JPS61278648A - 車両用変速機の制御装置 - Google Patents

車両用変速機の制御装置

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JPS61278648A
JPS61278648A JP12012785A JP12012785A JPS61278648A JP S61278648 A JPS61278648 A JP S61278648A JP 12012785 A JP12012785 A JP 12012785A JP 12012785 A JP12012785 A JP 12012785A JP S61278648 A JPS61278648 A JP S61278648A
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JP
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oil passage
reverse
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shift
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JP12012785A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tsuzuki
繁男 都築
Masahiro Hasebe
正広 長谷部
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複数の摩擦係合要素を備えた車両用変速機、
例えばトルクコンバータ、流体継手等の流体伝導装置及
び前後進切換用ギヤ列を備えた車両用変速機、特にVベ
ルトを用いた無段変速装置を備えた車両用変速機の制御
装置に係り、詳しくはシフト操作の際のシフトし3.ツ
クを低減する制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の車両用変速装置においては、シフトレバ
をパーキング(P)からリバース(R)レンジへ、また
、ニュートラル(N)からドライブ(DJレンジ又はリ
バース(R)レンジへ切す換える際に生じるシフトシラ
ツクを吸収するために、前後進切換用ギア列を、それぞ
れ前進又は後退状態に設定する摩擦係合要素を係合する
ために供給する油圧の立ち上が9を、アキュームレータ
、オリフィス等を用いて滑らかにし、もって摩擦係合要
素の係合動作を滑らかに行わせて、シフトショックを低
減していた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、こうした方法では、シフト機構の他に、供給す
る油圧の立ち上がりを滑らかにするためのアキュームレ
ータ、オリフィス、チェックバルブ等が必要となり、装
置全体が大型化する不都合が有った。また制御すべき圧
油の油温により、供給油圧の立ち上がり特性が大帳に変
化し、しかも、エンジンのアイドリング回転数によって
摩擦係合要素で吸収すべきエネルギ量も異なるので、す
べての状態に適したアキュームレータ、オリフィス等の
諸元の設定がむずかしい欠点が有った。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、小型の装置で、パ
ーキングレンジからリバースレンジへ、ニュートラルレ
ンジからリバースレンジ又はドライブレンジヘシフトす
る際のシフトショックを低減出来る車両用変速機の制御
装置を提供することを目的とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 即ら、本発明は、前後進切換装置の前進用摩擦係合要素
と、後進用摩擦係合要素を同時に係合させることにより
、エンジンの回転力が、それ等係合要素により接続され
る変速装置内で相殺し得ることに着目し、シフト操作に
よりシフト位置がパーキングレンジカラリバースレンジ
へ、またニュートラルレンジからリバースレンジ又はド
ライブレンジへ切り換えられた際に、ライン圧等の摩擦
係合要素(15,16)を係合する駆動油圧を、一時的
に両摩擦係合要素(15,16)側に供給し、その後に
、どちらか一方の摩擦係合要素側にのみ駆動油圧を供給
するシフトシリツク制御バルブ(36,46)を設けて
構成される。
なお、括弧内の番号は、図面における対応する要素を示
