JPS61275655A - 腫瘍結合標識p53を検出するための免疫組織化学分析方法 - Google Patents
腫瘍結合標識p53を検出するための免疫組織化学分析方法Info
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- JPS61275655A JPS61275655A JP11772886A JP11772886A JPS61275655A JP S61275655 A JPS61275655 A JP S61275655A JP 11772886 A JP11772886 A JP 11772886A JP 11772886 A JP11772886 A JP 11772886A JP S61275655 A JPS61275655 A JP S61275655A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分舒〉
本発明は腫瘍結合標識を検査するための方法に関し、更
に詳しくはこの目的のための免疫組織化学的方法に関す
る。
に詳しくはこの目的のための免疫組織化学的方法に関す
る。
〈従来の技術〉
p53と命名される腫瘍結合標識もしくは抗原はレーン
(Lane)らによって動物の腫瘍中で始めて見出され
た[ Nature 278: 261−263 (1
979) ;デ・レオ(De Leo) らのPro
e、 Natl、 Acad、 Sci、 76:2
420−2424 (1979) ]。9553分は5
3.300ダルトンの分子量をもつリン蛋白であり、腫
瘍細胞の植生に通常見出される。ロッター(Rotte
rl らは953に対して陽である腫瘍が進化する傾向
があるのに対して、p53に対して陰である腫瘍は退化
する傾向があることを発見した[ Int、 J、 C
ancer 31: 315−320 (1983)
]。また、細胞核中のp53の存在は正常細胞から腫瘍
状態への変態の指標になりうる。
(Lane)らによって動物の腫瘍中で始めて見出され
た[ Nature 278: 261−263 (1
979) ;デ・レオ(De Leo) らのPro
e、 Natl、 Acad、 Sci、 76:2
420−2424 (1979) ]。9553分は5
3.300ダルトンの分子量をもつリン蛋白であり、腫
瘍細胞の植生に通常見出される。ロッター(Rotte
rl らは953に対して陽である腫瘍が進化する傾向
があるのに対して、p53に対して陰である腫瘍は退化
する傾向があることを発見した[ Int、 J、 C
ancer 31: 315−320 (1983)
]。また、細胞核中のp53の存在は正常細胞から腫瘍
状態への変態の指標になりうる。
クララフォード(Crawford)ら[Int、 J
、 Cancer30: 403−408(1982)
]およびベンチモル(Benehi−mol) ら[
EMBOJ、 1: 1055−1062(1982
)]は固相放射能免疫分析および免疫沈澱分析を使用し
て、乳ガン患者の血清中に953に対する抗体が存在す
ることを見出した。更に、クララフォードらは乳ガン血
清中のp53の存在は転移疾患の徴候であるうろことを
示唆している。
、 Cancer30: 403−408(1982)
]およびベンチモル(Benehi−mol) ら[
EMBOJ、 1: 1055−1062(1982
)]は固相放射能免疫分析および免疫沈澱分析を使用し
て、乳ガン患者の血清中に953に対する抗体が存在す
ることを見出した。更に、クララフォードらは乳ガン血
清中のp53の存在は転移疾患の徴候であるうろことを
示唆している。
種々の腫瘍細胞培養物中でのp53の検出がこの抗原に
特異な種々の抗体を使用して行われた。たとえばレ−:
/ (Lane) らのNature 278: 2
81−263(1979) ; デ・レオ(De Le
o)らのProc、 Watt、Acad。
特異な種々の抗体を使用して行われた。たとえばレ−:
/ (Lane) らのNature 278: 2
81−263(1979) ; デ・レオ(De Le
o)らのProc、 Watt、Acad。
Sei、 76: 2420−2424(1979)参
照。モノクロナール抗体もヒトおよびマウスの細胞培養
物からのp53に対して製造された。たとえばトーマス
(Thomas)らのVirology 131: 5
02−517(1983); ガーネイ(Gurney
