JPS61274051A

JPS61274051A - 映画システム

Info

Publication number: JPS61274051A
Application number: JP11439185A
Authority: JP
Inventors: 吉良　哲雄
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-05-29
Filing date: 1985-05-29
Publication date: 1986-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は１つの映画館で複数の映画を選定し観覧できる
よう自動制御された映画システムに関する。

〔従来の技術〕

従来の映画システムは、一つの映画館に１台または複数
台の映写機を設置し、所定の時間に１本または複数本の
映画を数人の映写技師により上映していた。また、観客
の入場券はこれの販売窓口で販売員が販売し、更に入口
では別の従業員が入場者１人１人の入場券をチェックし
ていた。

〔発明が解決すべき問題点〕

しかしながらかかる従来の映画システムは１つの映画館
で１本または複数本の映画を上映するので（複数本の場
合は連続して）一旦映画館に入ってしまうと観客は観た
い映画を自由に選ぶことができず、別系統の映画製作会
社の映画を観ようとする場合には観客はその映画館を出
て別の映画館に足を運びかつ再び入場券を買ってその映
画を観なければならず、１つの映画館で観客が観たい映
画及び入場時間を自由に選定することができないという
問題点があった。また、１つの映画館に、入場券の販売
員、入口の入場券チェック員、映画技師等を置かねばな
らず、人件費がかさんで経営効率の面でも好ましくない
・本発明は上記に鑑みなされたもので、観客が１つの映画
館において観たい映画及び入場時間を自由に選定できる
ようにして映画館の機動性を増し、より多くの観客を入
場せしめ得るようにするとともに、入場システム、映写
システムを自動制御化することによシ、低コストで効率
的な映画システムを提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段、作用〕本発明は上記問
題点を解決するため、１つの映画館に複数個の観覧室を
設けるとともに各観覧室のスクリーンに対応して映写機
を設置し、コンピュータを映写機、入場券販売装置及び
入場人員、上映時間等の表示装置に接続して、該表示装
置に時々刻々の観客の入場数、上映経過時間等を表示す
るとともに映写機を自動的に駆動、停止するようにした
ことを特徴とする。

これによシ観客は表示装置に表示された空席状況、待ち
時間等を見て、所望の時間に所望の映画を観ることがで
きる。またコンピュータにより入場券の販売、改札、映
写機の駆動、停止、フィルムの巻き戻し等を自動的に行
うことができる。

〔実施例〕

以下第１図ないし第５図を参照して本発明の１実施例に
つき説明すると、第１図は本発明に係る映画システムを
具えたデハートメントストア（以下デパートという）に
設けた映画館の平面断面図（第２図のＩ−Ｉ断面図）、
第２図は正面断面図（第１図の■−■断面図）、第３図
及び第４図は入場券販売装置の外観図、第５図は映画シ
ステムの制御ブロック線図である。

図において１００はデパートの建物で、該建物１００内
には下側（１階及び２階等）に売り場２ａ　、２ｂが、
上側に°映画館１０１が夫々構成されている。上記売シ
場２ａ　、２ｂと映画館１０１とは階段４（又はエレベ
ータ、エスカレータ等）によシ連絡するようになってい
る。

上記映画館１０１は４個（２個以上であれば何個でもよ
い）の観覧室ＩＡ、ＩＢ、ＩＣ，ＩＤに壁５によシ区画
され、中央には映写室６が設けられている。７は各観覧
室ＩＡ〜ＩＤに設けられたスクリーン、８は観覧席、９
は出入口用のドア、１０は建物の外壁である。上記映写
室６内には各観覧室ＩＡ〜ＩＤのスクリーン７に対応し
て映写機１１Ａ。

１１Ｂ、１１Ｃ，１１Ｄが設置され、該各映写機１１Ａ
〜１１０はここの中央に設置されたコンピュータ１２と
回線１３によ多接続されている。

１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃ，１４Ｄは入場券販売装置であ
シ、夫々観覧室ＩＡ、ＩＢ、ＩＣ，ＩＤへの入場者が使
用するものである。また１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ。

１５Ｄは夫々観覧室ＩＡ、ＩＢ　、ＩＣ、ＩＤ（７）入
口に設けられた改札装置である。５１Ａ　、５１Ｂ　。

５１Ｃ，５１Ｄは各観覧室ＩＡ〜ＩＤの出口に設けられ
た退場装置である。該退場装置５１Ａ〜５１Ｄは内側（
観覧室側）から外側へのみ通行できるようなダートにな
っている。尚この退場装置には退場人員をカウントする
計数器を設けてもよい。

