JPS6127994A - ロジウム化合物の製造法 - Google Patents

ロジウム化合物の製造法

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JPS6127994A
JPS6127994A JP14609284A JP14609284A JPS6127994A JP S6127994 A JPS6127994 A JP S6127994A JP 14609284 A JP14609284 A JP 14609284A JP 14609284 A JP14609284 A JP 14609284A JP S6127994 A JPS6127994 A JP S6127994A
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渡辺 芳久
Shoichiro Mori
森 彰一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式: RhY(CO) Lz・−・・・
・m(但し、Yはアニオン性配位子、Lは第三級リン化
合物配位子をそれぞれ示す)で表わされるロジウム化合
物の新規な製造法に関するものである。
本発明の方法によれば、簡便にかつ収率よく目的とする
ロジウム化合物が得られる。
一般式CI)で表6されるロジウム化合物は、一酸化炭
素と水素とを反応させて含酸素化合物を製造する際の触
媒や、オレフィンと一酸化炭素および水素を反応させて
アルデヒド類を製造するヒドロホルミル化法の触媒、あ
るいはオレフィンやジエンなどを水素添加する際の触媒
などとして重要でちる。
従来、一般式(1)で表わされるロジウム化合物は、W
、 HieberらがAngewandte Cher
nieX68.678(1956)にRhct(CO)
(PPha)z  (但L、phはフェニル基を表わす
)を報告したのが最初]イされティる。例えば、G、 
Witkinson、  F、 G。
1.I 物が記載されている。
これらの一般式(I)で表わされるロジウム化合物は、
次の様な反応に基づいて製造されている。
RhCt(CO) (Pj15a)z+ 2Hct+ 
3’H20−(1)(Rh(Co)2C/、)12 +
 4P指2Rhct(COXP&)z+2co  =1
2)にょうでRhCA(CO) Lzを合成し、これを
ノ・ロゲン化アルカリと反応させる、 RhC/−(Co ) (P83)2 + M’A’ 
→Rh A’(Co) (Pg3)2+M’α ・・・
(3) 又は、 Rhα(Co) (PH1)2 + M’ A’ −−
→RhA’(COXPOa)z+’M’(J  =(J
が一般的である。
アニオン性配位子(Y)としてノ・ロゲン以外の化合物
を得る場合には、 eOH RhC/(Co)(P¥J3)2+Ag2COs+2N
I(4F −一→RhF (Co) (PΔ3)2 +
 2AgCt+CO2+2NHa+H20・・(5) 更に、 RhF(COXP饅3)2 +’M’A−−−÷RhA
(Co)(POs)z +M’F   ・・・(6)と
する方法がり、 Vaska、  J、 Peone、
 Jr、 、InorganicSynthesis 
X第15巻、65(1974)に報告されている。又、
この類縁反応による方法、RhI((COXPβ3)3
+ HA −ンRhA“(COXPβ3)2 +H2+
Pσ3・・・(7)が、H,L、 M、 GaaA、 
 F、 L、 A、 Bekerom 、  J。
OrganometFLttc Chemtstry 
Xl 34.237 (1977)に報告されている。
又、有機酸銅塩を使用してRhct(’CO) I、2
の塩素を有機酸根で鐙換する方法(J、 Kuyper
 、 P、 1. VZietXK、 Vrieze 
、  J。
Organometa/;ic Chemistry、
旦、289 (1975)参照〕等も知られている。
尚、上記式(1)〜式(7)において2はアリール基、
Rはアルキル基、M′はリチウム、ナトリウム又はカリ
ウム、Aはアニオン性配位子、A′は・・ロゲン、イソ
シアネート基又はイソチオシアネート基、Aはカルボキ
シレートをそれぞれ示す。
上述した公知の方法によシ一般式(1)で宍わされるロ
ジウム化合物を製造する場合、Y及びLの丁準類が変わ
