JPS61274113A - スラスト軸受 - Google Patents
スラスト軸受Info
- Publication number
- JPS61274113A JPS61274113A JP11417285A JP11417285A JPS61274113A JP S61274113 A JPS61274113 A JP S61274113A JP 11417285 A JP11417285 A JP 11417285A JP 11417285 A JP11417285 A JP 11417285A JP S61274113 A JPS61274113 A JP S61274113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- steel balls
- roll
- diameter
- thrust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、引張シ曲げ矯正機のワークロール、圧延機の
小径ワークロールなど、小径ロールのスラスト負荷装置
に係シ、特に、大容量のスラスト負荷能力をもつ軸受に
関する。
小径ワークロールなど、小径ロールのスラスト負荷装置
に係シ、特に、大容量のスラスト負荷能力をもつ軸受に
関する。
テンションレベル、薄板用圧延機では益々、板厚が薄く
、且つ、硬い材料を取扱う要求が増しておシ、その結果
、ロールの小径化が推進されている。ここで、その障害
となるのはスラスト軸受の寿命である。ラジアル軸受は
大径のバックアップローラによシ、強度的に余裕をもっ
て支持できるが、スラスト軸受は、バックアップローラ
との干渉のため原則的には、ロール径よシも外径を小さ
くおさえる必要がある。スラスト負荷能力はロール径の
二乗に比例して大きくなるが、スラスト負荷は、ロール
径が小さくなってもち一!シ減らない。
、且つ、硬い材料を取扱う要求が増しておシ、その結果
、ロールの小径化が推進されている。ここで、その障害
となるのはスラスト軸受の寿命である。ラジアル軸受は
大径のバックアップローラによシ、強度的に余裕をもっ
て支持できるが、スラスト軸受は、バックアップローラ
との干渉のため原則的には、ロール径よシも外径を小さ
くおさえる必要がある。スラスト負荷能力はロール径の
二乗に比例して大きくなるが、スラスト負荷は、ロール
径が小さくなってもち一!シ減らない。
場合によっては増すこともある。従って、小径で大容量
のスラスト軸受の必要性は大きい。
のスラスト軸受の必要性は大きい。
従来のスラスト軸受は、例えば、第6図に示すように、
一方のシート14がロール1、他のシート13が固定部
に取付ける構造となっている。これでは、ロール1が上
・下方向に変位したときには両方の芯にずれが生じ、ス
ラスト軸受として、有効に機能しない。そこでこれらの
欠点を防止するため、両方のシー)13.14を、例え
ば、ロール1側に組込んだものが、特開昭57−173
27号公報である。この方式ではラジアル軸受を別に設
けてあシ、複雑な構造となっている。このラジアル軸受
を省略し六、非常にシンプルな構造例が、特開昭54−
133469号公報である。これでは大径の鋼球−個を
多数の小径の鋼球で支持したものである。この場合は大
径と小径の球の接触部のヘルツ応力が非常に高くなシ、
比較的小さいスラスト負荷にしか耐えられなかった。
一方のシート14がロール1、他のシート13が固定部
に取付ける構造となっている。これでは、ロール1が上
・下方向に変位したときには両方の芯にずれが生じ、ス
ラスト軸受として、有効に機能しない。そこでこれらの
欠点を防止するため、両方のシー)13.14を、例え
ば、ロール1側に組込んだものが、特開昭57−173
27号公報である。この方式ではラジアル軸受を別に設
けてあシ、複雑な構造となっている。このラジアル軸受
を省略し六、非常にシンプルな構造例が、特開昭54−
133469号公報である。これでは大径の鋼球−個を
多数の小径の鋼球で支持したものである。この場合は大
径と小径の球の接触部のヘルツ応力が非常に高くなシ、
比較的小さいスラスト負荷にしか耐えられなかった。
本発明では、このスラスト負荷能力は球と球の凸の曲率
で接触したためであることに着目し、この球の運動解析
を行ない、大径の球を逆の凹の曲率のものでも可能との
見通しを得たもので、これKより、従来品の数倍以上の
高スラスト負荷能力をもつ。スラスト軸受の用途を得た
ものである。
で接触したためであることに着目し、この球の運動解析
を行ない、大径の球を逆の凹の曲率のものでも可能との
見通しを得たもので、これKより、従来品の数倍以上の
高スラスト負荷能力をもつ。スラスト軸受の用途を得た
ものである。
第6図の従来のスラストベアリングは外輪13と内輪1
4の別々のユニットで構成されていた。
4の別々のユニットで構成されていた。
これをワークロールに用いるとロールを上下する際に、
芯すれといった不都合を生じることから、ワークロール
自体にスラストベアリングを組み込むことが必要となっ
た。第3図は従来のスラスト軸受の断面図である。
芯すれといった不都合を生じることから、ワークロール
