JPS61273258A - 溶接方法 - Google Patents
溶接方法Info
- Publication number
- JPS61273258A JPS61273258A JP11389085A JP11389085A JPS61273258A JP S61273258 A JPS61273258 A JP S61273258A JP 11389085 A JP11389085 A JP 11389085A JP 11389085 A JP11389085 A JP 11389085A JP S61273258 A JPS61273258 A JP S61273258A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- cooling
- welding zone
- welded
- panel
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、産業上の利用分野
本発明は被溶接部材、特に板金接合部の溶接方法に関す
る。
る。
b、従来の技術
被溶接部材、特に車体外板のような板金接合部、たとえ
ば第3図に示すような自動車のルーフパネル1とフロン
トパネル3とを溶接部5において溶接々合する場合にお
いては、溶接部付近の断面形状(第4図参照)や、裏側
の構造が原因で溶接部の裏側に熱歪を防止するため冷却
金具を当接するなどの処置が施せず、外板の表面側から
のみ、冷却金具を当接して熱歪を防ぎながら溶接をして
いる。そして溶接後、溶接部5を平らにするととにも、
あわせて発生した歪による変形部分を研削などの手段で
矯正している。
ば第3図に示すような自動車のルーフパネル1とフロン
トパネル3とを溶接部5において溶接々合する場合にお
いては、溶接部付近の断面形状(第4図参照)や、裏側
の構造が原因で溶接部の裏側に熱歪を防止するため冷却
金具を当接するなどの処置が施せず、外板の表面側から
のみ、冷却金具を当接して熱歪を防ぎながら溶接をして
いる。そして溶接後、溶接部5を平らにするととにも、
あわせて発生した歪による変形部分を研削などの手段で
矯正している。
C0発明が解決しようとする問題点
以上のような板金接合部においては、従来の外板側から
の冷却金具による冷却のみでは冷却効果が充分ではなく
、そのため広範囲にわたって熱歪が発生し板金表面がへ
こみ、仕上げ外観不良という問題点を生ずる。対策とし
て、このへこみ量を予測して、予め溶接部付近の板金を
突出した形状にしておいたり、溶接後において研削仕上
によって形状を矯正することがおこなわれている。しか
し、この方法も溶接による加熱量に対して冷却が不充分
であったり、冷却量にバラツキがあることにより、溶接
後の形状が一定しないという問題点がある。
の冷却金具による冷却のみでは冷却効果が充分ではなく
、そのため広範囲にわたって熱歪が発生し板金表面がへ
こみ、仕上げ外観不良という問題点を生ずる。対策とし
て、このへこみ量を予測して、予め溶接部付近の板金を
突出した形状にしておいたり、溶接後において研削仕上
によって形状を矯正することがおこなわれている。しか
し、この方法も溶接による加熱量に対して冷却が不充分
であったり、冷却量にバラツキがあることにより、溶接
後の形状が一定しないという問題点がある。
本発明は前記事情に鑑み、前記従来技術の問題点を解消
し、溶接による歪を減少せしめて、仕上げ工数を低減し
た溶接方法を提供しようとするものである。
し、溶接による歪を減少せしめて、仕上げ工数を低減し
た溶接方法を提供しようとするものである。
d8問題点を解決するための手段
本発明は前記問題点を解決するため、被溶接部材の溶接
部の裏面を、噴霧水で冷却しながら溶接をおこなうよう
にしたものである。
部の裏面を、噴霧水で冷却しながら溶接をおこなうよう
にしたものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図は自動車のルーフパネルとフロント
パネルの溶接々合部における作業要領を示し、1はルー
フパネル、3はフロントパネル、4はインナーパネル、
5はルーフパネル1とフロントパネル3との溶接部、5
Zは横断面側からみた溶接部範囲、6は溶接部5の裏面
、すなわちインナーパネル4に穿孔した穴、7は六6に
挿入した冷却水の噴霧ノズル、8・9はルーフパネル1
とフロントパネル3の外側形状に沿って当接せしめた冷
却金具で、たとえば銅材などから形成しである。
パネルの溶接々合部における作業要領を示し、1はルー
フパネル、3はフロントパネル、4はインナーパネル、
5はルーフパネル1とフロントパネル3との溶接部、5
Zは横断面側からみた溶接部範囲、6は溶接部5の裏面
、すなわちインナーパネル4に穿孔した穴、7は六6に
挿入した冷却水の噴霧ノズル、8・9はルーフパネル1
とフロントパネル3の外側形状に沿って当接せしめた冷
却金具で、たとえば銅材などから形成しである。
溶接に際しては、予めインナーパネル4に六6を開けて
おき、ルーフパネル1とフロントパネル3にそれぞれ冷
却金具8,9を配置したあと、溶接部5を溶接しながら
、インナーパネル4の穴6に挿入した噴霧ノズル7より
、溶接部5の裏面に向って破線の矢印で示すように冷却
水を噴霧する。
おき、ルーフパネル1とフロントパネル3にそれぞれ冷
却金具8,9を配置したあと、溶接部5を溶接しながら
、インナーパネル4の穴6に挿入した噴霧ノズル7より
、溶接部5の裏面に向って破線の矢印で示すように冷却
水を噴霧する。
噴霧した冷却水は溶接部5を裏側から冷却しながら溶接
熱によって瞬間的に蒸発する。
熱によって瞬間的に蒸発する。
なお噴霧水量は溶接熱によってその殆どが蒸発し、噴霧
後の水が流れない水量であることが好ましい。
後の水が流れない水量であることが好ましい。
溶接後は溶接部5における肉盛り部分を研削し外板を面
一に仕上げればよい。
一に仕上げればよい。
なお、本発明の方法は被溶接部材の裏面に可算障害とな
るものがなく、他の熱歪の防止処置が施せる場合にも通
用しうろことは述べるまでもない。
るものがなく、他の熱歪の防止処置が施せる場合にも通
用しうろことは述べるまでもない。
e1発明の効果
以上のように本発明に係る溶接方法によれば、被溶接部
材の溶接部の裏面に噴霧ノズルを配置し、この噴霧ノズ
ルから冷却水を噴射して冷却するので、外側部を冷却金