ることによって、これに応じた反応を、「1 ′1的化合物の収率が低くなるなど種々の問題点があっ
た。
本発明者らは、上述の問題点を解決すべく鋭意検討を行
い本発明を完成した。     ′即ち、本発明は、一
酸化炭素を配位子とするロジウム錯体、プロトン性水素
を有する化合物及び第三級リン化合物を有機非プロトン
性極性溶媒中で反応させることを特徴とする一般式: 
RhY(Co )L2(但し、Yはアニオン性配位子、
Lは第三級リン化合物配位子をそれぞれ示す)で表わさ
れるロジウム化合物の製造法を提供するものである。
本発明の方法に用いる一酸化炭素を配位子とするロジウ
ム錯体は、ロジウム原子当シ少なくとも1個以上の一酸
化炭素を配位子とする化合物が使用される。これらを例
示すれば、ジロジウムオクタカルボニル、テトラロジウ
ムドデカカルボニル、ヘキサロジウムへキサデカカルボ
ニルなどを挙ケることができるが、溶媒としてN、N’
−ジメチルイミダゾリジノン、N、N、NrN′−テト
ラメチル尿素、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミドなどを使用すると、これらのカルボニル
錯体を溶解しただけでドデカロジウムトリアコンクカル
ボニルアニオンが生成するし、更にこの溶液を加熱下に
一酸化炭素および水素の混合ガスで処−刺1すると、ヘ
キサロジウムペンタデカカルボニル・1ト アモオンやロジウムテトラカルボニルアニオンが−ご1
1 :4坪する′・ 2れらを°′つ”原料とし1使用する
ことも可能である。
プロトン性水素を含有する化合物は、Yをアニオン性残
基とするとf(Yで表わされる化合物である。
これらを例示すればζフッ化水素、塩化水素、臭化水素
、ヨウ化水素、過塩素酸、シアン化水素、イソシアン酸
、イノチオシアン酸、リン酸などの無機酸類、ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、ピバリン酸、安息香酸、バラニトロ
安息香酸、メタフルオロ安息香酸、フェニル酢酸、バラ
メトキシ安息香酸、α−ナフタリンカルボン酸、4−ピ
リジンカルボン酸、4−カルボメトキシ安息香酸、4−
ホルミル安息香酸、シクロヘキサンカルボン酸などのカ
ルボン酸類、水、メタノール、エタノール、プロパツー
ル、イノプロノ(ノール、ブタノール、シクロヘキサノ
ールなどのアルコール類、フェノール、ペンタフルオロ
フェノール、ヒフリン酸、4、−メトキシフェノール、
α−ナフトール、β−ナフトール、4−クロルフェノー
ルなどのフェノール類、ハラトルエンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、メタンスルホン酸などのスルホン酸類
、Jくラドルエンスルフィン酸、ベンゼンスルフィン酸
などのスルフィン酸類、アセチルアセトン、マμノニト
リル、マロン酸ジエチルなどを挙げることができる。
本発明の方法に用いられる第三級リン化合物は、第三級
のアルキル又はアリールホスフィン或いは第三級のアル
キル又はアリールホスファイトであシ、これは一般式(
1)で表わされるロジウム化合物の第三級リン化合物配
位子(L)となる。
この第三級ホスフィン類を例示すれば、トリメチルホス
フィン、トリエチルホスフィン、トリーn−プロピルホ
スフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリーn−ブ
チルホスフィン、トリーtert−ブチルホスフィン、
トリシクロへキシルホスフィン、ビス(ジエチルホスフ
ィノ)エタンなどのトリアルキルホスフィン類、トリフ
ェニルホスフィン、トリーp−)ルイルホスフイン、ジ
フェニルエチルホスフィン、フェニルジエチルホスフィ
ン、ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンなどのトリア
リールホスフィン類及び第三級アルキルアリールホスフ
ィン類、トリメチルホスファイト、トリエチルホスファ
イト、トリーn−プロピルホスファイト、トリイソプロ
ピルホスファイト、トリーn−ブチルホスファイト、ト
リーtert−ブチルホスファイト、トリシクロへキシ
ルホスファイトなどのトリアルキルホスファイト類、ト
リフェニルホスファイト、トリーp−トルイルホスファ