)らのJ、Virology 34: 752−713
3(1980)参照。
照。モノクロナール抗体もヒトおよびマウスの細胞培養
物からのp53に対して製造された。たとえばトーマス
(Thomas)らのVirology 131: 5
02−517(1983); ガーネイ(Gurney
)らのJ、Virology 34: 752−713
3(1980)参照。
これらの従来技術の方法は動物の細胞線中のp53の検
出のための免疫螢光法およびヒトの細胞線中のp53の
検出のための免疫沈澱法を利用するものであったン然し
なから、我々の知る限りにおいて、p53はヒトの腫瘍
試料またはにトの腫瘍細胞線中で免疫組織化学的方法に
よって集中されたことはなかった。
出のための免疫螢光法およびヒトの細胞線中のp53の
検出のための免疫沈澱法を利用するものであったン然し
なから、我々の知る限りにおいて、p53はヒトの腫瘍
試料またはにトの腫瘍細胞線中で免疫組織化学的方法に
よって集中されたことはなかった。
〈発明が解決しようとする問題点とそれを解決するため
の手段〉 我々はヒト細胞中の953のみならず組織試料中のp5
3の検出も可能にする免疫組織化学的p53の分析法を
開発した。この改良されたp53分析法は従来技術の免
疫螢光分析よりも感度がよくて安定であり且つ免疫沈澱
法よりも実施が簡単である免疫酵素着色法を利用するも
のである。
の手段〉 我々はヒト細胞中の953のみならず組織試料中のp5
3の検出も可能にする免疫組織化学的p53の分析法を
開発した。この改良されたp53分析法は従来技術の免
疫螢光分析よりも感度がよくて安定であり且つ免疫沈澱
法よりも実施が簡単である免疫酵素着色法を利用するも
のである。
本発明によれば、ヒトの組織、部分または細胞をガラス
・スライド上に固定して、試料中のp53抗原と反応す
る抗−p53抗体と共に培養する。95g抗原/抗体錯
体を次いで酵素−で直接に又は間接に標識した抗tgの
添加によって集中させる。次に、この酵素用の発色性基
質溶液を上記のスライドに加えて発色させる。このスラ
イドを次いで顕微鏡下で検査してp53抗原の存在を示
す特異着色細胞を調べる。
・スライド上に固定して、試料中のp53抗原と反応す
る抗−p53抗体と共に培養する。95g抗原/抗体錯
体を次いで酵素−で直接に又は間接に標識した抗tgの
添加によって集中させる。次に、この酵素用の発色性基
質溶液を上記のスライドに加えて発色させる。このスラ
イドを次いで顕微鏡下で検査してp53抗原の存在を示
す特異着色細胞を調べる。
本発明による腫瘍細胞または組織中の953を検出する
方法は、検査すべき組織または細胞の調製物をガラス・
スライド上に固定し、固定した組織または細胞をp53
に対する抗体と接触させ、この組織または細胞を酵素で
直接に又は間接に標識した抗tgと接触させ、この組織
または細胞を酵素の存在下で色調変化する発色性指示薬
と接触させ、そしてこのスライドを検査してp53の存
在を調べることから成る。
方法は、検査すべき組織または細胞の調製物をガラス・
スライド上に固定し、固定した組織または細胞をp53
に対する抗体と接触させ、この組織または細胞を酵素で
直接に又は間接に標識した抗tgと接触させ、この組織
または細胞を酵素の存在下で色調変化する発色性指示薬
と接触させ、そしてこのスライドを検査してp53の存
在を調べることから成る。
本発明の目的にとって、「酵素で直接に標識した抗Tg
JとはIgに対する抗体がネイケン(Nakane)ら
の方法[J、 t(istoehe+*、 Cy、to
ehem、 22: 1084−1091 (1974
) ]のような方法によって酵素に結合していることを
意味する。抗Ig−酵素結合体は1つの試剤を構成する
。「酵素で間接に標識した抗!gJとは抗tgを1つの
試剤として分析物に加え、次いで本発明の分析法におい
て抗Igに結合する別のIg−酵素試剤を加えることを
意味する。酵素で間接に標識した抗Igは下記の実施例
1に示す。
JとはIgに対する抗体がネイケン(Nakane)ら
の方法[J、 t(istoehe+*、 Cy、to
ehem、 22: 1084−1091 (1974
) ]のような方法によって酵素に結合していることを
意味する。抗Ig−酵素結合体は1つの試剤を構成する
。「酵素で間接に標識した抗!gJとは抗tgを1つの
試剤として分析物に加え、次いで本発明の分析法におい
て抗Igに結合する別のIg−酵素試剤を加えることを
意味する。酵素で間接に標識した抗Igは下記の実施例
