JPS6127613A - 電磁誘導装置 - Google Patents
電磁誘導装置Info
- Publication number
- JPS6127613A JPS6127613A JP14752284A JP14752284A JPS6127613A JP S6127613 A JPS6127613 A JP S6127613A JP 14752284 A JP14752284 A JP 14752284A JP 14752284 A JP14752284 A JP 14752284A JP S6127613 A JPS6127613 A JP S6127613A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- insulator
- solid
- electromagnetic induction
- conductive body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は乾式変圧器、乾式変成器などのような電磁誘導
装置に係シ、特にコイル、鉄心間の局部的な電界集中を
緩和する手段に関する。
装置に係シ、特にコイル、鉄心間の局部的な電界集中を
緩和する手段に関する。
第5−および第6図に示すように、従来の電磁誘導装置
、例えば乾式変圧器の磁気回路を形成する鉄心1は、断
面がほぼ長方形状になるように電磁鋼板を積層し、鉄心
当板2、当板用絶縁物3とともにバインドテープ4によ
シ部分的に緊縛して構成されていた。このため、鉄心1
と空間を介して同心的に配置された電磁誘導コイル5が
高圧コイル3.3kVまたはそれ以上)である場合、鉄
心1と電磁誘導コイル5との間に生じる電界は、電磁誘
導コイル5の内周に対向した鉄心1の直角な角部aに集
中する。その様子は第7図に示す通シで、同図の10は
コイル内周絶縁層、11は等電位線である。このように
鉄心角部aに電界が集中する結果、電磁誘導コイル5の
コロナ特性などの電気絶縁特性が低下し、1だ、良好な
電気絶縁特性を得ようとすると、電磁誘導コイル5と鉄
心角部aの対向する空間を広げる必要があり、機器が大
形化するという問題点を有していた。
、例えば乾式変圧器の磁気回路を形成する鉄心1は、断
面がほぼ長方形状になるように電磁鋼板を積層し、鉄心
当板2、当板用絶縁物3とともにバインドテープ4によ
シ部分的に緊縛して構成されていた。このため、鉄心1
と空間を介して同心的に配置された電磁誘導コイル5が
高圧コイル3.3kVまたはそれ以上)である場合、鉄
心1と電磁誘導コイル5との間に生じる電界は、電磁誘
導コイル5の内周に対向した鉄心1の直角な角部aに集
中する。その様子は第7図に示す通シで、同図の10は
コイル内周絶縁層、11は等電位線である。このように
鉄心角部aに電界が集中する結果、電磁誘導コイル5の
コロナ特性などの電気絶縁特性が低下し、1だ、良好な
電気絶縁特性を得ようとすると、電磁誘導コイル5と鉄
心角部aの対向する空間を広げる必要があり、機器が大
形化するという問題点を有していた。
本発明の目的は、電磁誘導コイルの内周に対向した鉄心
角部への電界集中を緩和すること罠より、コイルの電気
絶縁特性を向上させ、さらには電磁誘導装置の小形化を
実現することにある。
角部への電界集中を緩和すること罠より、コイルの電気
絶縁特性を向上させ、さらには電磁誘導装置の小形化を
実現することにある。
本発明は、鉄心と、これと空間を介して同心的に配置さ
れた電磁誘導コイルとを有する電磁誘導装置において、
電磁誘導コイルの内周に対向した鉄心の角部全体を覆う
ように、固体絶縁物と、鉄心のまわ夛に閉回路を形成し
ない接地された導電体のうち、少なくとも一方を鉄心の
角部に近接して配置してなることを特徴とするものであ
る。
れた電磁誘導コイルとを有する電磁誘導装置において、
電磁誘導コイルの内周に対向した鉄心の角部全体を覆う
ように、固体絶縁物と、鉄心のまわ夛に閉回路を形成し
ない接地された導電体のうち、少なくとも一方を鉄心の
角部に近接して配置してなることを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の実施例を第1図〜第4図、第8図〜第1
0図によジ説明する。図中の符号は同一部分については
各図共通である。
0図によジ説明する。図中の符号は同一部分については
各図共通である。
第1図、第2図には電界緩和用部材として導電体と固体
絶縁物とを併用した場合の実施例を示す。
絶縁物とを併用した場合の実施例を示す。
導電体6は銅、アルミニウムなどのような良導電性の薄
板で、電磁誘導コイル5の内周に対向する鉄心1の角[
a全体を覆い、かつ鉄心1のまわ、9に閉回路を形成し
ないよう分割して成形するか、または鉄心1に沿って巻
回したものであり、この導電体6を鉄心1との間に固体
絶縁物7を介して配置し、その外周なテープ状の固体絶
縁物8で緊縛して固定する。さらK、導電体6をアース