上記入場券販売装置１４Ａ〜１４Ｄ及び改札装置１５Ａ
〜１５Ｄは回線１６によシ上記コンピュータ１２に接続
されている。

１７Ａ　、１７Ｂ　、１７Ｃ，１７Ｄは夫々観覧室Ｉ　
Ａ。

ＩＢ、ＩＣ，ＬＤの外側に設けられた通路、１８は館内
共通通路、１９は２箇所に設けられた映画館入口でおる
。

第３図及び第４図は上記入場券販売装置１４Ａ〜１４Ｄ
の詳細図で、このうちｊ４Ａについて示したものである
。１４Ｂ　、１４Ｃ，１４Ｄも１４Ａと同様な装置とな
っている。

埋まシ状況等を表示する入場人員表示部、２４ＡはＡ観
覧室ＩＡで上映されている映画の上映経過時間等を表示
する上映時間表示部、２５Ａは入場券購入用の紙幣挿入
部、２６Ａけ硬貨挿入部、２７Ａはカード挿入部、２８
Ａは入場券を取シ出すだめの入場券取出部、２９Ａは約
９銭受部、５２Ａは入場料金表示部、５３Ａは座席指定
キーである。上記２５Ａ、２６Ａ、２７Ａ、２８Ａ、２
９Ａ、５２Ａ及び５３Ａにて入場券販売部３０Ａを構成
する。

上記入場人員表示部２３Ａは、第３図に示すように、１
回目の上映からその日の上映同次（この実施例の場合は
４回）毎に、観覧室の席の配置が図形で示されるととも
に空席の数が文字と数字で表示されるようだなっておシ
、コンピュータ１２の制御装置３４Ａ〜３４Ｄ（後述）
から送信されてきた表示信号を受けて埋まった席８Ａが
点灯するとともに空席の数が文字及び数字で表示される
ようになっている。

また、上記上映時゛間表示部２４Ａは、第３図に示すよ
うに、上映中の映画の合計上映時間と１回目からその日
の上映同次毎に上映予定時間、上映時間の進行状況（図
形で表示）及び残シの上映時間がコンピュータ１２の制
御装置３４Ａ〜３４Ｄから送信されてきた表示信号を受
けて表示されるようになっている。即ち例えば１回目の
上映中の場合は１回目の表示部が点灯し、時々刻々にお
ける上映経過時間が図形で表示されるとともに、残υ時
間（あと〜分）が文字と数字とで表示される。

この場合、他の同次の表示部は消灯するようになってい
て、現在の上映時間がどれにあたるのか一目で判るよう
になっている。上記入場券販売部３ＯＡの座席指定キー
５３Ａは０〜９の数字とコンマ等の記号からなるキーで
、客が例えば１回目の上映で１０５番の観覧席８Ａを指
定する場合は１．１０５とキーインすれば、この信号が
コンピュータ１２に伝送されるようになっている。

第５図において、上記コンピュータ１２は、上記入場券
販売部３０Ａからの入場券販売信号が入力される入力装
置３１Ａ〜３１Ｄ、入場人員数を算出する入場人員算出
器３２Ａ〜３２Ｄ、入場料金を算出する入場料金算出器
３３Ａ〜３３Ｄ、コンピュータの中核であり映写機１１
Ａ〜ＬＩＤ、上映時間表示部２４Ａ〜２４Ｄ、入場人員
表示部２３Ａ〜２３Ｄ、後述する集計装置４１等の制御
を司どる制御装置３４Ａ〜３４Ｄ、該制御装置３４Ａ〜
３４Ｄからの制御信号を出力する出力装置３５Ａ〜３５
Ｄ、上記制御装置３４Ａ〜３４Ｄからの制御信号により
上記映写機１１Ａ〜１１Ｄの始動、停止を行う発停装置
３６Ａ〜３６Ｄ、各観覧室ＩＡ〜ＩＤで上映される映画
の上映同次毎の上映開始及び終了時間並びに所要上映時
間を設定する上映時間設定器４０Ａ〜４０Ｄ、上記制御
装置３４Ａ〜３４Ｄからの制御信号を受けて入場１１Ａ
〜１１Ｄの映写時間を検出する映写時間検出器である。

