JPS61277708A - 洗堀防止装置 - Google Patents

洗堀防止装置

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JPS61277708A
JPS61277708A JP12089285A JP12089285A JPS61277708A JP S61277708 A JPS61277708 A JP S61277708A JP 12089285 A JP12089285 A JP 12089285A JP 12089285 A JP12089285 A JP 12089285A JP S61277708 A JPS61277708 A JP S61277708A
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JP
Japan
Prior art keywords
scouring
prevention device
fixing means
structural unit
covering member
Prior art date
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Pending
Application number
JP12089285A
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English (en)
Inventor
Mamoru Takasaki
守 高崎
Hideaki Saito
秀明 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洗堀防止装置、例えば、河川に設けられた橋梁
等の建造物、特に橋脚の近傍の水面下の河床が流水、波
浪等により洗堀されるのを防止する洗堀防止装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に、河川に設けられた橋梁の橋脚31は、第11図
に示すように、河床32の土中に数本の基礎杭33を打
ち、その上部の土中には本基礎35がコンクリートブロ
ックにより形成される。本基礎35の上面35aは土中
の所定の深さになるよう設けられ、橋脚31の基部31
aは河床32の土砂36に埋設されている。しかしなが
ら、橋脚31の基部31aを埋設している土砂36は橋
脚31に当たる流水37(図中には矢印にて示している
)によって起こる橋脚31近傍の乱流水により土砂36
が巻き上げられて流され、第11図に示すように橋脚3
1の近傍が徐々に洗堀される。この流水による洗堀は徐
々に進行し、本基礎35および基礎杭33が河床から露
出し、遂には橋梁の傾斜および倒壊を起こす恐れもある
従来、この橋脚31の近傍の洗堀を防ぐため、基部31
aの近傍の河床32の表部32aが大量のコンクリート
で打設されたり、基部31aの埋設深さ、いわゆる根入
れ深さを深くすることがなされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような方法においては、十分の効果
を得るのに大量のコンクリートが必要になるという問題
点があり、また、現場の施工に時間、労力、費用がかか
りすぎるという問題点もある。
そこで、本発明は流水または波浪によって建造物の近傍
の洗堀が防止でき、かつ、大量のコンクリートを必要と
せず、さらに、建造物の現場の施工作業が迅速にでき、
かつ、労力、費用の少ない洗堀防止装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の洗堀防止装置は、流水による洗堀を防止する洗
堀防止装置において、骨格体およびこの骨格体を被覆す
る被覆部材を有する比重1以上の構造単体と、構造単体
を連結し、固定する連結固定手段と、を備え、前記構造
単体を互いに連結して前記洗堀の起こる水底の表部に固
定することを特徴としている。
(作用) 構造単体が複数個、連結され、橋脚の近傍の水面下の河
床のように、流水波浪等により洗堀の起こる水底の表部
に配置される。構造単体は骨格体およびこの骨格体を被
覆する被覆部材を有し、比重1以上であるので、洗堀の
起こる水底の表部に沈み、流水にも流されず安定して表
部に固定される。ここに、構造単体の比重を1以上とし
たのは、本発明に係る洗堀防止装置の構造単体が水底の
表部に安定して固定されるためである。
洪水時の土石流等が橋脚に当たり、橋脚の近傍には乱流
または波浪、渦巻流が起こり、水底の表部の土砂は流水
とともに流下し、洗堀が起こるが、橋脚の近傍の洗堀の
起こる水底の表部には比重1以上の構造単体が連結固定
手段により連結され、固定されているので水底の表部の
洗堀は起こらない。
また、構造単体は、比重1以上の重量物であっても、構
造単体の1個毎の運搬および取付けが容易にできる。さ
らにまた、構造単体は3個〜5個の構造単体を連結した
ユニットとして施工現場まで運搬し、次いで、施工現場
でユニットの互いの連結を行えばよい。したがって、運
搬、取付けが極めて容易にでき、かつ、施工作業が迅速
かっ、労力、費用が極めて安くできる。
(実施例) 以下、本発明に係る洗堀防止装置を図面に基づいて説明
する。
第1図〜第6図は本発明に係る洗堀防止装置の第1実施
例を示す図であり、第1図は洗堀防止装置の連結固定手
段で連結した2つの構造単体の断面図である。
まず、構成について説明する。第1図において、1は構
造単体であり、構造車体1は環状平面体であり、その中
心軸Rを含む断面の環状の中心部には、環状のコンクリ
ートブロックからなる骨格体2を有している。骨格体2
は構造単体1の全体としての比重を1以上にして、使用
時に流水の水底の表部に安定して固定するようなされて
いる。3は被覆部材であり、被覆部材3は環状の骨格体
