JPS6127296B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6127296B2
JPS6127296B2 JP56125489A JP12548981A JPS6127296B2 JP S6127296 B2 JPS6127296 B2 JP S6127296B2 JP 56125489 A JP56125489 A JP 56125489A JP 12548981 A JP12548981 A JP 12548981A JP S6127296 B2 JPS6127296 B2 JP S6127296B2
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JP
Japan
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silo
coal
feed groove
ring
granular
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Expired
Application number
JP56125489A
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English (en)
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JPS5826737A (ja
Inventor
Mitsuo Miura
Hiroshi Sugizaki
Hidehiko Nakasaki
Katsutoshi Asai
Takao Ueda
Toshiaki Ishise
Masao Kanamaru
Eiji Ito
Nobuo Kon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP56125489A priority Critical patent/JPS5826737A/ja
Publication of JPS5826737A publication Critical patent/JPS5826737A/ja
Publication of JPS6127296B2 publication Critical patent/JPS6127296B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/26Hoppers, i.e. containers having funnel-shaped discharge sections
    • B65D88/28Construction or shape of discharge section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、石炭等の粒状物を大量に収容貯蔵
すると共に同収容物はサイロ下端部の全周にわた
つて一様に取り出せる先入れ出し型の周辺取出式
サイロに関する。
(従来の技術) 石炭等の粒状物を収容貯蔵する従来一般のサ
イロは、第1図に示したとおり、サイロ筒壁1
の下部に逆円すい形に絞つたホツパー2を設置
し、その下端開口3から収容物を取り出す構成
であつた。
実開昭56−96038号公報記載のサイロは、第
2図に大略を示したように、サイロ内の底部に
立ち上がる円すい形の中央コーン4を設置し、
逆円すい形のホツパー5との組合せにより中央
コーン4の全周にわたる石炭等粒状収物Aの取
出口6が形成されている。第2図中4aは中央
コーン4に固着して設けたテーブルであり、該
テーブル4aの外周に払い出し用のコンベアが
設置される。
次に、実開昭52−6382号公報の特に第6図に
記載されたサイロは、第3図に大要を示したよ
うに、サイロ内の底部に円すい形の中央コーン
9を設置し、サイロ筒壁1と中央コーン4の下
端部との間に払い出しコンベア7を設置し、石
炭等粒状収容物Aは床面に開設した搬出口8か
ら送り出す構成である。
従来、周辺取出式サイロは、例えば実公昭56
−21701号公報に記載されて公知に属する。
従来、サイロの払い出し装置としては、下向
きに開口されたサイロ下端を回転テーブルで塞