具のみによって冷却する場合に比較して溶接熱による被
溶接部材の熱歪を少なくすることができる。そのため溶
接部の仕上げ外観が向上するとともに、従来必要として
いた溶接部付近の熱歪に対する事前処置が不要となり、
かつ溶接後の仕上げ工数を低減させることができる。
材の溶接部の裏面に噴霧ノズルを配置し、この噴霧ノズ
ルから冷却水を噴射して冷却するので、外側部を冷却金
具のみによって冷却する場合に比較して溶接熱による被
溶接部材の熱歪を少なくすることができる。そのため溶
接部の仕上げ外観が向上するとともに、従来必要として
いた溶接部付近の熱歪に対する事前処置が不要となり、
かつ溶接後の仕上げ工数を低減させることができる。
また噴霧水は、その噴霧量を調整することによって溶接
熱のため殆ど蒸発させることができ、その場合には特に
排水用の設備を設けなくともすみ、装置を極めて簡単に
することができる。
熱のため殆ど蒸発させることができ、その場合には特に
排水用の設備を設けなくともすみ、装置を極めて簡単に
することができる。
第1図および第2図は本発明に係る溶接方法の説明図で
、第1図は第3図に示すA−A線断面付近を縦断した説
明図、第2図は第1図の横断説明図、第3図は本発明の
溶接方法を適用する自動車フレームの斜視説明図、第4
図は第3図のA−A線断面図である。 5・・・溶接部、 6・・・穴、7・・・噴
霧ノズル。 手続補正書(自船 昭和60年 8月13日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、 事件の表示 昭和60年特許願第113890号 2、発明の名称 溶接方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (20B)鈴木自動車工業株式会社4、代理人
〒107 (ほか2名) 補正の内容 +11 明細書第2頁第8行〜第9行に、「するとと
にも、」とあるのを「するとともに、」と訂正する。 (2) 第3図を添付図に未配したように訂正する。 すなわち、引出し線の先に符号3を記入する。 以上
、第1図は第3図に示すA−A線断面付近を縦断した説
明図、第2図は第1図の横断説明図、第3図は本発明の
溶接方法を適用する自動車フレームの斜視説明図、第4
図は第3図のA−A線断面図である。 5・・・溶接部、 6・・・穴、7・・・噴
霧ノズル。 手続補正書(自船 昭和60年 8月13日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、 事件の表示 昭和60年特許願第113890号 2、発明の名称 溶接方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (20B)鈴木自動車工業株式会社4、代理人
〒107 (ほか2名) 補正の内容 +11 明細書第2頁第8行〜第9行に、「するとと
にも、」とあるのを「するとともに、」と訂正する。 (2) 第3図を添付図に未配したように訂正する。 すなわち、引出し線の先に符号3を記入する。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)被溶接部材の溶接部の裏面を、噴霧水で冷却しなが
ら溶接をおこなうことを特徴とする溶接方法。 2)裏面に冷却金具などによる熱歪の防止手段が施せな
い構造からなる被溶接部材に適用することを特徴とする
特許請求の範囲第1)項に記載の溶接方法。 3)前記噴霧水を噴霧するために、前記被溶接部材の裏
面構造部に噴霧ノズル挿入用の空隙を設けておこなうこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1)項または第2)項
に記載の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113890A JPH0734996B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113890A JPH0734996B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61273258A true JPS61273258A (ja) | 1986-12-03 |
JPH0734996B2 JPH0734996B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=14623699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113890A Expired - Lifetime JPH0734996B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734996B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58134269U (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-09 | 三井造船株式会社 | アルミ合金溶接時の冷却装置 |
JPS58154487A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-13 | Toshiba Corp | 管状部材の溶接方法 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113890A patent/JPH0734996B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154487A (ja) * | 1982-03-01 | 1983-09-13 | Toshiba Corp | 管状部材の溶接方法 |
JPS58134269U (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-09 | 三井造船株式会社 | アルミ合金溶接時の冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734996B2 (ja) | 1995-04-19 |
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