す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「(ホ)作用
」の欄についても同様である。
(ホ)作用 上記した構成により、本発明は、シフト操作によりシフ
ト位置がパーキングレンジからリバースレンジへ、また
ニュートラルレンジからリバースレンジ又はドライブレ
ンジへ切り換えられた際に、シフトショック制御バルブ
(36,46)が、駆動油圧を、一時的に両摩擦係合要
素(15,16)に供給して、両者を同時に係合させろ
ことにより、エンジンの回転力を変速装置(5)内で相
殺させ、次いでどちらか一方の摩擦係合要素側にのみ駆
動油圧を供給して、本来のシフト動作を行うように作用
する。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による車両用変速機にシフトショック制
御バルブとして用いられるマニュアルバルブの動作の一
例を示す動作図、 第2図は第1図のマニュアルバルブが用いられた車両用
変速機の一例を示す図、 第3図は本発明の別の実施例に用いられる制御バルブの
一例を示す図、 第4図は本発明の更に別の実施例に用いられる制御バル
ブの一例を示す図、 第5図は第3図及び第4図に示す制御バルブが用いられ
る車両用変速機の一例を示す図、第6図は車両用変速機
の機構部分の一例を示す断面図である。
車両用変速機1は、第6図に示すように、流体継手2、
前後進切換装置3、ベルト式無段変速装置5、減速ギヤ
装置6及び差動装置7よりなる。
更に、流体継手2ばロックアツプ用クラッチ9を備えて
おり、#御油圧(流)の切換により、該クラッチ9を接
続して、流体継手2を介することなく直接、前後進切換
装置3にエンジンからの動力を伝達し得る。また、前後
進切換装置3は、入力(流体継手2)側に連結されてい
るキャリア10、出力(ベルト式無段変速装置5)側に
連結されているサンギヤ11及びリンクギヤ12を有す
るプラネタリギヤ列13からなり、更にリングギヤ12
を固定又は遊動状態に切り換える後進用プレーキ15及
び、キャリア10をベルト式無段変速装置5に係合又は
解除する前進用クラッチ16を有している。そして、ベ
ルト式無段変速装置5はプライマリ−プーリ17、セカ
ンダリプーリ19及びこれ等両プーリ17,19に巻き
掛けられる金属製ベルト20からなり、かつ両プーリ1
7,19は油圧制御によりその有効径を変更し得る。ま
た、減速ギヤ装置6はアイドラ軸21に固定されている
大ギヤ21a及び小ギヤ21bを有しており、セカンダ
リプーリ19に固定されているギヤ22の回転を差動装
置7のギヤ23に減速して伝達する。更に、差動装置7
はギヤ23の回転を左右車軸25.25に差動・伝動す
る。
以上構成に基づき、車両用変速機1は、エンジンの回転
を流体継手2を介して、又はクラッチ9の接続により直
接、プラネタリギヤ列13のキャリア10に伝達する。
そして、前進用クラッチ16の接続に基づき、該キャリ
ア10の回転はピニオンギヤ10a、、10bを介して
サンギヤ11と一体にプライマリ−プーリ17に正回転
とじて伝達され、また後進用ブレーキ15の作動に基づ
き、キャリアピニオン10 a、  10 bが逆転ギ
ヤとして機能し、サンギヤ11を介してプライマリ−プ
ーリ17に逆回転を伝達する。そして、該プライマリ−
プーリ17の回転は、油圧制御に基づ(両プーリ比の変
更動作により、無段に変速されてセカンダリプーリ19
に伝達され、更に減速ギヤ装置6及び差動装置7を介し
て左右車軸25゜25に伝達される。
(へ−1)第1実施例 次いで、第1図及び第2図に基づいて、本発明の第1実
施例について説明する。
車両用変速機1の制御装置24は、第2図に示すように
、流体継手2に接続されるロックアツプ制御機構28を
有してお9、その他にプライマリ−プーリ17及びセカ
ンダリプーリ19に接続される減速比制御機構25、ス
ロットルカム26と係合するスロットル弁27を有して
いる。なお、符号29は減速比検出弁であり、符号30
は調圧弁、符号31は第2調圧弁、符号32はオイルポ
ンプ、符号33は油溜めである。これ等各種の機構及び
弁等の動作、機能については既に、特開昭58−946
64号等において公知であるので、ここではその詳細な
説明は省略する。
オイルポンプ32には油路35を介して、前進用クラッ
チ16及び後進用ブレーキ15に接続されたマニュアル
バルブ36が接続されており、マニュアルバルブ36は
