JPS61277702A - 補修用常温合材とそれを使用した歴青舗装の補修方法 - Google Patents

補修用常温合材とそれを使用した歴青舗装の補修方法

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JPS61277702A
JPS61277702A JP11927885A JP11927885A JPS61277702A JP S61277702 A JPS61277702 A JP S61277702A JP 11927885 A JP11927885 A JP 11927885A JP 11927885 A JP11927885 A JP 11927885A JP S61277702 A JPS61277702 A JP S61277702A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歴青舗装のクラック部分の補修や歴青舗装の
表層部の再生改良などに適した補修用常温合材とその常
温合材を使用した歴青舗装の補修方法に関するものであ
る。
歴青舗装が交通に供用されて、また風化によっ−て、路
面にひびわれ、沈下、ボットホール、凹凸、わだち堀れ
などを生じ供用性が低下してくると、その度合によって
種々の維持修繕が実施されている。路面の損傷が軽度の
ときには、表面処理を適切に施工すれば、経済的で施工
しやすく、そして舗装を長持ちさせることができる。し
かし、更に損傷が進み供用性が低下してくると、表面処
理程度では十分でなくなり、薄層舗装や更に厚い舗装の
オーバーレイをするか、損傷の個所の打替えや再生舗装
が行われる。
打替えは、舗装をこわしてやりかえるために舗装廃材の
廃棄処分を伴い、その処分地の確保が困難なことと、舗
装廃材自体が舗装材として有効利用できることから、最
近では再利用する工法(再生工法)が非常に増大してい
る。
舗装廃材を再利用する方式は、大別すると路盤材に再生
するものと、アスファルト混合物にして表層、基層など
に再生するものとがあり、これらはいづれもプラント方
式と路上方式とが行われている。
これらの再生方式のなかに、歴青舗装の表層部を路上方
式で再生改良する方式があり、最近いろいろな方法が行
われている。例えば、路面が疲労し、ひびわれなどを生
じた路面、あるいはわだち堀れのような欠点の生じた路
面を加熱し、表層をかきおこし破砕混合して敷きならし
転圧して再生する方法、更には、その上に、新規な加熱
アスファルト混合物を敷き均らし、転圧して再生する方
法、あるいは、路面を加熱し表層を堀□削して破砕した
ものに、新規な加熱アスファルト混合物を混合しながら
敷き均らし、転圧して再生する方法などの表層再生工法
がある。
歴青舗装で表層が損傷していて補修を必要とする場合は
、表層部を構成するアスファルト混合物(以下、混合物
を合材という)中におけるアスファルト油分が舗装の供
用中に揮散し、アスファルトは硬くなって総合的な結合
力が低下しており、実質的にアスファルト量が不足して
いる状態のものが多い。
かかる歴青舗装について、ロードヒータで路面を加熱し
、その表層をかきおこし混合して敷き均らし、これを転
圧して表層を再生する場合は、表層のアスファルト合材
中におけるアスファルトは、ヒータ加熱の際にかなり硬
くなるので、アスファルトの結合力は(に低下す゛る。
さらにかきおこしたアスファルト合材の骨材粒度は、新
規の加熱アスファルト合材に比べ細かくなり、とくに主
骨材である粗骨材の大きさと量が低下している。そのた
め、再生された舗装は、結合材量不足と主骨材不足の状
態にあるため、新規アスファルト混合物に比べて安定度
や耐久性が低下している。上記のアスファルト分やアス
ファルトの油分の不足を補うために、表層をかきおこし
だアスファルト合材にアスファルト乳剤や軟化剤を添加