上記構成を具えた映画システムの作用につき説明する。

Ａ観覧室ＩＡに関する映写システムにつき以下に説明す
るが、ＢないしＤ観覧室についても上記と同様である。

映画館１０１に入場した客は共通通路１８を通って入場
券販売装置１４Ａ〜１４Ｄのところへ行き、題名表示部
２２Ａに表示された上映映画の題名、入場人員表示部２
３Ａに表示された観覧席８の空き状況、上映時間表示部
２４Ａに表示された現時点における上映時間の残υ時間
等を見て、どの時間帯にどの観覧室に入場するかを決め
る。各観覧室ＩＡ〜ＩＤで上映されている映画の題名と
残９の上映時間と１回目、２回目等、各上映同次及び上
映時間表示装置２４Ａ〜２４Ｄを見れば一目で判るので
客は極めて容易に観るべき映画と入場時間とを選定する
ことができる。

観るべき映画と入場時間が決まると、客は該肖する販売
装置１４Ａの入場券販売部３ＯＡの紙幣挿入部２５Ａま
たは硬貨挿入部２６Ａに所定の料金を投入して所望の上
映同次と座席の番号を座席指定キー５３Ａを押して指定
する。（入場カードり出すと観覧室ＩＡの入口に設置さ
れた改札装置１５Ａに入場券を投入する。上記入場券は
Ａ観覧室ＩＡ内の観覧席が上映同次毎に指定されたもの
であり、この指定された上映同次毎の観覧席８の信号が
座席指定キー５３Ａによシ指定されると同時に後述する
コンピータ１２の制御装置３４Ａに送られるようになっ
ている。該改札装置１５Ａは鉄道の駅に設置されている
ものと同一の構成を具え入場券が投入されると客の通る
ダートが開くようになっている。しかして客は該改札装
置１５Ａからドア９を経てＡ観覧車ＩＡに入場し、座席
指定キー５３で指定した観覧席８に着席する。

次に第５図の制御システムにつき説明する。

入場券販売装置１４Ａの入場券販売部３０Ａにて入場券
が販売される毎に、座席指定キー５３Ａから入力される
上映回次及び販売された観覧席８の番号の信号（以下入
場人員数の信号という）と入場料金の信号とが上記入場
券販売部３０Ａよりコンピュータ１２の入力装置３１Ａ
に入力される。

また上記改札装置１５Ａからも客の入場を確認する信号
が上記入力装置３１Ａに入力される。

入力装置３１Ａは、上記入場人員数の信号と入場料金の
信号を入場人員算出器３２Ａ及び入場料金算出器３３Ａ
に出力する。入場人員算出器３２ＡにおいてはＡ観覧車
ＩＡの上映同次毎の累計入場人員数を時々刻々算出し、
また入場料金算出器３３Ａにおいては上記観覧室ＩＡの
入場料金の累計額を算出して制御装置３４Ａに夫々入力
する。

上記上映時間設定器４０ＡばＡ観覧車ＩＡで上映される
映画の上映同次毎の上映開始及び終了時間並びに所要上
映時間を設定するものであシ、該設定器４０Ａからの設
定信号は制御装置３４Ａに入力されている。また、上記
制御装置３４Ａには映写機１１Ａの映写時間が映写時間
検出器３８Ａによシ時々刻々検出されて入力されている
。

上記制御装置３４Ａは、入場人員算出器３２Ａからの上
映同次毎の入場人員及び入場券が販売された観覧席の信
号を受けて入場人員表示部２３Ａに各上映回次における
埋まった観覧席８と空席の数とを出力するとともに、上
映時間設定器４０Ａ及び映写時間検出器３８Ａからの映
写時間の検出信号を受けて上映時間表示部２４Ａに上映
同次毎の上映開始、終了時間及び所要上映時間、現在の
上映経過時間、残りの上映時間等を出力する。

上映が終了すると、制御装置３４Ａが映写時間検出器３
８Ａの検出映写時間と上映時間設定器４０Ａにて設定さ
れた設定上映時間との一致を検出し、発停装置３６Ａに
映写機１１Ａの停止信号を送り、駆動装置３７Ａを介し
て映写機１１Ａを停止せしめ更に映写機１１Ａのフィル
ムを巻き戻させて次の上映に備えさせる。

そして上映時間設定器４０Ａに設定された上映開始時間
になると、該制御装置３４Ａは発停装置３６Ａに映写機
１１Ａの始動信号を送り駆動装置３７Ａを介して該映写
機１１Ａを始動せしめるとともに、上記上映時間表示部
２４Ａにその上映回次（例えば２回目）の点灯及び表示
信号を送る。