イト、ジフェニルエチルホスファイト、フェニルジエチ
ルホスファイトなどのトリアリールホス″′j本発明の
方法は、上述した一酸化炭素を配位子、++ とするロジウム錯体、プロトン性水素を有する化金物及
び第三級リン化合物を反応させるが、該反応は溶媒中で
行われ、この溶媒としては有機非プロトン性極注溶媒が
使用される。
この様な溶媒の例を挙げると、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、ジグリム、トリグリム、
テトラグリムなどのエーテル類、酢酸エチル、γ−ブチ
ロラクトン、δ−゛バレロラクトンなどのエステル類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メ
チルピロリジノン、ヘキサメチルリン酸アミドなどのア
ミド類、’N、N’−ジNチーイミダゾリジノン、N、
N、N’、N’−テトラメチル尿素、N、N仁ジメチル
プロピレン尿素などの置換尿素類などが挙げられる。ま
たこれらの中ではアミド類や置換尿素類が特に好ましい
結果を与える。
プロトン性水素を有する化合物及び第三級リン本発明の
方法において、反応は窒素、アルゴンなどの不活性ガス
雰囲気下で実施するのが好ましい。
本発明の方法は、上記各原料を溶媒中に溶解1〜、反応
時間の間溶液を攪拌すればよい。
反応温度は0〜100℃、好ましくは室温〜70℃の範
囲である。反応時間は目的生成物により異なるが2〜2
4時間、一般的には3〜15時間の範囲が適しているが
、反応の進行に伴なって生成物が析出する場合には、そ
の状況をみて反応を終えればよい。
反応圧力は特に限定されることなく常圧、加圧、減圧条
件が適当に採用され、通常温和な条件下に反応が行われ
る。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 テフロンコーティングを施したマグネット回転子を入れ
、アルゴン導入管と活栓を付したsomzのフラスコ中
の空気をアルゴンで置換した後、テトラロジウムドデカ
カルボニル0.5619(3ミリグラム原子)とN、N
’−ジメチルイミダゾリジノン39mを加え、アルゴン
気流下で攪拌し、均一な溶液とした。この時溶液の一部
を使用して赤外スペクトルを測定したところ、2085
.2061.12041.2000,1872.184
1.17’@ 7 cm 1に吸収を有する( Rh1
2(CO)ao )2−と思われるアニオン錯体が生成
していた。これに、トリシクロへキシルホスフィン1.
68f(6ミIJモル)と3−フルオロ安息香酸o、4
2f(3ミリモル)を加え、アルゴン気流下に7時間攪
拌したところ、反応の進行に伴なって黄色の粉体が析出
した。これを炉取し、ジエチルエーテルで洗浄した後、
5時間真空乾燥したところ、1.8921Fの黄色粉末
が得られた。これを分析した結果、Rh(3−F−Cs
&C02)(CO) ((C6H11)3P)2の構造
を有する化合物であるととが確認された(使用ロジウム
に対する収率76%)。また公知の方法によって合成し
座標品とNMRX IRスペクトルの比較をしたところ
、両者共全く同一のスペクトルを与えた。
元素分析(%)実測値(計算値) Rh  : 12.5(12,4)、C: 63.10
(63,60)、Hニア、96(8,49)、F: 1
.93 (2,29)、p : 7.01 (7゜I 
R(KBr : crn−” ) 1941 cm  (CO) N M R(CDC& :δppm )1〜2−5((
C6H11)3P: 66H)、黄施例2 実施例1において、テトラロジウムドデカカルボニルと
、N、N’−ジメチルイミダゾリジノンの溶液をオート
クレーブ中で560Kg/cfI(ゲージ圧力)の一酸
化炭素と水素の等モル混合ガスで2時間処理し、この溶
液の一部を使用して赤外スペクトルを測定したところ、
2037.1985.1960.17670−1に吸収
を有する(Rh6(Co)xs)と思われるアニオン錯
体が生成していた。この溶液ニトリシクロヘキシルホス
フィン1.68 f (6ミリモル)と酢酸0.189
 (3ミリモル)を加え、実施例1と同様の操作を行な
ったところ、1.8682の黄色粉体が得られた。元素
分析、赤外スペクトル、NMRスペクトル分析により、
この化合物は、Rh(CHaCO2) (Co) ((