混合して敷き均らし転圧して再生する方法も行われてい
る。この場合も骨材粒度が改善されないので再生しても
安定度がまだ十分でない。このよう々ことから、更にこ
の上に新規の加熱アスファルト合材を敷き均らし転圧し
たり、あるいは表層をかきおこしたアスファルト合材に
新規の加熱アスファルト合材を混合して敷き均らし転圧
して再生する方法が実施されている。これらは新規の加
熱アスファルト合材を併用するため、安定度も、耐久性
も新規の加熱アスファルト合材舗装なみに改善されてい
る。
しかしながら、加熱アスファルト合材を用いるため、そ
の温度が低下すると良好な施工ができなくなるので、運
搬から施工まで温度管理が必要であり、再生舗装も加熱
舗装と同様になり施工が容易でなく、コスト高にな9経
済的でhい。とくに、小規模な補修や応急的な補修には
応用しにくい。
そのため、歴青舗装の補修、とくに、表層の再生改良を
簡易で容易に施工でき、しかも面積の広いところも、狭
いところでも、また季節に関係なく施工でき、且つその
再生改良された舗装が新規の加熱アスファルト混合物舗
装のような安定度と耐久性を有する歴青舗装に再生でき
る工法が要望されている。
本発明は、このような要望にこたえるもので、歴青舗装
のクラック部分などの補修や、表層部分などの°再生改
良に適した新規の補修用常温合材と、それを使用して施
工が簡便で、クラックなどの発生防止に効果的で、安定
度の高い歴青舗装が得られる歴青舗装の補修方法を提供
するものである。
本発明の一つは、単粒度の粗骨材と油分、軟化剤などを
含有するアスファルト乳剤を混合して粗骨材をアスファ
ルト被覆し、さらにその表面をアスファルト被覆砂で被
覆したことを特徴とする補修用常温合材に係るものであ
る。
本発明の他の一つは、既設の歴青舗装の補修面をロード
ヒータで加熱して歴青舗装の表面から所要の深さを軟化
させ、ついでその上面に上記の補修用常温合材の所要量
を敷き均らし、ついで路上混合機等を用いて軟化してい
る歴青舗装をかきおこし破砕すると共に補修用常温合材
と混合して吹き均らし、ついで転圧して整形して仕上げ
るか、要すればさらにその上面にシールコートを施こし
てあるいは施こさずにロードヒータで路面を再度加熱し
転圧して仕上げることを特徴とする歴青舗装の補修方法
に係るものである。
本発明の補修用常温合材について説明する。
単粒度の粗骨材は、道路用砕石、道路用その他に使用さ
れる硬質骨材の単粒度の粗骨材が使用される。その粒径
範囲は、3011+から2,5111.好ましくは25
11Kから5龍の範囲のものである。例えば、JIS 
 A3001の道路用砕石でいうと、S−20(5号)
砕石(粒径20〜13in)、S−13(6号)砕石(
粒径13〜5」)などがある。この粒径範囲は、必ずし
もこの規格に合わなくてもよい。例えば、加〜lQ x
x 、 10〜5 m%5〜1311などでもよい。
油分、軟化剤などを含有するアスファルト乳剤の油分、
軟化剤などとは、次のようなものである。
ミネラルスピリット、灯油、ナフサ、キジロール、ソル
ベントナフサ、ヘビイナ7すなど沸点100℃をこえる
溶剤、軽油、潤滑油、プロセス油、重油、その他の鉱油
、タール、油脂、重合油、脂肪酸ピッチ、クレオソート
油、アンスラセン油、松根油、パイン油、可塑剤、液状
樹脂、液状ゴムなどである。
アスファルト乳剤に使用されるアスファル1171、舗
装用に使用されるアスファルトやアスファルト乳剤に使
用されるアスファルトが使用される。これらは、ストレ
ートアスファルト、セミプローンアスファルト、プロパ
ン脱歴アスファルト、プローンアスファルトなどの石油
アスファルト、レーキアスファルト(天然アスファルト
)などで、これらは単独で、また併用して用いられる。
また、これらのアスファルトにゴム、合成高分子重合物
、樹脂などを適宜添加して改質したアスファルト(例え