上映時間表示部２４Ａにおいては、第３図に示すように
上記点灯及び表示信号を受けて例えば２回目の上映時間
の部分が点灯するとともに以後の上映経過時間が図形で
、残り時間が文字と数字とでそれぞれ時々刻々表示され
ることとなる。

上記入場人員表示部２３Ａにおいては、上記制御装置３
４Ａよシ送られた上映回次（例えば１回目）毎の入場人
員及び埋まった観覧席８の信号を受けて、第３図に示す
ように、上映同次毎に埋まった観覧席８Ａのランプが点
灯するとともに空席が文字及び数字で表示される。

従って、客は、各観覧室毎に表示されたこれら表示部２
３Ａ、２４Ａの空席状況及び残シの上映時間を見較べて
入場する観覧室、入場する時間及び望みの観覧席８を決
めることができる。

また、上記のようにコンピュータ制御による全自動にて
入場券の販売、改札、映写を行うので人手は全く不要で
ある。（せいぜい点検員が１名居れば十分である。）各
観覧室ＩＡ〜ＩＤの入場人員、入場料金、映写機の使用
時間等は各制御装置３４Ａ〜３４Ｄから集計装置４１に
入力され、ここで所要のフオームで以って集計される。

尚、上記はＡ観覧車ＩＡについて説明したが、Ｂ、Ｃ，
Ｄ各観覧室の場合も全く同様である。

さらに、本映画システムを用いた映画館は上記のような
デノや一トと併設する他に、スーパーマーケット、各種
ショッピングセンター、ゲームセンター、劇場等との併
設または単独設置等あらゆる形態で設けることができる
。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成されておシ、本発明によれば
、次の効果がある。

（１）１つの映画館に複数の観覧室を設けたので、客は
１つの映画館で観たい映画を自由に選定することができ
、また複数の映画も観ることができる。

（２）入場券販売装置に各観覧室毎に空席の状況、上映
時間の進行状況が時々刻々表示されるので、客はこれら
の状況を見較べてから入場時刻及び入場する観覧室を決
めればよく、楽にかつ時間の無駄がなく映画の鑑賞がで
きる。

（３）　　コンピュータを入場券販売装置、改札装置及
び映写機知結合して入場券の販売、改札、観覧席の状況
や上映時間の進行状況の表示、映写機の自動的な駆動、
停止、フィルムの巻き戻しなどを全自動で行うようにし
たので、人手を全く必要とせず、安い人件費で以って映
画興行を行うことができる。

（４）上記各効果によシ、本発明に係る映画システムを
使用した映画館は、デ・ソート、スー・ぐ−マーケット
等の各種ショッピングセンターに併設すれば、客は買物
と映画とを時間を有効に使って楽しむことができるとい
う効果が加わる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の１実施例を示し、第１図
は映画館の平面概念図（第２図の１−１矢視図）、第２
図は第１図の■−■矢視図、第３図は入場券販売装置の
正面外観図、第４図は第３図の■矢視機、１２・・・コ
ンピュータ、１４Ａ〜１４Ｄ・・・入場券販売装置、１
５Ａ〜１５Ｄ・・・改札装置、２３Ａ〜２３Ｄ・・・入
場人員表示部、２４Ａ〜２４Ｄ・・・上映時間表示部、
３０Ａ〜３０Ｄ・・・入場券販売部、３２Ａ〜３２０入
場人員算出器、３４Ａ〜３４Ｄ・・・制御装置、３６Ａ
〜３６Ｄ・・・発停装置、３７Ａ〜３７Ｄ・・・駆動装
置、３８Ａ〜３８Ｄ・・・映写時間検出器、４０Ａ〜４
０Ｄ・・・上映時間設定器、４１・・・集計装置。

Claims

【特許請求の範囲】

１つの映画館に複数個設けられスクリーンを有する観覧
室と、上記各観覧室内のスクリーンに対応して設けられ
た映写機と、各観覧室の入場人員、上映時間の経過状態
等の映画の進行状態及び観覧室の状態を表示する表示装
置と、上記表示装置、入場券販売装置及び映写機に接続
され入場券販売装置からの入場人員、映写機からの映写
時間等の入力信号により上記映写機の始動、停止を司ど
るとともに上記表示装置に入場人員、上映時間等の表示
信号を送る制御装置とを備えたことを特徴とする映画シ
ステム。