、第1図に示すように、スプール37を有している。ス
プール37は、第1図、図中左右方向に、運転者のシフ
トレバの操作により、第1図(alに示す、P(パーキ
ング)、第1図(clに示す、R(リバース)、第1図
最左方に示す、Nにュートラル)、第1図(glに示す
、D(ドライブ)、第1図(hlに示す、L(ロー)レ
ンジの間で適宜移動駆動される。油路35は、第1図(
alに示すように、その先端が4つのポート35a、 
35 b、 35 c、 35 dに分岐しており、更
にマニュアルバルブ36からは前進用クラッチ16に連
通接続される油路39及び後進用ブレーキ15に連通接
続される油路40が設置されている。
油路39は、2つのポート39a、39bを有しており
、油路40は、2つのポート40a。
40bを有している。また、マニュアルバルブ36には
ドレインポー)36a、36b、36c及び、ポート4
1 a、 4 l b、 41 c、 41 dを有す
る油路41が設けられている。
従って、まずシフトレバが操作されて、図示しないリン
ク機構ないしは適宜なアクチェータ等によりマニュアル
バルブ36が、第1図(alに示すパーキング(P)レ
ンジから同図(clに示すリバース(R)レンジに切り
換えられると、マニュアルバルブ36のスプール37は
、第1図最左方のパーキングレンジ位置から右方へ、同
図(b)に示す状態を経て(clに示すリバースレンジ
位置に移動する。
この時、スプール37は、同図(blに示す位置を通過
して(clに示すシフト位置に達するが、スプール37
が(blに示した状態になると、油路35を介して供給
されるライン圧は、第1図(alに示す、油路35がス
プール37により完全に閉塞された状態から、油路35
がポー)35a、ポート39aを介して油路39と連通
した状態となる。すると、ライン圧は油路39を経て前
進用クラッチ16に供給され、前進用クラッチ16はキ
ャリア10とベルト式無段変速装置5を接続して前後進
切換装置3を前進状態にする。しかし、一方で、油路3
5のポー1−35 b1油路41のポート41c、41
bを介して油路40のポート40bにもライン圧が供給
され、ライン圧は油路40を経て後進用ブレーキ15に
供給される。これにより、後進用ブレーキ15はリング
ギヤ12を固定状態にして、前後進切換装置3を後退状
態にし、従って、キャリア10が固定状態にあるリング
ギヤ12に係合接続することになり、プライマリ−プー
リ17はロック状態となる。即ち、流体継手2を介して
伝達されてきたエンジンの回転力は、一方はキャリア1
0を介してプライマリ−プーリ17を正転側に回転させ
ようとし、他方は、キャリアピニオン10 a、  1
0 b及びサンギヤ11を介してプライマリ−プーリ1
7を逆転方向に回転させようとするので、両回転力はプ
ライマリ−プーリ17にて相殺されろ形となる。
次に、スプール37は、第1図(b)に示す状態から、
同図fc)に示す本来のリバースレンジに移動し、油路
35はポート35b等を介して油路40のポート40b
に連通し、後進用ブレーキ15は継続してリングギヤ1
2を固定し、前後進切換装置3を後退状態に保持する。
しかし、前進用クラッチ16に連通する油路39は、ド
レインポート36aと連通して、ライン圧の供給が遮断
されると共に、前進用クラッチ16を係合していた圧油
はドレインされて、キャリア10とプライマリ−プーリ
17との係合状態は解除され、その結果、前後進切換装
置3は後退状態となる。この状態では、流体継手2から
のエンジンの回転力は、キャリアビニオン10 a、 
10 bからサンギヤ11を介してのみプライマリ−プ
ーリ17に伝達され、更に差動装置7側に出力されるが
、その直前において、前進用クラッチ16と後進用ブレ
ーキ15が二重係合することにより、エンジンからの回
転力が相殺され、差動装置7側に出力されるエンジンの
回転力は、パーキングレンジとリバースレンジの間でワ
ンクッション置いた形で伝達され、その分出刃側への回
転力伝達の立ち上がり特性は緩やかなものとなり、シフ
トショックは低減される。
なお、前述の説明は、シフトレバをパーキングレンジか
らリバースレンジに切り換える場合について述べたが、
リバースレンジからパーキングレンジに切り換える場合
においても全く同様であり、シフトショックはその際も
効果的に低減される。
次に、シフトレバをニュートラルレンジからリバースレ
ンジに切り換える場合について説明する。この場合、マ
ニュアルバルブ36のスプール37は、第1図te+に