電位に維持するため、それに取付けた接続導体(図示せ
ず)や鉄心当板2を介して接地する。導電体6の端部は
、電界の集中を避けるため、第2囮に示すよ5に折シ返
しておくとなお良い。固体絶縁物7は、導電体6が鉄心
1に接触することにより、鉄心10層間が短絡され渦流
損が大きくなることを防止するために挿入したもので、
所要の耐熱性を有するシート状またはテープ状の絶縁物
を、第1図では鉄心1の全周にわたジ、第2図では鉄心
角部a付近にのみ部分的に配置している。固体絶縁物8
は電磁誘導コイル5に対向する鉄心1の外周全体を覆っ
てもよいし、第6図のバインドテープ4と同様に部分的
に巻回するだけでもよい。
板で、電磁誘導コイル5の内周に対向する鉄心1の角[
a全体を覆い、かつ鉄心1のまわ、9に閉回路を形成し
ないよう分割して成形するか、または鉄心1に沿って巻
回したものであり、この導電体6を鉄心1との間に固体
絶縁物7を介して配置し、その外周なテープ状の固体絶
縁物8で緊縛して固定する。さらK、導電体6をアース
電位に維持するため、それに取付けた接続導体(図示せ
ず)や鉄心当板2を介して接地する。導電体6の端部は
、電界の集中を避けるため、第2囮に示すよ5に折シ返
しておくとなお良い。固体絶縁物7は、導電体6が鉄心
1に接触することにより、鉄心10層間が短絡され渦流
損が大きくなることを防止するために挿入したもので、
所要の耐熱性を有するシート状またはテープ状の絶縁物
を、第1図では鉄心1の全周にわたジ、第2図では鉄心
角部a付近にのみ部分的に配置している。固体絶縁物8
は電磁誘導コイル5に対向する鉄心1の外周全体を覆っ
てもよいし、第6図のバインドテープ4と同様に部分的
に巻回するだけでもよい。
第1図〜第4図の各実施例におけるコイル、鉄心間の電
界分布の様子を第8図、第9図に示す。
界分布の様子を第8図、第9図に示す。
すなわち、鉄心角部aを接地された導電体6で覆うこと
により、導電体6が電磁誘導コイル5に対向する曲面状
のアース面を形成し、鉄心角部aを静電遮蔽した形とな
るため、鉄心角部の電界の緩和にきわめて良い効果が得
られる。
により、導電体6が電磁誘導コイル5に対向する曲面状
のアース面を形成し、鉄心角部aを静電遮蔽した形とな
るため、鉄心角部の電界の緩和にきわめて良い効果が得
られる。
第3因、第4図には電界緩和用部材として固体絶縁物の
みを用いた場合の実施例を示す。
みを用いた場合の実施例を示す。
本実施例では、鉄心1の電磁誘導コイル5と対向する部
分全体に、テープ状の固体絶縁物(綿テープ、ガラステ
ープ等) 9を鉄心角部aに密着するように巻回する。
分全体に、テープ状の固体絶縁物(綿テープ、ガラステ
ープ等) 9を鉄心角部aに密着するように巻回する。
この鉄心周上に巻回された固体絶縁物9にフェスや樹脂
を含浸させたり、塗布して熱硬化させれば、絶縁物表面
の微小な突起や毛羽などをなくして吸 性のない平滑面
に仕上げることができる(あらかじめ樹脂を含浸し半硬
化させたプリプレグ材を固体絶縁物9として用いてもよ
い)。一般にフェスは〜誘電率が6〜4であるから、こ
れを含浸した固体絶縁物9も誘電率が3〜4程度と、空
気の誘電率より大きくなる。したがって、第10図に示
すように、電界中では固体絶縁物9の電圧分担分が小さ
くなることによ広これと接する鉄心角部aでの電界は、
固体絶縁物9かない場合に比べはるかに緩和される。す
なわち、誘電率が空気よシ大きな固体絶縁物9を鉄心角
部aに密着させて配置することKより、鋭利な角部aが
、あたかも大きな曲率半径を有する曲面になったようK
ふるまうのである。
を含浸させたり、塗布して熱硬化させれば、絶縁物表面
の微小な突起や毛羽などをなくして吸 性のない平滑面
に仕上げることができる(あらかじめ樹脂を含浸し半硬
化させたプリプレグ材を固体絶縁物9として用いてもよ
い)。一般にフェスは〜誘電率が6〜4であるから、こ
れを含浸した固体絶縁物9も誘電率が3〜4程度と、空
気の誘電率より大きくなる。したがって、第10図に示
すように、電界中では固体絶縁物9の電圧分担分が小さ
くなることによ広これと接する鉄心角部aでの電界は、
固体絶縁物9かない場合に比べはるかに緩和される。す
なわち、誘電率が空気よシ大きな固体絶縁物9を鉄心角
部aに密着させて配置することKより、鋭利な角部aが
、あたかも大きな曲率半径を有する曲面になったようK
ふるまうのである。
本実施例は、導電体やその接地が不要で簡単に実施でき
、低コストでありなから〜電磁誘導コイルの絶縁特性を
大幅に改善することができる。
、低コストでありなから〜電磁誘導コイルの絶縁特性を
大幅に改善することができる。
なお、テープ状の固体絶縁物9を鉄心周上に巻回する代
シに、鉄心角部のみを部分的に覆うようにシート状また
は板状の固体絶縁物を配置し、その外周をテープ状の固
体絶縁物で緊縛し固定することによっても上記と同様な
効果が得られる。
シに、鉄心角部のみを部分的に覆うようにシート状また
