JPS61274162A - 遊星ロ−ラ増減速機における自動調圧機構 - Google Patents
遊星ロ−ラ増減速機における自動調圧機構Info
- Publication number
- JPS61274162A JPS61274162A JP11523185A JP11523185A JPS61274162A JP S61274162 A JPS61274162 A JP S61274162A JP 11523185 A JP11523185 A JP 11523185A JP 11523185 A JP11523185 A JP 11523185A JP S61274162 A JPS61274162 A JP S61274162A
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- JP
- Japan
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- roller
- planetary
- planetary roller
- outer ring
- inner ring
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(関連産業分野)
本発明は遊星ローラ増減速機特にその自動調圧機構に関
するものである。
するものである。
(従来技術)
従来のこの種動力伝達装置を減速機として使用した例を
第4図及び第5図に示し、両図において1は回転駆動さ
れる入力軸8に直結された太陽ローラ、3はケース10
に固定された内ローラ、2はキャリヤ6に固定された遊
星ピン5に軸受4を介して回転自在に支承された複数個
(この場合は3個)の遊星ローラである。
第4図及び第5図に示し、両図において1は回転駆動さ
れる入力軸8に直結された太陽ローラ、3はケース10
に固定された内ローラ、2はキャリヤ6に固定された遊
星ピン5に軸受4を介して回転自在に支承された複数個
(この場合は3個)の遊星ローラである。
上記太陽ローラ1.複数個の遊星ローラ2及び内ローラ
3はこれらローラを半径方向に圧接力Pにて圧接するこ
とにより生ずる摩擦力Uにて動力を伝達している。
3はこれらローラを半径方向に圧接力Pにて圧接するこ
とにより生ずる摩擦力Uにて動力を伝達している。
即ちこの場合においては、第5図に示すように内ローラ
3の内径りを太陽ローラ1の外径d1と遊星ローラ2の
外径d2の2倍の和即ち、d1+2d2よりもわずかに
小さく形成して組付け、これらローラを弾性変形させて
圧接することにより上記圧接力Pを生ぜしめている。こ
の場合には次のような問題点がある。
3の内径りを太陽ローラ1の外径d1と遊星ローラ2の
外径d2の2倍の和即ち、d1+2d2よりもわずかに
小さく形成して組付け、これらローラを弾性変形させて
圧接することにより上記圧接力Pを生ぜしめている。こ
の場合には次のような問題点がある。
1)上記圧接力Pは内ローラ3と遊星ローラ2゜太陽ロ
ーラ1の間の締め代δ=(d工+2d2)−]]1mよ
って著しく変動する。このため、動力を伝達するに必要
な摩擦力Uも又、圧接力Pの変動に対応するから、摩擦
力Uを期待通り得るためには、前記各ローラの接触径り
、d、、d、の各寸法を精密に仕上げて前記締め代δを
正確に設定しなけ九ばならない。このため装置の製作費
が著しく高くなる。
ーラ1の間の締め代δ=(d工+2d2)−]]1mよ
って著しく変動する。このため、動力を伝達するに必要
な摩擦力Uも又、圧接力Pの変動に対応するから、摩擦
力Uを期待通り得るためには、前記各ローラの接触径り
、d、、d、の各寸法を精密に仕上げて前記締め代δを
正確に設定しなけ九ばならない。このため装置の製作費
が著しく高くなる。
2)更に各ローラに製作誤差がある場合はその製作誤差
により締め代δも又変動するから、これに対応して摩擦
力Uが不安定になる。このため、動力伝達装置としての
信頼性が低下する。
により締め代δも又変動するから、これに対応して摩擦
力Uが不安定になる。このため、動力伝達装置としての
信頼性が低下する。
3)装置の組立てに際しては、内ローラ3を加熱(膨張
)するか、遊星ローラ2または太陽ローラ1を冷却(収
縮)するなどして、各ローラ間に組立てに不可欠な間隙
を設ける必要があるため、組立作業に多大な手間を要す
る。
)するか、遊星ローラ2または太陽ローラ1を冷却(収
縮)するなどして、各ローラ間に組立てに不可欠な間隙
を設ける必要があるため、組立作業に多大な手間を要す
る。
4)圧接力Pは負荷の大きさに関係なく常に一定である