1に示す。
〈実施例〉
以下の実施例は本発明によろp53分析法を具体的に説
明するためのものである。
明するためのものである。
塞an i
この実施例は本発明の分析法を行うための好ましい操作
法を示す。
法を示す。
1、 顕微鏡スライド正荷電ポリマー溶液たとえば蒸留
水1@j当たり100μgのポリ−1−リジン(分子量
ao、 ooo〜70.000)の溶液で5分間処理し
てから洗浄および乾燥する。他の正荷電ポリマー溶液た
とえばポリ−1−1ルジニンを使用することもできる。
水1@j当たり100μgのポリ−1−リジン(分子量
ao、 ooo〜70.000)の溶液で5分間処理し
てから洗浄および乾燥する。他の正荷電ポリマー溶液た
とえばポリ−1−1ルジニンを使用することもできる。
2、 低温装置を使用して試験すべき組織の凍結部分(
6〜8ミクロン)を切断してポリ−1−リジン被覆のス
ライドに移す。この凍結部分の代わりに任意のヒト細胞
または組織を使用することもできろ。
6〜8ミクロン)を切断してポリ−1−リジン被覆のス
ライドに移す。この凍結部分の代わりに任意のヒト細胞
または組織を使用することもできろ。
3 直ちに、ザンボニ(Zamboni)の固定剤のよ
うな固定剤中のスライド上に凍結組織部分を4℃で10
〜15分間固定し、pH7,4の0.OIMリン酸塩緩
衝食塩水(PBS)中で5分間洗い、−20℃の冷アセ
トン中に1分間入れ、最後にリン酸塩緩衝食塩水中で5
分間づつ2回洗う。
うな固定剤中のスライド上に凍結組織部分を4℃で10
〜15分間固定し、pH7,4の0.OIMリン酸塩緩
衝食塩水(PBS)中で5分間洗い、−20℃の冷アセ
トン中に1分間入れ、最後にリン酸塩緩衝食塩水中で5
分間づつ2回洗う。
下記の工程4〜11は18〜25℃の室温で行うのが好
ましい。
ましい。
4 リン酸塩緩衝食塩水溶液中の2%以上の正常の血清
を組織部分に加えて15分間培養する。
を組織部分に加えて15分間培養する。
過剰の試剤をスライドから除く。
5、 抗−p53モノクロナール抗体(2%血清/リン
酸塩緩衝食塩水中1: 10に希釈したものが好ましい
)を組織部分に加えて30分間培養する。
酸塩緩衝食塩水中1: 10に希釈したものが好ましい
)を組織部分に加えて30分間培養する。
好ましい具体例において、抗−953モノクロナ一ル抗
体はマウスから由来したものである。リン酸塩緩衝食塩
水溶液中でそれぞれ5分間づつ2回洗う。
体はマウスから由来したものである。リン酸塩緩衝食塩
水溶液中でそれぞれ5分間づつ2回洗う。
6、 抗−1μ抗体(リン酸塩緩衝食塩水溶液中182
0に希釈したものが好ましい)を組織部分に加えて30
分間培養する。好ましい分析において、抗−Ig抗体は
抗−p53抗体の起源の種たとえば抗−マウスIgG抗
体に対して種特異性である。
0に希釈したものが好ましい)を組織部分に加えて30
分間培養する。好ましい分析において、抗−Ig抗体は
抗−p53抗体の起源の種たとえば抗−マウスIgG抗
体に対して種特異性である。
7、 パーオキシダーゼ/抗−パーオキシダーゼ(PA
P)錯体(好ましくは2%正常血清/リン酸塩緩衝食塩
水中1: 50に希釈したもの)を組織部分に加えて3
0分間培養する。ここでも好ましい分析において、この
PAP錯体ばマウスPAP錯体のような抗−p53抗体
と同じ種の起源のものである。リン酸塩緩衝食塩水中で
5分間づつ2回洗う。
P)錯体(好ましくは2%正常血清/リン酸塩緩衝食塩
水中1: 50に希釈したもの)を組織部分に加えて3
0分間培養する。ここでも好ましい分析において、この
PAP錯体ばマウスPAP錯体のような抗−p53抗体
と同じ種の起源のものである。リン酸塩緩衝食塩水中で
5分間づつ2回洗う。
8、 発色性基質溶液を調製する。発色性基質溶液の例
は当業技術において周知であり、ジアミノベンチジン、
アミノエチルカーバゾールおよび4−クロロ−a−ナフ
トールがあげられる。好ましい分析において、ジアミノ
ベンチジン(10mgl+30%過酸化水素(20μl
) + +Jン酸塩緩衝水溶液(16mj)を発色性
溶液として使用する。組織部分に加えて室温で6分間培
養する。流出しつつある飲料水中で5分間洗う。
は当業技術において周知であり、ジアミノベンチジン、
アミノエチルカーバゾールおよび4−クロロ−a−ナフ
トールがあげられる。好ましい分析において、ジアミノ
ベンチジン(10mgl+30%過酸化水素(20μl
) + +Jン酸塩緩衝水溶液(16mj)を発色性
