン系化合物とは
、α−メチルナフタリン、β−メチルナフタリンなどを
いい、それぞれ単独あるいは併用使用であってもよ(,
0,1〜s t/flの濃度で用いられることが好まし
く、0.5〜2t/Xの濃度で用いられることが更に好
ましい。またこのものは水性乳化物として使用してもよ
い。
本発明方法に用いられるジフェニール系化合物トハ、ジ
フェニール、ジフェニールスルホンなどをいい、それぞ
れ単独あるいは併用使用であってもよく、0.1〜1(
1/14!の濃度で用いられることが好ましく、O,S
〜2 f/fLの濃度で用いられることが更に好ましい
。またこのものは、微粉末状、水性ペースト物、水性乳
化物として使用してもよい。
本発明方法に用いられる芳香族エーテル系化合物トハ、
ジフェニールエーテル、フェニルメチルエーテルなどを
いい、それぞれ単独あるいは併用使用であってもよく、
0.1〜5f/λの濃度で用いられることが好ましく、
0.5〜2 f/Itの濃度で用いられることが更に好
ましい。またこのものは水性乳化物として使用してもよ
い。
本発明方法における染色操作は、ウィンス、ジッガービ
ーム染色機、液流染色機などの装置を用い、)ζツチ方
式あるいは連続方式いずれでも実施することができる。
上記の化合物を併用して染色する際の染色°温度は、通
常ポリエステル繊維が染色されている温度であればいず
れでもよいが、一般には90℃以上が好ましく、上限染
色温度は130〜135℃までである。
本発明方法の染色操作において、染色助剤の種類とその
使用濃度、染色pH1染色浴比、染色時間、染色後の後
処理等は、通常ポリエステル繊維が染色されている条件
であればいずれでも良く、被染物の種類、用いられる処
理装置、及び染色方式(連続あるいは7ツチ方式)を勘
案して適宜設定される。
実施例 以下、本発明を実施例によシ具体的に説明する。
但し、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1 プリエチレンテレフタレートを第1図に示す装置を用い
、y、ooom/分の速度で巻き取って、75d/36
 fセミダル、50d/36fセミダルの各糸条を得た
得られた糸(製水収縮率はともに2.9%)を経Kso
a/safを使い102本/ 1nch、緯に75 d
/36 fを使いfJ2本/ 1nchの密度の平織物
に製織した。
次にこの織物を常法によシ糊抜き、精練、乾熱セ、ット
を行なった。続いて第1表に示す各化合物1t、Qをそ
れぞれ併用し、下記条件で染色した後、還元洗浄、水洗
して、乾燥、仕上げた。得られた各々の染色品について
、しわ、地割れを判定し、その結果を第1表に示す。
染色条件 ディスA−TL(開成化学工業社製品名)      
xt/II。
1)H=6(酢酸にて調整)、浴比1:10染色温度x
時間=95℃×60分 染色機:液流染色機 また比較として、染色時に上記化合物のいずれも使用し
ないものについて上記と同様に染色した後、還元洗浄し
水洗して、乾燥、仕上げた。得られた染色品は同様な判
定を行ない、その結果を第1表に示す。但し、判定基準
は次のとおりである。
しわ; O:仕上セット後しわなし。
Δ:4仕上セット後でも若干しわ有り。
×:仕上セット後でもかなりしわ有シ。
地割れ: ○:仕上セット後地割れなし。
Δ:仕上セット後部分的に弱く地割れ有シ。
×:仕上セット後全面に地割れ有シ。
第  1  表 第1表の結果よシ、本発明で実施した染色品は、しわ、
地割れがなく、品位の高いものであシ、商品価値の高い
染色品が得られることがわかる。
実施例2 ぼりエチレンテレフタレートを第1図に示す装置を用い
、紡速を6 、ooo m1分、7,000m/分、8
.000m/分、9,000m/分の各速度で巻き取っ
て、それぞれ75d/36fセミダルおよび50d/3
6fセミダルの各糸条を得た。
これらの糸(製水収縮率は第2表に示す)は、それぞれ
経糸、緯糸の紡速を揃え、経に50d/36fを使い1
02本/ 1nch、緯K 75d/36 fを使い、
82本/ 1nchの密度の平織物に製織した。
次にこれら各織物を常法によシ糊抜き、精練、乾熱セッ
トを行なった。続いて化合物オルソ7エ二ルフエノール
1 f/Itをそれぞれの織物に併用し、下記条件で染
色した後、還元洗浄、水洗して、乾燥、仕上げた。得ら
れた各々の染色品について、しわ、地割れを判定し、そ
の結果を第2表に示す。
染色条件 デイスノに−TL(明放化学工業社製品名)     
xt/XpH=6(酢酸にて調整)、浴比1:10染色
温度×時間=130℃×60分 染色機:液流染色機 また比較としそ、染色時に上記化合物を使用しないもの
について、上記と同様に染色した後、還元洗浄し水洗し
て、乾燥、仕上げた。得られた各々の染色品は実施例1
と同様な品位判定を行ない、その結果を第2表に示す。
以下余白 第  2  表 第2表の結果よシ、本発明の方法による平織物染色品は
、しわ、地割れがなく、品位の高いものであシ、商品価
値の高い染色品が得られることがわかる。
発明の効果 本発明のポリエステル繊維の染色方法によれば、染料の
吸尽性が高く、染色のコストダウンにつながるものであ
る。しかも、本発明方法により得られる織編染色物は、
しわおよび地割れがなく、通常のポリエステル繊維の高
温高圧染色品と同等の品位良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法に用いる繊維の紡糸工程の一例
の概略図である。 1・・・糸条、2・・・紡糸ヘッド、3・・・管状加熱
域、4・・・流体吸引装置、5・・・油剤付与装置、6
・・・集束装置、7・・・引取シローラー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 紡速6000m/分以上で紡糸されたポリエステル繊維
    からなる織編物を染色するに際し、下記化合物の中から
    選ばれる少なくとも1種以上を併用することを特徴とす
    るポリエステル繊維の染色方法 (イ)フェニールフェノール系化合物 (ロ)クロルベンゼン系化合物 (ハ)メチルナフタリン系化合物 (ニ)ジフェニール系化合物 (ホ)芳香族エーテル系化合物
JP60124183A 1985-06-10 1985-06-10 ポリエステル繊維の染色方法 Pending JPS61282485A (ja)

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