から、無負荷運転状態に於ても常に一定のPが作用する
ことになるので、各ローラの圧接面の耐久性が低下する
。
から、無負荷運転状態に於ても常に一定のPが作用する
ことになるので、各ローラの圧接面の耐久性が低下する
。
5)従って、転がり摩擦損失も負荷率に関係なく、はぼ
一定となるから、低負荷領域での伝達効率が低下する。
一定となるから、低負荷領域での伝達効率が低下する。
6)過大な負荷が作用すると、激しいすベリを生じ、転
動面の焼付等の事故が発生する恐れがある。
動面の焼付等の事故が発生する恐れがある。
(発明の解決しようとする問題点)
遊星ローラ減速機において1回転数及び負荷トルクの変
動に伴って、外軸と遊星ローラ及び遊星ローラと太陽ロ
ーラの間に生じる圧接力を自動的に変化させる自動調圧
機構を提供し、従来技術の問題点を解決する事を目的と
する。
動に伴って、外軸と遊星ローラ及び遊星ローラと太陽ロ
ーラの間に生じる圧接力を自動的に変化させる自動調圧
機構を提供し、従来技術の問題点を解決する事を目的と
する。
(発明の解決手段)
入力軸に直結した太陽ローラと、ケースに固定した内ロ
ーラと、これらローラ間にあってキャリヤに固定された
遊星ピンに対し軸受を介し回転可能な内輪と、該内輪に
対し軸受を介し回転可能かつ、太陽ローラと内ローラに
接する弾性変形可能な外輪とからなる複数の遊星ローラ
とで構成され、前記遊星ローラの内輪が遊星ローラ中心
のピッチ円に対する周方向の径Qpと半径方向の径lr
との間にαp)lrの関係(例えば楕円形)をもたせた
ことを特徴とする。
ーラと、これらローラ間にあってキャリヤに固定された
遊星ピンに対し軸受を介し回転可能な内輪と、該内輪に
対し軸受を介し回転可能かつ、太陽ローラと内ローラに
接する弾性変形可能な外輪とからなる複数の遊星ローラ
とで構成され、前記遊星ローラの内輪が遊星ローラ中心
のピッチ円に対する周方向の径Qpと半径方向の径lr
との間にαp)lrの関係(例えば楕円形)をもたせた
ことを特徴とする。
(発明の実施例)
第1図と第2図を参照して説明する。−見して従来技術
で説明した第3図と第4図のものと類似しているが、遊
星ローラの形状が断面楕円の如き形状をなしている点で
異っている。
で説明した第3図と第4図のものと類似しているが、遊
星ローラの形状が断面楕円の如き形状をなしている点で
異っている。
11は入力軸12に直結された太陽ローラ、13はケー
ス14に固定された内ローラ、15はキャリヤ16に固
定の遊星ピン17に軸受18で回転自在に支承された遊
星ローラ内輪、19は内輪15のまわりに軸受20を介
し取付けられた弾性変形可能な遊星ローラ外軸である。
ス14に固定された内ローラ、15はキャリヤ16に固
定の遊星ピン17に軸受18で回転自在に支承された遊
星ローラ内輪、19は内輪15のまわりに軸受20を介
し取付けられた弾性変形可能な遊星ローラ外軸である。
こ\で遊星ローラ内輪は複数個(図では3個)あり、遊
星ローラ中心のピッチ円に対し周方向の径Qp>半径方
向の径lrとなっている。この関係を有する内輪として
は楕円が典型的なものであるが、この関係を満すもので
あれば必ずしもこれに限定しない。
星ローラ中心のピッチ円に対し周方向の径Qp>半径方
向の径lrとなっている。この関係を有する内輪として
は楕円が典型的なものであるが、この関係を満すもので
あれば必ずしもこれに限定しない。
(作用)
無負荷低速回転時は、遊星ローラはほとんど第2図の状
態で運動している。負荷が増大すると、遊星ローラ外軸
19と軸受20、内輪15の間に摩擦抵抗が働き、遊星
ピン17のまわりに回転力が発生する。このとき遊星ロ
ーラ内輪15は軸受18によって自由に回転できるよう
になっているので、遊星ローラ全体として第3図のよう
に傾いた状態になる。
態で運動している。負荷が増大すると、遊星ローラ外軸
19と軸受20、内輪15の間に摩擦抵抗が働き、遊星
ピン17のまわりに回転力が発生する。このとき遊星ロ
ーラ内輪15は軸受18によって自由に回転できるよう
になっているので、遊星ローラ全体として第3図のよう
に傾いた状態になる。
第3図の状態では、第1図の状態に比し遊星ローラ外軸
19と内ローラ13及び遊星ローラ外軸19と太陽ロー
ラ11との接点が変化する。従って各接点部に於る圧接
力P工、P2も変化し、同時に摩擦力Ui、U、も変化
する。これ即ち自動調圧が行われたことになる。
19と内ローラ13及び遊星ローラ外軸19と太陽ロー
ラ11との接点が変化する。従って各接点部に於る圧接
力P工、P2も変化し、同時に摩擦力Ui、U、も変化
する。これ即ち自動調圧が行われたことになる。
(効果)