ぎ、同回転テーブルの回転に伴なつて収容物を
周辺に払い出す構成のもの(特開昭49−119361
号公報記載のもの)、 又はサイロ底面上で回転する羽根により、収
容物を外周へ払い出す構成のもの(実公昭56−
21701号公報記載)、 又はサイロの床面上、特に中央コーンの裾部
を周回するコンベアで収容物を搬出孔に落す構
成のもの(実開昭52−6382号公報記載)、 又はサイロ筒壁下端の隙間を通じて水平なサ
イロ床面上にずり出た収容物をかき落すため同
サイロ床面の外周を周回するように設置したプ
ロフイーダと、該プロフイーダでかき落した収
容物を運搬すべくサイロ床面の外周下方に設置
したコンベアとより成る構成のもの(実開昭56
−96038号公報記載)、 がそれぞれ公知に属する。
(発明が解決しようとする問題点) 第1図に示したサイロの場合、石炭等粒状収
容物Aの全重量をホツパー2で受ける構成なの
で、ホツパー2の支持、ひいてはサイロ筒壁1
の耐荷重性の面で大きな問題があり、とりわけ
大規模サイロへの適用は困難である。また、ホ
ツパー2の下端開口3の高さhは、取り出した
石炭等粒状収容物のハンドリング設備のため約
2m以上を要するので、その分サイロ筒壁1の
投影空間にデツドスペースを生じ、収容能力を
低下させるという問題点がある。さらに石炭等
粒状収容物Aを絞るので、ブリツジ現象により
払い出しの不調又は不能を生じ易いという問題
点がある。
第2図のサイロは、石炭等粒状収容物Aの重
量のうち中央コーン4で受ける分については上
記第1図のものよりもホツパー5の重量負担が
軽減されている。しかし、依然としてホツパー
5で収容物のかなりの重量を負担するし、サイ
ロ筒壁1内に生ずるデツドスペースの問題、及
びブリツジ現象の問題は依然として未解決であ
る。
第3図のサイロの場合、サイロ内で稼動する
払い出しコンベア7は常に石炭等粒状収容物A
の最下部に埋もれ収容物の重量を直接負担した
重負荷状態で作動するので、その駆動には格別
大きな動力を必要とする。
その上、払い出しコンベア7は石炭等粒状収
容物A中に埋つているので、通常はメンテナン
スが出来ない。どうしても必要なメンテナンス
を行なう場合は、収容物を全部払い出してしま
わねばならないというやつかいな問題点があ
る。
特開昭49−119361号公報記載の払い出し装置
の場合も、収容物の重量を直接負担した回転テ
ーブルを回転するので、重負荷状態の運転であ
り、その回転に格別大きな動力が必要である。
勿論、回転テーブルの構造も耐力上大きな構成
となるという問題点がある。
実公昭56−21701号公報記載の払い出し装置
の場合も、収容物に埋もれた羽根を重負荷状態
で回転せねばならないので、その駆動に格別大
きな動力が必要である。また、メンテナンスを
行ない難いという問題点がある。
実開昭56−96038号公報記載の払い出し装置
の場合、プロフイーダーを駆動する動力系と、
コンベアを駆動する動力系の二つの動力系が必
要である。従つて、その分だけ構成が複雑にな
るし、メンテナンスにも手間がかかる。また、
コンベアを円形に構成して駆動することは技術
的に非常に難しくやつかいなことである。
(問題点を解決するための手題) 上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この発明の周辺取出し式サイロは、第4図
〜第9図に実施例を示したとおり、 (イ) 支持リング10より上方のサイロ筒壁13
は、支持地盤上に設置した支持リング10より
大径の連結リング12と支持リング10との間
に設けた多数の受け柱11…により支持リング
10を介して高架支持せしめた。
(ロ) そして、支持リング10より下方のサイロ筒
壁はほぼ均等直径の金属製筒体16で形成し、
該金属製筒体16はその上端を前記支持リング
10に剛結して懸垂支持させた。
(ハ) かくして、前記金属製筒体16の下端とサイ
ロ床面17との間には石炭等粒状収容物20の
取出しに必要限度の間隔Sの隙間18を金属製
筒体16の下端全周にわたり形成した。
(ニ) 他方、サイロ内底部には前記金属製筒体16
と同心配置で、かつ石炭等粒状収容物20の安
息角より大きい傾角θの円すい形をなす、中央
コーン19を設置した。
