JPS6128184A - 取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、銀行等の金融機関に主として設置されてい
る取引処理装置に関し、特に、現金自動支払機や自動預
金支払機等のように支払い機能を有する取引処理装置に
関する。

従来の技術 たとえば現金自動支払機によって、顧客が現金を引出そ
うとする場合、いわゆるキャツシコカ〜ドと、そのキャ
ッシュカードについて予め定められている暗証番号とが
必要である。すなわち、現金自動支払機では、キャッシ
ュカードから読取ったデータと、テンキー等で入力され
た暗証番号とに基づいて、キャッシュカード使用者の本
人認証を行ない、その結実現金引出が可能となるように
されている。

そのため、キャッシコカ〜ドが課って他人の手に渡った
場合でも、該他人はそのキャッシュカードの暗証番号を
知らない１−め、そのキャッシュカードによって不正な
現金引出がされることのないようにされていた。

発明が解決しようとする問題点 ところが、暗証番号は、一般に顧客が自己の生年月日と
か、電話番号とかの比較的覚えやすい番号を用いている
ことが多く、盗難に逼った場合などは、容易にその暗証
番号が推測され、主１１ツシユカードの不正使用による
被害がしばしば発生している。

従って、カードを紛失した場合は、速やかに紛失届Ｃプ
を銀行等に出さなければならないが、キャッシュカード
が紛失したのに気付かなかったり、紛失したのに気付く
のが遅い場合などには、大きな損害を被るおそれがある
という欠点があった。

それゆえに、この発明は、キャッシュカードによって現
金引出を行なう場合に、暗証番号による本人認証に加え
て、現金引出の予約有無を判別することにより、カード
使用者の正当性を判断するようにした取引処理装置を提
供することを目的としている。

問題を解決するための手段 この発明は、取引処理に必要な所定の顧客データが記憶
された記憶媒体から、その顧客データを読取るためのデ
ータ読取手段と、取引処理時に、引出金額や暗証番号等
の必要なデータを入力するためのデータ入力手段と、各
顧客データ別に、現金引出′予約を予め登録する引出予
約記憶手段と、データ読取手段によって読取られた顧客
データは引出予約記憶手段に現金引出予約がされた顧客
データ゛であるか否かを判別する判別手段と、判別手段
が、データ読取手段の読取った顧客データは引出予約さ
れた顧客データであると判別したことに応答して、デー
タ読取手段の読取ったデータおよび・データ入力手段か
ら入力されたデ４−夕に基づいて現金引出処理を行なう
現金引出処理手段とを含む、取引処理装置である。

上述の記憶媒体（よ、たとえばキャツシコカ２−ドのよ
うな・データを磁気的に記憶することのできる磁気ス［
−ライブを有するカードで構成することができる。ま・
た、取引処理に必要な所定の顧客データとしては、たと
えば顧客の口座番号がある。また、データ入力手段は、
たとえばテンキーやタッチパネル等によって構成するこ
とができる。引出予約記憶手段には、引出予約の有無の
ほか、現金引出の予約がある場合には、さらに引出金額
の最高限度額が記憶されていてもよく、・その場合はそ
の引出限度額を最高額として現金引出ができるように構
成してもよい。

作用 この発明は、次のように作用する。データ読取手段によ
つ−Ｃ読取られた顧客データ（記憶媒体に記憶されたデ
ータ）ど、データ入力手段によって顧客から入力された
暗証番号によって、取引処理装置利用者の本・人認証が
行なわれる。次いで、データ読取手段で読取られた顧客
データが、予め引出予約記憶手段に現金引出予約登録が
されているデータであるか否かが判別され、その結実現
金引出予約登録がされている場合に−だけ、現金引出処
理手段が動作する。

実施例 以下には、図面を参照してこの発明の一実施例について
説明をする。

第２図は、この発明の一実施例の自動預金支払機１の斜
視図である。自動預金支払機１は、キャッシュカード挿
入口１１、暗証番号や引出金額等を入力するためのキー
ボード１２、この装置の操作手順等が表示きれる操作案
内用ＣＲＴ−ディスプレイ１３、現金引出口１４、およ
び預は入れ金挿入口１５を備えている。

ＷＩ３図は、上述した第２図の自動預金支払機に接続さ
れたセンタコンピュータのメモリに記憶される顧客ごど
の記憶データの内容を示す図解図である。センタコンピ
ュータのメモリには、第３図に示Ｊように、顧客の口座
番号、顧客氏名、電話番号、キャッシュカードの暗証番
号、預金残高、引出予約の有無、通帳に未記入の人出記
録等が記憶されている。この実施例の特徴は、上記「引
出予約の有無」が、メモリに記憶されていることである
。

なお、このメモリの内容は、上述のようにセンタコンビ
コータに記憶するほか、たとえば自動預金支払機ごどに
記憶するようにしてもよい。

第１図は、この発明の一実施例を利用する場合の、顧客
と銀行との間のやりとりの手順を示づブロック図である
。第１図を参照して、この発明の一実施例を用いた現金
の引出手順について説明をする。

顧客が現金引出を希望する場合、まず銀行に電話をし、
口頭で現金引出したい旨を告げる。銀行では、そのとき
に、顧客の電話番号を看ねる等の方法により顧客に対し
て本人確認をＪる。あるいは、一旦電話を切り、顧客の
家に電をかけ、本人確認を行なう。顧客の本人確認がと
れれは゛、直ちにオペレータがセンタコンピュータのメ
モリに引出予約があった旨を登録する。この登録によっ
て、上述した第３図の「引出予約の有無」記憶エリアに
引出予約がある旨の登録がなされる。