ば、ゴム入りアスファルト、樹脂入りアスファルト、ゴ
ムと樹脂入りアスファルトなど)も用いられる。
油分、軟化剤などを含有するアスファルト乳剤は、上記
のアスファルトに油分、軟化剤などを添加したものを水
中に乳化した水中油滴型アスファルト乳剤や、上記のア
スファルトを水中に乳化したアスファルト乳剤に油分、
軟化剤などを後添加で分散させたものやこれら両者を併
用したものなどである。更に、これらの油分、軟化剤な
どを含有するアスファルト乳剤(以下、特殊アスファル
ト乳剤という)にゴムラテックス、高分子重合物ラテッ
クス、合成樹脂エマルジョンなどを加えたものも使用す
ることができる。
また特殊アスファルト乳剤として、油分、軟化剤などを
含有すると同様の軟質のアスファルトを水中に乳化した
アスファルト乳剤も使用できる。
本発明で使用する特殊アスファルト乳剤は、骨材とくに
粗骨材との混合性、骨材に対する被覆性にすぐれ、分解
が早く、骨材に被覆したアスファルト被膜の肉のりがよ
く接着性、耐水性にすぐれたものが好ましい。特殊アス
ファルト乳剤の特長として、分解して骨材に被覆したア
スファルト被膜は、残存する少量の油分、軟化剤などに
より軟かく、アスファルト被覆した粗骨材は、常温で敷
き均らしのできる作業性を有する。一般に、アスファル
ト乳剤には、乳化剤の種類によりアニオン系、カチオン
系、ノニオン系、クレー系などの種類が知られているが
、特殊アスファルト乳剤としでは、アニオン系またはカ
チオン系のものが好ましい。
特殊アスファルト乳剤における油分、軟化剤などの量は
、これらの種類やアスファルトの種類にもよるが、アス
ファルトに対し通常3〜20重量%の範囲内である。
アスファルト被覆砂は、細骨材(粒径2.511!以下
)、例えば、川砂、海砂、山砂、珪砂、焼結砂、鉄砂、
鋳物砂などをアスファルト被覆したものである。これら
は、例えば、加熱混合式アスファル“″′′パ″“′I
、、kf?““″′1″°′″″:アルト(例えば、ス
トレートアスファルト)とを加熱混合して(通常アスフ
ァルトlは、砂の2〜3重遺装置常温にしたもので、常
温では塊とならず、乾燥砂のようにさらさらしている。
本発明の補修用常温合材は、例えば、次のようにして造
られる。
単粒度粗骨材(例えば、5号砕石まだは6号砕石)と特
殊アスファルト乳剤をパグミルなどを用いて常温で混合
する。このときの特殊アスファルト乳剤の量は、蒸発残
留物をω重量%に換算して、粗骨材の5〜9重量%程度
使用する。そして、軟質のアスファルト被膜の肉のりの
良い合材を製造する。続いて、この合材にアスファルト
被覆砂を常温で合材の10〜25重量%割合で加えて混
合被覆して単粒状の補修用常温合材が得られる。この単
粒状の常温合材は、粗骨材を肉の9の良い軟質のアスフ
ァルトで被覆し、その上をアスファルト被覆砂でまぶし
た状態になっている。そのため、単粒の骨材のように、
散布、敷き均らしを容易に行うことができる。
この補修用常温合材の特長は、次の通りである。
1)常温タイプであるためつくりだめできる。また、袋
詰めもできる。
2)プラント混合でなくても、ショベルなどによる上場
混合で合材が製造できる。
3)補修用常温合材の表面は、アスファルト被覆砂で包
まれているため、夫々の合材粒は互に結合することなく
単粒の状態になっている。従って、散布、敷き均らしな
どの作業性が良い。
4)補修用常温合材・の、粗骨材を被覆しているアスフ
ァルト被膜は、肉のりが厚く軟質のため、既設の歴青舗
装の表層部などをかきおこし破砕したアスファルト合材
と混合したとき、また混合率が高くてもなじみが良く、
転圧したとき密度が出やすい。とぐに既設の歴青舗装を
ロードヒータなどで加熱し、かきおこして破砕したアス
ファルト合材は、加熱されているので補修用常温合材を
混入すると非常によく混合してなじみ、アスファルト合
材の粗骨材を補充し、骨材粒度を改善すると共に、アス