溶液として使用する。組織部分に加えて室温で6分間培
養する。流出しつつある飲料水中で5分間洗う。
9 組織部分を希釈ヘマトキシリン、マラカイトグリー
ン、またはメチレンブルー中で対比染色する。好ましく
は、ハリス(Harris)のへマドキシリン(1:1
0希釈水)を10分間この組織部分に適用する。流出し
つつある飲料水中で5分間洗う。
ン、またはメチレンブルー中で対比染色する。好ましく
は、ハリス(Harris)のへマドキシリン(1:1
0希釈水)を10分間この組織部分に適用する。流出し
つつある飲料水中で5分間洗う。
lOたとえば、95%エタノール中に2分間づつ2回、
絶対エタノール中に2分間づつ2回、そしてキシレン中
に2分間づつ2回浸漬することによって組織部分を脱水
する。
絶対エタノール中に2分間づつ2回、そしてキシレン中
に2分間づつ2回浸漬することによって組織部分を脱水
する。
11、たとえば25X10の倍率でスライドを顕微鏡検
査して特異的に染色された細胞を検出する。
査して特異的に染色された細胞を検出する。
実施例 2
この実施例はガーネイ (Gurney) らによって
JVirology 34: 752−763(198
0)に記載されているような、p53に対するモノクロ
ナール抗体の製造を実証するものである。
JVirology 34: 752−763(198
0)に記載されているような、p53に対するモノクロ
ナール抗体の製造を実証するものである。
1、 Bal b/cマウスにSV40変態細胞を注
入する。
入する。
2、 免疫動物からの牌臓細胞を、ポリエチレングリコ
ール1000を使用して、ガルフレ(Galfre)ら
のNature 266: 550−552 (197
7)に記載の方法によりネズミ科の骨髄NSIと融合さ
せる。
ール1000を使用して、ガルフレ(Galfre)ら
のNature 266: 550−552 (197
7)に記載の方法によりネズミ科の骨髄NSIと融合さ
せる。
3 この融合細胞を多重井戸プレート中で20%子牛脂
児血清、50μMハイポキサンチン、5μMアミノプテ
リンおよび10μMチミジンを含むダルベコ(Dulb
eeeo)の最小必須媒質中で生育させる。
児血清、50μMハイポキサンチン、5μMアミノプテ
リンおよび10μMチミジンを含むダルベコ(Dulb
eeeo)の最小必須媒質中で生育させる。
4 生育を示しつつある井戸からの培養物上澄液ヲ、エ
ングバル(Engvall)およびパールマン(Per
lmann)らのJ、 Immunology 10
9: 129−135(1972)に記載の酵素結合
免疫吸収分析によって、p53抗原に対する抗体を調べ
る。
ングバル(Engvall)およびパールマン(Per
lmann)らのJ、 Immunology 10
9: 129−135(1972)に記載の酵素結合
免疫吸収分析によって、p53抗原に対する抗体を調べ
る。
5 陽性細胞を軟質寒天中でクローン化して、大きな培
養血中で発展させる。培養上澄液を集め、−20℃で貯
蔵する。
養血中で発展させる。培養上澄液を集め、−20℃で貯
蔵する。
実施例 3
ここに述べるマウスのパーオキシダーゼ/抗−パーオキ
シダーゼ(PAP)錯体はスターンバーガー(Srer
nberger) らのJ、 Histoehem、
Cytochem、18: 315−333(19
70)に記載の方法に準拠するものである。
シダーゼ(PAP)錯体はスターンバーガー(Srer
nberger) らのJ、 Histoehem、
Cytochem、18: 315−333(19
70)に記載の方法に準拠するものである。
1 マウスにホースラディツシュ・パーオキシダーゼ(
HRPO)を注入して抗血清を作る。
HRPO)を注入して抗血清を作る。
2、 マウス抗−HRPO血清に室温でHRPOを接種
する。
する。
3、 えられた沈澱物を12.0OOGで4℃において
20分間遠心分離して冷リン酸塩緩衝食塩水(PBS)
で3回洗う。
20分間遠心分離して冷リン酸塩緩衝食塩水(PBS)
で3回洗う。
4゜ 沈澱物をHRPO溶液中に再び懸濁させ、次いで
INの塩酸を使用してpH2,3に調製することによっ
て溶解させろ。
INの塩酸を使用してpH2,3に調製することによっ
て溶解させろ。
5、 溶液を直ちにINの水酸化ナトリウムを使用して
pH7,4に中和する。
pH7,4に中和する。
6、 次に008Nの酢酸ナトリウム(2,7111j
