JPS61274169A - 歯車 - Google Patents
歯車Info
- Publication number
- JPS61274169A JPS61274169A JP11374785A JP11374785A JPS61274169A JP S61274169 A JPS61274169 A JP S61274169A JP 11374785 A JP11374785 A JP 11374785A JP 11374785 A JP11374785 A JP 11374785A JP S61274169 A JPS61274169 A JP S61274169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- gear part
- metal
- gears
- spring element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、衝撃緩衝機能や振動減衰機能を有する歯車に
関する。
関する。
〈従来の技術〉
回転動力の伝達系において、増減速等を行う場合に使用
される歯車は、一般に材料強度的及び歯車寿命等の観点
から鋼等の金属製のものが使われることが多い。特に、
伝達系トルクの大きな歯車では歯面の強度増加のために
浸炭や窒化等の表面処理が施され、歯面な非常に硬（し
ている。
される歯車は、一般に材料強度的及び歯車寿命等の観点
から鋼等の金属製のものが使われることが多い。特に、
伝達系トルクの大きな歯車では歯面の強度増加のために
浸炭や窒化等の表面処理が施され、歯面な非常に硬（し
ている。
一方、歯車を含む動力伝達系においては歯車の噛み合い
率が整数ではなく、製作や組立誤差等による歯車の噛み
合い状態の変動がある上、エンジンやモータ等の駆動機
械或いは圧縮機や剪断機等の被駆動機械やカップリング
部等の各部でトルク脈動を生じ、これが伝達すべき設定
トルクに重畳された形で系内な伝わって行く。
率が整数ではなく、製作や組立誤差等による歯車の噛み
合い状態の変動がある上、エンジンやモータ等の駆動機
械或いは圧縮機や剪断機等の被駆動機械やカップリング
部等の各部でトルク脈動を生じ、これが伝達すべき設定
トルクに重畳された形で系内な伝わって行く。
〈発明が解決しようとする問題点〉
通常、動力伝達系内ではねじり振動が発生し、特に共振
時や軽負荷時には相互に噛み合う歯車間で歯面分離を伴
う振動が起こり、歯面への衝撃荷重の増大と同時に衝撃
音の増大を来たす。
時や軽負荷時には相互に噛み合う歯車間で歯面分離を伴
う振動が起こり、歯面への衝撃荷重の増大と同時に衝撃
音の増大を来たす。
これ等の問題は衝撃緩衝機能や振動減衰機能の小さい金
属製の歯車で顕著である。
属製の歯車で顕著である。
本発明はかかる知見に基づき、衝撃緩衝機能及び振動減
衰機能を優れた高トルク伝達用の歯車を提供することを
目的とする。
衰機能を優れた高トルク伝達用の歯車を提供することを
目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、金属製の歯車部の一端面にこの歯車部の回転
方向に有効に働くばね要素を持ち、歯厚が当該歯車部の
歯厚と同じか或いは多少薄めの高分子製の歯車部を配設
したことを特徴とするものである。
方向に有効に働くばね要素を持ち、歯厚が当該歯車部の
歯厚と同じか或いは多少薄めの高分子製の歯車部を配設
したことを特徴とするものである。
〈作用〉
金属製歯車部に噛み合う一方の金属製歯車部の端面に高
分子製歯車部を取付け、この高分子製歯車はリムフラン
ジ部を薄くしたり、または切欠くことによりばね要素を
持ち、常に相手側の金属製歯車の歯に接触するように配
置しているので、ばね作用で衝撃緩衝がなされ、割振効
果を上げながらトルクを伝達する。また多少薄めの歯厚
により、歯の摩耗を防ぎ、長期間一定の押し付けを行う
。
分子製歯車部を取付け、この高分子製歯車はリムフラン
ジ部を薄くしたり、または切欠くことによりばね要素を
持ち、常に相手側の金属製歯車の歯に接触するように配
置しているので、ばね作用で衝撃緩衝がなされ、割振効
果を上げながらトルクを伝達する。また多少薄めの歯厚
により、歯の摩耗を防ぎ、長期間一定の押し付けを行う
。
またこの高分子製のそのばね作用で衝撃緩衝がなされる
。
。
〈実施例〉
本発明を平歯車に応用した一実施例の断面構造を表す第
１図及びその左側面形状を表す第２図及び歯の接触状況
を示す第３図に示すように、本実施例の歯車は金属製歯
車部１とこれと略同じ大きさの高分子製歯車部８とをこ
れらの端面を相互に接合させるが、これらは軸２にキー
。
１図及びその左側面形状を表す第２図及び歯の接触状況
を示す第３図に示すように、本実施例の歯車は金属製歯
車部１とこれと略同じ大きさの高分子製歯車部８とをこ
れらの端面を相互に接合させるが、これらは軸２にキー
。
スプライン、焼ばめ等の結合法により回り止めされてい
る。高分子製歯車部８の歯９の歯厚を金属製歯車部１の
歯６と同じか或いは多少薄めとなるように成形している
。
る。高分子製歯車部８の歯９の歯厚を金属製歯車部１の
歯６と同じか或いは多少薄めとなるように成形している
。
３は歯先円、４はピッチ円、５は歯底円である。また７
はリムフランジであり、切欠くことによりばね要素を持