示す状態から、同図(d)に示す状態を経て、同図(c
lに示す状態となる。ニュートラルレンジでは、第1図
telに示すように、油路39.40は共に、油路35
との連通を絶たれ、ドレインポー)36a、36bと連
通し、前進用クラッチ16及び後進用ブレーキ15が解
放されて、前後進切換装置3は流体継手2等の入力側の
回転をベルト式無段変速装M5側に伝達しないニュート
ラル状態となっており、出力側の差動装置7には何らの
回転力も伝達される乙とはない。次に、リバースレンジ
にスプールが移動する際に、(diに示す時点で、油路
40のポート40aは、油路35とポート35b1油路
41のポー)41b、41aを介して連通し、更に油路
39は、ポート39 a、 39 b、 35 m、 
35 cを介して油路35と連通する。従って、前進用
クラッチ16及び後進用ブレーキ15には共に、油路3
5のライン圧が供給され、前進用クラッチ16及び後進
用ブレーキ15が共に係合されて、エンジンの回転力は
プライマリ−プーリ17にて相殺される。次に、第1図
(c)に示す、リバースレンジに入り、油路39はドレ
インされ、油路40にのみライン圧が供給されて、前後
進切換装置3は、後進状態となる。
差動装置7側には、それまでの何らの回転力も伝達され
ない状態から、エンジンの回転力が流体継手2等を介し
て伝達される後進状態に変化するが、途中で、エンジン
の回転力がプライマリープーリ17、即ちベルト式無段
変速装置5内で相殺低減される工程が入るので、そのシ
フトショックは和らげられることになる。
次に、シフトレバを二二一トラルレンジからドライブレ
ンジに切り換える場合には、マニュアルバルブ36のス
プール37は、第1図telに示す状態から、同図(f
)に示す状態を経て、同図(glに示す状態となる。こ
の場合は、途中、(flに示す時点で、油路40のポー
1−40aは、油路35とポー)35c、油路41のポ
ー)41c、41aを介して連通し、更に油路39は、
ポー)39m、39 b、 35 a、 35 cを介
して油@aSと連通ずる。従って、前進用クラッチ16
及び後進用ブレーキ15には共に、油路35のライン圧
が供給され、前進用クラッチ16及び後進用ブレーキ1
5が共に係合されて、エンジンの回転力はプライマリ−
プーリ17にて相殺される。そこで、第1図(glに示
すように、スプール37がドライブレンジに移動すると
、油路40は、油路35との連通を絶たれ、ドレインポ
ート36bと連通し、後進用ブレーキ15が解放される
。しかし、油路39はポー1−39b、35cを介して
油路35と連通し、従って前進用クラッチ16にはライ
ン圧が供給され続けるので、前後進切換装置3は前進状
態となる。
差動装置7側は、それまでの何らの回転力も伝達されな
いニュートラル状態から、前進状態における、エンジン
の回転力が流体継手2等を介して伝達される状態に変化
するが、途中で、エンジンの回転力がプライマリ−プー
リ17で相殺低減される工程が入るので、そのシフトシ
ョックは和らげられることになる。
また、ドライブレンジからローレンジへの切り換えは、
第1図(glから(hlにスプール37が移動すること
により行われるが、この場合は、油路39へのライン圧
の供給は、ポート39b、35d及び油路35を介して
継続され、また油路40はポート40a、40bが、ポ
ー)41a、41b。
41dを介してドレインポート36cと連通され、前後
進切換装置3は前進状態を維持することが出来る。
(へ−2)第2実施例 次に、第5図及び第3図に基づいて、本発明の第2実施
例について説明する。
車両用変速機lノI!JrIE装置24は、第5rIl
:Iニ示すように1.流体継手2に接続されるロックア
ツプ制御機構28を有しているが、第2図において説明
した部分と同一の部分は、同一の符号を付してその部分
の説明を省略する。
スロットル弁27にはローモジュレータ弁42及びマニ
ュアルバルブ36が接続しており、マニュアルバルブ3
6には油l543,45を介して、第3図に示す、制御
バルブ46が接続している。
油路43,45はポー)43a、45aを介して、更に
チェックバルブ47、油路49、ポート49a、49b
を介して制御バルブ46と連通しており、制御バルブ4
6には前進用クラッチ16に連通ずる油!l539がポ
ー)39c、39dを介して、後進用ブレーキ15に連
通する油路40がポート40c、40dを介して接続し
ている。また、制御バルブ46にはスプール50が、第
