JPS61275681A - 放射線検出器 - Google Patents

放射線検出器

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JPS61275681A
JPS61275681A JP11641185A JP11641185A JPS61275681A JP S61275681 A JPS61275681 A JP S61275681A JP 11641185 A JP11641185 A JP 11641185A JP 11641185 A JP11641185 A JP 11641185A JP S61275681 A JPS61275681 A JP S61275681A
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JP
Japan
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solid
light
radiation detector
pedestal
ray
Prior art date
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Pending
Application number
JP11641185A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Nakagawa
中河 学
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Minoru Yoshida
稔 吉田
Hideji Fujii
秀司 藤井
Fumio Kawaguchi
文男 川口
Kenji Maio
健二 麻殖生
Yasuo Takakusa
高草 保夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Medical Corp
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Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は放射線を電流に変換する放射線検出器に係シ、
特にX線コンピュータ断層装置(以下X線CTと略記す
る)に好適なX線検出器に関する。
〔発明の背景プ 全身用X線CTの走査方式としては第3世代方式が広く
用いられている。この第3世代方式では第1図に示すよ
うにX線管101とX線検出器102を対向して、回転
円板103上に配置する。
X線管101からに回転の一定角度毎に扇状のX線ビー
ム104を放射し、患者105を通過したXM106を
X線検出器102で信号電流に変換する。この信号電流
はさらに電流−電圧変換器107、アナログ−ディジタ
ルコンバーター108を経て、画像処理装置109に送
られ、画像処理の結果、断層像としてディスプレイ装置
110に表示される。
第3世代方式のX線検出器としては、従来xe等の希ガ
スのX線による電離作用を利用した電離相検出器が多く
用いられているが、高効率化、高信頼度化、小型・軽量
化をめざして固体検出器の開発が進められている。この
固体検出器のX線検出素子の一例を第2図に示す。固体
検出器のX線検出素子2011!入射X線106を光に
変換する蛍光体202と、蛍光体202を透過するX線
を吸収するX線フィルター203と、光を電流に変換す
る光電変換素子204、および光電変換素子204を支
持する台座205よシ構成されている。
素子と素子の間に光の漏れ込みを防ぐための隔離板20
6があシ、素子のX線入射側にはやはシ光の漏れを防ぐ
ための反射板207がある。
蛍光体202は粉末結晶を有機バインダーで固めたもの
である。この蛍光体については特願昭55−54156
に詳しく述べられている。
固体検出器102は第2図のX線検出素子201を多数
個並置して構成する。
第3世代方式のX線CTHX線検出器102の各素子2
01間のエネルギー特性のばらつきが断層像上にリング
状の偽像を生じさせるという特徴がある。X線管から放
射されるX線のエネルギーは連続的に分布するが、患者
の体を透過するとエネルギーの低いX線は多く吸収され
るので、エネルギー分布がエネルギーの高い方に偏よる
。このようにエネルギー分布が変化すると、検出素子2
01の出力も変化する。この出力の相対的な変なる。入
射X線のエネルギー分布が変化した場合に、各素子の相
対的な出力変化が異なることを以後エネルギー特性のば
らつきという。
01画像にリング状の偽像が生じると、診断に支障を来
す場合があり、その原因となるエネルギー特性のばらつ
きを小さくすることはX線検出器設計上の重要な事項で
ある。
従来はこのエネルギー特性のばらつきに対する配慮が不
充分であり、第2図に示す構造ではエネルギー特性のば
らつきが大きく、01画像においてリング状偽像が多い
という欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記欠点を解消する九めになされたもので、固
体検出器のエネルギー特性のばらつきを小さくシ、最終
画像におけるリング状偽像を軽減させることを目的とす
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、エネルギー特性のばらつき
の原因を追及し次結果、X線検出素子と隔離板の間を通
過する光(以下バイパス光という)の量のばらつきが、
大きな原因の1つであることがわかった。第3図は第2
図の構造において、バイパス光208の量の変化の割合
ΔP(%)とエネルギー特性の変化の割合ΔNL(%)
の関係の一例を示す。この例ではバイパス光量が10%
変化するとエネルギー特性は0.07%変化する。この
よウニバイパス光208の量のばらつキハエネルギー特
性のばらつきの原因になるため、バイパス光のばらつき
を無視できる程度に小さくする必要がある。第2図の構
造でバイパス光208のばらつきを少なくするためには
、隔離板206と素子201との間隔dのばらつきを小
さくする必要がある。この間隔dのばらつきの許容範囲
は、エネルギー特性のばらつきに対する余裕度が異なる
ため、システムによシ異なるが、オーダーとして±10
μm程度である。これだけの精度を機械的な組立作業に
より保証することに困難である。
そこで本発明でに、素子201の表面に光反射膜を密着
させることによシ、バイパス光208C)量そのものを