2の外表面2aを被覆するよう設けられ、骨格体2の形
成する平面を上下に貫通する貫通孔4を有している。貫
通孔4、被覆部材3および骨格体2は構造単体1を構成
している。被覆部材3は、この実施例では、使用済の廃
タイヤを用いている。被覆部材3は耐摩耗性材料(この
実施例では使用済タイヤの外表面の耐摩耗性ゴムを用い
ている)からなることが好ましい。これは流水中の土石
の衝突および構造単体l同士の接触による摩擦に耐え、
土石による洗堀をより効果的に防止する。5は連結固定
手段(この実施例では金属性チェーン)であり、第1図
に示すように、連結固定手段5は2つの構造単体1のそ
れぞれの貫通孔4を貫通して隣接する2つの構造単体1
の外周部3aを軽く接触させて離隔しないよう互いに連
結している。
第2図(a)において、10aは構造ユニット1oの実
施例の三角形状構造ユニットであり、三角形状構造ユニ
ッ)10aは3つの構造単体1を連結固定手段5 (第
2図(a)には一本の実線で示している)を用いて互い
に三角形状に連結している。第2図(b)において、1
0bは構造ユニッ)10の他の実施例の直列状構造ユニ
ットであり、直列状構造ユニット10bは4つの構造単
体1を連結固定手段5を用いて互いに直列状に連結し、
第3図に示すように、その両端の構造単体】a、1bに
はアイボルトからなる連結固定手段11が取付けられて
いる。第3図において、連結固定手段11は金属製のア
イボルト12とナラ目3とから構成され、アイボルト1
2は構造単体1の被覆部材(この実施例では使用済タイ
ヤ)3の外周部3aから中心軸R方向に貫通させ、アイ
ボルト12の先端部12aにナツト13を螺合して被覆
部材3に固定されている。また、アイボルト12と連結
固定手段(チェーン)5等との連結はナックルピン14
またはボルトナツトを用いる。
連結固定手段11はアイボルト12、ナソトエ3および
ナックルピン14から構成されている。
構成ユニット10は、第2図(a)、(b)に示すよう
、構造単体1を3個または4個に限定するもの刃はなく
、構造単位1の大きさおよび重量を考慮して運搬、施工
の容易な個数および形状にしてもよい。
第4図および第5図は本発明に係る洗堀防止装置の第1
実施例の全体構成をを示す図であり、第4図はその斜視
図、第5図はその平面図である。
第4図および第5図において、15は洗堀防止装置であ
り、洗堀防止装置15は橋脚16の近傍に配置する広さ
、形状によって所定量の構造ユニット10と所定量の構
造単体1を構成要素として、これらの構成要素を連結し
て構成される(第4図において、構造単位1は一部のみ
を示している)。これらの構成要素は、第5図に示すよ
うに、橋脚16の近傍において、洗堀の起こる水底17
の表部17aに配置され、連結固定手段(図中には一部
短い実線にて示している)5、アイボルト12およびシ
ャンクル14を用いて、所定の形状(例えば、楕円形状
)に連結される。この場合の連結は殆ど構造ユニット1
0同士の連結となり、連結個所は少ない。
この構造ユニットlO同士の連結とともに、第6図に示
すように、構造ユニット10は橋脚16の基部16aの
外周に係止した連結固定手段5に固定する。
第7図は構造単体1を連結する連結固定手段の他の実施
例であり、棒状の連結棒20とその両端にアイボルト1
2を固定した連結固定手段21が用いられている以外は
、第1図に示す連結固定手段5と同じであり、同じ符号
をつけ、説明を省略する。
第8図は構造単体1を連結する連結固定手段の他のもう
1つの実施例を示す図であり、第3図に示すように、構
造単位1の被覆部材3にアイボルト12を取付け、この
アイボルト12をボルト22、ナツト23により連結す
ることにより2つの構造単位1を連結している。
次に、作用について説明するて。
構造単体1は骨格体2のコンクリートブロック、コンク
リートブロックを被覆する被覆部材3の使用済タイヤお
よび使用済タイヤの中央部の貫通孔4とから構成され、
構造単体1の比重は、1以上になるようなされている。
構造単体1は連結固定手段5によって連結され、所定の
個数を連結した構造ユニット10が造られる。構造ユニ
ット10は構造単体1の重量および形状を考慮して、運
搬、施工を容易にするように構成される。所定量の構造
ユニット10および構造単体1は橋脚16の近傍の洗堀
の起こる水底17の表部i7aに配置され、基部16a
に連結固定手段5を用いて、固定される。
橋脚16の近傍においては、流れA(図中には矢印で示
している)および波浪により土砂が巻上げられ、流下さ
れ、洗堀されるが、橋脚16の近傍には洗堀防止装置1
5が配置され、基部16aに固定されているので、洗堀
は起こらない。また、構造単体1はその重量および形状
を考慮し構造ユニットが構成されており、運搬および施
工は極めて容易で短時間に実施できる。
第9図(a)、山)は本発明に係る洗堀防止装置15の
第2実施例を示す図であり、第9図(a)はその構造単
体25の平面図、第9図(b)は第9図(a)のIXb
−IXb矢視断面図である。
第2実施例においては、骨格体2が第1実施例のコンク
リートブロックの代わりに円形の金属環状体に、被覆部
材3が第1実施例の使用済タイヤの代わりに、可撓性ゴ
ム被覆体となり、かつ可撓性ゴム被覆体の中央部が連続
して円板状の可撓性膜3bを形成し、可撓性膜3aの外
周部には可撓性膜3bと直交する複数の貫通孔4が設け
られていること以外は、第1実施例と同じ構成、作用お
よび効果を有しており、同じ符号をつけて説明を省略す
る。
第10図(a)、(b)は本発明に係る洗堀防止装置1
5の第3実施例を示す図であり、第1O図(a)はその
構造単体26の平面図、第10図(blは第10図(a
t(7)Xb−Xb矢視断面図である。
第3実施例においては、骨格体2が第2実施例の円形の