(ホ) さらに、サイロ床面17は、前記隙間18か
らずり出た石炭等粒状収容物20がその安息角
に基いて形成する山の裾部分までを略水平な平
面として形成した。
(ヘ) また、前記サイロ床面17の外周には石炭等
粒状収容物20のかき落し及び運搬に必要とさ
れる幅及び深さの送り溝32を設けると共に該
送り溝32の溝底に少なくとも1個の搬出孔を
設けた。
(ト) そして、前記送り溝32上を一定方向に回転
するリングガータと、前記隙間18からずり出
た石炭等粒状収容物20を送り溝32へかき落
す配置でリングガーダに取り付けたかき出し羽
根46と、送り溝32内の石炭等粒状収容物2
0をすくいながら運ぶ配置で同じくリングガー
ダに取り付けた運搬用羽根42とから成る払い
出し機30を配置した。
(作 用) 石炭等粒状収容物20は、隙間18から順にず
り出し、これをサイロ全周にわたつて一様に取出
せるから、いわゆる先入れ先出し型の流れを生
じ、死蔵部分を生じない。
中央コーン19の傾角θは石炭等粒状収容物2
0の安息角より大きく、金属製筒体16は垂直な
ので収容物の絞り用はさほど大きくはなく、いわ
ゆるブリツジ現象の心配がない。また、仮にもブ
リツジ現象を生じたときは、上端部を懸垂されて
いるにすぎぬ金属製筒体16を叩くか又は加振器
を付設しておいて振動を与えることにより極めて
容易、確実にブリツジ現象の解消が図れる。
隙間18からずり出た石炭等粒状収容物20
は、その安息角に基いて形成する山22の形で平
らなサイロ床面17上できつちり安定し、隙間1
8に蓋とかゲートとかの設備を必要としない。の
みならず、前記山22を崩すようにかき取ると、
その分だけ次々に収容物20がずり出してくるの
で、払い出しにすこぶる好都合である。
また、金属製筒体16と受け柱11との間の空
間スペースは、払い出し機30の設置スペース及
びメンテナンススペースとして有効利用できる。
その上、リングガーダを一定方向に所定の速度
で周回させることにより、かき出し羽根46は隙
間18からずり出て安息角に基ずく山22を形成
している石炭等粒状収容物20を送り溝32へか
き落す。と同時に、かくして送り溝32内に落ち
た石炭等粒状収容物20は、やはりリングガーダ
と共に周回する運搬用羽根42で溝内を運搬さ
れ、同溝底の搬出孔に到達して次々排出されるの
であり、動力系統は一つだけで済むのである。
(実施例) 次に、第4図以下に示したこの発明の好適な実
施例を説明する。
第4図は、この発明の周辺取出式サイロの基本
的構造を簡単化して示し、第5図は同構造の要部
を鳥観図として示し、第6図は払い出し機の構成
について示している。
図中10はサイロ筒身の基礎構造の一部をなす
支持リングであり、これは外方に放射状に、かつ
円周方向に等配して設置した多数の受け柱11…
により高架支持されている。各受け柱11…の下
端は、支持地盤にて支えられた連結リング12と
一体的に剛結されている。
図中13は上記支持リング10の上方に鉄筋コ
ンクリート造として築造されたサイロ筒壁であ
り、14は円すい形に絞つた屋根部、15は屋根
上端に設けた石炭等粒状物の搬入口である。な
お、サイロ筒壁13の内径は、およそφ15m位の
大きさとされている。
図中16は支持リング10より下方のサイロ筒
壁を形成するほぼ均等直径の鋼製筒体であり、こ
れはその上端部を支持リング10に剛結して懸垂
支持されている。
鋼性筒体16の下端縁16aと、その直下のサ
イロ床面17との間には、第8図に示したとお
り、サイロに収容した石炭等粒状収容物20の取
出し又はずり出しに必要な限度、つまり大きすぎ
ず小さすぎない間隔Sの隙間18が、当該鋼製筒
体16の下端縁16a全周にわたり形成されてい
る。1例として間隔Sは30cm程度である。
従つて、石炭等粒状収容物20は、鋼製筒体1
6の下端縁全周にわたる隙間18を通じて360゜
全方向に一様にずり出し、取り出すことができ
る。そして石炭等粒状収容物20を鋼製筒体16
の下端縁全周にわたり一様に取り出してゆく結
果、サイロ内の石炭等粒状収容物20は全面的に
等しく一様に取り出すことができ、いわゆる先入
れ先出しとなつて死蔵を防止できる。
また、鋼製筒体16は、上述のとおり、支持リ
ング10に宙吊りの形で支持されているので、こ