ファルト合材のアスファルトと補修用常温合材のアスフ
ァルトがよくなじみ、アスファルト合材のアスファルト
の油分などの不足を補い一体となり、アスファルト合材
のアスファルトを若返らすことができるので、クラック
などの発生しにくい密度、安定度の高い舗装体を造るこ
とができる。
上述したように、本発明の補修用常温合材は、すぐれた
特長、効果を有するので、次のような用途に効果的に活
用できる。
■)既設舗装のクラックにおける部分補修の補足合材と
して。
2)舗装廃材と混合して改良再生表層として。
3)オーバーレーまたは表面処理をする前の既設舗装に
おける部分的なりランクシールのために散布した歴青材
の上に散布し、ロードヒータで加熱しながら転圧すると
きの材料として。
4)路上表層リサイクル工法の改良材として。
5)縦クラック補修のロードヒータによる加熱切削した
後の再クラック防止の充填材として。
次に、上述した補修用常温合材を使用した本発明による
歴青舗装の補修方法を図で説明する。第1〜4図は、既
設アスファルト舗装の部分的クラック、沈下、ポットホ
ールなどのある個所の表層部分を、本発明の方法により
補修用常温合材を使用して再生改良する概要を、施工順
にしたがって断面図で示したものである。図において、
1は既設アスファルト舗装の表層部で、クラック、沈下
、ボットホールなどを部分的に生じている。2は赤外線
式などのロードヒータである。3は表層部1をロードヒ
ータ2で加熱し、加熱軟化した部分である。4.4・・
・・・・は補修用常温合材である。5は表層部1の加熱
軟化した部分3をかきおこした合材と補修用常温合材4
.4・・・・・・を混合して敷き均らし、転圧して整形
した部分で、6はシールコート層である。
第1図は、本発明の補修方法を実施する前の既設の歴青
舗装の状態を示す。本発明の方法は、先づ、第2図に示
すように、ロードヒータ2によって既設歴青舗装の表層
部(例えば、密粒アスコン13F型)1を加熱し、その
所要深さを加熱軟化させる。例えば、赤外線式ロードヒ
ータで約5分間加熱して深さ3〜4crnを加熱軟化さ
せる。この部分の温度は、平均150℃程度に上昇する
ついで、第3図に示すように、加熱軟化した部分3の上
に補修用常温合材4の所要量を敷き均らす。補修用常温
合材4は、単粒状になっているので骨材の敷き均らしが
容易である。補修用常温合材4は、一般には5号砕石タ
イプが用いられる。
補修個所の面積が狭いときは、袋詰めした補修用常温合
材を用い手作業によりレーキなどを用いて敷き均らすこ
とができる。面積が広いときは、スプレッダなどを用い
て敷き均らす。敷き均らした補修用常温合材4は、表層
部1の加熱軟化した部分3の熱で予熱される。
ついで、適当な路上混合機を用いて、表層部1の加熱軟
化した部分3をかきおこすと共に補修用常温合材4をこ
のかきおこした合材と混合して敷き均らす。路上混合機
としては、スタビライザがあるが、耕うん機を改良した
ような簡単な混合機でもよい。表層部1の加熱軟化した
部分3は、加へ 熱軟化しているだめ容易にかきおこすことができる。こ
のかきおこしと同時に補修用常温合材の混合も行われる
。そして、この混合された合材は、補修用常温合材のア
スファルトが軟質で、さらにかきおこし合材の熱により
、よくなじんだ加熱混合物となって敷き均らされる。表
面を平坦にしローラ転圧で十分に締固めると再生改良さ
れた舗装が完成する。季節が冬季の場合や冬に向う場合
、また交通条件が酷しいなど、必要なときは、この上に
シールコートをし、あるいはシールコートをしないでロ
ードヒータで再加熱してからローラ転圧して十分に締固
めて舗装を完成する。この状態を示しだものが、第4図
である。
上記の工程で、表層部のクラック幅が広く深いときは、
かきおこした合材をサイドに除いてクラックをシール材
で充填したり、1回目の合材をサイドに除いてから2回