上述のようにして予め引出予約をしておいた顧客は、銀
行に出向き、端末装置、すなわち現金自動支払機や自動
預金支払機を操作して現金引出をする。その際に、端末
装置は、オンラインで接続された上記センタコンピュー
タと連絡をとり、予約の有無を確認することによって、
現金の払出しを行なう。

」二記説明において、顧客が引出予約をプる場合、引出
金額の最高額を銀行側に伝え、銀行側ではその金額を引
出金額の最高限度額としてコンピュータに登録しておく
ようにしてもよい。

上記の場合は、電話を利用して口頭で引出予約をする場
合を例にとって説明したが、たとえばブツシュホンや家
庭用パーソナルコンビコータ等を利用することにより、
銀行の端末装置と直接的にデータの交換を行ない、銀行
側の人的介入を省略することもできる。

第４図は、この発明の一実施例における引出操作のフロ
ー図である。第４図を主として参照して、引出操作につ
いて説明をする。現金引出者、すなわち顧客は、上述の
ようにして引出予約をした後、銀行の端末装置１のキャ
ッシュカード挿入口１１（第２図参照）にキャッシュカ
ードを挿入する。

応じて、端末装置（自動預金支払機１）は、該挿入され
たキャッシュカードから口座番号等のデータを読取る。

そして、゛該口座番号に基づいて、センタコンピュータ
（図示せず）のメモリファイルより、該顧客のデータを
検索し、引出予約の有無、暗ｇ１番号等を読出す。そし
て、引出予約の有無を判別し、引出予約がない場合は、
ＣＲＴディスプレイ１３（第２図参照）に引出予約がな
いので、引出不可能である旨の表示をする。引出予約が
ある場合は、同様にＣＲＴディスプレイ１３に、暗証番
号を入ノｊする旨表示をする。

この表示に応答して、顧客はキーボード１２により暗証
番号を入力する。

端末装置１では、入力された暗証番号と、上述のメモリ
ファイルより読出した暗証番号とを比較し、両者が不一
致であれば、ＣＲＴディスプレイ１３に、暗証番号をも
う１度入力するように表示づ゛る。なお、顧客による明
証番号の入力誤りが繰返され、たとえば暗証番号の入力
誤りが３回あった場合、ＣＲ丁ディスプレイ１３に現金
引出不可能である旨の表示がされるようになっている。

顧客が入力した暗証番号とメモリファイルから読出した
暗ｉｉＥ番号とが一致している場合は、ＣＲＴディスプ
レイ１３上に、引出金額を入力する旨の表示がなされる
。

顧客は、この表示に応答して、キーボード１２より引出
金額を入力する。

端末装置１では、入力された金額と、センタコンビュー
タのメモリファイルに記憶されている残高（第３図参照
）とを照合し、引出が可能であれば、残高から引出類を
引いて、残高内容を変更する。そして、現金引出口１４
に現金とレシート（取引明細書）とを排出する。

顧客は、その現金とレシートとを取り出し、キャッシュ
カード挿入口１１から排出されたキャッシュカードを取
出し、操作が終了する。

発明の効果 以上のように、この発明によれば、現金の引出に先立っ
て、予め引出予約をするようにしたのでキせツシコカー
ドを誤って紛失したり、キャッシュカードが盗ガ１に過
った場合等に、該紛失カードや盗難カードによる不正な
引出が防止できる。また、銀行側にとっても、引出の予
定が把握でき、端末装置に入れておくべき現金等の扱い
がしやすい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の装置によって現金引出を行なう場
合の顧客と銀行側とのやりとりの手順を示すブロック図
である。第２図は、この発明の一実施例の端末装置（自
動預金支払Ｉａ）の斜視図である。第３図は、センタコ
ンピュータのメモリに登録される顧客データを示寸図解
図である。第４図は、この発明の一実施例の引出操作を
示すフロー図である。 図において、１は自動預金支払機、１１はキャッシュカ
ード挿入口、１２はキーボード、１４は現金引出口を示
す。 （ほか２名） 第１図 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）取引処理に必要な所定の顧客データが記憶された
   記憶媒体から、該顧客データを読取るためのデータ読取
   手段、 取引処理時に、引出金額や暗証番号等の必要なデータを
   入力するためのデータ入力手段、 各顧客データ別に、現金引出予約を予め登録する引出予
   約記憶手段、 前記データ読取手段によって読取られた顧客データは、
   前記引出予約記憶手段に予め現金引出予約がされた顧客
   データであるか否かを判別する判別手段、 前記判別手段が、前記データ読取手段の読取った前記顧
   客データは現金引出予約がされた顧客データであると判
   別したことに応答して、前記データ読取手段の読取った
   データおよび前記データ入力手段から入力されたデータ
   に基づいて現金引出処理を行なう現金引出処理手段、を
   含む取引処理装置。
2. （２）前記記憶媒体は、前記顧客データが磁気的に記憶
   された磁気ストライプを含む、カードである、特許請求
   の範囲第１項記載の取引処理装置。
3. （３）前記引出予約記憶手段には、前記現金引出予約に
   加えて、さらに現金引出金額の最高限度額が予め記憶さ
   れており、 前記現金引出処理手段は、前記引出予約記憶手段に予め
   記憶されている金額を最高限度額として、現金引出処理
   が行なえるようにされている、特許請求の範囲第２項記
   載の取引処理装置。