JPS61281168A - 淡彩メタリツク塗膜 - Google Patents

淡彩メタリツク塗膜

Info

Publication number
JPS61281168A
JPS61281168A JP12274385A JP12274385A JPS61281168A JP S61281168 A JPS61281168 A JP S61281168A JP 12274385 A JP12274385 A JP 12274385A JP 12274385 A JP12274385 A JP 12274385A JP S61281168 A JPS61281168 A JP S61281168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
coating film
light
colored
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12274385A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hattori
寛 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP12274385A priority Critical patent/JPS61281168A/ja
Publication of JPS61281168A publication Critical patent/JPS61281168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗装技術に関する。本発明は、さらに詳しく述
べると、特に自動車車体の外板等に有利に塗装すること
のできる淡彩メタリック塗膜に関する。
〔従来の技術〕
自動車車体の美観や見映えの向上のためにメタリック塗
装、特に有彩又は淡彩メタリック塗装が広く用いられて
いることは周知の通りである。この塗装は、通常、自動
車車体の鋼板に電着により下塗りを施した後、そして場
合により中塗りを施した後、顔料系としてアルミ顔料と
着色顔料の組み合わせを含有する淡彩メタリ、り塗料を
塗装することによって実施されている。ここで、淡彩メ
タリック塗装の品質を示すものとして“フロップ量”が
ある。“フロップ量”について説明すると、メタリック
塗膜を塗面に対して垂直に見る場合と鋭角に見る場合と
では明るさが異なってき、この明るさの差を一般にフロ
ップ量と言う。したがって、このフロップ量が大きけれ
ば大きいほどメタリック塗膜として適当である。
従来、メタリック塗膜のフロップ量を増大させるために
いくつかの手法がとられている。例えば、顔料系で使用
するアルミの輝度を大きくすること、例えばアルミ表面
の研磨やアルミ粒子の粒径の均一化による; アルミ顔料の水平方向の配向度を大きくすること、例え
ば分散性の良い塗料樹脂の使用、増粘剤の添加、塗装方
法による対応、等による; などが典型的な方法である。しかし、このような改良策
を施したところで、満足のいくフロップ量、換言すると
、シルバーメタリックなみのフロップ量を得ることはは
なはだ困難である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、したがって、従来の淡彩メタリック塗装の問
題点であるフロップ量の問題を解決しようとするもので
あり、換言すると、フロップ量の大きな淡彩メタリック
カラーを実現しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
1記した問題点は、本発明によれば、淡彩メタリック塗
膜の塗料内の顔料系をアルミ顔料と着色マイカ顔料とか
ら構成することによって解決することができる。
ここで、“着色マイカ顔料”とは、芯としての天然の雲
母(マイカ)とそれを被覆した二酸化チタンコーティン
グ、そしてさらにこのコーティングを被覆した酸化鉄(
II)コーティングとからなる有彩マイカ顔料である。
この種の顔料は通常偏平な形状を有しており、したがっ
て、塗面に対して水平に配向させるのに好都合である。
かがる着色マイカ顔料の粒子サイズは特に限定されない
というものの、好ましくは約30〜40μmである。
本発明において前記着色マイカ顔料とともに顔料系の形
成に用いられるアルミ顔料はこの技術分野において常用
のものである。アルミ顔料の粒子サイズは特に限定され
ないというものの、好ましくは約20〜40μmである
本発明の実施において、アルミ顔料と着色マイカ顔料の
配合比が1:1となるように顔料系を調製し、そして塗
料中の顔料濃度が全体の14〜20%となるように調整
するのが存利である。
本発明の淡彩メタリック塗膜は、例えば、次のようにし
て自動車車体の下塗り、中塗りあるいはその他の下地塗
膜上に塗装することができる二普料旦戊 ベース塗料A アクリル塗料 57〜60重量%アルミ
顔料  7〜10重量% ベース塗料B メラミン塗料 18〜20重量%着色マ
イカ顔料7〜10重量% クリア塗料  アクリル塗料   80重量%メラミン
塗料   20重量% 1装方火 カップガン(手もと圧4kg/cffl)を用いてベー
ス塗料を膜厚15〜20μmで塗装する。次いで、5分
後、クリア塗料を前記ベース塗料と同様にして膜厚25
〜30μmで塗装する。
〔実施例〕
顔料系が次のような組成からなる3種類のメタリック塗
料を調製した: 塗料A  塗料B   塗料C (本光皿■)(本衾班開)(従来例) アルミ顔料   10部   7部    9部着色マ
イカ顔料 10部   7部   □着色顔料    
            3部(酸化鉄レッド) メタリック塗料Aを用いてツーコート・ワンベークによ
り、そしてメタリック塗料Bを用いてツーコート・ワン
ベークによりメタリック塗装を行なった。いずれの場合
にも、満足し得るフロップ量をもった淡彩メタリック塗
膜(塗膜A、塗膜B)が得られた。これらの塗膜とは対
照的に、メタリック塗料Cを用いてツーコート・ワンベ
ークにより形成した塗膜Cでは不十分なフロップ量しか
得られなかった。結果を第4図に示す。
第4図には、明るさくL値)を変角により測定した結果
が塗膜A及び塗膜Cに関してプロットされている。図示
の結果から、本発明例である塗膜Aのほうが角度による
明るさの差、すなわち、フロップ量が大きいことが明ら
かである。
なお、変角り値測定のため、第3図に略示される測定方
法を使用した。すなわち、塗板4の塗面に対して垂直な
角度から15°の角度に光源5を配置し、一方、角度θ
に受光部6を配置しているいろな角度におけるL値を測
定した。
〔作 用〕
本発明のように着色マイカ顔料とアルミ顔料を配した淡
彩メタリック塗膜では、第1図に断面で示されるように
、アルミ顔料lも着色マイカ顔料2も水平に配向する。
したがって、これらの顔料に入射した光a及びbはいず
れも一定の角度で反射し、散乱光は少ない。散乱光が少
なければ少ないほどフロップ量は大となる。ところで、
従来の着色顔料とアルミ顔料からなるメタリック塗膜で
は、第2図に示されるように着色顔料3での光散乱が顕
著であり(入射光Cが顔料表面で様々な角度で反射する
ため)、よって、フロップ量が小さくなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フロップ量の大きな淡彩メタリックカ
ラーを実現することができる。また、本発明によれば、
単純な顔料系を採用しているので、補修や塗装ムラに対
して安定な塗膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の淡彩メタリック塗膜の断面図、第2図
は従来の淡彩メタリンク塗膜の断面図、第3図は変角り
値測定法を示した略示図、そして 第4図は変角り値測定結果を示したグラフである。 図中、1はアルミ顔料、2は着色マイカ顔料、3は着色
顔料、4は塗板、5は光源、6は受光部、そしてa、b
及びCはそれぞれ入射光である。 第1図 2・・・着色マイカ顔料 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、淡彩メタリック塗膜であって、その塗膜の塗料内の
    顔料系がアルミ顔料と着色マイカ顔料とからなることを
    特徴とする淡彩メタリック塗膜。 2、アルミ顔料と着色マイカ顔料の配合比が1:1であ
    りかつ塗料中の顔料濃度が14〜20%である、特許請
    求の範囲第1項に記載の淡彩メタリック塗膜。 3、自動車車体の外板に塗装されたものである、特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の淡彩メタリック塗膜
JP12274385A 1985-06-07 1985-06-07 淡彩メタリツク塗膜 Pending JPS61281168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12274385A JPS61281168A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 淡彩メタリツク塗膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12274385A JPS61281168A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 淡彩メタリツク塗膜