金属環状体の代わりに、四角形の金属環状体、被覆部材
3が第2実施例ではその中央部が可撓性ゴム膜のみであ
る代わりに、ゴム膜の内部に補強性キャンパス27を設
けていること以外は、第2実施例と同じ構成、作用およ
び効果を有しており、同じ符号をつけて説明を省略する
なお、前述の実施例においては、骨格体としてコンクリ
ートブロックおよび金属環状体を用いた場合について説
明したが、本発明においては、この実施例にかぎらず、
構造単体の比重を1以上にするものであればよい。
また、前述の実施例においては、構造単体としては円形
環状体または四角形環状体の場合について説明したが、
本発明においては洗堀を起こす水底の表部に配置できる
ものであればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、流水または波浪
による建造物の近傍の洗堀を防止でき、大量のコンクリ
ートも必要としない。また、建造物の現場において、洗
堀防止装置の施工作業が迅速にでき、労力も少なく、費
用も安くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明に係る洗堀防止装置の第1実施
例を示す図であり、第1図はその構造単体の連結の状態
を示す断面図、第2図(a)は構造単体を連結した構造
ユニットを示す平面図、第2図中)は構造ユニットの他
の態様を示す平面図、第3図はその連結固定手段を示す
一部断面図、第4図は橋脚の基部へのその実施例を示す
斜視図、第5図は第4図のその平面図、第6図は第4図
のその連結固定手段を示す斜視図、第7図はその構造単
体の他の連結固定手段を示す断面図、第8図はその構造
単体の他のもう1つの連結固定手段を示す断面図である
。 第9図(a)、(b)は本発明に係る洗堀防止装置の第
2実施例を示す図であり、第9図(alはその平面図、
第9図Q)lは第9図(alのIXb−IXb矢視断面
図である。第10図(a)、(blは本発明に係る洗堀
防止装置の第3実施例を示す図であり、第10 (al
はその平面図、第10図(b)は第10図(a)(7)
X b −X b矢視断面図テする。第11図は従来の
橋脚の近傍の洗堀を示す断面図である。 1.25.26・・・・・・構造単体、2、・・・・・
・骨格体、 3・・・・・・被覆部材、 5.11.21・・・・・・連結固定手段、15・・・
・・・洗堀防止装置、 17a・−・・・・表部、 A・・・・・・流水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流水による洗堀を防止する洗堀防止装置において
    、骨格体およびこの骨格体を被覆する被覆部材を有する
    比重1以上の構造単体と、構造単体を連結し、固定する
    連結固定手段と、を備え、前記構造単体を互いに連結し
    て前記洗堀の起こる水底の表部に固定することを特徴と
    する洗堀防止装置。
  2. (2)前記被覆部材が耐摩耗性材料からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の洗堀防止装置。
JP12089285A 1985-06-03 1985-06-03 洗堀防止装置 Pending JPS61277708A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12089285A JPS61277708A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 洗堀防止装置

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JP12089285A JPS61277708A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 洗堀防止装置

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JPS61277708A true JPS61277708A (ja) 1986-12-08

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ID=14797569

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JP12089285A Pending JPS61277708A (ja) 1985-06-03 1985-06-03 洗堀防止装置

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JP (1) JPS61277708A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762448A (en) * 1996-05-29 1998-06-09 Continuum Dynamics, Inc. System for alleviating scouring around submerged structures
JP2023083842A (ja) * 2021-12-06 2023-06-16 東亜建設工業株式会社 洗掘抑制体および洗掘抑制方法
US11987941B2 (en) * 2021-01-12 2024-05-21 Zhejiang University Pier scour protection method by combinating a downward bivariate normal distribution surface and granular mixture

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