JPS61274653A - 養魚用初期飼料 - Google Patents

養魚用初期飼料

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JPS61274653A
JPS61274653A JP60114325A JP11432585A JPS61274653A JP S61274653 A JPS61274653 A JP S61274653A JP 60114325 A JP60114325 A JP 60114325A JP 11432585 A JP11432585 A JP 11432585A JP S61274653 A JPS61274653 A JP S61274653A
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JP
Japan
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feed
freeze
incipient
fish
egg
Prior art date
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Pending
Application number
JP60114325A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Saratsuchi
佐良土 文男
Tsutomu Sato
勉 佐藤
Takehiro Seki
関 武浩
Isaku Yoshimura
吉村 意作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON NOUSAN KOGYO KK
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Takasago International Corp
Takasago Corp
Original Assignee
NIPPON NOUSAN KOGYO KK
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Takasago Perfumery Industry Co
Takasago Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON NOUSAN KOGYO KK, Nihon Nosan Kogyo Co Ltd, Takasago Perfumery Industry Co, Takasago Corp filed Critical NIPPON NOUSAN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は養殖用の仔稚魚を対象とした養魚用初期飼料に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、アユ、タイ、ヒラメなどの仔稚魚の飼養には、シ
オミズツボワムシ、アルテミアなどの生物餌料が使用さ
れているが、これら生物餌料は飼育に大面積、設備1人
手が必要であること、産地や飼育法により品質に差があ
ること、年間飼育が困難であることなどから安定的供給
が望めず、こに勝る飼料の開発が望まれている。
一方、これら生物餌料に代わる人工配合飼料として、魚
粉、卵黄粉末、アサリエキス粉末、酵母。
スキムミルク、イカ肝油などの原料混合物を6θ幅エタ
ノールに溶解させたツエイン、あるいはゼラチン、カラ
ゲナン、寒天などの粘結剤と混合して飼料粒子をパイン
ディングないしはコーティングすることが知られている
が、これら飼料全体をパインディングないしはコーティ
ングすると栄養成分の吸収が悪いとされている。従って
、ツェインの使用量を飼料取分の3〜20%使用するこ
とにより飼料粒子表面全体をコーティングしない方法C
特開昭!デー!り1j3号)が開発されている状況であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これら人工配合飼料のパインディングないしはコーティ
ングには材料として、植物蛋白質すなわちとうもろこし
蛋白質の一取分であるツエインあるいはゼラチン、カラ
ゲナン、寒天などの粘結剤を使用しているが、一般には
これら粘結剤は仔稚魚の消化吸収がよ(ないといわれて
いるので、仔稚魚にとって消化吸収のよいコーティング
剤を使用するか、ないしは特定のコーティング剤を使用
しない養魚用初期飼料の開発が望まれている。本発明は
特定のコーティング剤を使用しなくとも、仔稚魚に給餌
した場合、水に直ぐに溶解せず、か点用初期飼料を提供
するものである。
〔問題を解決するための手段〕
初期飼料を得ることを目的として種々研究を重ねた結果
、卵や南極オキアミのとと(多(油脂を含有する動物性
原料にアミノ酸、ビタミン、ミネラル等を添麿、混合し
凍結乾燥、凍結粉砕すれば極めて良好な養魚用初期飼料
となることを見出し本発明を完成した。
すなわち1本発明は卵および/または南極オキアミを主
体とする養魚用初期飼料原料にアミノ酸。