遊星ローラを内輪と外輪とで構成し、負荷力が増すと外
輪と内ローラとの接点及び外輪と太陽ローラとの接点位
置が変化するようにし、各接点の摩擦力が変化するよう
にした自動調圧機構を構成した。この構成により、初期
圧接力は小さくてよいので、製作操作の影響が小さい。
輪と内ローラとの接点及び外輪と太陽ローラとの接点位
置が変化するようにし、各接点の摩擦力が変化するよう
にした自動調圧機構を構成した。この構成により、初期
圧接力は小さくてよいので、製作操作の影響が小さい。
又初期圧接力が小さくてよいので、組立てが容易である
。
。
自動調圧機構により、摩擦損失が負荷率と共に変動する
ので、低負荷領域の伝達効率を向上させることができる
。
ので、低負荷領域の伝達効率を向上させることができる
。
第1図は本発明に係る増減速機の断面図。
第2図は第1図のn−n断面図。
第3図は遊星ローラの負荷時における自動調圧機能の説
明図。 第4図は従来型の増減速機の断面図。 第5図は第4図のV−V断面図。 図において; 11 太陽ローラ 12 人力軸13 内ロ
ーラ 14 ケース15 遊星ローラ内輪
16 キャリヤ17 遊星ピン 18 軸
受19 遊星ローラ外輪 20 軸受第1図 第2図 第4図 −J
明図。 第4図は従来型の増減速機の断面図。 第5図は第4図のV−V断面図。 図において; 11 太陽ローラ 12 人力軸13 内ロ
ーラ 14 ケース15 遊星ローラ内輪
16 キャリヤ17 遊星ピン 18 軸
受19 遊星ローラ外輪 20 軸受第1図 第2図 第4図 −J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [ I ]入力軸に直結した太陽ローラと、ケースに固定
した内ローラと、これらローラ間にあってキャリヤに固
定された遊星ピンに対し軸受を介し回転可能な内輪と、
該内輪に対し軸受を介し回転可能かつ、太陽ローラと内
ローラに接する弾性変形可能な外輪とからなる複数の遊
星ローラとで構成され、前記遊星ローラの内輪が遊星ロ
ーラ中心のピッチ円に対する周方向の径lpと半径方向
の径lrとの間にlp>lrの関係をもたせたことを特
徴とする遊星ローラ増減速機における自動調圧機構。 [II]遊星ローラ内輪を断面楕円形としたことを特徴と
する特許請求の範囲[ I ]記載の遊星ローラ増減速機
における自動調圧機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11523185A JPS61274162A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 遊星ロ−ラ増減速機における自動調圧機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11523185A JPS61274162A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 遊星ロ−ラ増減速機における自動調圧機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274162A true JPS61274162A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14657592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11523185A Pending JPS61274162A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 遊星ロ−ラ増減速機における自動調圧機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01136579A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Koyo Seiko Co Ltd | モータ |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP11523185A patent/JPS61274162A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01136579A (ja) * | 1987-11-20 | 1989-05-29 | Koyo Seiko Co Ltd | モータ |
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