目の加熱をして加熱軟化する深さを深くすることもでき
る。
シールコートには、通常アスファルト乳剤を散布し、そ
の上に砂あるいはアスファルト被覆砂を散布する方法が
用いられる。シールコートからロードヒータによる再加
熱、ローラによる再転圧は、通常は不要であるが、冬季
には、路面の凍結融解、摩損作用などが酷しいので、実
施した方が好ましい0 本発明の方法で表層部を再生改良すると、その部分の仕
上り厚は、補修用常温合材を使用した分だけ厚さを増す
ことになる。この再生改良された部分の合材は、単に厚
さが厚くなる丈でなく、骨材粒度が在来の合材より粗粒
度になり、砕石のかみ合せ効果による安定度が高くなっ
ている。また、結合材のアスファルトについても、在来
合材における油分の欠亡したかたいアスファルトに、補
修用常温合材の軟質アスファルトが融和して良好な品質
のアスファルトに再生する。この混合合材は、しかも加
熱混合物の形で転圧されるので、クラックが発生しにく
く、密度、安定度の高い舗装体を形成する。
尚本発明の補修方法によって、表層を再生改良した歴青
舗装の上に、更に表面処理、薄層舗装、オーバーレイな
どを実施すれば、舗装の耐久性、供用性が一段と向上す
る。
次に、本発明を2.3の実施例で説明する。
実施例 1゜ パグミルで道路用砕石S−20(5号)(粒径加〜13
0)100重量部に、カチオン系混合用特殊アスファル
ト乳剤(蒸発残留物印重量%、プロセス油、クレオソー
ト油および白灯油で約9重量%含有)6.5重量部を添
加混合する。特殊アスファルト乳剤が砕石を被覆し、分
解し水分が出てアスクアルド被膜に粘着性が出てきたら
、加熱混合式アスファルトプラントで川砂とストレート
アスファルト(砂の2.5重量%)を加熱混合して造っ
た常温のアスファルト被覆砂15重量部を添加混合して
アスファルト被覆砕石を被覆し、単粒状の本発明の補修
用常温合材を得る。
この補修用常温合材と既設の歴青舗装の表層のアスコン
をかきおこした合材(密粒13F)とを重量比1:1の
割合で混合した合材についての骨材粒度を表−1に示す
。また、この混合合材のマーシャル安定度試験を行った
。かきおこし合材を150℃に加熱したものに補修用常
温合材を混合し、片面関口で両面つきかためて供試体を
作製し、常法    □により試験した。この試験結果
は、密度2.258、マーシャル安定度895に917
0−値32であった。
表  −1 実施例 2゜ パグミルで道路用砕石S−13(6号)(粒径13〜5
+am)100重量部に、実施例1と同様のカチオン系
混合用特殊アスファルト乳剤7重量部を添加混合してア
スファルト被覆砕石を造り、ついでこれに実施例1と同
様のアスファルト被覆砂を加重置部添加混合して単粒状
の本発明の補修用常温合材を得る。
この補修用常温合材と、実施例1に用いたと同様のかき
おこし合材(密粒13F)とを重量比1:1の割合で混
合した合材についての骨材粒度を表−2に示す。また、
この混合合材のマーシャル安定度試験を行った。かきお
こし合材を150℃に加熱したものに補修用常温合材を
混合し、片面関口で両面つきかためて供試体を作製し、
常法により試験した。この試験結果は、密度2.235
、マーシャル安定度677kl、フロー値36であった
表−2 実施例1および実施例2にみられるように、補修用常温
合材を在来のかきおこし合材に混合することにより、骨
材粒度が著しく改善され、密度、マーシャル安定度も良
好な値を示している。
実施例 3゜ パグミルで道路用砕石S−20(5号)砕石100重量
部に、カチオン系混合用特殊アスファルト乳剤(蒸発残
留物郭重景%、原料アスファルトはゴム3%入りストレ
ートアスファルト 針入度(25℃) 182、乳剤中
に潤滑油、アンスラセン油、灯油などで約9重量%含有
)6.5重量部を加えて混合し、特殊アスファルト乳剤