)と015Nの酢酸アンモニウムを加える。
)と015Nの酢酸アンモニウムを加える。
7、 沈澱物を冷50%飽和硫酸アンモニウム中で1回
洗う。
洗う。
8、 沈澱物を蒸留水にとかし、酢酸ナトリウム/酢酸
アンモニウム食塩水に対して透析する。
アンモニウム食塩水に対して透析する。
9 透析溶液を20.0OOGで4℃において16分間
遠心分離して残存沈澱物を除く。
遠心分離して残存沈澱物を除く。
10 えられたマウスPAP錯体を分別(小口分け)
して−20℃で貯蔵する。
して−20℃で貯蔵する。
宋Jす1−」−
この実施例はネイケン(Nakane)らのJ、旧st
oehem。
oehem。
Cytochem、 22: 1084−1091(1
974)に記載の方法のようにして抗−Igに酵素を結
合させる操作を示・ すものである。
974)に記載の方法のようにして抗−Igに酵素を結
合させる操作を示・ すものである。
1 ホースラディツシュ・パーオキシダーゼ(HRPO
)酵素をpH8,0の0.1M重炭酸ナトリウム中の過
ヨウ素酸ナトリウムで30〜35分間処理することによ
って活性化する。
)酵素をpH8,0の0.1M重炭酸ナトリウム中の過
ヨウ素酸ナトリウムで30〜35分間処理することによ
って活性化する。
2、 0.OIMの炭酸ナトリウム(pH9,5)中で
平衡させたセファデックスG−25(米1mニューシャ
ーシー州ピスカタウェイのファーマシア・インコーホレ
ーテッド製)上のようなカラム・クロマトグラフによっ
て、過剰の過ヨウ素酸ナトリウムをHRPOから除く。
平衡させたセファデックスG−25(米1mニューシャ
ーシー州ピスカタウェイのファーマシア・インコーホレ
ーテッド製)上のようなカラム・クロマトグラフによっ
て、過剰の過ヨウ素酸ナトリウムをHRPOから除く。
3 活性化したHRPOを抗−Igに加えて室温で2時
間培養する。
間培養する。
4 この溶液を水浴中で4℃に冷却する。
5、 ナトリウム・ボロ八イドライドを冷0.OIM炭
酸ナトリウム(pH9,5)中にとかして4℃で12〜
24時間かけて抗−Ig−HRP Oに加える。
酸ナトリウム(pH9,5)中にとかして4℃で12〜
24時間かけて抗−Ig−HRP Oに加える。
6、 この溶液にアセトンを加えて過剰のナトリウム・
ボロ八イドライドを加え、室温で30分間放置する。
ボロ八イドライドを加え、室温で30分間放置する。
7 抗−Ig−HRP O錯体を蛋白安定化用溶液中で
希釈して一20℃で貯蔵する。
希釈して一20℃で貯蔵する。
上記のp53の免疫組織化学的分析法には多くの利点が
ある。第1に、この分析法は殆どの病理学研究室におい
て標準の凍結組織部分を使用して日常作業的に遂行する
ことができる。ポリアクリルアミドゲル電気泳動および
免疫沈澱のような従来の分析(よ臨床研究室中で日常作
業的に遂行されない。第2に、この分析法は高度に安定
な反応生成物を利用する免疫パーオキシダーゼ着色技術
を提供する。それ故、着色試料をp53抗原の集中の損
失なしに数年間貯蔵することができる。他方、免疫螢光
着色試料は集中を保存するために特別の条件下で保存し
なければならない。第3に、この分析法は特別の指示、
訓練または装置なしに容易に行うことができる。
ある。第1に、この分析法は殆どの病理学研究室におい
て標準の凍結組織部分を使用して日常作業的に遂行する
ことができる。ポリアクリルアミドゲル電気泳動および
免疫沈澱のような従来の分析(よ臨床研究室中で日常作
業的に遂行されない。第2に、この分析法は高度に安定
な反応生成物を利用する免疫パーオキシダーゼ着色技術
を提供する。それ故、着色試料をp53抗原の集中の損
失なしに数年間貯蔵することができる。他方、免疫螢光
着色試料は集中を保存するために特別の条件下で保存し
なければならない。第3に、この分析法は特別の指示、
訓練または装置なしに容易に行うことができる。
本発明を特定の具体例について説明したけれども、それ
らの詳細は限定条件と解釈すべきではない。本発明の精
神と範囲を逸脱することなしに種々の均等操作、変化お
よび変形が実施しうろことは明らかだからである。それ
故、このような均等操作は本発明に包含されるものであ
ることを理解すべきである。
らの詳細は限定条件と解釈すべきではない。本発明の精
神と範囲を逸脱することなしに種々の均等操作、変化お
よび変形が実施しうろことは明らかだからである。それ
故、このような均等操作は本発明に包含されるものであ
ることを理解すべきである。