無視できる程度に少なくしている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。第4図は本発
明の一実施例で、X線検出素子201の周囲に、あらか
じめアルミニウム層401を蒸着し次樹脂フィルム40
2を密着させる。密着させる方法ニ友とえば、樹脂フィ
ルムの端部403を接着材により光電変換素子204の
台座205に接着し、張力をかけながら素子、201の
周囲に巻きつけ、もう一方の端部404を台座205の
もう一方の面に接着すれば良い。あるいは台座20・5
の側面でになく下部に接着する方法や隣接素子によシ樹
脂フィルムを圧接する方法でも良い。
バイパス光をなくする方法として、素子2010表面に
直接アルミニウムを蒸着する方法もある。
しかしながら、前述のごとく、蛍光体202は粉末結晶
粒を固めてあシ、表面が粗く、アルミニウム蒸着面も粗
くなるため、乱反射による損失のため感度が低下すると
いう欠点がある。またアルミ箔を用いる方法も考えられ
るが機械的な折れ曲げに弱く、実用的でない。
第4図に示した構造では第2図の従来構造に比して、感
度は同程度で、エネルギー特性のばらつきは1/2以下
に軽減できる。樹脂フィルムとして、たとえばポリエス
テルフィルムを用いれば価格も安く、コストの上昇は無
視できる程度でおる。
第5図に本発明の他の実施例である。素子201の表面
にまず樹脂層501を形成する。形成方法としては、た
とえば樹脂溶液の中に浸漬した後放置・乾燥する方法が
ある。次に樹脂層501の表面にアルミニウム層401
を蒸着する。樹脂層501の表面は蛍光体202の表面
より平滑であり、素子201の表面に直接アルミニウム
を蒸着する構造よりも感度が高い。第5図において樹脂
層501の厚さを、バイパス光の量が無視できる程度に
薄くすれば、従来構造に較べてエネルギー特性のばらつ
きを1/2以下にすることができる。
第6図は本発明のさらに他の実施例である。素子201
の表面に接着剤の層601を浸漬等の方法によシ形成し
、さらにその表面に第4図と同様に、アルミニウム層4
01を有する樹脂フィルム402を接着する。接着剤の
層601の形成および樹脂フィルム402の接着の工程
を専用治具の使用等によシ最適化すれば、第4図と同等
の効果を得ることができる。
第7図は本発明のさらに他の実施例である。単結晶の蛍
光体701の周囲に、アルミニウム層401を有する樹
脂フィルム402を第4図と同様の方法によシ密着させ
る。光反射膜を単結晶の蛍光体701の表面に形成する
方法としては、直接アルミニウムを表面に蒸着する方法
がある。しかしながら単結晶の蛍光体701の表面の粗
さは、特に研摩をしない場合には、樹脂フィルム表面の
粗さよシも大きい。このため乱反射による損失が多くな
り樹脂フィルム使用の場合よシも感度が低下する。第7
図の構造でに第2図において、素子201のかわシに、
単結晶蛍光体701を使用した構造に比して、感度、価
格が同程度でエネルギー特性のばらつきを少なくするこ
とができる。
第8図に本発明のさらに他の実施例で単結晶蛍光体70
1の表面に接着層601を形成し、その上にアルミニウ
ム層401を有する樹脂フィルム402を第6図と同様
の方法によシ接着する。第8図に示した構造では、接着
工程の最適化により、第7図の構造と同様の効果を得る
ことができる。
〔発明の効果〕
以上述べ次ごとく、本発明によれば、従来構造に較べて
、感度の低下やコストの上昇を伴なうととなく、エネル
ギー特性のばらつきを1/2以下に低減することができ
、CT両画像おけるリング伏偽像を大巾に低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線CTのシステム構成図、第2図は従来のX
線検出素子の構成図、第3図にバイパス光量の変化とエ
ネルギー特性の変化の関係の一例を示し次回、第4図〜
第8図は本発明によるX線検出素子の構成図である。 106・・・検出器に入射するX線、201・・・検出
器の基本素子、202・・・粉末蛍光体、208・・・
バイパス光、401・・・アルミニウム層、402・・
・樹脂フィルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、放射線を吸収し、蛍光を発生する固体素子と、固体
    素子で発生した蛍光を電流に変換する光電変換素子と、
    隣接素子への蛍光の漏洩を防止するための光反射材とを
    有する放射線検出器において、上記光反射材が、上記固
    体素子に密着することを特徴とする放射線検出器。 2、上記光反射材として、アルミニウム膜を有する樹脂
    フィルムを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の放射線検出器。 3、上記光反射材として、上記固体素子表面に形成した
    樹脂層と樹脂層の表面に形成したアルミニウム層とを用
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放射
    線検出器。 4、上記固体素子として粉末状蛍光体と、粉末状蛍光体
    を透過した放射線を吸収するための吸収体とを用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
    記載の放射線検出器。 5、上記粉末状蛍光体として、酸硫化ガドリニウムを主
    成分とした蛍光体を用いることを特徴とした特許請求の
    範囲第4項記載の放射線検出器。
JP11641185A 1985-05-31 1985-05-31 放射線検出器 Pending JPS61275681A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103793A (ja) * 1989-09-18 1991-04-30 Fuji Electric Co Ltd シンチレーション検出器
WO2002010796A1 (en) * 2000-07-31 2002-02-07 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation sensor
CN102419449A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 西门子公司 湿度稳定的闪烁体

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