ち、常に相手側の金属製歯車の歯１０に接触するように
しており、歯９は力Ｆの伝達される方向に対し、歯６よ
り必ず先に出て相手側の歯１０と接触している。この関
係は第３図に示す通りであり、δ１またはδ２は歯６と
９の段差を示す。なおりが両方向より作用する場合は、
もう１測高分子製歯車８を追加することによって逆方向
の力に対する。また高分子製歯車にばね要素を持たせる
ため、リム７ランジ７を薄くしても良い。
はリムフランジであり、切欠くことによりばね要素を持
ち、常に相手側の金属製歯車の歯１０に接触するように
しており、歯９は力Ｆの伝達される方向に対し、歯６よ
り必ず先に出て相手側の歯１０と接触している。この関
係は第３図に示す通りであり、δ１またはδ２は歯６と
９の段差を示す。なおりが両方向より作用する場合は、
もう１測高分子製歯車８を追加することによって逆方向
の力に対する。また高分子製歯車にばね要素を持たせる
ため、リム７ランジ７を薄くしても良い。
本実施例の歯車の使用に際しては、相互に噛み合う一対
の歯車に本実施例の歯車をそれぞれ使用しても良く、何
れか一方のみに本実施例の歯車を使用しても良い。この
ようにして一対の歯車を噛み合せて駆動回転させると、
予め金属製歯車部１よりも歯厚が同じか或いは薄めに設
定されて（・る高分子製歯車部８の歯面が金属製歯車部
１の歯面より先に他の歯車の歯面にばね要素で接触し、
制振効果を上げトルクの伝達がなされる。
の歯車に本実施例の歯車をそれぞれ使用しても良く、何
れか一方のみに本実施例の歯車を使用しても良い。この
ようにして一対の歯車を噛み合せて駆動回転させると、
予め金属製歯車部１よりも歯厚が同じか或いは薄めに設
定されて（・る高分子製歯車部８の歯面が金属製歯車部
１の歯面より先に他の歯車の歯面にばね要素で接触し、
制振効果を上げトルクの伝達がなされる。
更に、歯厚が金属製歯車部のそれに比べて薄いので歯の
摩耗を防ぎ、長時間一定の押し付は力が得られる。なお
、上述の実施例では平歯車に応用した場合を示している
が、傘歯車やねじり歯車等にも応用することができるし
、金属製歯車部の両端面に高分子製歯車部を配設したり
することも可能である。
摩耗を防ぎ、長時間一定の押し付は力が得られる。なお
、上述の実施例では平歯車に応用した場合を示している
が、傘歯車やねじり歯車等にも応用することができるし
、金属製歯車部の両端面に高分子製歯車部を配設したり
することも可能である。
〈発明の効果〉
本発明の歯車によると、軽負荷時には高分子製歯車部の
みの駆動で制振低騒音化できる。また歯面分離を防ぎ金
属製歯車への衝撃が弱まり叩き音が緩和され、高分子製
歯車の材料減衰、組合せによる構造減衰効果により振動
エネルギーが吸収され、振動レベルを低減する。
みの駆動で制振低騒音化できる。また歯面分離を防ぎ金
属製歯車への衝撃が弱まり叩き音が緩和され、高分子製
歯車の材料減衰、組合せによる構造減衰効果により振動
エネルギーが吸収され、振動レベルを低減する。
また歯厚を金属製歯車より薄くすることにより、歯の摩
耗を防ぎ、長時間一定の押し付は力が得られる。
耗を防ぎ、長時間一定の押し付は力が得られる。
第１図は本発明の歯車の一実施例の断面図、第２図はそ
の左側面図、第３図は第２図■−■における断面図であ
る。 １は金属製歯車部、８は高分子製歯車部。
の左側面図、第３図は第２図■−■における断面図であ
る。 １は金属製歯車部、８は高分子製歯車部。
Claims (1)
- 金属製の歯車部の一端面にこの歯車部の回転方向に有効
に働くばね要素を持ち、歯厚が当該歯車部の歯厚と同じ
か或いは多少薄めの高分子製の歯車部を配設したことを
特徴とする歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11374785A JPS61274169A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11374785A JPS61274169A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 歯車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61274169A true JPS61274169A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14620098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11374785A Pending JPS61274169A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 歯車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61274169A (ja) |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11374785A patent/JPS61274169A/ja active Pending
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