JPS61280728A - キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置 - Google Patents

キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置

Info

Publication number
JPS61280728A
JPS61280728A JP12106585A JP12106585A JPS61280728A JP S61280728 A JPS61280728 A JP S61280728A JP 12106585 A JP12106585 A JP 12106585A JP 12106585 A JP12106585 A JP 12106585A JP S61280728 A JPS61280728 A JP S61280728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
chamber
stator
impeller
rotor shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12106585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219700B2 (ja
Inventor
Takafumi Niimura
新村 貴文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP12106585A priority Critical patent/JPS61280728A/ja
Publication of JPS61280728A publication Critical patent/JPS61280728A/ja
Publication of JPH0219700B2 publication Critical patent/JPH0219700B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャンドモータポンプにおける自動スラスト
バランス装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来の公知技術としては、実願昭47−05529.8
号によるものなどがあるが、これらキャンドモータボン
ブの基本構造は、第2図に示すように、ポンプ部とモー
タ部と尤大別された構造であった。
そして、ポンプ部はポンプケーシング1′の内部にイン
ペラ2′を有し、該インペラ2′がロータ軸7′の前端
に固定されたものであって、モータ部はステータキャン
5′によりシールされたステータ室にステータ3′を有
したものであった。また、ステータキャン5′の内側の
ロータ室には貫通穴8′が設けられた前記ロータ軸7′
と外周にロータキャン6′を有するロータ4′を有し、
該ロータ4′をロータ軸7′に圧入又は接着等により固
定されたもので、該ロータ軸7′は前記ベアリングハウ
ジング9′の前部ベアリング10’と後部ベアリングハ
ウジング11′の後部ベアリング12′釦より支持され
たものであった。
従って、以上の部品で構成されたキャンドモータポンプ
であったので、ポンプケーシング1′の吸込口13′の
液体はインペラ2′により昇圧され吐出口14′に吐出
され、又、その液体の一部は前部ベアリングハウジング
9′に開口した流路15′を通過し、前部ロータ室16
′に流入し、ステータキャン5′とロータキャン6′と
の間隙により構成された固定オリフィス17′の間を通
過し、後部ロータ室18′に流入し、後部ベアリングハ
ウジング11′に開口した流路19′を通過し、ロータ
軸7′の貫通穴8′を通過して吸込口13′に還流させ
たものであった。
そして、前記還流によりロータ4′とステータ3′との
冷却及び前部ベアリング10’ と後部ベアリング12
′の潤滑がなされることとなった。
そして、また、ロータ軸7′に加わる前方向、即ちポン
プ吸込口13′方向へのスラスト荷重を前部ベアリング
10′のスラスト面に受けるためにスラストカラー20
を設けたものであった。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、従来のキャンドモータポンプにあっては
、ロータ軸7′に加わる前方向へのスラスト荷重Rt′
は、第2図に示すそれぞれの場所の圧力と受圧面積をP
n′とAn′とで表わすと、Pj ’=P1. ’−A
、3’−P13’・A 、 3’ p 16t・A 4
’+ Pl B’ A 4’=(Pu’ P13’)A
lB’  (P16’  Pts’)A4’・・°(1
)となる。
そして、上式におけるP13’、 P14’、 A!3
’はポンプ部設計時に必然的く決定される値であり、ま
た、P 16’、 PH1’、 A4’ もモータ部の
出力により決定される値であるのでスラスト荷重の軽減
に苦慮したがスラスト荷重Pt′についての最適な設計
がなされず、スラストカラー20′を設けて前部ベアリ
ング10’のスラスト面にてスラスト荷重を受けさせる
構造となり、結局、キャンドモータポンプの寿命はスラ
スト荷重Pt′を受ける前部ベアリング10’の摩耗具
合により決定され、この寿命は短いものであった。
そして、上式におけるP13’、 P14’、 A13
’はポンプ部設計時に必然的に決定される値であり、又
、残るPIll’s Pxs’、 A4’もモータの出
力により決定される値である。
また、ロータ室にはポンプの吐出圧P16′が直接加わ
るため、通常0.3 m 8度の肉厚が使用されるステ
ータキャン5′のみではステータ室を保護できず、これ
によりステータキャン補強リング21を必要とされたな
どの問題点があった。
そこで、本発明は、これら問題点を解決する構造にする
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポンプケーシングの内部にインペラを有し、
該インペラがロータ軸の前端忙固定されたポンプ部と、
ステータキャンによりシールされたステータ室にステー
タを有したモータ部とよりなるキャンドモータポンプに
おいて、前記インペラの後部ウェアリングとロータ軸を
支持する前部ベアリングの前部ベアリングハウジングの
ライチリングにより構成された固定オリフィスによりそ
の内部にバランス室を形成し、該バランス室とロータを
収容するロー4夕室の前部ロータ室を連通する流路を設
けたことを特徴とする自動スラストバランス装置であり
、また、以上自動スラストバランス装置を備えたキャン
ドモータポンプにおいて、ロータ軸の後端面と後部ベア
リングハウジングの底平面とにより構成された可変オリ
フィスを設けたことを特徴とする自動スラストバランス
装置である。
以下、この発明を図面に基いて説明すると、第1図に示
す如く、1はポンプケーシング、2はインペラ、3はス
テータ、4はロータ、5はステータキャン、6はロータ
キャン、7はロータ軸、9は前部ベアリングハウジング
、10は前部ベアリング、11は後部ベアリングハウジ
ングを示す。
また、22はインペ”うの後部ウェアリングと前部ベア
リングハウジング9のライチリングにより構成された固
定オリフィスであって、固定オリフィス22によりバラ
ンス室23を形成し、バランス室23と前部ロータ室1
6を連通する流路15を設け、ロータ軸7の後端面と後