特許出願人 アボット ラボラトリーズ 。
′(
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ヒト細胞または組織の試料中のp53抗原を検出す
るための下記(a)〜(e)から成る免疫組織化学分析
方法: (a)スライド上にヒト細胞または組織を固定し、(b
)この細胞または組織をp53に対する抗体と接触させ
、 (c)この細胞または組織を酵素で直接または間接に標
識した抗−Igと接触させ、 (d)この細胞または組織を発色性指示薬と接触させ、
そして (e)p53の存在についてこのスライドを検査する。 2、スライドを正荷電ポリマー溶液で予備処理し次いで
細胞または組織を固定剤で処理する特許請求の範囲第1
項記載の免疫組織化学分析方法。 3、ポリマー溶液がポリ−1−リジンであり、固定剤が
ザンボニ(Zamboni)の固定剤である特許請求の
範囲第2項記載の免疫組織化学分析方法。 4、抗−p53抗体がマウス抗−p53モノクロナール
抗体である特許請求の範囲第1項記載の免疫組織化学分
析方法。 5、抗−Igが抗−マウスIgGであり、酵素がマウス
のパーオキシダーゼ/抗−パーオキシダーゼ(PAP)
錯体である特許請求の範囲第4項記載の免疫組織化学分
析方法。 6、p53を検出するための下記(a)〜(h)から成
る免疫組織化学分析方法: (a)顕微鏡スライドをポリ−1−リジンで処理し、(
b)組織の凍結部分を切断してこれを顕微鏡スライドに
移し、 (c)スライド上の凍結組織をザンボニ(Zambon
i)の固定剤中で固定し、 (d)この組織をマウス抗−p53モノクロナール抗体
と接触させ、 (e)この組織を抗−マウスIgG抗体と接触させ、(
f)この組織をマウスのパーオキシダーゼ/抗−パーオ
キシダーゼ(PAP)錯体と接触させ、(g)この組織
を発色性基質溶液と接触させ、そして (h)着色した細胞の存在についてスライドを顕微鏡で
検査する。 7、発色性基質がジアミノベンチジンと過酸化水素とを
含む溶液である特許請求の範囲第6項記載の免疫組織化
学分析方法。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
US73798685A | 1985-05-28 | 1985-05-28 | |
US737986 | 1985-05-28 |
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JPS61275655A true JPS61275655A (ja) | 1986-12-05 |
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Family Applications (1)
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JP61117728A Expired - Lifetime JP2608707B2 (ja) | 1985-05-28 | 1986-05-23 | 腫瘍結合マーカーp53を検出するための免疫組織化学検定法 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
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JPH02157657A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-18 | P C C Technol:Kk | 配糖化した化合物を生産する細胞の検出方法 |
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-
1986
- 1986-04-15 EP EP86105151A patent/EP0204922A3/en not_active Withdrawn
- 1986-05-23 JP JP61117728A patent/JP2608707B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0204922A3 (en) | 1987-09-30 |
EP0204922A2 (en) | 1986-12-17 |
JP2608707B2 (ja) | 1997-05-14 |
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