が砕石を被覆し、分解し水分が出てアスファルト被膜に
粘着性が出てきたら、実施例1と同様のアスファルト被
覆砂加重置部を添加混合して被覆し、単粒状の本発明の
補修用常温合材を得る。
実施例 4、 上場で実施例1と同様のS−20(5号)砕石100重
曖部に実施例1と同様の特殊アスファルト乳剤6.5重
量部を添加し、ショベルローダで混合し、砕石を特殊ア
スファルト乳剤で被覆する。特殊アスファルト乳剤が分
解し、水分が出てアスファルトの粘着性が出てきたら、
実施例1と同様のアスファルト被覆砂を四重置部加えて
ショベルローダで混合して被覆し、単粒状の補修用常温
合材を得る。
上記、実施例1〜実施例4の補修用常温合材は、バラ積
みで貯蔵できるが、袋詰めにしておくと低膜歴青舗装の
表層の部分的補修に便利である。
実施例 5 既設の表面にクラック、沈下、ボットホールなどを有す
るアスファルト舗装の表層部(密粒度アスコン13F型
5c1n厚)における補修個所を赤外線式ロードヒータ
で加熱する。約5分間加熱することにより、路面から3
〜4備厚さで平均温度140〜150℃に加熱軟化する
この上に、実施例1の補修用常温合材を1.F当D50
ICgの割合で敷き均らす。ついで、耕うん機を改良し
た路上混合機で在来舗装の表層における上部厚さ4cI
nをかきおこし、補修用常温合材を混合して敷き均らし
た後、ローラ転圧で十分に締固める。ついで、アスファ
ルト乳剤PK −21,Ot/iを散布し、この上に粗
目砂7 #/m’散布する。その表面をロードヒータで
加熱し、ローラ転圧して仕上げる。この再生改良した表
層部分の仕上り厚さは6crnで、在来路面より2cr
n厚くなっている。この再生改良した歴青舗装は、すぐ
交通に開放され、−冬を越したが、クラックがなく、ま
た摩耗も少なく、流動もなく、良好な状態である。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による歴青舗装の補修方法を示すもので、
第1図は補修前における歴青舗装体の断面図、第2図は
、加熱状態を示す歴青舗装体の断面図、第3図は補修用
常温合材を敷き均らした状態を示す歴青舗装体の断面図
、第4図は補修後における歴青舗装体の断面図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単粒度の粗骨材と油分、軟化剤などを含有するアス
    ファルト乳剤を混合して粗骨材をアスファルト被覆し、
    さらにその表面をアスファルト被覆砂で被覆したことを
    特徴とする補修用常温合材。 2 既設の歴青舗装の補修面をロードヒータで加熱して
    歴青舗装の表面から所要の深さを軟化させ、ついでその
    上面に粗骨材を油分、軟化剤などを含有するアスファル
    ト乳剤によりアスファルト被覆し、さらにその表面をア
    スファルト被覆砂で被覆した補修用常温合材の所要量を
    敷き均らし、ついで軟化している歴青舗装と補修用常温
    合材とを混合して敷き均らし、ついで転圧して整形して
    仕上げるか、要すればさらにその上面にシールコートを
    施こしてあるいは施こさずにロードヒータで路面を再度
    加熱し転圧して仕上げることを特徴とする歴青舗装の補
    修方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035482A (ja) * 1983-05-19 1985-02-23 マツクグロウ・エジソン・カンパニー 集電器アセンブリ
JPS61169502A (ja) * 1985-01-22 1986-07-31 シヨ−ボンド建設株式会社 舗装合材の製造方法

Patent Citations (2)

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