自体にスラストベアリングを組み込むことが必要となっ
た。第3図は従来のスラスト軸受の断面図である。
本発明の要点は、小径のワークロールのスラスト力を受
けるのに、小径のワークロールの外径と同じ程度の径と
いう限られたスペース内に、スラスト軸受を組み込み、
言らに大きいスラスト力を受けることを可能にする。
けるのに、小径のワークロールの外径と同じ程度の径と
いう限られたスペース内に、スラスト軸受を組み込み、
言らに大きいスラスト力を受けることを可能にする。
本発明を第1図と第2図よシ説明する。
第1図は、鋼球8の保持筒3がロール1に固定されて、
ロール1と共に回転するものである。構成は、ロール1
の端部に片側をゆるやかな球面にしたシート板4がめた
シ、次に鋼球8ft−接触させ、その鋼球8を片側をゆ
るやかな球面にしたシート板10に接触させ、これらを
保持筒3の中に組み込みシート板10の球状面を固定面
7にあて、スラスト力を受ける。
ロール1と共に回転するものである。構成は、ロール1
の端部に片側をゆるやかな球面にしたシート板4がめた
シ、次に鋼球8ft−接触させ、その鋼球8を片側をゆ
るやかな球面にしたシート板10に接触させ、これらを
保持筒3の中に組み込みシート板10の球状面を固定面
7にあて、スラスト力を受ける。
ta2図は、ロール1の端部にラジアル軸受11をスナ
ップリング12で固定し、ロール1の端面に鋼球8を当
て、その鋼球8にシート板10を当てて、これらを片面
がゆるやかな球状の面を持ったキャップ状の保持筒3に
組み込んだもので、保持筒3の球状面を固定面7に当て
てスラスト力を受けるが、この実施例の、第1図の実施
例との相−・、 遠点は保持筒3がロール1と共に回転せずに停止];−
2 ルていることである。これら二つの実施例に共通する従
来のスラスト軸受への改良点は、いずれも鋼球8の他の
部品への接触面が鋼球8の半径よシ、凹面で且つ大きい
半径をもつ球面となっているため、点接触より広い面積
をもって受けられることによシ、従来のスラスト軸受の
大径鋼球と小径鋼球の点接触によるヘルツ応力を低くシ
、鋼球の焼きつきを防ぎ、よシ高いスラスト力を受ける
ことを可能にした。また、第7図はワークロール径30
m用のスラスト軸受について運転可能な条件をテストで
確認したものである。同じワークF −ル径であれば、
二倍以上のスラスト荷重に耐えることができることを確
認した。言らに、スラスト荷重を同じにすればワークロ
ール径の小径化、スなわち、薄板高硬度用のテ/ション
レベラを可能とすることになる。
ップリング12で固定し、ロール1の端面に鋼球8を当
て、その鋼球8にシート板10を当てて、これらを片面
がゆるやかな球状の面を持ったキャップ状の保持筒3に
組み込んだもので、保持筒3の球状面を固定面7に当て
てスラスト力を受けるが、この実施例の、第1図の実施
例との相−・、 遠点は保持筒3がロール1と共に回転せずに停止];−
2 ルていることである。これら二つの実施例に共通する従
来のスラスト軸受への改良点は、いずれも鋼球8の他の
部品への接触面が鋼球8の半径よシ、凹面で且つ大きい
半径をもつ球面となっているため、点接触より広い面積
をもって受けられることによシ、従来のスラスト軸受の
大径鋼球と小径鋼球の点接触によるヘルツ応力を低くシ
、鋼球の焼きつきを防ぎ、よシ高いスラスト力を受ける
ことを可能にした。また、第7図はワークロール径30
m用のスラスト軸受について運転可能な条件をテストで
確認したものである。同じワークF −ル径であれば、
二倍以上のスラスト荷重に耐えることができることを確
認した。言らに、スラスト荷重を同じにすればワークロ
ール径の小径化、スなわち、薄板高硬度用のテ/ション
レベラを可能とすることになる。
第5図によシ、その運動を解析してみる。保持筒31w
zの角速度で回転させた時の小径鋼球5の各A、B、C
,D点での速度を考えると、・・・・・・・・・(1) が成シ立ち、Vo 、Wx 、Wrは求められる。
zの角速度で回転させた時の小径鋼球5の各A、B、C
,D点での速度を考えると、・・・・・・・・・(1) が成シ立ち、Vo 、Wx 、Wrは求められる。
このことから、大径鋼球6は静止していても、小径鋼球
5は、大径鋼球6上をころがシ運動をすることができる
。このように、大径鋼球6は必らずしも球形である必要
はなく、球面であってもよい。第4図(a)の球と球の
モデルと第4図(b)の球と球面の接触の場合のヘルツ
応力を比較すれば、ヘルツ応力の式 σc =0.616 X (PXE”/に♂)
・−・−・(2)第4図(a)では、 Kol=D t X D z/ (D 1+D鵞)
・・・・・”(8)第4図(b)では、 Knt=D+XDt/CD+ Ds) ・・・
・・・・・・(4)でKDI<KDIとなシ、球と球の
接触よp球と球面の接触かヘルツ応力は低い。9は球面
。
5は、大径鋼球6上をころがシ運動をすることができる
。このように、大径鋼球6は必らずしも球形である必要
はなく、球面であってもよい。第4図(a)の球と球の
モデルと第4図(b)の球と球面の接触の場合のヘルツ
応力を比較すれば、ヘルツ応力の式 σc =0.616 X (PXE”/に♂)
