JPS61274778A

JPS61274778A - 紙葉類処理装置

Info

Publication number: JPS61274778A
Application number: JP11815385A
Authority: JP
Inventors: 宮脇　初志
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-05-31
Filing date: 1985-05-31
Publication date: 1986-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、例えば郵便物選別取崩押印装置に適用され
、海外からの郵便物の表裏等を判定する紙葉類処理装置
に関する。

［発明の技術的背頻とその問題点１一般に、海外からの郵便物を扱う郵便物選別取崩押印装
置は、郵便物に付されたエアメールマークを検出するこ
とによって、郵便物の表裏や上下の判定をしたり、郵便
物表面の情報量の多少を検出して表裏を判定し、郵便物
のフラップ（封かん）形状を検出して上下を判定するこ
とによって、郵便物を一定方向に取揃えるようにしてい
る。

しかしながら、世界各国から送られてくる郵便物は千差
万別であり、前記検出手段を用いても、全ての郵便物に
対して、同一の精度で検出を行なうことが甚だ回能なも
のであった。

［発明の目的］この発明は上記事情に基づいてなされたものであり、そ
の目的とするところは、郵便物の判別処理を効率良く行
なうことが可能な紙葉類処理装置を提供しようとするも
のである。

［発明の概要］この発明は、海外からの郵便物が国電にある特黴を有し
ており、しかも、発送国単位に選別押印処理が行われる
ことに着目し、その国電に最良の判別処理を行なうこと
か可能なよう、判別基準を選択的に切換え設定可能とし
たものである。

［発明の実施例］以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。

第２図および第３図はこの発明に係わる紙葉類処理装置
に適用される郵便物選別取崩押印装置を概略的に示すものである。この郵便物選別取崩押印装置には、オペレー
タパネル３２が設けられている。このオペレータパネル
３２には、第４図に示す如く、郵便物選別取崩押印装置
を駆動制御する挿々のスイッチ３３ａ、３３ｂ、３３Ｃ
１３３ｄ、および取揃える郵便物が日本国内の郵便物か
、海外からの郵便物かによりモードを切換えるモード切
換えスイッチ３３ｅ、詳細は後述する国指定スイッチ３
３ｆ、３３ｏ、３３ｈ、３３　ｉ、３３ｊが設けられて
いる。この郵便物選別取揃押印装置を用いて海外からの
郵便物を処理する場合は、先ず、郵便物Ｐが選別台５０
に載置され、この状態において、前記オペレータパネル
３２に設けられたモード切換えスイッチ３３ｅが外国か
らの郵便物の処理モードに設定される。そして、前記選
別台５０上の郵便物Ｐが手作業によって選別され、異物
等が除かれた後、スリット上の搬送路５１に挿入される
。この搬送路５１に挿入された郵便物Ｐは、ならし部５
２を介して取出部１２へ搬送される。この取出部１２は
、ならし部５２から供給される郵便物Ｐ１−あるいは供
給部１１に供給されている郵便物Ｐを、吸着チャンバ（
図示せず）を用いて１枚づつ取出し、搬送路１３へ搬送
するものである。

この搬送路１３を搬送される郵便物Ｐは、郵便物の長さ
判定に利用される光検知器１０を通った後、搬送路１３
に相対向して配設された読取部１４．１５によって、表
面あるいは裏面の全記載情報が２値情報として読取られ
る。即ち、この読取部１４．１５には例えば青色のみを
通過するフィルタが設けられており、この読取部１４．
１５により、郵便物Ｐの表面全面が光学的に走査され、
貼り付けられている切手、宛先情報およびエアメールマ
ーク等が２１情報として読取られるとともに、郵便物Ｐ
の裏面全面が光学的に走査され、記載されている差出人
情報および通信文およびシール等が２値情報として読取
られる。そして、これら読取られた２値情報に基づいて
、後述する比較器によって郵便物の表裏に対応した信号
が出力されるようになっている。

次いで、前記郵便物Ｐは、搬送路１３に相対向して配設
された切手検知部８１および８２に送られる。この切手
検知部８１および８２では、規格化されている色、蛍光
あるいは燐光等の特性が検出されるとともに、前記切手
が郵便物Ｐの中心より、左右どちらに存在しているかが
検知されるようになっている。

また、前記郵便物Ｐは、次に搬送路１３トに設けられた
フラップ検知部１６．１７によって、郵便物Ｐの裏面に
存在するフラップの検知が行われるようになっている。

さらに、前記郵便物Ｐは、搬送路１３に相知向して配設
された押印部１８．１９に送られる。これら押印部１８
．１９は、郵便物の切手が貼付されている位置に受領印
を押印するようになっている。

そして、押印部１８および１９を通過した郵便物Ｐのう
ち、表裏および方向の判定結果が得られたものは、搬送
路１３の終端部に設けられたゲート２０により、区分搬
送路２１へ導かれ、表裏あるいは方向の判定結果が得ら
れなかったものは反転搬送路２２へ導かれるようになっ
ている。この反転搬送路２２に導かれた郵便物Ｐは反転
された後、その終端部で前記読取部１４および１５の手
前の搬送路１３に合流され、再び前記判別動作が行われ
るようになっている。また、前記区分搬送路２１に導か
れた郵便物Ｐは、ゲート２３．２４．２５．２６により
、前記判定結果に応じた集積部２７．２８．２９．３０
．３１にそれぞれ導かれ、集積されるようになっている
。即ち、これら集積部２７．２８．２９．３０には、例
えば表面で上向き、表面で下向き、裏面で−Ｌ向きある
いは裏面で下向ぎと判別された郵便物Ｐがそれぞれ区分
集積されるようになっており、集積部３１には反転搬送
路２２で反転され搬送路１３を画定されても、表裏ある
いは方向が判定できなかった郵便物Ｐが集積されるよう
になっている。ここで、郵便物の表面とは、例えば切手
、宛先情報およびエアメールマーク等が存在する面、裏
面とはフラップおよび差出人情報等が存在する面、また
、上向きとは、上記エアメールマークが左下側に存在す
る状態で搬送される状態、あるいはエアメールマークの
各文字が上向きで認識された場合を表わし、下向きとは
、エアメールマークが右上側に存在する状態で搬送され
る状態、あるいはエアメールマークの各文字が下向きで
認識された状態を表わしている。