ビタミン、ミネラルから選ばれる7種以上を混合した混
合物を凍結乾燥および凍結粉砕してなることを特徴とす
る養魚用初期飼料であって、その目的とするところは、
保存および取り扱いが簡便で、仔稚魚に給餌した場合水
に直ぐに溶解せず、かつ分散性がよ(、シかも仔稚魚に
とって極めて消化、吸収がよ(、摂餌率、飼育底積も良
好な養魚用初期飼料を提供することにある。
本発明に使用される卵としては各種の卵を使用すること
ができるが、特にその供給量から鶏の卵が望ましい。卵
としては全卵液そのものあるいは卵黄液でもまた卵白液
でもよいが、また卵黄と卵白を任意の割合で混合したも
のでもよい。また、卵は液状のものに限らず、濃縮した
ものあるいは可及的熱処理を避けて加工した卵粉をもち
いることもできるが、加工の簡略化及び栄養取分からは
全卵液な用いるのが望ましい。使用量としては乾物換算
で/θ〜/−θ%程度の範囲から他の栄養成分を勘案し
任意に選択すればよい。また、本発明に使用される南極
オキアミとしては南極オキアミそのものあるいは殻を取
り除いたものが使用されるが、南極オキアミは自己消化
が強いので、保有する消化酵素な軽(蒸煮することによ
り失活させたものが望ましい。また、可及的熱処理をさ
けて加工した南極オキアミ卯工粉末を使用することもで
きる。南極オキアミの使用量としては!〜50係程度の
範囲から他の栄養取分を勘案し任意に選択すればよい。
本発明においては、卵または南極オキアミあるいはこれ
ら両方を主体の原料とするが、この他の原料として魚介
順向及び魚介類肉エキス、魚介類油、レシチン、酵母、
醸化防止剤等を任意に選択し使用することができる0ま
た。栄養補給並びに最終製品を微粒子化して分散性を安
定させる目的でミルクカゼイン、澱粉、デキストリン、
グルテン等から選択して添加するのが望ましい。これら
の原料はj−30%の範囲の添加量で使用できる。
本発明においては、上記原料から選択される原料にアミ
ノ酸、ビタミン、ミネラルから選ばれる1種以上を添加
、混合する。添加するアミノ酸としては例えば、フェニ
ールアラニン、アルギニン。
シスチン、トリプトファン、ヒスチジン、アラニン、ア
スパラギン酸、リジン、バリン、グリクン。
インロイシン、ロイシン、メチオニン、スレオニン等が
挙げられ、これらアミノ酸から選択される一種以上を適
宜使用することができる。これらアミノ酸は卵および/
または南極オキアミの使用割合に応じて任意に使用する
ことができるが1通常0、j〜7係程度の使用が望まし
い。また、添加するビタミンとしては例えばビタミンA
、D、E。
K、 B、、 Bo、B、!%C,ニコチン酸、パント
テン酸カルシウム、パラアミノ安息香酸、ビオチン。
イノシトール、塩化コリン、葉酸等が挙げられ。
これらビタミンから選択される一種以上を適宜使用する
ことができる0更にまた。添加するミネラルとしては例
えば硫酸マグネシウム、第2リン酸カルシウム、硫酸鉄
、炭酸マンガン、フマール酸鉄、硫酸コバルト、硫酸銅
、炭酸亜鉛、水酸化アルミニウム等挙げられ、これらミ
ネラルから選択される一種以上を適宜使用することがで
きる。これらビタミン、ミネラル類は卵および/または
南極オキアミの使用割合に応じて任意に使用すればよい
が、ビタミン類は通常j−14程度の使用が。
またミネラル類は通常0.J′〜t%程度の使用が望マ
シい。アミノ酸、ビタミン、ミネラルから選ばれる1種
以上を混合するに際しては、ホモジナイザーなどを用い
よ(混合、乳化することが望ましい。この際、乳化補助
剤を使用することもできる0 次に1本発明においては、これら混合物、望ましくは乳
化物を凍結乾燥する0凍結乾燥は飼料栄養取分の加熱変
性を防ぐことができればどのような凍結乾燥方法でもよ
〈1例えば真空凍結乾燥機を用いて、トラップ温度を一
り0℃〜−よO℃程夏に凍結させた後、乾燥板温度を2
0℃〜!θ℃まで加熱し、真空中で乾燥させればよい0
凍結乾燥した飼料混合物を次いで液体窒素を用い凍結粉
砕する。粉砕温度としては飼料原料中のアミノ酸。
ビタミン等の有効取分、揮発性成分および嗜好性成分の
損失を防げる温度であればよ(1例えば−tro°C〜
−lコθ0Cで粉砕するのが望ましい。また、粉砕粒度
としては100メツシユ以下程[jなわち100〜16
0ミクロ程度にするのが望ましいが、仔稚魚の成長に応
じzooミクロ程度にすることもできる。なお、凍結乾
燥と凍結粉砕は順序を逆にして凍結粉砕を行った後、凍
結乾燥し篩分することもできる。また、凍結粉砕したも
のに更にカゼイン、グルテン等を添加して攪拌、混合す
ると篩分がし易(、製造上収率も向上し養魚用初期飼料
としても取り扱いが簡便なものとなる0また本発明の養
魚用初期飼料は、卵および/または南極オキアミを主体
として上記のようにして得るため、添加したアミノ醒、
ビタミン、ミネラル等は卵あるいは南極オキアミが含有
する油脂。
蛋白等の成分にパインディングないしはコーティングさ
れたものとなる。
本発明の養魚用初期飼料はアユ、タイ、ヒラメ。
フグ、ペヘレー等の仔稚魚を対象として使用できる。ま
た、クルマエビにも応用可能である0本発明の養魚用初