・−・−・(2)第4図(a)では、 Kol=D t X D z/ (D 1+D鵞)
・・・・・”(8)第4図(b)では、 Knt=D+XDt/CD+ Ds) ・・・
・・・・・・(4)でKDI<KDIとなシ、球と球の
接触よp球と球面の接触かヘルツ応力は低い。9は球面
。
言らに、従来例と本発明の実施例よ多数値比較すれば、
(1)従来例(球と球の接触)
p、=φ&73.0s=19.05
Ko+=8.73 X 19.05/ (8,73+1
9.05)キロ ・・・・・・・・
・(5)(2)本発明の実施例(球と球面の接触)DI
=φ12.DI=φ9.525 KD!=12X−’9.525/(129,525)中
4a2 ・・・・・・・・・(6)
したがって K D2 / K!l t = P雪/ P t =
7.7 ・・・・・・・・・(7)このPz/P
tがスラスト負荷能力であるから、本発明例では、従来
例に比較して約8倍のスラスト力を受けることができる
。
9.05)キロ ・・・・・・・・
・(5)(2)本発明の実施例(球と球面の接触)DI
=φ12.DI=φ9.525 KD!=12X−’9.525/(129,525)中
4a2 ・・・・・・・・・(6)
したがって K D2 / K!l t = P雪/ P t =
7.7 ・・・・・・・・・(7)このPz/P
tがスラスト負荷能力であるから、本発明例では、従来
例に比較して約8倍のスラスト力を受けることができる
。
本発明によれば、小径ワークロールにおいて、よシ大き
なスラスト力を受けることが可能になり、ワークローラ
の小径化が可能となる。
なスラスト力を受けることが可能になり、ワークローラ
の小径化が可能となる。
第1図は本発明の一実施例で鋼球の保持筒がロールに固
定されている断面図、第2図は、本発明における鋼球の
保持筒の先端部が固定荷重受面にあたっている断面図、
第3図は、従来のスラスト軸受の断面図、第4図は、鋼
球のヘルツ応力を比較するために用いるモデル図、第5
図は、従来のスラストベアリングの一例の運動解析説明
図、第6図は、従来のスラストベアリングの断面図、第
7図は、スラス)illl受についてのテスト結果を示
す図である。
定されている断面図、第2図は、本発明における鋼球の
保持筒の先端部が固定荷重受面にあたっている断面図、
第3図は、従来のスラスト軸受の断面図、第4図は、鋼
球のヘルツ応力を比較するために用いるモデル図、第5
図は、従来のスラストベアリングの一例の運動解析説明
図、第6図は、従来のスラストベアリングの断面図、第
7図は、スラス)illl受についてのテスト結果を示
す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、中空円筒状の保持体の一方の端部をロール軸端部に
ロールと共に回転可能に取りつけ、前記保持体の中に片
面が前記ロール軸端部と接するシート板の他方の片面に
接する複数個の小径鋼球を保持し、言らに片面が複数個
の他の小径鋼球を受け、もう一方の面をなめらかな球状
とした部品で構成したことを特徴とするスラスト軸受。 2、特許請求の範囲第1項において、軸受部をなめらか
な球状とし、小径のボールと接触させ、一方、スリーブ
をコロガリ軸受を介して軸に取り付け、前記スリーブの
内部にボールの端面と接触するシートを設けたことを特
徴とするスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417285A JPS61274113A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11417285A JPS61274113A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | スラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274113A true JPS61274113A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14630976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11417285A Pending JPS61274113A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274113A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108821A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP11417285A patent/JPS61274113A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009108821A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
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