C6H11)3 P)2の構造を有していることが確認
された(使用ロジウム原子に対する収率83%)。
、実施例3 実施例1において、溶媒としてN、N’−ジメチルイミ
ダゾリジノンの代わシにテトラエチレングリ葎−ルジメ
チルエーテルを使用した他は実施例1と同様な操作を行
なった。得られた1、619 fの黄色粉体は、Rh(
3−F−C6H4002)(Co ) ((C6)玩)
BP )2の構造を有していた(使用ロジウム原子に対
する収率65%)。
実施例4 実施例1において、トリシクロへキシルホスフィンイン
の代わシにトリフェニルホスフインヲ1.572t(6
tリモル)使用し、溶媒としてN、N屈t−テトラメチ
ル尿素30i1を使用した他は実施例1と同様な反応を
行なった。生成物は溶媒中に溶解していたため、溶媒を
留去して約IQa+I!まで濃縮し、これにジエチルエ
ーテル50mJを加えたところ、黄色粉体が析出した。
これを戸取し、ジエチルエーテルで洗浄し、真空乾燥し
て2.12’fの生成物を得た。この化合物はRh(3
−F−C6H4CO2XCO)((CgH5)aP)+
の構造を有していた(使用ロジウム原子に対する収率8
9%)。
実施例5 実施例1において、3−フルオロ安息香酸の代わシに安
息香酸0.732 f (6ミリモル)を使用した他は
実施例1と同様な操作を行なったところ、2.129の
黄色粉体を得た。この化合物u Rh(C6H4CO2
XCO)((C6翫)BP)2の構造を有していた(使
用ロジウム原子に対する収率88%)。
実施例6 、米施例1において、3−フルオロ安息香酸の代わりニ
ペンタフルオロフェノール1.104 t (6た。こ
の化合物はRh(Cs Fs O) (Co) ((C
s Hll)3P)2の構造を有していた(使用ロジウ
ムに対する収率65%)。
実施例7 実施例1において、3−フルオロ安息香酸の代わシにヨ
ウ化水素酸(57%HI水溶液)2d(約9ミリモル)
を使用した他は実施例1と同様94%)。
実施例8 実施例1において、3−フルオロ安息香酸の代わりに過
塩素酸水溶液(60%)1−(約6ミリモル)を使用し
た他は実施例1と同様の反応操作を行なった。反応終了
後、系内にSOW/の水を加え、生じた沈殿を炉取し、
水洗後ジエチルエーテルで洗浄した後、減圧乾燥して2
.021 Pの黄色結晶を得た。
コレi!: Rh(ctOaXCO)((CsHl、x
)aP)zの構造を有しi七いた(使用ロジウムに対す
る収率85%)。
実施例9 、  ′ 1:;実施例1において、3−フルオロ安息香酸の代わ
りにバラニトロ安息香酸0.5014 F (3ミリモ
ル)を使用した他は実施例1と同様の反応操作を行なっ
た。生成した沈殿を戸取し、アセトンで洗浄し、減圧乾
燥したところ、2.5749の黄色結晶を得た。
これはRh (02N−(I)−CO2) (CO) 
((Ct、Hsl)a P )2 の構造を有していた
(使用ロジウムに対する収率87%)。
実施例10 実施例1において、3−フルオロ安息香酸0代わシにパ
ラトルエンスルホン酸水和物0.579(3ミリモル)
を使用した他は、実施例1と同様の反応操作を行なった
。生成した沈殿を炉取し、アセトンで洗浄し、減圧乾燥
したところ、2.0792の黄色粉体を得た。これはR
h (CHa −C> S 03)(CO) ((C6
H11)3 P) 2の構造を有していた(使用ロジウ
ムに対する収率80.3%)。
嗣施例11 9 実施例1において、3−フルオロ安息香酸の代ワリ
ニハラトルエンスルフイン酸0.468 f (3ミリ
モル)を使用した他は、実施例1と同様の反ムに対する
収率54.7%)。
実施例12 実施例1において、3−フルオロ安息香酸0代わりにオ
ルトフタルfllO,498fc3ミリモル)を使用し
た他は、実施例1と同様の反応操作を行なヴだ。生成し
た沈殿を炉取し、約104のN、N’−ジメチルイミダ
ゾリジノンを用いて洗浄し、次いで一30℃のジエチル
エーテル30mを洗浄した後、減圧乾燥したところ淡緑
黄色の微細な結晶1.954 fが得られた。水晶を元
素分析、’H−NMR分析、赤外吸収スペクトル分析に
よって構の構造を有していることが明らかとなった(使
用ロジウムに対する収率76%)。更に本化合物と0価
のロジウムからなるRh4(CO)12、および1価?