期飼料を給餌する期間としては、上記魚種の詳化直後か
ら120日齢程度まで給餌することができるが、より効
果を発揮できるのは評化直後から60日齢位までである
0特にシオミズツボワムシなどの生物餌料と併用すると
その効果が著しいものである0 〔発明の効果〕 本発明においては、ツエイン等の特定のコーティング剤
を使用せずに卵、南極オキアミ等の飼料原料そのものが
有する特性を利用し、アミノ酸、ビタミン、ミネラル等
を他の栄養取分とパインディングないしはコーティング
させているので、飼育水中で水を汚すこともな(、シか
も仔稚魚の消化器内への栄養成分の吸収取り込みがよい
。また。
本発明の養魚用初期飼料は凍結乾燥および凍結粉砕をし
ているので、栄養取分の変性、活性の低下がな(、取り
扱いが簡便でしかも水中での分散性もよくなっているの
で、仔稚魚の飼育底積が極めてよくまた仔稚魚の生残率
がよいなどの効果がある0 流側は本発明を何ら限定するものではない。
実施例 1 鶏卵液120部、軽(ボイルし殻を除去した南極オキア
ミjO部、デキストリン70部、カゼイン!部、レシチ
ン!部、魚油!部をよ(混合し更にアミノ酸混合物j部
、ビタミン・ミネラル混合物!部を添加してホモジナイ
ザーを用い混合、乳化した。ついでこれら混合物を真空
凍結乾燥機に投入して一4t0℃に急速凍結後、乾燥板
温度を<10℃まで加熱し、真空中にて乾燥した0つい
で、−/94℃の液体窒素を冷却源として粉砕温度約−
100℃で凍結粉砕し、100メツシユ以下を採取した
0ついで、これらに100メツシユ以下のカゼ4フフ0
部を添加し攪拌、混合して本発明の養魚用初期飼料を得
た。
ツボワムシを併用給餌する区および対照区とじてシオミ
ズツボワムシを給餌する区等を第1表のとおり設け、評
化後よ8目のアユ仔魚な各区λ、000尾〔平均体長が
♂、’11mm、平均体重i−oy−mg)め黒(塗装
したパンライト水槽を用い、常時エアーストーンを使用
し、水温20士2℃で飼育した。
第1表 備考:ワムシとはシオミズツボワムシをいう。
その結果は第2表のとおりで1本発明の養魚用初期飼料
とシオミズツボワムシを併用給餌した区は極めて成長が
よ(、また本発明の養魚用初期飼料を単独で給餌した区
の成長も対照区のシオミズツボワムシを給餌した区に遜
色のない底積であったO 第2表 実施例 2 鶏卵液IIO部、殻を除去した南極オキアミ!?部、デ
キストリンlθ部、カゼ4フ1部、レシチン6部、魚油
6部をよ(混合し、更にビタミン−ミネラル混合物!部
、アミノ酸混合物!部を添加してホモジナイザーを用い
混合、乳化した。ついで実施例1に記載したと同様な方
法により凍結乾燥および凍結粉砕後、さらに実施例1と
同様にカゼ4フ10部を添加し、攪拌、混合して本発明
の養魚用初期飼料を得た。
このようにして得た養魚用初期飼料をヒラメの停点に給
餌したところ、生長も生残率も良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 卵および/または南極オキアミを主体とする養魚用初期
    飼料原料にアミノ酸、ビタミン、ミネラルから選ばれる
    1種以上を混合した混合物を凍結乾燥および凍結粉砕し
    てなることを特徴とする養魚用初期飼料。
JP60114325A 1985-05-29 1985-05-29 養魚用初期飼料 Pending JPS61274653A (ja)

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JP60114325A JPS61274653A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 養魚用初期飼料

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JP60114325A JPS61274653A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 養魚用初期飼料

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JPS61274653A true JPS61274653A (ja) 1986-12-04

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ID=14635001

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JP60114325A Pending JPS61274653A (ja) 1985-05-29 1985-05-29 養魚用初期飼料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516714A (ja) * 1999-04-21 2003-05-20 アンスティテュ ナスィヨナル ドゥ ラ ルシェルシュ アグロナミーク 稚魚用の完全飼料およびその製造方法
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