3図左右方向に摺動自在に設けられており、スプール5
0の両端にはリテーナリング46a、46aを介してコ
イルスプリング46b、46cが縮設されている。なお
、符号46d及び46eはドレインポートである。
第2実施例における制御装置24は以上のような構成を
有するので、シフトレバの操作により、マニュアルバル
ブ36が、パーキングレンジからリバースレンジへ切り
換えられ、またニュートラルレンジからドライブレンジ
又はリバースレンジへ切り換えられると、マニュアルバ
ルブ36から制御バルブ46に連通する油路43,45
には、前進の場合には、本来、前進用クラッチ16を係
合する圧油を供給する油路45に、後退の場合には、本
来、後進用ブレーキ15を係合させる圧油を供給する油
路43にライン圧が選択的に供給されろ。なお、第5図
におけるマニュアルバルブ36は、公知の構造のものな
ので、その詳細な動作の説明は公知の事項として省略す
る。
即ち、第5図におけるマニュアルバルブ36が、例えば
パーキングレンジからリバースレンジへ、又ハニュート
ラルレンジカラリバースレンジへ切り換えられたとする
と、マニュアルバルブ36から油路43を介して、後進
用ブレーキ15を係合してリングギヤ12を固定させる
ライン圧が、制御バルブ46に供給される。この際、ラ
イン圧は油#143から制御バルブ46のポート43a
及びチェックバルブ47を介して油路49のポート49
a、49bに供給される。制御バルブ46のスプール5
0は、通常のライン圧が加わらない状態では、左右のコ
イルスプリング46b、46cの弾性により、ポート4
9 a p 49 bと40d。
39cが連通した状態となっており、従って、油路43
にライン圧が供給されると、当該ライン圧は、油路49
を介して油路39,40に供給され、前進用クラッチ1
6及び後進用ブレーキ15が共に係合され、第1実施例
で述べた二重aツク状態となり、エンジンの回転力はプ
ライマリプーリ17にて相殺される形となる。
しかし、ポート45 aには、チェックバルブ47の駆
動により、何らのライン圧も供給されないので、スプ・
−ル50ばボー1−43 aに供給されるライン圧によ
り図中左方に移動する。すると、前進用クラッチ16に
連通する油路39のポート39cは閉塞され、ポート3
9dはドレインポート46eと連通して、前進用クラッ
チ16は解放される。しかし、後進用ブレーキ15の油
路40は、ポート40cとポート49aが連通して油路
43のライン圧を供給し続けるので、後進用ブレーキ1
5の係合状態は維持され、結果的に前後進切換装置3は
本来の後進状態となる。この場合においても、前述と同
様の理由により、シフトショックは低減される。
また、第5図におけるマニュアルバルブ36が、ニュー
トラルレンジからドライブレンジへ切り換えられたとす
ると、マニュアルバルブ36から油路45を介して、前
進用クラッチ16を係合してキャリア10bをプライマ
リ−プーリ17に係合させるライン圧が、制御バルブ4
6に供給される。この際、ライン圧は油路45から制御
バルブ46のポート45a及びチェックバルブ47を介
して油路49のポート49a、49bに供給される。制
御バルブ46のスプール50は、通常のう、イン圧が加
わらない状態では、左右のコイルスプリング46b、4
6cの弾性により、ポート49a、49bと40 d、
 39 cが連通した状態となっており、従って、油路
45にライン圧が供給されると、当該ライン圧は、油路
49を介して油路39,40に供給され、前進用クラッ
チ16及び後進用ブレーキ15が共に係合され、第1実
施例で述べた二重ロック状態となり、エンジンの回転力
はプライマリプーリ17にて 相殺されろ形となる。
しかし、ポート43aには、チェックバルブ47の駆動
により、何らのライン圧も供給されないので、スプール
50はポート45aに供給されるライン圧により図中右
方に移動する。すると、後進用ブレーキ15に連通する
油路40のポート40dは閉塞され、ポート40cはド
レインポート46dと連通して、後進用ブレーキ15は
解放される。しかし、前進用クラッチ16の油路39は
、ポート39dとポート49bが連通して油路45のラ
イン圧を供給し続けるので、前進用クラッチ16の係合
状態は維持され、結果的に前後進切換装置3は本来の前
進状態となる。この場合においても、前述と同様の理由
により、シフトシフツクは低減される。
(へ−3)第3実施例 第4図に本発明の第3実施例を示す。第3実施例;よ、