れを叩くか又は振動機で加振することにより、石
炭等粒状収容物20のブリツジ現象を容易、確実
に解消できる。
図中19はサイロ内底部に上記鋼製筒体16と
同心配置に設置した円すい形の中央コーンであ
る。この中央コーン19の円すい傾角θは、石炭
等粒状収容物20の安息角より大きく、従つて石
炭は中央コーン19の円すい傾斜面に沿つて円滑
に滑降しブリツジ現象は生じない。
中央コーン19の下端の直経は、鋼製筒体16
の内径との関係において、石炭等粒状収容物20
の円滑なずり出しが可能な寸法l(第8図)だけ
小さいものとされている。1例としてlは30cmぐ
らいである。従つて、サイロ内の石炭等粒状収容
物20の重量の大部分は中央コーン19で受け、
これを地盤に伝えて処理する。
サイロ床面17は、鋼製筒体16の下端縁16
aの全周にわたり形成された隙間18を通じてず
り出た石炭等粒状収容物20が前記下端縁16a
の位置からその安息角に基いて形成する山22
(第8図)の裾部分22aよりも若干外方部分ま
で、即ち第8図においてWは12cmぐらいまでをコ
ンクリート打設により水平な平面に形成されてい
る。従つて、隙間18からずり出た石炭等粒状収
容物20が形成する山22は、サイロ床面17上
にそのまま一応の安定を保ち、止めどなくずり出
すようなことはない。
第5図中23は隙間18を通じてずり出た石炭
等粒状収容物20が形成する山22の裾部分22
aよりも一定の距離外方の位置、つまり石炭等粒
状収容物20の山22が崩れて止めどなくなだれ
込む虞れのないだけ外方の位置に開設した搬出孔
であり、24は搬出孔23の下に搬出孔23と連
絡するように設置した払い出しコンベアである。
搬出孔23は、円周方向に1個設けるとその目的
を達するが、円周方向に等配して多数個設けても
も良く、そうすると石炭等粒状収容物20を運搬
する距離が短くなつて好都合である。
第5図と第6図中25はサイロ下端の隙間18
を通じてずり出た石炭等粒状収容物20の山22
をかき崩して搬出孔23に送り込む払い出し機で
ある。この払い出し機25は、鋼製筒体16と受
け柱11…とが形成する空間部分に隙間18の外
周を一方向に周回する構成のものとして設置され
ている。
サイロ床面17の外周に同心配置で若干高く構
築した円形の軌道26上を走る車輪27…を介し
て周回するように設置された円形のリングガーダ
25aと、円周をほぼ等分した位置にリングガー
ダ25aから内方へ求心状配置に、かつサイロ床
面17上の石炭等粒状石炭20の山22に所要の
深さ届く長さのものとして突出され、その上サイ
ロ床面17上を摺動するものとしてリングガーダ
25aに片持ち支持形式に取り付けた複数のスク
レーパ25b…とにより構成されている。
リングガーダ25aはその全周にわたるラツク
歯25cを有し、これにかみ合うピニオン28を
回転機29で駆動し、もつて払い出し機25は一
方向に回転される。
なお、スクレーパ25b…は、隙間18を通じ
てずり出た石炭等粒状収容物20の山22をかき
崩す役目の長いスクレーパ(かき出し羽根)と、
前記スクーパでかき崩した石炭等粒状収容物20
を運搬し搬出孔23へ送り込む役目の短かいスク
レーパ(運搬用羽根)との2種類を例えば円周方
向に1つおきの配置で取り付けた構成にすると、
機能分担ができて石炭等粒状収容物20の一層合
理的なハンドリングができる。
貯蔵するべき石炭等粒状物20は、図示省略の
搬入コンベア等により、サイロ上端の搬入口15
を通じてサイロ内に搬入し貯蔵される。
(第2の実施例) 次に、第7図〜第9図は、同様な構成の周辺取
出式サイロにおける特に払い出し機30の構成に
ついて示している。
本実施例の場合、サイロ床面17の外周に、石
炭等粒状物20の効率の良い運搬に必要な幅及び
深さ、例えば幅80cm、深さ15cm位の送り溝32を
設けると共に該送り溝32の底面に搬出口(第5
図参照)を少なくとも1個設けている。そして、
送り溝32の外周壁は、約50cm程度の高さの高架
壁体31としてサイロと同心の環状に形成し、そ
の頂面に払い出し機30の外周軌道たるレール3
3が敷設されている。他方、鋼製筒体16の下端
外周面部であつて前記高架壁体31の上面とほぼ
同じ高さ位置にL形断面の支持枠体34を固着
し、その水平面上に払い出し機30の内周軌道た