ロジウムからなルRhCt(CO) ((CsHs)a
 P )2 (D BSCAスペクトルを測定し、夫々
のパインディングエネルギーを比較することKよって、
本化合物 −のロジウムは1価であることが確認された
。なおこの化合物は文献未記載の新規なロジウム錯体で
Φつだ。
元素分析(力):実測値(計算値) Rh  12.10(12,01)、C62,89(6
3,07)、H8,44(8,35)、P7.25  
(7,23) 1H−N M R(60MHz 、 CDCt3溶液、
TMS基準δppm ) 0.8〜2.3m (C6H11:66H)、7.3〜
8.5(芳香族CH:4I()、18.6(カルボキシ
ルプロトン=IH) I R(KBr錠剤: cm−1) t9ss(C=0)、1709(CO2)本化合物は、
オレフィンのヒドロホルミル化反応によるアルデヒドの
製造や、一酸化炭素と水素の混合ガスからアルカンポリ
オール、殊にエチレングリコールを製造する際の触媒と
して、高い活性を有する(以下の参考例1参照)。
参考例1 内容積30dのハステロイC製オートクレーブに、実施
例12で得られたロジウム化合物85.7〜(Rh原子
として0.1ミリグラム原子)と、テトラエチレンクリ
コールジメチルエーテル7.5Mおよびテフロンコーテ
ィングを施したマグネット回転子を入れ、反応器を封じ
た後、一酸化炭素と水素の等モル混合ガスで系内を置換
し、さらに同ガスを室温で37oKr/i(ゲージ圧力
)まで圧入した。この反応液を外部から磁気誘導方式に
よってマグネット回転子を回転させる方法により、攪拌
しながら電気炉を用いて加熱し、220℃で2時間反応
させた。この間圧力は536々/d(ゲージ圧力)から
s18に9/i(ゲージ圧力)まで低下した。
反応終了後、反応器を冷水で急冷し、室温としだ後、未
反応ガスをパージした後、反応液を取り出して、ガスク
ロマ!・グラフィーにより定量分析したところ、エチレ
ングリコール0.226ミリモル、メタノール6.26
 ミリモル、ギ酸メチル0.518ミリモルが生成して
いた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一酸化炭素を配位子とするロジウム錯体、プロト
    ン性水素を有する化合物及び第三級リン化合物を有機非
    プロトン性極性溶媒中で反応させることを特徴とする一
    般式:RhY(CO)L_2(但し、Yはアニオン性配
    位子、Lは第三級リン化合物配位子をそれぞれ示す)で
    表わされるロジウム化合物の製造法。
JP14609284A 1984-07-16 1984-07-16 ロジウム化合物の製造法 Granted JPS6127994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8225619B2 (en) 2004-07-30 2012-07-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd Air-refrigerant cooling apparatus with a warm gas defrost bypass pipe

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167998A (en) * 1980-12-30 1982-10-16 Union Carbide Corp Manufacture of rhodium complex compound

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