第3図の制御バルブ46に接続する油路49に調圧ソレ
ノイドバルブ51を設けた例であり、こうした構成を取
ることにより、調圧ソレノイドバルブ51を駆動してク
ラッチ及びプレー・キ圧の立ち上がり特性を、油温、ア
イドリングスピ→0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、シフト操作に
よりシフト位置がパーキングレンジからリバースレンジ
へ、またニュートラルレンジか ′らリバースレンジ又
はドレイブレンジへ切す換えられた際に、ライン圧等の
前進用クラッチ16及び後進用ブレーキ15等の摩擦係
合要素を係合する駆動油圧を、一時的に両摩擦係合要素
に供給し、その後に、どちらか一方の摩擦係合要素側に
のみ前記駆動油圧を供給するマニュアルバルブ36、制
御バルブ46等のシフトショック制御バルブを設けて構
成したので、駆動油圧が各シフト位置に対応した摩擦係
合要素を選択的に係合する際に、一時的に両w!擦係合
要素が係合されて、エンジンからの回転力が変速機内で
相殺される工程を生じさせることが出来るようになり、
その分、差動装置7等の出力側におけろエンジンの回転
力伝達の立ち上がり特性が緩やかなものとなり、シフト
ショックを低減させることが可能となる。
また、アキニームレータやオリフィス等を用いて摩擦係
合要素の係合動作を滑らかに行わせる方法に比して、シ
フトショック制御バルブのみの構成で実現が可能なので
、装置を小型化出来る。
更に、第1実施例のように、シフトショック制御バルブ
をマニュアルバルブ36と兼用させた場合には、新たな
部品を追加する必要が無いので、装置のより一層の小型
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両用変速機の制御装置にシフト
ショック制御バルブとして用いられるマニュアルバルブ
の各動作の一例を示す動作図、第2図は第1図のマニュ
アルバルブが用いられた車両用変速機の制御装置の一例
を示す図、第3図は本発明の別の実施例に用いられる制
御バルブの一例を示す図、 第4図は本発明の更に別の実施例に用いられる制御バル
ブの一例を示す図、 第5図は第3図及び第4図に示す制御バルブが用いられ
る車両用変速機の制御装置の一例を示す図、 第6図は車両用変速機の一例を示す断面図である。 】・・・・車両用変速機 3・・・前後進切換装置 5・・・・変速装置(ベルト式無段変速装置)15・・
・・・摩擦係合要素(後進用ブレーキ)16・・・・摩
擦係合要素(前進用クラッチ)36・・・・・・シフト
ショック制御バルブ(マニュアルバルブ) 46・・・・・・シフトショック制御バルブ(制御バル
ブ) 出願人   アイシン・ワーナー株式会社代理人   
   弁理士  近島 −夫第1図 第1図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、シフト操作に基づいて動作するマニュアルバル
    ブ、変速装置及び、前記マニュアルバルブの動作に対応
    して各摩擦係合要素を係合又は解放して、動力を前進又
    は後進に適した形にして伝達する前後進切換装置を有す
    る車両用変速機において、 シフト操作によりシフト位置がパーキング レンジからリバースレンジへ、またニュートラルレンジ
    からリバースレンジ又はドライブレンジへ切り換えられ
    た際に、前記摩擦係合要素を係合する駆動油圧を、一時
    的に前進用及び後進用の両摩擦係合要素側に供給し、そ
    の後に、どちらか一方の摩擦係合要素側にのみ前記駆動
    油圧を供給するシフトショック制御バルブを設けて構成
    した車両用変速機の制御装置。
  2. (2)、マニュアルバルブが、シフトショック制御バル
    ブを兼用して構成した特許請求の範囲第1項記載の車両
    用変速機の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418755B1 (ko) * 2000-09-14 2004-02-14 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기 유압 제어 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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