部ペアリングツ)ウジング11の底平面とにより構成さ
れた可変オリフィス24を設けたキャンドモータポンプ
である。
〔作用〕
従って、以上の構造であるので、ポンプケーシング1の
吸込口13の液体はインペラ2により昇圧され吐出口1
4により吐出される。しかしまた。
その一部は、インペラ2と前部ベアリングノ−ウジング
9により構成された固定オリフィス22を通過し、前記
固定オリフィス内のスラストノ(ランス室23に流入す
る。そして、前部ベアリングノ−ウジング9に設けられ
た前記くくランス室23とロータ室16を連通する流路
15にて前部ロータ室16に流入し、そして、固定オリ
フィス17を通過し後部ロータ室18、可変オリフィス
24、ロータ軸7の貫通穴8を通過し吸込口13に還流
する。
そこで、上記還流により、第2図に示す如き従来のキャ
ンドモータポンプと同様にロータ4とステータ3の冷却
及び前部ベアリング10と後部ベアリング12の潤滑が
なされる。
ここで、本発明くよる前方向のスラスト荷重Pt につ
いて示すと次式で表わされることになる。
p1=p16°A23  P13°AHPt4 (A2
3  A13 )−(Pt6’−Pts )A4 ==(Pt4−Pts )Alm  (Pt8  Pt
s )Aa+(Pt6  P工、)A23 ここで圧力の大小関係は Pt4 > Pt6 ) Plg ) PI3であるか
ら、上式は、 Pt=(Pt4P13)A13  (Pt8  Pt8
)A4(Pt4  F1a )A23   ・・・(2
)となる。
そこで、第2図に示す如き従来の前方向のスラスト荷重
Pt′の(1)式と比較すれば明らかであるが、バラン
ス室230面積A23を任意にとることにより、スラス
ト荷重Piを任意の値とすることが可能となる。そこで
、上述で明らかなようにスラスト荷重PtO値を零とす
ることが可能となる。そこでまた、固定オリフィス22
の働きにより前部ロータ室16の圧力Pie及び後部ロ
ータ室18の圧力P18は、第2図の従来のキャンドモ
ータポンプと5比較し、実験結果によれば、約半分に減
圧されることにより、ステータキャン5の保強の為の補
強リング21は必要とされないことになる。
次に、何らかの要因にて圧力関係に不均衡が生じた場合
についても説明すると、まず、ロータ軸7が前方向(吸
込口13の方向)に移動した場合は、可変オリフィス2
4の開口面積は大となり還流量が増し、(2)式のPt
6とPt8の差が犬となり、また、Pt4とPigの差
も同じく大きくなりスラスト荷重Ptは負となりロータ
軸7は後方向に引きもどされることになり、また、ロー
タ軸7が後方向に移動し、可変オリフィス240面積が
小とな゛れば、Pt6とPlgの差が小となり、また、
Pt4とPigの差も同じく小となりロータ軸7は前方
に押しもどされることになる。
従って、以上のようにロータ軸7は常に中立の位置を保
持しようとし、よって、第2図の従来のキャンドモータ
ポンプのようにスラストカラー26を必要とせず、それ
故にステータ3とロータ4の冷却及び前部ベアリング1
0と後部ベアリング12の潤滑を阻害することなく、構
造簡単で長寿命なキャンドモータポンプを提供すること
ができることになる。
〔発明の効果〕
以上の結果、本発明は、固定オリアイスを設はバランス
室の面積を任意に設定することによりスラスト荷重pt
 を零とすることが出来、それによって (1)スラストカラーは省略できる。
(2)ステータキャン補強リングを省略できる。
(3)スラストカラー、ステータキャン補強リングを省
略出来たので構造簡単となる。
などの効果を有することになり、 また、可変オリフィスにより、 (4)長寿命のキャンドモータポンプを提供できる。
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のキャンドモータポンプの断面図であ
り、第2図は、従来のキャンドモータポンプの断面図で
ある。 1.1′・・・ポンプケーシング、2,2′・・・イン
ペラ、3,3′・・・ステータ、4,4′・・・ロータ
、5.5 ・・・ステータキャン、6.6′・・・ロー
タキャン、7,7′・・・ロータ軸、8,8′・・・貫
通穴、9.9′・・・前部ベアリングハウジング、10
゜10’・・・前部ベアリング、11.11’・・・後
部ヘアリングハウジング、12.12’・・・後部ベア
リング、13.13’・・・吸込口、14.14’・・
・吐出口、15.15’・・・流路、16,16’・・
・前部ロータ室、17.17’・・・固定オリフィス、
18゜18′・・・ロータ室、19,19’・・・流路
、20’・・・スラストカラー、21′・・・補強リン
グ、22・・・固定オリフィス、23・・・スラストバ
ランス室、24・・・可変オリフィス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポンプケーシング1の内部にインペラ2を有し、
    該インペラ2がロータ軸7の前端に固定されたポンプ部
    と、ステータキヤン5によりシールされたステータ室に
    ステータ3を有したモータ部とよりなるキヤンドモータ
    ポンプにおいて、前記インペラ2の後部ウェアリングと
    ロータ軸7を支持する前部ベアリング10の前部ベアリ
    ングハウジング9のライナリングにより構成された固定
    オリフイス22により、その内部にバランス室23を形
    成し、該バランス室23とロータ4を収容するロータ室
    の前部ロータ室16を連通する流路15を設けたことを
    特徴とする自動スラストバランス装置。
  2. (2)ポンプケーシング1の内部にインペラ2を有し、
    該インペラ2がロータ軸7の前端に固定されたポンプ部
    と、ステータキヤン5によりシールされたステータ室に
    ステータ3を有したモータ部とよりなるキヤンドモータ
    ポンプにおいて、前記インペラ2の後部ウェアリングと
    ロータ軸7を支持する前部ベアリング10の前部ベアリ
    ングハウジング9のライナリングにより構成された固定
    オリフイス22により、その内部にバランス室23を形
    成し、該バランス室23とロータ4を収容するロータ室
    の前部ロータ室16を連通する流路15を設け、また、
    ロータ軸7の後端面と後部ベアリングハウジング11の
    底平面とにより構成された可変オリフイス24を設けた
    ことを特徴とする自動スラストバランス装置。
JP12106585A 1985-06-04 1985-06-04 キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置 Granted JPS61280728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12106585A JPS61280728A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12106585A JPS61280728A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61280728A true JPS61280728A (ja) 1986-12-11
JPH0219700B2 JPH0219700B2 (ja) 1990-05-02