は板状の固体絶縁物を配置し、その外周をテープ状の固
体絶縁物で緊縛し固定することによっても上記と同様な
効果が得られる。
次に、上記した導電体と固体絶縁物の組合せ、および固
体絶縁物のみによる電界緩和手段の効果を、耐圧試験時
(印加電圧22kV)の放電電荷量の測定値で示す。
体絶縁物のみによる電界緩和手段の効果を、耐圧試験時
(印加電圧22kV)の放電電荷量の測定値で示す。
・導電体、固体絶縁物とも無い場合・・・・・・600
0PC・導電体と固体絶縁物を挿入した場合・・・・・
・・・・5PO・固体絶縁物のみを挿入した場合・・・
・・・・・・・・・5opc〔発明の効果〕 本発明によれば、鉄心の角部と、これに対向する電磁誘
導コイルとの間の局部的な電界集中を緩和できるため、
電磁誘導コイルのコロナ特性などの電気絶縁特性が向上
し、これに伴いコイル、鉄心間の絶縁距離を短くするこ
とができるので、機器を小形化できるという効果もある
□
0PC・導電体と固体絶縁物を挿入した場合・・・・・
・・・・5PO・固体絶縁物のみを挿入した場合・・・
・・・・・・・・・5opc〔発明の効果〕 本発明によれば、鉄心の角部と、これに対向する電磁誘
導コイルとの間の局部的な電界集中を緩和できるため、
電磁誘導コイルのコロナ特性などの電気絶縁特性が向上
し、これに伴いコイル、鉄心間の絶縁距離を短くするこ
とができるので、機器を小形化できるという効果もある
□
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例の横断面図、
第を図は本発明の一実施例のり面図、第5図は従来例の
横断面図、第6図は従来例の側面図、第7図〜第10図
はコイル、鉄心間の電界分布を示す図である。
第を図は本発明の一実施例のり面図、第5図は従来例の
横断面図、第6図は従来例の側面図、第7図〜第10図
はコイル、鉄心間の電界分布を示す図である。
Claims (1)
- 鉄心と、これと空間を介して同心的に配置された電磁誘
導コイルとを有する電磁誘導装置において、電磁誘導コ
イルの内周に対向した鉄心の角部全体を覆うように、固
体絶縁物と、鉄心のまわりに閉回路を形成しない接地さ
れた導電体のうち、少なくとも一方を鉄心の角部に近接
して配置してなることを特徴とする電磁誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752284A JPS6127613A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 電磁誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14752284A JPS6127613A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 電磁誘導装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6127613A true JPS6127613A (ja) | 1986-02-07 |
Family
ID=15432222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14752284A Pending JPS6127613A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 電磁誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127613A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6653924B2 (en) | 1991-09-13 | 2003-11-25 | Vlt Corporation | Transformer with controlled interwinding coupling and controlled leakage inductances and circuit using such transformer |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP14752284A patent/JPS6127613A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6653924B2 (en) | 1991-09-13 | 2003-11-25 | Vlt Corporation | Transformer with controlled interwinding coupling and controlled leakage inductances and circuit using such transformer |
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