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61281168A true JPS61281168A (ja) 1986-12-11

Family

ID=14843498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12274385A Pending JPS61281168A (ja) 1985-06-07 1985-06-07 淡彩メタリツク塗膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61281168A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5112403A (en) * 1989-06-05 1992-05-12 Toda Kogyo Corp. Coating composition
JP2015086368A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 東洋アルミニウム株式会社 塗料組成物および該塗料組成物により形成された塗膜を有する塗布物
WO2016042824A1 (ja) * 2014-09-19 2016-03-24 東洋アルミニウム株式会社 塗料組成物および該塗料組成物により形成された塗膜を有する塗布物
JP2020006609A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 本田技研工業株式会社 車両用成形品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5112403A (en) * 1989-06-05 1992-05-12 Toda Kogyo Corp. Coating composition
US5143548A (en) * 1989-06-05 1992-09-01 Toda Kogyo Corp. Coating composition having platelike iron oxide particles
JP2015086368A (ja) * 2013-09-27 2015-05-07 東洋アルミニウム株式会社 塗料組成物および該塗料組成物により形成された塗膜を有する塗布物
WO2016042824A1 (ja) * 2014-09-19 2016-03-24 東洋アルミニウム株式会社 塗料組成物および該塗料組成物により形成された塗膜を有する塗布物
JP2020006609A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 本田技研工業株式会社 車両用成形品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4814208A (en) Finish coating method
JP2002086057A (ja) 複層メタリック塗膜形成方法
JPH1028926A (ja) メタリック塗膜構造及びメタリック塗膜の形成方法
JPS61281168A (ja) 淡彩メタリツク塗膜
EP0319918B1 (en) Metallic coating method
US5049442A (en) Opalescent coatings containing foamed metal oxides
JPH08170034A (ja) メタリック塗料組成物および塗膜形成方法
JPH09323064A (ja) 光輝性塗膜形成方法及び塗装物
JP4290837B2 (ja) メタリック塗膜の形成方法
JPH10296170A (ja) 複層塗膜形成法
JP3839159B2 (ja) 積層塗膜の形成方法
US9884971B2 (en) Compositions and methods for providing metallic and reflective qualities to an object illuminated with ultraviolet light
JP3370204B2 (ja) 光輝性塗膜形成方法
JPH05309996A (ja) 光輝剤含有転写フィルム
JPH10202186A (ja) 光輝性塗膜の欠陥を補修する方法
JPS5819352B2 (ja) メタリツク塗装方法
JP2533966B2 (ja) 赤色系上塗り塗膜
JPH03143575A (ja) 塗膜形成方法
JPS6174679A (ja) 三層メタリツク塗膜の形成方法
JP4079468B2 (ja) メタリック塗膜構造及びメタリック塗膜の形成方法
JPS6418473A (en) Finishing method for painting
JPS5827759A (ja) メタリツク塗装方法
JPH05311098A (ja) メタリツク塗料組成物及び複層塗膜形成方法
JPH05212345A (ja) パール仕上塗装法
JPH01119376A (ja) メタリック仕上げ方法