Family

ID=14801971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12106585A Granted JPS61280728A (ja) 1985-06-04 1985-06-04 キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61280728A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100935707B1 (ko) 2009-04-30 2010-01-07 케이이티주식회사 마그네틱 구동 시일리스 펌프
CN104242534A (zh) * 2014-10-01 2014-12-24 陈万韬 一种浸水式无刷直流电机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594094U (ja) * 1992-06-01 1993-12-21 川崎重工業株式会社 水噴射推進装置の前後進操縦装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100935707B1 (ko) 2009-04-30 2010-01-07 케이이티주식회사 마그네틱 구동 시일리스 펌프
CN104242534A (zh) * 2014-10-01 2014-12-24 陈万韬 一种浸水式无刷直流电机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0219700B2 (ja) 1990-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4854830A (en) Motor-driven fuel pump
US4475868A (en) Free-flow-pump
JPS5825876B2 (ja) 軸推力平衡装置
ITTO930903A1 (it) Pompa centrifuga di elevate prestazioni con girante aperta.
JPH0733834B2 (ja) ロータ内蔵ハウジングの外周温度が安定化された内部分流逆流冷却多段式の三葉式真空ポンプ
GB1537221A (en) Centrifugal pumps
JPS61280728A (ja) キヤンドモ−タポンプ自動スラストバランス装置
JPS54139107A (en) Hermetic scroll compressor
US3718406A (en) Centrifugal pump with integral seal pressure balance
US3518028A (en) Power reduction of liquid ring pumps
GB1152728A (en) Improvements in or relating to Self-Priming Centrifugal Pumps.
CA2007598A1 (en) Reversible turbine pump
US5464329A (en) Water ring type pump with sidewall water reflux passage
GB1381904A (en) Multi-stage two section centrifugal compressor
RU2099567C1 (ru) Устройство для осевой разгрузки ротора турбонасосного агрегата
US3438330A (en) Noise suppression means
IT9085579A1 (it) Diffusore longitudinale periferico per pompa monogirante centrifuga autoadescante
GB858422A (en) Multi-stage liquid-ring gas-pump
JPH0942190A (ja) キャンドモータポンプのスラストバランス機構
US2574724A (en) Multistage rotary pump
JP2019085935A (ja) 片吸込立軸ポンプ
JP2003013883A (ja) 遠心ポンプ
JPS5770997A (en) Centrifugal pump
JPH0417793A (ja) スクロール形流体機械
JP2001107883A (ja) 遠心式流体機械

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term