るレール35が敷設されている。そして、レール
33上を走る車輪39をもつ外周枠36と、レー
ル35上を走る車輪40をもつ内周枠37とを水
平なつなぎ梁38,38′によつて一体的に連結
して前記送り溝32上を周回するリングガーダが
構成されている。
前記つなぎ梁38,38から垂直に下した懸垂
フレーム41,41の下端に、送り溝32の溝底
にほぼ接して摺動する運搬用羽根42,42…を
取り付けていると共に各懸垂フレーム41及び運
搬用羽根42はそれぞれ斜材43…でバツクアツ
プする形に補強し、もつて送り溝32中にかき落
された石炭等粒状収容物20はリングガーダの周
回移動と共に運搬用羽根42がすくうように押し
運び搬出孔に排出させる構成とされている。
第7図に示したようにリングガーダのつなぎ梁
38,38間には回転機45を設置し、その下向
きの回転軸45aの下端に、サイロ床面17上を
摺動し、かつ隙間18を通じてずり出した石炭等
粒状収容物20の山22中へ一定の深さ食い込み
それを送り溝32中へかき落すかき出し羽根46
が取り付けられている。
なお、リングガーダは、第6図に示した第1実
施例のものと同様な構成の駆動装置により一方向
に周回される。また、かき出し羽根46はやはり
第5図,第6図に示したスクレーパの構成であつ
ても良い。
本実施例の場合は、リングガーダを一方向にゆ
つくりと周回させると同時に回転機45を始動し
てかき出し羽根46を比較的低速で回転させ、か
き出し羽根46で石炭等粒状収容物20の山22
をかき崩して送り溝32中へ落し込む。その一方
で、リングガーダの周回と共に送り溝32中を移
動する運搬用羽根42で送り溝32内の石炭等粒
状物をその溝に沿つて押し運び、少なくとも1周
する間に送り溝32の底面に閉口させた搬出孔に
送り込むのである。
(発明が奏する効果) (1) 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この発明の周辺取出式サイロは、サイロ内
に収容した石炭等粒状物20の重量のほとんど
全部を、中央コーン19及びサイロ床面17に
より直接地盤で支持するので、サイロ筒身の鉛
直負担を著しく軽減でき、その分サイロ筒壁1
3を薄く軽量な構造とすることができ、大規模
サイロとしての適性がある。
(2) また、支持リング10より下方のサイロ筒壁
は薄肉の金属醜筒体16として軽量に安価に構
成でき、しかも該金属製筒体16を加振するこ
とにより、ブリツジ現象を確実、容易に解消で
きる。
(3) 石炭等粒状収容物20は、サイロ下端部の隙
間18を通じて全周にわたり広い間口で取り出
せるし、垂直な金属製筒体16と安息角より大
きい傾角θの中央コーン19によりブリツジ現
象等による詰まりの虞れもなく、完全な先入れ
先出しを円滑に行なうことができ、石炭等粒状
収容物20のいわゆる死蔵を生ずることは決し
てない。
(4) サイロ内容積にデツドスペースを生せず、貯
蔵能力が大きい。
(5) 払い出し機30は、サイロの外部である金属
製筒体16と受け柱11とが形成する空間スペ
ースを活用して設置されているから、石炭等粒
状収容物20の重量は一切負担せず、軽負荷で
経済的に効率良く駆動でき、動力の無駄がな
い。
また、空間スペースの余裕があるから何時で
も必要なメンテナンスを容易に行なうことがで
きる。
(6) 払い出し機30は、リングガーダーを一定方
向に周回させるだけの一つの動力で運転できる
ので構造を簡単にして安価に設置できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来サイロの異なる例を簡単
に示した説明図、第4図はこの発明に係るサイロ
の構造を簡単に示した垂直断面図、第5図は同前
のサイロを一部破断して示した鳥観図、第6図は
払い出し機の斜視図、第7図は異なる払い出し機
を拡大して示した平面図、第8図、第9図は第7
図のA―A、B―B断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 支持リング10より上方のサイロ筒壁1
    3は、支持地盤上に設置した支持リング10よ
    り大径の連結リング12と支持リング10との
    間に設けた受け柱11により支持リング10を