第１図は制御回路の構成を示すものである。即ち、前記
読取部１４．１５より出力される２Ｉａ情報はυＩｔｌ
ｌ１Ｉ４２に供給されるとともに、比較器４１に供給さ
れる。この比較器４１では読取部１４．１５より入力さ
れた情報が比較され、情報量が多く供給された側が郵便
物の表面、情報量が少ない側が裏面というように判定信
号が生成される。この生成された信号は前記フラップ検
知部１６．１７、切手検知部８１．８２の出力情報とと
もに制御部４２に供給される。この制御部４２では入力
された情報に応じて、搬送される郵便物Ｐの表裏および
上下、左右方向が判別される。また、この制御部４２で
は、表裏の判別結果、方向の判別結果、切手検知部８１
．８２の出力情報および各搬送路Ｆに所定間隔離間して
設けられた複数の搬送検知器４３からの検知信号に応じ
て、前記押印部１８．１９およびグー１〜駆動部４４に
ＩＩ糎倍信号供給され、この制御信号に応じて前記押印
部１８．１９およびゲート２０．２３．２４．２５．２
６が駆動制御される。

また、取出部駆動部４６は前記制御部４２より供給され
る制御信号に応じて、前記取出部１２を駆動するもので
ある。さらに、モータ駆動部４７は前記＄す胛部４２よ
り供給される制御信号に応じて、前記搬送路１３．２１
．２２．５１を駆動するものである。

また、前記光検知器１０の出力信号は制御部４２に供給
されるとともに、長さ判定部４５に供給される。この長
さ判定部４５は光検知器１０より出力される郵便物の先
端、後端に対応した信号の時間差に基づいて郵便物の長
さを検出し、この長さに応じた区分情報を生成するもの
であり、この生成された区分情報は制御部４２に供給さ
れる。

さらに、例えば磁気ディスク装置からなる記憶部４８に
は、各国別の郵便物の特徴情報が記憶されている。即ち
、郵便物の表面あるいは裏面の書式は回毎に異なってお
り、ある国においては郵便物の表面および裏面に住所な
どが全面的に記載され、ある国においては郵便物の表面
あるいは裏面の一方のみにしか記載しないとか、また、
ある国においては切手の貼る位置が他の国とは異なって
いる等、様々である。そこで、前記記憶部４８にはこの
様な回毎の特徴情報が分類して記憶されている。

上記構成において、この発明の動作について説明する。

この発明においては、動作開始時に、オペレータパネル
３２のモード切換えスイッチ３３ｅを操作して外国郵便
物の指定をするとともに、前記国指定スイッチ３３ｆ〜
３３Ｊによって、処理しようとする国が指定される。す
ると、この指定に基づいて、前記記憶部４８より指定さ
れた国の特徴情報が制御部４２に供給され、制御部４２
ではこの入力された特徴情報に応じて、前記読取部１４
．１５、フラップ検知部１６．１７、切手検知部８１．
８２、比較器４１より供給される情報のうちどの情報を
使用して表裏や方向等の検知を行なうか判別基準が決定
される。この後、その国から発送された郵便物のみが選
別台５０に供給され、この設定された判別基準に基づい
て前記と同様に選別押印動作が行われる。

上記実施例によれば、記憶部４８に各国別の郵便物の特
徴情報を記憶しておき、選別押印動作開始時に国指定ス
イッチ３３ｆ〜３３ｊにより処理対象の国を指定すると
、前記記憶部４８に記憶されているその田に対応した郵
便物の特徴情報が読み出され、この特徴情報に応じて、
制御部４２における表裏や方向の判別基準が変えられる
ようになっている。したがって、その国の郵便物の特徴
を踏まえた最良の条件で検出を行なうことが可能である
ため、郵便物の判別速度および判別精度を高めることが
でき、処理効率を従来に比べて向上することが可能であ
る。

尚、上記実施例では、記憶部４８として磁気ディスク装
置を使用したが、これに限らず、例えばＲＯＭなどの半
導体メモリを使用することも可能である。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果１以上、詳述したようにこの発明によれば、郵便物の判別
処理を効率良く行なうことが可能な紙葉類処理装置を提
供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係わる紙葉類処理装置の一実施例を示
すものであり、第１図は制御回路を示す構成図、第２図
は郵便物選別取揃押印装置の構成を示す斜視図、第３図
は第２図の要部を取出して示す概略構成図、第４図はオ
ペレータパネルの一例を示す平面図である。Ｐ・・・郵便物（紙葉）、１４．１５・・・読取部、１
６．１７・・・フラップ検知部、３３　ｆ〜３３ｊ・・・国指定スイッチ、４１・・・比
較器、４２・・・制御部、４８・・・記憶部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）搬送される紙葉類の少なくとも表裏を検知する検
知手段を有した紙葉類処理装置において、前記紙葉類の
特徴が分類して記憶された記憶手段と、この記憶された
紙葉類の特徴を選択する選択手段と、この選択された紙
葉類の特徴に応じて前記検知手段の検知条件を制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする紙葉類処理装置
。
（２）前記紙葉類は郵便物からなることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の紙葉類処理装置。
（３）前記紙葉類の特徴は各国別郵便物の書式からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の紙葉類処
理装置。