    介して高架されており、 (ロ) 支持リング10より下方のサイロ筒壁はほぼ
    均等直径の金属筒体16で形成し、該金属製筒
    体16はその上端を前記支持リング10に剛結
    して懸垂支持されており、 (ハ) 前記金属製筒体16の下端とサイロ床面17
    との間には石炭等粒収容物20の取出しに必要
    限度の間隔Sの隙間18が金属製筒体16の下
    端全周にわたり形成されており、 (ニ) サイロ内底部には前記金属製筒体16と同心
    配置で、かつ石炭粒状収容物20の安息角より
    大きい傾角θの円すい形をなす中央コーン19
    が設置されており、 (ホ) サイロ床面17は、前記隙間18からずり出
    た石炭等粒状収容物20がその安息角に基いて
    形成する山22の裾部分22aまでを略水平な
    平面として形成されており、 (ヘ) 前記サイロ床面17の外周に石炭等粒状収容
    物20のかき落し及び運搬に必要とされる幅及
    び深さの送り溝32を設け、該送り溝32の溝
    底に搬出孔を少なくとも1個設けてあり、 (ト) 前記送り溝32の上方部分に設置された一定
    方向に周回するリングガータと、前記隙間18
    からずり出た石炭等粒状収容物20を送り溝3
    2へかき落す配置でリングガーダに取り付けた
    かき出し羽根46と、送り溝32内の石炭等粒
    状収容物20をすくいながら運ぶ配置で同じく
    リングガーダに取り付けた運搬用羽根42とか
    ら成る 払い出し機30が設置されている、 ことを特徴とする周辺取出式サイロ。 2 特許請求の範囲第1項に記載した払い出し機
    30のリングガーダは、送り溝32の外周壁31
    の上に敷設したレール33上を走る車輪39と、
    金属製筒体16の下端外周部に設けたレール35
    上を走る車輪40とをもつて送り溝32上をサイ
    ロと同心に周回する構成とされており、かき出し
    羽根46は回転羽根又はスクレーパであることを
    特徴とする周辺取出式サイロ。
JP56125489A 1981-08-11 1981-08-11 周辺取出式サイロ Granted JPS5826737A (ja)

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JP56125489A JPS5826737A (ja) 1981-08-11 1981-08-11 周辺取出式サイロ

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JPS5826737A JPS5826737A (ja) 1983-02-17
JPS6127296B2 true JPS6127296B2 (ja) 1986-06-25

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ID=14911353

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JP56125489A Granted JPS5826737A (ja) 1981-08-11 1981-08-11 周辺取出式サイロ

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JPS59192037U (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 川崎重工業株式会社 大型貯槽におけるサ−キユラ型搬送装置
JPS60159735U (ja) * 1984-04-03 1985-10-24 株式会社竹中工務店 円形サイロの円周払い出し装置
JPS63185728A (ja) * 1987-01-28 1988-08-01 Osamu Yoshikawa 粉体フイ−ダ−

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JPS5826737A (ja) 1983-02-17

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